糖尿病の人は夏こそ「フットケア」 

水虫に対策するための8つの方法

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 高温・高湿の夏の季節がやってきた。じめじめするこの時期に、気になるのが水虫だ。水虫の原因になる真菌は、体力が落ちているときや抵抗力が弱くなっていると増殖し、トラブルの原因になる。水虫に感染しないために、日常生活で心がけることが肝心だ。

 

足に80種類以上の真菌が生息

 真菌感染症は、皮膚にカビ(真菌)が寄生して起きる皮膚病。一般的な真菌感染症としてもっとも多いのは、真菌の一種の白癬菌が寄生して起きる足白癬(水虫)で、次に多いのが、主に足の指の爪にできる爪白癬。ほかにも、顔や首、手、股などに起こる体部白癬、頭髪部にできる頭部白癬などがある。

 「人間の細胞は、多くの細菌や真菌と共生しており、体全体が生態系になっているといえます。真菌は体のさまざまな部位で生息しており、特に足には多く、健康な人の足にも80~100種類の真菌が生息しています」と、米国立ヒトゲノム研究所(NHGRI)のジュリー セグレ氏は言う。

 セグレ氏らは、ヒトゲノム計画の技術による高度なDNA解析装置により、足に真菌がどれだけ生息しているかを調べた。その結果、足には80種類を超える真菌が生息していることが分かった。これに比べると、背中、首の後ろ、耳の内側、耳の後ろ、頭や胴体の部位は、それぞれわずか2~10種類しか生息していないという。

 水虫は、足の裏や指の間の角質層に常在する白癬菌が増えることによって起こる感染症だ。皮膚(角質層)がアカとなってはがれ落ちると、白癬菌もそれに付着してともにはがれ落ちる。皮膚が乾燥していれば洗い流せば感染しないが、気温や湿気が高いと白癬菌が皮膚の角質層に侵入し繁殖しやすくなる。

 なぜ白癬菌は足を好むのか? 「足は靴や靴下を履いているため湿度が高くなっています。特に夏の靴の中は湿度が95%にも及びます。また、足は体の一番下にあるため、体の他の部分に比べて温度が低い傾向があり、それらが白癬菌の繁殖に適した環境をつくります」と、セグレ氏は説明する。

 

水虫を防ぐための8項目の足のケア

 

 白癬菌は湿度70%以上、温度15℃以上になると活発に増殖するため、梅雨から蒸し暑い夏には注意が必要だ。生活でちょっとした工夫をすることで白癬菌の感染を抑えられる。米国家庭医学会では、水虫に対策するために、次のことをアドバイスしている。

・ 帰宅したらすぐに足を洗う

 帰宅したら、すぐに足を石鹸で洗って清潔に保つことが望ましい。洗い方は、足の指一本一本を丁寧に洗うことが肝要だ。  いちいち浴室に行くのは面倒という人は、水虫ができやすい足指の間やかかとを洗い、 ティッシュペーパーを使い乾燥させよう。
 アルコールを含んだティッシュペーパーや脱脂綿を用意できれば、汗だけでなく、水虫菌の栄養分となる皮脂を拭き取ることもできる。

・ 清潔と乾燥が予防の基本

 カビが増える状況をできるだけ減らすことが効果的なので、汗や汚れをそのまま放置せず、清潔に保つと効果的だ。  風呂やシャワーをこまめに利用し、体全体を石鹸を使って洗い、よく乾かそう。
 気になる場合は、薬局やドラッグストアで販売されている抗真菌剤入りのシャンプーやボディシャンプーを利用する方法もある。

・ 通気性の悪い靴・靴下を避ける

 入浴後やスポーツなどで汗をかいた後は、足をしっかり乾燥させ、なるべく涼しく保つことが大切。通気性の悪い靴・靴下はなるべく避けよう。

・ 靴下を毎日履きかえる

 水虫を治療するためには、清潔な靴下を履くことが大切。適度な湿度がある履き古した靴下は水虫菌の温床になる。  靴下を毎日履きかえ、使った靴下は洗ってしっかりと乾燥させよう。

・ 部屋をこまめに掃除する

 水虫になると、皮膚が剥離してはがれやすくなる。はがれた皮膚にいる白癬菌は感染力をもつ。感染を予防するために、部屋の掃除が重要だ。  剥がれた皮膚を掃除機でこまめに吸い取るようにしよう。

・ 足拭きマットは汚染されやすい

 水回り、特に浴室にある足拭きマットなどは、白癬菌により汚染されやすい。家族に水虫の人がいる場合は、足拭きマット、タオル、爪切り、スリッパなどはその人専用のものを用意する。  面倒な場合は、水虫の人は足拭きマットを使わずに使い捨てのキッチンタオルなどで足を拭こう。

・ 共同で使う施設では素足を避ける

 フィットネスクラブやサウナなどの共同で使う場所でも感染しやすい。足拭きなどを避けても、水虫の人の皮膚が剥離していて、それを踏んでしまうと感染してしまう可能性がある。  共同で使う施設に行ったときは、サンダルを履くなどして素足でいるのを避け、帰宅後にケアすることが重要だ。

・ 医師の診断を受ける

 爪の水虫は皮膚の水虫と違ってかゆみがないばかりか、見た目ではわからないこともある。しかし、放置すると爪が厚くなり手入れをしにくくなる。また、変形したり割れやすくなって、ケガのもとにもなる。  皮膚病や水虫に悩まされている人は、医師に診断してもらい適切な治療を受けることが望ましい。
 足のトラブルに悩む糖尿病の人や、足の変形や痛みで困っている場合は、足の治療やケアを行なうフットケア外来で対処してくれる。

 

 

高齢者の水虫は転倒リスクに

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 早稲田大学スポーツ科学学術院の中村好男教授らが、平均年齢75.2歳の高齢者1万581人を対象に行った調査によると、足の指や爪に足白癬、皮膚の炎症、爪の肥厚や変形、血流障害などの問題を抱えている高齢者は、男性の46.0%、女性の39.0%に上る。

 そうした人は転倒のリスクが高くなる。高齢者の転倒による骨折は、要介護になる原因のひとつで、健康寿命を縮めることにつながる。転倒を防ぐための対策は重要だ。

 中村教授らの調査では、「足白癬」のある人ではそうでない人に比べ、過去1年間に転倒を経験した割合が、男性で1.37倍に、女性で1.29倍に増加することが分かった。足白癬があると転倒の不安感じる人の割合も上昇する。

 「足に疾患があると、足の指が地面から体を支える力が不安定になり、バランスを崩したり、すり足になったりして転倒する可能性がある」という。水虫や爪白癬などをよくあることだと放っておかずに、きちんと治療することが大切だ。

糖尿病の人は特に注意が必要

 糖尿病の人が血糖値が高い状態が続くと、全身の血管だけでなく、神経も障害される。そのため、痛みや熱さなどに対する感覚が鈍くなり、足の変形、たこやうおのめなどが起こりやすくなる。

 また、血糖コントロールが良くないと血管障害があらわれ、血液の流れが悪くなりやすい。特に抹消の足には十分な栄養や酸素が届きにくい。さらに、免疫の働きも低下するので、ちょっとした傷でもすぐに化膿し、壊疽になるおそれがある。

 足の変化をいち早く発見して治療をする「フットケア」を行うと、症状が悪化するリスクを減らせる。

 日ごろから足を観察し、「水虫」「乾燥やひび割れ」「たこやうおのめ」「靴ずれ」「皮膚の色や温度」などを見逃さないようしよう。異常が起きていればに医師に相談し、ケアを受けることが重要だ。 NIH researchers conduct first genomic survey of human skin fungal diversity(アメリカ国立衛生研究所 2013年5月22日)

Over-the-Counter Foot Remedies(米国家庭医学会)

地域在住高齢者における足部に関する問題と転倒経験・転倒不安との関連(日本公衆衛生雑誌、2010年)

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「壁は乗り越えられる」 

1型糖尿病の元Jリーガー・杉山新さん

1型糖尿病の子どもたちのスペイン行き実現は「本当にたくさんの人に支えてもらった」と感謝を述べる杉山新さん
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 元Jリーガーの杉山新さん(37)は、1型糖尿病を発病後にレギュラーに定着し、チームのJ1昇格に大きく貢献した。引退後の昨年、同じ1型の子どもを励まそうと、スペインのトップチームで活躍する同病のサッカー選手を訪ねる旅に出た。 (聞き手・由藤庸二郎)

 発病は二〇〇三年、二十三歳の時です。だるさが治まらず、四つ目の病院で1型糖尿病と分かりました。血糖は正常値の十倍近く、すぐに入院でした。

 J1の柏レイソルで結果を出せず、J2のヴァンフォーレ甲府に移った直後。1型が生活習慣病でないとは知らず、チームの健診を受けていたのになぜ、という思いでした。

 年末のチームの提示は「契約金ゼロ」。次の契約はないという意味です。練習生としてキャンプに参加できたものの、チームに必要な選手であることを証明できなければ解雇。下を向く暇はなかった。血糖は自己管理できると分かったので、リハビリ中、走るたびに血糖を測ってインスリンの注射量を決めてキャンプイン。何とか契約を更新できました。

 それまでは給料をもらってプレーするのが当たり前でしたが、発病後は一年一年が勝負。自分を見つめ直すことになりました。

 食生活は改め、きちんと三食にする。試合前に軽食を取り、血糖が少し高めになるようにインスリンを打つ。低血糖になると手や舌が震えます。そうしたらすぐスポーツドリンクで糖分を補う。周囲に気配は見せなかった。運動量が自分の持ち味で、倒れたら使ってもらえない。

 〇四年は約二十試合に出場。〇五年はプレーも充実して病気は気にならなかった。四十試合以上に出て、J1昇格を懸けた入れ替え戦は柏が相手。何が何でもと頑張って完勝しました。生涯のベストゲームです。

 啓発に取り組んだのは三十四歳で引退した後、1型の子どもたちと話をする場に呼ばれたのがきっかけです。

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 病気のせいで自信のない子がいて、保健室やトイレで注射を打つ話も聞きました。大人で発病した自分も他人の目を気にした時期がある。子どもはもっと大変だろうと。周囲の理解が足りないと感じました。

 自分に何ができるだろう。考えるうち、スペインの強豪レアル・マドリードに十二歳で発病したナチョという1型の選手がいることを知りました。

 世界最高峰のチームの一員としてプレーする姿を見れば、子どもたちもきっと何かを感じてくれる。募金が集まって昨年末、1型の子五人とスペインへ行くことができました。

 ナチョと直接話せたのは偶然です。子どもたちはユニホームにサインをもらってぽかーんとしてましたね。試合では、彼がゴールを決め、スタンドに向けて手でハートマークをつくってくれた。奇跡かと思いました。

 まだまだこの病気には社会の壁がありますが、子どもたちには壁は越えられること、何にでもチャレンジできることを伝えたい。

<すぎやま・あらた> 1980年埼玉県生まれ。99年柏ユースからトップチーム入り。2003年甲府に移籍。攻撃的右サイドバックとして活躍。大宮、横浜FC、岐阜などを経て15年引退。現在はさいたま市のサッカースクールや私立高校でコーチを務める。

<1型糖尿病> 膵臓(すいぞう)の細胞が壊れ、血糖を下げるホルモン「インスリン」が分泌できない病気。生活習慣の影響が強い2型と異なる原因不明の自己免疫疾患。小児から若年での発症が多い。生活で変動する血糖をインスリンの自己注射で管理する。

東京新聞:「壁は乗り越えられる」 1型糖尿病の元Jリーガー・杉山新さん:暮らし(TOKYO Web)

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がん、糖尿病、心臓病、肺炎まで“死に至る病”を引き起こす「歯周病」の恐怖

週刊女性2018年月6日19号 2018/6/9

 

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※写真はイメージです

 

「40代は歯のメンテナンスの始めどきです。ケアを怠ると、50代でも歯が抜けてスッカスカになりますよ! おまけに全身疾患のリスクも高くなります」

 そう話すのは歯科医の遠山敏成先生。なんともオソロシイ話だけど、これは現実。

歯は身体じゅうの病気とつながっている!?

 厚生労働省の歯科疾患実態調査(H28年)によると、なんらかの理由で歯を失い「すべて自分の歯ではない」人の割合は、40~41歳で31・1%、45~49歳で41・1%と年を重ねるほどに増えていく。

 50~54歳では61.5%と、なんと半数以上が歯を失っているというからシャレにならない。

「ミドル世代は女性ホルモンの分泌量が低下し始めるころ。それにより骨粗しょう症を心配する方が増えてきます。しかし、忘れてはならないのが歯とそれを支える骨の存在。骨が弱くなる年代は歯も弱くなるので、いまから歯を守ることが大切です」(遠山先生)

『8020運動』をご存じだろうか? 平成元年に、当時の厚生省と日本歯科医師会が提唱した、80歳までに20本の歯を残すという趣旨の運動だ。H28年時点で、80歳で20本以上の歯が残っている人は51・2%。H23年調査の40・2%と比べて大きく増えている。

「80歳で20本という数字は、まだまだ甘いと思います。どうせ目指すのならば、80歳で28本、“すべて自分の歯”を目指していただきたい」

 と熱く語るのは、矯正歯科医の坂本紗有見先生。

「全身疾患に比べて、歯に何かトラブルがあったとしても、病院に行くのが遅れがち。歯並びやかみ合わせが悪いと、8020に達成していない人が多いのです」(坂本先生)

 本来であれば、歯の健康に最も気を配るべきオーバー40の読者世代。とはいえ毎日はあわただしく、病院にかかるとなれば治療費も気になる。そのため、歯に多少の痛みや異変を感じたとしても、我慢してしまいがちなのでは? 

 前出の遠山先生も、坂本先生の意見に口をそろえる。

がん、糖尿病、心臓病、肺炎まで“死に至る病”を引き起こす「歯周病」の恐怖 | 週刊女性PRIME [シュージョプライム] | YOUのココロ刺激する

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糖尿病が原因でEDになる?

『糖尿病性勃起障害』に要注意

editeur2018/06/09 05:58

糖尿病の合併症により、EDの状態になる『糖尿病性勃起障害』

そもそも『糖尿病性勃起障害』とはどのような病気なのだろうか。

「『糖尿病性勃起障害』とは、糖尿病の合併症によって引き起こされるEDのこと。陰茎が勃起しなくなったり、勃起の維持が困難なため、満足に性交を行えなくなったりする状態を指します。糖尿病に罹患すると同世代の健康な人と比べ、EDの発症率が2~3倍高くなるといわれています」(水谷さん、以下同)

通常、勃起するためには、性的な興奮を感じる『脳』、興奮を伝達する『神経』、血流を確保する『血管』、勃起を維持する『男性器(海綿体)』の4つが正常に機能することが必要不可欠。しかし糖尿病に罹ってしまうと、血管障害(血管壁や血管内皮の障害)により血管が硬くなり弾力性が失われるという。

「そうなると、性的刺激による血管の拡張や陰茎の平滑筋という部分の弛緩が妨げられやすくなり、陰茎への血液流入が不十分になります。そのため、満足のいく勃起が得られず、EDを引き起こしやすくなるというわけです」

糖尿病患者全員がEDになるわけではない点に注意。まずは原因を正しく探そう

糖尿病患者の全員がEDを発症するわけではないが、特にEDを併発しやすい人の特徴というものはあるのだろうか。

「EDの危険因子として『糖尿病の罹病期間が長い』、『血糖コントロールの不良』、『動脈硬化が進んでいる』などが挙げられます。ほかにも、栄養バランスの偏った食生活、運動不足による肥満、1日20本以上の喫煙習慣がある人はEDにかかりやすくなるリスクが増えます。しかし、逆に考えれば、生活スタイルを見直せば、危険因子を減らすことができるともいえるのです」

糖尿病の治療を行うことでEDの症状が軽減される場合も。ED治療薬との併用も可

最後に『糖尿病性勃起障害』の治療法について教えてもらった。

「食事療法、運動療法、薬物療法を駆使して、糖尿病を治しながら進行を抑えることがED治療にもつながり、重要になります。糖尿病を治すことで血流が良くなり、神経障害も防ぐことができます。糖尿病患者の人は、血糖値、血圧、コレステロール値をコントロールし、適正値に近づけることでEDのリスク低下だけでなく、ほかの合併症予防にもなります。

また、ED治療薬(バイアグラ・レビトラ・シアリス)を服用することで、ED症状の改善の見込みがあることも知っておいて損はないでしょう」

最後にアドバイザーからひと言

「最も重要なのは、EDの根底にある原因を治療することにあります。EDの根本的原因を探るためにも少しでも心配な人は、専門医師のアドバイスを受けましょう」

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糖尿病が原因でEDになる? 『糖尿病性勃起障害』に要注意 | ニコニコニュース

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相沢まき 妊娠糖尿病より陰部静脈瘤の方がしんどい…「産んだら治ると信じて」

2018.06.09.

 タレントの相沢まき(38)が8日に更新したブログで、妊娠糖尿病と陰部静脈瘤の悩みを告白した。相沢は3日のブログで「妊娠8ヶ月の症状」と記しており、出産が近い状況となっている。

 相沢はふくらんだおなかの写真を掲載し、「おへその形が変わってきて内側から押されてるからかこのままだとでべそになるんじゃって勢いです」と冗談を交えて現状を報告した。続けて、「眠りが浅く、やたらと夜中目が覚めるのと、身体が重くて寝付くまでにかなり時間がかかる様に」と睡眠がうまくとれないことも記した。

 相沢は「妊娠糖尿病の食事報告↓」として、フルーツサラダヨーグルトなどの写真を掲載。「今日は朝食の血糖値を測定☆朝食は食べ過ぎると眠くなる為、こういう簡易的なモノが多いんですが、食前71、食後107と思った程は上がらず目標クリアでした」と厳しく管理している様子。また、「今のところお米食べた日がかなり上がったので、玄米とか全粒粉のパスタとかも試してみます」と、つづった。

 読者から妊娠9カ月当時の出血の悩みを寄せられたことに「全く同じですね 出血本当に焦るし、正直糖尿病より陰部静脈瘤の方が立ってても座っててもしんどいから辛いです 産んだら治ると信じて悪化させないように上手く付き合います」と記した。

相沢まき 妊娠糖尿病より陰部静脈瘤の方がしんどい…「産んだら治ると信じて」/芸能/デイリースポーツ online

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【健康カフェ】

(129)思春期の過体重 将来の糖尿病リスクに

 

2018.6.8 14:27

 

 高血圧で通院する70代女性は、長男夫婦と思春期の年齢の孫といっしょに暮らしています。家族の食事作りの大半を女性が担っていますが、ある日、「うちの孫はみんな太っているけど、大丈夫ですか?」と聞かれました。女性が作る食事をよく食べるのはもちろん、お菓子やジュースもよく口にしているそうですが、「注意したくても、孫にうるさがられるのが嫌で言い出せない」と言います。

 高血圧や糖尿病など生活習慣病の多くが肥満と関係しています。健康診断で生活習慣病のチェックをするのは40歳からということもあり、生活習慣病は大人になってからのあしき生活が生み出すと思っている人も多いのですが、実は子供のころの生活習慣や体形も影響しています。

 今年4月、デンマークで約6万人の男性の7歳、13歳、20歳前後の体重と、30歳以降の糖尿病発症の関係を調べた研究結果が発表されました。

 それによると、幼少期に過体重だった人は、正常体重だった人に比べ、糖尿病の発症率が4倍という結果。ただ、7歳で過体重でも、13歳までに正常体重に是正されれば、7歳から正常体重の人と発症率は変わりませんでした。一方、13歳から20歳前後までに正常体重となった人は、是正されないままの人に比べれば発症率は低いですが、7歳から正常体重だった人の1・5倍でした。また、7歳で正常体重でもその後に過体重になると発症率が上がり、特に13歳までに過体重となるとより顕著に高くなりました。

 この結果から、特に思春期に過体重となることは、将来の糖尿病発症と強く関係していると考えられます。また、子供は本来なら5歳前後が一番痩せているものなのですが、その頃に肥満体形になることも好ましくありません。

 成長期にある子供は栄養をしっかりとる必要がありますが、育ち盛りだからいくら食べても大丈夫なわけではありません。間食が多くて体重が多過ぎるのであれば、見直す必要があります。間食せず、きちんとした食生活をしているのに過体重の場合は、運動不足が考えられ、体をしっかり動かすことを心がけるべきだといえます。

 冒頭の女性に「お菓子やジュースの取り過ぎがよくないのは大人も子供も同じです。子供には誰かが教えてあげる必要がありますよ」と伝えると、「そうですね。孫の将来の健康のために、心を鬼にして注意してみます」とのことでした。(しもじま内科クリニック院長 下島和弥)

【健康カフェ】(129)思春期の過体重 将来の糖尿病リスクに(1/2ページ) – 産経ニュース

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糖尿病の薬に脳の若返り効果、

世界が注目する「認知症治療」

 

記事投稿日:2018/06/09 16:00 最終更新日:2018/06/08 18:36

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認知症は、厚生労働省のデータによると、65~69歳までの有病率は1.5%だが、5歳ごとに倍増。85歳の有病率は27%にものぼるといわれる。長寿化する日本においては、がんと並ぶ“国民病”ともいえるほど身近な病だ。しかしーー。

「がんの予防・検診・治療などは日進月歩ですが、認知症は進行を遅らせるという薬が4つあるものの、まだ効き目が弱く、画期的な治療薬も開発されていません」

認知症治療の現状を解説するのは、米国ハーバード大学元研究員で、老化や疫学の研究に従事したボストン在住の内科医・大西睦子さんだ。

年始には大手製薬メーカーであるファイザー社が認知症薬の開発から一時撤退することを表明するなど、認知症の研究において暗いニュースもあった。

しかし、最近、認知症治療が可能になるような、新しい研究が続々発表されている。

「3月に掲載されたイギリスの『テレグラフ』誌の記事によると、アルツハイマー病に関して50歳以上の者が接種できるワクチンが、10年以内に開発可能だと報じています。ワクチンはアルツハイマー病の約70%を予防することができると予想していますが、こうしたワクチン開発と同時進行で、世界中の研究者は日々、認知症と闘っています」

ほかにも今年に入ってから、認知症の治療を目指す夢の治療法の研究が進んでいる。その最前線を、大西さんが解説してくれた。まず、知っておきたい基礎知識が、認知症の原因だ。

「現在のところ、認知症の約7割を占めるアルツハイマー型の特徴は、アミロイドβによる老人斑とタウタンパク質による神経原線維の変化です。これらが徐々に蓄積して集合体になって、神経細胞を傷つけたり死滅させて起こるといわれています」

■糖尿病の薬に脳の若返り効果が!

英国ランカスター大学のクリスチャン・ホルシャー教授が、1月2日付の同学内ニュースに「アルツハイマー病などの慢性神経変性疾患の、新たな治療法に発展する」と発表した。それは、2型糖尿病治療のために開発された薬の利用だ。

「新薬を開発する発想ではなく、他の病気の治療薬が、アルツハイマー病にも効くのではないかと、アプローチした研究です」

薬を投与する実験の結果、マウスの脳は“若返り”に成功。

「マウスをプールに入れる水迷路試験では、学習と記憶力が大幅に改善されたと報告されています。さらに『神経細胞の機能を保護する脳成長因子のレベルが高まる一方で、アミロイドβ斑、慢性炎症や酸化ストレスが抑えられ、神経細胞の損失率は低くなった』とあります」

実験中のこの薬だが、人への安全性と有効性のデータ蓄積が期待されている。

■脳ペースメーカーで脳機能が回復

「米国有力紙『ニューヨーク・タイムズ』でも取り上げられたのは、米国ペンシルベニア大学で行われている“脳ペースメーカー”とも呼ばれる、新たな治療方法の提案です」

同様の研究は複数の施設で行われているが、大西さんが注目するのは1月30日、オハイオ州立大学医療センターの研究者が発表したレポートだ。

「基本的に心臓ペースメーカーと同じ構造です。異なるのは、電気を通す細いワイヤを心臓ではなく、アルツハイマー型認知症患者の前頭葉に埋め込むこと。前頭葉は、問題を整理したり、計画を立てる役割を果たしていますが脳ペースメーカーによって深部脳刺激(DBS)を与えると、治療していないアルツハイマー病患者に比べて、認知機能と日常機能の低下を遅らせられたとのことです」

実際に3人の研究参加者全員の症状が、改善されているという。米国オハイオ州に住む85歳の女性は、’13年から試験に参加した。当初、食事の準備ができない状態だったが、脳ペースメーカーを埋め込んでから2年後には、簡単な献立を作り、食材を選び、さらに料理をするまでに回復したという。

「研究者たちは、手術をしなくてもいい、非外科的方法を探求したいと考えているそうです」

■臓器移植で使用される薬剤が認知症の進行を遅らせる

臓器移植手術後に使用される免疫抑制剤を、長期間投与している患者は、アルツハイマー型認知症の発症頻度が低いことに目をつけたのは、米国テキサス大学だ。

「日本の医療現場でも使用頻度が高いFK506という薬剤です。レシピエント(提供される人)がもらい受けた臓器を、体内で異物として排除しないために投与されます。免疫力が下がるので感染症対策が重要ですが、認知症患者へは、そうしたリスクを回避できるほどの少量の投与で済むようです。しかも神経細胞を、アミロイドβから保護できる結果となったようです」

現段階ではマウスによる実験だが、既存薬ということもあり、安全性が担保されている。人への応用も可能なはずだ。

重度の認知症患者は24時間のケアが必要となり、家族には介護負担ばかりでなく、経済的負担も一気にのしかかる。そうした老後の不安を取り除くためにも、認知症医療の進展に期待したい。

 

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糖尿病の薬に脳の若返り効果、世界が注目する「認知症治療」 | 女性自身

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糖尿病の後遺症 

旅行できず会社を辞めざるを得ないケースも

2018.06.08 16:00

 

 糖尿病は、日々の生活に様々な支障をもたらす合併症を招く。基本的には投薬やインシュリンでコントロールできるが、合併症の一つである糖尿病腎症が進行すると、人工透析に至ることがある。

「事前に説明はしていても、いざ、透析センターに通う段階になると、患者さんはかなりのストレスを抱えることになります」

 そう話すのは、にしだわたる糖尿病内科院長の西田亙氏だ。

「人工透析は一回で最低でも数時間から半日拘束されることになります。それを今後一生、毎週3日行なわなければならないので、必然的に旅行に出掛けられなくなるなど生活に制約が生まれます。

 シニア世代でもフルタイムで仕事をしている方は、パートに替えるか仕事を辞める決断が必要になるケースがある。これまでの生活に大きな変化を強いられることで、人によっては精神的にかなりきつく感じるようです」

※週刊ポスト2018年6月15日号

糖尿病の後遺症 旅行できず会社を辞めざるを得ないケースも│NEWSポストセブン

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低炭水化物ダイエット、避けるべきはベージュ色の食品=英医師

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BBC/Lion Television/Joe Taylor

タリーケン医師は炭水化物の中にも良し悪しがあると指摘する

 

 

低炭水化物ダイエットが人気を集めるようになってからしばらくたつが、炭水化物の色も重要なのをご存知だろうか。英医師のザンド・バン・タリーケン氏によると、気を付けるべきなのはベージュ色の食品だという。同氏が以下に説明する。

 

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英中部マージーサイドの町カービーの一般医ファイサル・マーサラニ氏は、患者たちの健康のため、炭水化物の摂取を減らさせることに取り組んでいる。

しかし、それには非常に多くの障害がある。マーサラニ医師は英国で最も貧しい地域の一つで働いている。失業率は高く、肥満率も高い。住民の教育水準も高くない。

マーサラニ氏の計画は素朴とさえ言えるほど単純だ。高体重や肥満で、2型糖尿病や高コレステロール、高血圧などの疾患がある患者7人を集め、基礎的な検査をした。

その後、地元の料理学校から料理人を募り、健康に良い食べ方でも味が良く、安価で、食べ応えのある食事がとれることを証明するメニューを作ってもらった。

マーサラニ氏はさらに、肥満や糖尿病がどのような問題につながるのかについて、患者たちにしっかり警告した。壊疽(えそ)や脳梗塞、心臓発作、胃潰瘍などだ。

それから2週間にわたって、食べる炭水化物の種類や量を変えることに、それぞれの好きな方法で取り組んでもらった。慢性疾患を治すには全く時間が足りないことも確かだが、期間が終了した際には再び検査を行う。

まったく成功する見込みがないように、私には思われた。

炭水化物の消化

炭水化物は、我々が食べ物からエネルギー源を得る方法の一つで、3つの種類が含まれる。でんぷんと糖、食物繊維だ。

でんぷんは、炭水化物と言った時に我々が真っ先に思い浮かべるもので、パンやパスタ、ジャガイモや米などに多く含まれる。しかし、これらの「ベージュ色」の種類は健康に良くない。

甘い「白色」炭水化物も良くない。炭酸飲料やスイーツのほか、ケーキやビスケットといった加工・精製された食品に多く含まれている。

「ベージュ色」や「白色」の炭水化物に多く含まれるでんぷんや糖の大部分は、グルコースに分解・吸収され、我々のエネルギーになる。摂取しすぎたグルコースは脂肪としてためこまれる。

しかし、もう一つの種類、食物繊維はフルーツや野菜に多く、「緑色」炭水化物とも呼べるものだ。満腹感を継続させ、胃が空っぽになるまでゆっくり時間をかけさせ、ビタミンやミネラルが摂取できる食べ物に含まれることが多い。

歯や歯茎の健康に役立ち、腸を動かし腸内細菌のえさにもなるため腸にも良い。

さらに、「レジスタントスターチ」がある。食物繊維が豊富なレンティルや豆類、精製されていない全粒穀物などに含まれ、消化されにくいことが長所だ。大腸まで消化されずに行って腸内細菌のえさになる。

腸内細菌の良好な状態は、身体、精神の両面で幅広いメリットがある。

アドバイスをもう一つ。再加熱することで「悪い」炭水化物を「良い」炭水化物に変えることが可能だ。冷凍されたパスタやトーストなどのでんぷんは再加熱されると、分子の構造が変化して消化されにくくなり、腸内をもっと先まで行って腸内フローラを育てる。

 

糖尿病の数値はほぼ分からないほどに

カービーで2週間の取り組みが終わったとき、患者7人全員がアドバイス通りに食習慣を変え、「緑色」炭水化物を選択していたのは素晴らしかった。

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Getty Images

お腹がすき過ぎたり、不都合を感じることはなかったという。お互いにレシピのアイデアを共有するためインターネットで複数が会話するグループチャットも始めていた。

検査結果は本当に驚くべきものだった。血糖値は大幅に改善し、患者の一人は部分寛解とさえ診断された。

17年間2型糖尿病を患ってきた、その男性患者は2週間で、ほぼ分からないほど数値が低くなっていた。

さらに、7人のうち6人はストーン(訳注:14ポンド=約6.35キロ)の半分かそれ以上、体重を減らしていた。

 

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タリーケン氏の食事アドバイス

減らしたいのは……

  • 小麦粉、米、ジャガイモ、パスタ、朝食用シリアルやそのほか加工された穀物
  • 白あるいは加工度の高い黒パン
代わりに……

  • カリフラワーを細かくした「カリフラワーライス」、セロリアック、サツマイモ
  • ライ麦パンあるいはプンパニッケル(訳注:ドイツでよく食べられる黒パン)
これらも忘れずに……

  • 卵、肉、魚、ナッツ、豆類
また、一食の半分は新鮮な野菜やサラダ、トマト、ナスといった、緑や明るい色の食品にする

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タリーケン氏は、BBCが今月6日に放送した番組「The Truth About Carbs(炭水化物の真実)」の司会を務めた。

(英語記事 Why beige carbs are the ones to avoid – Dr Xand van Tulleken

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低炭水化物ダイエット、避けるべきはベージュ色の食品=英医師 – BBCニュース

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「笑い」が糖尿病やメタボ、がんを改善 

よく笑うと健康効果が

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第61回日本糖尿病学会年次学術集会

 「笑い」を医学的に研究しようとの試みがなされ、糖尿病やがんの改善効果など、さまざまな作用を期待できると分かってきた。笑いを増やすことで、糖尿病やがんを改善できる可能性がある。

よく笑う人ほど健康的 社会的なつながりも多い

 1日に何回くらい声を出して笑っているだろう。最近あまり笑っていないという人は多少無理してでも笑った方がいい。なぜなら笑いにはさまざまな健康効果があり、よく笑う人ほど健康度が高いことが分かってきたからだ。

 笑いは高齢になるほどその頻度が少なくなることが報告されており、40歳代以上の男性の5人に1人が週に1回も声を出して笑っていなかったという調査結果もある。

 意識のもちようで1日に笑う回数は増やすことができる。また、笑いは幅広い年代に作用をもたらす。笑いを増やすことが、糖尿病やがんの対策になる可能性がある。

 笑いはお金がかからず、いつでも臨機応変に、ストレスを管理する効果的な手段になる。「よく笑うことはストレス低減につながります。血糖値やコレステロール値を下げるのにも効果的です」と専門家はアドバイスしている。

 笑いは、加齢にともなう体の変化や、心理的な因子にも影響をもたらす。社会経済的な要因や社会参加の状況など、社会的な因子とも強く関連していると考えられている。社会的なつながりが少ない人は、多い人より死亡率が高いとの報告もある。

 東京大学大学院などが全国の65歳以上の男女約2万人を対象にした調査では、ふだんほとんど笑わない高齢者は、毎日よく笑う高齢者より、「健康状態が良くない」と感じる割合が1.54倍に上昇した。健康に対する自己評価が低い人ほど、寝たきりになる割合や死亡率が高いことが分かっている。

笑いが糖尿病の血糖コントロールを改善

 京都医療センター臨床研究センターの研究で、笑いに象徴されるポジティブな心理的因子が、糖尿病の血糖コントロールの指標となるHbA1cを改善し、2型糖尿病やメタボリックシンドロームを改善する可能性があることが明らかになった。

 研究グループは、京都医療センターの外来に通院中の2型糖尿病やメタボリックシンドロームの患者222人を対象に、1年毎の追跡調査による前向きコホート研究を行った。

 1年後も追跡して調査できた患者を対象に、1年間の食前血糖値およびHbA1cの変化を、笑いの頻度別で比べたところ、笑いの頻度が「月に1~3回か、ほんど笑わない」という人で血糖値とHbA1c値の改善度が低く、「月に1~5回」「ほぼ毎日」という人で改善度が高いことが分かった。また、1年の追跡調査によりポジティブな心理要因が多い人ではHbA1cが低下する傾向もみられた。

 笑いなどポジティブ心理要因が多いことが、交感神経の活動を亢進するのを抑えていることが分かった。また、笑いは、脂肪を燃焼してインスリンの働きを助けて糖尿病を改善する作用のある「アディポネクチン」の発現の上昇を促すことも分かった。

 2型糖尿病やメタボリックシンドロームに、笑いに象徴されるポジティブな心理状況が強く影響することが分かった。研究グループは、糖尿病などと笑いの関連をさらに調べ、糖尿病の重症化を予防するために、「ポジティブな心理要因・笑い習慣」を取り入れた治療法の提唱を目指すとしている。

笑いががんの免疫機能にもたらす影響を調査

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 大阪府立病院機構「大阪国際がんセンター」は、松竹芸能、吉本興業などと協力し、がん患者や医療従事者を対象に、「笑い」が生活の質(QOL)や免疫機能などに与える影響を明らかにする日本初の「笑いとがん医療の実証研究」を行っている。

 「わろてまえ劇場」は、同センター内で2017年からスタートした笑いの舞台だ。漫才や落語による「笑い」によって、がん患者の免疫力向上のほか、緊張や疲労といった心身の状態が改善するかを調べている。

 研究では、落語や漫才などを2週間に1回、お笑いの舞台「わろてまえ劇場」で開催し、研究に参加した患者をお笑いの舞台を1~4回目を楽しむ群と、5~8回目を楽しむ群に無作為に割り付ける。

 患者の「自己効力感」と「QOL指標」、血液検査で「免疫機能」を調べ、笑いが与える影響を評価する。ほかに血圧、脈拍を測定したり、表情や気分を調べる調査も行う。

 がん細胞は、ウイルスなどと同様に異物として認識されるため、通常はがん細胞を攻撃し排除する働きのある免疫細胞がある。その代表が「NK(ナチュラルキラー)細胞」だ。しかし、がん細胞を攻撃する細胞が活性化しないようにブレーキをかけたり、免疫を抑制する細胞を増加させる事によって、がん細胞は体の中で成長する。

笑いがNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化

 2017年5~6月の計4回、漫才や落語を鑑賞した患者と、鑑賞しなかった患者のそれぞれ約30人の血液を採取して分析した。その結果、落語などを見たグループは2ヵ月で、NK細胞を活性化するタンパク質を作る能力が平均で1.3倍上昇した。NK細胞自体も、増加する傾向があった。

 また、患者の気分の変化などもアンケートし、緊張や抑うつ、疲労などの6項目全てで改善がみられ、がんの痛みについても改善があったという。

 「自己効力感」とは、何か課題が与えられた時、「自分はきっとできる」という前向きな気持ちをもつこと。笑いは自己効力感にも影響するとみられている。

 実験に参加した患者の1人は「家にこもっていると、家事をするだけの単調な日々になりがち。でも、2週間に1回劇場へ行くと思うと、楽しみが増え、気分転換にもなる」と、語っている。

 研究はまだ途中だが、笑いを楽しむことで患者ががんの苦痛から解放される可能性が示された。同センターは今回の研究を論文にまとめて学術誌に発表する予定だ。 第61回日本糖尿病学会年次学術集会

大阪国際がんセンター

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高齢者の糖尿病治療 

薬物療法の適正化を呼びかけ 厚労省が指針

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 厚生労働省は、「高齢者の医薬品適正使用の指針」(総論編)を都道府県などに通知した。

 高齢者への処方の見直しの基本的な考え方や薬物療法の適正化のためのフローチャートのほか、特に慎重な投与が必要な薬物などを記載したもので、医療機関での積極的な活用を促している。

高齢者は多剤服用になりやすい

 ガイドラインは、高齢者の薬物療法の適正化(薬物有害事象の回避、服薬アドヒアランスの改善、過少医療の回避)を目指し、高齢者の特徴に配慮したより良い薬物療法を実践するための基本的留意事項をまとめたガイダンス。

 主な利用対象者は、医師や薬剤師だが、看護師や他職種による活用も視野に入れている。

 高齢者では、生活習慣病と老年症候群が重積し、治療薬や症状を緩和するための薬物の処方が増加し、多剤服用になりやすい傾向がある。

 全国の保険薬局を対象とした処方調査では、75歳以上の4分の1が7種類以上、4割が5種類以上の薬剤を処方されている。

 

高齢者糖尿病の薬物療法の注意点

 高齢者糖尿病では安全性を十分に考慮した治療が求められる。特に75歳以上やフレイル・要介護では認知機能や日常生活動作(ADL)、サポート体制を確認したうえで、認知機能やADLごとに治療目標を設定すべきだとしている。  2016年に日本糖尿病学会・日本老年医学会の合同委員会により、高齢者の血糖コントロール目標(HbA1c値)が制定された。

 

「高齢者糖尿病の血糖コントロール目標値」を発表 日本糖尿病学会・日本老年医学会

 

高齢者の特性を考慮した薬剤選択を

他の薬効群の薬剤との相互作用に関する注意

 インスリン製剤SU薬以外でも複数種の薬剤の使用により重症低血糖の危険性が増加することから、HbA1cや血糖値をモニターしながら減薬の必要性を常に念頭においておくべきだ。  SU薬ナテグリニド(ファスティック、スターシス)は主にCYP2C9により代謝されるので、CYP2C9阻害薬との併用に注意する。  SGLT2阻害薬は脱水リスクの観点から利尿薬との併用は避けるべきだとしている。

 

「高齢者総合機能評価」(CGA)の実施を推奨

 ガイドイランでは、薬剤見直しの基本的な考え方とプロセスをフローチャートとともに紹介している。

 一般的な考え方のフローとして、最初に患者が受診している診療科・医療機関をすべて把握することが必要だ。

 さらに、高齢者では、さまざまな原因から服薬アドヒアランスの低下が起こりうる。

 処方の適正化を考える際には、患者の疾患や老年症候群などの併存症、日常生活動作(ADL)、生活環境、使用薬剤の情報、患者の薬剤嗜好を十分に把握することが必要だとし、「高齢者総合機能評価」(CGA)の実施を推奨している。

多剤併用による有害事象に注意

 腎排泄が主たる消失経路である薬剤では、加齢変化に伴う腎機能などの生理機能の低下や薬物有害事象の観察を行い、投与量の減量や投与間隔の延長など慎重な投与を考慮するよう注意を促している。

 多剤併用による有害事象(ポリファーマシー)も重要だ。薬物療法の適正化のフローチャートでは、各薬剤の適応を再考するポイントとして、(1)処方されている予防薬のエビデンスは高齢者でも妥当か、(2)現在行われている対症療法は有効か、薬物療法以外の手段はないか、(1)治療の優先順位にそった治療方針か――をなどをふまえて検討することとした。

 一方、推奨される薬物の使用法の範囲内であれば、その効果を検証し、有効であれば慎重に投与を継続。効果が疑わしい場合は、減量や中止が可能か検討するよう促している。

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薬の投与量や間隔に「慎重な設定を」

 高齢者では薬物の最高血中濃度の増大および体内からの消失の遅延が起こりやすいため、投薬に際しては、投与量の減量や投与間隔の延長が必要だ。

 したがって、少量から開始し、効果および有害事象をモニタリングしながら徐々に増量していくことが原則となる。

 特にいわゆるハイリスク薬(糖尿病治療薬など)の場合は、より慎重に投与量設定を行うことを促している。

患者と接する機会の多い看護師などが把握することも多い

 薬物による有害事象としては、▼ふらつき・転倒、▼記憶障害、▼せん妄、▼抑うつ、▼食欲低下、▼便秘、▼排尿障害・尿失禁――などが含まれ、これらは「高齢者に一般に生じやすい事象」だ。

 こうした事象は、患者と接する機会の多い看護師や介護職などが把握することも多いため、「関係職種からの情報」にも気を配ることが重要だ。

 別添の表「高齢者で汎用される薬物の基本的な留意点」や「加齢に伴う生理学的変化と薬物動態の変化」、腎機能の評価についての資料が参考になる。

 

特に慎重投与が必要な薬、推奨する使用法

 総論編には、「特に慎重な投与を要する薬物のリスト」を添付している。

(A) 睡眠鎮静薬・抗不安薬
(ベンゾジアゼピン系催眠鎮静薬、非ベンゾジアゼピン系催眠鎮静薬、ベンゾジアゼピン系抗不安薬)
漫然と長期投与せず、少量の使用にとどめるなど、慎重に使用する。

(B) 抗うつ薬
(三環系抗うつ薬、スルピリド、SSRI)
心理社会的要因への対応や臨床症状の個人差に応じたきめ細かな対応が重要で、三環系抗うつ薬は特に慎重使用が求められる

(C) BPSD治療薬
(抗精神病薬、定型抗精神病薬、非定型抗精神病薬、三環系抗うつ薬)
BPSDの原因となりうる心身の要因や環境要因を検討し対処する。

(D) 高血圧治療薬
(Ca拮抗薬、ARB、ACE阻害薬、サイアザイド系利尿薬、α遮断薬、β遮断薬)
降圧薬の併用療法において薬剤数の上限は無いが、服薬アドヒアランスを考慮して薬剤数はなるべく少なくすることが推奨される。

(E) 糖尿病治療薬
(インスリン製剤、SU薬、メトホルミン、チアゾリジン誘導体、α-グルコシダーゼ阻害薬、SGLT2阻害薬)
高齢者糖尿病では安全性を十分に考慮した治療が求められる。特に75歳以上やフレイル・要介護では認知機能や日常生活動作(ADL)、サポート体制を確認したうえで、認知機能やADLごとに治療目標を設定すべき。 高齢者はシックデイに陥りやすく、また低血糖を起こしやすいことに注意が必要。

(F) 脂質異常症治療薬
(スタチンなど)
生活習慣の指導に重点を置いたうえで、薬物治療を考慮する必要がある。スタチン以外の薬剤については十分なエビデンスがないため、慎重な投与を要する。

(G) 抗凝固薬
(直接作用型経口阻害薬(DOAC))
高齢者では出血リスクが高いため、効果とのバランスを評価して投与の可否を判断する。

(H) 消化性潰瘍治療薬
(プロトンポンプ阻害薬(PPI)、H2受容体拮抗薬)
特に逆流性食道炎(GERD)において長期使用される傾向にあるが、薬物有害事象も知られており、長期使用は避けたい薬剤。

(I) 消炎鎮痛薬
(NSAIDs、アセトアミノフェン)
上部消化管出血や腎機能障害、心血管障害などのリスクを有しており、高齢者には特に慎重な投与が求められる。

(J) 抗微生物薬(抗菌薬、抗ウイルス薬)
(フルオロキノロン系抗菌薬、バンコマイシン塩酸塩、アミノグリコシド系抗菌薬、セフェピム、アシクロビル)
抗菌薬の長期使用は、薬剤耐性菌の増加に繋がるおそれがあるため注意が必要。

(K) 緩下薬
(マグネシウム製剤、ルビプロストン、ナルデメジン)
便秘の原因となっている薬剤を使用している場合は、変更・中止をまず検討する。水分制限のない疾患では、水分摂取・食物繊維摂取・適度な運動による改善を図る。

(L) 抗コリン系薬
口渇、便秘、認知機能低下、せん妄などを引き起こす可能性がある点に注意する。
「高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)について」の通知発出について(厚生労働省2018年5月29日)

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奈良県立医大ら、糖尿病患者の薬物療法の負担感と満足度を調査

糖尿病ねっと2018/06/05 11:00

奈良県立医科大学は、日本イーライリリー株式会社の支援により、2型糖尿病患者の薬物療法の負担を測定するためのアンケート調査手法(Diabetes Treatment Burden Questionnaire:以下DTBQ)を開発し、236名の成人患者を対象に糖尿病薬物療法の負担感と満足度に関する試験を実施しました。

糖尿病治療薬の投与頻度と患者負担の相関関係が浮き彫りに

糖尿病患者が増加する中、治療法も進歩しているものの、以前として血糖コントロールがうまくいかない患者が多くいます。また、服用頻度が高いと服薬コンプライアンスが悪くなる傾向もみられます。患者のライフスタイルに合わせた治療薬・治療方法の選択も望まれる状況に鑑み、本調査が行われたものです。

1日複数回の経口薬服用は患者負担が高い

トータルスコアを投与法、投与回数別に見ると、週1回の経口薬の患者負担が最も低く、次いで1日1回の経口薬の服用、次に週1回の注射薬の服用の順となり、1日複数回の経口薬服用は患者負担が高いことが検証により明らかになりました。投与頻度をみると、注射薬、経口血糖降下薬ともに、コンプライアンスのよい患者は負担のスコアが低く、治療に対する負担が軽度であるという結果になりました。

詳しくは下記外部リンクよりご覧ください。この結果は論文として、「Diabetes Therapy」に掲載されました。

(画像はイメージです)

外部リンク

奈良県立医科大学/日本イーライリリー2型糖尿病患者の薬物療法の負担感と満足度に関する調査DTBQの開発と試験結果を発表

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奈良県立医大ら、糖尿病患者の薬物療法の負担感と満足度を調査

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糖尿病と歯周病に深い関係 

炎症で免疫力低下 一緒に治療し相乗効果

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 糖尿病と歯周病が、相互に深く関わっていることが分かってきた。糖尿病だと歯周病になりやすく、歯周病だと糖尿病が悪化しやすい。そうした悪循環が、いずれの治療をも難しくする。専門家は一緒に治療に取り組めば、より効果が見込めるとして内科と歯科の連携の必要性を指摘し、患者にも早期から歯科に通うよう勧めている。 (由藤庸二郎)

 「歯科の現場では、歯周病治療を続けても、なかなか治らない糖尿病患者がいます」と、歯科医師で日本歯科医師会常務理事の高野直久さん。歯茎の出血や腫れや歯のぐらつき、強い口臭などの症状が目立つという。

 日本大とライオン歯科衛生研究所が二〇〇九年に発表した約二千五百人が対象の研究結果によると、空腹時血糖値や過去一~二カ月の平均血糖値を反映する「HbA1c」という数値が基準を超えると歯周病が増加し、糖尿病と歯周病が関連していることが示されている。

 糖尿病は歯周病をどのように悪化させるのか。高野さんによると、糖尿病では微小な血管が傷んで歯茎の血流が滞るため、歯周組織が壊れると治りにくい。さらに糖尿病では免疫力が低下し、脱水のため唾液も減って歯周病の原因細菌の感染が広がりやすいという。

 では、歯周病が糖尿病を悪化させるとはどういうことか。にしだわたる糖尿病内科(松山市)の院長、西田亙さんは「歯周病の慢性的な炎症が悪さをしている」と指摘する。

 近年の研究で、体に炎症があると放出される生理活性物質(炎症促進性サイトカイン)によって、血糖値を抑えるホルモン「インスリン」の働きが悪くなることが分かってきた。この物質は、メタボリック症候群になっても、脂肪をためこんだ細胞の炎症によって放出されるという。

 歯周病は、全身感染症などと比べて炎症としては軽微だが、慢性化すると長い間じわじわとサイトカインが放出され、糖尿病にも悪影響があると西田さんは考えている。

 歯周病は、間接的にも糖尿病治療の妨げだ。糖尿病の栄養指導では「野菜を多めに、よくかんでゆっくり食べて」と指導するが「歯が悪いと、軟らかく、味の濃いものをよくかまずに食べるようになる」と西田さん。

 広島県歯科医師会と広島大が一三年に発表した、歯周病のある糖尿病患者を対象にした研究では、歯周病の炎症が強いほど、治療した場合にHbA1cが改善しやすいことが明らかになった。きちんと歯を治すことは、糖尿病治療にも良い効果を生む可能性が高い。

 高野さんと西田さんは、歯科医と内科医が互いの病気の関係を理解する必要性を訴える。

 「糖尿病と診断した内科医は、目や足など糖尿病の合併症に目を向けるのと同様に、歯周病にも着目してほしい。紹介を受けた歯科医も『歯周病を治さないと糖尿病も治りにくいよ』と伝えないと」と高野さん。

 西田さんも、自身が診た患者で歯科治療後に糖尿病が改善した経験から「糖尿病の診断をしたら、まず歯の状態や食事の内容、食べ方について聞くようになった」という。「歯科医で糖尿病患者を見つけてもらうこともできる」として、講演などでは歯科医に向けて特に舌の状態を確かめるように促す。「血糖値を測るのは難しくても、口の中を一番よく診ているのは歯科医。血糖値が上がると脱水によって舌が乾き、粘つくのがサインです。気付いたら内科に紹介を」と話している。

東京新聞:糖尿病と歯周病に深い関係 炎症で免疫力低下 一緒に治療し相乗効果:暮らし(TOKYO Web)

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昨年県内の死亡率、4年ぶりワースト1 

人口動態統計、10万人当たり19.8人 

予備軍は減少傾向に /徳島

 県内で昨年1年間に糖尿病が原因で亡くなった人の割合は人口10万人当たり19・8人で、4年ぶりに全国ワースト1位になったことが、厚生労働省が発表した人口動態統計速報で分かった。全国平均は11・2人。糖尿病の疑いがある人は減少傾向にあるというが、県健康増進課は「若いころに糖尿病にかかった人が高齢になり亡くなるケースが多い」と分析している。

 統計によると、県内の昨年の死亡者数は1万213人で前年から351人増えた。うち、糖尿病による死亡者数は40人増の146人。糖尿病の死亡者に占める75歳以上の高齢者も増加しており、2016年の70人から108人となり、38人増えた。県の担当者は「県医師会や保健所などと連携して緊急対策会議を開いたり、啓発活動をしたりして改善に向けて取り組んでいきたい」と話した。

 徳島は、1993年から2006年まで14年連続で糖尿病死亡率全国1位を記録。07年に一度汚名を返上したが、08年から再び6年連続で全国最悪が続いた。14~16年はワースト5~8位で推移し、16年は8位だった。他県に比べて車での移動が定着しており、慢性的な運動不足や食べ過ぎによる肥満者の割合が多いことが要因とみられる。一方、県民の野菜摂取量の向上や糖尿病が強く疑われる人の推計数(40歳以上)の減少など改善の兆しもみられるという。

 このほか、腎不全による死亡者数は237人で5人減少。順位は前回より一つ改善されたが全国ワースト3位で、死亡率は前年を0・3ポイント下回る32・1人だった。【松山文音】

糖尿病:昨年県内の死亡率、4年ぶりワースト1 人口動態統計、10万人当たり19.8人 予備軍は減少傾向に /徳島 – 毎日新聞

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「糖尿病の飲み薬」を知って効果的に治療 HbA1cは改善している

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第61回日本糖尿病学会年次学術集会

 糖尿病の治療で使われる経口薬(飲み薬)は7種類。治療効果を引き出すためにも、安全に治療するためにも、それぞれの薬の効果や副作用について、知っておくと安心できる。

2型糖尿病患者のHbA1cは改善している

 糖尿病の経口薬(飲み薬)は7種類に増え、糖尿病の治療は進歩している。全国の糖尿病専門医が参加している「糖尿病データマネジメント研究会」の調査によると、HbA1c値の平均は1型糖尿病患者で7.75%、2型糖尿病患者で7.15%となり、10年間で改善している。

 これは「DPP-4阻害薬」や「GLP-1受容体作動薬」、「SGLT2阻害薬」などの新しい薬剤が使われるようになり、いつくかの薬剤を併用することで血糖・体重コントロールが改善しているからだ。

 日本では個々の患者の病態に合わせて治療薬を選択することが推奨されている。一剤だけではなく、これらの治療薬を組み合わせると、多くの場合で良好な血糖コントロールが得られるようになる。また、インスリンやGLP-1受容体作動薬といった注射薬と併用する場合もある。

 ただし、薬による治療では副作用に十分な注意が必要だ。どのような作用や副作用があるかを患者が事前に知っておけば、副作用が起きたときに医師や医療スタッフに相談しやすい。

血糖が下がりすぎる低血糖に注意

 海外で実施されたDCCT試験や、DCCT/EDIT試験、UKPDS、日本で実施された熊本スタディなどの臨床研究では、薬物療法によりできるだけ早期から積極的に血糖コントロールを行うと、血管合併症や死亡リスクが低下することが明らかになっている。

 一方で、血糖値を下げる作用が効き過ぎ、血糖値が低くなり過ぎる「低血糖」には注意が必要だ。薬をいつも通り使用していても、ふだんと違って食事を抜いたり、食事の量が少なかったり、運動量が多いときなどに、低血糖は起こりやすい。

 低血糖になると、まず空腹感、脱力感、冷や汗、震え、動悸などが現れる。血糖値がさらに下がると、頭痛、吐き気、目のかすみ、集中力の低下などが起こる。さらに下がると、意識障害、痙攣などが起こる。

 ACCORD試験では、2型糖尿病の治療で厳格な血糖コントロールを目指すと、重い低血糖が増加し、交感神経系の過度の興奮や、中枢神経系の症状による意識レベルの低下などが起こるおそれがあることが示された。この教訓を受けて、現在の糖尿病の治療では、低血糖を避けながら高血糖を改善し、血糖変動が小さく保たれた良好な血糖コントロールが目指されている。

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血糖値を下げ、低血糖が起こりにくい薬

● DPP-4阻害薬

シタグリプチンリン(ジャヌビア、グラクティブ)、ビルダグリプチン(エクア)、アログリプチン(ネシーナ)、リナグリプチン(トラゼンタ)、テネリグリプチン(テネリア)、アナグリプチン(スイニー)、サキサグリプチン(オングリザ)など

 「DPP-4阻害薬」は、日本でもっとも多く処方されている糖尿病治療薬だ。糖尿病を発症して間もない患者が最初に処方される薬でも「DPP-4阻害薬」が多い。

 「DPP-4阻害薬」は、食後の血糖値が上昇しそうになったときだけ、インスリンの分泌を促進させる。食事をして小腸からブドウ糖が吸収されると、インクレチンというホルモンが血中に分泌され、膵臓からのインスリン分泌を促進する。

 インクレチンは短時間で血中のDPP-4という酵素によって分解される欠点があるが、「DPP-4阻害薬」はDPP-4の働きを抑え、インクレチンを分解されにくくする。その結果、インクレチンの作用が高まり、食後のインスリン分泌を増やし、血糖値を下げる。

 「DPP-4阻害薬」は単剤使用では低血糖が起こりにくく、体重増加も起こりにくいが、後述の「スルホニル尿素(SU)薬」や「インスリン」などと併用した場合に低血糖が起こることがある。併用する場合はSU薬の用量を減らすなどして調整する必要がある。

 最近では週に1回内服すれば良い、作用時間の長い薬も発売されている。SU薬やビグアナイド薬を使えない高度の腎臓の障害のある患者にも使える薬も出ており、「DPP-4阻害薬」を利用する患者は増えている。

 インクレチン関連薬は、インスリンとは異なり、あくまで自身のインスリン分泌能がある程度保たれている2型糖尿病が適応となる。後述の「SGLT2阻害薬」と「DPP-4阻害薬」の配合薬もある。作用機序が異なるので治療効果が高いこと、併用しても低血糖リスクが増えないなどの利点がある。

 また、週1回服用するタイプも出ている。これを使えば服用回数数が少なくなり、服薬遵守率が高くなると期待されている。

● ビグアナイド薬

ブホルミン塩酸塩(ジベトス)、メトホルミン塩酸塩(メトグルコ、グリコラン)など

 「ビグアナイド薬」は主に肝臓に作用する薬だ。空腹時に肝臓はエネルギーを供給するため、血液中にブドウ糖を放出する。糖尿病のある人では、このブドウ糖の放出が過剰になることがある。これを抑えることで血糖値を下げる効果を得られる。

 この薬は、インスリンの働きを良くするが、インスリン分泌量を増やさないので、体重が増えにくいという利点がある。また、単剤使用では低血糖はほとんど起こらない。

 糖尿病の重要な原因のひとつである「インスリン抵抗性」は、インスリンが効きにくくなった状態をさす。過食や運動不足などを続けて肥満になると、糖を筋肉細胞に取り込ませるインスリンの働きが阻害されて、食後に上がった血糖値が下がりにくくなってしまう。「ビグアナイド薬」には、このインスリン抵抗性を改善する作用がある。

 しかし、「ビグアナイド薬」はまれにだが「乳酸アシドーシス」という副作用を起こすことがある。吐き気や腹痛などの胃腸症状、倦怠感、過呼吸などの症状が現れたら、すぐに薬を中止して主治医に連絡する必要がある。この薬は腎臓や肝臓の機能が低下している場合や、心臓や肺に病気がある患者、高齢者には処方されない。

 大腸がんや肝臓がんなどの発症を抑制するという報告もあり注目されている。「ビグアナイド薬」を服用している患者は増えている。

● SGLT2阻害薬

イプラグリフロジンL-プロリン(スーグラ)、ダパグリフロジンプロピレングリコール(フォシーガ)、ルセオグリフロジン(ルセフィ)、トホグリフロジン(デベルザ、アプルウェイ)、カナグリフロジン(カナグル)、エンパグリフロジン(ジャディアンス)など

 「SGLT2阻害薬」は、腎臓に作用する薬で、血液中のブドウ糖を尿の中に多量に排出させることで血糖値を下げる。体重の低下作用があるので、肥満があり、体重を落としたい人に向いている薬だ。2014年に登場した薬だが、これまでにない新しい作用をもつ薬として注目されている。

 インスリン分泌やインスリン作用とは独立して作用するため、異なる作用機序をもつ他の糖尿病薬とも併用が可能だ。「糖毒性」は、高血糖が起こり膵臓が障害され、インスリンの分泌量が低下したり、インスリン抵抗性が引き起こされる状態を言う。この薬は、糖毒性を解除しインスリン分泌の改善、インスリン感受性の回復をもたらし、膵臓のβ細胞の負担も軽減すると考えられている。

 心筋梗塞などの心血管イベントのリスクが高い患者では、「SGLT2阻害薬」の使用により、心血管イベントが改善するという報告がある。さらに、腎機能についても保護作用があるという報告があり、注目されている。

 「SGLT2阻害薬」は脱水、尿路感染などの副作用が起こることがある。サルコペニアやADLの低下など、老年に多い疾患のある患者には慎重に使うことが推奨されている。また、単剤使用では低血糖が起こりにくいが、「スルホニル尿素(SU)薬」や「インスリン」などと併用した場合に低血糖が起こることがある。

インスリン分泌を促進し、全般に血糖値を下げる薬

● スルホニル尿素(SU)薬

グリベンクラミド(ダオニール、オイグルコン)、グリクラジド(グリミクロン)、グリメピリド(アマリール)など

 「スルホニル尿素(SU)薬」は、膵臓に働きかけて、インスリン分泌を促進させる。日本人に多いインスリンの分泌する働きが弱まったタイプの糖尿病に効果がある。

 膵臓のランゲルハンス島にあるインスリンを分泌するβ細胞に直接働きかけて分泌を促進し(インスリン分泌刺激作用)、インスリンの基礎分泌、追加分泌の量を増加させることで血糖を下げる。

 古くから使われている薬剤で、安全性が確かめられており安価で、インスリン分泌を刺激する強力な作用を得られるが、血糖値が高くても低くても、同じように働くため、副作用として低血糖を起こすことがある。そのため、十分な注意が必要となり、「少量を使い」「他の血糖降下薬とうまく併用する」治療が一般的だ。

食後の高血糖を改善する薬

 動脈硬化を予防するためには、食後血糖値(食べ始めてから1~2時間後)を140mg/dL未満にコントロールする必要がある。2型糖尿病の多くは、食後の急峻な血糖上昇が起こり、これがさまざまな変化を引き起こす。酸化ストレスもそのひとつで、血管の内膜の機能を障害し、動脈硬化の原因になると考えられている。

● 速効型インスリン分泌促進薬

ナテグリニド(ファスティック、スターシス)、ミチグリニドカルシウム水和物(グルファスト)、レパグリニド(シュアポスト)など

 膵臓のβ細胞を刺激してインスリンを出すように働く薬で、「グリニド薬」とも呼ばれる。後述のスルホニル尿素(SU)薬に比べ、服薬後短い時間でインスリンが分泌され、作用時間は短い点が特徴となり、食後インスリン分泌を生理的なパターンに近づける作用がある。

 空腹時血糖値はそれほど高くないが、食後に高血糖が起こる患者に良い適応になると考えられている。この薬は食事の直前に服用する。副作用としては、スルホニル尿素(SU)薬と同様に、低血糖に注意が必要だ。

 なお、「α-グルコシダーゼ阻害薬」と「速効型インスリン分泌促進薬」の配合剤も出ている。速効性・短時間作用型の「グリニド薬」に、食後の糖質消化・吸収を遅延する「α-グルコシダーゼ阻害薬」を配合することで、食後高血糖を効果的に改善できると考えられている。

● α-グルコシダーゼ阻害薬

アカルボース(グルコバイ)、ボグリボース(ベイスン)、ミグリトール(セイブル)など

 小腸に作用し、食べたものに含まれる糖質がブドウ糖に分解される速度を遅くする薬。ブドウ糖がゆっくり吸収されるため、食後の急激な血糖値の上昇を抑える。

 食後にインスリンが分泌しにくい人では、食後の血糖値は急峻なピークを示すが、「α-グルコシダーゼ阻害薬」により糖質吸収が遅くなるため、なだらかな血糖推移を示すようになる。

 毎食前に飲む必要があり、作用機序から食事時のインクレチンの分泌促進も期待できる。副作用としてお腹の張り(腹部膨張感)、放屁の増加、便秘などがあらわれることがある。

 インスリン、スルホニル尿素(SU)薬、グリニド薬を併用している患者が低血糖になると、砂糖が吸収されにくい状態となってるため、低血糖が改善しない場合がある。低血糖のときはブドウ糖を服用する必要がある。

インスリンを効きやすくする薬

● チアゾリジン薬

ピオグリタゾン塩酸塩(アクトス)

 「チアゾリジン薬」は、主に脂肪組織に作用する薬。肥満があると、脂肪組織からインスリンの働きを悪くする物質が分泌される。この薬はこれに働きかけ、脂肪組織の質を変えて、この物質の分泌を抑える。その結果、全身でインスリンが働きやすくなり血糖値が下がる。

 「チアゾリジン薬」は体液貯留を促し、足などがむくむ副作用が起こることがある。

高齢者の薬物療法の注意点は?

 高齢者では腎臓や肝臓の機能が低下している場合が多く、そうした人が血糖を下げる薬を使うと、薬を排泄・分解する力が弱いために、薬が効きすぎて低血糖になったり、副作用がでたりすることがある。

 また、高齢者では低血糖のときに、自律神経症状である冷や汗、震え、動悸などの症状がはっきり出ない場合がある。また、「頭がくらくらする」「目がかすむ」「ろれつが回らない」「元気がない」など典型的でない低血糖症状を示すため、低血糖が見逃されやすく、結果として重症低血糖を起こしやすくなる。

 「SU薬」や「速効型インスリン分泌促進薬」を飲んでいる人は、重症低血糖を起こす可能性がある。血糖コントロールの目標について主治医と相談し、自覚症状についてよく主治医に伝える必要がある。また、食事が十分にとれていない状況や、体調が悪いときに(シックデイ)これらの薬を使い続けると、低血糖が起こりやすくなるので注意が必要だ。

 「DPP-4阻害薬」は、前述した通り「SU」や「インスリン」などと併用した場合に低血糖が起こることがある。「SU薬」と併用するときは用量を減らすのが一般的だ。また、「SGLT2阻害薬」は、脱水・尿路・性器感染症、低栄養やサルコペニアなどの副作用が懸念される薬剤なので、ADL(日常生活動作)の低下などのある高齢者では慎重に使うことになっている。

 低血糖にならないようにするための注意、低血糖になったときの対応方法については、主治医や薬剤師、看護師が教えてくれる。自分の使用している薬が分からない人は、一度確認するようにしよう。 第61回日本糖尿病学会年次学術集会

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