1日5食だった「森永卓郎」糖質制限2カ月半で20kg減に成功 ライフ・マネー 2018.07.21

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 糖質制限は、病気や体調不全の改善に有効だ。実際、経済アナリストの森永卓郎氏(60)は、糖質制限で健康を取り戻しているという。森永氏は、かつて重度の糖尿病を患っていた。

「食後血糖値が400を超える危険な状態(通常、200を超えると糖尿病と診断される)でしたが、それが150程度にまで下がり、主治医に糖尿病の専門治療は必要ない、と診断されました。

 現在も毎月、検査には通っていますが、先日『3カ月に一度で大丈夫』と言われました」

 糖質制限に出会う前の森永氏は、食事は1日5回。すべて炭水化物中心で、炭酸飲料を大量に飲んでいた。糖質制限を始めて、食生活は180度、逆転した。

「炭水化物やフルーツ、根菜類も禁止でした。その代わり、葉もの野菜や肉、魚、卵などはいくら食べてもかまいません。そこで、すべて自炊に切り替え、量を食べるようにしました。

 昼食は豆腐。冷や奴ばかりだと飽きるので、片栗粉を入れない麻婆豆腐を作ったり、卵と混ぜて量を増やす『豆腐オムレツ』を作ったりしました。最近は沖縄の『ゆし豆腐』がお気に入りです」

 糖質が少なければ、量はいくら食べてもいい。そんな食事とトレーニングで、毎週2キロずつ、順調に体重が落ちていったという。

「2カ月半で、90キロ近くあった体重が70キロを切り、ウエストは23センチも細くなりました」

 さらに、肥満だったときには絶えず悩んでいた、体のだるさ、吐き気といった症状も改善していった。

「妻によれば、いびきもひどかったそうです。睡眠時無呼吸症候群だったんでしょうね。それも糖質制限を始めたことでなくなりました。

 トレーニングも並行していましたが、個人的な効果の実感としては、糖質制限が7、トレーニングが3という感じです。最初の2カ月、短期間で集中的に体質を改善したら、その後はある程度、糖質を摂る生活に戻っても大丈夫かと思います。

 いまは、揚げものは衣ごと食べますが、ご飯、パン、麺などは食べなくても平気になりました。体重は少し戻って73キロから74キロぐらいですが、体調は良好です」

(週刊FLASH 2018年6月12日号)

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働き過ぎの女性は2型糖尿病リスクが高い?

家事や育児も負担に

働き過ぎの女性は2型糖尿病リスクが高い?

 長時間の残業などの過重労働は、さまざまな健康リスクを高めることが知られている。今回、新たな研究で、労働時間が週45時間以上の女性は、週35~40時間の女性に比べて2型糖尿病の発症リスクが上昇する可能性が示された。一方で、男性ではこうした関連はみられなかった。

 この結果について、研究者らは、女性は男性よりも家事や育児など家庭の仕事に費やす時間が長くなりがちなことが影響した可能性を指摘している。詳細は「BMJ Open Diabetes Research and Care」7月2日オンライン版に掲載された。

 2型糖尿病の患者数は、世界的に増加傾向が続いており、2030年までに4億3900万人に達するものと推計されている。糖尿病は心臓病や脳卒中などの重大なリスク因子であり、その原因として主に肥満や運動不足、遺伝要因などが挙げられている。

 今回の研究は、カナダ職業衛生研究所のPeter Smith氏らによるもの。2003年のカナダ地域保健調査に参加したオンタリオ州に在住する35~74歳の労働者7,065人を対象に12年間追跡し、労働時間と2型糖尿病発症の関連について調べた。

 追跡期間中に10人に1人が糖尿病を発症した。年齢や婚姻状況、座りがちな仕事やシフト勤務かどうかなどの複数の因子で調整して解析した結果、男性では労働時間が長くても2型糖尿病リスクの上昇は認められなかった。

 一方で、女性では、2型糖尿病リスクは労働時間が週35~40時間の場合に比べて、週45時間以上の場合には1.63倍であることが分かった。なお、喫煙習慣や余暇の身体活動度、飲酒習慣、BMIで調整して解析すると、こうした関連はわずかに弱まったという。

 論文の最終著者であるSmith氏は、今回はこれらの因果関係が証明された訳ではないと強調しつつ、「2型糖尿病などの慢性疾患の発症には職場環境の影響も大きいことを理解するのは重要だ。特に働く女性は、仕事以外にも家事や育児に追われて、テレビを見ながらくつろいだり、運動する時間が十分に取れない人も多いと思われる」と話す。

 また、同氏は長時間労働によりストレス反応が生じて、ホルモンバランスが崩れたり、インスリン抵抗性が引き起こされる可能性を指摘している。

 専門家の一人で米モンテフィオーレ医療センター臨床糖尿病センター長のJoel Zonszein氏は「家族に対する責任や義務、家事を含めた全体の仕事量のほか、睡眠時間やストレス度など多くの点で男女の差は大きく、このことが今回の結果につながった可能性がある」との見方を示している。

第78回米国糖尿病学会(ADA2018)

 第78回米国糖尿病学会年次総会(ADA2018)が6月22日~26日にフロリダ州オーランドで開催され、糖尿病治療の最新動向ついての多くの研究が発表された。糖尿病患者のメンタルヘルスの問題も大きな話題となった。

うつ病が糖尿病を悪化させる

 糖尿病は米国の3,000万人以上に影響を及ぼしている深刻で複雑な疾患だ。糖尿病患者は食事や運動、薬物療法など、毎日の自己管理に対して責任を負い、糖尿病の悪化も自己責任によるものが多い。このことが患者にって大きなストレスとなり、うつ病や不安症のリスクを高めている。

 研究では、うつ病の症状は血糖値の悪化と糖尿病関連の合併症の増加と関連していることが示されている。糖尿病治療ではメンタルヘルスを重視し、予防プログラムを策定し、スクリーニングとケアを充実させることが、糖尿病予備群や糖尿病患者のQOLを向上するために重要だ。米国糖尿病学会でメンタルヘルスについての研究発表が行われた。

 糖尿病とメンタルヘルスの間には双方向の関係がある。医療従事者は、糖尿病患者のメンタルヘルスに対してスクリーニングをして、不調の兆候を発見し、適切なケアを行えるよう訓練されるべきだと、糖尿病患者の適切な心理・社会的ケアについてのレコメンデーションは推奨している。

「糖尿病の苦しみ」(Diabetes Distress)

 「糖尿病治療では、メンタルヘルスを含む包括的なケアが必要です」と、米国のエモリー大学ロリンズ公衆衛生大学院のメアリー ベス ウェーバー氏は強調する。

 「糖尿病は患者さん自身による自己管理が必要な疾患であり、患者さんが健康を促進する行動をとれるようにするため、エンパワーして能力を高める必要があります。そのために医療者による患者教育が欠かせません。患者さんが意思決定できるように、自己効力感を高めることが必要です」と、ウェーバー氏は言う。

 「自己管理は常にうまくいくわけではなく、糖尿病患者さんはストレスを抱えやすくなります。糖尿病になった日は、まさに天からフルタイムの仕事を与えられたようなもの。この仕事は特別で、残りの人生に大きな影響を与え、しかも休暇も給与もありません」。

 そのため患者の多くがメンタル面で問題を抱えている。メンタルヘルスの不調は、糖尿病の危険因子だ。医療者は必要に応じてカウンセリングや投薬をする必要がある。糖尿病とメンタルヘルスを組み合わせた効果的な治療が、糖尿病か患者の健康全体を改善するために不可欠だとしている。

神経内分泌学の発展に期待

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 「糖尿病のあるひとは、糖尿病のない人に比べ、うつ病に2倍なりやすい」と、ジョン・ホプキンス大学医学部のシュリータ ヒル ゴールデン氏(内分泌代謝学)は、糖尿病とうつ病の関連について指摘している。

 ゴールデン氏によると、2型糖尿病は罹病期間が長くなるにつれ、うつ病を発症するリスクが上昇していく。また、うつ病を発症すると2型糖尿病を発症しやすい。さらには、うつ病を発症すると糖尿病がさらに悪化するという悪循環に陥りやすい。

 「臨床医は、糖尿病患者のうつ病をクリーニングすると同時に、うつ病患者の糖尿病をクリーニングするべきです。ふたつの疾患を適切に治療することで、ストレスホルモンの影響に対処できるようになり、進行中の疾患を改善できるようになる可能性があります」と、ゴールデン氏は言う。

うつ病のサインを見逃さない

 国立心肺血液研究所(NHLBI)とアメリカ国立衛生研究所(NIH)の支援を受けて実施されているMESA研究に、米国の6つの地域の6,000人以上の男女が参加した。

 研究では、糖尿病の重症度や、肥満などのうつ病の危険因子について考慮した上で、2型糖尿病患者はそうでない患者に比べ、3年間にうつ病を発症するリスクが50%高いことが明らかになった。また、うつ病の患者は3年間で2型糖尿病を発症するリスクが21%高く、肥満、不健康な行動、炎症が進行しやすいことも分かった。

 うつ病を進展させるストレスホルモンは、コルチゾールとアドレナリンだ。うつ病を発症しやすい2型糖尿病の患者は、これらのホルモンの分泌に異常が起きていると考えられるという。ストレスホルモンの分泌の異常なパターンがあらかじめ分かっていれば、効果的な治療により予防が可能になる。

 「うつ病は決してまれな病気ではありません。また、医学的に介入が可能な疾患です」と、ゴールデン氏は言う。医療者はこのことをよく理解し、2型糖尿病患者のうつ病のサインを見逃さず、適切に対応できる体制づくりを進める必要があるという。

 これらの共通するリスク要因を特定して介入でできれば、医療者はふたつの疾患を同時に治療できるようになる。2型糖尿病とうつ病の生物学的な関連性を解明し、効果的な行動的アプローチを開発する必要がある。また、これらのメカニズムを標的とした新薬も求められている。

糖尿病のある人のための心理的ケア

 「糖尿病への不安とやるべきことの多さに圧倒されて、多くの患者が糖尿病に直面して無力さを感じています。十分な努力しているはずなのに、血糖コントロールはなかなか改善しない。自分の力が及ばないに思えてくると、QOLにも悪影響が出ます」と、ゴールデン氏は言う。

 最近の報告で、多くの患者は周囲のサポート得られれば、糖尿病とうまくつきあっていけることが示されている。配偶者などの家族や親が糖尿病のコントロールを手伝ってくれれば、患者の気持ちは少しは楽になる。

 米国疾病予防管理センター(CDC)が主導する「糖尿病予防プログラム」(DPP)では、糖尿病予備群が食事や運動などのライフスタイルを改善することで、2型糖尿病への進展を58%抑えられることが明らかになった。60歳以上では2型糖尿病への進行を71%抑えられた。多職種が協力し合って患者に対応することで、糖尿病は改善できることが分かってきた。

 「地域密着型のプログラムも効果があり、費用対効果も高いことが明らかになっています。こうした取り組みをメンタルヘルスの分野までアップデートすることも必要です」と、CDCの糖尿病伝達部のディレクターであるアン オルブライト氏は言う。

メンタルヘルス指導者を育成する専門教育コース

 米国糖尿病学会(ADA)は、糖尿病患者の心理的・社会的ケアを向上するために、2016年に共通ステートメント「糖尿病のある人のための心理的ケア」を発表した。それ以降、米国心理学会(APA)と連携し、メンタルヘルス指導者を育成する専門教育コースを提供し、糖尿病とともに生きる人のもつ複雑な背景を考慮しながら支援する体制づくりに務めている。

 「こうした共同作業が進むにつれ、糖尿病の心理社会的側面はより適切かつ適切に対処できるようになるでしょう」と、ウェーバー氏は指摘する。

 医師と相談して治療法を見直したり、糖尿病療養指導士に相談して治療の基本を再確認することも解決策のひとつになる。食欲の低下や睡眠パターンの変化、趣味などの自分が好きだったことへの興味を失う、気分の落ち込みが長く続いたら、医療者に相談するようアドバイスしている。 Expanded Access to Prevention Programs and Acknowledging Increased Risk of Depression Among People with Diabetes Can Reduce Complications and Prevalence, and Improve Outcomes and Quality of Life(米国糖尿病学会 2018年6月25日)

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糖尿病を予防する7つの方法と、

血糖値を自然に下げる7つの食品とは?

MYLOHAS編集部

アメリカ人の3分の1以上は心臓病、脳卒中、2型糖尿病のリスクが高いという深刻な健康状態にあります。そしてその90%はそれを意識していないのです。

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糖尿病予備群と呼ばれていますが、どういう状態かというと、血糖値が正常より高いものの、2型糖尿病になるほど高くないというもの。糖尿病予備群の人は、一般的にインスリン抵抗性(血糖値が下がりにくくなります)があるか、もしくは血糖を健康なレベルに保つのに十分なインスリンを膵臓が作れていません。

糖尿病予備群の人は、5~10年で最大50%の糖尿病発症の可能性がありますが、血糖値を下げる物を食べるなど、ライフスタイルを変えることでリスクを減らすことができます

「糖尿病予備群になるのは、前々からインスリン抵抗性があったという警告サインです。でも、多くの人は糖尿病を予防または発症を遅らせることができます」と、ドマー健康センターの栄養部門担当者、管理栄養士のヒラリー・ライトさん。

より活動的になり、体重を減らし、ストレスを減らし、喫煙をやめ、適切な睡眠を取るのに加え、より健康的に食べれば、糖尿病予備群の予防または治療を助けます。

ここでご紹介する方法から始めてみて、より個人に合わせたアドバイスを受けられるよう、医師または糖尿病を専門とする栄養士に相談してはいかがでしょう。

糖尿病を予防する(もしくは遅らせる)方法

3~6時間おきに食べる

「起床1~2時間以内に朝食をとり、その後3~6時間ごとに軽食か食事を食べます」と、グレイターボルチモアセンターのゲックル糖尿病・栄養センターのレベッカ・デニソンさん(統合医療医師、糖尿病関連講師、管理栄養士)。

これで1日3~6回の食事と軽食をとることになります。1食を消化するのに4~6時間が必要です。「実際に必要になる前にほんのちょっと食べることで身体が血糖値を安定させようと模索しなくて済むのです」(デニソンさん)。

食事のバランスをとる

ひと皿の半分を非でんぷん質の野菜で埋めます。もう半分は玄米、キノア、豆類、豆果、などの自然食の炭水化物もしくはアマランス、キビ、ファーロなど古代穀類と、たんぱく質など。このような複合糖質は白米、パン、パスタなどの精製された炭水化物より食物繊維と栄養が多く、食物繊維は血糖値のコントロールを助けてくれるのです。

しっかりした食事は早い時間にとる

“王様のような朝食、王子のような昼食、乞食のような夕食を食べる”とことわざも。約100~150キロカロリーのちょっとした就寝直前の軽食はOKですが、夕食は少なくとも就寝の4時間前に。「1日のおわりにたっぷり食べてしまうと、肥満と糖尿病のリスクはエスカレートしてしまうはめに」と『糖尿病予備群の食事プラン』の著者でもあるライトさん。

「エビデンスによると、早い時間に食べるのに比べ、血糖値を調整するためたくさんのインスリンを分泌しなければならないのです」

炭水化物の摂取を分散する

夜は少なめに食べるのと、パスタ、ライス、糖分、他の炭水化物を制限するのがベスト。「1日を通して自然食の炭水化物をとれば、すい臓に絶えずインスリンを分泌させる圧力が少なくなります」(ライトさん)。血糖値が山脈や谷のように乱高下するのではなく、1日を通して丘のように動くようにしたいのです。

分割を心がける

あなたが太りすぎなら、体重を落とせば2型糖尿病のリスクを減らせるでしょう。少な目に食べてみれば、カロリーを減らせ、かつ満足感も得られます。ライトさんは空腹感を1(空腹でない)から10(飢えている)の物差しで計ることをおすすめします。「空腹感が5か6の時に何を食べるか意識すべき。そうすると絶望的に飢えることはありません」

水を飲む

水分補給に水を選べば、満腹感のない不必要な飲み物のカロリーを減らせるでしょう。

食事を変えるというよりも、ライフスタイルを変えること

体重を落としたいなら、守ることができる食事のプランにすること。「体重を減し続けられるなら、結果はどうあれ、それがあなたのベストプラン。計画が厳しすぎれば、挫折したとたんに以前に逆戻り。体重は増え、2型糖尿病のリスクは高まります」(ライトさん)。

血糖値を下げるのにベストの食品

これらの食品が血糖値の調整に役立つはず。

非でんぷん質野菜

非でんぷん質の野菜を食事の主役にして、一食の半分はとりましょう。「糖尿病のリスクを抱える人は、野菜の摂取のレベルを引き上げることが大事。一皿の半分を野菜で埋めれば、炭水化物をさほど取らずに満腹になれるはず」(ライトさん)。野菜の食物繊維と水分は満足感をキープしてくれるのです。

葉物野菜

非でんぷん質野菜はどれもよいのですが、葉物野菜はよりパワフル。6つの研究をまとめて分析した論文によると、葉物野菜1.35人前(生で1と1/3カップ、もしくは調理済2/3カップ)を毎日とる人は0.2人前の人に比べ、2型糖尿病のリスクが14%少ないとロンドンの研究グループが明らかにしているのです。

フルーツまるごと

「フルーツまるごと(皮を含む果物全体)は糖尿病予備群の人にとってうってつけ。ただしジュースやスムージーの形でとらないように」とライトさん。

「スムージーは凝縮された栄養の供給源になるのですが、食物繊維が少ないため満腹感を得られずに、カロリーをとることになるのです」(デニソンさん)。だから飲むのではなく、1日の中で間隔を空けて食べます。

全粒の穀物

全粒の穀物を取れば、食後の血糖値の上がり方がより緩やかになり、2型糖尿病のリスクが低下することがわかっています。全粒穀物の食物繊維は、炭水化物の消化を遅らせ、インスリンの必要量を減らします。全粒穀物は抗酸化物質と抗炎症性の栄養も含み、それは糖尿病の予防に役立つでしょう。

豆類

栄養学の専門誌クリニカル・ニュートリション誌で発表された研究では、4年以上にわたって2型糖尿病にかかっていない成人3000人以上を対象として食事の中身を追跡しました。すると、豆類、特にレンズ豆の消費量が最も多い人々が糖尿病のリスクが最も低いことがわかったのです。

卵、パン、米、またはベイクドポテトの半分を毎日豆類に置き換えることも、糖尿病の発生リスクの低下に関係していました。レンズ豆を含む豆類全般は、食物繊維が多く、たんぱく質のよい供給源になるのです。

ヘルシーな油

炭水化物もそうなのですが、脂質も「質」と「量」という2つの側面が大切になります。不飽和脂肪は、インスリン抵抗性の改善に関連するものとなります。ナッツ類、種子類、オリーブ油、キャノーラ油、アボカドなどを選びます。ただし、脂質はカロリーが凝縮しているので、分量にご注意。ほどほどの量なら、満腹感を高めるのにも役立ちます。

たんぱく質

たんぱく質には満腹感を長続きさせる効果があります。さらに、消化がゆっくりになるため、食事後に血糖値がゆるやかに上昇、またはゆるやかに低下します。魚、豆やマメ科植物、鳥の肉、牛肉の赤身のような植物性たんぱく質を選びます。

 

Brittany Risher/7 Foods That Lower Blood Sugar Naturally

訳/STELLA MEDIX Ltd.

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糖尿病の女性、クモにかまれて脚を切断 米

2018.07.19 Thu posted at 19:04 JST

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(CNN) 米アーカンソー州在住の糖尿病の女性が、クモにかまれた結果として手術で脚を切断する羽目になったと話していることが19日までに分かった。CNN提携局のWREGが伝えた。

この女性は同州ウエストメンフィスに住む3児の母、キアラ・ボールトンさん。WREGの報道によると、いとこの見送りに出た際、その父親から「なんで足を引きずっているんだ。何があったんだ」と問われた。

ボールトンさんは足を見せて「クモにかまれたと思う」と説明。種類についての質問には「ドクイトグモ」と答えたという。

ボールトンさんは10歳のときから糖尿病を患っている。今回テネシー州メンフィスの聖フランシス病院に行ったところ、主治医に診てもらうよう指示された。主治医からは薬を処方された。

しかし、かまれてから3日後になり、つま先が黒ずんできた。もう一度病院を訪れたところ、切断手術が必要だと告げられたという。

聖フランシス病院は声明で、「地域の健康と福祉に全力を注いでいる」と説明。プライバシー関連法の影響で個々の患者の症例には言及できないとしながらも、「回復への道のりでは患者が退院時の指示に従い、処方薬を服用して、あらゆる経過診察を受けることが極めて重要だ」と述べた。

アーカンソー大学の専門家によると、ドクイトグモは米中部から中西部にかけての地域で見つかることが多い。かまれると死に至る例もまれにあるが、通常は他の種ほどの攻撃性は見せない。ただ、人間の皮膚に付着して身動きが取れなくなると、かむケースがあるという。

その毒は組織の壊死(えし)をもたらすなど、毒性が非常に強いという。

別の専門家は、糖尿病患者の場合、治癒の際の免疫系の働きがまったく異なり、切断手術の可能性が高くなると指摘している。

CNN.co.jp : 糖尿病の女性、クモにかまれて脚を切断 米

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卵ってヘルシーなの? 心配しないで!

たっぷり食べる方がよさそう

MYLOHAS編集部

 

完璧な朝食といえば、は欠かせませんよね。目玉焼き、ポーチドエッグ、ゆで卵、スクランブルエッグ。どんな形にせよ、必ず朝食のおいしい(満足感はもちろんのこと)主役。でも、飽和脂肪酸とコレステロールを含むために、心臓によくないという評判がたって、このところ敬遠されがちでした。

朝のスクランブルエッグは、健康によい

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しかしこのたび、オーストラリアで行われた新しい研究の結果、「卵は本当のところヘルシーなのか? 」という、意外にも科学的な判断が難しかった疑問に、新たな答えが。

栄養学の専門誌『アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション』誌で報告されたこの研究では、前糖尿病または2型糖尿病の128人に対して、卵が多い(週に12個)食事か、卵が少ない(週に2個未満)食事を3カ月間にわたって取ってもらいました。そして最大で1年間追跡してふたつの食事グループを比較したところ、心臓と血管の病気になりやすいかどうかの目安となるコレステロール値や血糖値、血圧などに違いは見られなかったのです(食べた卵の数に関係なく)。確かにこの研究は「オーストラリア卵協会」(政府が研究開発費を出資する互助会社)から資金提供を受けたもの。でも、大部分の栄養士や医師も、卵は適度に食べてよいと言っています。

大きめの卵1個は78キロカロリーで、脂肪5グラム、たんぱく質6グラム

こんな風に考えてみて。ニューヨークを中心にメディアでも活躍する認定栄養士のエイミー・ゴーリンさん(「Amy Gorin Nutrition」というサイトも運営)によると、「飽和脂肪酸を取る量は、1日の総摂取カロリーの10%までにすることが推奨されています。大きめの卵1個に含まれる飽和脂肪酸はおよそ1.6グラム。1日1500キロカロリーの食事であれば、たった1%に過ぎません」(脂肪酸1グラムはおよそ8~9キロカロリー)。

そのうえ、アメリカ保健福祉省(HHS)とアメリカ農務省(USDA)が5年ごとに発表している「米国人のための食生活指針」最新版では、食事で取るコレステロール(卵に含まれているような)を制限する勧告が取り消されました。そのような制限を裏付けるに足る十分な研究結果がないという理由で。

ですから、大勢から見れば、普通の人なら卵1個は実際にそれほど大きなダメージにはなりません。ただ、ゴーリンさんによると、「食事全体で卵の脂肪酸がどれくらいの比重を占めているかが大切です」。例えば牛肉や豚肉、乳製品や揚げ物など、飽和脂肪酸の多い食べ物をたくさん取っているなら、卵を取る量に気をつける方がよいでしょう(心臓病か高血圧の人、またはその両方のリスクが高い人は特に)。

「そうでなければ、卵は絶対にヘルシーでバランスのよい食事の一部になります」と、ゴーリンさん。事実、朝のスクランブルエッグは、思っていたよりもっと健康によさそう。次に、卵を食べる方がよい理由を5つご紹介します。

1. 卵は脳の健康によい

コリンという栄養素についてはあまり聞いたことがないかもしれませんが、身体の機能を正しく保つために必要な必須栄養素。アメリカ国立衛生研究所(NIH)によると、コリンは脳の発達と機能、記憶力、代謝、気分に重要な役割を果たします。でも、体内では十分に作れないので取らなければなりません。そのコリンを取るために、食事に取り入れやすい食品のひとつが卵。

ほとんどの成人女性は1日に少なくとも425mgのコリンが必要。妊娠中や授乳中の人は最大550mgまで取る方がよいかも。男性も、550mgが1日の目標値。大きめの固ゆで卵1個だけで147mgのコリンが取れます(大部分は黄身に含まれています)。

2. 卵は目にもよい

「ルテイン」と「ゼアキサンチン」は、目の網膜にあるふたつの重要な抗酸化成分。目の中の健康な細胞を守り、維持するために、強い光をブロックしています。アメリカ検眼協会(AOA)によると、ルテインとゼアキサンチンは加齢黄斑変性(網膜にある「黄斑」部の障害)や白内障など、目の病気のリスクを下げるという研究結果があるそう。

でも、ルテインもゼアキサンチンも体内で作られませんから、食事で十分に取ることが大切。そこで卵が強力に役立ちます。このふたつの栄養素を取るには、黄緑色の葉物野菜がいちばんなのですが、研究によると、身体が吸収しやすいのは卵に含まれるルテインとゼアキサンチンの方だそう(卵には脂肪分が含まれているためではないかと考えられています)。両方のいいとこ取りがしたければ、スクランブルエッグにケールかホウレンソウをいれて。

3. 卵は実に栄養たっぷり

卵に含まれている栄養はコリン、ルテイン、ゼアキサンチンだけではありません。たんぱく質、必須アミノ酸、心臓にやさしい脂肪分、ビタミンD(食べ物から取るのは大変)、ビタミンB群、ビタミンA、カリウム、カロテノイド(抗酸化成分として働く天然の色素)も十分なレベル。「黄身のおかげです、卵の栄養はほとんどが黄身に含まれています」とゴーリンさん。

専門家からのヒント:サラダには固ゆで卵を。パーデュー大学が少人数の参加者で行った研究によると、サラダ(トマト、ニンジンの細切り、ベビースピナッチ入り)と一緒に卵3個を食べた人は、野菜のカロテノイド(病気と戦うベータカロテンやリコピンのような)を吸収した量が、サラダに卵を加えなかった人の3~8倍だったそう。

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4. 卵は減量にも役立つかも

最初に引用したオーストラリアの研究によると、卵をたくさん取ったグループと少なかったグループの両方とも、同じくらい体重が減りました。でも、この研究では摂取カロリーも制限したので、卵を取っても取らなくても、当然ながら減量につながったのでしょう。

とはいえ、砂糖がけシリアルやベーグル、ドーナッツなどあまり身体によくない食べ物を朝食に取っているなら、卵に替える方がよいかも。「卵にはたんぱく質が含まれていますから、お腹がいっぱいになります。お腹がいっぱいになると、それほどおやつが欲しくなくなって、余計なカロリーを取らずに済みます」(ゴーリンさん)。それに、大きめの卵1個でたった78キロカロリー。

5. 卵は筋肉を作る助けにも

筋力トレーニングなどをすると筋肉組織にごく小さな裂傷ができたりしますが、そんな傷を修復して、筋肉を速く大きくするにはたんぱく質が必要。そのため、卵はワークアウト後のスナックにも適しています。1個だけでたんぱく質がおよそ6グラム。必ず全卵を食べるようにします。ゴーリンさんによると、黄身にはたんぱく質の40%以上が含まれていますから。

さらに、やはり『アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション』誌で報告された小規模な研究によると、筋トレ直後に全卵3個(たんぱく質18グラム)を食べた男性は、同じ量のたんぱく質を含む卵白だけを食べた男性よりも、筋肉が作られる反応が大きかったそう。

どうして全卵の方がよいのか? この研究では、オメガ3系脂肪酸やビタミン・ミネラル類などの黄身に含まれる栄養素が、筋肉を作るプロセスを助けるのではないかと考えられています。

ですから、黄身も白身も、どんどん食べる方がよいかもしれません!

Alisa Hrustic/ Are Eggs Healthy? Why You Should Stop Worrying About Eggs and Just Eat More of Them

訳/STELLA MEDIX Ltd.

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コンビニにはない!

 

 熱中症予防に経口補水液を買う光景は、すっかりおなじみになりました。ところが意外にも、多くのコンビニやスーパーでは買えません。実は手作りもできるという経口補水液。そもそも、なんで生まれたのか? なんでコンビニで買えないのか? 調べてみました。(薬剤師ライター・高垣育)

 経口補水液は、脱水症のときに不足する水と電解質を口から補給する「経口補水療法」という治療に用いられる飲み物です。

 日本では消費者庁が許可した食品にだけ表示が認められる「特別用途食品」のうち「病者用食品」として販売されています。

 でも、暑い日に脱水症を予防しようと経口補水液を求めてコンビニエンスストアに行ってみたら、置いてなかったということはありませんか?

 自宅に何本かストックしておこうとスーパーマーケットで探したけど見つからなかったという経験は?

 コンビニエンスストアやスーパーマーケットに経口補水液が見当たらない理由、それは、この「病者用食品」という点にありました。

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販売できるけど……

 経口補水液「オーエスワン」を作っている大塚製薬工場に聞きました。

 オーエスワンは「病者用食品」です。病者用というと、治療に用いるのかと勘違いしそうですが、医薬品ではなく、あくまでも「食品」。だから、本当は薬局やドラッグストアに限らず、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどでも販売することが可能です。

 しかし、食品とはいえ、オーエスワンは、年齢や持病に合わせて飲み方に注意が必要な食品でもあります。

 同社は「そのため、消費者の方が、医師、薬剤師、看護師、管理栄養士などの専門家のアドバイスを必要なときにいつでも受けられる場所に売り場が限定されているのです」と説明します。

 現在、オーエスワンを手に入れることができるのは、病院内の売店・コンビニエンスストアや自動販売機、調剤薬局、ドラッグストアなど、登録販売者ら専門家がいるところに限られます。

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「オーエスワン」と「ポカリスエット」

きっかけはコレラ研究

 経口補水液が日本で活用されるようになってきたのは2000年代ですが、その誕生は19世紀から始まったコレラ研究だったと言われています。

 脱水症の治療法として確立されたのは1970年ごろのこと。

 開発途上国の子どもたちの感染症に伴う下痢や嘔吐(おうと)による脱水症状に用いられ、点滴に匹敵する治療効果が示されて以来、世界中で注目を集めるようになりました。

 熱中症の発症には三つの要因が絡み合っています。

 気温や湿度が高いなどの「環境」、暑い屋外でスポーツをするなどの「行動」、年齢、持病や、体が脱水を起こしているなど、その人の「体」の状態という3要因です。

 予防には、日陰を利用したり、風通しの良い服装を心がけて暑さを避ける、暑いのをガマンしたり無理をしないといったことのほか、こまめに水分補給をすることが挙げられます。

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スポーツドリンクではダメ?

 でも、熱中症の水分補給には、なぜ水やスポーツドリンクではなく、経口補水液なのでしょうか。

 タカノ薬局湘南秋谷の薬剤師・長谷川聰さんによると、その秘密は、経口補水液がもつ「水分、塩分、糖分」のバランスにあるようです。

 熱中症になると、水分といっしょにNa(ナトリウム)などの電解質が失われて、これらの体内のバランスが崩れることが知られています。そのため、水だけではなく、塩分も一緒に補給することが大切です。

 では、残りの糖分は何なのでしょうか。

 甘く味付けをしておいしくするため? 飲みやすくするため?

 そうではありません。実は、水分の吸収を担っている小腸で、もっとも効率的に水分が吸収されるには、塩分に加えて糖分も一緒に取ったほうが良いことが研究によって分かったからなのです。

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水分、塩分、糖分の黄金比

 もちろん、適当な配合で水分、塩分、糖分を混ぜ合わせたのではダメです。

 黄金比は、水1Lに対し、Na:ブドウ糖=1:1~2の濃度比(モル/L)です。これは、現在、日本で広く普及している市販の経口補水液とも一致するバランス比です。

 ふつうの水だと、塩分や糖分は含まれず、スポーツドリンクは糖分が多くて塩分は少なく、両者とも黄金バランスから外れています。

 小腸からグングンと水分を吸収してくれる絶妙なバランスをもつ飲み物、それが経口補水液で、熱中症予防の水分補給に適している理由なのです。

家でも作れる?

 長谷川さんは、暑い時期の熱中症予防や、下痢・嘔吐などの脱水症状予防のため、患者さんに手作りの経口補水液の作り方を伝えています。

 「経口補水液のつくりかた」というシールをお薬手帳に貼ってもらい、市販の経口補水液がすぐに手に入らないときに活用するよう呼びかけています。

 「塩3グラムとか、砂糖40グラムと書いているので、ご覧になった患者さんのなかには〝いちいち量るのが大変そう〟という方がいます。でも、きっちり厳密に量らなくても良いんです。経口補水液の自作は、あくまでも家庭でできる熱中症予防の応急処置。お水やお茶を飲むより、上手に水分を補給するために活用するのだ、という風に考えてください」

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経口補水液の割り箸レシピ公開

 長谷川さんは、計量カップやスプーンがなくても経口補水液を作れる簡単な方法を教えてくれました。

     

【コップ1杯およそ200mLの経口補水液の作り方】

食塩は0.6グラム、砂糖は8グラム。食塩を量るために用意するのは割り箸です。2つに割ってください。そして、割った片方の割り箸の太い方を塩にくぐらせましょう。

割り箸の側面に乗った食塩の重さはどのくらいかというと、0.2~0.3グラムくらい。だから、コップ1杯分の経口補水液を作るには、割り箸で食塩を2回すくい取ってください。それで約0.6グラムになります。

砂糖は、角砂糖が1個約3~4グラム、スティックシュガーが1本3~6グラムくらいなので、これを目安にします。

水に食塩と砂糖を加えたら、あとは、底に沈んでいる食塩と砂糖が見えなくなるまで、しっかり溶かしましょう。

作った経口補水液は、雑菌が混ざって傷むおそれがあるので、その日のうちに飲み切ります。

飲みすぎ注意!

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 このように、脱水症状予防対策に経口補水液は非常に役立つことが分かりましたが、活用するうえで、気をつけてほしいことがあります。

 それは、経口補水液には塩分と糖分が含まれているので、高血圧、糖尿病などの治療中で食事療法をしている人は飲みすぎに注意が必要だということです。

 年齢によっても、1日当たりに適した飲み水量の目安があるので、一度確認してみてください。

脱水症のチェック方法

 暑いのにのどの渇きを感じず、水分補給をしなかったために、気づかないうちに体の中から水分が失われていることがあります。

 このように、自覚症状がない脱水症状の前段階ともいえる状態を3秒で見極める方法が二つあります。

 まず一つ目。手の親指の爪をぎゅっと押してみてください。ピンク色から白に変わりますよね。では、押していた手を放してみてください。徐々に白色からピンク色に戻ってくると思います。

 その戻るまでの時間を計っておいてください。何秒かかりましたか?

 3秒以上かかった人は、いますぐ水分補給をしましょう。脱水状態に陥っているおそれがあります。

 もう一つの脱水症チェックは、手の甲の皮膚をつまみ上げるというもの。

 皮膚をつまみあげたら、指を離してください。普通ならすぐに戻ります。

 でも、皮膚がなかなか元の状態に戻らないときには要注意。この場合も脱水状態のおそれがあります。すぐに水分補給しましょう。

 ご紹介した二つの方法は、セルフチェックはもちろん、自分でのどの渇きを伝えられない方の水分不足をいち早く見つけるためにも活用できます。

「経口補水液」コンビニに置いていない理由 実は家で簡単に作れる? – withnews(ウィズニュース)

看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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治療を負担に感じる人ほど死亡率が高い!? 

糖尿病にストレスは大敵

2018年7月16日

 糖尿病の患者が増えています。糖尿病には様々な薬が使われていますが、治療にはどんな注意が必要なのでしょうか。

 

脳梗塞、心筋梗塞、失明…怖い合併症

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 厚生労働省が2016年に実施した国民健康・栄養調査によると、糖尿病が強く疑われる人は、初めて1000万人の大台に達したと推計されました。前回12年の調査より約50万人増え、1997年の初回調査に比べると1・5倍近くに上っています。

 糖尿病は、血液中のブドウ糖の濃度が高い状態を指しますが、怖いのは様々な合併症につながることです。合併症には、血管が傷ついて起きる脳梗塞

こうそく

や心筋梗塞、失明の恐れがある網膜症、腎臓の働きが低下して人工透析になりかねない腎症があります。

 治療は、血糖値をコントロールすることが柱になります。血糖値の上昇は、食べ過ぎや運動不足から起きることが多いので、食事療法と運動療法が基本です。それでも下がらない場合に薬物療法が行われます。

 血糖値をどこまで下げるべきかの指標としては、過去1~2か月の血糖の状態を示すHbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)が使われます。日本糖尿病学会の治療指針では、合併症を予防するための目標としてHbA1c7%未満、さらに血糖正常化を目指す場合に6%未満――を掲げています。

血糖値を強力に下げると意識障害などのリスクも

 もっとも、血糖値は下げれば下げるほど良いわけではありません。海外の臨床試験で、HbA1c6%未満を目指して強力に下げる治療と、7~8%未満に穏やかに下げる治療を比較したところ、強力に下げた方が死亡率が高まる、という結果になったからです。血糖値が下がりすぎ、意識障害などに陥る低血糖が増えるからだとみられています。

 治療効果の分析に詳しい名郷直樹医師(東京都国分寺市の武蔵国分寺公園クリニック院長)は「糖尿病学会のHbA1c6%未満という治療目標は、6%未満を目指すと死亡率が高まるという臨床試験結果と矛盾している」と指摘します。実際、米国内科学会は、HbA1cは7%台を目指すよう勧告しています。

 日本人の糖尿病患者を対象に、血糖値、血圧、脂質の値をいずれも強力に低下させる治療の効果を調べる臨床試験の結果が昨年発表されましたが、やはり心筋梗塞や死亡のリスクが下がる効果ははっきりしませんでした。

 

3種類の薬を服用 数値下がらず体重は10キロ以上増

 しかし、実際の治療では、血糖値を強力に下げようと、何種類もの薬が使われることがよくあります。60歳代のA子さんもその1人でした。

 彼女は10年ほど前、HbA1cが7・5%(診断基準は6・5%以上)で、糖尿病と診断されました。医師から6%未満を目指すよう言われ、服薬を始めましたが、数値はあまり下がりません。飲む薬が3種類に増える一方、体重は10キロ以上増えました。このままの治療で良いのか心配になり、6年前に名郷医師を受診しました。

薬を変更 緩やかな糖質制限と運動で改善へ

 名郷医師は、A子さんの体重増加は薬の副作用が原因とみて、それまで服用していた3種類のうち、体重増加の副作用がある薬(スルホニル尿素薬)をやめ、ビグアナイド薬のメトホルミンを新たに処方しました。インスリンを効きやすくする作用がある薬です。

 さらに体重を減らすため、ご飯は茶わんに半分、甘いものは控えるよう指導しました。緩やかな糖質制限です。

 体重が減り始めると、残る2剤も打ち切り、薬はメトホルミンだけにしました。HbA1cは一時9%台に上昇しましたが、半年後には5キロ減量でき、HbA1cも徐々に低下。糖質制限を緩める一方、毎日30分から1時間歩く運動療法を続けると、数値は7%台前半になり、安定した状態を保っています。

 糖尿病には様々な治療薬がありますが、心筋梗塞や脳梗塞などの合併症を防ぐ効果が明らかな薬は、実はあまり多くありません。

 その中で、メトホルミンは予防効果がはっきりしているため、欧米では最も優先して使うべき薬として推奨されています。名郷医師は、無理のない食事・運動療法による体重コントロール、それにメトホルミン1剤だけを使う治療が基本だと言います。

 名郷医師は「患者は厳しい血糖値の目標を言い渡されて心理的にも参っている。『厳しい目標でも緩やかな目標でも、結果はそれほど変わりません。緩やかにやりましょう』と言うと、多くの人が安心する。その方が、治療が長続きして、結果も良い」と話します。

治療を負担に感じる人ほど死亡率が高い!? 糖尿病にストレスは大敵 : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)

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内潟安子さん講演「糖尿病とともに楽しく生きる!」

2018年7月12日

 

 5人に1人が糖尿病の患者か予備軍と言われる中、「糖尿病とともに楽しく生きていく人生は?」のタイトルで、糖尿病が専門の東京女子医大東医療センター病院長・内潟安子さんの講演会が1日、東京・足立区のよみうりカルチャー北千住で開かれた。「親からもらった体質と強く関連する2型糖尿病と、それとはあまり関連しない1型糖尿病。この二つの糖尿病になっても血糖値を管理していけば怖いことはありません」と、病気との付き合い方をわかりやすく紹介。約50人の聴衆は熱心に耳を傾け、「糖尿病が『万病の元』といわれる意味がよくわかった」などと受け止めていた。

最初は痛くもかゆくもないが…

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講演する内潟さん

 2型糖尿病は、慢性的に徐々に血糖値が高くなっていくのですが、当初は痛くもかゆくもありません。自分ではわからないので健診が必要になります。空腹時の血糖値が126mg/dl以上や過去1~2か月の血糖値の平均を示すHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)6.5%以上などが基準です。

 症状がまったくないのに体のどこが、何が悪いのか。糖尿病は血糖値が高いこと自体よりも、慢性的に血糖値が高いために起こる血管の合併症が一番怖いのです。治らないし、元に戻りません。古くなった水道管の内部は水垢でドロドロになっていますよね。あれと同じで、血管、つまり血液が流れる管の中に水垢のような垢がたまってきて詰まったり、血管の壁を弱くしたりもろくしたりしてしまうのです。これが動脈硬化です。たまったものが他の場所に飛んで行って血管を詰まらせることもあります。また、体を守ってくれる免疫の働きも鈍くなります。

足、腎臓、目、心臓、脳血管、がん、認知症……合併症は全身に

 糖尿病の合併症は、大小の血管の障害から引き起こされます。神経に栄養を供給する血管の障害は神経の障害を招き、足裏の感覚が鈍くなって、なんとなくお餅がはりついている感じがするようになります。画びょうを踏んでも痛みが鈍い。この神経障害に足の細かい血管の障害と免疫低下による感染症が加わり、足の壊疽が起こります。足の一部や全体を切断せざるを得ないことがあります。

 腎臓はぐるぐると糸を巻いた手まりのように血管が巻きついた臓器です。血液から不要なものをフィルターで漉して尿として排出しています。糖尿病でフィルターが壊れ、一線を越えてしまうと元に戻せないので、人工透析が必要になります。

 目の血管が詰まったり、破れたりすると、網膜症や緑内障を起こします。眼科に通って検査をして早めに治療をすれば視力を守ることができます。

 糖尿病は心筋梗塞や脳梗塞も引き起こします。心筋梗塞は心臓の血管が詰まって心臓を動かす筋肉が壊死してしまう病気で、心臓を強くつかまれたような痛みを感じると言われます。ところが糖尿病が進んでいると、痛みのない無痛性心筋梗塞が起こることもあります。

 がんも合併症と言えそうです。糖尿病があると、がんになる確率は1.2倍になるので、ぜひがん検診を受けて下さい。

 認知症も同様です。認知症になる確率が上がるからです。歯周病も、糖尿病があるとなりやすいし、悪化しやすいですね。 

 糖尿病が「万病の元」と言われるゆえんがご理解いただけると思います。1型糖尿病でも2型糖尿病でも、発症する合併症は同じです。

 

原因は大食いだけではない 体質も影響

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約50人の聴衆が熱心に耳を傾けた

 

 どうして糖尿病になるのでしょうか。たくさん食べることは血糖値の上昇に関係していますが、それだけが原因ではないことがわかってきています。

 血糖値にはいくつもの臓器が関係しています。食べると膵臓(すいぞう)からインスリンというホルモンが出て、血液から糖分を取り込んでエネルギー源として脂肪をたくわえます。そのほかにも、脳や脂肪、肝臓、腸、腎臓も大きくかかわりながら血糖値を上下させています。

 糖尿病のほとんどは2型です。肥満から糖尿病になる人は多いですが、やせていても糖尿病になる人はいるし、たくさん食べていてもならない人もいます。食習慣や運動習慣とともに、親から受け継いだ体質が関係しています。しかし親が糖尿病だから自分も糖尿病になってしまうと諦めるのではなく、なりやすい体質であっても、多めに運動したり食事に気をつけたりすることで、発症を抑えられるのが糖尿病です。

 一方、1型糖尿病は、ある日突然インスリンが出なくなり、高血糖になります。若い年代での発症が多く、日本ではお子さん10万人に1人くらいです。ただし年代を問わずに発症し、太っているかどうかは関係ありません。

農耕民族の日本人は糖尿病になりやすい

 少し体質について考えてみましょう。

 人類の歴史を見ると、食べ物がいとも簡単に入手できるようになったのは、ほんのつい最近の事ですね。人類は、地球に現れてから常に飢えと闘ってきました。生きて行くには、食べ物が乏しくても、血糖値や血圧などの数値は元気に活動できるくらいの水準を維持しなくてはいけません。つまり十分に食べていなくても元気はつらつで生きていくことができる体質の人たちが、子孫を残すことができたのです。私たちはその末裔です。

 さらに農耕民族である日本人は、少し太っただけで糖尿病になりやすい体質も持っています。欧米人など狩猟民族は獲物が取れた時に食べて脂肪をたくわえておく必要があるため、インスリンをたくさん分泌できます。一方、日本人は毎日必要な栄養分だけ食べればいいので、インスリン分泌が欧米人と比べて少なく体形は細身です。少し太るだけで血糖値が上がって糖尿病になってしまうわけです。

 みなさんが子どものころを思いだしてください。お正月やお祭りのご馳走を、今は毎日のように食べることができますね。少ない食事でうまく生き残る体質を持つ私たちが、毎日ご馳走を食べるとどうなるか。5人に1人が糖尿病かその予備軍になるというわけです。

内潟安子さん講演「糖尿病とともに楽しく生きる!」 : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)

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30歳男性社員の3人に1人が定年までに2型糖尿病発症の可能性

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Photo:PIXTA

 

 日本では30歳の男性社員の3人に1人、女性社員の5人に1人は、65歳までに2型糖尿病になる可能性があるらしい。

 関東、東海地方に本社を置く国内12企業と社員およそ10万人が参加する「J-ECOH研究」では、糖尿病歴がない30~59歳の男女、5万3828人(男性4万6065人、女性7763人)の追跡データを解析している。

 2型糖尿病の定義は、健康診断の検査で(1)過去1~2カ月間の血糖状態を反映するHbA1c値が6.5%以上、(2)空腹時血糖値が126mg/dL以上、(3)随時血糖値が200mg/dL以上のいずれかを満たす、もしくはすでに糖尿病治療を受けている場合とした。

 2008年からの追跡期間中、男性3339人、女性248人が新たに2型糖尿病を発症した。

 さらに30歳時点で健康な会社員が65歳までに2型糖尿病になる累積罹患率を計算したところ、男性が34.7%、女性が18.6%だった。つまり、男性の3人に1人、女性のおよそ5人に1人が65歳までに2型糖尿病を発症する可能性がある、というわけ。

 BMI(体格指数)ごとにリスクをみた結果、BMI30以上(肥満)の男性が65歳までに2型糖尿病を発症する確率は、77.3%、女性は64.8%、またBMI25以上~30未満(過体重)では、それぞれ49.1%、35.7%だった。例えば、30歳時点で「ちょっと太り気味かなぁ」という男性の半数は、定年まぎわに糖尿病と診断されかねないのだ。

 研究者は「日本の会社員は男女ともに糖尿病リスクが高い」とし、「若年者の肥満予防、糖尿病早期発見プログラムが必要」と警鐘を鳴らしている。

 実際、「座りっぱなし」「長時間労働の影響による食生活の乱れ」「慢性的な睡眠不足」と、日本の会社員の生活環境は2型糖尿病の危険因子だらけ。一部の企業では患者を対象とした血糖管理プログラムを提供しているが、予防までは手が回らない。結局一人ひとりが自衛するほかないのだ。

 何はともあれ、余暇にはしっかり身体を動かすこと。ツケを後半生に回すのだけは避けたい。

(取材・構成/医学ライター・井手ゆきえ)

30歳男性社員の3人に1人が定年までに2型糖尿病発症の可能性|男の健康|ダイヤモンド・オンライン

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女子アナ・大神いずみに残酷な診断 

食事制限も運動もしているのに「糖尿病」

2018/7/10 18:30

 

   フリーアナウンサーの大神いずみさん(49)が「糖尿病」の宣告――。2018年4月5日、「主治医が見つかる診療所」(テレビ東京)に出演した際の話だ。

   実は1年前の2017年4月にも同番組で「糖尿病予備軍」との宣告を受けていた。2018年1月からは、独自のカロリーオフ健康法を実践し、今年4月の放送では「3か月前に比べて、顔が少しシュッとした様子」と評価され、4キロの減量にも成功していた。にもかかわらず、「糖尿病」と診断されたのだ。

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麺の代わりにしらたき、空いた時間に筋トレ

   番組では、大神さんの食生活を追った。朝食は、玄米を60グラム使用した雑炊に、ブロッコリー、コンビニのスモークチキン。糖質を制限し、たんぱく質が多めの朝食だ。ブロッコリーにはかつお節で、ドレッシングはかけない。米も食べるのは朝だけで、80グラム以下というのがマイルールだという。

   夕食は、野菜スープに豆乳、しらたきを入れた「しらたき豆乳ラーメン」に加え、サバ缶を使ったサバサラダだ。大神さんは「ピザ食べたいなあ…」と本音を漏らすも、これだけで食事を終えた。毎日の晩酌には、糖質が少ないテキーラを1杯飲む。

「これだけでも十分酔ったなって思うから、もうこれで十分。これ以上は飲まない」

   食事の節制だけでなく、空いた時間にダンベルで筋トレをしたり、ダイエットマシーンに乗るなど、簡単な運動も始めていた。

   唯一、ダイエットが失敗する恐れがあるのは、元プロ野球選手の夫・元木大介さん(46)が料理を作る日だ。彼が調理すると、なぜか自然と超大盛料理ができあがってしまうという。その日は大神さんの大好きなギョーザだったが、1個しか食べなかった―――。と思いきや、「やってしまった。(体重を)戻してしもうた」と頭を抱える大神さん。収録のカメラが止まった後、7個食べてしまったという。

ダイエット前には「発症していた」

   最後に失敗したとはいえ、大神さんは3か月で4キロの減量に成功している。なぜ糖尿病と診断されたのだろうか。

   糖尿病の診断基準になるのは、血糖値(血液中の糖の量)とヘモグロビンA1c(過去1~2か月の血糖の状態が分かる)で、両方が基準を超えると糖尿病と診断される。大神さんはヘモグロビンのみが基準値をオーバーしており、通常は糖尿病が強く疑われる状態。医師の診断は「今はダイエットをした良い数値(ベストコンディション)なのにヘモグロビンが基準値をオーバーしている。つまりダイエット前(編注:2018年1月の放送より前)は、糖尿病を発症していた」というものだった。

   また、大神さんの血管年齢は64歳と診断された。医師によれば、血管年齢はこれまでの積み重ねによるので短期間のダイエットではすぐに好転しないようだ。今後はダイエットの継続が課題で、次のようにアドバイスされた。

「嫌々やっても成功しない。しらたきのラーメン風だったら豚肉をもっといれるなど、肉や魚などのたんぱく質をもっと食べると、満足度が上がります」

「自分の好物で、しかも体にいいようなものを見つけていくことで、食事制限も楽しくなる」

夫・元木大介も協力「夫婦で食事管理はじめました」

   大神さんは、番組放送後の5月11日に自身のブログ「おおがみいずみのつくりかた」で、次のように投稿した。

「元木家、夫婦で食事管理はじめました。私は『あすけん』というアプリを使って食事などを記録しています。3日坊主になるかと思ったら、けっこうな辛口採点がでるもんで、意地になっているうちに、なんだか続いています。がんばってんぞー!」

   番組では「ダイエットに家族も巻き込むこと」とアドバイスを受けており、夫の元木さんも健康管理に気を使っているようだ。

「夫もやっと健康管理に本気だしてくれて、以前のような暴飲暴食、お手製のドカ飯食いでまわりを圧倒!…みたいなことはなくなりました。やっぱり私が言うより、人(番組)に言ってもらったほうが、素直にきいてくれる男だ。元木、がんばりますよー!」

全文表示 | 女子アナ・大神いずみに残酷な診断 食事制限も運動もしているのに「糖尿病」 : J-CASTトレンド

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夏はペットボトル症候群にご注意を

朝日新聞デジタル

 

 いわゆる「ペットボトル症候群」とは、糖分が含まれている甘い清涼飲料水を大量に摂取することで血液中のブドウ糖やケトン体と呼ばれる成分が異常に高くなり、意識レベル低下、口渇、多尿、倦怠感、腹痛、嘔気などの症状を引き起こす病気です。「急性の糖尿病」と説明されていることもあります。

 糖尿病は自覚症状が出にくく、血糖値が少し上がったぐらいでは自分ではわかりませんが、さらに血糖値が上がると、尿量の増加、口渇、飲水量の増加といった症状が出てきます。ブドウ糖が尿中に排泄されるときに水分も一緒に排泄されるため、おしっこの量が増え、体の水分が不足し、のどが渇くのです。

 のどが渇いたからと甘い清涼飲料水を飲むと、さらに血糖値が上がり、尿量が増え、のどが渇いて、再び清涼飲料水を飲むという悪循環に陥ります。糖尿病では、血液中の糖分をエネルギーに変えるインスリンというホルモンがうまく作られません。すると体は糖分を利用できなくなるので、血糖値は上昇したままになり、代わりに脂肪を分解してエネルギーを得ようとします。そのときに生じるのがケトン体です。ペットボトル症候群の別名は「ソフトドリンクケトーシス」と言いますが、ケトーシスとは高ケトン血症のことです。

 ペットボトル症候群は、もともと糖尿病があったところに、大量の糖分の摂取をきっかけにして血糖値やケトン体の増加という代謝の異常を起こしたわけで、急に糖尿病が発症したわけではありません。何年も前から糖尿病を指摘されていたり、治療中だったりした患者さんがペットボトル症候群を発症することもよくあります。「急性の糖尿病」というより、「糖尿病における急性代謝失調」と言ったほうがより正確でしょう。

 ペットボトル症候群とはまったく別に、「劇症1型糖尿病」もあります。自己免疫が原因でインスリンを産生する細胞が壊れ、自覚症状が出て1週間以内にケトン体が生じるほどの急激な経過をたどる糖尿病です。「急性の糖尿病」と聞いたときに私がまず連想するのは、ペットボトル症候群ではなく劇症1型糖尿病です。

 劇症1型糖尿病の治療にはずっとインスリンが必要ですが、ペットボトル症候群は初期治療を除けばインスリンは不要になることが多いです。ただし、糖尿病そのものは治りませんので食事療法を続ける必要はあります。自覚症状が改善したからと油断して甘い飲み物をたくさん飲むと、再びペットボトル症候群を起こします。

 これから暑い季節になってきます。糖尿病の患者さんはもちろんのこと、そうでない人も糖分が多い飲料を大量に飲むのはお勧めしません。甘い飲み物はあくまで味を楽しむための嗜好品で、水分補給には向いていません。出かける時にも水やお茶を水筒で持ち歩くなどしましょう。汗をかいて喉が渇くのは正常ですが、おしっこがたくさん出たり、体が異常にだるかったりしたときは、医療機関にご相談してください。

 

《酒井健司さんの連載が本になりました》

これまでの連載から80回分を収録「医心電信―よりよい医師患者関係のために」(医学と看護社、2138円)。https://goo.gl/WkBx2iicon_blank-2018-07-9-18-11.gif

<アピタル:内科医・酒井健司の医心電信・その他>

http://www.asahi.com/apital/healthguide/sakai/(アピタル・酒井健司)

夏はペットボトル症候群にご注意を:朝日新聞デジタル

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糖尿病足病変にならないためにフットケアチェックをしよう

糖尿病足病変(とうにょうびょうあしびょうへん)をご存知ですか。糖尿病の血糖コントロールをおろそかにしていると、糖尿病合併症により足のしびれや痛み、ひどい場合は足潰瘍(かいよう)や壊疽(えそ)を起こしてしまうことがあります。糖尿病足病変の危険度をチェックして、こまめにフットケアをすることが重要です。自分でできる糖尿病足病変のチェックリストがありますので、大いに活用しましょう。

healthクリック

自分でできる潰瘍と壊疽の危険度チェック

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糖尿病患者は、足病変(あしびょうへん)の潰瘍や壊疽を起こしやすいといわれています。足の親指や中指が紫色や黒色に変色する、足にしびれがある、痛みを感じる、ふくらはぎが張っているという人は、糖尿病足病変の潰瘍や壊疽の危険信号が灯っているかもしれません。

次のフットケアチェックで危険度をチェックできます。

タコやウオノメ、靴擦れに注意

糖尿病は、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)を下げるホルモンのインスリンの分泌が低下したり、ホルモンとしてのはたらきが悪くなったりすると、ブドウ糖を血液から筋肉や脂肪組織に送り込むことができなくなり高血糖状態になります。

高血糖状態が長く続くと、血液の流れが悪くなって神経に十分な栄養や酸素が供給されなくなりますので、足潰瘍や壊疽になりやすいと言われています。

さらに、年を重ねると足底の筋肉量や脂肪量は減少してクッション性が低下します。足に合わない靴をはいていると、タコやウオノメ、靴ずれを起こしやすくなりますし、足潰瘍や壊疽を悪化させるので注意しなければなりません。

また、便秘になりやすい人も注意しましょう。糖尿病によって自律神経が乱れるために、大腸の運動能力が低下して便秘を頻繁に起こすことがあるからです。

上記のフットケアチェックで、複数項目が当てはまる人、あるいは項目が単独であっても、その程度がひどい人は要注意です。

 

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毎日歩くことと足を清潔にこまめなフットケアを

上記のフットケアチェックで、「足がしびれる」、「歩くと足が痛くなる」、「ふくらはぎがパンパンになる」は、糖尿病足病変のリスクです。

「歩かない」もリスクになります。血液の流れをよくすることが血糖コントロールにつながりますので歩きましょう。帰宅した際は靴下を脱いで、足を観察した上で足をよく洗って、水気を拭きましょう。足の裏を鏡で見るくらいの習慣をつけること、足を清潔に保つことが重要です。

神経障害は痛みや温度を感じにくいので、足病変の悪化に気付かないケースに注意

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日本糖尿病対策推進会議が2006~07年に行った調査によると、糖尿病と診断されて平均10年が経過した患者の半数近くで糖尿病神経障害が認められたとの報告があります。

糖尿病神経障害は、高血糖状態により血液の流れが悪くなって神経に栄養や酸素が供給されなくなると、痛みや温度、触覚などを伝える感覚神経、手や足の動きに関与する運動神経、自律神経といった細い神経系の末梢神経に悪影響を及ぼします。

足にやけどを負っても気付かないケース、画鋲が足に刺さっても痛みを感じにくいといったケース、足の指が変色しているのに何も感じないケースがあります。

これらの神経障害は、糖尿病の合併症として早期から発現します。糖尿病の罹病期間が長くなるほど発症頻度が多くなります。

糖尿病足病変の危険信号がわかる神経学的評価「Ipswichタッチテスト」

糖尿病患者で足の感覚がない場合は要注意です。そこで、家庭でできる糖尿病神経障害のチェックテストとして、Ipswich タッチテスト*があります。足の指を触ってもらうことで感覚があるかどうかを調べられるものです。

Ipswichタッチテスト*

  1. 1)被験者には眼をつぶってもらう
  2. 2)検者は被検者の両足の母趾、中趾、小趾の先端を順に軽く触る
  3. 3)6ヵ所のうち2ヵ所以上がわからない場合は神経障害ありと判定
* Diabetes Care 2011;34(7):1517-1518

糖尿病神経障害は、合併症のなかで最も早く発現しますが、さまざまな症状に気付かない場合もあります。早期の発見と適切な対応が重要です。Ipswichタッチテストは糖尿病神経障害を家庭で簡単にチェックできますので、おすすめです。

 

閉塞性動脈硬化症とは

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糖尿病による血流障害として閉塞性動脈硬化症を生じることがあります。閉塞性動脈硬化症は、両足の広範囲に現れます。特に、ふくらはぎなどで末梢の動脈が閉塞することが挙げられます。

閉塞性動脈硬化症の重症度をみるのに、Fontaine分類があります。

Fontaine分類

  1. Ⅰ度:無症状、しびれ、冷感
  2. Ⅱ度:間歇性跛行:ある程度歩くと足の痛みが生じ、休むとまた歩けるようになる
  3. Ⅲ度:安静時疼痛
  4. Ⅳ度:潰瘍(かいよう)、壊疽(えそ)
足の状態をこまめに調べよう!フットケアが大事

閉塞性動脈硬化症が進行して壊疽を生じた場合、足の指を切断せざるを得なくなることが多いので注意が必要です。

また、高血糖は免疫力(抵抗力)を低下させますので、体の抵抗力を低下させることにより細菌感染が起こりやすくなります。

例えば、糖尿病患者でタコやウオノメ、靴擦れができた後、患部にばい菌が入って足がパンパンになってしまい、足を切断する羽目になったケースがあります。

糖尿病の合併症が悪化したことで、足病変の潰瘍や壊疽を発症して足の切断に至った人数や、網膜症により失明に至った人の数はそれぞれ年間3,000人、腎障害により人工透析を受けるようになるのは年間1万6,000人に上ることが言われています。

糖尿病を持つ人では、足の潰瘍や壊疽を起こすと手遅れかもしれませんので、足病変を早期に発見することが重要です。足の状態をこまめに調べて、ふくらはぎをマッサージすることや、足の指を動かすといったフットケアを習慣付けることが重要です。

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フットケアの心得

  • 毎日、帰宅後に足をよく観察する
  • 足をよく洗って水気をよく拭いて清潔に保つ
  • 爪の手入れでは切り過ぎないようにする。巻き爪は直す
  • 足に合った靴を履いて靴ずれを防ぐ
  • 足をケガしないように素足を避けて、靴下やスリッパを使うようにする
  • ケガをしたら医療機関でしっかり治す
  • やけどをしないようにする
  • 硬いものを踏まないようにする
  • 足のふくらはぎをマッサージする
  • 足の指を動かす
提供:板倉弘重先生

糖尿病足病変にならないためにフットケアチェックをしよう|糖尿病|healthクリック

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横すじ、縦すじは?

ツメの形状の変化で病気、体調不良がわかる

記事投稿日:2018/07/06 11:00 最終更新日:2018/07/06 11:00

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「ツメを見ると、その人の健康状態がわかります。糖尿病などの生活習慣病や動脈硬化、心疾患など病気を見つける手がかりにもなります。ツメは、ケラチンという皮膚や髪の毛と同じタンパク質からできています。また、ツメの下には末梢の血管が多く集まっているため、血液循環の影響を受けやすく、栄養不足や貧血、心臓や肺などの内臓疾患の異常に伴う変化が表れやすいのです」

そう話すのは、千春皮フ科クリニック・渡邊千春院長。自分の手のツメをふだんは特に気にかけることもなく、マニキュアをしていて自分の地ツメを最近きちんと見ていないという人も多いのでは? かく言う本誌記者も、ツメが伸びてきたら切るくらいで、状態まで気にしてはいない。

「わかりやすいのはツメの色。大病を患っているときは、色の変化が比較的顕著に出やすいです」(渡邊院長・以下同)

通常のツメの色は薄いピンク。これは健康な血液がツメの下をよどみなく流れている証拠だという。

「よく見かけるのは白いツメです。肝硬変などの肝疾患やネフローゼ症候群といった腎機能の病気の可能性があります。とはいえ、40歳を過ぎると、年齢的にも貧血がちになる人も多いので、白いツメが気になった人は、まずレバーやほうれん草など鉄分を多く含む食事を心がけて様子を見てもいいでしょう。食事から取るのが大変という人はサプリメントなどで取り入れるのも一案です」

さらに、色だけでなくツメの形状も健康状態の変化を語るという。

「健康なツメは緩やかなカーブを描いて、表面にすじなどがなくツルツルしています。そうでない場合、体から何らかのサインが出ている場合があります」

本誌記者が自分のツメを見てみると、縦のすじがくっきり入っているが……、ひょっとして何かの病気のサインなのだろうか? 恐る恐る先生に見てもらうと――。

「ズバリ加齢が原因ですね。筋肉量が減って、代謝が落ちていると、ツメの表面に縦すじが入ってくるんです。運動不足を改善してください」

極端な心配はないとのことだが、代謝が落ちていることや運動をしていないことまでわかってしまうとは、ツメのサイン恐るべし!

「横に入ったすじは栄養が行き届いていない可能性が高いです。糖尿病や低カルシウム血症、円形脱毛症などを伴うことも。また、横すじは過去に大病をしていたり、すごいストレスがあったことを示す場合もあります。根元から3ミリくらいの箇所に確認できる場合、1カ月ほど前に何らかの原因があったはず。心当たりがないか思い返してみてください」

ツメの上端が剥がれてしまういわゆる「二枚爪」は、水仕事やネイルによるツメの表面の乾燥や冷え、栄養不足などが主な原因だとか。

「中高年以上の女性に多いのが、ツメが反り返ってしまう『スプーンネイル』です。主な原因は鉄欠乏性貧血。ツメが白い場合と同じように、鉄分補給を心がけてください」

加齢とともに増える肺炎、肺がん、肺気腫などの病気の場合のサインと疑われるのが、指先が太鼓のバチのように膨らむ「ばち指」。ぜひ自分のツメをチェックしてみよう。

また「ツメの生え際に半月がない人は不健康」「ツメの中に白い点が現れたら幸せの証し」などという噂を耳にしたことがある人も多いはず。これらの真偽を渡邊院長に聞いてみた。

「ツメの半月の白い部分は新しくツメができた部分。水分が多いので白く見える人が多いだけです。ない人は体が乾燥しがちの可能性も。また、ツメの中にできる白い点は、どこかにぶつけるなど外傷によってできることが。いずれにしても、あってもなくても病気ではないので、心配はいりません」

ツメがいろいろな体の異常を知らせてくれることがわかってきたが、ツメのチェックはどれくらいの頻度で行ったらいいのだろう?

「1週間に1度くらいのチェックを習慣にするといいでしょう。朝食後や寝る前など、毎回決まった時間帯にチェックするよう心がけると、変化に気づきやすいです」

ツメの異変が気になったら、まずは皮膚科へ。必要に応じて適切な科を紹介してもらおう。

「チェックのため、というのもありますが、新陳代謝が悪くなるのでネイルはなるべく避けて。特にジェルネイルは、ツメの表面が密閉され、菌の繁殖にもつながるので、注意が必要です」

チェックがてら、ハンドクリームでツメや甘皮をマッサージすると、滞りがちな末梢の血流がよくなるのでおすすめだそう。

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「間違い歯磨き」が突然死を引き起こす(2)

「生ゴミに消臭スプレー」と同じ

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 実は、歯周病菌はさまざまな生活習慣病と深く関わっている。その代表格が糖尿病だというのだ。

「糖尿病治療にはHbA1cという検査項目があるのですが、これをほんの0.1ポイント下げるのがすごく難しい。ところが歯周病治療を行った糖尿病患者さんの多くにHbA1cの下降が見られるというデータがあるんです。つまり歯周病菌が、インシュリンの分泌や血糖値の変化などに関与しているということ。それが、歯周病が糖尿病の『6番目の合併症』と言われるゆえんなんです」

 さらに、歯周病菌や菌が作り出す毒素が血管の中に入り込むと、全身の臓器、心臓などに歯周病菌が付着する場合があるといい、

「菌が作り出す物質によって血管が痛めつけられ、硬化したり細くなったりすれば、結果、動脈硬化を起こし、それが心筋梗塞や脳梗塞など、死に直結する病気を誘発する引き金になることもあるんです」

 知らない間に歯が抜け落ち、ともすれば突然死を誘発する。ところが籾山医師いわく、最大にして唯一の予防法であるはずの歯磨きに、実は深刻な問題があるというのである。寝不足が続いたり深酒した翌日、なんとなく歯茎に違和感を感じるのは記者だけではないだろう。

「現代人は常にいろいろなストレスにさらされているため、免疫力や抵抗力は人によってすごくムラがある。ただ、日本人には生活習慣としてほぼ100%、歯磨きが定着しています。それでも成人の8割が歯周病を持っているということは、ふだん行っている歯磨きのしかたが間違っているから。人によって免疫力は違うので、同じ量のバイ菌が残っていた場合、免疫力、抵抗力の弱い人はわずかな量で病気を引き起こす可能性があるということです」

 その最大の間違いが、歯磨き粉の使用にあるという。

「歯磨きの目的はプラークを取り除くことと同時に、血液の循環をよくすることですが、市販の歯磨き粉にはほぼ、『ラウリル硫酸ナトリウム』という合成界面活性剤が入っている。これは台所で使う合成洗剤であり、歯磨き粉はそれに味と香りを付けたものなんです。台所洗剤を付けて素手で洗い物をしていると手荒れすることがありますが、これを敏感な歯肉や粘膜に使ったらどうなるか。1日3回もやれば、治るものも治らないのは当然のことです」

 百害あって一利なし。確かに記者が現在使っている歯磨き粉のパッケージには「歯磨き用リン酸水素カルシウム・ソルビット液などのほか、ラウリル硫酸ナトリウム」という成分表示がある。さらに記者は歯磨きのあと、仕上げにとデンタルリンスによる、クチュクチュうがいも実行しているのだが、これまた問題大アリで、

「簡単に言うと、生ゴミたっぷりのゴミ箱のニオイを消すために、消臭スプレーを吹きかけているのと一緒。汚れが残っているのにさっぱりするという気分が味わえて、しかも成分はアルコール系のものが多く、刺激も強い。これも百害あって一利なしです」

 いやはや、事実なら、これまで常識だった「歯周病予防=歯磨き」という構図が崩れ去ってしまうではないか。

「間違い歯磨き」が突然死を引き起こす(2)「生ゴミに消臭スプレー」と同じ | アサ芸プラス

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常識一変!

糖尿病の人と予備群に運動が必要な本当の理由

 

 人が生きていくには糖分からエネルギーを作る必要がある。エネルギーは細胞内で作られるため、食事で得られた糖分は血液に乗って全身の細胞に届けられる。糖尿病は糖分を血液から細胞内にうまく取り込めず、血管内でだぶついた糖分がさまざまな悪さをする病気だ。ならば「余分な糖分を体内に入れないための食事制限はわかるが、なぜ運動しなければならないのか」――。そう疑問に思う人も多いのではないか。糖尿病のメカニズムを研究している首都大学東京大学院人間健康科学研究科の藤井宣晴教授に聞いた。

 糖尿病は少なくとも紀元前1500年以上前から人類を苦しめ続けている病気だ。喉が渇いて水を大量に飲むことから「体の栄養素が水と共に体の外に流されて、徐々に弱っていき、最後は死に至る」病気と考えられてきた。

 糖尿病が代謝の病気とわかってきたのは1700年代に入ってから。今は膵臓から分泌され、血液中の糖分を細胞に取り込んだり、余った糖分を肝臓や筋肉に蓄える働きのあるインスリンが関係していることがわかっている。分泌量が少ないか、機能が低下することで発症するというのだ。

 糖尿病の人が運動が必要な理由は、筋肉をつけることで基礎代謝が上がり血糖を多く消化することのほかに、筋肉の収縮が血糖値を下げる唯一のホルモンであるインスリンの分泌量を増やしたり、働きを良くするからだと考えられてきた。

 ところが近年、そんな医学常識を一変させる事実が判明した。運動中はインスリンの量はむしろ低下し、筋肉が別の方法で血糖値を下げていることがわかったのだ。

「それがAMPキナーゼと呼ばれる酵素です。この酵素は筋肉細胞内で細胞のエネルギー量を監視し、その量を調節する働きを持っています」

 人が筋肉を動かすときはATP(アデノシン三リン酸)と呼ばれるエネルギーの「蓄電池」を利用する。

 ATPは細胞内に数百から数千あるミトコンドリアという「電力工場」で作られる。運動を続けてATPのエネルギーが使われるとADP(アデノシン二リン酸)という物質に変化し、最後はAMP(アデノシン一リン酸)という名のカラの電池になる。

「細胞内でAMPが増えると、それに応じてAMPキナーゼのスイッチが入り、血液中の糖の筋肉細胞への取り込みが始まります。細胞内ではそれを原料としてミトコンドリアで新たなATPが作られ低下したエネルギーを補充するのです」

 つまり、運動すると血糖値が下がるのは細胞の外からはインスリンが、細胞の内側からはAMPキナーゼが、血液から糖分を細胞内に取り込ませる働きをして血糖値を下げているのだ。

「最近はAMPキナーゼの他にもSNARK(スナーク)と呼ばれる酵素がAMPキナーゼ関連酵素ファミリーのひとつで、AMPキナーゼの補助的役割を果たしていることがわかっています」

 AMPキナーゼの糖尿病治療薬の研究は続けられているが、効き目が強すぎて難航している。

■血糖を下げるのはインスリンだけじゃなかった

 では、どのくらい運動すればいいのか? 激しい運動をすればエネルギーが消費されるため、AMPキナーゼとその仲間たちは活性化され、糖の細胞への取り込み量は増える。しかし、そうした運動は長くは続かない。

「重要なのは血糖値を下げるこの新たな回路は、筋肉収縮の間だけしか細胞への糖の取り込みを行わない、という点です。激しい運動をする必要はなく、長く筋肉の収縮を行う運動が良いのです。短時間しか続けられないスプリント走よりは、運動量を確保しやすいジョギングや散歩を長くやる方がいいのです」

 インスリンを使わずに血糖を下げる、新しい回路で注目すべき点は他に2つある。ひとつはインスリンの回路に支障が出ても、新しい回路は“無傷”である可能性が高いこと。そのため、糖尿病と診断された人でもこの新しい回路を鍛えれば、血糖値を改善でき、使用している薬の量を減らせる可能性がある。

 もうひとつは日々の継続的な運動トレーニングが、インスリンによる回路の不具合さえも改善する可能性があることだ。

「ヒトを対象に、片足での自転車駆動運動を1時間行ってもらい、その終了6時間後にインスリンの働きを調べると、運動した脚では安静を保った側の脚に比べ、インスリン感受性の亢進が見られました。おそらくはインスリン感受性の上昇が、運動を繰り返すことで少しずつ大きくなったと考えられるのです」

 血糖値を下げる新たな物質、AMPキナーゼとその仲間たちが本格的な研究対象となったのはここ10年のこと。「糖尿病は治らない」という医学常識も「適切な運動が薬となる」とわかったことで過去のものとなる日がくるかもしれない。

常識一変! 糖尿病の人と予備群に運動が必要な本当の理由|日刊ゲンダイヘルスケア

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