「ベジファースト」で糖尿病対策 

東京・足立区の取り組みが奏功

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 東京都足立区が糖尿病対策に力を入れている。野菜から食べ始める「ベジファースト」を、糖尿病リスクの高い成人に推進しているだけでなく、学校や保育園・幼稚園で、子どもや家庭にも浸透させようと対策している。

「ベジファースト」の効果? 野菜の摂取量が増加

 東京都足立区が糖尿病対策に力を入れている。区民の健康寿命は、男性 77.5歳、女性 82.3歳で、都平均より約2歳短い(2015年調査)。その一因となっているのは、偏った食生活などが引き起こす2型糖尿病などの生活習慣病だ。

 足立区は「糖尿病に関わる医療費」が23区ワーストだ。被保険者1人あたりの糖尿病の医療費は都平均が828円なのに対し、区は1,091円(2016年調査)。糖尿病が区民の健康寿命を短くしている最大の要因となっている。

 こうした現状をふまえ、「糖尿病対策」に重点を絞り、区民の生活の質(QOL)を向上させ、健康寿命の延伸と医療費の抑制を目指すため、「糖尿病対策アクションプラン」を策定した(2014年に一部改定)。

 区民に糖尿病が多いこと。そして糖尿病対策で重要な野菜の摂取量を増やすこと。この2つを打開するため、「あだちベジタベライフ~そうだ、野菜を食べよう~」を掛け声に、野菜が食べやすくなる環境づくりを進めている。

 その成果が出て、2015年の調査では、区民が1日に摂取する野菜の量が、一昨年に比べて13g増えた。これはミニトマト1個分に相当する。区の人口は69万人。区民が毎日この量の野菜を食べ続けると、経済波及効果は年間6億円になるという。

食事スタイルの改善を小児期から始める

 区では子どもの肥満対策にも力を入れており、このほど「足立区子どもの健康・生活実態調査」の結果をまとめた。

 調査は、区教育委員会、東京医科歯科大学、国立成育医療研究センター研究所と共同で行ったもの。

 「肥満は2型糖尿病の原因になり、動脈硬化から心筋梗塞、脳卒中のリスクを高めます。動脈硬化は子どものころから進行します。また、子どもの肥満は成長してからも影響が大きく、とくに年長児が肥満であると、大人になってから肥満に移行しやすい。生活習慣が定着してしまう前、つまり小児期からの対策が重要です」と、足立区こころとからだの健康づくり課では述べている。

 「食物繊維が豊富に含まれる野菜から食べることで、血糖値の急上昇を防ぎ、インスリンの分泌を抑え、2型糖尿病や肥満の予防・改善につながります。幼児期から”一口目は野菜から”と呼びかけることで、健康寿命の延伸をはかっています」と強調している。

子どもの肥満が改善 小1対象の調査で

 区の調査によると、今年度の区立小学校1年生のうち肥満傾向にある児童の割合は男女ともに4.5%で、2015年度に比べ男子は0.2ポイント、女子は0.9ポイント、それぞれ改善した。

 「足立区では学校や保育園・幼稚園でも、野菜を最初に食べる”ベジファースト”を推進していることが成果に結びついている」と、区では述べている。

 調査は、区立小学校1年5,160人を対象に行い、4,208人から有効回答が得られた(有効回答率81.6%)。

 調査によると、「野菜から食べる」と答えた児童は15.8%で、2015年度の11.5%より4.3ポイント改善した。

 「野菜から食べる」と回答した足立区立の保育所の児童では、肥満傾向は2.5%で、「それ以外から食べる」と答えた7.2%より4.7ポイント低かった。

家庭の環境も大きく影響

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 子どもの肥満傾向には家庭環境も大きく影響している。調査では、保護者の調理技術が低いと、子どもの肥満傾向の割合が高いことが分かった。

 家庭で保護者が「野菜や果物を皮をむく」「野菜や肉の炒め物をつくる」「味噌汁をつくる」「煮物を作る」といった調理をよく行っていると調理技術が高いとみなした。

 その結果、肥満傾向児の割合は、保護者の調理技術が高いと4.4%にとどまったが、低いと6.9%に上昇した。

 また、問題行動や逆境を乗り越える力(レジリエンス)にも影響することも分かった。子どものメンタル面での強さや困難さをはかる指標となる「SDQ」で判定したところ、保護者の調理技術が高いとスコアは69.5だったが、低いと55.7に低下した。

家庭で調理される食事が大切

 東京医科歯科大学国際健康推進医学分野の藤原武男教授らは、調査結果を分析して、「家庭で調理された食事を食べている子どもは、肥満傾向が少ないだけでなく、メンタルヘルスも良い傾向があることが分かりました」と述べている。

 SDQで解析したところ、家庭で調理することで指標が改善し、肥満予防につながることが分かった。

 「家庭での調理技術が高いと、野菜の摂取頻度が高まるからだと考えられます。親の調理技術を高めるような政策によって、家庭で調理する機会が増えれば、子どもだけでなく、成人の健康も守られる可能性があります」と、藤原教授は指摘する。

 すでに区では保育園、小学校、中学校で調理技術を教える教育に取り組んでいる。これによって足立区の学校を卒業した子どもたちが親になったときに、「ベジファースト」を実践しやすくなる。

地域イベントの参加が運動習慣を高める

 調査では、子どもの就寝時間が遅い、朝食欠食、運動不足、登校をしぶるなどメンタルヘルスの悪化がそれぞれ相関していることも明らかになった。

 「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズムの定着させるためには、個人に改善を促すアプローチだけでは限界がある。より良い生活習慣が自然と身につくような環境面の整備といったアプローチが必要だ。

 運動習慣を身につけさせるためにも環境整備は必要だ。調査では、地域活動(近所のお祭り・子ども会・児童館等の教室など)に参加している子どもは、運動習慣があったり、逆境を乗り越える力が高いなどメンタル面でも良い効果があることが分かった。

 「”地域でのイベント参加”が子どもの運動習慣を高める点に着目し、子どもと地域とのつながりを増やす取組みをさらに推進するべきです。地域イベントへの参加が親以外のロールモデルにふれる機会や、新しい遊びとしての運動にふれる機会となり、運動習慣が高められる可能性があります」と、藤原教授は述べている。 子どもの健康・生活実態調査(東京都足立区)

足立区は糖尿病対策を推進します~もっと笑顔、もっと長寿 あだち元気プロジェクト(東京都足立区)

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環境の悪さは糖尿病の原因にも、

しかしクルミが「解毒剤」に 研究者

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ワシントン大学の研究者らが、世界での糖尿病患者数増加が関連しているのは、肥満の蔓延だけではないことを突き止めた。糖尿病の症例の約14%の原因が、環境の悪さであることが明らかになったのだ。この結論は、肥満や体重過多が大きくは広まっていない複数の国の統計に基づいて導き出された。同時に、食事療法専門家らによると、クルミが糖尿病の「解毒剤」として役立つ可能性があるという。

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糖尿病は、1立方メートル当たり2.4マイクログラム超という、空気中の比較的低い濃度の有害物質のもとでも悪化する可能性がある。もしこの指標が、地域で4~5倍に高まると、そこに居住する人々が糖尿病に苦しむ頻度は、環境の悪さの影響を経験しなかった人と比べて21%多くなることが明らかになったと、専門家らの報告では述べられている。

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© Depositphotos / Simply

ガンリスクを高めてしまう意外と身近な病気
しかし、食事療法専門家らは、たった一掴みのクルミを毎日消費するだけで、2型糖尿病のリスクをほとんど50%低減させることができると指摘していると、デイリー・メール紙は伝えている。

このことは、成人の米国人3万4千人超を対象にカリフォルニア大学によって実施された研究によって証明されている。クルミの平均消費量は、1日当たりテーブルスプーン1.5杯だった。この1人分の量を2倍にしたことが、糖尿病の拡大が47%抑えられたことと関連があった。クルミはまた、認識機能と心臓の働きに前向きな影響を与えていた。

環境の悪さは糖尿病の原因にも、しかしクルミが「解毒剤」に 研究者 – Sputnik 日本

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1型糖尿病と自律神経と運動 連載「インスリンとの歩き方」

 連載では、そんな遠藤さんの半生を、糖尿病と上手につきあうためのコツやノウハウを中心に、実体験のエピソードを交えて語っていただきます。1型糖尿病患者さんをはじめ、2型糖尿病患者さん、糖尿病医療に携わる方々は、ぜひご一読ください。

 僕は、また中目黒のあの串焼き屋にいた。

 苦しかったシックデイ(糖尿病の人が糖尿病以外の風邪や下痢、その他の病気にかかったときのこと:糖尿病ネットワーク:糖尿病用語辞典より)が過ぎ去ってから、2週間くらいが経ったころだった。

第24回 1型糖尿病と自律神経と運動

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 僕は、また中目黒のあの串焼き屋にいた。

 苦しかったシックデイ(糖尿病の人が糖尿病以外の風邪や下痢、その他の病気にかかったときのこと:糖尿病ネットワーク:糖尿病用語辞典より)が過ぎ去ってから、2週間くらいが経ったころだった。

朝起きられない

「最近、朝が起きられないんだ。その上、朝、すごく落ち込む。」

 僕は、素直に今の症状と感情を、医者になった女友達へ伝えた。

「起きられないの?」

「そう、起きられない。起きるのが嫌だなあ、とか、眠いなあ、というレベルじゃない。体が朝から言うことを聞いてくれないんだ。だから、起き上がることもできない。今日も朝起きれなくて、会社を休んじゃった」

「えっ、会社を休んだの?」

「うん」

「だけど、今は元気そうじゃない?」

「そう夕方くらいからは、元気になってくる。だから、飲みに行こうと君を誘ったんだ。でも、また明日の朝、きっと起きれない……」

「熱はあるの?」

「ない」

「喉が痛いとか、咳が出るとかはある?」

「まったくない。夕方くらいからは、いたって元気になる」

 そう……彼女は、笑顔で話してはいたが、頭の中では知識やら、経験やら、なにやらいろいろなものを引っ張り出しているようだった。

「そういえば、この前、シックデイだったよね。そのシックデイが治ったのはいつ頃?」

「うん、治ってから、もう2週間以上は経ってると思う……」

シックデイ後の体調

 そう、2週間以上……。

 その女友達は考えてから、こう言った。

「遠藤くんの場合、シックデイが終ってから2週間くらいすると、今度は自律神経に何らかの問題が出てくるんじゃないかしら」

「自律神経?」

「たぶんね。主治医じゃないから正確なところはわからない。けれど、風邪の症状もないのに、朝起きられなくて「抑うつ」、つまり鬱っぽいってことね、たぶん自律神経から来ていると思うわ」

「うーん、なるほど」

 と僕は、わかったようなフリをして言う。

「この症状も1型の糖尿病性のものなのかな?」

「うーん、どうだろう、わからないわ」

 当時の僕は、糖尿病の三大合併症のひとつに神経障害があるのは知っていた。糖尿病の管理が悪い(つまりHbA1cが高い)と、神経障害が合併して、足の感覚などは鈍くなる。そのため、靴を新調して、痛い靴擦れができたしても、足に痛みはなく、靴擦れすら気がつかないこともあるらしい。もっとひどいケースになると、冬場、長時間こたつに入って、自分の足がやけどしていることさえ気づかないケースもあるらしい。

 そして、それを放っておくと、最悪、壊疽(えそ)などの足病変に進行するというものだ。

 ここまでは、知識としてあった。

知らない知識

 けれど、女友達が言っている自律神経とは、この神経障害と関係があるのかどうか、当時の僕にはよくわからなかった。

 ただ、この神経障害には自律神経も含まれていることは、後から知ったことだった。

 彼女はこう言った。

「私と一緒にジムでも通わない? 体調が良くなったときに、運動して体力をつけておけば、きっと少し良い方向に行くと思うから」

 運動か…….確かに今の自分の仕事(自動車のセールス)は、あまりにも運動不足の職業だった。自宅からは車に乗って会社に出社したし、お客さんの家にも車で行くし、会社からは車に乗って帰宅していた。

 運動することといえば、会社に出社して、数台の車を30分ほど洗車することぐらいだった。

 彼女とジムに行って、運動を始めてみるか……。

夢の金バッチ

 朝起きられない状況とは裏腹に、現在の僕は、会社を安穏と休んでいられるような状況にはいなかった。なぜなら、あと少しで、入社以来の夢だったトップセールスという栄誉をつかめるかもしれないからだ。

 1型糖尿病でもきちんと社会で働くことができるし、1型糖尿病でもスペースシャトルのパイロットにはなれないけれど、自動車のトップセールスになることぐらいはできる。1型糖尿病があっても、まんざら不幸な人生でもない。

 そういったことを自分に証明するために、何としても獲得しなければいけない栄誉だった。

 ただ、僕が会社を休んでいるあいだに、僕のライバルたちは、どんどん車を売り続けていた。だから、僕は焦りに焦った……。緊迫した状況にあったせいか、仕事の夢もよくみた。

 踏切で立ち往生したお客さんから電話がかかってきて、受話器から漏れるほどの大声で怒鳴られている夢やら、僕だけずーっと車が売れずに、会社をクビになる夢やら、自分の病気(1型糖尿病)を売りにして、車を売り続けているセールスマン、と言われている夢やら、とにかくネガティブな夢ばかりだった。

 まさに、そんな天下分け目の戦いの中、僕はまたしても、次の日の朝、起きることができなかった……。最悪……穴があったら地中深くまで入ってしまいたかった……。

 僕は朦朧としながら、会社へ連絡して、上司のKへ休みの連絡をした。

 それでも上司のKは、

「体は大丈夫? 仕事はこちらで処理しておくから、ゆっくり休んでください」

 と言うばかりだった。本当に、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。この上司が赴任して以来、僕の営業成績は伸びに伸びて、とうとうトップセールスまであと一息のところまで来たと言うのに……。

 いったい、この先、どうなるのだろう……。漠然とした不安が僕を襲っていた。

参考資料

1型糖尿病と自律神経と運動 連載「インスリンとの歩き方」 | ニュース・資料室 | 糖尿病ネットワーク

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くるみの摂取が2型糖尿病リスクの低減に関係

2018.07.03 11:00

 

34,000人以上の成人アメリカ人を対象とする最新の疫学調査で、くるみを食べているグループは、ナッツ類を食さない成人グループに比べて2型糖尿病の発症リスクが約半分になるという可能性が示されました(※1)。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究によれば、くるみを食べる人は、平均して1日当たりおよそ大さじ1杯半のくるみを摂取していました。くるみの摂取量がこの2倍(大さじ3杯)になると、2型糖尿病の発症率は47%下がりました。このくるみ摂取量は、推奨されているくるみの摂取量(1オンス、大さじ4杯分)に近い量となっています。今回の研究では大さじ3杯以上のくるみを摂取した場合の影響については調査していません。

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スムージーボール

「この研究結果から、食事指導によって糖尿病のリスクを低減できることが、さらに明らかになりました」と、UCLAデイヴィッド・ゲフィン医科大学院(the David Geffen School of Medicine)のレノア・エイラブ博士(Dr. Lenore Arab)は話しています。「この研究では、くるみの摂取と2型糖尿病の発症率低減との間に強い関連性が見られ、食生活にくるみを取り入れることが必要であることがわかりました。別の調査では、くるみを食べると認知機能や心臓の健康に有益だという可能性も示されています」

研究者は、「国民健康栄養調査(NHANES)」のデータ(アメリカ合衆国の大規模なサンプル調査で得られたもの)を調べました。この調査では、18歳から85歳までの34,121名の成人に対して、食事の摂取状況、糖尿病と診断されたことがあるか、または糖尿病の治療を受けているか、質問しています。糖尿病の診断は、空腹時血漿グルコース(FPG)やヘモグロビンA1cといった一般的な検査測定法によるものです。年齢、性別、人種、学歴、BMI、運動量などに関係なく、くるみを食べていると回答したグループは、ナッツ類を食べないグループに比べてII型糖尿病のリスクが低いことが示されました。

糖尿病の患者は、血圧、コレステロール、トリグリセリド(中性脂肪:血清脂質の一種)が上昇することが多く、心臓病や心臓発作のリスクを高める要因にもなっています。これまでにも、くるみの摂取と糖尿病、そして心臓血管の健康との関係についての研究がありましたが、今回の研究によって、糖尿病のリスク低減のための健康的な食生活にくるみが役立つことがさらに示されました。

くるみには健康に役立つ栄養素が数多くありますが、特に、健康によい多価不飽和脂肪が豊富で(1オンス当たり13グラム)、その中には植物由来のオメガ3脂肪酸であるα-リノレン酸が豊富に含まれています(1オンス当たり2.5グラム)。

考慮すべき研究の限界は、調査対象者は、1~2日という期間に何を食べたかを訊かれているため、必ずしも普段の食事パターンを回答しているわけではない可能性があります。さらに、分野横断型の調査という性質のため、これらの所見によって因果関係が証明できるわけではありません。

カリフォルニアくるみ協会(CWC)は、この研究に協力しました。CWCはくるみの健康効果についての研究を25年以上にわたってサポートしています。CWCは様々なプロジェクトに資金やくるみを提供していますが、実験の計画、結果の解釈、論文の執筆など、実際の研究は、研究者が独自に行っています。

 

【カリフォルニアくるみ協会について】

カリフォルニア くるみ協会 California Walnut Commission(CWC)は、カリフォルニア州のくるみ生産者と加工・販売業者を代表する機関で、カリフォルニア州農務局の管轄のもとに各種調査・研究、輸出相手国での啓蒙活動を行う非営利団体です。対日活動は1986年の殻付きくるみの輸入解禁と同時に設立され、その主な役割は日本におけるカリフォルニア産くるみの需要拡大を目的とする宣伝、PR、販売促進、調査などを企画実施することにあります。海外では日本のほか、ドイツ、スペイン、中国、韓国、インド、トルコ、イギリス、EUに代表事務所を置き、良質なカリフォルニア産くるみを広めるためのさまざまなマーケティング活動が行われています。

参考文献:

(※1) Arab L, Dhaliwal SK, Martin CJ, et al. “Association between walnut consumption and diabetes risk in NHANES” [published online ahead of print June 21, 2018]

Diabetes Metabolism Research Review  https://doi.org/10.1002/dmrr.3031

 

カリフォルニアくるみ協会のホームページでは健康的なレシピを多数紹介しています。

糖質オフチーズケーキ

https://www.atpress.ne.jp/releases/160222/img_160222_2.jpg

URL: http://www.californiakurumi.jp/recipe/recipe_detail/?recipe_id=432#

 

カリフォルニアくるみに関する健康情報、レシピ、または産業界に関する情報は

http://www.californiakurumi.jp/ (日本語)

くるみの摂取が2型糖尿病リスクの低減に関係|カリフォルニア くるみ協会のプレスリリース

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大気汚染が糖尿病の原因に、

世界で年間320万人発症 米研究

2018.07.02 Mon posted at 17:36 JST

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(CNN) 大気汚染はたとえ米環境保護庁(EPA)や世界保健機関(WHO)の基準を下回っていたとしても、世界で糖尿病のリスクを増大させているという研究結果を、このほど米ワシントン大学などの研究チームが発表した。

この研究結果は6月29日のランセット・プラネタリー・ヘルスに発表された。研究チームは、2016年だけでも世界で320万人が大気汚染に起因する糖尿病を発症したと推定。これは全症例の14%を占めている。米国では年間15万人の糖尿病発症が、大気汚染に関係しているとした。

論文執筆に加わったワシントン大学の研究者は、「糖尿病と、現在の安全基準を大幅に下回るレベルの粒子大気汚染との間には、否定できない関係がある」と指摘。「多くの業界ロビー団体は、現在の基準が厳しすぎるとして緩和を求めている。だが証拠が示す通り、現在の安全基準はまだ不十分であり、強化する必要がある」と話す。

粒子状物質が引き起こす大気汚染について、EPAの基準では最小で直径2.5マイクロメートル程度の粒子を規制対象としている。

10マイクロメートルより小さい粒子は肺に侵入できるだけでなく、血中にも入り込んでさまざまな臓器に運ばれ、慢性炎症反応を引き起こして疾病の原因になるとみられている。

WHOによると、2014年までに糖尿病と診断された成人は世界で4億2200万人に上る。これと比較して、1980年の時点では1億800万人にとどまっていた。

糖尿病は主に肥満や運動不足や遺伝リスクが原因で発症する。しかしこれまでの研究では、糖尿病と大気汚染の関係も指摘されていた。大気汚染が炎症反応を引き起こし、インスリンの分泌をコントロールする膵臓(すいぞう)の能力を低下させると考えられている。

今回の研究では、糖尿病の病歴がない米退役軍人170万人について、中間値で8年半の継続調査を行い、糖尿病の発症率と、大気汚染の程度を比較した。

その結果、1立方メートル当たり5~10マイクログラムの大気汚染物質にさらされた退役軍人のうち、およそ21%が糖尿病を発症していたことが判明。このレベルの大気汚染は、EPAが定める1立方メートル当たり12マイクログラムの安全基準を大きく下回る。

大気汚染物質が11.9~13.6マイクログラムに増えると、リスクはさらに増大して糖尿病の発症率は約24%になった。この3ポイントの増加はそれほど大きな差には見えないかもしれないが、人数に換算すると、年間で10万人のうち5000~6000人が追加で糖尿病を発症している計算になる。

研究チームは各国で行われた研究などをもとに、大気汚染の程度に照らし合わせて糖尿病のリスクを診断するモデルを作成した。

国別にみると、インドやアフガニスタン、パプアニューギニアなど、大気汚染対策が進んでいない国では、大気汚染に起因する糖尿病のリスクも高いことが判明。一方、フランスやフィンランドといった富裕国はリスクが低い傾向にあった。米国のリスクは中程度だった。

CNN.co.jp : 大気汚染が糖尿病の原因に、世界で年間320万人発症 米研究  – (1/2)

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芋焼酎・日本酒・ビール…食後の血糖値を抑えるのは?

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 芋焼酎といえば、鹿児島などの南九州を代表するお酒だ。鹿児島県民だけでなく、日本全国の多くの左党に愛されている。「糖質ゼロ」ということもあり愛飲している人も少なくないだろう。そんな芋焼酎にうれしい健康効果があるという論文が2016年に鹿児島大学から発表された。そこで今回は、この研究を統括した鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 特任教授の乾明夫さんに話を聞いた。

■芋焼酎に新たな健康効果が!?

 「鹿児島といえば芋焼酎」――。

 左党であれば、多くの方がこう考えるほど、鹿児島と芋焼酎の関係性は深い。鹿児島で「酒」といったら日本酒ではなく、芋焼酎のこと。以前鹿児島で行われた結婚式に出席した際、円卓に置かれた徳利の中には、日本酒ではなく、芋焼酎が入っていて、たまげたことがあった。まさに「地酒」とはこういうことを指すんだろうなあと思ったものだ。

 薩摩隼人たちの飲みっぷりのよさにも驚いた。とにかくよく飲む。最初はビールからと思いきや、いきなり芋焼酎という方も珍しくない。3人も集まれば、あっという間に4合瓶(720mL)が空になる。芋焼酎はもちろん、食事もガッツリ食べるし、とにかく豪快。さすが西郷どんを生んだ鹿児島の男たちである。

 西郷どんのイメージがあってか、ガタイのいい、どちらかというとBMI(Body Mass Index)高めの方が多いのかと思いきや、私が知る本格焼酎の蔵元たちは、いずれもスマート。やっぱり本格焼酎は「糖質ゼロ」[注1]だからだろうか? そういえばドクターの中には「肥満が気になる方は、日本酒より本格焼酎を飲みなさい」と勧める方もいる。

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芋焼酎のうれしい健康効果が鹿児島大学から報告された。写真はイメージ=(c)taa22-123RF

 そんな芋焼酎にうれしい健康効果があるという研究結果が、2016年に地元・鹿児島大学から発表された(PeerJ. 2016; DOI 10.7717/peerj.1853.)。「食中酒として飲む芋焼酎は、他のお酒より食後の血糖値の上昇を抑制する」というのだ。本格焼酎に血栓を溶解させる働きがあることは、以前の記事でも紹介しているが、この話は初耳である。

 ご存じの方も多いと思うが、血糖値とは血液中のブドウ糖の濃度を指す。血糖値が高い状態が続くのが糖尿病だ。インスリン[注2]の働きが悪くなり、血糖を細胞へ取り込むことが阻害されるため、血糖が高い状態が続く。こうなると、体内の大小の血管がダメージを受け、多くの合併症を罹患するリスクを負うことになる。

 最近では、食後に一時的に高血糖になる、いわゆる「食後高血糖」のリスクも知られるようになってきた。糖尿病と診断されていなくても、食後高血糖になる人は心筋梗塞などの死亡リスクが上昇するという報告も出ている

(Diabetes Care. 1999;22:920-924.)。

 高血糖の人は左党にも多い。食中酒として優秀な芋焼酎が、食後の血糖値の上昇を抑えてくれるなんて、朗報以外の何ものでもない。

 そこで事実を確かめるべく、今回の研究を統括した鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 漢方薬理学講座 特任教授の乾明夫さんに話を伺った。

[注1]焼酎に含まれる糖質は0g。同じ蒸留酒のウイスキーやウオッカも糖質0g。

[注2]インスリンは血糖値を下げるホルモン。

 

■鹿児島は糖尿病死亡率が高く、肥満も多い

 乾さんは、糖尿病や肥満、痩せ(やせ)が専門で、同時に鹿児島の食文化や、本格焼酎の健康効果などの研究を積極的に行っている。まずは研究の背景について聞いてみた。

 先生、鹿児島大学は“芋焼酎のおひざ元”というのもありますが、なぜこのような研究をされようと思ったのでしょう?

 「鹿児島大学は全国唯一の“焼酎学講座”が開設された大学で(現在は「焼酎・発酵学教育研究センター」)、焼酎についての研究も盛んに行われています。そして、私が糖尿病、肥満などを専門としていたことから、芋焼酎の健康面での機能性に注目しました。特に糖代謝にいい影響があるのではないかと考えたわけです。鹿児島は何を食べてもおいしいので、つい食べ過ぎてしまいます。さらに、車社会で慢性的に運動不足になりがちなので、実は肥満の方が多いのです」(乾さん)

 確かに鹿児島の料理は基本的に甘い味付けのものが多い。名物のさつま揚げも甘いし、そもそも醤油自体が甘い。それでもって肉も魚もおいしくって(ご存じの通り鹿児島は畜産王国)、運動しないとなれば、そりゃ気を付けなければ太る。厚生労働省が2017年に発表した糖尿病の死亡率(人口10万人対)を見ると、何と鹿児島はワースト6位となっている(※2016年の人口動態統計のデータ)。こうしたバックグラウンドがあり、乾さんたちは芋焼酎の健康効果について研究を始めたわけだ。

■大学のスタッフが郷土の宝・芋焼酎のために立ち上がる

 まず、乾さんたちが行った研究の内容を説明しよう。今回の実験の被験者は30~50代の男女6人。「郷土の宝」である芋焼酎のため、鹿児島大学のスタッフが被験者となった。

 今回測定したのは、食事(夕食)とともにお酒を飲んだ際の、食後の血糖値の変化だ。食事をすれば当然、食後に血糖値は上昇する。一緒に飲んだお酒の種類によって、これがどう変化するかを調べた。つまり、食中酒としての効果の違いを見ていこうというものだ。

 芋焼酎との比較対象は、水、ビール、日本酒の3種。飲酒量は、芋焼酎(アルコール度数15%)は333mL、ビール(同5%)は1000 mL、日本酒(同15%)は333mLで、純アルコール量はいずれも40gと同等になるように調整してある。ちなみに、1日当たりの推奨飲酒量は、純アルコール量で20gなので、今回の飲酒量はほぼ倍と、ややアルコール量が多い印象だが、そこは酒豪が多い鹿児島ならではだろう。

 飲酒後の血糖値の測定は1週間に1度実施した。検査日は鹿児島大学病院に入院してもらい、食事(約710kcal)とともにそれぞれのお酒を飲んでもらった。そして、食事前(空腹時)、食事1時間後、同2時間後、同12時間後の血糖値、インスリンの分泌量を測定した。同時に被験者の脳波も12時間計測した。

 その結果が、右のグラフである。食事摂取後の血糖値の上昇は、ビールが最も高く、次に水、日本酒となり、芋焼酎が最も低くなった。乾さんは、「芋焼酎は、糖質・カロリーともにゼロの“水”より、血糖値の上昇が抑えられているのがポイントです。特に、食事1時間後という比較的早い時期での血糖値の上昇を抑えています」と話す。

 「インスリンの分泌量を見ると、芋焼酎を飲んだ際のインスリン分泌量は最も少ないという結果になりました。この結果から、芋焼酎に含まれる何らかの成分により、インスリンの感受性がよくなり、糖の取り込みを促進させているのではないかと考えられるわけです」(乾さん)

 乾さんは現在、血糖値抑制に関与していると思われる芋焼酎の成分の特定を進めている。複数の有効成分が考えられるそうだが、「研究途中で、現段階では特定できていません。特に、インスリンの感受性を高めると考えられる成分についてはまだ分かっていない」(乾さん)という。残念ながらその仕組みについてはまだ明らかになっていないわけだ。

■どのくらい飲めば効果が出るのか?

 なお、最近乾さんが注目している芋焼酎の成分の一つに、芋焼酎の香気成分の一つであるゲラニオールという成分がある。ゲラニオールは、植物のゼラニウムから発見された香気成分でバラのような香りがある。「ゲラニオールは、消化管ホルモンの一種であるGLP-1[注3]の分泌を介し、インスリンの分泌を促している可能性があります」(乾さん)

[注3]GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は消化管ホルモンの一種で、インスリンの分泌を促す働きを持つ。さらに、胃からの排出を遅らせる働きがある。

 

 芋焼酎の香気成分にはさまざまな効果が期待できそうだ。以前、本連載でも紹介したように、本格焼酎の香気成分であるβフェニルエチルアルコールが、血栓の溶解を促進させることも分かっている。また、乾さんの実験によると、芋焼酎の香気成分の一つであるリナロールは痛みを和らげる効果も期待できるという。

 まだまだ分からないことが多いとはいえ、芋焼酎にはいろいろな面で健康効果が期待できそうだ。これで、安心して芋焼酎を飲むことができるというものだ。

 しかし、左党として気になるのは、「どのくらい飲めば効果が出るのか?」ということである。

 「やはり純アルコールにして20g(アルコール度数25度の本格焼酎に換算して100mL程度)、いわゆる適量をお勧めします。本格焼酎は低カロリーで糖質ゼロですが、やはり過ぎたるはなんとやら…です」(乾さん)

 またしても「適量」か。実験での飲酒量は“多め”だったので期待していたが、現実は期待通りにはいかないようである(がっかり)。

◇  ◇  ◇

 今後、乾さんは、芋焼酎に含まれる有効成分の特定を進めるとともに、蒸留方法、原材料など芋焼酎についてより詳しく検証し、機能性をより高めるための研究をしていく計画だと話す。

 健康効果を考えなくても芋焼酎はおいしいものだが、有効成分が特定されたら今よりもっと飲むのが楽しくなりそうだ。今後の研究に期待したい。今宵(こよい)は早速、さつま揚げと芋焼酎で一杯やろう。もちろん「適量」を守って。

(エッセイスト・酒ジャーナリスト 葉石かおり)

 

乾明夫さん

 鹿児島大学大学院医 歯学総合研究科 漢方薬理学講座 特任教授。1978年、神戸大学医学部卒業。神戸大学医学部・大学院応用分子講座消化器代謝病学分野で講師、助教授、診療科長などを経て、2005年、鹿児島大学大学院、鹿児島大学病院教授。国際統合生命科学研究センター長、呼吸器・ストレスケアセンター長、漢方診療センター長を歴任。第3回日本肥満学会賞、第1回日本心身医学会池見賞、第10回米国消化器病学会ヤンセン賞などを受賞。

[日経Gooday2018年6月5日付記事を再構成]

芋焼酎・日本酒・ビール…食後の血糖値を抑えるのは?|ヘルスUP|NIKKEI STYLE

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相次ぐがんのリスク調査

日本人は糖尿病と痩せ過ぎが危険

 

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 食べっぷりがいい人は見ていて気持ちがいいものです。その点でいうと、乳がんを克服したタレントの北斗晶さんもスゴイ。

 ブログによると、今月24日の夕飯は、アジの干物、野菜と牛肉の甘味噌炒め、タケノコと厚揚げの煮物、キュウリとイクラのサラダにご飯と味噌汁という豪華版です。

「ダメダメな私」というタイトルで投稿した26日は、キャベツとニラ、モヤシを加えることで、夜中にラーメンを食べることの罪の意識を打ち消しています。その翌朝は、山芋と納豆、オクラに山盛りのシラスをプラスしたトリプルネバネバを中心に、トマト、タケノコと厚揚げの煮物をおかずにご飯と味噌汁です。

 タレントになられる前は体が資本のレスラーですから、お見事というほかない食欲でしょう。しかし、ことがんに関しては、ひょっとすると旺盛な食欲に伴う肥満が原因のひとつだったかもしれません。日本人を対象にした疫学研究で、肥満の人は乳がん、大腸がん、肝臓がんのリスクが高くなることが分かっているのです。

相次ぐがんのリスク調査 日本人は糖尿病と痩せ過ぎが危険|日刊ゲンダイヘルスケア

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《ブラジル》

糖尿病の死者が6年間で12%増加=総計では40万人を超える

 

 「糖尿病抑制の日」の27日、2016年の糖尿病による死者は2010年より12%増えたと保健省が発表したと同日付現地サイトが報じた。

 10年の死者は5万4877人だったが、16年は6万1398人に増えた。10年から16年の死者数は総計で40万6452人に上る。ただし、入院患者数は10年の14万8384人が13万5364人に減ったという。

 糖尿病は食生活や運動などでコントロールが可能な慢性病の一つで、腎臓機能障害や心臓疾患、眼疾患などの合併症が起きやすい。重症化して手足を切断する例も多い。

 患者数は女性の方が多いが、06年と17年を比べた場合の伸び率は、男性の方が高い。06年と17年の男性患者の比率は4・6%対7・1%で、54%も増えた。また、男性の糖尿病予備軍は8・1%だ。女性は予備軍の数も多いにも関わらず、同期間中の患者増加率は28・5%で、男性より低かった。

 糖尿病の治療には血液中のグルコースのコントロールが不可欠だ。後天性の糖尿病にはメトホルミン塩酸塩(cloridado de metformina)を使う事が多い。この薬は肝臓が分泌するグルコースの量を減らし、細胞がインスリンに反応しやすくすると共に、大腸でのグルコース吸収率を下げる。

 保健省は肥満者の数を減らす事などを公共衛生目標としており、2019年までに炭酸飲料や人工的なジュースの習慣的な飲用を30%減らしたいとしている。他方、果物や野菜を習慣的に食べる成人の数は、同年までに17・8%増やしたいとしている。

《ブラジル》糖尿病の死者が6年間で12%増加=総計では40万人を超える – ブラジル知るならニッケイ新聞WEB

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糖尿病でも続けられる「グループ運動」 

プラス10分カラダを動かそう

 

 慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科・スポーツ医学研究センターは、神奈川県藤沢市などと共同で、身近な場所に集まって行う「グループ運動」を促進する「グループで行う運動のすすめ方ガイド」(グループ運動ガイド)を作成した。

 

運動習慣のない人も無理なく続けられる

 「グループ運動ガイド」は、グループ運動を「始める」「続ける」「広げる」の3段階で支援する内容になっている。グループ運動であれば、運動を定期的に行う習慣のない人であっても、無理なく運動を継続できるという。

 慶應義塾大学では、藤沢市との連携を強化し、市内の200以上のグループに同ガイドを提供し、支援していくとしている。

 厚生労働省の「健康づくりのための身体活動指針」(アクティブガイド)では、18~64歳の成人は1日60分、65歳以上の高齢者は1日40分、身体を動かすことを推奨している。

 同指針では、「プラス・テン」(健康づくりのために、毎日10分多く身体を動かすこと)をメッセージに、アクティブガイドを活用した地域全体のレベルアップをはかっている。

 

「プラス・テン」毎日10分多く身体を動かそう

 

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 神奈川県藤沢市では、藤沢市健康増進課、藤沢市保健医療財団、慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科が主体となり、2013年4月より、身体活動促進のための地域介入研究「ふじさわプラス・テン」プロジェクトを展開している。

 地域全体に情報を提供し、公開講座などの機会を増やし、身近な場所に主体的・定期的に集まって行う運動「グループ運動」をきっかけとした身体活動の促進を働きかけている。

 体を日常的に動かすことで、2型糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、ロコモ、うつ、認知症などになるリスクを下げることができる。

 特に高齢者では、ロコモティブシンドローム(骨や関節の病気、筋肉の低下によって転倒・骨折をし、自立した生活ができなくなり介護が必要となること)のリスクを下げることができる。

 対象となるのは、行政・医療・民間組織に加え、クラブや自治会、サークルなどの地域コミュニティ。

 2015年6月までに、健康上特に課題のあった4地区に焦点をあて、体を動かすキャンペーンを特に高齢者向けに行い、成果を得てきた。

 現在、藤沢市の自主的に運動するグループの登録制度である「からだ動かし隊」に66団体が登録しており、老人クラブ連合会には124クラブが登録されている。把握できていない運動グループも多数あるという。

グループ運動で身体・社会・精神をバランス良く改善

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 地域コミュニティの活動目標は、自主的に集まり、体操や運動を週1回以上行うことと、「プラス・テン」を毎日実践することだ。地域全体(ポピュレーション)に多面的な働きかけを行うことを目標としている。

 「ふじさわプラス・テン体操」を運動ツールとして制作し、体操のCDやDVDを配布し、個人でも取り組めるように支援した。「プラス・テン」を実施した日を記録できるカレンダーの付いたチャレンジ応援カードも提供した。

 グループ運動に参加して運動を行う人は要介護認定リスクが低下し、身体活動の継続、心理的要因や社会関係の改善を通じて、身体的にもメンタル面でも向上するという報告がある。

 「ふじさわプラス・テン」プロジェクトで8つの地域コミュニティを調査したところ、グループ運動を1年間継続すると、身体的健康、社会的健康(社会的つながり)、精神的健康(活動的な気持ちや楽しみ)がそれぞれ向上し、バランスの良い改善効果を得られることが分かった。

今後は市全体に拡大 地域コミュニティを活性化

 グループ運動を自主的に継続している参加者を対象としたインタビュー調査では、参加理由は、(1)仲間の存在や仲間との関わり、(2)自主活動の公平な運営、(3)運動による健康効果の期待、(4)簡単・気軽にできる運動、(5)運動参加に対する家族のサポートだった。

 「ふじさわプラス・テン」の活動は、2014年度厚生労働科学研究、2015年度日本医療研究開発機構委託研究に採択され、「身体活動コミュニティ・ワイド・キャンペーンを通じた認知症予防介入方法の開発」として発展・展開している。

 今後は対象範囲を藤沢市全体に拡大し、認知や意図の変化を介して身体活動量が増加するというロジックモデルにもとづき、集団として身体活動促進をはかるという。

 個人レベルのグループ運動への参加・継続を促すためには、「ソーシャル・キャピタルの醸成も含めた地域コミュニティへの参加の促進と、より良いソーシャル・サポートの整備が必要」と、慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科では述べている。

プラス10分カラダを動かそう! ふじさわプラス・テン(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科)

ふじさわプラス・テン「グループ運動ガイド」

身体活動、運動の取り組み(藤沢市)

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糖尿病でおなかの調子が悪くなる!?

神経障害と胃腸の関係とは

いしゃまち2018/06/28 07:30

現在、わが国ではおよそ316万人の患者さんが糖尿病で苦しんでいるといわれています(平成26年度厚生労働省患者調査より)。糖尿病になりかけている人(糖尿病予備群)も入れると1,000万人を超えるなど、もはや国民病ともいえる病気ですが、どんな症状が起こるのか・どんな経過をたどるのかについては、知らない方も多いかもしれません。 特に、糖尿病が胃腸の障害を引き起こすことは医療従事者以外のあいだではほとんど知られていません。ここでは、糖尿病という病気の実態についてもう一度確認したうえで、糖尿病によって引き起こされる胃腸障害について説明します。

 

糖尿病とは?三大合併症「し・め・じ」

糖尿病は「血管の病気」です。

様々な要因によって血液中の糖分が細胞内に取り込まれなくなり、血液中の糖分量が増加(血糖値が上昇)します。血液中で増加した糖分には血管の壁を傷つける作用があるため、血糖値を高いままで放置すると次第に血管が痛んできます。

その結果、血管から酸素や栄養分の十分に行き渡らなくなり、結果的に全身の様々な部分で異常が起こり始めるのです。

糖尿病で異常が生じる代表的なものとして「神経・眼・腎臓」が挙げられます。これらの臓器に酸素や栄養を送る血管は、糖尿病によって比較的傷つけられやすいため合併症が起こりやすい臓器とされています。3つの頭文字を取り、医療従事者のあいだでは「し・め・じ」という風に覚えられています。

神経が障害されることによって手足の感覚に異常が生じたり(糖尿病性神経障害)、眼のなかの血管がダメージを受けることで視力障害が起こったり(糖尿病網膜症)、腎臓が老廃物を排泄できなくなったり(糖尿病性腎症)します。

胃腸の障害はこれらのいずれにも該当しなさそうですが、実は神経の障害が結果的に胃腸の機能を悪化させてしまうことがあるのです。

 

神経がダメになると何で胃腸の調子が悪くなる?

一見すると胃腸と神経の両者は全く関係がなさそうですが、実は2つの間には深い関係があるのです。というのも、胃や腸などの消化管は自律神経と呼ばれる神経によって機能がコントロールされているからです。

自律神経は、唾液の量や気管の太さ、心臓の鼓動の速さや血管の太さ、汗の量、排便や排尿など全身の様々な機能を調節する神経です。胃腸もまた、自律神経によって口から取り込んだ食物をきちんと消化できるようにコントロールされています。

しかし、糖尿病によって神経障害が進行してしまうと、自律神経も他の神経と同様にダメージを受けてしまいます。その結果、胃腸の機能を調節する自律神経も障害されてしまい、食欲不振や胃もたれ、便秘などの様々な症状が引き起こされるのです。

それほど多くみられる症状ではない一方、糖尿病の手前でこれらの症状が見られる方もいます。

一度傷つけられた神経を修復することは難しいため、これらの症状に対しては、薬による対症療法が行われます。

 

便通異常は「がん」の症状である可能性も

なお、便秘が気になる場合は一度、大腸がんの検査を受けることをおすすめします。

便秘の人が大腸がんになりやすいということはないと報告されていますが(国立研究開発法人 国立がん研究センター 社会と健康研究センターより)、大腸がんの症状の一部として便秘や下痢といった便通異常がみられることがあります。

糖尿病の症状の一つだとはじめから決めつけることはせず、40歳以上の方は一度、大腸がんの検査を受けてみると良いでしょう。

 

まとめ

今回は胃腸の症状に焦点をあてて解説しましたが、糖尿病の合併症としての神経障害は、排尿障害(おしっこの出が悪くなったり尿漏れを起こしたりすること)や発汗障害(汗の量をコントロールできなくなること)などが引き起こされる場合もあります。糖尿病で医師の診察を受けている患者の皆さんは、これらの症状についてきちんと医師に伝えられるとよいでしょう。

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糖尿病でおなかの調子が悪くなる!?神経障害と胃腸の関係とは

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【ゆうゆうLife】

糖尿病レシピコンテストの参加者を募集

2018.6.28 12:14

 

 日本糖尿病協会(東京)は、糖尿病患者や予備軍の人向けの、おいしくてバランスが取れた食事のレシピコンテストへの参加者を募集している。

 対象は栄養士や管理栄養士を目指す全国の専門学校生や短大、大学の学生で、個人または3人までのチーム。1食分の献立であれば、朝・昼・晩、和洋中を問わない。

 1次の書類選考では栄養バランス、総カロリー、作りやすさ、独創性などを審査。9、10月に開く2次選考では、実際に調理して審査する。募集の詳細、申し込みは「チャレンジ!糖尿病いきいきレシピコンテスト」のウェブサイトから。7月25日締め切り。

【ゆうゆうLife】糖尿病レシピコンテストの参加者を募集 – 産経ニュース

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糖尿病の患者でも食べられるチョコレートがあることを知っていますか?

ニッポン放送

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株式会社マザーレンカの代表取締役社長・池田貴子が、黒木瞳がパーソナリティの番組「あさナビ」(ニッポン放送)に出演。年間50万個を売り上げる人気の健康志向チョコレート「ドクターズチョコレート」について、その出会いから製造過程までを語った。

黒木)マザーレンカでは主にチョコレートの販売をされているということですが、一般のチョコレートとちょっと違うとか。

池田)調剤薬局様とか、病院・クリニック様で販売させていただいている、糖尿病の方でもお召し上がりいただけるチョコレートを販売しています。

黒木)ここにお持ちいただきました。低カロリー?

池田)そうですね。お砂糖を使っていません。

黒木)「砂糖不使用」と書いてありますね。モグモグ……お砂糖がないのに、チョコレートのいい甘さが出てますけど?

池田)お砂糖の代わりに、マルチトールという、還元麦芽糖由来の物を使っていまして、血糖値が上がらないし、低カロリーで美味しく食べられます。

黒木)もともとはチョコレートを作る職業では無かったんですよね。全然違う分野から、チョコレートを販売するようになりましたが、きっかけというのは?

池田)私もチョコレートが大好きで。あるとき、ベルギーの大手さんがお使いのチョコレートには、「種チョコ」という元のチョコレートがあると知りまして。

黒木)種チョコ?

池田)元になるチョコレートです。アフリカへ行き、カカオ豆を取るようなことは少なくて、どちらかというと、元になる、種になるチョコレートを選んで使われているケースがすごく多いのです。こんなに面白いものはないと思いました。

黒木)ご自分がチョコレート好きなのもあるし、種チョコで作ればできるのではと?

池田)もっと美味しいものが日本でもご紹介できるかもしれないと思いました。

黒木)健康にもいい、ということですよね。これはカカオの実ですか?

池田)豆ですね。カカオポッドといいます。ラグビーボールくらいですが、割ると、内部にもにょもにょしたものに包まれたカカオ豆があります。

黒木)アーモンドみたいな大きさですね。

池田)これを割って、掻きだして、1週間から10日くらい天然発酵させます。手を入れるとヌルっとした、温かい状態になります。それを今度は引っ張り出し、発酵が十分できたら天日干しします。それをまた自然に干して、集めて、ロースト(焙煎)していって……となっていきます。これがローストした物です。

黒木)アーモンドみたいな感じになっていきますね。ここからどうなりますか?

池田)いくつか作り方がありますが、ウチでは粒のまま焙煎します。こういう殻付きのまま焙煎しますが、一般的なチョコレートの場合は作業効率を上げるために、1度砕いて、粗挽きのコーヒーみたいな状態の、カカオニブにします。それで焙煎します。

それから、コンチングと言いますが、細かい物を練り合わせていくと、だんだんカカオバターが出てきて、ドロドロの苦い塊になってくる。それに何回もローラーをかけて、ザラザラしないように細かくしていく。そして、温度をかけて練り合わせていきます。これが何十時間もやります。それをやって、ミルクやお砂糖を入れて、チョコレートになっていきます。

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池田貴子/株式会社マザーレンカ代表取締役社長

東京生まれ。1985年、東京女学館高校卒。

華道講師を経て、1996年、株式会社レーサムリサーチに入社。

2005年、株式会社グランドオーシャンホテルズ代表取締役社長に就任。その後、アパリゾートの執行役員社長に就任。

2008年、株式会社マザーレンカを創業。

2012年に健康に配慮した本格チョコレート「ドクターズチョコレート」の販売開始。現在では年間約50万個を売り上げる人気商品となっている。

ENEOSプレゼンツ あさナビ

FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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障害年金を 支給求めて提訴へ

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障害基礎年金の支給を求め提訴する林恵美子さん=東京都内で

 子どもの頃に「1型糖尿病」を発症した東京都在住の女性が、症状が重く日常生活に支障があるのに障害年金の申請が認められなかったのは不当として、来月にも国に不支給決定の取り消しと、支給を求め東京地裁に提訴する。学会などの調査によると1型糖尿病について知らない人も多く、女性は「裁判を通じ国をはじめ多くの人に患者の実態を知ってほしい」と話す。【柳楽未来】

 

「生活に支障、実態知って」

 提訴するのは、5歳で発症し、現在も腹部に取り付けた針とチューブからポンプで血糖値を下げるホルモン「インスリン」の注入を続ける林恵美子さん(47)。2カ月に1回ほど通院してインスリンの量を医師に相談するが、「血糖値のコントロールが難しく高血糖と低血糖をくり返す。低血糖で意識を失うこともある」と打ち明ける。

 朝起きると正常値の3倍近く高い血糖値があり、体がだるく起き上がれない。インスリンを注入し昼ごろ体調が良くなっても、午後に低血糖で数時間ほど意識を失う。こういった日が月に1、2回あるという。毎日何度も血糖値を測定し注入量を細かく調整しているが、体調や気温の変化で血糖値が変動し、安定させるのが難しい。

 フルタイム勤務は難しく、障害者を支援する市民団体で相談員として週2回程度働く。年20万円以上かかる医療費も生活に重くのしかかる。このため、林さんは子どもの頃や国民年金加入中に障害者になった場合に支給される障害基礎年金を国に求めることにした。

 障害基礎年金は国の基準で障害等級1級、2級に認定されると支給される。1級は介護などがなければ日常生活を送れない人で、額は年約97万円。2級は障害により日常生活に著しい制限を受ける人で、年約78万円。

 林さんは、自分の病状は2級に該当するとして、昨年2月に申請。不支給の決定が出て不服を申し立てる審査請求を行ったが、今年1月末に却下されたため、「1型糖尿病の患者の苦しみが理解されていない」と考え提訴を決意した。林さんの代理人を務める関哉直人弁護士によると、1型糖尿病患者が、障害基礎年金の支給を求め提訴するのは初めてという。

 林さんは「意識喪失までいかなくても、常に体がつらく普通に生活できない。私たちのような病状の人を救える障害年金制度になってほしい」と訴える。

 これまでに1型糖尿病の患者でも障害基礎年金を受給したケースはあるが、厚生労働省は「1型糖尿病を対象にした統計はなく、支給を受ける患者数は分からない」という。昨年11月には、患者9人が障害基礎年金を打ち切られたのは不当として、国に支給再開を求める訴えを大阪地裁に起こしている。

加入者対象の厚生年金 幼少期発症は対象外

 一方、障害年金には、厚生年金の加入者が障害を負った際に支給される「障害厚生年金」もある。障害基礎年金に上乗せし、賃金や加入期間に応じた額が支給される。

 障害基礎年金との大きな違いは1、2級に加え3級があること。3級は障害によって労働に制限を受ける人が対象。加入期間などに応じた額が支給され、最低保障額は年約58万円。

 2016年に厚労省の通知が改められ、糖尿病患者の3級の認定基準について、血液成分の数値や低血糖による意識障害の頻度など具体的な数字を示して明確化された。

 同省の担当者は通知を改めた理由を「障害年金を認定する医師から、基準を明確化しないと判断しにくいとの声があったため」と説明する。

 これにより、障害厚生年金では3級に認定され障害年金を受給する1型糖尿病患者も少なくない。ただ、1型は生活習慣が深く関わる「2型糖尿病」と異なり、子どもの頃に発症するケースが多い。障害厚生年金は、企業などに勤務し厚生年金に加入している時に発症することが要件となるため、子どもの頃の発症だと障害厚生年金が支給されない。患者や支援者からは「不公平」との声も上がる。

 また、障害厚生年金の3級には具体的な認定基準があるのに、基礎、厚生年金ともに1、2級は法令などで治療や症状の状況を考慮して「総合的に認定する」などとしか基準が示されていない。関哉弁護士は「2級に具体的な基準がないことで、事実上、1型糖尿病の患者は障害基礎年金を受けることが難しくなっている」と訴える。

生活習慣とは無関係 認知度低く誤解も

 1型糖尿病は生活習慣と関係なく発症し、インスリンが体内で分泌されなくなる原因不明の自己免疫疾患だ。食事の際に、注射や注入ポンプでインスリンを体内に取り入れる必要がある。根治につながる治療法はまだ見つかっていない。病気に対する誤解など社会的な認知度も課題になっている。

 患者らでつくるNPO法人「日本IDDMネットワーク」によると、年間発症率は10万人当たり1~2人で、国内患者数は約10万人とみられる。

 インスリンを注入しながら、プロスポーツ選手や医師などとして活躍する人もいる一方、血糖値の管理が難しく頻繁に体調を崩す人もいる。

 製薬会社「日本イーライリリー」(神戸市)が糖尿病を患っていない成人1000人を対象に5年前に実施したインターネット調査では、約6割が病名を聞いたことがないと回答した。

 「知っている」「名前を聞いたことがある」と答えた人でも、発症原因を食べ過ぎや運動不足など生活習慣と誤解している人が半数以上いた。

 幼少期に発症することが多いため、幼稚園や保育所に入園を拒否されるケースも報告されている。日本小児内分泌学会は16年、学会の評議員が所属する小児診療施設を対象にアンケートを実施。42施設に通院する乳幼児164人のうち37人が「拒否された経験がある」と回答した。「1型糖尿病に対する経験や知識がない」との理由で初めから拒否されたという事例が多く、保護者が園内で常に付き添うことを求められ、入園を断念したケースもあった。

 学会は幼稚園や保育所の職員ら向けに1型糖尿病を詳しく解説したパンフレットを作製した。

 「インスリンを適切な量に調整できれば日常生活に支障はない」などとし、保護者から子どもの状況も聞かず一方的な入園拒否をしないよう理解を求めている。

1型糖尿病:障害年金を 支給求めて提訴へ – 毎日新聞

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糖尿病患者の30%近くが中国に?

治療薬市場は巨大

高野悠介

 

中国では「中方医」と呼ばれる医術者がいる。一定規模以上の市街地なら、漢方医院や鍼灸院など、彼らのの看板を、見ないことはない。そしてそれらのほとんどは、高血圧、糖尿病、痛風など生活習慣病に効くとうたっている。

それだけの需要が存在するのは間違いない。中国の宴会文化は、生活に深く根差したものだ。接待される方は、盛大に食べ散らかすのが礼儀である。社会的地位の上昇に伴って、宴会の頻度は増し、生活習慣病の引き金を引く。また都市化の進展も、中国人の不健康な飲食スタイルを助長している。

最近、生活習慣病の中でも、特に糖尿病への関心が高まっている。「中商情報網」や「新浪医薬新聞」などのメディアが、中国糖尿病の現状について伝えている(1元=17.26日本円)。

 

世界の30%弱を占める中国の糖尿病患者

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(画像=PIXTA)

 

中商産業研究院によれば、中国は世界最多の2型糖尿病(インスリンの作用不足に起因する生活習慣型糖尿病)患者を抱えている。2017年には1億2000万人、2028年には1億6000万人と推計されている。

また国際糖尿病連合(IDF)によると、2017年の世界糖尿病患者総数(1型、2型トータル)は、4億2500万人である。この統計では中国の患者数は1億1400万人となっている。いずれにしろ世界の30%近くを占めている。そして中国人患者1億2000万人のうち、52.3%は医療機関を受診していないという。

ちなみに日本は、厚生労働省の2016年調査では、推計1000万人となっている。患者数は増加しているが、予備軍は減少している。少しずつ抑制に向かいつつあるようだ。

 

糖尿病を取り巻く社会背景

糖尿病患者増加の背景には何があるのだろうか。

1 高齢者の増加

2017年、中国の65歳以上の高齢者は1億5830人になり、総人口の11.4%を占めている。この数字は年々増加していく。それに従って糖尿病患者も増加する。一足先に高齢化の進んでいる日本は、糖尿病患者総数では世界トップ10に入っていない。しかし65歳以上に限れば、430万人で世界6位である。中国もこの道程を歩みつつある。

2 可処分所得の伸長

中国人の可処分所得は順調に伸びている。2013年の1万8311元(31万6000円)から2017年には2万5974元(44万8000円)へ増加した。患者の治療に対する意欲も、治療薬の購入も併せて増加している。

3 慢性病政策

さらに政府は「中国防治慢性病中長期計画(2017-2025)」に基づき、2025年以前に、4000万人の糖尿病患者の治療を行う計画だ。医療改革の中でも重要な体系の一つと位置つけている。

4 治療方法の刷新

糖尿病は慢性疾患で、長期にわたる服薬や、血糖値コントロールが必要だ。糖尿病治療に付随する研究は、今ブレイクスルーが求められている。医薬品市場の拡張につながっていくのは間違いない。

5 医療保険の適用拡大

インシュリン注射は除外されているもの、その他治療薬の医療保険適用拡大を進めている。最新の医療保険では、36種の治療薬が追加された。そのうち24種は2型糖尿病用途である。政府は「動態薬物清単計画」を実施し、新薬開発を奨励している。

これらのような環境の変化が、隠れた糖尿病患者を表に押し出しているのだ。

治療薬市場の可能性

こうした背景を考えると、糖尿病治療薬市場の拡大は間違いない。2013年332億円だった市場規模は、2017年には515億元と1.55倍に成長した。2018年は576億元(9940億円)と12%の伸びを見込んでいる。

糖尿病治療薬世界大手のノボノルディスク(デンマーク)は2014年以来、中国市場で一定の地位を獲得した。しかしシェアは11%前後で停滞している。17年9月、中国食品医薬品局は、同社のTreslbaという糖尿病薬を認証した。販売許可、薬価ともに当局のさじ加減次第である。薬価は引き下げの方向のため、同社のシェアは再び上昇するとみられる。

一方、中華医学会は、70%に上る糖尿病患者がインシュリン注射針の使い回しをしていると警告を発した。

中国の糖尿病患者は、最適な治療薬を得られていない。そして治療方法や、予防に関してもまだまだ洗練を欠いている。中国的混乱を脱していないのである。しかし巨大な市場空間が拡がっていることだけは間違いない。(高野悠介、中国貿易コンサルタント)

糖尿病患者の30%近くが中国に? | ZUU online

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「アブラナ科野菜」で糖尿病改善 

心疾患・脳卒中・がんリスクが低下

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 キャベツ、ダイコン、小松菜、ブロッコリー、白菜などの「アブラナ科野菜」を食べている人は、がん、心疾患、脳血管疾患などの死亡リスクが低下するという研究が発表された。

栄養価の高いアブラナ科野菜

 キャベツ、ダイコン、小松菜、ブロッコリー、白菜、チンゲンサイ・・・これらはどれも「アブラナ科野菜」だ。アブラナ科野菜は「台所のドクター」と言われるほど栄養価の高い。

 そのアブラナ科野菜を多く食べている人は、死亡リスクが低下することが、日本の代表的なコホート研究である「JPHC研究」で明らかになった。

 野菜は低カロリーで食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富に含まれるだけではない。体に良い作用をするフィトケミカルも含まれている。ぜひ糖尿病の食事療法に活用したい食品だ。

 なかでもアブラナ科野菜には、抗がん、抗炎症、抗酸化活性の作用がある「イソチオシアネート」を多く含まれる。イソチオシアネートは野菜などの辛味成分だ。

 

アブラナ科野菜をよく食べると死亡リスクが低下

 「JPHC研究」は日本人を対象に、さまざまな生活習慣と、がん・2型糖尿病・脳卒中・心筋梗塞などとの関係を明らかにする目的で実施されている多目的コホート研究。

 国立がん研究センターなどの研究チームは、岩手、秋田、長野、沖縄、東京、茨城、新潟、高知、長崎、大阪の11保健所管内に、1990年1993年に在住していた45~74歳の男女8万8,184人を対象に、2014年まで追跡して調査した。

 食事についての調査では、アブラナ科野菜(キャベツ、ダイコン、小松菜、ブロッコリー、白菜、チンゲンサイ、カラシ菜、フダンソウ、タクアン、野沢菜漬け、白菜漬け)の摂取量を調べた。

 16.9年(中央値)の追跡期間中に、1万5,349人が死亡した。アブラナ科野菜の摂取量により5つのグループに分類して比較したところ、全死亡リスクは、アブラナ科野菜の摂取量がもっとも少ないグループと比較して、もっとも多いグループで、男性では14%、女性では11%低いことが明らかになった。

 

がん、心疾患、脳血管疾患の死亡リスクが低下

 さらに、アブラナ科野菜の摂取と疾患別の死亡との関連を調べたところ、男性では摂取量がもっとも多いグループで、死亡リスクはがんが16%低下した。有意差は出なかったものの、心疾患でも17%、脳血管疾患では11%、死亡リスクがそれぞれ低下した。

 女性では、アブラナ科野菜摂取量がもっとも多いグループで、死亡リスクは心疾患が27%、外因が40%、それぞれ低下した。有意差は出なかったものの、脳血管疾患でも22%低下した。

 個別のアブラナ科野菜と全死亡リスクの関連についても調べてみたところ、男性ではブロッコリー、たくあん摂取量がもっとも多いグループで、女性ではダイコン、ブロッコリー摂取量がもっとも多いグループで死亡リスクが減少した。

 

アブラナ科野菜のイソチオシアネートの効果

 なぜアブラナ科野菜の摂取量が多いと死亡リスクが低下するのか? 研究チームは「アブラナ科野菜にはイソチオシアネートや抗酸化性ビタミンなどが多く含まれている」と指摘している。それらの抗炎症および抗酸化作用が死亡リスクの低下に寄与している可能性がある。

 喫煙状況別で調べたところ、男性では喫煙状況に関係なく、アブラナ科野菜摂取量が多いグループで全死亡リスクが低下する傾向がみられた。イソチオシアネートを多く摂取することで、たばこに含まれる発がん物質前駆体の活性化が抑制されているとみられる。

 女性では、アブラナ科野菜の摂取量が多いと、心疾患や脳血管疾患の死亡リスクが低下することは、過去の研究でも確かめられている。「イソチオシアネートの抗炎症作用によるものである可能性がある」と、研究者は説明している。

 また、アブラナ科野菜を摂取することで、認知機能の改善効果、抑うつの予防効果を得られるという報告もあり、そのことが事故死や自殺予防につながっている可能性もあるという。

 厚生労働省の食事ガイドラインでは、野菜摂取の目標量を「1日350g以上、そのうち緑黄色野菜を120g以上」としている。

 毎日食べる野菜にアブラナ科野菜を含めると、健康増進の効果を得られそうだ。

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多目的コホート研究(JPHC Study) 国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究グループ

Cruciferous vegetable intake and mortality in middle-aged adults: A prospective cohort study(Clinical Nutrition 2018年4月24日)

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