夏の「困った」:糖尿病・慢性腎臓病

「うちの診療科で夏に目立つ、こんな疾患」-Vol. 3

 m3.com医師会員1136人を対象とした意識調査で、夏に管理が難しくなる慢性疾患について聞いた。糖尿病については、清涼飲料水やアルコール類の過剰摂取や、食欲の亢進または減退によるカロリー調節の困難、慢性腎臓病では脱水による急性腎障害や塩分調節指導の問題を指摘する意見が寄せられた。ここでは、夏季の糖尿病管理に関する工夫などの自由回答を紹介する。(m3.com編集部・坂口恵)

Q.「夏に管理が難しくなる」と考える慢性疾患とその理由、あるいは実践している処方の工夫や生活指導

●糖尿病

  • 脱水、暴飲暴食【呼吸器科勤務医】
  • 夏バテで糖分を欲するようになるため【外科系勤務医】
  • 血糖コントロールが乱れがち【内科勤務医】
  • 水分・塩分摂取の際、糖分も余分に大量摂取するため【内科系勤務医】
  • アルコール、飲み物、アイス、果物が増える。清涼飲料水を多飲しないよう注意している【内科系勤務医、脳神経科勤務医】
  • ビールを飲んだり、カロリーオーバーになったり、逆に食思不振で食べなくなったりで、カロリーコントロールが困難なケースが増える【内科系勤務医、脳神経科勤務医】
  • 糖尿病予防の有酸素運動が暑さのために少なくなり、カロリーがより消費されにくくなる【内科系勤務医ほか】
  • 水分、塩分補給。農作業の時間配分【内科系勤務医】
  • 盆、帰省でお菓子を手に入れる頻度が上がる【内科系開業医】
  • 夏は暑さで食欲が落ちると考えられているが、意外に夏に血糖管理が悪化することが多い。ビールやアイスクリーム、お中元などの習慣の影響が少なからず存在すると考えられる【勤務医】
  • スポーツドリンクは糖分過剰ということを知らない患者さんが多い【内科系開業医、消化器科勤務医】
  • 糖度の高い高級品の果物に、影響を受ける方がいらっしゃる【内科系開業医、消化器科勤務医】
  • 飲水量が減ると、乳酸アシドーシスを起こしやすくなる【内科系開業医】
  • 壊死による切断【整形外科勤務医】
  • (糖尿病合併例の場合)リチウムの血中濃度管理が難しくなる【精神科勤務医】
  • ジュースなどの摂取が増え、血糖が悪化する場合がある。脱水にならないように小まめに水分を取ること。電解質飲料やジュースなど糖分の入った飲料を飲み過ぎないことを指導している【精神科勤務医】
●慢性腎臓病

  • 水分および塩分摂取の適量についての指導が難しい【呼吸器科勤務医】
  • 水を飲まずに、ジュースや茶を飲むから【外科系勤務医】
  • 脱水予防に水分とミネラルを適度摂取しなさいという指導は、近年の猛暑では通用しないと考える【外科系勤務医】
  • どうしても脱水傾向になるので、血圧が下がり過ぎたりする【外科系勤務医】
  • 高齢者は簡単に脱水・腎前性腎不全になる【内科系勤務医、腎泌尿器科勤務医】
  • 過度の脱水が懸念される高齢者が多いので、水分制限は厳しくしていない【内科系勤務医】
  • 脱水になりやすく、利尿剤や降圧剤の調整を行う【内科系勤務医】
  • 超高齢者が多いので、真夏に過剰な塩分制限を行うと低張性脱水の懸念あり、「塩分制限は適当でいいよ~」と申しています【内科系勤務医】
  • 高齢者が多いため、通常でも腎機能が悪化していることがあり、さらに、脱水に至ると急性に悪化する可能性もあるので、困難な可能性がある。季節の変わり目に塩分摂取・水分摂取の目標値を変更することも、正確に指示していく必要がある。夏は熱中症が多くなりやすく、脱水や梗塞も引き起こしやすくなるため、水分補給とともに高血圧の方でも塩分設定を1-2g多く摂取するように指導している【内科系開業医】
  • 水分補給、塩分補給、経口補水液の作り方【消化器科勤務医】
  • 水分摂取量の問題、野菜や果物の摂取が多くなりKが上がる【開業医】
  • 水分出納が困難、プリン体上昇【腎泌尿器科勤務医】
  • CKD(慢性腎臓病)患者ではARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)や利尿薬などを服用していることが多く、脱水がAKI(急性腎障害)を招きやすい状況にあるため【腎泌尿器科勤務医】
【調査の概要】

・調査期間:2018年7月13日-19日

・対象:m3.com医師会員

・回答者総数:勤務医852人、開業医284人

診療科別:内科系276人、循環器科76人、消化器科91人、小児科67人、精神科78人、外科系122人、整形外科65人、産婦人科37人、呼吸器科40人、腎泌尿器科51人、皮膚科36人、脳神経科76人、糖尿病科39人、眼科30人、耳鼻咽喉科27人

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炭酸飲料の取りすぎでアルツハイマーにかかるリスクが3割増

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<2000人以上を7年間追跡した研究結果から、加糖されたもの、なかでも炭酸飲料を多く取る人はアルツハイマー病にかかるリスクが高まる可能性が示された>

 

甘い食べ物や飲み物、とくに炭酸飲料を取りすぎると、アルツハイマー病にかかる可能性が高まるかもしれない。2000人以上を対象に行った最新の調査で明らかになった。調査結果は、7月22~26日に米国シカゴで行われた、認知症に関する世界最大級の国際会議であるアルツハイマー病協会国際会議(米アルツハイマー病協会主催)で発表された。

過去に行われた複数の調査で、2型糖尿病と認知症が密接に関係していることが示されてきた。本誌米国版によると、そこで米コロンビア大学の研究者たちは、本当に2型糖尿病が認知症のリスクを高めるのか検証するため、高齢者2226人を対象に7年にわたる追跡調査を実施した。

調査期間中、研究者らは参加者が取った食事と飲み物のうち、加糖されたものを記録した。7年の間に、アルツハイマー病を発症した参加者は429人だった。

 

甘いものは何でも高リスク。でも一番は炭酸飲料

調査の参加者で、加糖された糖分の1日あたりの摂取量が30.3グラムだった人は、5.8グラムだった人と比べアルツハイマー病にかかる可能性が33%も高いことがわかった。

同様のパターンは、「炭酸飲料1缶(平均で糖分20グラム)を1日おきに飲む人と、100日に1本しか飲まない人」や「フルーツポンチやフルーツジュースなどで1日23グラムの糖分をとる人と、1日0.4グラムの人」、「食事や飲み物に1日あたり小さじ2.5杯分の砂糖を加える人と、砂糖を加えない人」などを比較した際にも見られたという。

コロンビア大学の調査チームはさらに、炭酸飲料とその他の加糖飲料を比較。炭酸飲料は、アルツハイマー病にかかるリスクが他の加糖飲料と比べて著しく高いことが示された。

英アルツハイマー協会のダグ・ブラウン博士(今回の調査には関与していない)は、今回の調査結果が、過去の実験で示された「2型糖尿病は認知症のリスク要因である」ことを裏付けているとして、砂糖の過剰摂取はアルツハイマー病のリスクを高める可能性があると指摘している。自分が歳を取った時に認知症にかかるリスクを下げるには、炭酸飲料、デザート、ケーキなどを減らし、バランスのとれた食事をすることだ、と話している。

米国の患者数570万人、2050年には1400万人へ

米アルツハイマー病協会によると、現在米国では570万人がアルツハイマー病にかかっており、米国人の死因第6位だ。65秒ごとに1人がアルツハイマー病を発症しており、米国での患者数は2050年には1400万人近くに達すると予測されている。

前述の本誌米国版に掲載されたビデオによると、アルツハイマー病を治したり進行を遅くしたりする薬は現在、存在しない(なお、日本ではアルツハイマー病に4種類の薬が認可されているが、どれも病気を根本的に治療するものではないようだ)。アルツハイマー病の新薬の臨床試験が失敗に終わる確率は99%以上に上るため、現在はアルツハイマー病そのものの治癒ではなく予防のための新薬開発に力が入れられているという。

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35歳で糖尿病になった男

「治療費は毎月2万円」の痛恨

ライフ・マネー 2018.08.07

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 気になる病気とお金の関係。今回は、35歳で糖尿病になった営業マンの体験談を聞いてみよう。

「とにかく喉が渇いて、ペットボトルの水が手放せなくて。1日に6リットルくらいの水を飲んでいました。汗もめちゃくちゃかいて、夜は何度もトイレに目が覚めます。おしっこをすると、シャボンみたいな泡が立つんですよ。

 症状をネットで調べてみたら、明らかに糖尿病の特徴でした。病院で受診したところ、血糖値が250を超えていました」

 広告代理店の営業マンとして働くTさん(53)が、糖尿病と診断されたのは35歳のとき。最初は飲み薬で治療していたが、仕事が多忙を極めていたころで、さらに両親の介護が重なった。自分の病気にまで気を遣っている暇はなかった、と当時を振り返る。

 おかげで症状は改善せず、数年後には自分でインスリン注射を打たなければならないほどに悪化してしまった。

「注射を打つことには、すごく抵抗がありました。当初は、1日3回、注射を打っていましたが、いまは2本の注射を1日1回ですむようになりました。

 ただ、朝食を取らずに打つと、『インスリンショック』といって、血糖値が極端に下がった状態になり、危険なんです。どんなに食欲がなくても、朝食はきちんと取るようにしています」

 さらに、Tさんが糖尿病の本当の怖さを知ったのは、43歳のとき。知らないうちに、合併症による動脈硬化が進んでいたのだ。

「仕事中に突然、ガクンと眠ってしまうんです。頭の中でシュッシュッシュッとへんな音が聞こえてきたりもしていました。ちょうど部署の異動があったので、いい機会だと脳ドックを受診しました。

 その結果を見ていたら、AやDなどの判定結果があるなかで、ひとつだけ『Q』という判定がありました。医者に聞いたら、太い動脈の90%くらいが詰まっている部分があるので、すぐ病院に行ってください、と。そこで、頭蓋内大動脈狭窄症と診断されました」

 緊急入院したTさんは、8時間にも及ぶ大手術を受け、その後、2カ月の入院生活を余儀なくされた。脳ドックを受診していなかったらどうなっていたか、いま考えても恐ろしいと話す。

 現在、Tさんが糖尿病の治療に使っている金額は、1カ月に通院代が4500円、薬代が1万5000円から1万7000円の計約2万円という。

「頭蓋内大動脈狭窄症もそうですが、合併症が起きると、その治療費がかかります。最近では糖尿病網膜症といって、網膜の毛細血管が詰まったり出血したりする症状が出ました。放置しておくと失明する可能性があるので、レーザー治療をして、年に4回ほど検査を受けています」

 末端にまで血液が届きにくくなるため、つねに手足の先がしびれている感覚があるという。そのため、足の指も変形してしまった。 

「糖尿の人には多いらしいんですが、末端に血が届かなくなるためEDになりました。好きだった酒もタバコも、やめざるをえませんでした」

 治療のために、かさむ一方の出費。お金を使うなら、せめて自分の好きなことに使いたいものだが……。そう苦笑する、Tさんだった。

(週刊FLASH 2018年6月26日号)

35歳で糖尿病になった男「治療費は毎月2万円」の痛恨 | Smart FLASH[光文社週刊誌]スマフラ/スマートフラッシュ

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仕事ストレスで死亡リスクがアップ?

気をつけたい糖尿病・心臓病・脳卒中の男性

 

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心血管代謝疾患のある男性は仕事のストレスに注意(depositphotos.com)

 糖尿病や心臓病、脳卒中の既往歴などをもつ男性にとって、ハードな仕事でストレスを抱え込むのは、健康によくないようだ――。

 心血管代謝疾患のある男性は、仕事で負担がかかると、こうした疾患のない男性と比べ、早期死亡リスクが高まる可能性のあることが、英国での最新研究で示された。詳細は『The Lancet Diabetes & Endocrinology』(2018年6月5日オンライン版)に掲載されている。

 多くのガイドラインでは、糖尿病や心臓病の患者は「仕事のストレスを管理することが必要」とされているが、推奨のエビデンスレベルは低い。

 英ロンドン大学公衆衛生学部教授のMika Kivimäki氏らは今回、IPD-Work Consortiumに登録のコホート研究7件のデータを使い、フィンランド、フランス、スウェーデン、英国の成人男女10万2633人を対象に、心血管代謝疾患の有無で分けた上で「仕事のストレスと死亡率」の関連を調べた。

「職業性ストレス」は死亡率が68%も高い

 Kivimäki氏らは仕事のストレスの中でも、「職業性ストレス(=仕事の要求度が高いが裁量権が小さい)」と「努力と報酬が不釣り合いなストレス(=努力に見合った報酬が得られない)」の2つのタイプに着目。

 心血管代謝疾患の有無は、研究開始時点(1985~2002年)の質問票への回答から判断した。

 研究開始時点では、対象者のうち3441人が心血管代謝疾患にかかっており、平均13.9年の追跡期間中に3841人が亡くなった。

 そして、社会経済的状況や高血圧、肥満、喫煙状況などの生活習慣因子で調整して解析した結果、心血管代謝疾患を有する男性では、「職業性ストレス」がある人のほうが、年齢調整した死亡率が68%高いことが分かった。

 

健康的な生活習慣でも職業性ストレスが及ぼす悪影響

 しかも、こうした死亡リスクの増大は、健康的な生活習慣を守っている男性や、血圧や脂質を治療で管理できている男性でも認められた。

 一方で、心血管代謝疾患をもつ男性において、「努力と報酬が不釣り合いなストレス」と死亡リスクとの間には関連は見られなかった。

 さらに女性では、心血管代謝疾患の有無にかかわらず、どちらのタイプのストレスでも死亡リスクの有意な上昇は見られなかった。この結果について、Kivimäki氏は「働く年齢層の男女では、男性のほうが動脈硬化が多く見られることと一致する」と指摘している。

ストレスの影響を過大評価している可能性も?

 Kivimäki氏によると、精神的なストレスは心機能や血液の凝固、(動脈硬化性)プラークの形成などさまざまな面に悪影響を及ぼす。

 また、ストレスを受けるとストレスホルモンとして知られるコルチゾールの血中濃度が上昇して血糖値が上がるほか、炎症が亢進して血圧が上昇する可能性もあるという。

 ただし、この研究は、これらの因果関係を証明したものではないことに注意が必要だ。

 ストレスの評価は研究開始時点のもので、疾患の重症度の経時的な変化も考慮されていないことなどから、Kivimäki氏らは「ストレスの影響を過大評価している可能性がある」としている。

 とはいえ、米レノックス・ヒル病院のSatjit Bhusri氏は専門家の立場から、「仕事のストレスの軽減は心臓の健康に寄与すると考えられる。ストレスの軽減には瞑想やヨガ、運動が勧められるが、抱えている仕事を一度見直すことも必要かもしれない」とコメントしている。

(文=編集部)

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東北大、簡便な体力テストによる2型糖尿病のリスク評価

糖尿病ねっと2018/08/15 11:00

東北大学と新潟大学の共同研究グループは、新潟ウェルネススタディの一環として、新潟県労働衛生医学協会の健診データを用いて、20~92歳の成人を対象とした追跡研究を行い、握力テストおよび閉眼片足立ちテストの成績が2型糖尿病の発症リスクと関連することを明らかにしました。

体力テストと糖尿病の発症リスクとの関連を実証

東北大学と新潟大学の共同研究グループは、新潟ウェルネススタディの一環として、新潟県労働衛生医学協会の健診データを用いて、20~92歳の成人を対象とした追跡研究を行い、握力テストおよび閉眼片足立ちテストの成績が2型糖尿病の発症リスクと関連することを明らかにしました。

成果のポイントは次のとおりです。

「糖尿病ではない20歳から92歳の成人21,802人を6年間追跡し、体力テスト(握力、垂直跳び、閉眼片足立ち、立位体前屈、全身反応時間、仰臥位足上げ)の成績と2型糖尿病の発症リスクの関連を検討した。」

「体重当たりの握力の成績が悪ければ悪いほど、2型糖尿病の発症リスクは高かった。」

「閉眼片足立ちの成績が良い群と比較して、成績が悪かった群の2型糖尿病の発症リスクは高い値を示した。」

簡便に2型糖尿病の高リスク者を把握できる可能性

本研究は、筋力やバランス能力を評価することで、従来の全身持久力による評価より比較的簡便に2型糖尿病の高リスク者を把握できる可能性を示しており、2型糖尿病の予防を目的とした体力測定の重要性を示す重要な報告です。この成果は、2018年7月28日に、Journal of Epidemiology(電子版)に掲載されました。

研究グループは、次の構成です。東北大学大学院医工学研究科の門間陽樹助教(現在は医学系研究科 講師)、永富良一教授、新潟大学大学院医歯学総合研究科の曽根博仁教授および同大学大学院生活習慣病予防検査医学講座(新潟県労働衛生医学協会による寄付講座 )の加藤公則教授、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所。

(画像はイメージです)

外部リンク

東北大、簡便な体力テストによる2型糖尿病のリスク評価

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東北大、簡便な体力テストによる2型糖尿病のリスク評価

東北大、簡便な体力テストによる2型糖尿病のリスク評価 | ニコニコニュース

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ボディービルダー闘病し活躍 

楽しめる運動を指導

(最終更新 8月4日 14時59分)

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ボディービルの全国大会で鍛え上げた体を披露する丸山典子さん=東京都江東区で2018年7月27日、根岸基弘撮影

 体内でインスリンを作れず、血糖値のコントロールができない「1型糖尿病」を患いながら、ボディービル競技の第一線で活躍する女性がいる。東京都在住の丸山典子さん(44)。今年度で現役を退く予定だが、自らの経験を生かし、

「トレーナーとして病気を抱えた人たちの支援に取り組みたい」と語る。

 都内で先月開かれたトップ選手が集う全国大会。鮮やかな青色のビキニを身に着けた丸山さんは、鍛え上げた筋肉や体のラインを披露した。結果は4位入賞。会場から「きれい」と歓声が沸いた。

 生活習慣が深く関わるとされる「2型糖尿病」と異なり、「1型糖尿病」は原因不明で突然発症する。丸山さんも高校1年の時、急激にやせて体調を崩し、「1型」と診断され、食事のたびインスリンを注射する生活に。「当時は現実をなかなか受け入れられなかった」と振り返る。それでも憧れのエアロビクスのトレーナーになりたくて資格を取得。勤務先のジムで筋肉の美しさにひかれ、ボディービル競技を始めた。

 2年前の東日本大会で優勝し、昨年はアジア大会で4位入賞。ボディービルは食事や水分を細かく制限して美しい筋肉を作り上げる。しかし、激しいトレーニングなどで血糖値が変化するため、その調節が難しかった。「大会中に低血糖になり、意識を失いそうになることもあった」と打ち明ける。

 引退のきっかけは、昨年から今年にかけ、丸山さんの活躍を知った糖尿病の患者らから、トレーニング方法を教えてほしいと依頼があったこと。難病の患者は運動をすること自体に不安を抱える人もいる。参加者らは同様に病気を抱える丸山さんの指導を信頼し、一緒に楽しく体を動かすことができたという。

 引退後は幅広い疾患の患者から依頼を受け、それぞれの病気や症状に合わせたトレーニング方法を教えていきたいと考えている。丸山さんは「病気でも無理なく運動を楽しめることを伝えたい」と意気込んでいる。【柳楽未来】

糖尿病:ボディービルダー闘病し活躍 楽しめる運動を指導 – 毎日新聞

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安田大サーカス・クロちゃん、

またも不摂生で内山信二と嶋大輔がとばっちり!?

日刊大衆

 7月30日放送の『名医のTHE太鼓判!』(TBS系)にお笑いトリオ、安田大サーカスのクロちゃん(41)が出演。2型糖尿病と診断されたにもかかわらず、またも不摂生な生活に逆戻りしたことを暴露され、出演者たちにダメ出しされていた。

 以前、衝撃の診断結果で医師たちを騒がせ、“不健康三銃士”と呼ばれている、クロちゃんと嶋大輔(54)、内山信二(36)の3人。番組では3人の生活改善のため、富士山登頂を目指すプロジェクトが進行中で、今回挑戦したのは標高877メートルの筑波山の登山。サポートを務めるのは、冒険家の三浦雄一郎氏(85)の次男である、三浦豪太氏(48)。三浦氏は、健康登山はペース配分が大切なので1番遅い人に合わせてあげることと説明し、ペースが一番遅い内山を先頭にして登山をスタートした。

 登山開始から30分たった頃、登山でカロリーを消費して血糖値が下がりすぎると動けなくなるので、行動食と呼ばれる、あめやチョコなどで栄養補給をするよう、三浦氏から指示が。これを受け、つき添いの丸田佳奈医師が「(糖尿病の人は)血糖値が上がりやすいから、不足分以上に食べ過ぎはダメ」と注意したのだが、クロちゃんは食欲に任せ、チョコを全部食べてしまった。

 さらに、登山開始から2時間たった頃、内山が疲れてペースダウンしたため、クロちゃんは、自分のペースで好きに登り始めるなど、自分勝手にふるまった。ところが、山頂を前にしてクロちゃんがフラつき始めてしまう。

 なんとか5時間30分で登頂に成功したものの、下山途中でクロちゃんの体調が急変。丸田医師が診断すると、血圧が上昇して頻脈になっていたため、ドクターストップがかかり、ロープウェイを使って緊急下山することになった。内山が、クロちゃんに平常の血圧値を問うと、クロちゃんはバツが悪そうに、毎日飲酒していることを告白。すると、「クロちゃんの日常を番組は見ていた」とナレーションが入り、クロちゃんの私生活に密着したVTRが流れた。

 ある日の酒席では、血圧が173と高い数値だったクロちゃん。飲んでいるうちに、以前自分のことを「嘘つきクズだるま」と呼んだFUJIWARAの“フジモン”こと藤本敏史(47)や、他の芸人仲間の悪口を言い始めて興奮状態となり、血圧も208まで上昇してしまう。

 ふだんの食生活もまったく改善されておらず、高血圧の原因は不摂生による体重増加が関係していると判明。さらに、睡眠時無呼吸症候群も関係しているため、CPAP(シーパップ)という口鼻から空気を送り続けて、気道を広げる治療を行うよう医師から指導されたのに、帰宅してもCPAPをつけるそぶりすらなし。結局、1週間で2日しか使用していなかった。

 健康とほど遠い生活に逆戻りしたことを暴露されても、すべて人のせいにしてしまうクロちゃんに対し、スタジオの出演者たちはドン引き。再び藤本に「黙れ! 嘘つきクソだるま」と一喝されてしまう。

 そして最後は、スタジオの医師団に「“不健康三銃士”の富士山登頂は許可できない」と宣告され、嶋と内山を巻き込んでしまったことから、「ここで終わったら、僕のせいみたいじゃん」と、自分勝手な抗議をしていた。

「クロちゃんは、今年1月放送の同番組で“2型糖尿病”と診断され、食事の改善などを目的とした5日間の教育入院をしました。退院後、過去の生活習慣に対する反省の弁を述べたのですが、その言葉はまったくの嘘だったようです。スタジオで何度目かになるダメ出しをされていたクロちゃんですが、ネットでも“自分のせいで山登り不許可なのに、内山くんや嶋さんに詫びもせず困ります? ドン引き”“マジふざけてんな、人間としても最低なやつだった”などと、手厳しいコメントが投稿されていました」(テレビウォッチャー)――もう、誰も信じてくれない!?

安田大サーカス・クロちゃん、またも不摂生で内山信二と嶋大輔がとばっちり!?|ニフティニュース

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肥満や糖尿病になるとなぜ「骨格筋」が減少? 

メカニズムを解明

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 肥満や糖尿病の患者で骨格筋が減少するメカニズムを、京都医療センターや健康科学大学などの研究チームが世界ではじめて解明した。

 肥満や2型糖尿病の患者では、「高インスリン血症」が起こりやすい。血中インスリン値の上昇とともに、骨格筋の減少作用をもつ分子である「マイオスタチン」の量が増えることが、骨格筋減少につながっているという。

骨格筋が減ると肥満や糖尿病が悪化する

 「インスリン抵抗性」とは、インスリンの作用を受ける細胞の感受性が低下している状態。インスリン抵抗性は、それ自体が糖尿病の原因になるが、同時に、インスリンが効きにくくなったのを補うためにインスリンが多量に分泌され、「高インスリン血症」をまねく。

 一方、骨格筋は体の30~40%という大きな割合を占めており、身体活動だけでなく、糖を消費してエネルギーをつくる役割も果たしている。骨格筋は、運動や代謝という点から身体活動を支えている、健康寿命を延ばすために非常に重要な部位だ。

 骨格筋は重要であるにもかかわらず、加齢に加えて、運動不足、不健康な食事、さらには肥満や2型糖尿病などによって減少してしまう。肥満や糖尿病での骨格筋減少のメカニズムは詳しく分かっていなかった。

 そこで京都医療センターや健康科学大学などの研究チームは、国内有数の肥満症・糖尿病コホート(解析集団)をもつ京都医療センターの日本人肥満患者を対象に、肥満における骨格筋減少のメカニズムの解明に取り組んだ。

マイオスタチンが骨格筋やインスリンと関連

 研究チームは、肥満患者の身体組成(体重、腹囲、骨格筋量や脂肪組織量など)や血液指標(糖脂質代謝マーカーや炎症マーカーなど)を解析し、骨格筋の減少に関連する分子を探した。

 その結果、骨格筋を減少させる作用をもつ分子「マイオスタチン」と骨格筋量やインスリン量との間に、重要な関連があることを突き止めた。

 「マイオスタチン」は主に骨格筋で作られる分子で、通常は骨格筋が増え過ぎないように調節することで、身体活動の良好なバランスを維持する作用をしている。

 膵臓で作られるインスリンは、骨格筋などに作用して糖の取り込みを促し、血糖値の調節に関わっている。

 研究チームは今回の研究で、肥満患者において、血液中のインスリン量が多いほど血液中の「マイオスタチン」の量も多くなることを世界ではじめて明らかにした。

骨格筋を維持するためにマイオスタチンを調整

 このことは、肥満の病態が進行してインスリン抵抗性が起こり、高インスリン血症になると、骨格筋を減少させる作用のある「マイオスタチン」の量が増えることを示している。

 さらに、インスリン量と「マイオスタチン」の量の相互関係には、「マイオスタチン」を作る骨格筋の量は影響しないことも分かった。

 つまり、骨格筋量が同じであっても肥満病態がより進展してインスリンの効きが悪くなっている状態では、「マイオスタチン」の量も増えており、骨格筋が減少するリスクがより上昇していると考えられる。

 こうした悪循環により、動脈硬化症や心血管病、認知症などの合併症のリスクも上昇する。

 「マイオスタチン」を分子標的として骨格筋維持をはかることで、肥満や2型糖尿病やその合併症(動脈硬化症、心血管病、認知症など)を効果的に予防する新たな治療法を開発できる可能性がある。

 研究は、国立病院機構京都医療センター臨床研究センターの浅原哲子研究部長や、健康科学大学健康科学部理学療法学科の田中将志講師などの研究チームによるもので、「Diabetes Research and Clinical Practice」オンライン版に発表された。

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健康科学大学健康科学部理学療法学科

国立病院機構京都医療センター臨床研究センター

Role of serum myostatin in the association between hyperinsulinemia and muscle atrophy in Japanese obese patients(Diabetes Research and Clinical Practice 2018年6月7日)

肥満や糖尿病になるとなぜ「骨格筋」が減少? メカニズムを解明 | ニュース・資料室 | 糖尿病ネットワーク

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糖尿病患者は熱中症リスクが高い? 

「どんなことに気を付けたら?」などの声、医師に聞く

オトナンサー2018/07/31 06:10

 厚生労働省の「平成28年 国民健康・栄養調査」によると、日本の糖尿病有病者数は約1000万人と推量され、増加傾向にあります。

 そんな中、SNS上などで先日、「糖尿病患者の熱中症リスク」について話題となりました。糖尿病を患っている人は脱水症状を引き起こしやすい上、摂取できる飲料の種類が限られるため熱中症のリスクが高いとされており、「家族に糖尿病の人がいるので心配」「糖尿病だから、スポーツドリンクが飲めなくてつらい」「どんなことに気を付けたらいいの?」など、さまざまな声が上がっています。

 オトナンサー編集部では、糖尿病と熱中症の関係や適切な熱中症対策について、医師の市原由美江さんに聞きました。

 

スポーツドリンクや経口補水液の飲み過ぎに注意

Q.糖尿病を患っている人が、熱中症になりやすいのは事実でしょうか。

市原さん「糖尿病であっても、血糖値のコントロールがうまくできている状態では、多飲多尿の症状は出ないため、糖尿病による脱水は起こしません。逆に、血糖値のコントロールが悪いと脱水を引き起こします。

尿糖が出ると尿量が増えるため、のどが渇き、口渇のため多飲するとまた多尿となり、悪循環に陥ります。ちなみに、尿糖が出るのは、血糖値がだいたい180mg/dlを超えた時です。血糖コントロールの指標である『ヘモグロビンA1c』の8%に当たります(正常値は4.6~6.2%)。従って、糖尿病の人は血糖値のコントロールをしっかり行わないと、夏場に脱水を起こしやすく、熱中症にもかかりやすくなると言えます」

Q.糖尿病患者の熱中症対策の注意点とは。

市原さん「糖尿病の患者で夏場に多いのが、熱中症予防にスポーツドリンクばかり飲んで血糖コントロールを悪化させてしまうことです。スポーツドリンクは水分やミネラル、糖質を摂取するのには適していますが、糖質が多いため、糖尿病の患者には向きません。糖質量の少ないスポーツドリンクがあるのでそちらを利用してください。最近は、糖質制限中の人に向けたスポーツドリンクも市販されています。

また、猛暑が続く中、熱中症対策に経口補水液が盛んに推奨されていますが、これも注意が必要です。経口補水液は、スポーツドリンクよりも糖分の含有量は少ないですが、代わりに食塩が含まれています。その量はメーカーによって異なりますが、500ミリリットル当たり1.5グラムほどです。糖尿病の方だけでなく、高血圧や腎臓病で治療中の方は経口補水液を飲み過ぎないようにしてください。通常の水分補給は水やお茶で十分です」

Q.その他、糖尿病患者やその家族が意識すべき熱中症対策のポイントはありますか。

市原さん「糖尿病患者が熱中症を予防するには、まず血糖コントロールをよくすることです。その上で、こまめな水分摂取を心掛け、なるべく涼しい環境で無理をしないでください。熱中症になってしまった場合の行動は、健康な人と同じです。症状が軽く、意識がしっかりしているのであれば、涼しい場所に移動して水分を摂取し、安静にしましょう。

症状が強い場合や、意識がもうろうとしている場合などは、状況に応じて速やかに医療機関を受診させるか、救急車を呼んでください」

ライフスタイルチーム

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糖尿病患者が気を付けたい熱中症対策とは?

糖尿病患者は熱中症リスクが高い? 「どんなことに気を付けたら?」などの声、医師に聞く | ニコニコニュース

看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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握力やバランス感覚が悪いと2型糖尿病リスクは高くなる

– 東北大学

 

東北大学は7月30日、握力や片足バランスの成績が2型糖尿病のリスクと相関関係にあることを発表した。同成果は、同大医工学研究科の門間陽樹 助教(現 医学系研究科講師)、永富良一 教授、新潟大学大学院医歯学総合研究科の曽根博仁 教授、生活習慣病予防検査医学講座の加藤公則 教授、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の共同研究グループのよるもの。詳細は、Journal of Epidemiology(電子版)に掲載された。

血糖値を下げるホルモン(インスリン)の効きが悪くなる2型糖尿病を予防するために、日頃の活動量やランニングなどの運動が有効であることは知られている。また、運動を長時間続けるために必要な全身持久力が高いことは2型糖尿病の予防に役立つという結果もあるが、それ以外の体力についてはわかっていなかった。

そこで今回の研究では、握力、垂直跳び、閉眼片足立ち、立位体前屈、全身反応時間、仰臥位足上げの成績と2型糖尿病のリスクの関連を調査した。新潟県労働衛生医学協会の協力のもと、体力測定を行った糖尿病ではない健診受診者21,802人(20~92歳)について、体力項目ごとに成績順にそれぞれ4グループに分けて、最大6年間追跡を行った。

その結果、筋力を測定する握力、およびバランス能力を測定する閉眼片足立ちテストの成績が2型糖尿病のリスクに関連することがわかったという。

 

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  • 体力当たりの握力と2型糖尿病のリスクの関係を示すグラフ。握力の成績が悪いと2型糖尿病のリスクは高まることがわかる(出所:東北大学)
握力の値が体重の8割ほどのグループ(例:体重60kgで握力が48kgの人)と比較すると、半分ほどのグループ(握力が30kgの人)の2型糖尿病リスクは56%高い値を示したとのことだ。

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  • バランス能力と2型糖尿病のリスクの関係を示すグラフ。バランス能力が悪いと2型糖尿病のリスクは高まることがわかる(出所:東北大学)
なお、下半身のパワーを測定する垂直跳びや柔軟性を評価する立位体前屈の成績にも相関が見られたが、肥満の指標であるbody mass indexを考慮すると、相関は見られなくなったという。全身反応時間や筋持久力に関しては、相関は認められなかった。

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握力やバランス感覚が悪いと2型糖尿病リスクは高くなる – 東北大学 | マイナビニュース

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“スマートシューズ”で歩行分析 

糖尿病や認知症などの早期発見や予防に応用

――沖電気らが共同開発

沖電気工業、ZEROBILLBANK JAPAN、no new folk studioは、モーションセンサーと無線通信機能を組み込んだ“スマートシューズ”を活用して歩行時の足の運び方を分析し、適正なフォームへの誘導や病気の早期発見、予防対策などにつなげる仕組みを開発した。

 

 沖電気工業(OKI)、ZEROBILLBANK JAPAN、no new folk studioの3社は2018年7月26日、加速度センサーや角速度センサーなどのモーションセンサーと、無線通信機能を組み込んだ靴を活用して、歩行時の足の運び方を分析することで行動変容につなげる仕組みを共同開発したと発表した。

 歩行やスポーツ時のフォーム分析により、適正なフォームへの誘導や、歩行異常から糖尿病や認知症などの早期発見、予防対策への応用を目指すとしている。

 

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歩行分析から行動変容までの概念図

 この仕組みは、no new folk studioが開発したスマートシューズプラットフォーム「ORPHE TRACK」と、ZEROBILLBANK JAPANのインセンティブポイントプログラム「Yume Coin」を組み合わせ、歩行異常を早期発見する仕組みと、それを改善する行動を推進する仕組みを開発した。

 ORPHE TRACKでは、センサーモジュールを内蔵して“スマートシューズ化”した靴を用いる。ORPHE TRACKの各種センサーによって、歩幅や歩行速度、移動距離だけでなく、通常の万歩計やスマートフォンアプリでは測定できないような、足の着地角度や持ち上げた足の運び方などを3次元的に分析する。

 分析結果によって推奨された運動などに「Yume Coin」のインセンティブポイントを設定。例えば、糖尿病や認知症で特徴的といわれている「小さい歩幅で足を持ち上げずに歩く」兆候が発見された人に対し、正しい歩行姿勢や中強度運動である早歩きなどを一定時間行った際には“ご褒美”としてインセンティブポイントを付与するといったことができる。

 効果検証のため、2018年8月から一般の人の協力を得て実証実験を進める。実証実験を通じて、認知症などの発症前の各ステージにおける歩行の特徴の詳細を分析し、予防や未病に役立てる仕組みを検討するとしている。

 

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“スマートシューズ”で歩行分析 糖尿病や認知症などの早期発見や予防に応用――沖電気らが共同開発 – ITmedia エンタープライズ

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「1型糖尿病、適切な障害年金を」患者の女性が国を提訴

朝日新聞デジタル

 若年での発症が多く、生涯にわたってインスリンを投与する必要がある「1型糖尿病」の患者が、障害基礎年金の支給が認められなかったのは憲法が保障する生存権の侵害だとして27日、国を相手取って東京地裁に提訴した。不支給決定の取り消しを求める訴訟を通じて、患者が抱える不安を訴えていきたいという。

 提訴したのは、患者の相談員としてNPO法人で働く林恵美子さん(47)。訴えによると、林さんは5歳頃に発症し、インスリンを毎日投与するが、月に数回は意識を失うことがある。治療費は月に数万円かかり、昨年2月に障害基礎年金を申請したが、国に認められなかった。1型糖尿病患者が障害基礎年金を支給される例もあるが、明確な数値基準はなく、認定されにくいという。訴訟では「発作が月に一度以上」などの基準がある「てんかん」などと比べて「平等性を欠く」などと主張している。

 林さんは提訴後の記者会見で「1型糖尿病インスリンを打たないとすぐに死ぬ。支援がないことも私たちには障害と同じだ」と話した。

 厚生労働省は「訴状が届いていないので、コメントは差し控える」としている。

 

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/北沢拓也

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熱波襲来でWHO警告 

糖尿病・呼吸器疾患悪化も

2018.7.27

 

 世界保健機関(WHO)は26日、世界各地での熱波襲来を受け、異常な高温は熱中症などを引き起こすほか、心臓や呼吸器系の慢性疾患を悪化させるリスクがあり、多数の死者が出る恐れがあると警告した。

 異常な高温が健康に及ぼすリスクとしては、まず体温調整機能が損なわれ、熱中症や熱射病、熱けいれんの原因になるとした。さらに心臓や脳、呼吸器系の慢性疾患や、糖尿病を悪化させる可能性もあると強調した。

 特に高齢者や乳幼児、妊婦、貧困者などの弱者への配慮が重要だとして自治体などの関与が必要とした。

 個人レベルでは暑い日中の外出を避けるほか、室内の温度は日中32度未満、夜間24度未満にすることが望ましいとした。水分の補給に努め、高タンパク質の食品の摂取は避けるべきだとしている。(共同)

熱波襲来でWHO警告 糖尿病・呼吸器疾患悪化も – zakzak

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認知症の原因は「日常生活活動」の低下 

糖尿病を治療して予防

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 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は、認知症の発症予防を目指したインターネット健常者登録システム「IROOP」を用いた研究の成果を発表した。風呂に入る、洋服を着ることなどの「日常生活活動」が低下することや、抑うつ、がん・糖尿病の既往、聴力損失などが、認知症の危険因子になるという。

 身体活動の低下や認知機能の低下を防ぐために、家庭外の社会的活動への参加や気分低下の防止、2型糖尿病などの生活習慣病への介入が認知症予防になることが示された。

認知症予防の日本初のシステム「IROOP」の研究成果

 日本では2025年までに認知症人口が700万人まで達するという推計が発表されている。認知症、軽度認知症害(MCI)、とくにアルツハイマー病(AD)に対する対策が急がれているが、根治薬や治療薬の開発には至っていない。治療薬を開発するために臨床治験が必要となる。

 そこで、国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は2016年に、大規模なインターネット健常者登録システム「IROOP」を開設した。システムの目的は、認知症が発症する前の症状をとらえ、生活習慣の改善などにより発症を予防する因子の解明と、認知機能の改善が期待される薬の開発のための臨床研究や治験の促進だ。

 NCNPの研究グループは今回の研究で、「IROOP」に登録されたデータから認知機能へ関連している因子や、半年後の認知機能の変化に影響している因子を探った。

 (1)2017年8月までに初回アンケート項目への回答と電話による10単語記憶検査(あたまの健康チェック)を完了した1,038人(平均年齢59.0歳)と、(2)初回アンケート回答から半年経過後の定期アンケートと、(3)2回目の10単語記憶検査を終了した353人(平均年齢60.2歳)のデータを解析した。

 認知機能の低下と関連のある項目を分析するため、10単語の記憶検査から得られる記憶機能指数である「MPIスコア」を求めた。認知機能の経時的変化にどのアンケートの項目が影響しているかを検討するため、初回MPIスコアと半年経過後の2回目MPIスコアの差を従属変数とし、各アンケート項目を独立変数として解析した。

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認知機能の低下の要因が判明

 その結果、初回MPIスコアの結果では、認知機能の低下と関連のあるのは、「年齢」「性別」「教育年数」「毎日行っている活動;自分で風呂に入る、服を着ることの支障の程度」「10年前と比べて予期される出来事に対して前もってスケジュールを調整する計画能力の変化」「糖尿病」「がんの既往」などの項目であることが分かった。

 次に、初回MPIスコアと半年経過後のMPIスコアの差に影響しているアンケート項目は、「年齢」「6ヵ月前と比べて毎日の活動力や周囲への興味減少の程度」「外傷性脳損傷」「聴力損失の既往」「痛みの有無」「人生が空っぽと感じるかどうか」であることが判明した。

 MPIスコアは0~100の数値で示され、数値が低くなるほど認知機能の低下をあらわす。初回の分析結果では、「あなたの健康状態により自分で風呂に入る服を着ることにどの程度支障がありますか?」という質問に対して、「全く支障がない」を選んだ人は「かなり支障がある」と回答した人より、約3.8ポイント高いMPIスコアが示された。

 同様に、「以下の病気に現在かかっているかまたはかかったことがありますか?-聴力損失-」では、「いいえ」と回答した人では、約2.4ポイント高いMPIスコアが示された。

 

日常生活活動や糖尿病などの治療が重要

 これらの結果より、▼風呂に入る、▼服を着る、▼スケジュールを立てるなどの、日常の活動が大切で、それに支障が起こり、気分が落ち込んだり意欲が低下すると、認知機能低下につながることが分かった。さらに、糖尿病、がん、頭部外傷の既往、聴力の損失、慢性的な痛みも認知機能の低下に関連することも判明した。

 今回の研究により、日常生活活動の低下が認知機能の低下に関連していることが示された。日常生活活動の低下は家に閉居する要因のひとつとなり、その結果、社会的活動への参加減少、ひいては気分の低下をもたらす。家庭外での社会的活動への参加、また参加できる環境があることが認知症予防になると考えられる。

 さらには、糖尿病、がんなども認知機能の低下につながる。これらの疾患の予防への取り組みも必要であることが示された。

 「IROOP」システムは、半年毎のアンケートと認知機能の検査を無料で構成され、国民に無料で提供されている。今後さらに経時的なデータの解析を進めていくことにより、認知症を予防する効果的な手段の解明につながると期待される。

IROOP(認知症予防のための健常者向け情報登録システム)

国立精神・神経医療研究センター(NCNP)

Analysis of risk factors for mild cognitive impairment based on word list memory test results and questionnaire responses in healthy Japanese individuals registered in an online database(PLOS ONE 2018年5月17日)

認知症の原因は「日常生活活動」の低下 糖尿病を治療して予防 | ニュース・資料室 | 糖尿病ネットワーク

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「糖尿病の恐さ」は十分に知られていない 

失明や足切断を防ぐために

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 英国では、糖尿病のために毎週およそ30人が視力を喪失しており、毎時間に1人が足を失っている。しかし、英国人の多くが「糖尿病の恐さ」について十分に理解していないという調査結果を、英国糖尿病学会(Diabetes UK)が発表した。

 「適切な治療をすれば糖尿病合併症を予防できます。そのためには知識をもつことが必要です」とDiabetes UKは呼びかけている。

毎週30人が糖尿病のために視力を喪失

 英国の2型糖尿病のリスクの高い人の数は1,230万人。その多くは、糖尿病が深刻なダメージをもたらす破壊的な病気であることを知らないという調査を、英国糖尿病学会(Diabetes UK)が発表した。

 糖尿病の治療を適切に行っていれば、合併症を予防できる。しかし、実際には治療が遅れたり、十分な治療を行っていないために、糖尿病患者はそうでない人に比べ、早期に死亡する割合が32%高いという結果になっている。

 英国では、毎週およそ30人が糖尿病のために視力を喪失している。また、足切断の手術が毎週169回行われており、糖尿病足病変が悪化して、毎時間に1人が足を失っている。

 調査会社のウォールナット アンリミテッドが1,000人を対象に実施した調査では、糖尿病の有無に関わらず、糖尿病に対する理解が不足している現状が浮き彫りになった。脳卒中が糖尿病の合併症であることを知っていたのはわずか2%。腎臓病や腎障害については4%、心臓病については6%しか知っていなかった。

 糖尿病合併症が進行すると、失明や足切断にいたることがあるが、そのことを知っている人は4人に1人(25%)にとどまった。妊娠中に高血糖が発見される妊娠糖尿病について知っている人はわずか。糖尿病を放置していると寿命が短縮するおそれがあることを知っていたのは2%、早死のおそれがあることを知っていたのは4%だった。

糖尿病を放置すると危険 状況は深刻

 糖尿病について十分な知識をもっている人が少ない現状は深刻だ。糖尿病は、食事や運動などの生活を自分でコントロールすることが重要な病気だ。薬物療法などでも、自己管理が必要となる。自己管理を続けていくために、しっかりとした知識を習得することが必要になる。

 イングランド公衆衛生サービスの調査によると、糖尿病網膜症による失明という深刻な事態におちいる患者の数は、英国で毎年1,600人以上に上る。毎週およそ30人が糖尿病のために視力を喪失している。

 血糖コントロールをしっかりと行えば、糖尿病網膜症は予防できる。網膜症が進展して失明しないように、血糖コントロールを良好に維持すること、眼科を定期的に受診し、眼底検査を受けることが重要だ。

 また、英国では糖尿病足病変が原因で足の切断を余儀なくされる人が多い。糖尿病による足切断の手術は2014~2017年に平均8,793回行われた。足切断の手術が毎週169回行われており、毎時間に1人が足を失っている。

 糖尿病の合併症である神経障害や血管障害などは、足の壊疽や潰瘍を引き起こす。血糖コントロールが良好でないと、壊疽は治りにくくなり、足を切断せざるをえなくなることも少なくない。さらに、高血糖の状態ではさまざまな感染症にかかりやすい。健康な人ならすぐに治るような傷が細菌感染を起こしてしまうことがある。

糖尿病合併症は予防できる

 英国では、糖尿病と診断された人の数は20年間で2倍に増えている。糖尿病は、健康状態に悪影響をもたらすもっとも深刻な病気になっている。

 しかし、重要なことは、糖尿病を発症しても適切な治療をしていれば、糖尿病合併症を予防または遅延させることができるということ。「糖尿病の合併症は、糖尿病を早期発見して適切な治療を続け、メディカルスタッフによるサポートを得て、患者教育することで防げます」と、英国糖尿病学会のCEOでサリー大学の主任研究員であるクリス アスキュー氏は言う。

 「そのために医療チームによる適切な支援が不可欠です。視力を失ったり、足を失う、脳卒中や心臓病を発症するということは、人生を根本から変えてしまいます。しかし、その多くは適切にケアすれば防げるのです。糖尿病について注意が必要な場合は、できるだけ早く医師や看護師に連絡してください」と、アスキュー氏は強調する。

糖尿病で足を失う 後悔してからでは遅い

 「糖尿病で足を失う」という話は、決して珍しいものではない。コーンウォール州在住のクリス ウィットさん(64歳)は、1999年に2型糖尿病と診断されたが、仕事が忙しくて、糖尿病を発症したことを真剣に受け止めず、治療も中断していた。その結果、2013年にノルウェーに行く旅行の前に足の壊疽が発見された。

 壊疽は潰瘍となり、感染が骨まで広がっており、結果として膝下からの足切断を余儀なくされた。「以前に糖尿病のことが気になって、医師に電話で相談したことがあります。医師は”すぐに検査を受ける必要がある”とアドバイスしましたが、私はその意味をあまりよく理解していませんでした。気にしていなかったのです。いまではそのことを後悔しています」。

 「足の写真を撮って、看護師さんにメールを送りました。すぐに返事がきましたが、読みませんでした。私は彼女のアドバイスに注意を払うべきだった」と、ウィットさんは言う。

 「私は半年もたてば足は治り、普通の靴を履けるようになると楽観的に考えていましたが、まったく見通しが甘かったと言わざるをえません。紹介された外科医から、足の壊疽がかなりひどいことを説明され、切断が必要だと言われました。ショックを受けました。旅行は当然とりやめです」。

 「いまでは、私と同じ糖尿病患者さんに、メッセージを伝えたいと思っています。糖尿病合併症は予防が可能であること。そのためには治療を続け、検査を受けることが大切であること。足に少しでも異常をみつけたら、医師や看護師さんに相談するべきです。足の切断は防ぐことができます。悪くなってからでは遅いのです」。

Diabetes not taken seriously by UK public(英国糖尿病学会 2018年7月3日)

Complications of diabetes(英国糖尿病学会)

National Diabetes Audit (NDA) reports(英国糖尿病学会)

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 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は、認知症の発症予防を目指したインターネット健常者登録システム「IROOP」を用いた研究の成果を発表した。風呂に入る、洋服を着ることなどの「日常生活活動」が低下することや、抑うつ、がん・糖尿病の既往、聴力損失などが、認知症の危険因子になるという。

 身体活動の低下や認知機能の低下を防ぐために、家庭外の社会的活動への参加や気分低下の防止、2型糖尿病などの生活習慣病への介入が認知症予防になることが示された。

認知症予防の日本初のシステム「IROOP」の研究成果

 日本では2025年までに認知症人口が700万人まで達するという推計が発表されている。認知症、軽度認知症害(MCI)、とくにアルツハイマー病(AD)に対する対策が急がれているが、根治薬や治療薬の開発には至っていない。治療薬を開発するために臨床治験が必要となる。

 そこで、国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は2016年に、大規模なインターネット健常者登録システム「IROOP」を開設した。システムの目的は、認知症が発症する前の症状をとらえ、生活習慣の改善などにより発症を予防する因子の解明と、認知機能の改善が期待される薬の開発のための臨床研究や治験の促進だ。

 NCNPの研究グループは今回の研究で、「IROOP」に登録されたデータから認知機能へ関連している因子や、半年後の認知機能の変化に影響している因子を探った。

 (1)2017年8月までに初回アンケート項目への回答と電話による10単語記憶検査(あたまの健康チェック)を完了した1,038人(平均年齢59.0歳)と、(2)初回アンケート回答から半年経過後の定期アンケートと、(3)2回目の10単語記憶検査を終了した353人(平均年齢60.2歳)のデータを解析した。

 認知機能の低下と関連のある項目を分析するため、10単語の記憶検査から得られる記憶機能指数である「MPIスコア」を求めた。認知機能の経時的変化にどのアンケートの項目が影響しているかを検討するため、初回MPIスコアと半年経過後の2回目MPIスコアの差を従属変数とし、各アンケート項目を独立変数として解析した。

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認知機能の低下の要因が判明

 その結果、初回MPIスコアの結果では、認知機能の低下と関連のあるのは、「年齢」「性別」「教育年数」「毎日行っている活動;自分で風呂に入る、服を着ることの支障の程度」「10年前と比べて予期される出来事に対して前もってスケジュールを調整する計画能力の変化」「糖尿病」「がんの既往」などの項目であることが分かった。

 次に、初回MPIスコアと半年経過後のMPIスコアの差に影響しているアンケート項目は、「年齢」「6ヵ月前と比べて毎日の活動力や周囲への興味減少の程度」「外傷性脳損傷」「聴力損失の既往」「痛みの有無」「人生が空っぽと感じるかどうか」であることが判明した。

 MPIスコアは0~100の数値で示され、数値が低くなるほど認知機能の低下をあらわす。初回の分析結果では、「あなたの健康状態により自分で風呂に入る服を着ることにどの程度支障がありますか?」という質問に対して、「全く支障がない」を選んだ人は「かなり支障がある」と回答した人より、約3.8ポイント高いMPIスコアが示された。

 同様に、「以下の病気に現在かかっているかまたはかかったことがありますか?-聴力損失-」では、「いいえ」と回答した人では、約2.4ポイント高いMPIスコアが示された。

 

日常生活活動や糖尿病などの治療が重要

 

 これらの結果より、▼風呂に入る、▼服を着る、▼スケジュールを立てるなどの、日常の活動が大切で、それに支障が起こり、気分が落ち込んだり意欲が低下すると、認知機能低下につながることが分かった。さらに、糖尿病、がん、頭部外傷の既往、聴力の損失、慢性的な痛みも認知機能の低下に関連することも判明した。

 今回の研究により、日常生活活動の低下が認知機能の低下に関連していることが示された。日常生活活動の低下は家に閉居する要因のひとつとなり、その結果、社会的活動への参加減少、ひいては気分の低下をもたらす。家庭外での社会的活動への参加、また参加できる環境があることが認知症予防になると考えられる。

 さらには、糖尿病、がんなども認知機能の低下につながる。これらの疾患の予防への取り組みも必要であることが示された。

 「IROOP」システムは、半年毎のアンケートと認知機能の検査を無料で構成され、国民に無料で提供されている。今後さらに経時的なデータの解析を進めていくことにより、認知症を予防する効果的な手段の解明につながると期待される。

IROOP(認知症予防のための健常者向け情報登録システム)

国立精神・神経医療研究センター(NCNP)

Analysis of risk factors for mild cognitive impairment based on word list memory test results and questionnaire responses in healthy Japanese individuals registered in an online database(PLOS ONE 2018年5月17日)

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