糖尿病の管理に対するアーモンドの有効性を示唆

 ※このプレスリリースは2018年11月14日に米国カリフォルニア州で発表された資料の抄訳版です。

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 11月14日は、糖尿病に対する意識、教育および治療の啓発を目的とした世界糖尿病デーです。現在、世界中に4億2,500万人以上の糖尿病患者が存在し(1)、そのほとんどが2型糖尿病です。これらの患者は、心血管疾患とその合併症を発症するリスクが高くなります。1万2,000人を超える2型糖尿病患者を対象に国際糖尿病連合が行った最近の調査によると、3人に2人は心血管リスク因子があるものの、4分の1は心血管リスク因子について医師と話したことがない、または話した覚えがないということが明らかになりました(2)。

調査によると、身体活動量の増加の促進、肥満の解消、食生活の大幅な改善を含むライフスタイルの見直しは、2型糖尿病の管理に役立つだけでなく、2型糖尿病の発症リスクを大幅に低下させ、さらには投薬治療よりも長期的な効果をもたらす可能性があることが示唆されています(3)。カリフォルニア・アーモンド協会が出資して行った複数の調査では、2型糖尿病を持つ人が健康的な食事にアーモンドを加えると、心血管の健康に好影響をもたらす可能性があることがわかりました。

2型糖尿病を持ち、コレステロール値が高い50人のアジア系インド人(4)を対象にした調査では、バランスの取れた食事のカロリーの20%を素焼きのホールアーモンドで代わりに摂取すると、2型糖尿病と関係のある以下の健康指標が大幅に改善することがわかりました。

・腹囲:腹囲の過剰な脂肪と関連する健康リスクの指標

・腹囲身長比:体脂肪の分布指標

・総コレステロール:血中コレステロールの指標

・中性脂肪:心疾患リスクを高める可能性のある血中脂肪の1つ

・LDLコレステロール:動脈に沈着して閉塞の主原因となる悪玉コレステロール

・C反応性たんぱく:体内の炎症指標

・ヘモグロビンA1c:直近2~3か月の平均血糖値の指標

アジア系インド人には2型糖尿病の遺伝的素因があり、上記の結果は、2型糖尿病に関係する心血管リスク因子にアーモンドがさまざまな好影響をもたらすことを示しています。

2型糖尿病を持ち、心臓に配慮した食事をしている33人の中国人を対象にした別の調査では、1日あたり60gのアーモンドを摂取すると、血糖値の維持と心血管疾患因子に対してどのような効果があるかを調べました(5)。アーモンドを加えた食事の方が全体的な栄養価は高くなる一方、いずれの食事(アーモンドあり、なし)でも、期待どおりに血糖値およびほとんどの心血管リスク因子を改善することはありませんでした。しかしながら、2型糖尿病を十分にコントロールしている参加者グループでは、アーモンド摂取者の空腹時血清グルコース値(絶食後の血糖値の指標)が6%低下し、HbA1c(直近2~3か月の平均血糖値の指標)が3%低下したことがわかりました。

こうした結果は、健康的な食事にアーモンドを加えると、2型糖尿病をよりよくコントロールしている人の場合、長期的に血糖値が改善される可能性があることを示唆しています。

  2型糖尿病のコントロールが不良の21人のアメリカ成人を対象に行ったランダム化対照臨床試験(6) では、12週間にわたって食事に1.5オンス(約43g)のアーモンドを加えると糖尿病および心疾患リスク因子にどのような効果があるかを調べました。アーモンド摂取グループ(n=10、平均年齢57.8歳)の参加者では、アーモンド非摂取グループ(n=11、平均年齢54.7歳)と比較して、心疾患リスクの上昇に関係する炎症マーカーすなわちC反応性たんぱく(CRP)のレベルが30%近く下がりました。炎症は、心疾患、糖尿病およびその他の慢性疾患においてある種の役割を果たすと考えられており、2型糖尿病を持つ人の場合、CRPの上昇は心血管疾患のリスク上昇とつながりがあります5。

総合的に見て、グリセミック指数が低く、腹持ちの良いタンパク質(28g中6g)、満腹感のある食物繊維(28g中4g)、良質の脂肪、およびビタミンE(28g中7.3mg)、マグネシウム(28g中76mg)、カリウム(28g中210mg)などの重要ビタミン、ミネラルなどの栄養素をまとめて摂取できるアーモンドは、その用途の広さだけでなく調理形態の豊富さもあり、2型糖尿病を持つ人が健康的な食事計画を立てるために、賢いスナックの選択肢となるでしょう。

 

カリフォルニア州のアーモンドについて

カリフォルニア州のアーモンドは、ビタミンEとマグネシウムが特に豊富で、手のひら一杯のアーモンド(約28gまたは23粒)には、タンパク質6g、食物繊維4gが含まれる栄養豊かで健康によい自然食品です。カリフォルニアのセントラルバレーでは6,500人以上がアーモンド栽培に従事しており、セントラルバレーは米国で唯一、アーモンド栽培が商業的に成功している地域です。アーモンドはカリフォルニア州の農作物の中でも第2位という高い販売額を誇り、世界のアーモンドの80%がカリフォルニア産です。カリフォルニア州のアーモンド農場の大半は100エーカー(約40ヘクタール)未満で、約90%が3世代から4世代続くファミリー農場です。

1950年にこれらのアーモンド農場がそれぞれの資源を統合して資金を集め、現在のカリフォルニア・アーモンド協会の基盤が築かれました。カリフォルニア・アーモンド協会は、米国農務省が監督する連邦政府の販売規制対象となる非営利団体です。

カリフォルニア・アーモンド協会について

カリフォルニア・アーモンド協会は、米国農務省の監督下にあるアーモンド生産者・加工業者を代表する組織として1950年に設立されました。国内外におけるアーモンドに関する知識の普及と品質管理を使命として、マーケティング、生産過程や環境への取り組みに関する研究、食品の品質・安全性に関する各種プログラムの推進、業界全体に関する各種データの分析と情報提供を主な活動としています。毎年、出荷可能なアーモンドの重量に基づき、生産者からの出資を得て、活動しています。

カリフォルニア・アーモンド協会は、生産とマーケティングに関する調査・研究で、アーモンド生産者を支援しています。1973年以降、アーモンドの生産、品質、安全、栄養、および農業の環境に関する調査・研究に4,200万ドル以上の資金を提供してきました。これらの調査・研究によってさまざまな進化がもたらされ、継続的に改善に取り組む精神が培われた結果、アーモンド栽培の効率と生産性が向上し、価値のある資源に対する管理方法も強化されました。水の効率的な利用、廃棄物の再利用、二酸化炭素排出量削減、蜂の健康などに関するカリフォルニア・アーモンド協会の活動の詳細については、詳細は公式WEBサイトおよびFacebook、Twitter、Instagramをご覧ください。

糖尿病の管理に対するアーモンドの有効性を示唆 – SankeiBiz(サンケイビズ)

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ストレスが糖尿病リスクを上昇させる 

ストレス対処が必要

精神的ストレスで女性の2型糖尿病リスク上昇

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 肥満や高血圧、座りがちな生活習慣などは、2型糖尿病発症のリスク因子であることが広く知られている。しかし、女性では精神的なストレスもその発症に関与している可能性があることが、米カリフォルニア大学のJonathan Butler氏らが実施した研究から明らかになった。

 研究の詳細は、米国心臓協会年次集会(AHA 2018、11月10~12日、米シカゴ)で発表された。

 米疾病対策センター(CDC)の調べによると、米国では2015年時点で2型糖尿病患者は3,030万人と推計され、うち1,200万人が65歳以上の高齢者とされている。また、2型糖尿病のリスク因子に関しては、糖尿病の家族歴や年齢、肥満や高血圧といった従来の要因以外についても研究が進められている。

 しかし、精神的ストレスと2型糖尿病との関連について検討した研究の多くは、職場のストレスや抑うつ症状、不安など個々のストレス因子に焦点を当てたものや、ある一定期間のみに実施されたものだった。

 そこでButler氏らは、高齢の女性を対象に、さまざまなストレス因子と糖尿病リスクの関係を経時的に検討する観察研究を実施した。

 同氏らは、Women’s Health Studyに参加した女性医療従事者のうち心疾患の既往がない2万2,706人(平均年齢72歳)を対象に、急性および慢性のストレス因子に関する情報を収集し、平均3年間にわたり追跡した。急性ストレスには否定的でトラウマとなる出来事などが、慢性的なストレスには仕事や家族、人間関係、金銭問題、近所づきあい、差別などに関係するストレスなどが含まれた。

 解析の結果、トラウマとなる出来事などの急性ストレスと家庭や職場の慢性ストレスはいずれも、ストレスレベルが最も高い女性では、新たに2型糖尿病を発症するリスクが倍増することが分かった。

 これらの結果について、Butler氏は「従来知られているリスク因子と同様に、心理社会的なストレスも糖尿病のリスク因子として重視する必要がある」と述べている。また、研究の責任者を務める同大学内科教授のMichelle A. Albert氏は「公衆衛生上の観点から、糖尿病リスクを評価する際には心理社会的ストレス因子についても調べる必要があるだろう」と指摘している。

 精神的ストレスと糖尿病リスクとの関係に詳しい米ジョンズ・ホプキンズ大学内科教授のSherita Hill Golden氏は、今回の結果について、「糖尿病の発症予防には、精神的ストレスなど従来とは異なるリスク因子も考慮することの重要性が浮き彫りになった」と評価している。

 また、同氏は「糖尿病予防には生活習慣への介入が有効だが、失業や家族の介護などで精神的なストレスがたまれば健康的な生活習慣を守るのも難しくなる。そのため、患者の社会生活についても尋ね、必要な場合はカウンセラーやソーシャルワーカーを紹介する必要がある」と述べている。

AHA: Stress May Raise Type 2 Diabetes Risk in Women

Press Release

[2018年11月6日/American Heart Association] Copyright is owned or held by the American Heart Association, Inc., and all rights are reserved. If you have questions or comments about this story, please email editor@heart.org.

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[ Terahata ]

日本医療・健康情報研究所

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疎遠だった父と糖尿病の息子の物語、

監督が独立系映画ならではの苦労を明かす

2018年11月19日 23時02分

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映画『ウェイトレス(原題) / Weightless』より – Paladin

 

 映画『グローリー/明日への行進』『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』など数々の秀作に出演してきた演技派俳優アレッサンドロ・ニヴォラ主演の映画『ウェイトレス(原題) / Weightless』について、ジャロン・アルバーティン監督が11月8日に電話インタビューに応じた。

【作品写真】『ココ・アヴァン・シャネル』でのアレッサンドロ

 郊外のゴミ処理場で働くジョエル(アレッサンドロ)はある日、こつぜんと姿を消した元妻の代わりに、疎遠だった小学生で糖尿病の息子ウィル(イーライ・ヘイリー)を引き取ることになる。なかなか打ち解けない二人だったが、やがてジョエルはウィルのために大きな決断に迫られていく。脚本は、映画『HUNGER/ハンガー』のエンダ・ウォルシュが、アルバーティン監督やシャーロット・コルバートと共同執筆。アルバーティン監督にとって、今作が長編監督デビュー作となる。

 

 

 数々の舞台劇を手掛けてきたエンダとの共同執筆の経緯について、アルバーティン監督は「僕とシャーロットがオリジナルの脚本を書いていたとき、エンダはミュージカル版『ONCE ダブリンの街角で』の舞台を終えたばかりだったんだ。今作を手掛けたプロダクションの製作陣が、僕らの脚本をエンダに見せると、脚本を気に入ってくれた彼は、僕と朝食をとりながら脚本について話していくうちに、脚本家として参加してくれることを決めてくれたんだよ。それから彼は、今作の撮影現場となったニューヨーク州グロヴァーズヴィルに来て、現地を歩き回りながら脚本を改稿してくれたんだ」と明かした。

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体中にシールを貼った息子ウィルの衝撃的なビジュアル – Paladin

 

 全く演技経験のなかった息子ウィル役のイーライの抜てきについては、「イーライのような肥満の子役を探すのは、意外に簡単なことじゃなかったよ。そこで、ダイエット番組『ザ・ビッゲスト・ルーザー(原題) / The Biggest Loser』の子供版や、撮影近くのニューヨーク州のアップステート(北部)のローカル地域などで、少し肥満気味の少年を探したんだ。今作ではウィルが裸の上半身を見せるシーンがあるため、肥満の少年にとって、恥ずかしがらずに演じられる子役を探さなければいけなかったのが難しかったね。最終的にイーライに決めたのは、肥満な体型だけでなく、(演技経験がないことで)自然な演技ができたからだ。大概の子役は、それまでに何度も異なった作品で演技を経験してきて、撮影に入るとあまりリアルな演技にならないこともあるからね」その通り、イーライは子役とは思えない存在感のある演技を本作で披露している。

 

 初の長編監督作として困難だったことを聞いてみると、「かなりスローペースのストーリーで、父親と息子の関係を描いている作品なんだ。そんな内容をもともとCM作品しか経験のない僕が初監督する。まずは人々に興味を持ってもらい、資金調達することに苦労したよ。ストーリーをあえて明確にせず、観客に解釈を委ねた内容でもあったから、さまざまな作品で経験を踏んできたアレッサンドロが主演することに決まるまでは、本格的に始動することができなかったんだ」と独立系映画ならではの苦労を明かした。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

疎遠だった父と糖尿病の息子の物語、監督が独立系映画ならではの苦労を明かす – シネマトゥデイ

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【食と健康 ホントの話】

糖尿病の発症要因に「マグネシウム不足」

2018.11.19

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  2. 横田邦信医師
 前回は、マグネシウム不足が循環器疾患、とくに狭心症や心筋梗塞のリスクを高めていること、そしてマグネシウム不足は、戦後の日本人が大麦や雑穀などを食べなくなったため起こっていると説明した。

 今回は、マグネシウム不足が糖尿病の発症にも関係していることを説明したい。

 東京慈恵会医科大学客員教授(糖尿病専門医)の横田邦信医師がマグネシウムに目をつけたのは、以前から糖尿病の発症要因とされているものだけでは、日本人が欧米人より太っていないのに糖尿病になりやすいことを説明できない、と疑問に感じたのがきっかけだという。

 「戦後の食生活の欧米化、肥満、運動不足。これらが〈インスリン抵抗性〉をもたらす、というのが現在の糖尿病発症の定説です。肥満、とくに腹部肥満がインスリン抵抗性をおし進めることは事実ですが、それでは欧米人より肥満度が低くても糖尿病になりやすい日本人の特性を説明できないのです」

 インスリンは、血液中のブドウ糖(血糖)を下げる唯一のホルモン。血糖値が常に高いと、全身の血管がダメージを受けてさまざまな合併症が起こる。そのため、インスリンがきちんと働いて血管のダメージを回避することが大切だ。

 インスリン抵抗性とは、その大事なインスリンは十分分泌されているものの、効き目が悪い状態のこと。そのため高血糖が長く続くとインスリン抵抗性がさらに憎悪し、同時にインスリンそのものが十分に分泌され難くなる〈インスリン分泌(能)低下〉も起こる。さらにそのままの状態を放置し常に高血糖の状態になると、糖尿病になってしまうのだ。

 マグネシウムには、そのインスリン抵抗性と分泌(能)低下の両方を改善させる働きがあると考えられている。

「戦後の日本人の食生活は、完全に欧米化したわけではなく、脂肪の摂取量は増えて、穀物の摂取量は減っているのが特徴です。私はこれを“食生活の半欧米化”と呼んでいますが、そこから穀物由来の食物繊維の激減に着目し、昔は同時に多く摂っていたはずのマグネシウムの慢性的な摂取不足が、糖尿病の発症要因の一つではないかと考えたのです」

 食物繊維を含む食物には、基本的にはマグネシウムも含まれている。健康に気を使う人なら食物繊維を多く摂ることを心がけているはずだが、やはりそれだけでは食物繊維もマグネシウムも不足している。厚労省「日本人の食事摂取基準」では、マグネシウムの1日摂取推奨量は30~49歳の男性で370ミリグラム、50~69歳は350ミリグラム。しかし実際の平均摂取量は100ミリグラム以上少ないと横田医師は言う。

 現在マグネシウム不足と糖尿病の発症リスクの関係は欧米で明確にあることが示され、そのメカニズムも明らかになってきている。日本でも大規模研究がいくつか行われているが、2013年の久山町研究(福岡県)では、2型糖尿病発症はマグネシウム摂取量の上昇に伴い低下することが、17年の高山研究(岐阜県)では、マグネシウム摂取量の増加は女性の糖尿病発症リスクを低下させることが報告されている。

 マグネシウムは、食品から摂る分には上限はないので全粒穀物や別表の食品を意識して食べてほしい。

(医療ジャーナリスト・石井悦子)

 ■マグネシウムが多い主な食品

 あおさ/あおのり/わかめ/てんぐさ/ひじき/なまこ/納豆/がんもどき/油揚げ/しらす干し/いわし丸干し/桜えび/あさり/きなこ/いりごま/アーモンド/切り干し大根/枝豆/オクラ

【食と健康 ホントの話】糖尿病の発症要因に「マグネシウム不足」 (1/2ページ) – zakzak

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「糖尿病」を予防するためのヒントと

リスクを上げる意外なNG習慣

MYLOHAS 2018年11月18日 20時0分

2018年11月18日 20時0分

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すい臓が作るホルモンのインスリンがうまく働かず、高血糖な状態が続いてしまう「糖尿病」。

「糖」の字が入っていますが、砂糖の摂りすぎが原因とは限りません。

自分にはまだ関係ない? いえいえ、糖尿病は生活習慣と大きく関わっています。予防法をチェックしてみましょう。

糖尿病を予防する7つの方法と、血糖値を自然に下げる7つの食品とは?

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糖尿病を予防する(もしくは遅らせる)方法と、血糖値を下げる食品をご紹介。

朝はパン、昼はパスタ、夜は丼ものと、炭水化物ばかり摂っていませんか? 朝ごはんを食べずに晩ごはんをがっつり食べていませんか?

そんな人はできるところからすぐ取り入れてみましょう。

糖尿病を予防する7つの方法と、血糖値を自然に下げる7つの食品とは?

糖尿病のリスクを上げる意外な食習慣

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糖尿病のリスクを上げるのに、あまり話題になっていない日常行動があるそう。

例えば、この記事であげる5つの食習慣。無害に思えますが、やめると2型糖尿病になるリスクが下がる可能性があるそうです。

糖尿病のリスクを上げる意外な食習慣

あなたは大丈夫? 糖尿病予備軍の見過ごせないサイン7つ

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糖尿病予備軍とは、血糖値が正常より高いけれど、糖尿病と見なされるほどではない状態」のこと。

糖尿病予備軍になりそう(あるいは、もうなっている)と気づくヒントになる行動パターンや変化があるそうです。7つのサインを見過ごさないで。

あなたは大丈夫? 糖尿病予備軍の見過ごせないサイン7つ

グルテンフリーで、糖尿病のリスクが上がる? 意外な行動6つ

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まさかと思うような、糖尿病につながりかねない驚きの行動6つをピックアップ。一見どれも、糖尿病との関連が考えづらいものばかりです。

グルテンフリーに挑戦中の人や、マウスウォッシュを使う人は要チェック!

グルテンフリーで、糖尿病のリスクが上がる? 意外な行動6つ

ヘルシーそうでも意外とNG? 糖尿病なら避けたい食べ物7種(前編)

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糖尿病の人にはどんな食べ物が特によくないのでしょう?

ポイントは「ヘルシーそう」なイメージに騙されないこと。糖尿病ではない人も役立つ豆知識です。

ヘルシーそうでも意外とNG? 糖尿病なら避けたい食べ物7種(前編)

文/寺田佳織(マイロハス編集部)、image via shutterstock

「糖尿病」を予防するためのヒントとリスクを上げる意外なNG習慣 – Peachy – ライブドアニュース

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紺野あさ美、気にしている妊娠糖尿病について語る

「1人目の時に再検査まで行った」

2018.11.17 21:00

 

 11月14日に第2子の妊娠をアメブロで発表した元テレビ東京アナウンサーの紺野あさ美が、15日に自身のアメブロを更新。自身が気にしているという妊娠糖尿病について語った。

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紺野あさ美オフィシャルブログより

 

 この日紺野は「2人目妊娠の体重推移は今のところ問題ない範囲で来ているものの 前回、1人目の時に再検査まで行った妊娠糖尿病が少し気になるので、、(再検査の結果基準値内で大丈夫でしたが)」と明かした。

 また、「甘いものも炭水化物も食べているけど あまりにも多く続き過ぎないようには意識したいなと。。ストレスにならないようほどよく…」と心がけているようで、次の妊婦健診について「ちょっとドキドキ」と心境をつづった。

 さらに「昨日から、たくさんLINE貰ったり旧職場におじゃましたり」と2人目の妊娠を祝福されているようで、「いつも家で娘と2人ブンバボーーン!と歌ったりしている間に1日過ぎていくなかで…この2日間はすごく多くの人と交流してる感に包まれています笑 友達のみんな、本当LINEとかありがとう」と感謝の言葉をつづった。

紺野あさ美、気にしている妊娠糖尿病について語る「1人目の時に再検査まで行った」 | AbemaTIMES

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青く光る松本城 糖尿病予防PR

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 「世界糖尿病デー」に合わせ、国宝松本城(松本市丸の内)が十四日、啓発キャンペーンのシンボルカラーの青色にライトアップされ、幻想的なたたずまいを見せた。

 長野中央病院と県糖尿病対策推進会議が、二〇〇八年から毎年行っている。糖尿病予防や治療継続の重要性を周知するのが狙い。

 午後五時ごろ、城に青色の光が当てられると、通り掛かりの人たちが足を止め、スマートフォンなどで写真を撮っていた。

 帰宅時や散歩でよく松本城の近くを通るという大学一年の白石陽美さん(19)は「いつもの白いライトアップと違って、静かな雰囲気で落ち着く。少しでもこの啓発が糖尿病患者の減少につながったらいいですね」と話した。

 (松本貴明)

青く光る松本城 糖尿病予防PR:長野:中日新聞(CHUNICHI Web)

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6人に1人!日本の「糖尿病の常識」は大間違い

今日11月14日は「世界糖尿病デー」。日本の糖尿病の有病者は約1000万人、予備群は約1000万人、合わせて約2000万人の「国民病」ともいうべき状況になっている。日本の糖尿病治療の問題点について、『男・50代からの糖質制限』の著者・江部康二医師が語る。

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■糖質制限食は13年の長期トレンドで普及

私は2005年に、日本初の糖質制限食に関する著書『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』を刊行しました(2014年に『主食を抜けば糖尿病は良くなる! 新版』としてリニューアル)。13年前、あの本を読んだ方のほとんどが、「米やパンを食べないなんて食事じゃない」と言っていたものです。日本糖尿病学会の重鎮の学者や専門医たちも、こぞって反対していました。

それが今では、多くの糖尿病患者にとって糖質制限食は常識になっています。糖尿病でない人たちにも「糖質オフはダイエットによい」ということが広く知られています。ちまたには糖質オフ食品があふれるなど、食産業にも大きな影響を与えました(「急拡大する『糖質制限』市場が日本を救う!」)。もはや糖質制限食は、日本の「食」そのものを大きく変えるメガトレンドになっているのです。

それでもいまだに、ほかのダイエット法や健康法のような1つの「ブーム」と位置づけたがる人がいます。しかし、13年間にわたって着実に普及してきたわけで、ブームの域をとっくに超えています。糖質制限食の考え方がシンプルな真実だからこそ、これほどの大きな流れになったと考えています。糖質制限の正しさを裏づける世界的な研究が次々と発表されていますが(「糖質制限論争に幕? 一流医学誌に衝撃論文」)、この流れは今後ますます加速していくでしょう。

もっとも、まだ少し誤解があるようで、ときどき、糖質制限食の有効性と安全性について根拠のない反論をする人がテレビや雑誌などに登場します(「エビデンスなき糖質制限論争は意味がない」)。けれど、そうした反論をしている人は、かつてのような糖尿病学会の重鎮ではありません。ほとんどが糖尿病を専門としていない不勉強な人ばかりです。

 私としては、「ああ、ここまできたな」と隔世の感があります。

■糖質制限食を正式に認めたアメリカ糖尿病学会

 この流れを決定的にした出来事はいくつかあるのですが、そのうちの大きな1つは、2013年10月にアメリカ糖尿病学会(ADA)が『成人糖尿病患者の食事療法に関する声明』を発表し、糖質制限食を正式に認めたことでした。糖尿病の患者さんは、地中海食、脂肪制限食、ベジタリアン食、高血圧脂肪食、そして糖質制限食の5つから選んでよいことになったのです(*)。

(*)Alison BE, Jackie LB, et al: Nutrition Therapy Recommendations for the Management of Adults With Diabetes. Position Statement. Diabetes Care. Nov; 36(11): 3821-42, 2013.

 アメリカ糖尿病学会は2007年までは、糖質制限食の有効性を否定していました。それから、糖尿病についての決定的に重要な数々の研究が行われたのです。2008年には肥満を伴う2型糖尿病患者に1年間の限定で初めて糖質制限食を容認し、2011年にはその限定が2年間に延長されました。これらの歴史的経過を踏まえて、アメリカ糖尿病学会は新たにわかった研究事実を検討した結果、2013年10月、糖質制限食を正式に認めたわけです。

 このことは、糖質制限食の有効性が科学的に証明されたと、アメリカ糖尿病学会が認めたということを意味していました。

これは、日本糖尿病学会の主流派の皆さんにとっても衝撃だったでしょう。その日から、反対していた重鎮の学者たちも態度を変え始めました。かつて批判的であった日本糖尿病学会の理事長まで、2015年から糖質制限食を取り入れるようになっているのです(「糖尿病1000万人時代! 『糖質制限』を徹底せよ」)。

 ところが残念なことに、日本糖尿病学会はいまだ正式には、糖尿病治療食として糖質制限食を認めていません。このため糖尿病専門医でも、従来のカロリー制限食しか指導しない人がまだまだ多いのが現実です。

 しかし、糖質の摂取比率が60%にもなるカロリー制限食では、治療効果が出ているとは到底いえません。速やかに食後血糖値が改善する糖質制限食を指導してもらえないことによる患者さんの不利益は、深刻なものがあります。いまだにカロリー制限だけを指導し続けるのは、もはや「犯罪的」ではないかとさえ考えています。

 なぜなら、糖質制限食を導入したアメリカとの比較で、次にご説明するような結果が出てきているからです。

■糖尿病合併症が減ったアメリカに比べ増加傾向の日本

 糖尿病患者にとっていちばん恐ろしいのは、合併症です。糖尿病の三大合併症である腎症、網膜症、神経障害について、カロリー制限をすすめている現在の治療法では防ぐことができていません。

 2013年に日本糖尿病学会が出した「熊本宣言」によると、糖尿病網膜症による失明は年間に3000人以上、糖尿病腎症による人工透析患者は年間に1万6000人以上、糖尿病足病変による下肢切断患者が年間に3000人以上となっています。これらの合併症が毎年新たに、発症し続けているわけで、アメリカと異なり日本では減少の兆しがありません。

 また、1990年から2012年の糖尿病腎症からの新たな人工透析者の発生率は、0.21%から0.42%へと増加しているのです。

 アメリカの場合と違い、日本における糖尿病治療食はこの22年間変わっておらず、糖質摂取比率60%のカロリー制限食であり、合併症の予防にまったく効果がないどころか、むしろ悪化させていた疑いさえあります。そして現在でも日本では、糖尿病患者の合併症は減っていないのです。

 一方、アメリカでは、ほぼ同じ20年間で、糖尿病の合併症は激減しています。2014年4月17日の医学専門誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン』に発表された論文によると、急性心筋梗塞は67.8%の減少、高血糖による死亡は64.4%の減少、脳卒中は52.7%の減少、下肢切断は51.4%の減少、末期腎不全は28.3%の減少となっており、糖尿病による合併症が大幅に減っていることがわかります(*)。

(*)Gregg EW, Li Y, et al: Changes in diabetes-related complications in the United States, 1990-2010. N Engl J Med. Apr 17; 370(16): 1514-23, 2014.

 現在のアメリカでは、平均摂取比率で糖質を50%くらい摂っていて、糖尿病が増加しています。糖尿病発症後には糖質の摂取比率を40%あるいはそれ以下に減らすように指導されます。

 こうした流れは2013年以前から始まっており、たとえば、2005年刊行のジョスリン糖尿病学(英語版)では、炭水化物摂取比率は40%以下と記載しています。大幅な合併症の減少は、この糖質制限の結果ではないかと考えられるのです。

 現実に、日米で糖尿病合併症の発生率が大きく違っているのは、食事の糖質量の違いに原因があると考えられるのです。なぜなら、7種類の糖尿病内服薬と2種類の注射薬は、日米でまったく同様に使用されているからです。

■糖尿患者へのカロリー制限食指導はもはや「犯罪的」

それでも、いまだに糖質制限食は危険などとおっしゃる医師がいらっしゃいますが、こうした方には、これまでの東洋経済オンラインでの私の記事や著書を読んでいただきたいと思っております。私のブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」でも、目についた糖質制限批判に対しては逐一反論してきました。もはや最近は、あまり意味のある批判が出てこないというのが実感です。

 合併症などのリスクがある糖尿病患者に、糖質60%にもなるカロリー制限食を指導するのは、先述のとおりもはや「犯罪的」な行為だと思っております。2004年からアメリカ糖尿病学会が正式に言明しているように、血糖値を上げる唯一の栄養素は「糖質」なのです(*)。

(*)Funnell M, Arnold M, et al: Life with Diabetes, American Diabetes Association, 2004.

 糖質だけが直接血糖値を上昇させ、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」という最大の合併症リスクを生じます。そして、これらを起こさないのは唯一、糖質制限食だけなのです。

 そもそも糖質は、人体にとって必須のものではありません。国際食事エネルギーコンサルテーショングループの報告では、「炭水化物(この場合は糖質とほぼ同じ意味)の理論的な最小必要量はゼロである」と明記されています(*)。

(*)Bier DM, Brosnan JT, et al: Report of the IDECG Working Group on lower and upper limits of carbohydrate and fat intake. International Dietary Energy Consultative Group. Eur J Clin Nutr. Apr; 53 Suppl 1: S177-8, 1999.

逆に脂肪は人体にとって必要なものです。脂肪を食べても、それがそのまま体脂肪になるわけではありませんし、不健康になるわけでもないのです(「『栄養』について知らない『栄養士』が多すぎる」)。

 「糖尿病治療にはカロリー制限よりも糖質制限」という流れは、もはや変えようがないメガトレンドであることを、患者の皆さんも医療関係者もぜひ認識していただきたいと思っております。

 

江部 康二 :高雄病院理事長

6人に1人!日本の「糖尿病の常識」は大間違い(東洋経済オンライン) – Yahoo!ニュース

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11月14日は世界糖尿病デー

「糖尿病の警告サイン」を5人に4人が知らない

 「喉が渇きやすくなった」「水を大量に飲む」「尿の量が増えた」「体重が急に減った」――これは糖尿病の警告サインだ。子どもをもつ親の5人に4人は、糖尿病の警告サインについて知らないことが、国際糖尿病連合(IDF)の調査で明らかになった。IDFは、11月14日の世界糖尿病デーに合わせて、この調査の結果を発表した。

11月14日は「世界糖尿病デー」 今年のテーマは「家族と糖尿病」

 

5人に4人が「糖尿病の警告サイン」を知らない

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 11月14日の世界糖尿病デーは、国際糖尿病連合(IDF)などにより1991年に開始され、2006年には世界保健機関(WHO)の公式の日となった。この日に糖尿病の啓発が世界規模で展開される。

 IDFは世界糖尿病デーに合わせて、糖尿病についての意識調査を行った。調査は、米国、ブラジル、中国、インド、南アフリカ、トルコに在住している18~65歳の男女7,000人を対象に実施され、うち46%は18歳未満の子どもを1人以上もっている親だった。

 世界の糖尿病人口は爆発的に増え続けており、2017年現在で糖尿病有病者数は4億2,500万人に上る。20~79歳の成人の糖尿病有病率は8.8%で、11人に1人が糖尿病有病者と推定されている。

 糖尿病は罹病期間の長い慢性疾患で、発症するとほとんどの場合で一生付き合うことになる。調査では、家族が糖尿病であるという人は多く、糖尿病への関心が深く、とくに自分の子どもについて気にしている人が多いことが示された。

 家族の健康に関心をもつ人の多くが「糖尿病の警告サインについてもっとよく知りたい」と望んでいることも分かった。実際には、子どもをもつ親の5人に4人が十分な知識をもっておらず、3人に1人はまったく知らないという結果になった。

「糖尿病の警告サイン」とは

 糖尿病は初期に段階では自覚症状が乏しい疾患だ。しかし、血糖値が高い状態が続くと、糖尿病の警告サインあらわれる。

 それは、▼口や喉が渇く、▼水や清涼飲料を大量に飲む、▼排尿の頻度が増え、尿の量が増える、▼体重が減少する、▼疲労を感じやすくなる、▼目がかすむ、視力が低下する、▼手や足にしびれを感じる、▼歩くと下肢が痛む、▼勃起できなくなる――といったことだ。

 「糖尿病の警告サインを見逃していけません。糖尿病の治療を開始するのは早いほどいいのです。少しでも体の不調を感じたら、医療機関で尿検査や血液検査を受けるべきです」と、IDF理事長のナム チョウ・ソウル国立大学教授は言う。

 糖尿病を治療しないでいたり、適切な治療を受けられないでいると、深刻な合併症が引き起こされ、生活の質は大きく低下する。糖尿病は失明、足の切断、腎不全、心臓病、脳卒中などの原因になる。2017年には糖尿病が原因で、世界で400万人が死亡した。

早期発見し治療を開始すれば恐い病気ではない

 「糖尿病の警告サインについて、すべての人が理解することが望ましいのです。見逃してしまうと、糖尿病がかなり進行した段階で診断されるようになり、その間に糖尿病の合併症が進行してしまいます。小児の糖尿病については、とくに見逃されやすいので、注意が必要です」と、IDFのチョウ理事長は言う。

 「糖尿病は早期発見し適切な治療を開始すれば、決して恐い病気ではありません。しかし現実には2型糖尿病では、発症してから数年を経てようやく治療を開始するケースが多くあります。治療が開始遅れたり、中断してしまうと、血管は取り返しのつかないダメージを受け、糖尿病合併症を発症しやすくなります」と、チョウ理事長は強調する。

 「1型糖尿病の患者さんは、発症したらただちに治療を始めないと、生命を維持できなくなります。しかし現実には、とくに途上国では1型糖尿病の治療を受けられない患者さんが多くいます」。

 現実には、世界で有病者の2人に1人(2億1,200万)が糖尿病と診断されていない。医療機関などで定期的な検査を受けることが、糖尿病を早期発見するために必要だ。

糖尿病の対する意識を変える

 1型糖尿病の子どもの母親であるジュリエッタ ラウダニさんはアルゼンチンに在住している。子どものフランちゃんは生後18ヵ月で1型糖尿病を発症した。最初にあらわれた症状は多尿だったが、それが糖尿病によるものであることがラウダニさんには分からなかった。フランちゃんのおむつを8回続けて変えたときに、ようやく1型糖尿病であることが分かった。

 ラウダニさんは、多くの子どもをもつ親と同じように、乳児が糖尿病を発症することがあると知らなかった。最初に診せた医師ですら、最初は尿感染症を疑った。

 1型糖尿病は、主に自己免疫を基礎とした膵β細胞の破壊によって発症する疾患だ。過食や運動不足といった生活習慣と関係がなく、肥満とも関係がない。「1型糖尿病」「2型糖尿病」という診断名が定着する以前は「小児型糖尿病」「成人型糖尿病」といった呼称が使われており、小児が糖尿病を発症するのは稀なことだと考えられていた。

 フランちゃんが糖尿病と診断されたときラウダニさんはショックを受けたという。「糖尿病は高齢者に多い病気だと思っていました。子どもが発症するという知識をもっていませんでした。フランは意識がはっきりしていて、脱水状態にもなりませんでした」と、ラウダニさんは語る。

 「フランの糖尿病の療養を支えるために、いろいろなことを覚えました。いまでは糖尿病についてよく分かっていると思う。糖尿病の対する意識を変えていくのは、すばらしいことです」。 世界糖尿病デー(世界糖尿病デー実行委員会)

世界糖尿病デー(World Diabetes Day)

国際糖尿病連合(IDF)

[ Terahata ]

日本医療・健康情報研究所

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糖尿病、予防策もっと知って 

京都・南丹で啓発イベント

京都新聞

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食品に含まれる砂糖の量を示す展示(京都府南丹市八木町・京都中部医療センター)

 

 「世界糖尿病デー」(14日)に合わせた啓発イベントが13日、京都府南丹市八木町の京都中部総合医療センターで実施された。看護師や管理栄養士らが健康相談に応じ、来場した市民らは糖尿病予防への理解を深めていた。

 厚生労働省の調査(2016年度)では糖尿病が強く疑われる人は約1千万人と推計される。同センターの医師や看護師などでつくる糖尿病委員会が毎年開催している。

 イベントでは、外来診療棟1階に血糖値と脳血管年齢の測定など5ブースを設け、来場者がスタンプラリーをしながら回った。看護師らが糖尿病の症状が出る足の状態をチェックしたり、適度な運動をアドバイスしたりした。菓子やパン、飲み物に含まれる砂糖の量を表した展示もあり、管理栄養士が栄養バランスのいい食事について相談にのった。

 総合内科医の小森麻衣委員長(33)は「糖尿病は初期症状がなく、小まめに血糖値をチェックしてほしい」と話した。

【 2018年11月14日 11時50分 】

糖尿病、予防策もっと知って 京都・南丹で啓発イベント : 京都新聞

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「おしっこが甘くなる⁉」

 糖尿病がコワイ、本当の理由

~がん、うつ病、認知症。リスクを上げる病気が多すぎる~ – 鳥集 徹

文春オンライン2018年11月14日 07:00

 

 きょう11月14日は、世界糖尿病デー。日本でも各地で糖尿病予防運動のシンボルカラーの青でライトアップされたり、関連イベントが企画されているそうです。

「おしっこが甘くなる⁉」 なぜ血糖値が高いとダメなのか

 私は約20年にわたり医療の取材を続けてきましたが、多くの人の健康を守るには、とにかく糖尿病(生活習慣が原因で引き起こされる2型糖尿病)を予防・改善することがとても重要だと考えるようになりました。

 みなさんは、糖尿病がどのような病気か、きちんと理解されていますか。なんとなく、「血糖値が高いとよくない」「おしっこが甘くなるらしい」ことは知っていても、詳しくは知らないという人が多いのではないでしょうか。

 なぜ血糖値が高い状態が続くとよくないのか。それは、ブドウ糖の濃度が高すぎると血管が傷つけられて、ボロボロになるなどして、さまざまな病気(合併症)が引き起こされるからなのです。

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©iStock.com

「しめじ」と呼ばれる「3大合併症」

 まず、知っておくべきなのが、「3大合併症」と呼ばれる「神経」「眼(網膜)」「腎臓」の障害です。糖尿病になっても、初期には自覚症状はありません。しかし、放置していると、徐々に症状が現れます。この順番で出てくるので、よく「しめじ」と覚えましょうと言われています。

 最初に、糖尿病になって3~5年後に出るのが「糖尿病神経障害」です。両足の指先がビリビリしびれたり、足がつったりします。なぜ、これが怖いのかというと、痛みの感覚が鈍って、ケガをしても気づきにくくなるからです。

 糖尿病になると感染症にかかりやすくなり、血行障害も起こります。そのため、傷が治りにくくなり、潰瘍化してしまいます。そして最後には、組織の一部が腐る「壊疽」を起こし、足を切断せざるを得なくなります。この壊疽によって、なんと毎年1万人が下肢を切断しています。

年間約3000人が失明する原因

 次に起こるのが「糖尿病網膜症」と呼ばれる眼の障害です。光や色を感知する眼のフィルムにあたる「網膜」が、毛細血管の詰まりや出血によってダメージを受けてしまいます。糖尿病を発症して、だいたい10年前後で起こると言われていますが、実は中高年の失明原因の2位がこの糖尿病網膜症です(1位は緑内障)。これによって毎年約3000人が中途失明をしているそうです。

 3つ目、10~15年後に起こるのが「糖尿病腎症」です。高血糖状態が続くと、腎臓の濾過装置にあたる「糸球体」の毛細血管が傷ついたり硬くなったりして、老廃物を尿として排出しにくくなり、血液をきれいにすることができなくなります。放置していると老廃物がたまって命に危険が出るので、「人工透析」を受けなければならなくなります。

 専用の装置をつかって血液を体内から抜き取り、老廃物を除去して体に戻す人工透析は、週に2、3日、1回に3~4時間かかります。食事制限や水分調節も必要なため、日常生活の一部が制限されてしまいます。糖尿病によって、毎年2000人ほどの人が新たに人工透析を余儀なくされています。

認知症は脳の糖尿病?

 この3大合併症だけでも怖いのですが、糖尿病になると毛細血管が傷つくだけでなく、太い血管も動脈硬化が進むので、他にも様々な病気のリスクが上がります。

 代表的なのが、血管が詰まっておこる「心筋梗塞」と「脳梗塞」です。日本糖尿病学会の「科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2013」によると、糖尿病の人の冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)の頻度は、糖尿病でない人の2~4倍、脳血管疾患(脳梗塞や脳出血)も約4倍に上昇するとあります。

 それだけではありません。糖尿病はさまざまな重大な病気と関係しています。まずは「認知症」です。糖尿病の人はアルツハイマー病のリスクが1・5倍に上がるというデータがあります。糖尿病は脳梗塞も起こしやすくなるので、脳血管性の認知症のリスクも当然上がります。研究者の中には、「認知症は脳の糖尿病だ」という人もいるほどです。

うつ病、がん、骨粗しょう症…糖尿病は万病の元

 また、意外かもしれませんが、糖尿病の人は「うつ病」になりやすいことも知られています。なぜうつ病と関係しているのか、詳しくは解明されていませんが、糖尿病が進むと食事制限やインスリン(血糖値をコントロールするホルモン)の自己注射といった治療を続ける必要も出てきます。それがストレスになって、うつ病になりやすいとも言われています。

 さらに、糖尿病になると「がん」のリスクも1・2倍ほど上がります。とくにリスクの高いのが「大腸がん」「肝がん」「膵がん」です。血糖値が高い状態が続いて、血中のインスリン濃度が高くなるために、がんになりやすくなると考えられていますが、詳しい理由は不明です。いずれにせと、糖尿病患者はがんにもなりやすいので、「まめにがんの検査もするべきだ」という専門医もいます。

 その他に、「骨粗鬆症」や「歯周病」との関連も言われていますし、抵抗力が落ちるのでインフルエンザなどの感染症や肺炎などにもかかりやすくなり、手術でも合併症を起こすリスクが高くなります。つまり、多くの病気や治療で「ハイリスク群」に分類されてしまうのです。

 いかがでしょうか。いかに糖尿病がやっかいな病気かご理解いただけたのではないでしょうか。あまりにいろんな病気と関係しているので、私も記事を書くときによく「糖尿病は万病の元」と書いてきました。まさに、その通りだと思うのです。

糖尿病にならないためには

 糖尿病にならないためには、暴飲暴食を避けて太らないよう心がけるとともに、よく体を動かして、血糖をもっとも消費する筋肉の量を維持すること(とくに全体の7割と言われる下半身の筋肉)が大事です。

 以前、百寿者(100歳を超えた長寿の人)の研究者を取材したこともありますが、長寿を達成している人はみんな、糖尿病になったことがなかったそうです。糖尿病は老化を進めるとも言われていますし、糖尿病にならなかったからこそ、大きな病気をせずに長生きできたのでしょう。

 多くの人が糖尿病の予防・改善に努めれば、健康寿命(医療や介護の世話にならずに長生きできる期間のこと)も伸びると考えられます。体質的に糖尿病になりやすい人もいますが、生活習慣に気をつければ予防・改善することができ、他の多くの病気の予防にもつながります。世界糖尿病デーのきょう、みなさんにも関心を持っていただければ幸いです。

参考)国立国際医療研究センター「糖尿病情報センター」http://dmic.ncgm.go.jp/

糖尿病ネットワークhttp://www.dm-net.co.jp/ など

(鳥集 徹)

「おしっこが甘くなる⁉」糖尿病がコワイ、本当の理由 ~がん、うつ病、認知症。リスクを上げる病気が多すぎる~ – 鳥集 徹

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あなたは何個当てはまる?

医師監修の「糖尿病リスク」チェックテスト

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11月14日に迎える「世界糖尿病デー」。これは、世界に拡がる糖尿病の脅威への対応を目的にWHO(世界保健機関)が定めた国際デーだ。日本でも糖尿病患者は増加傾向にあり、2016年に実施された厚生労働省の調査(※1) では、総人口の15%を超える約2,000万人の糖尿病患者および予備群(※2)が存在すると推定されている。

そして現在、「糖尿病」とあわせて深刻化しているのが、食事を食べた後の短時間だけ、人知れず血糖値が急上昇し、やがてまた正常値に戻る「血糖値スパイク」という症状だ。この「血糖値スパイク」は、放置すると「糖尿病」に発展するリスクがあるほか、「認知症」「心臓病」「がん」につながる可能性も高まるなど、さまざまな現代病の引き金になり得る症状であり、十分な注意が必要なのだ。

現在、この「血糖値スパイク」が生じている可能性がある日本人の数は推定1,400万人以上。つまり、日本人の9人に1人は「血糖値スパイク」の疑いがあるということになる。

そこで今回トレンド総研ではこうした背景をふまえ、現代人の新たな脅威となりつつある「血糖値スパイク」について、一般の理解度を調査。その結果と共に、記事後半には専門医が提唱するその予防法・対策法も紹介していく。

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※1:厚生労働省「国民健康・栄養調査」(2017年発表データ)

※2:糖尿病が強く疑われる者およびその可能性を否定できない者の合計

 

自分自身が「糖尿病」になる可能性はどれくらい? 生活者たちの自己評価を調査

今回、20~60代の男女500名を対象とした、「糖尿病」および「血糖値スパイク」に対する意識調査が行われた。

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まず、「医療機関や健康診断などで血糖値が高いと言われたことはありますか?」という質問に対して、「ある」と答えた人は14%という結果に。また、「自分の血糖値が高いことが気になる」という人も、16%と1割台にとどまっている。

さらに、糖尿病患者(あるいはその疑いがある方)を除いた対象者に、「あなたが今後、糖尿病になる可能性はどれくらいだと思いますか?」と聞くと、平均は「34%」に。また、「10%以下」の回答をした人も30%と約3人に1人にのぼった。その理由としては、「やせ型なので大丈夫だと思う」(33歳・男性)、「甘いものは大好きだが、健康診断で一度も指摘されたことがない」(62歳・女性)などの回答が。多くの人が、「糖尿病」を自分とは関係のない病気と捉えている様子がうかがえる。

医師監修の「糖尿病リスク」チェックテスト…驚きの結果が明らかに

それでは、生活者たちの実際の「糖尿病」のリスクはどの程度なのだろうか。今回の調査対象者(過去に糖尿病と診断された方、あるいは疑いがあるとされた方を除く)に、専門医が監修した下記の「糖尿病リスク」チェックテストを受けてもらった。あなたにもぜひいくつの項目に当てはまるか確認していただきたい。(監修:つるた鷺ノ宮クリニック 鶴田加奈子先生)

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チェックテストでは、当てはまる項目が5個以上にのぼる場合は「糖尿病になるリスクが高い」とされている。しかし、調査回答者のチェック個数は平均で「5.6個」。また、「5個以上」の項目にチェックをした人の割合は、約7割(66%)にのぼっている。リスクに無自覚でありながらも、実は「糖尿病」になりやすい要因や生活習慣のある人は非常に多いと言えそうだ。

自身の体内で「血糖値スパイク」が生じているかを知りたい…73%が回答

そして、このチェックテストで「当てはまる」の数が多かった人は、実は「糖尿病」のリスクだけではなく、「血糖値スパイク」の症状が起きやすい傾向にある。

そこで、調査対象者に「血糖値スパイク」という言葉を知っているかを聞いた調査が行われたところ、その認知度はわずか16%となった。「血糖値スパイク」に陥る可能性が高いにもかかわらず、その存在を知らない人が多いことがわかる。

しかし、あらためて「血糖値スパイク」についての説明をおこなった上で、「自身の体内で『血糖値スパイク』が生じているかどうかを知ることは、健康のために重要だと思いますか?」と聞いた調査では、実に85%が「そう思う」と回答。[グラフ1] また、「自身の体内で『血糖値スパイク』が生じているかどうかを知りたいと思う」と答えた人も73%にのぼった。[グラフ2]

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【専門家取材】 専門医が教える「血糖値スパイク」の予防・対策法

そこで今回は、前述のチェックリストも監修した糖尿病専門医の鶴田加奈子先生が提唱する、「血糖値スパイク」の予防法・対策法を紹介していきたい。

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鶴田 加奈子(つるた・かなこ)

つるた鷺ノ宮クリニック副院長。一児の母。

2009 年山梨大学医学部卒業後、国立国際医療研究センター、日本赤十字社大森赤十字病院での勤務を経て、つるた鷺ノ宮クリニックを開設。糖尿病専門医の資格を有しており、日々、糖尿病・生活習慣病の臨床診療に励んでいる。野菜ソムリエの資格も持ち、食事や生活習慣と健康について患者さんの立場にたって実践的なアドバイスを行っている。

つるた鷺ノ宮クリニックHP:https://www.tsuruta-medical.com/

「血糖値スパイク」は健康診断ではわからない!? 「異常ナシ」判断でも油断は禁物

「血糖値スパイク」とは、食後に血糖値が急上昇し、その後急降下する症状のこと。「糖尿病」が“慢性的に”血糖値が高くなる病気であるのに対して、「血糖値スパイク」は食後のタイミングで“急激に”血糖値が上がり、空腹時になると正常(またはそれに近い)数値まで下がります。

そのため、食事から時間を置いた状態で実施される健康診断では、発見するのが極めて困難。健康診断で血糖値に異常がなかったからといって、決して安心することはできません。

食後にインスリンがうまく働かないことで、血糖値が急上昇

この「血糖値スパイク」に大きく関わっているのが、すい臓から出るインスリンというホルモンです。インスリンは、血液中の糖(血糖)を、全身の組織へと取り込んでいく働きを持っています。そのため、食事で糖を摂取しても、血液中の糖が大きく上がることはなく一定に保たれるのです。

「血糖値スパイク」が起こるのは、食後のタイミングでこの血糖を体に取り込むインスリンがうまく働いておらず、血糖値が急激に上昇するため。しかし、その後もインスリンの分泌自体は続くため、空腹になる頃には血糖値がまた正常に戻っています。一方で、「糖尿病」は、このインスリンの働きが常時悪くなっている状態。つまり、「血糖値スパイク」は、誤解を恐れずに言えば「糖尿病」の超初期症状ということにもなります。

「血糖値スパイク」を放置すると、「糖尿病」「脳梗塞」「心筋梗塞」などのリスクが増大

実際に、「血糖値スパイク」の症状がある人は、「糖尿病」になるリスクが非常に高いと言えます。「糖尿病」は進行すると、目が見えなくなったり、足を切断するような合併症を引き起こす恐ろしい病気です。

さらに、血糖値の急激な変動は動脈硬化の要因にもなり、必然的に「脳梗塞」「心筋梗塞」など命にかかわる病気にもつながります。また最近では、「認知症」や「がん」につながる可能性が高まることもわかってきました。「血糖値スパイク」はさまざまな現代病の引き金になり得る症状であり、十分な注意が必要と言えます。

親族に「糖尿病」患者がいる方は要注意! さらに、生活習慣も大きく影響

そして、「糖尿病」および「血糖値スパイク」は、遺伝性が強い病気・症状です。血縁者に「糖尿病」の患者がいたら、自身も高血糖になりやすい体質の可能性があると自覚したほうがよいでしょう。

さらに、食事や運動をはじめとした生活習慣も大きく影響してきます。もともと日本人はインスリンを出す能力が低い人種なのですが、近年は欧米型の食事が一般化したり、交通網の発達や機械化で運動不足になったりという生活環境の変化により、高血糖に陥るリスクが高まっています。ただ裏を返せば、普段の生活を見直すことが「糖尿病」や「血糖値スパイク」の予防にもなるということ。具体的には、次のようなポイントに注意しましょう。

<食事について>

「血糖値スパイク」の予防においては、「食べてはいけないもの」があるわけではありません。「食べ方」に気をつけるだけで十分な対策になります。具体的には、【量】=丼ものや麺類をはじめとした糖質を多く含む食事は控える、【順番】=血糖値の急上昇を防ぐため、食事の一番最初に食物繊維が豊富な野菜をとる「ベジタブル・ファースト」を心がける、【時間】=食事は1日3回、毎日できるだけ同じ時間にとるように心がけるなど。特に「欠食」は、次の食事で血糖値が急上昇する要因になるため、注意が必要です。

また、スムージーやグラノーラなどの食事も控えるようにしましょう。これらの食事は一見ヘルシーに感じますが、実は糖質がたっぷり。本来、「血糖値スパイク」は年齢が高い人や肥満ぎみの人ほどリスクが高まりますが、こうした食生活などが影響し、最近では若くて痩せている女性でも「血糖値スパイク」が発生することが増えてきています。

<運動について>

さらに、「血糖値スパイク」の予防においては、運動も効果的。近年の研究により、有酸素運動や筋力トレーニングが、体内のインスリンの働きを活発化することがわかっています。おすすめは、全身の筋肉を用いるウォーキング。1回30分以上、少し心拍数があがる程度のペースで歩きましょう。なお、インスリンの働きは48時間持続するので、毎日ではなく週に3回程度でOKです。

「血糖値スパイク」かどうかを知るカギは、「血糖トレンド」の把握

また、そもそも自身が「血糖値スパイク」に陥っているかを知りたいという人も多いでしょう。前述の通り、一般的な健康診断は、食後から一定時間を経過したタイミングで受診することが多く、かつ一時的な血糖値しか測れないため、「血糖値スパイク」の発見は極めて難しいのが現状です。

自身が「血糖値スパイク」に陥っているかを知るためには、「血糖トレンド(血糖値の変動傾向)」を見る必要があります。ある時点での血糖値だけでなく、血糖値が変動する傾向(=トレンド)を見ることが、「血糖値スパイク」の発見につながるのです。

昔は、「血糖トレンド」を見るためには、1日に何度も血糖値を測定する必要があり、さらに寝ている間は測定が難しいといった問題がありました。しかし最近では医療技術が発達し、センサーを装着するだけで、24時間連続でグルコース値を測定できるデバイスなども登場しており、「血糖トレンド」が“見える化”できるようになっています。

また、この「血糖トレンド」の測定は、「血糖値スパイク」の発見のみならず、「糖尿病」の治療にも役立てられています。患者さんが自分でも「血糖トレンド」を把握できるようになったことで、食事や生活などの生活習慣も改善しやすくなり、より適切な血糖コントロールが可能になってきました。また、糖尿病患者さんにとって特に避けたい緊急状態として「低血糖」状態がありますが、血糖トレンドを把握することで、「無自覚低血糖」や「夜間低血糖」といった、患者さんが気づけない低血糖も発見することができます。

親族に糖尿病患者がいる、急激に太った…不安がある人は糖尿病専門医へ相談を

また、「血糖値スパイク」について不安がある方は、一度、糖尿病専門医のいる病院やクリニックで診断を受けてみるとよいでしょう。

一般の内科医ではなく、「血糖トレンド」にも詳しい専門医に診断してもらうことで、自身の状態をより正確に把握し、適切なアドバイスを受けられるようになります。特に、親族に糖尿病患者がいる方や、ここ数年で急激に太った経験のある人は、一度自身の「血糖トレンド」を把握しておくと安心です。

「糖尿病」も「血糖値スパイク」も、現在多くの人が患者またはその予備軍と推定される病気・症状であり、決して他人事ではありません。11月14日の「世界糖尿病デー」をきっかけとして、ぜひ自分自身の生活を振り返りながら予防・対策をおこないましょう。

出典元:トレンド総研

構成/こじへい

あなたは何個当てはまる?医師監修の「糖尿病リスク」チェックテスト|@DIME アットダイム

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医療費抑制 

がん、糖尿病重視 歯科後回し

(最終更新 11月10日 19時29分)

 全国の健康保険組合が、がんや糖尿病など中高年に多い病気の対策を優先させる一方、歯科を重く見ているのは1割未満--。そんな調査結果を東京大の研究ユニットがまとめた。歯科を重視すれば医療費全体の削減が見込まれるが、現実には後回しになっている実態が浮かんだ。

 東京大政策ビジョン研究センター・データヘルス研究ユニットが、健保のデータを集めた「データヘルス・ポータルサイト」にある「健康保険組合連合会」(健保連、約3000万人)の情報を基に分析した。2016年度の1363組合を調べたところ、がんの医療費抑制を重視していたのは513組合。糖尿病なども529組合だったが、歯科は128組合にとどまった。

 健保連によると、歯科の1人当たりの医療費は年間約1万7000円で、がん(約1万6000円)や糖尿病(約1万3000円)より高い。ブラッシングの徹底などの予防策を取れば、加入者自身が健康になるうえ、医療費全体の抑制にもつながるという。

 研究ユニットの古井祐司・特任教授は「中高年に多い生活習慣病にばかり目が向いている実態が分かった。予防可能な歯の対策にも取り組むべきだ」と話す。【斎藤義彦】

健康保険組合:医療費抑制 がん、糖尿病重視 歯科後回し – 毎日新聞

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チョコレートが閉経後女性の糖尿病を改善? インスリン抵抗性が改善

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 カカオポリフェノールを継続して摂取すると、閉経後の女性で、インスリン抵抗性、血圧、悪玉コレステロールが改善するという研究結果を、東京医科大学と明治の研究グループが発表した。閉経後の女性でとくにリスクが高まる高血糖、高血圧、高コレステロールを予防する可能性があるという。

カカオポリフェノールを毎日4週間摂取

 試験は、血糖値が高めで(HbA1cが5.8~6.5%)、BMIが18.5~27.5の、45歳以上69歳以下の男女が参加した、プラセボ対照二重盲検クロスオーバー試験として行われた。

 参加者をランダムに2グループに分け、1つの群にはカカオポリフェノール抽出物83mgを含むタブレットを、他方の群には対照食品としてカカオポリフェノール非配合のタブレットを、それぞれ毎日4週間継続摂取してもらった。さらに2週間の非摂取期間を空けた後、被験食品と対照食品を入れ替えて、同様に4週間継続摂取してもらった。

カカオポリフェノールが閉経後女性の「3高リスク」を防ぐ

 その結果、参加者全体では有意な差は認められなかったものの、閉経後の女性のみで、カカオポリフェノール摂取群では以下の変化が確認された。

(1)血中のインスリン濃度と血糖値がともに高い場合は、インスリン抵抗性が疑われる。今回の研究では、カカオポリフェノールの摂取前後で、空腹時インスリン濃度が低下する傾向がみられた。  また、カカオポリフェノールの摂取前後で、インスリン抵抗性の程度を示すHOMA-IRという指数が低下する傾向がみられた。
 これらより、インスリン抵抗性が改善する可能性が示唆された。

(2)カカオポリフェノールの摂取前後で、最高血圧・最低血圧が有意に低下した。

(3)カカオポリフェノールの摂取前後で、悪玉コレステロールとされるLDL-コレステロールが有意に低下した。

 閉経後は、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌低下により、高血糖、高血圧、高コレステロールの3つのリスクが高まる。この「閉経後女性の3高リスク」の悪化を防ぐには、食事や運動といった生活習慣の改善が重要だが、今回の研究によりカカオポリフェノールの継続摂取が一助となる可能性が示された。

 

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チョコレートは間食として食べることが多い

 ただし、市販されているチョコレート製品の多くは高糖質で高脂質だ。一般的なミルクチョコレート50gのカロリーは279kcalで、脂質は17.4g、炭水化物は27.7g(うち糖質が25.9g)がそれぞれ含まれる。さらにカカオ豆自体には、利尿作用や興奮作用のあるテオブロミンやカフェインも含まれる。

 さらにチョコレートは間食として食べられることが多く、日常の食事にそのままプラスされてしまう。「食事バランスガイド」では、菓子・嗜好飲料などから摂取するエネルギーは200kcal以内を目安に摂り過ぎないよう推奨している。

 最近は低糖質のチョコレートや、カカオの含有量を高めた「高カカオチョコレート」なども市場に出ているが、食べ過ぎにはくれぐれも注意したい。

カカオポリフェノールとカカオプロテインの健康効果

 明治によると、チョコレートの材料であるカカオ豆に含まれるカカオポリフェノールやカカオプロテインには、▼血圧低下、▼動脈硬化予防、▼美容効果、▼アレルギーの改善、▼脳の活性化、▼便通改善など、さまざまな健康効果がある。

 ポリフェノールを自然食品から摂取するのは意外に難しい。100g中に含まれるポリフェノール量は、リンゴが100mg、赤ワインが180mg、コーヒー89.5mgなのに対して、ダークチョコレートは840mgと高容量だ。

 また、チョコレートに含まれる難消化性のカカオプロテインは、小腸で消化吸収されず、大腸に届き、便の基材となってかさを増すことで、腸内フローラを変化させ、整腸作用を及ぼすという。チョコレートには、ポリフェノール以外にもマグネシウムや鉄、亜鉛などの必須ミネラル類も含まれる。

みんなの健康チョコライフ(明治)

[ Terahata ]

日本医療・健康情報研究所

チョコレートが閉経後女性の糖尿病を改善? インスリン抵抗性が改善 | ニュース・資料室 | 糖尿病ネットワーク

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糖尿病の治療薬が

「アルツハイマー病」のリスクを減らす 脳の血管を保護

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 糖尿病の治療薬により、アルツハイマーの進行を抑えられる可能性があることが、米国の研究で明らかになった。メトホルミンやインスリンが、脳の血管がダメージを受けるのを防ぎ、認知障害が進行するのを抑えるという。

糖尿病のある人ではアルツハイマー病のリスクが上昇

 糖尿病治療薬で治療を受けているアルツハイマー病患者は、糖尿病の治療を受けていないアルツハイマー病患者に比べ、脳の微小血管および遺伝子発現の異常が抑えられていることが、米国のマウントシナイ医科大学の研究で明らかになった。

 メトホルミンやインスリンなどの糖尿病治療薬が、脳組織と脳の血管を覆う内皮細胞の両方を保護して、アルツハイマー病により脳の毛細血管がダメージを受けるのを抑えている可能性がある。

 アルツハイマー病は、記憶を司る脳の海馬の周辺から萎縮が始まる病気で、最初に物忘れが起こるのが特徴だ。進行するにつれて脳全体が萎縮して、認知機能全体が徐々に低下していく。

 アルツハイマー病は進行性の病気で、現在はまだ治療によって根本的に治すことができない。アルツハイマー病の初期段階は軽度認知障害といい、この段階では日常生活にほぼ支障はないが、進行すると記憶や思考能力が障害され、日常生活に支障が出る認知症になる。

 糖尿病はアルツハイマー病の危険因子だ。糖尿病のある人ではそうでない人に比べ、アルツハイマー病や血管性認知症の発症リスクが2~4倍に上昇することが、日本人を対象とした調査でも示されている。

糖尿病の治療を続ければアルツハイマー病のリスクは低下

 研究チームは、アルツハイマー病と糖尿病を併発して、療法の治療を受けている患者34人と、アルツハイマー病を発症したが糖尿病ではない患者19人の脳を調べた。

 2型糖尿病の治療を受けている患者の大部分は、メトホルミンあるいはインスリンで血糖値をコントロールしていた。

 その結果、糖尿病の治療薬で治療を受けている患者では、そうでない患者に比べ、脳の細小血管の状態が良好であることが分かった。

 「アルツハイマー病を発症した患者の多くで、脳の毛細血管の内皮細胞に遺伝子発現の異常がみられます。メトホルミンやインスリンで治療を受けている患者では、これらの異常の数がはるかに少ないか、その規模が縮小していることが分かりました」と、ヴァラム ハルチュニアン教授(精神科・神経科学科)は言う。

 アルツハイマー病の病因について分かっていないことも多いが、神経細胞毒性の強いタンパク質が神経細胞に沈着し、細胞にダメージを与えるこで引き起こされると考えられている。

 毒性の強いタンパク質が凝集してアミロイド斑として沈着することで、神経細胞がダメージを受ける。このアミロイド斑の抗原や抗体をつくる治療の開発が進められているが、ほとんどが成功していない。

 研究チームは、血管と脳組織を別々に検査して、アルツハイマー病が脳の毛細血管細胞およびインスリンシグナル伝達にどのような変化をもたらすかを調べるために、脳の分子RNAマーカーの変化を調べた。

 その結果、糖尿病治療薬を用いていたアルツハイマー病患者では、脳組織と脳血管のマーカーの半分が減少し、RNAの変化がほとんどみられないことが判明した。

糖尿病治療薬に脳の血管を保護する作用が

 「糖尿病の治療薬を用いていたアルツハイマー患者では脳の病変が少ないことが分かりました。糖尿病治療薬に脳の血管を保護する作用があり、脳への血液の供給を助けている可能性があります。糖尿病だけでなく、アルツハイマー病の新たな治療法につながる発見です」と、ハルチュニアン教授は言う。

 ハルチュニアン教授によると、糖尿病患者は適切な糖尿病の治療を受けないでいると、アルツハイマー病を発症する危険性が上昇する。またアルツハイマー病の多くが2型糖尿病を併発しているという。

 世界の約5,000万人が認知症で、約1,000万が毎年認知症を発症している。認知症でもっとも多くみられる病型がアルツハイマー病で、60~70%がアルツハイマー病だとみられている。

 アルツハイマー病の原因のひとつは、脳でインスリン抵抗性が起こることだと考えられている。アルツハイマー病による認知能力の低下を遅らせるために、インスリン療法を積極的に行う治療法も試されている。アメリカ国立老化研究所は、鼻スプレーでインスリンを投与する治療の臨床試験を行っている。

 「今回の研究は、2型糖尿病を発症していないアルツハイマー病患者が糖尿病の治療薬を服用をするべきであることを意味しているわけではありません。しかし、糖尿病患者だけでなく、アルツハイマー病患者にも新たな希望を抱かせるものです」と、ハルチュニアン教授は指摘している。

Diabetes Medications May Reduce Alzheimer’s Disease Severity(マウントサイナイ医科大学 2018年11月1日)

Parahippocampal gyrus expression of endothelial and insulin receptor signaling pathway genes is modulated by Alzheimer’s disease and normalized by treatment with anti-diabetic agents(PLOS One 2018年11月1日)

[ Terahata ]

日本医療・健康情報研究所

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