巴さん(徳島市)が最優秀 糖尿病食写真料理コンテスト
2012/6/29 14:34

糖尿病を予防し、患者でも食べられるオリジナルレシピを競う「家庭でできる!糖尿病食写真料理コンテスト」(徳島市医師会主催)で、同市八万町千鳥、病院職員巴登美子さん(54)の「AWAの時短モーニングセット」が最優秀賞に選ばれた。県産食材をふんだんに使いつつ、忙しい朝でも作りやすい工夫を凝らしており、審査員の高評価を得た。
3回目となる今回のテーマは「元気が出るバランス朝食」。10点の応募があり、栄養のバランス、彩り、地産地消度などを審査した。
巴さんのレシピはリゾット、サラダ、目玉焼きの3品で構成。県産のレンコン、シラス、菜の花などを使った。審査員は「徳島の地域の風景が浮かんでくるような、彩り豊かな徳島産野菜たっぷりの朝食」と評価した。
「おろそかになりがちな朝食だけに簡単に、でも満足感があるようにした」と巴さん。リゾットは、材料を炒めてから水を加え、味を調えるだけで簡単にできるのが特長。あらかじめ野菜を刻んでおけば10分もかからずに完成するという。
勤務先の病院では医師らとともに患者の献立も考えているという巴さん。「糖尿病の人が少しでも減るように、多くの人が食卓に野菜をまめに取り入れるようにしてほしい」と話している。
優秀賞には小松島市田野町の福本愛子さん、徳島市津田町1の宮本久美さんが選ばれたほか、佐那河内中学校2年生が考案した「佐那っ子が考えた 元気がでる朝ごはん集」が審査員特別賞を受賞した。
【写真説明】最優秀に選ばれた巴さんの「AWAの時短モーニングセット」(徳島市医師会提供)
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