野菜で糖尿病を克服 

野菜の摂取を促す「みやぎベジプラス100」

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 宮城県では、20~40歳代の県民の野菜の摂取量が、目標の1日350gに対し100g不足している。糖尿病やメタボリックシンドロームの割合も全国より高い水準にある。

 そうした現状を打破しようと、県は野菜の摂取と減塩を促すはじめてのキャンペーン「みやぎベジプラス100&塩eco」を開始した。全県で栄養士会や民間企業などと連携し、食生活の改善を呼びかけている。

野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維が含まれる

 野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富に含まれている。厚生労働省が提唱する「健康21」(第二次)では、1日に350g以上をとることが勧められている。しかし、厚労省の最近の調査によると、日本人は野菜を平均で288gしかとっていない。

 また、食物繊維は消化されずに、小腸を通って大腸まで達する食品成分。便秘の予防をはじめとする整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能が明らかになっている。

 日本人の平均食物繊維摂取量は、1950年代では1日20gを超えていたが、食生活の欧米化やライフスタイルの変化に伴い、年々低下しつつある。現在の食物繊維の平均摂取量は14gだ。

宮城県の野菜摂取量は目標を下回っている

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 宮城県の調査によると、20~40歳代の県民1人当たりの野菜摂取量は1日250~270gで、目標値である350gを大きく下回り、全国平均に比べても少ない。また、塩分摂取量は男性 11.5g、女性 9.5gで目標値(それぞれ8g未満と7g未満)を大きく上回っている。

 そうした現状を打破しようと、県は野菜の摂取と減塩を促すはじめてのキャンペーン「みやぎベジプラス100&塩eco」を開始した。

 野菜を1日350gといわれても、実際にどれくらいの量なのか、想像ができないという人もいるかもしれない。ホウレンソウのおひたし 70g、野菜いため 140g、具だくさんのみそ汁 70g、冷やしトマト 70gをすべて合わせると、野菜350gになる。

 減塩については、ラーメンなどの麺類の汁を残すだけでも効果がある。ラーメン1杯の食塩量は約5g。ドレッシングやしょうゆなどの調味料も控えめにする。加工食品にも塩分は多く含まれるので、間食などでなるべく食べないようにする。

「野菜! あと100g」「減塩! あと3g」

 キャンペーンでは、県民の健康への意識を高め、野菜を現状より100g多く摂取する「野菜! あと100g」、食塩の摂取量を3g減らす「減塩! あと3g」の実現を目指している。

 11月にはイベントの開催や企業とコラボしたメニュー提案。また、県内のスーパーなどで野菜そうざいにベジプラスシールを貼ったり、河北新報発行の県の食と食文化のマガジン「しゅん」へのコラム掲載や、インスタグラムを利用したキャンペーンなども展開している。

 参加企業は味の素やカゴメ、ローソンなど10社。県栄養士会、やぎ野菜ソムリエの会もサポーターとして後押しする。県内のスーパー10店舗で、野菜120g以上、食塩相当量3g以下の減塩弁当「グリルチキンと旬野菜の彩りベジBOX」を販売。ローソンは仙台市内の店舗で、野菜の総菜にロゴマークのシールを貼ってPRしている。

メタボは全国ワースト3位 糖尿病も重症化

 宮城県の糖尿病の総患者数は、2014年の患者調査によると約6万2,000人。糖尿病腎症が原因で新たに透析を始めた患者は303人で、2010年の215人から倍増し、糖尿病の重症化が進んでいる。

 また、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の該当者は9万6,482人(17.2%)で、全国ワースト2位。予備群も6万7,898人(12.1%)で、両者を合わせると割合は29.3%になり、沖縄県の32.1%、福島県の29.6%に次ぐ全国ワースト3位となっている。今後、糖尿病の発症や重症化が進むと予想されている。

 糖尿病は、初期の段階では自覚症状が乏しく、健診や医療機関の受診につながりにくい。

 宮城県保健福祉部健康推進課では、「糖尿病を放置したまま、糖尿病網膜症や腎症などの合併症の症状からあらわれてから受診し、はじめて糖尿病と診断される人も少なくありません。食生活などの生活習慣の改善や、健診を定期的に受けることの重要さについて知ることが大切です」と述べている。

みやぎベジプラス100 公式サイト(宮城県)

平成28年度「県民健康・栄養調査」(宮城県)

食材王国みやぎ

[ Terahata ]

日本医療・健康情報研究所

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糖尿病は1度なったら一生治らない?

第18回 糖尿病の「合併症」の怖さを正しく理解する

2018/11/27

ダイエットやメタボ対策の定番になった“緩やかな糖質制限”ロカボ。このロカボを提唱したのが糖尿病専門医の山田悟さんです。本連載では、「食べる喜びをしっかり味わいながら健康になる」ことが何よりも大事、と話す山田さんが、ロカボについて医学的根拠から説き起こし、わかりやすく伝えていきます。今回は、糖尿病が「恐ろしい病気」と言われるゆえんである「合併症」について話していただきます。

 

気づかないうちに進行する糖尿病の「合併症」の怖さ

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透析導入の原因の第1位は糖尿病だ。(c)Tyler Olson-123RF

 

 前回は、私が臨床現場で向き合っている「糖尿病」の現状についてお伝えしました。最新の「平成28年国民健康・栄養調査」による推計では、日本の糖尿病患者は過去最多となっています。糖尿病予備群は減少傾向にあるものの、成人男性では、いまだに3割の方が糖尿病かその予備群である、という状態です。

 さらには、統計データでは見逃されている「食後高血糖」の状態である人も多くいることが推定されます。なのに、糖尿病が強く疑われていても「治療を受けていない人」が少なくなく、40代男性では5割近くにも及ぶ、ということが大問題である、ということをお伝えしました。

 では、糖尿病が疑われているにもかかわらず治療を受けていない人、また、治療を途中でやめてしまう人には何が起こるのでしょうか――。その答えは「合併症」です。放置すると、合併症のリスクがどんどん高くなっていくのです。

 とはいえ、読者の多くの方は、「合併症」といってもピンと来ない方も多いのではないでしょうか。糖尿病で本当に恐ろしいのは、糖尿病そのものよりも、糖尿病を発端として発症する合併症なのです。例えば、前回も少し触れた、人工透析による治療が必要となる腎不全は糖尿病の合併症の一つです。今回は、合併症について詳しく解説しましょう。

 

細い血管が傷つくことで起こる「3大合併症」

 糖尿病とは、血糖値が高い状態が続くことによって、体中の血管が内側から傷んでいく病気です。

 血管は全身に栄養を運び、老廃物を回収していますが、血液中の糖の濃度が高い状態となると、血管が傷ついたり、詰まったりして、血流が滞ります。高血糖によって血管とそこからつながる臓器が障害を受けていくのが、合併症なのです

 「糖尿病は合併症のデパート」という言葉があるほど、糖尿病は実にさまざまな合併症をもたらします。その中で「糖尿病の3大合併症」といわれているのが、「細小血管合併症」と呼ばれ、細い血管が傷つけられることによって生じる、「神経」「」、そして「腎臓」の障害です。3つの頭文字をとって「しめじ」と呼ばれています。

糖尿病は1度なったら一生治らない?:“ロカボ”山田悟の糖質制限の誤解:日経Gooday(グッデイ)

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料理研究家の相田幸二さん 1型糖尿病で一時はどん底に…

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「料理研究家が糖尿病になった」

 今年1月下旬、そんなニュースがネットに流れました。ボク自身が自分のブログで病気を公表したからです。

 見出しだけで判断されたら料理研究家として致命的なマイナスですが、誤解が多い「1型糖尿病」を、少しでも多くの人に理解してもらうきっかけづくりになれば、それでいいと思いました。

 病気が分かったのは今年の正月休み中です。異変は去年12月に風邪のようなだるさから始まりました。ちょうど子供が風邪をひいていたので、「もらったかな」と考えていたんです。ただ、喉の痛みや熱もないので放置していると、喉が渇いて、一日中ペットボトルをがぶ飲みするようになりました。夜トイレに4~5回起きるといった症状も表れ、クリスマスごろには歩くのがしんどい状態になっていました。でも仕事が忙しく、病院に行くタイミングを逃したまま年末を迎え、家族で東京にやってきたのです。

 大晦日の前日になってようやく「これはただごとではなさそうだ」と思い、年末でもやっている八重洲のコンビニクリニックへ出掛けました。もちろん長蛇の列です。2時間待たされてやっと診察を受けましたが、喉の腫れも熱もないので風邪薬も出ず、「血液検査と尿検査の結果は年明けになります」と言われ、手ぶらで帰されました。

 食欲もないまま新年を迎え、数日東京で過ごした後、地元の仙台に戻ると受診したクリニックから電話があり、「ちょっと大変なので、すぐ救急車を呼んで大きな病院へ行ってください」と告げられました。

 何がどう大変だったのかというと、「血糖値が600㎎/デシリットル以上ある」とのこと。健康体なら高くても140㎎/デシリットル程度なので、まさしく異常事態です。

 総合病院の糖尿病科を受診すると即入院となって、「1型糖尿病」と診断されたのです。生活習慣病ともいわれている一般的な糖尿病は、2型糖尿病のこと。ただ、2型の中にも不摂生が原因じゃない人もいるんですけどね。

 一方の1型は小児糖尿病といわれていた病気で、原因は不明です。分かっているのは自己免疫によってインスリンを出す細胞を攻撃してしまい、インスリンが出にくくなるということ。遺伝でも食生活でもなく、防ぎようがないといわれている病気です。

 医師から「今の医学では不治の病。インスリン注射は一生です」と言われたときは、どん底に落ちました。インターネットでも「寿命が短い」とか、「合併症が出ると余命5年」といった極端に偏った情報であふれていて、「俺はもうダメなんだろうな」と思ってしまったんです。

 でも、同じ病気でも頑張っているスポーツ選手や子供たちのことを知るにつれ、意識が変わっていきました。病気の公表を決意したのは主治医から「誤解が多い病気なので、相田さんのような方が1型糖尿病を公表して周知活動していただけると、医師としても助かります」と言われたことでした。

 調べてみると、1型糖尿病は10万人に1~2人しか発症しない難病で比較的子供が多い。食前のインスリン注射をするために、年齢によっては親が学校に付き添わなければならないし、運動などで低血糖になったら糖分の補食が必要です。すると「あの子だけ特別扱い」と誤解されたりもする。

 もっといえば就職の際に「糖尿病である」と言うと語弊が生じて不採用になったり、成人すると医療費控除が外れ、月2万円前後の薬代がのしかかってくる。発症率が低いので国の研究費も少なく、寄付を募って補填しているのが現状なのです。そんなことを知れば知るほど、病気について発信したい思いが強くなりました。

 先日は、あるお母さんからお手紙をいただきました。「娘が1型糖尿病になってしまって毎日泣いていたのですが、テレビの中の“こうちゃん”が同じ病気だと知って少し元気になりました」と書いてありました。公表した甲斐があったというものです。

 この病気に食事制限はありません。必要なのはインスリンによる血糖コントロールだけ。1日1回基礎インスリンを打ち、毎食前に速効型インスリンを打ちます。ただ、インスリン1単位で血糖値がどのくらい下がるかは個人差があるので、まだ探り探りの状態です。 大好きなラーメンも、食べるときはおっかなびっくり。脂質が多く含まれるものは忘れた頃に血糖値が上昇するので怖いんです。そういう意味で丼ものやカレーは、病気が分かってからは、いまだに食べていません。「未知の食べ物」と呼んでいます(笑い)。=聞き手・松永詠美子

▽あいた・こうじ 1975年、山形県生まれ。16歳からホテルの和食部門で板前修業をし、その後サラリーマンを経て2005年に料理レシピのブログを開始する。ヤフーブログランキングで常に上位を維持するほどの人気を博し、レシピ本「こうちゃんの簡単料理レシピ」(宝島社)を発売。仙台を拠点にテレビやラジオ、雑誌などで活躍するほか、講演活動も行っている。

料理研究家の相田幸二さん 1型糖尿病で一時はどん底に…(日刊ゲンダイDIGITAL) – Yahoo!ニュース

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ロカボって何 “不摂生”でも健康になれる生活習慣

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人生100年時代のための最新健康・美容情報体感イベント「スマートリィ・エイジングEXPO」(主催・日経ヘルス、日経グッデイ、日経BP総研、2018年7月)。そこでの講演の中から、話題の糖質制限食「ロカボ」を提唱する、北里大学北里研究所病院糖尿病センター長の山田悟さんによる「正しい糖質制限(ロカボ)の勧め」をお届けする。

■カロリーは気にしない、注意すべきは糖質の量だけ

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「スマートリィ・エイジングEXPO」で講演する、食・楽・健康協会代表理事 北里大学 北里研究所病院 糖尿病センター長の山田悟さん。

 

糖尿病が先進国ならではの“ぜいたく病”だったのは20世紀の話。WHO(世界保健機関)によると、2014年の時点で世界の糖尿病患者数は4億2200万人を突破したという。「今の時代、糖尿病は普通に暮らしている庶民がかかってしまう病気なんです」と山田さんは指摘する。

糖尿病の原因となる高血糖、そして高血圧や脂質異常は、放っておくとドミノ倒しのようにさまざまな病気を発症する。この現象は「メタボリックドミノ」と呼ばれる。中でも糖尿病は病状が進むと網膜症を起こして失明したり、神経障害を起こして脚を切断するような深刻な合併症を引き起こす。最近では、日本人の最大の死因であるがんのリスクを高めることも分かってきた。

その糖尿病は代表的な生活習慣病であり、予防・改善するには生活習慣を改善することが大切になる。かつて生活習慣の改善とは節制することだったが、「それでは人生が楽しくない。“不摂生”をしながら健康になれる生活習慣がある。それが“ロカボ”です」と山田さんは笑顔を見せた。

ロカボとは、ゆるやかな糖質制限食だ。一般的な日本人は1食で90~100グラム、1日で約300グラムの糖質をとっている。ロカボでは1食の糖質を20~40グラム、糖質10グラムのスイーツも入れて、1日に摂取する糖質を70~130グラムに抑える。「ちなみに、おにぎり1個の糖質が40グラム程度」(山田さん)。

つまり、1食の糖質摂取量をざっくり半分から3分の1にすればいいわけだ。なお、カロリー制限はまったくなく、たんぱく質や脂質はおなかいっぱい食べていい。糖質にさえ注意すれば、お酒を飲んでも構わない。

■ダイエットと血糖値に加え、脂質代謝も改善

糖質制限の効果を明確にしたのは2008年、今から10年前に行われたDIRECT(ダイレクト)試験だ[注1]。肥満に悩んでいる322人を3グループに分け、3種類の食事法を2年間続けてもらった。

まず、油とカロリーを控え、当時は最も健康的と思われていた「低脂質・低カロリー食」。次に油はとってもいいがカロリー制限はある「地中海食・低カロリー食」。そして、1日の糖質を120グラム以内に抑えるだけで油やカロリーはいくらとってもいい「低糖質・カロリー無制限食」(ほぼロカボと同義)だ。

その結果、ダイエット(体重減量)に最も効果があったのは予想に反してカロリー制限のない糖質制限だった。どの食事法も体重の減量は認められたが、体重の下げ幅が最も大きいのは、カロリー制限でなく糖質制限だったのである。

「油を控えているとエネルギーを使わず、ため込みやすい体になる。一方、たんぱく質や油は早く満腹感を得られてそれが長続きするし、そしてエネルギーを燃やしやすい体になるんです」と山田さんは説明する。

ロカボの効果はダイエットだけではない。カロリー制限食を続ければ当然体重は減るが、脂質制限では血液中の中性脂肪やコレステロール値にはほとんど影響が見られなかった。ところが糖質制限をしたグループは、明らかに中性脂肪が下がり、HDL(善玉)コレステロールが増えていた。糖尿病の指標となるHbA1cは、ほかの食事法の倍程度の改善効果が見られた。

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322人の肥満の男女を3つのグループに分け、「カロリーと油を控える」カロリー制限食、「カロリーを控えて油(オリーブオイルなど)はとる」地中海食、「カロリー無制限で糖質だけを1日120g以内に抑える」糖質制限食という3種類の食事療法の効果を調べた研究が「ダイレクト試験」。2年後、3つのグループのうち、最も減量効果が高く、中性脂肪値を下げ、善玉コレステロールを増やし、HbA1cが改善したのは糖質制限食だった。

(N Engl J Med. 2008;359:229-241.を基に編集部により改編)

[注1]N Engl J Med. 2008 ;359(3):229-41

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「運動不足」は糖尿病よりも高リスク 

運動をより多く・座る時間は少なく

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 運動不足は、高血圧や糖尿病、喫煙といった健康リスクをもっている状態より、さらに健康に悪いという研究結果が発表された

ウォーキングなどの有酸素運動が寿命を延ばす

 座ったままの時間が長く、運動不足が続いている状態は、心臓血管疾患や糖尿病、喫煙習慣などのよく知られた健康リスクと同じくらい、もしくはそれ以上に体に悪い――。米国のクリーブランド クリニックがそんな研究結果を発表した。

 座ったままの時間が長い生活は、心臓病、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、および全死因死亡のリスクの上昇につながることが、多くの研究で確かめられている。

 一般的には、ウォーキングなどの中強度の有酸素運動を週に3~5回以上行うことが推奨されている。運動の強度をどのように設定するかは、患者の体感を目安にする。一般的には、”楽な”運動から始めて、”ややきつい”運動が増えるように調整することが勧められている。

 「高血圧や糖尿病のある70歳以上の高齢の方でも、運動による恩恵を受けられます。ただし、運動レベルの目標はなるべく高くした方が効果的です。そして運動を習慣として維持し、なるべく強度を高めていくよう努めるべきです」と、クリーブランド クリニックの心臓病が専門の医師であるウェル ジェイバー氏は言う。

運動強度が高いほど死亡リスクが低下

 研究には、平均年齢53.4歳の男女12万2,007人が参加した。クリーブランド クリニックの研究チームは、1991~2014年の24年間、運動習慣の有無と、どれくらいの強度で運動しているかを追跡して調査した。

 研究チームは、参加者にランニングマシンで運動してもらう実験を実施。この運動の成績と、運動習慣についての調査をもとに、さまざまな疾患による死亡と運動との関係を調べた。

 参加者を年齢、性別、BMI、運動歴、糖尿病などの治療状況などを考慮しながら、次の5つのグループに分けた。(1)運動強度が低い(下から25%)、(2)平均以下(下から25~49%)、(3)平均以上(下から50~74%)、(4)運動強度が高い(下から75~97.6%)、(5)エリート(トップの2.3%)。

 その結果、運動強度が高いほど死亡リスクが低下することが示された。70歳以上では、運動強度が高い人では、平均以上の人に比べ、死亡リスクが約30%低下した。もっとも運動強度の高いエリートでは、運動強度が高い人に比べ、死亡リスクがさらに約30%低下した。

 運動を習慣として続けている人と、運動不足の人の差は、時間が経つごとに拡大していったという。

運動を始めるのに遅過ぎることはない

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 極度の運動の強度がきつ過ぎると、心房細動や冠動脈疾患などの深刻な心臓病のリスクが上昇することを示した研究も発表されているが、クリーブランド クリニックの研究では、指導者と相談しながら行えば、安全に続けられることが示された。

 「運動を始めるのに遅過ぎることはありません。運動不足が気になっている人は、いますぐ主治医のもとを訪れて、運動の処方をしてもらうべきです」と、ジェイバー氏は強調している。

 「心疾患や心肺機能の障害、腎臓病、骨や関節の疾患などがある人は、医師のメディカルチェックを受けて、適切な運動の仕方を教えてもらう必要があります。ただし、ほとんどの人は調整すれば、安全に運動を続けられます」としている。

座ったままの時間が長いと心臓病や心臓病のリスクが上昇

 米国保健福祉省(HHS)は2018年11月に、新しい運動ガイドラインを発表した。米国人に対して、できるだけ多く体を動かし、坐ったまま過ごす時間を減らすよう訴えている。

 座ったままの時間が長い生活は、心臓病、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、および全死因死亡のリスクの上昇につながることが、多くの研究で確かめられている。

 ガイドラインでは、成人に対し活発なウォーキングなどの運動を、週に2回以上、合計で150分行うことを奨励している。ウェイトを使った運動やスクワットなどの筋力トレーニングも週に2日行うと良い。

運動により多くの恩恵を得られる 運動不足により毎年13兆円の損失

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 運動をすることで、体重は血圧値や血糖値を低下させ、インスリン感受性を改善できる。肥満の人では体重が減少し、骨の健康も改善し、生活の質が向上する。ストレスを解消し活動的な気分になるのを助け、睡眠やうつ病を改善することも実証されている。

 最近の研究では、運動は8種類のがん(膀胱、乳、結腸、子宮体、食道、腎臓、胃、肺)の予防にも役立つことが分かってきた。アルツハイマー病を含む認知症のリスクも軽減する。変形性関節症も痛みも軽減し、高齢者では、運動によって転倒や転倒による怪我のリスクも低くなる。

 たった10分間の運動でも、何もしないでいるよりは、健康にもたらす効果は大きい。短い時間の運動から始めて、徐々に運動量を増やすことが勧められている。

 HHSによると、米国人の大半は必要な運動を行っておらず、水準に達している割合は男性で26%、女性で20%にとどまる。こうしたことが毎年13兆円(1,170億ドル)の医療費の負担増につながっているという。

Cleveland Clinic Research Shows Better Cardiorespiratory Fitness Correlates to a Longer Life(クリーブランドクリニック 2018年10月19日)

Association of Cardiorespiratory Fitness With Long-term Mortality Among Adults Undergoing Exercise Treadmill Testing(JAMA Network Open 2018年10月19日)

Updated Physical Activity Guidelines for Americans Now Available(米国保健福祉省 2018年11月12日)

Physical Activity Guidelines for Americans(米国保健福祉省)

[ Terahata ]

日本医療・健康情報研究所

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糖尿病の管理に対するアーモンドの有効性を示唆

 ※このプレスリリースは2018年11月14日に米国カリフォルニア州で発表された資料の抄訳版です。

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 11月14日は、糖尿病に対する意識、教育および治療の啓発を目的とした世界糖尿病デーです。現在、世界中に4億2,500万人以上の糖尿病患者が存在し(1)、そのほとんどが2型糖尿病です。これらの患者は、心血管疾患とその合併症を発症するリスクが高くなります。1万2,000人を超える2型糖尿病患者を対象に国際糖尿病連合が行った最近の調査によると、3人に2人は心血管リスク因子があるものの、4分の1は心血管リスク因子について医師と話したことがない、または話した覚えがないということが明らかになりました(2)。

調査によると、身体活動量の増加の促進、肥満の解消、食生活の大幅な改善を含むライフスタイルの見直しは、2型糖尿病の管理に役立つだけでなく、2型糖尿病の発症リスクを大幅に低下させ、さらには投薬治療よりも長期的な効果をもたらす可能性があることが示唆されています(3)。カリフォルニア・アーモンド協会が出資して行った複数の調査では、2型糖尿病を持つ人が健康的な食事にアーモンドを加えると、心血管の健康に好影響をもたらす可能性があることがわかりました。

2型糖尿病を持ち、コレステロール値が高い50人のアジア系インド人(4)を対象にした調査では、バランスの取れた食事のカロリーの20%を素焼きのホールアーモンドで代わりに摂取すると、2型糖尿病と関係のある以下の健康指標が大幅に改善することがわかりました。

・腹囲:腹囲の過剰な脂肪と関連する健康リスクの指標

・腹囲身長比:体脂肪の分布指標

・総コレステロール:血中コレステロールの指標

・中性脂肪:心疾患リスクを高める可能性のある血中脂肪の1つ

・LDLコレステロール:動脈に沈着して閉塞の主原因となる悪玉コレステロール

・C反応性たんぱく:体内の炎症指標

・ヘモグロビンA1c:直近2~3か月の平均血糖値の指標

アジア系インド人には2型糖尿病の遺伝的素因があり、上記の結果は、2型糖尿病に関係する心血管リスク因子にアーモンドがさまざまな好影響をもたらすことを示しています。

2型糖尿病を持ち、心臓に配慮した食事をしている33人の中国人を対象にした別の調査では、1日あたり60gのアーモンドを摂取すると、血糖値の維持と心血管疾患因子に対してどのような効果があるかを調べました(5)。アーモンドを加えた食事の方が全体的な栄養価は高くなる一方、いずれの食事(アーモンドあり、なし)でも、期待どおりに血糖値およびほとんどの心血管リスク因子を改善することはありませんでした。しかしながら、2型糖尿病を十分にコントロールしている参加者グループでは、アーモンド摂取者の空腹時血清グルコース値(絶食後の血糖値の指標)が6%低下し、HbA1c(直近2~3か月の平均血糖値の指標)が3%低下したことがわかりました。

こうした結果は、健康的な食事にアーモンドを加えると、2型糖尿病をよりよくコントロールしている人の場合、長期的に血糖値が改善される可能性があることを示唆しています。

  2型糖尿病のコントロールが不良の21人のアメリカ成人を対象に行ったランダム化対照臨床試験(6) では、12週間にわたって食事に1.5オンス(約43g)のアーモンドを加えると糖尿病および心疾患リスク因子にどのような効果があるかを調べました。アーモンド摂取グループ(n=10、平均年齢57.8歳)の参加者では、アーモンド非摂取グループ(n=11、平均年齢54.7歳)と比較して、心疾患リスクの上昇に関係する炎症マーカーすなわちC反応性たんぱく(CRP)のレベルが30%近く下がりました。炎症は、心疾患、糖尿病およびその他の慢性疾患においてある種の役割を果たすと考えられており、2型糖尿病を持つ人の場合、CRPの上昇は心血管疾患のリスク上昇とつながりがあります5。

総合的に見て、グリセミック指数が低く、腹持ちの良いタンパク質(28g中6g)、満腹感のある食物繊維(28g中4g)、良質の脂肪、およびビタミンE(28g中7.3mg)、マグネシウム(28g中76mg)、カリウム(28g中210mg)などの重要ビタミン、ミネラルなどの栄養素をまとめて摂取できるアーモンドは、その用途の広さだけでなく調理形態の豊富さもあり、2型糖尿病を持つ人が健康的な食事計画を立てるために、賢いスナックの選択肢となるでしょう。

 

カリフォルニア州のアーモンドについて

カリフォルニア州のアーモンドは、ビタミンEとマグネシウムが特に豊富で、手のひら一杯のアーモンド(約28gまたは23粒)には、タンパク質6g、食物繊維4gが含まれる栄養豊かで健康によい自然食品です。カリフォルニアのセントラルバレーでは6,500人以上がアーモンド栽培に従事しており、セントラルバレーは米国で唯一、アーモンド栽培が商業的に成功している地域です。アーモンドはカリフォルニア州の農作物の中でも第2位という高い販売額を誇り、世界のアーモンドの80%がカリフォルニア産です。カリフォルニア州のアーモンド農場の大半は100エーカー(約40ヘクタール)未満で、約90%が3世代から4世代続くファミリー農場です。

1950年にこれらのアーモンド農場がそれぞれの資源を統合して資金を集め、現在のカリフォルニア・アーモンド協会の基盤が築かれました。カリフォルニア・アーモンド協会は、米国農務省が監督する連邦政府の販売規制対象となる非営利団体です。

カリフォルニア・アーモンド協会について

カリフォルニア・アーモンド協会は、米国農務省の監督下にあるアーモンド生産者・加工業者を代表する組織として1950年に設立されました。国内外におけるアーモンドに関する知識の普及と品質管理を使命として、マーケティング、生産過程や環境への取り組みに関する研究、食品の品質・安全性に関する各種プログラムの推進、業界全体に関する各種データの分析と情報提供を主な活動としています。毎年、出荷可能なアーモンドの重量に基づき、生産者からの出資を得て、活動しています。

カリフォルニア・アーモンド協会は、生産とマーケティングに関する調査・研究で、アーモンド生産者を支援しています。1973年以降、アーモンドの生産、品質、安全、栄養、および農業の環境に関する調査・研究に4,200万ドル以上の資金を提供してきました。これらの調査・研究によってさまざまな進化がもたらされ、継続的に改善に取り組む精神が培われた結果、アーモンド栽培の効率と生産性が向上し、価値のある資源に対する管理方法も強化されました。水の効率的な利用、廃棄物の再利用、二酸化炭素排出量削減、蜂の健康などに関するカリフォルニア・アーモンド協会の活動の詳細については、詳細は公式WEBサイトおよびFacebook、Twitter、Instagramをご覧ください。

糖尿病の管理に対するアーモンドの有効性を示唆 – SankeiBiz(サンケイビズ)

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ストレスが糖尿病リスクを上昇させる 

ストレス対処が必要

精神的ストレスで女性の2型糖尿病リスク上昇

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 肥満や高血圧、座りがちな生活習慣などは、2型糖尿病発症のリスク因子であることが広く知られている。しかし、女性では精神的なストレスもその発症に関与している可能性があることが、米カリフォルニア大学のJonathan Butler氏らが実施した研究から明らかになった。

 研究の詳細は、米国心臓協会年次集会(AHA 2018、11月10~12日、米シカゴ)で発表された。

 米疾病対策センター(CDC)の調べによると、米国では2015年時点で2型糖尿病患者は3,030万人と推計され、うち1,200万人が65歳以上の高齢者とされている。また、2型糖尿病のリスク因子に関しては、糖尿病の家族歴や年齢、肥満や高血圧といった従来の要因以外についても研究が進められている。

 しかし、精神的ストレスと2型糖尿病との関連について検討した研究の多くは、職場のストレスや抑うつ症状、不安など個々のストレス因子に焦点を当てたものや、ある一定期間のみに実施されたものだった。

 そこでButler氏らは、高齢の女性を対象に、さまざまなストレス因子と糖尿病リスクの関係を経時的に検討する観察研究を実施した。

 同氏らは、Women’s Health Studyに参加した女性医療従事者のうち心疾患の既往がない2万2,706人(平均年齢72歳)を対象に、急性および慢性のストレス因子に関する情報を収集し、平均3年間にわたり追跡した。急性ストレスには否定的でトラウマとなる出来事などが、慢性的なストレスには仕事や家族、人間関係、金銭問題、近所づきあい、差別などに関係するストレスなどが含まれた。

 解析の結果、トラウマとなる出来事などの急性ストレスと家庭や職場の慢性ストレスはいずれも、ストレスレベルが最も高い女性では、新たに2型糖尿病を発症するリスクが倍増することが分かった。

 これらの結果について、Butler氏は「従来知られているリスク因子と同様に、心理社会的なストレスも糖尿病のリスク因子として重視する必要がある」と述べている。また、研究の責任者を務める同大学内科教授のMichelle A. Albert氏は「公衆衛生上の観点から、糖尿病リスクを評価する際には心理社会的ストレス因子についても調べる必要があるだろう」と指摘している。

 精神的ストレスと糖尿病リスクとの関係に詳しい米ジョンズ・ホプキンズ大学内科教授のSherita Hill Golden氏は、今回の結果について、「糖尿病の発症予防には、精神的ストレスなど従来とは異なるリスク因子も考慮することの重要性が浮き彫りになった」と評価している。

 また、同氏は「糖尿病予防には生活習慣への介入が有効だが、失業や家族の介護などで精神的なストレスがたまれば健康的な生活習慣を守るのも難しくなる。そのため、患者の社会生活についても尋ね、必要な場合はカウンセラーやソーシャルワーカーを紹介する必要がある」と述べている。

AHA: Stress May Raise Type 2 Diabetes Risk in Women

Press Release

[2018年11月6日/American Heart Association] Copyright is owned or held by the American Heart Association, Inc., and all rights are reserved. If you have questions or comments about this story, please email editor@heart.org.

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[ Terahata ]

日本医療・健康情報研究所

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疎遠だった父と糖尿病の息子の物語、

監督が独立系映画ならではの苦労を明かす

2018年11月19日 23時02分

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映画『ウェイトレス(原題) / Weightless』より – Paladin

 

 映画『グローリー/明日への行進』『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』など数々の秀作に出演してきた演技派俳優アレッサンドロ・ニヴォラ主演の映画『ウェイトレス(原題) / Weightless』について、ジャロン・アルバーティン監督が11月8日に電話インタビューに応じた。

【作品写真】『ココ・アヴァン・シャネル』でのアレッサンドロ

 郊外のゴミ処理場で働くジョエル(アレッサンドロ)はある日、こつぜんと姿を消した元妻の代わりに、疎遠だった小学生で糖尿病の息子ウィル(イーライ・ヘイリー)を引き取ることになる。なかなか打ち解けない二人だったが、やがてジョエルはウィルのために大きな決断に迫られていく。脚本は、映画『HUNGER/ハンガー』のエンダ・ウォルシュが、アルバーティン監督やシャーロット・コルバートと共同執筆。アルバーティン監督にとって、今作が長編監督デビュー作となる。

 

 

 数々の舞台劇を手掛けてきたエンダとの共同執筆の経緯について、アルバーティン監督は「僕とシャーロットがオリジナルの脚本を書いていたとき、エンダはミュージカル版『ONCE ダブリンの街角で』の舞台を終えたばかりだったんだ。今作を手掛けたプロダクションの製作陣が、僕らの脚本をエンダに見せると、脚本を気に入ってくれた彼は、僕と朝食をとりながら脚本について話していくうちに、脚本家として参加してくれることを決めてくれたんだよ。それから彼は、今作の撮影現場となったニューヨーク州グロヴァーズヴィルに来て、現地を歩き回りながら脚本を改稿してくれたんだ」と明かした。

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体中にシールを貼った息子ウィルの衝撃的なビジュアル – Paladin

 

 全く演技経験のなかった息子ウィル役のイーライの抜てきについては、「イーライのような肥満の子役を探すのは、意外に簡単なことじゃなかったよ。そこで、ダイエット番組『ザ・ビッゲスト・ルーザー(原題) / The Biggest Loser』の子供版や、撮影近くのニューヨーク州のアップステート(北部)のローカル地域などで、少し肥満気味の少年を探したんだ。今作ではウィルが裸の上半身を見せるシーンがあるため、肥満の少年にとって、恥ずかしがらずに演じられる子役を探さなければいけなかったのが難しかったね。最終的にイーライに決めたのは、肥満な体型だけでなく、(演技経験がないことで)自然な演技ができたからだ。大概の子役は、それまでに何度も異なった作品で演技を経験してきて、撮影に入るとあまりリアルな演技にならないこともあるからね」その通り、イーライは子役とは思えない存在感のある演技を本作で披露している。

 

 初の長編監督作として困難だったことを聞いてみると、「かなりスローペースのストーリーで、父親と息子の関係を描いている作品なんだ。そんな内容をもともとCM作品しか経験のない僕が初監督する。まずは人々に興味を持ってもらい、資金調達することに苦労したよ。ストーリーをあえて明確にせず、観客に解釈を委ねた内容でもあったから、さまざまな作品で経験を踏んできたアレッサンドロが主演することに決まるまでは、本格的に始動することができなかったんだ」と独立系映画ならではの苦労を明かした。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

疎遠だった父と糖尿病の息子の物語、監督が独立系映画ならではの苦労を明かす – シネマトゥデイ

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【食と健康 ホントの話】

糖尿病の発症要因に「マグネシウム不足」

2018.11.19

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  2. 横田邦信医師
 前回は、マグネシウム不足が循環器疾患、とくに狭心症や心筋梗塞のリスクを高めていること、そしてマグネシウム不足は、戦後の日本人が大麦や雑穀などを食べなくなったため起こっていると説明した。

 今回は、マグネシウム不足が糖尿病の発症にも関係していることを説明したい。

 東京慈恵会医科大学客員教授(糖尿病専門医)の横田邦信医師がマグネシウムに目をつけたのは、以前から糖尿病の発症要因とされているものだけでは、日本人が欧米人より太っていないのに糖尿病になりやすいことを説明できない、と疑問に感じたのがきっかけだという。

 「戦後の食生活の欧米化、肥満、運動不足。これらが〈インスリン抵抗性〉をもたらす、というのが現在の糖尿病発症の定説です。肥満、とくに腹部肥満がインスリン抵抗性をおし進めることは事実ですが、それでは欧米人より肥満度が低くても糖尿病になりやすい日本人の特性を説明できないのです」

 インスリンは、血液中のブドウ糖(血糖)を下げる唯一のホルモン。血糖値が常に高いと、全身の血管がダメージを受けてさまざまな合併症が起こる。そのため、インスリンがきちんと働いて血管のダメージを回避することが大切だ。

 インスリン抵抗性とは、その大事なインスリンは十分分泌されているものの、効き目が悪い状態のこと。そのため高血糖が長く続くとインスリン抵抗性がさらに憎悪し、同時にインスリンそのものが十分に分泌され難くなる〈インスリン分泌(能)低下〉も起こる。さらにそのままの状態を放置し常に高血糖の状態になると、糖尿病になってしまうのだ。

 マグネシウムには、そのインスリン抵抗性と分泌(能)低下の両方を改善させる働きがあると考えられている。

「戦後の日本人の食生活は、完全に欧米化したわけではなく、脂肪の摂取量は増えて、穀物の摂取量は減っているのが特徴です。私はこれを“食生活の半欧米化”と呼んでいますが、そこから穀物由来の食物繊維の激減に着目し、昔は同時に多く摂っていたはずのマグネシウムの慢性的な摂取不足が、糖尿病の発症要因の一つではないかと考えたのです」

 食物繊維を含む食物には、基本的にはマグネシウムも含まれている。健康に気を使う人なら食物繊維を多く摂ることを心がけているはずだが、やはりそれだけでは食物繊維もマグネシウムも不足している。厚労省「日本人の食事摂取基準」では、マグネシウムの1日摂取推奨量は30~49歳の男性で370ミリグラム、50~69歳は350ミリグラム。しかし実際の平均摂取量は100ミリグラム以上少ないと横田医師は言う。

 現在マグネシウム不足と糖尿病の発症リスクの関係は欧米で明確にあることが示され、そのメカニズムも明らかになってきている。日本でも大規模研究がいくつか行われているが、2013年の久山町研究(福岡県)では、2型糖尿病発症はマグネシウム摂取量の上昇に伴い低下することが、17年の高山研究(岐阜県)では、マグネシウム摂取量の増加は女性の糖尿病発症リスクを低下させることが報告されている。

 マグネシウムは、食品から摂る分には上限はないので全粒穀物や別表の食品を意識して食べてほしい。

(医療ジャーナリスト・石井悦子)

 ■マグネシウムが多い主な食品

 あおさ/あおのり/わかめ/てんぐさ/ひじき/なまこ/納豆/がんもどき/油揚げ/しらす干し/いわし丸干し/桜えび/あさり/きなこ/いりごま/アーモンド/切り干し大根/枝豆/オクラ

【食と健康 ホントの話】糖尿病の発症要因に「マグネシウム不足」 (1/2ページ) – zakzak

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「糖尿病」を予防するためのヒントと

リスクを上げる意外なNG習慣

MYLOHAS 2018年11月18日 20時0分

2018年11月18日 20時0分

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すい臓が作るホルモンのインスリンがうまく働かず、高血糖な状態が続いてしまう「糖尿病」。

「糖」の字が入っていますが、砂糖の摂りすぎが原因とは限りません。

自分にはまだ関係ない? いえいえ、糖尿病は生活習慣と大きく関わっています。予防法をチェックしてみましょう。

糖尿病を予防する7つの方法と、血糖値を自然に下げる7つの食品とは?

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糖尿病を予防する(もしくは遅らせる)方法と、血糖値を下げる食品をご紹介。

朝はパン、昼はパスタ、夜は丼ものと、炭水化物ばかり摂っていませんか? 朝ごはんを食べずに晩ごはんをがっつり食べていませんか?

そんな人はできるところからすぐ取り入れてみましょう。

糖尿病を予防する7つの方法と、血糖値を自然に下げる7つの食品とは?

糖尿病のリスクを上げる意外な食習慣

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糖尿病のリスクを上げるのに、あまり話題になっていない日常行動があるそう。

例えば、この記事であげる5つの食習慣。無害に思えますが、やめると2型糖尿病になるリスクが下がる可能性があるそうです。

糖尿病のリスクを上げる意外な食習慣

あなたは大丈夫? 糖尿病予備軍の見過ごせないサイン7つ

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糖尿病予備軍とは、血糖値が正常より高いけれど、糖尿病と見なされるほどではない状態」のこと。

糖尿病予備軍になりそう(あるいは、もうなっている)と気づくヒントになる行動パターンや変化があるそうです。7つのサインを見過ごさないで。

あなたは大丈夫? 糖尿病予備軍の見過ごせないサイン7つ

グルテンフリーで、糖尿病のリスクが上がる? 意外な行動6つ

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まさかと思うような、糖尿病につながりかねない驚きの行動6つをピックアップ。一見どれも、糖尿病との関連が考えづらいものばかりです。

グルテンフリーに挑戦中の人や、マウスウォッシュを使う人は要チェック!

グルテンフリーで、糖尿病のリスクが上がる? 意外な行動6つ

ヘルシーそうでも意外とNG? 糖尿病なら避けたい食べ物7種(前編)

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糖尿病の人にはどんな食べ物が特によくないのでしょう?

ポイントは「ヘルシーそう」なイメージに騙されないこと。糖尿病ではない人も役立つ豆知識です。

ヘルシーそうでも意外とNG? 糖尿病なら避けたい食べ物7種(前編)

文/寺田佳織(マイロハス編集部)、image via shutterstock

「糖尿病」を予防するためのヒントとリスクを上げる意外なNG習慣 – Peachy – ライブドアニュース

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紺野あさ美、気にしている妊娠糖尿病について語る

「1人目の時に再検査まで行った」

2018.11.17 21:00

 

 11月14日に第2子の妊娠をアメブロで発表した元テレビ東京アナウンサーの紺野あさ美が、15日に自身のアメブロを更新。自身が気にしているという妊娠糖尿病について語った。

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紺野あさ美オフィシャルブログより

 

 この日紺野は「2人目妊娠の体重推移は今のところ問題ない範囲で来ているものの 前回、1人目の時に再検査まで行った妊娠糖尿病が少し気になるので、、(再検査の結果基準値内で大丈夫でしたが)」と明かした。

 また、「甘いものも炭水化物も食べているけど あまりにも多く続き過ぎないようには意識したいなと。。ストレスにならないようほどよく…」と心がけているようで、次の妊婦健診について「ちょっとドキドキ」と心境をつづった。

 さらに「昨日から、たくさんLINE貰ったり旧職場におじゃましたり」と2人目の妊娠を祝福されているようで、「いつも家で娘と2人ブンバボーーン!と歌ったりしている間に1日過ぎていくなかで…この2日間はすごく多くの人と交流してる感に包まれています笑 友達のみんな、本当LINEとかありがとう」と感謝の言葉をつづった。

紺野あさ美、気にしている妊娠糖尿病について語る「1人目の時に再検査まで行った」 | AbemaTIMES

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青く光る松本城 糖尿病予防PR

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 「世界糖尿病デー」に合わせ、国宝松本城(松本市丸の内)が十四日、啓発キャンペーンのシンボルカラーの青色にライトアップされ、幻想的なたたずまいを見せた。

 長野中央病院と県糖尿病対策推進会議が、二〇〇八年から毎年行っている。糖尿病予防や治療継続の重要性を周知するのが狙い。

 午後五時ごろ、城に青色の光が当てられると、通り掛かりの人たちが足を止め、スマートフォンなどで写真を撮っていた。

 帰宅時や散歩でよく松本城の近くを通るという大学一年の白石陽美さん(19)は「いつもの白いライトアップと違って、静かな雰囲気で落ち着く。少しでもこの啓発が糖尿病患者の減少につながったらいいですね」と話した。

 (松本貴明)

青く光る松本城 糖尿病予防PR:長野:中日新聞(CHUNICHI Web)

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6人に1人!日本の「糖尿病の常識」は大間違い

今日11月14日は「世界糖尿病デー」。日本の糖尿病の有病者は約1000万人、予備群は約1000万人、合わせて約2000万人の「国民病」ともいうべき状況になっている。日本の糖尿病治療の問題点について、『男・50代からの糖質制限』の著者・江部康二医師が語る。

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■糖質制限食は13年の長期トレンドで普及

私は2005年に、日本初の糖質制限食に関する著書『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』を刊行しました(2014年に『主食を抜けば糖尿病は良くなる! 新版』としてリニューアル)。13年前、あの本を読んだ方のほとんどが、「米やパンを食べないなんて食事じゃない」と言っていたものです。日本糖尿病学会の重鎮の学者や専門医たちも、こぞって反対していました。

それが今では、多くの糖尿病患者にとって糖質制限食は常識になっています。糖尿病でない人たちにも「糖質オフはダイエットによい」ということが広く知られています。ちまたには糖質オフ食品があふれるなど、食産業にも大きな影響を与えました(「急拡大する『糖質制限』市場が日本を救う!」)。もはや糖質制限食は、日本の「食」そのものを大きく変えるメガトレンドになっているのです。

それでもいまだに、ほかのダイエット法や健康法のような1つの「ブーム」と位置づけたがる人がいます。しかし、13年間にわたって着実に普及してきたわけで、ブームの域をとっくに超えています。糖質制限食の考え方がシンプルな真実だからこそ、これほどの大きな流れになったと考えています。糖質制限の正しさを裏づける世界的な研究が次々と発表されていますが(「糖質制限論争に幕? 一流医学誌に衝撃論文」)、この流れは今後ますます加速していくでしょう。

もっとも、まだ少し誤解があるようで、ときどき、糖質制限食の有効性と安全性について根拠のない反論をする人がテレビや雑誌などに登場します(「エビデンスなき糖質制限論争は意味がない」)。けれど、そうした反論をしている人は、かつてのような糖尿病学会の重鎮ではありません。ほとんどが糖尿病を専門としていない不勉強な人ばかりです。

 私としては、「ああ、ここまできたな」と隔世の感があります。

■糖質制限食を正式に認めたアメリカ糖尿病学会

 この流れを決定的にした出来事はいくつかあるのですが、そのうちの大きな1つは、2013年10月にアメリカ糖尿病学会(ADA)が『成人糖尿病患者の食事療法に関する声明』を発表し、糖質制限食を正式に認めたことでした。糖尿病の患者さんは、地中海食、脂肪制限食、ベジタリアン食、高血圧脂肪食、そして糖質制限食の5つから選んでよいことになったのです(*)。

(*)Alison BE, Jackie LB, et al: Nutrition Therapy Recommendations for the Management of Adults With Diabetes. Position Statement. Diabetes Care. Nov; 36(11): 3821-42, 2013.

 アメリカ糖尿病学会は2007年までは、糖質制限食の有効性を否定していました。それから、糖尿病についての決定的に重要な数々の研究が行われたのです。2008年には肥満を伴う2型糖尿病患者に1年間の限定で初めて糖質制限食を容認し、2011年にはその限定が2年間に延長されました。これらの歴史的経過を踏まえて、アメリカ糖尿病学会は新たにわかった研究事実を検討した結果、2013年10月、糖質制限食を正式に認めたわけです。

 このことは、糖質制限食の有効性が科学的に証明されたと、アメリカ糖尿病学会が認めたということを意味していました。

これは、日本糖尿病学会の主流派の皆さんにとっても衝撃だったでしょう。その日から、反対していた重鎮の学者たちも態度を変え始めました。かつて批判的であった日本糖尿病学会の理事長まで、2015年から糖質制限食を取り入れるようになっているのです(「糖尿病1000万人時代! 『糖質制限』を徹底せよ」)。

 ところが残念なことに、日本糖尿病学会はいまだ正式には、糖尿病治療食として糖質制限食を認めていません。このため糖尿病専門医でも、従来のカロリー制限食しか指導しない人がまだまだ多いのが現実です。

 しかし、糖質の摂取比率が60%にもなるカロリー制限食では、治療効果が出ているとは到底いえません。速やかに食後血糖値が改善する糖質制限食を指導してもらえないことによる患者さんの不利益は、深刻なものがあります。いまだにカロリー制限だけを指導し続けるのは、もはや「犯罪的」ではないかとさえ考えています。

 なぜなら、糖質制限食を導入したアメリカとの比較で、次にご説明するような結果が出てきているからです。

■糖尿病合併症が減ったアメリカに比べ増加傾向の日本

 糖尿病患者にとっていちばん恐ろしいのは、合併症です。糖尿病の三大合併症である腎症、網膜症、神経障害について、カロリー制限をすすめている現在の治療法では防ぐことができていません。

 2013年に日本糖尿病学会が出した「熊本宣言」によると、糖尿病網膜症による失明は年間に3000人以上、糖尿病腎症による人工透析患者は年間に1万6000人以上、糖尿病足病変による下肢切断患者が年間に3000人以上となっています。これらの合併症が毎年新たに、発症し続けているわけで、アメリカと異なり日本では減少の兆しがありません。

 また、1990年から2012年の糖尿病腎症からの新たな人工透析者の発生率は、0.21%から0.42%へと増加しているのです。

 アメリカの場合と違い、日本における糖尿病治療食はこの22年間変わっておらず、糖質摂取比率60%のカロリー制限食であり、合併症の予防にまったく効果がないどころか、むしろ悪化させていた疑いさえあります。そして現在でも日本では、糖尿病患者の合併症は減っていないのです。

 一方、アメリカでは、ほぼ同じ20年間で、糖尿病の合併症は激減しています。2014年4月17日の医学専門誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン』に発表された論文によると、急性心筋梗塞は67.8%の減少、高血糖による死亡は64.4%の減少、脳卒中は52.7%の減少、下肢切断は51.4%の減少、末期腎不全は28.3%の減少となっており、糖尿病による合併症が大幅に減っていることがわかります(*)。

(*)Gregg EW, Li Y, et al: Changes in diabetes-related complications in the United States, 1990-2010. N Engl J Med. Apr 17; 370(16): 1514-23, 2014.

 現在のアメリカでは、平均摂取比率で糖質を50%くらい摂っていて、糖尿病が増加しています。糖尿病発症後には糖質の摂取比率を40%あるいはそれ以下に減らすように指導されます。

 こうした流れは2013年以前から始まっており、たとえば、2005年刊行のジョスリン糖尿病学(英語版)では、炭水化物摂取比率は40%以下と記載しています。大幅な合併症の減少は、この糖質制限の結果ではないかと考えられるのです。

 現実に、日米で糖尿病合併症の発生率が大きく違っているのは、食事の糖質量の違いに原因があると考えられるのです。なぜなら、7種類の糖尿病内服薬と2種類の注射薬は、日米でまったく同様に使用されているからです。

■糖尿患者へのカロリー制限食指導はもはや「犯罪的」

それでも、いまだに糖質制限食は危険などとおっしゃる医師がいらっしゃいますが、こうした方には、これまでの東洋経済オンラインでの私の記事や著書を読んでいただきたいと思っております。私のブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」でも、目についた糖質制限批判に対しては逐一反論してきました。もはや最近は、あまり意味のある批判が出てこないというのが実感です。

 合併症などのリスクがある糖尿病患者に、糖質60%にもなるカロリー制限食を指導するのは、先述のとおりもはや「犯罪的」な行為だと思っております。2004年からアメリカ糖尿病学会が正式に言明しているように、血糖値を上げる唯一の栄養素は「糖質」なのです(*)。

(*)Funnell M, Arnold M, et al: Life with Diabetes, American Diabetes Association, 2004.

 糖質だけが直接血糖値を上昇させ、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」という最大の合併症リスクを生じます。そして、これらを起こさないのは唯一、糖質制限食だけなのです。

 そもそも糖質は、人体にとって必須のものではありません。国際食事エネルギーコンサルテーショングループの報告では、「炭水化物(この場合は糖質とほぼ同じ意味)の理論的な最小必要量はゼロである」と明記されています(*)。

(*)Bier DM, Brosnan JT, et al: Report of the IDECG Working Group on lower and upper limits of carbohydrate and fat intake. International Dietary Energy Consultative Group. Eur J Clin Nutr. Apr; 53 Suppl 1: S177-8, 1999.

逆に脂肪は人体にとって必要なものです。脂肪を食べても、それがそのまま体脂肪になるわけではありませんし、不健康になるわけでもないのです(「『栄養』について知らない『栄養士』が多すぎる」)。

 「糖尿病治療にはカロリー制限よりも糖質制限」という流れは、もはや変えようがないメガトレンドであることを、患者の皆さんも医療関係者もぜひ認識していただきたいと思っております。

 

江部 康二 :高雄病院理事長

6人に1人!日本の「糖尿病の常識」は大間違い(東洋経済オンライン) – Yahoo!ニュース

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11月14日は世界糖尿病デー

「糖尿病の警告サイン」を5人に4人が知らない

 「喉が渇きやすくなった」「水を大量に飲む」「尿の量が増えた」「体重が急に減った」――これは糖尿病の警告サインだ。子どもをもつ親の5人に4人は、糖尿病の警告サインについて知らないことが、国際糖尿病連合(IDF)の調査で明らかになった。IDFは、11月14日の世界糖尿病デーに合わせて、この調査の結果を発表した。

11月14日は「世界糖尿病デー」 今年のテーマは「家族と糖尿病」

 

5人に4人が「糖尿病の警告サイン」を知らない

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 11月14日の世界糖尿病デーは、国際糖尿病連合(IDF)などにより1991年に開始され、2006年には世界保健機関(WHO)の公式の日となった。この日に糖尿病の啓発が世界規模で展開される。

 IDFは世界糖尿病デーに合わせて、糖尿病についての意識調査を行った。調査は、米国、ブラジル、中国、インド、南アフリカ、トルコに在住している18~65歳の男女7,000人を対象に実施され、うち46%は18歳未満の子どもを1人以上もっている親だった。

 世界の糖尿病人口は爆発的に増え続けており、2017年現在で糖尿病有病者数は4億2,500万人に上る。20~79歳の成人の糖尿病有病率は8.8%で、11人に1人が糖尿病有病者と推定されている。

 糖尿病は罹病期間の長い慢性疾患で、発症するとほとんどの場合で一生付き合うことになる。調査では、家族が糖尿病であるという人は多く、糖尿病への関心が深く、とくに自分の子どもについて気にしている人が多いことが示された。

 家族の健康に関心をもつ人の多くが「糖尿病の警告サインについてもっとよく知りたい」と望んでいることも分かった。実際には、子どもをもつ親の5人に4人が十分な知識をもっておらず、3人に1人はまったく知らないという結果になった。

「糖尿病の警告サイン」とは

 糖尿病は初期に段階では自覚症状が乏しい疾患だ。しかし、血糖値が高い状態が続くと、糖尿病の警告サインあらわれる。

 それは、▼口や喉が渇く、▼水や清涼飲料を大量に飲む、▼排尿の頻度が増え、尿の量が増える、▼体重が減少する、▼疲労を感じやすくなる、▼目がかすむ、視力が低下する、▼手や足にしびれを感じる、▼歩くと下肢が痛む、▼勃起できなくなる――といったことだ。

 「糖尿病の警告サインを見逃していけません。糖尿病の治療を開始するのは早いほどいいのです。少しでも体の不調を感じたら、医療機関で尿検査や血液検査を受けるべきです」と、IDF理事長のナム チョウ・ソウル国立大学教授は言う。

 糖尿病を治療しないでいたり、適切な治療を受けられないでいると、深刻な合併症が引き起こされ、生活の質は大きく低下する。糖尿病は失明、足の切断、腎不全、心臓病、脳卒中などの原因になる。2017年には糖尿病が原因で、世界で400万人が死亡した。

早期発見し治療を開始すれば恐い病気ではない

 「糖尿病の警告サインについて、すべての人が理解することが望ましいのです。見逃してしまうと、糖尿病がかなり進行した段階で診断されるようになり、その間に糖尿病の合併症が進行してしまいます。小児の糖尿病については、とくに見逃されやすいので、注意が必要です」と、IDFのチョウ理事長は言う。

 「糖尿病は早期発見し適切な治療を開始すれば、決して恐い病気ではありません。しかし現実には2型糖尿病では、発症してから数年を経てようやく治療を開始するケースが多くあります。治療が開始遅れたり、中断してしまうと、血管は取り返しのつかないダメージを受け、糖尿病合併症を発症しやすくなります」と、チョウ理事長は強調する。

 「1型糖尿病の患者さんは、発症したらただちに治療を始めないと、生命を維持できなくなります。しかし現実には、とくに途上国では1型糖尿病の治療を受けられない患者さんが多くいます」。

 現実には、世界で有病者の2人に1人(2億1,200万)が糖尿病と診断されていない。医療機関などで定期的な検査を受けることが、糖尿病を早期発見するために必要だ。

糖尿病の対する意識を変える

 1型糖尿病の子どもの母親であるジュリエッタ ラウダニさんはアルゼンチンに在住している。子どものフランちゃんは生後18ヵ月で1型糖尿病を発症した。最初にあらわれた症状は多尿だったが、それが糖尿病によるものであることがラウダニさんには分からなかった。フランちゃんのおむつを8回続けて変えたときに、ようやく1型糖尿病であることが分かった。

 ラウダニさんは、多くの子どもをもつ親と同じように、乳児が糖尿病を発症することがあると知らなかった。最初に診せた医師ですら、最初は尿感染症を疑った。

 1型糖尿病は、主に自己免疫を基礎とした膵β細胞の破壊によって発症する疾患だ。過食や運動不足といった生活習慣と関係がなく、肥満とも関係がない。「1型糖尿病」「2型糖尿病」という診断名が定着する以前は「小児型糖尿病」「成人型糖尿病」といった呼称が使われており、小児が糖尿病を発症するのは稀なことだと考えられていた。

 フランちゃんが糖尿病と診断されたときラウダニさんはショックを受けたという。「糖尿病は高齢者に多い病気だと思っていました。子どもが発症するという知識をもっていませんでした。フランは意識がはっきりしていて、脱水状態にもなりませんでした」と、ラウダニさんは語る。

 「フランの糖尿病の療養を支えるために、いろいろなことを覚えました。いまでは糖尿病についてよく分かっていると思う。糖尿病の対する意識を変えていくのは、すばらしいことです」。 世界糖尿病デー(世界糖尿病デー実行委員会)

世界糖尿病デー(World Diabetes Day)

国際糖尿病連合(IDF)

[ Terahata ]

日本医療・健康情報研究所

11月14日は世界糖尿病デー 「糖尿病の警告サイン」を5人に4人が知らない | ニュース・資料室 | 糖尿病ネットワーク

看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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糖尿病、予防策もっと知って 

京都・南丹で啓発イベント

京都新聞

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食品に含まれる砂糖の量を示す展示(京都府南丹市八木町・京都中部医療センター)

 

 「世界糖尿病デー」(14日)に合わせた啓発イベントが13日、京都府南丹市八木町の京都中部総合医療センターで実施された。看護師や管理栄養士らが健康相談に応じ、来場した市民らは糖尿病予防への理解を深めていた。

 厚生労働省の調査(2016年度)では糖尿病が強く疑われる人は約1千万人と推計される。同センターの医師や看護師などでつくる糖尿病委員会が毎年開催している。

 イベントでは、外来診療棟1階に血糖値と脳血管年齢の測定など5ブースを設け、来場者がスタンプラリーをしながら回った。看護師らが糖尿病の症状が出る足の状態をチェックしたり、適度な運動をアドバイスしたりした。菓子やパン、飲み物に含まれる砂糖の量を表した展示もあり、管理栄養士が栄養バランスのいい食事について相談にのった。

 総合内科医の小森麻衣委員長(33)は「糖尿病は初期症状がなく、小まめに血糖値をチェックしてほしい」と話した。

【 2018年11月14日 11時50分 】

糖尿病、予防策もっと知って 京都・南丹で啓発イベント : 京都新聞

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