【フルーツカクテルの魅力】
「すだち」と「かぼす」のフローズンカクテル

 徳島県を代表する特産品「すだち」と大分県を代表する特産品「かぼす」を使用した旬の名産地コラボレーション・カクテル。「すだち」は30~50gほどのゴルフボールくらいの大きさで、露地物が出回る8月中旬~10月が旬の時期です。徳島県の「すだち」の生産量は全国の9割以上を占めます。「すだち」は徳島県原産の柑橘で、その花は徳島県の花にも指定されています。

 「かぼす」は100~140gほどのテニスボールくらいの大きさで、こちらも露地物が出回る8月中旬~10月が旬の時期。大分県の「かぼす」の生産量も全国の9割以上を占めます。芳醇な香りとまろやかな酸味があることから、さまざまな料理の風味づけとして重宝されています。

 「すだち」と「かぼす」とも料理を引き立てる名脇役として有名ですが、旬の秋にカクテルでは主役になります。

 カクテルでは「すだち」と「かぼす」の酸味・香りが主役になるよう、スクイザーで丁寧に両方の果汁をしぼりさっぱりとしたフローズン・カクテルで提供しています。ベースになっているスピリッツの「ジン」は香酸柑橘とは相性抜群で「すだち」と「かぼす」の芳醇な香りとさわやかな酸味をバランスよくまとめてくれます。一口飲んでみれば「すだち」の爽快な香りと酸味、「かぼす」のビターな香りと上品な甘みが口いっぱいに広がり、心も体もリフレッシュする味わいです。

 グラスには半分にカットした「すだち」を飾り、「かぼす」のピールを搾りかけています。旬の名産地コラボレーション・カクテル、残暑が残る初秋にはぴったりのフレッシュフルーツ・カクテルです。

 料理の名脇役として重宝されてきた「すだち」と「かぼす」は料理の風味を引き立たせるだけでなく、健康にも一役買っています。

 「すだち」と「かぼす」に豊富に含まれるクエン酸は柑橘類の中でもトップクラス。クエン酸は疲労物質の乳酸を分解して血液をサラサラにする効果があるので、疲労回復に効果があります。

 「すだち」の果皮に含まれるスダチチンは脂質の代謝を改善し、肥満や糖尿病に有効だそうです。また、「かぼす」に多く含まれるヘミセルロースは脂質の吸収を抑え、腸内環境を整える役割があり便秘の改善や予防、また体内の有害物質を排出する作用があるとされています。

 味わいだけでなく、健康効果もダブルで摂取できる「すだち」と「かぼす」のコラボレーション・カクテルはまさに健康カクテルです。

■三澤政樹(みさわ・まさき) 1974年1月20日山形県出身。弱冠24歳で新日鉄の 社員クラブでバー創設時に責任者として迎えられる。その後、西麻布の大型高級バーで5年間チーフバーテンダーを務め、現在は瀬里奈グループのバー「アンジェロ」(http://www.angelo2007.com/)で店長を務める。

 旬のフレッシュフルーツカクテルを中心に提供。年間で創作するオリジナルフルーツカクテルは300種類を超える。日本全国の特産品フルーツを用いカクテルを創作することで、各生産地域をバーという観点から、世界へアピールし地域振興を目指す。シューマッハ、矢沢永吉、朝青龍、奥菜恵、加藤愛などの著名人にもオリジナルカクテルを提供したことも。インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定資格。日本バーテンダー協会六本木支部在籍。

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看護師の書いた糖尿闘病記
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人工甘味料が血糖値を上げる――腸内細菌叢に影響か

人工甘味料には血糖値を押し上げ、肥満や2型糖尿病を助長する可能性があることが、イスラエル・ワイツマン科学研究所のEran Segal氏らの研究から示された。

「Nature」9月17日号に掲載された報告によると、検討ではまず、人工甘味料を与えたマウスの血糖値は、淡水または糖水を与えたマウスより上昇することを確認した。これらのマウスを抗生物質で治療すると、血糖値が正常に戻ることも分かった。

さらに、人工甘味料を摂取したことのない健康なマウスにサッカリンを与えたマウスの腸内細菌を移植すると、血糖値の上昇が誘発されることも分かった。

次に、400例弱のヒト集団において検討したところ、人工甘味料を長期間使用している人では空腹時血糖の上昇がみられる率が高く、耐糖能異常の徴候がみられる率も高いことが分かった。

追跡実験として、普段人工甘味料を使用していない7例に米国食品医薬品局(FDA)が推奨する1日最大量のサッカリンを連続6日間摂取させたところ、4例で血糖値の上昇が認められた。

Segal氏はこの結果について、「人工甘味料がこれほど多量に使用され、一般に安全とみなされている現状を鑑みれば、この結果は驚くべきものだった」と述べている。

本検討ではおもにサッカリンに焦点を当てたが、マウス実験ではスクラロースやアスパルテームについても検討しており、いずれも血糖値に対して同じ作用があることを認めている。

本検討ではまた、一部の人では人工甘味料による血糖上昇が特に生じやすい可能性も示された。研究著者の1人で同研究所のEran Elinav氏はこの知見について、血糖値の高い人では腸内の特定の細菌が化学的甘味料に反応し、糖の過量摂取に対する反応に似た炎症反応を誘発して、身体が糖を利用する能力を変化させているのではないかと説明している。

米国糖尿病協会(ADA)のJudy Wylie-Rosette氏は、「この結果は、人工甘味料が万能ではないというADAの立場を支持するものだ」とコメント。

十分に考慮して利用するのでない限り、人工甘味料にさほどの便益はないとして、「砂糖入り飲料を飲むよりは人工甘味料入りの飲料の方が明らかに良いが、のどの渇きを癒す最良の選択肢はやはり水だ」と付言している。(HealthDay News 9月17日)

http://consumer.healthday.com/general-health-information-16/endocrinology-news-231/artificial-sweeteners-691824.html
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「隠れ糖尿病」が増加中 糖尿病編(1)

 厚労省の「平成24年国民健康・栄養調査報告」によれば、男性で「糖尿病が強く疑われる」人は15・2%、「糖尿病の可能性が否定できない」人は12・1%で、両方合わせると3割近くになる。そして、現在、注目を集めているのが「隠れ糖尿病」の存在。検査数値は正常に近いのに、日常生活で高血糖になっている人がいるそうで、注意が必要だ。

 【空腹時血糖は正常】

 日本糖尿病学会の診断基準は別表のとおり。糖尿病は、長らく高血糖状態が続くと、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害の3大合併症に加え、脳梗塞や心筋梗塞といった大血管病のリスクも高まる。しかし、検査数値に実際の高血糖が現れにくいことがあるそうだ。

 糖尿病の合併症予防のために、総合的な医療を提供している千葉大学医学部附属病院糖尿病コンプリケーションセンター長の横手幸太郎教授が警鐘を鳴らす。

 「食後に血糖値が200以上に上がっても、空腹時には正常に戻る人がいます。健診で空腹血糖値が100未満は正常値だからと安心しがちですが、日常では高血糖状態が続いているのです。結果として、血糖値をコントロールするインスリンが疲弊していきます。つまり、『食後高血糖』あるいは『隠れ糖尿病』ともいうべき状態が、近年、増えているのです」

 インスリンは、体内で血糖値を下げる働きのホルモンで、膵臓(すいぞう)の中の細胞で作られている。食事をしてブドウ糖が血中に入り、血糖値が上がると、インスリンが分泌されることで血糖値を正常に導く。隠れ糖尿病は、この働きを悪化させるのだ。

 【HbA1cが高値】

 「食後の血糖値が急激に上がると、インスリンは通常の3~4倍の働きで、高血糖を抑えようとします。この状態が長く続くと、膵臓でインスリンを作る細胞が疲労し、やがて、インスリンを分泌する力は減少していくのです。こうなると、高血糖状態に拍車がかかり、インスリンの効きも悪くなって、はっきりとした『糖尿病』へと移行していきます」(横手教授)

 食後の高血糖を猛スピードの車に例えるならば、インスリンはブレーキ。グッとペダルを踏んでブレーキをかけるには、強い力が必要で、それでもスピードを制御しきれないこともある。こんな状態が、隠れ糖尿病の体内では起こっているのだ。それを知るには、健診数値での空腹時血糖だけでなく、過去1~2カ月の血糖値の平均指標となるヘモグロビンA1c(HbA1c)の値も、注意しなければならない。

 「空腹時血糖値が正常でも、HbA1cが異常値ならば、ブドウ糖を服用してから検査する『75gブドウ糖負荷試験』など、医療機関でさらに詳しい検査を受けることをお勧めします。隠れ糖尿病の段階であれば、食生活の見直しで糖尿病への道を断ちきることもできます。放置しないようにしましょう」と横手教授はアドバイスする。 (安達純子)

 ■糖尿病の診断に用いられる主な数値
 ・空腹時血糖値126mg/dl以上
 ・75gブドウ糖負荷試験2時間値200mg/dl以上
 ・食後に関係なく測定する随時血糖値200mg/dl以上
 ・HbA1cが6.5%以上
 *日本糖尿病学会「科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2013」より抜粋

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日本テレビ「あのニュースで得する人損する人」で要注意な「糖尿病患者に現れる4つのシグナル」を紹介

25日放送の「あのニュースで得する人損する人」(日本テレビ系)で「糖尿病患者に現れる4つのシグナル」を紹介した。

この日の番組では、糖尿病について特集。その中で、糖尿病患者に現れやすい兆候や危険因子を紹介した。

(1)一度でも太ったことがある人は危険

「一度でも」というのがポイントで、現在スマートな体型でも過去に太ったことがある人には危険因子があるという。VTRで出演した医師の片山隆司氏は、「人生の中でもっとも太った時に糖尿病の体質が作られる」と説明。

番組では、一度肥満になり一定期間血糖値が上昇すると、それを体が記憶し、少しの食事量でもすぐに血糖値が上がりやすくなってしまうと解説した。

そして、たとえ痩せても、一度血糖値が上がりやすくなってしまえば、元に戻ることがないらしい。特に20代の頃から体重が10キロ増えたら要注意だという

(2)おしっこの回数が増えた人は危険、特に泡が消えない人は重症

血管内がブドウ糖でいっぱいになり処理できなくなると、身体は尿で体外に排出しようとする。つまり、血糖値が高い状態が続く限り、おしっこの回数が増えてしまうのだといい、片山氏は「血糖値が悪くなると大抵の場合はおしっこに糖が溢れてきます」と説明した。

そして、「尿の泡も大事なサイン」とのこと。通常おしっこが泡立ったとしても、泡がすぐに消えていくが、糖尿病が進んでいる場合、キメの細かいクリーミーな泡が立ち、その泡はなかなか消えないのだという。

このことに対し片山氏は「尿の泡がなかなか消えない人は合併症である腎症の可能性があります」と解説した。

(3)歯を磨いて血が出るようになった

「糖尿病になると体の免疫力が落ちてしまいます。そのため細菌やウイルスに対する抵抗力が低下するということになります」と片山氏。

歯周病は口の中の雑菌が原因で起きる炎症性疾患だが、糖尿病患者が歯周病にかかるリスクは健康な人に比べて2倍に上がるという。そのため、歯を磨いて血が出るようになったら、糖尿病の危険性は否定できないというのだ。

(4)女性は妊娠と加齢で糖尿病になる可能性がある

片山氏は「女性には糖尿病になりやすい時期があります。特に妊娠した時が注意です」と指摘。

妊娠すると赤ちゃんにブドウ糖をたくさん届けるために血糖値が自然と上がってしまい、中には血糖値が上がり過ぎてしまう妊婦もいるのだとか。そして、上がった血糖値をコントロールしないと「妊娠糖尿病」になってしまうとのこと。

さらに、女性の加齢については、「年をとって女性ホルモンや基礎代謝が低下することで太りやすくなってしまい、そのために糖尿病になるリスクが増えてします」と説明された。

そして、番組では元プロ野球選手の元木大介らが糖尿病と診断される一方で、元プロレスラーのブル中野は、糖尿病ではないとの診断結果が出た。

中野は、女子プロ時代に体重115キロ、その後のダイエットで50キロも減量したが、25キロのリバウンドを経験している。

いかにも糖尿病のリスクがありそうだが、番組ではブル中野が適度なトレーニングを続けていることで、内臓脂肪が少ないことが糖尿病でない理由だと分析。

内臓脂肪が糖尿病を引き起こす可能性が高いとされ、運動をして内臓脂肪を減らすことで糖尿病のリスクも減らすことができるとのことだ。

ライブドアニュース

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2日間炭水化物を控えるだけでやせられる方法
ダイエット成功のカギはガマンしすぎないこと
ダイエットのために食べるのをガマンする。ガマンするとストレスが溜まる。その結果リタイア、リバウンドを繰り返す。そんな悪循環を断ち切る方法を教えてくれるのが2014年9月23日(火)に株式会社日本文芸社から発売された「2DAYダイエット」1,296円(税込み)です。

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(image:amazon

2日間炭水化物を抜くだけで効果が得られる
このダイエット法の特長は週に2日だけ炭水化物を控える食事制限をして、残りの5日は普通の食事で大丈夫という簡単さです。
食事制限ダイエットにつきものの面倒なカロリー計算は一切不要。しかも従来の低カロリーダイエットより、効率よくやせられて、筋肉の状態を維持しつつ、脂肪は通常ダイエットの約2倍落とせるのだそう。

また2日間の制限で正常な食欲が保てるので、余分なジャンクフードなど体に悪い食べ物も欲しくなくなり、またガンや心臓病、糖尿病などの病気のリスクを下がるとか。

しかも過去他のダイエットで失敗した人も無理なく成功し、リバウンドはしないとなれば読んでみるしかありませんね。

乳ガン治療の専門家が編み出した方法
この本の著者ミシェル・ハービー博士とトニー・ハウエル教授の2人はイギリスの南マンチェスター大学病院のジェネシス乳ガン予防センターに勤務する医師で乳ガン研究のエキスパート。
このダイエット法は乳ガンの発症リスクを非常に高める肥満を防ぐため、2人が長年研究を重ねて編み出したもの。膨大な臨床試験データと科学的根拠に基づいたものなのです。いいことずくめのこの方法。興味のある人はぜひお試しを。

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株式会社日本文芸社
http://www.nihonbungeisha.co.jp

株式会社日本文芸社書籍紹介
http://www.nihonbungeisha.co.jp/books/pages/

Amazon.co.jp : 2DAYダイエット に関連する商品

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三井製糖 パラチノースが糖尿病性腎症進展抑制

 三井製糖は、運動と機能性糖質「パラチノース」の含有食の併用が、糖尿病治療に有効である研究成果をまとめた。

研究協力した東京慈恵会医科大学臨床検査医学の鈴木政登客員教授を中心とするチームが、糖尿病モデルを使った動物実験で、パラチノースを食事療法に摂り入れると、メタボリックシンドローム危険因子が顕著に改善し、糖尿病性腎症の進展が抑制されたとする新知見を得られた。

パラチノースの特性である、小腸でゆっくりと消化されるスローカロリー機能の発揮された可能性があるとしている。

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ダイエット飲料で糖尿病リスクが高まる!?
人工甘味料の“謎”を解く

 食、医療など“健康”にまつわる情報は日々更新され、あふれています。この連載では、現在米国ボストン在住の大西睦子氏が、ハーバード大学における食事や遺伝子と病気に関する基礎研究の経験、論文や米国での状況などを交えながら、健康や医療に関するさまざまな疑問や話題を、グローバルな視点で解説していきます。
 カロリーオフやカロリーゼロをうたい、人工甘味料を使用した飲料は、依然として人気があります。
 今回は、この人工甘味料に関する最新の研究報告を解説していきます。


糖類使用の飲料よりダイエット飲料のほうが高リスク?
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Photo:Naypong

 減量や血糖値をコントロールするために、カロリーゼロの人工甘味料を利用されている方は多いでしょう。でも、期待しているような効果が表れなかったり、逆効果だったという経験はありませんか?
 実は、人工甘味料を利用して糖分やカロリーの摂取量を調整しているはずなのに、思うように減量できない、血糖値コントロールができないという悩みを抱えている人は、世界中にたくさんいるのです。
 例えば、米国テキサス大学の研究者らは、2009年に、6814人の成人を対象に、8年間の大規模な追跡調査を実施。ダイエット炭酸飲料毎日を飲んだ人の36%にメタボリック症候群のリスクがあること、67%に2型糖尿病のリスクがあることを報告しました。
 2013年には、フランスの研究者らが、14年間、約6万6000人のフランス人女性の飲み物の習慣を調査した結果を報告。これによるとカロリーのある糖類使用の飲み物も、ダイエット飲料も、ともに糖尿病のリスクを増やすことが分かりました。驚くのは、ダイエット飲料を1週間に500ml飲んだ人たちは、カロリーのある糖類使用の飲み物を1週間に500ml飲んだ人たちより、糖尿病のリスクが15%も高くなったこと。さらに、ダイエット飲料を1週間に1.5L飲んでいる人たちは、カロリーのある糖類使用の飲み物を1週間に1.5L飲んだ人たちより、59%も糖尿病のリスクが増えたのです。
 日本からも、2013年、富山県の工場で働く2037人の男性(平均年齢46.2歳)を7年間追跡調査した結果が報告され、ダイエット炭酸飲料を週に1本以上飲む男性は、めったに飲まない男性に比べ、2型糖尿病(※注1)を発症するリスクが1.7倍になったとしています。

※注1:2型糖尿病とは、血糖を下げるインスリンの分泌やインスリンの効き目が低くなるタイプの糖尿病。中高年に多く、運動不足や肥満により発症する(関連記事)。

人工甘味料が腸内細菌に作用して代謝異常を起こす

 これほど世界中で、同じような調査結果が報告されると、やはり人工甘味料を使っている食べ物や飲み物が、世界中に広がる肥満や糖尿病の普及に“貢献”している可能性はありますよね。
 ただし、これらの疫学調査では、発症に至る詳しいメカニズムが分かりません。そこで現在、多くの科学者がこの謎解きに挑戦しているのです。
 そんななか2014年9月17日に、イスラエルのワイツマン科学研究所の研究者らが、人工甘味料が腸内細菌に作用して代謝異常を起こすことを英科学誌「ネイチャー」に報告しました。

 まず、科学者たちは、人工甘味料の血糖の調整に対する影響を確認しました。最も一般的に使用される、アスパルテーム、スクラロース、サッカリンという3種類の人工甘味料を使用。これらをそれぞれ水に混入し、同条件のマウスに与えました。混入量は、米食品医薬品局(U S Food and Drug Administration;FDA)によって許可されている摂取量です。するとアスパルテーム、スクラロース、サッカリンを与えられたマウスは、 水、あるいは砂糖水を飲んだマウスに比べ、11週後に、ブドウ糖負荷試験(ブドウ糖を溶かした水を飲み、血糖値がどのように推移するかを確認するためのテスト)にて、血糖が上昇しました。特に、サッカリンを与えられたマウスの血糖値が顕著に上昇したため、以降の実験には、サッカリンを使用しています。
 人工甘味料それ自体は、人体において食品として認識されず、胃腸で吸収されません。ところが腸を通過する際に、腸内細菌に変化が起こります。以前の研究では、人工甘味料のスクラロースを与えられたラットは、腸内細菌、特に善玉菌が減ると報告されています。

 そこで研究者らは、腸内細菌叢(そう)が、この現象に関与しているという仮説を立て検討しました。つまり、腸内細菌が、人工甘味料のような新しい物質に反応することが、血糖値が上昇する原因だと考えたのです。
 研究者は、腸内細菌への影響を見るために、抗生物質をマウスに与え、腸内細菌の多くを根絶(無菌マウス)しました。そして、人工甘味料を摂取したマウスの糞便を、無菌マウスの体内に移植しました。すると、マウスの血糖値が上がりました。
 では、人間の場合はどうなのでしょうか? 研究者らは糖尿病ではない381人のダイエット調査票から、定期的に人工甘味料を多く摂取している人ほど、空腹時の高血糖、耐糖能異常(※注2)を示しました。
 また普段、人工甘味料を摂取していない7人の健康な若者に、1週間、米食品医薬品局が推奨する、最大摂取量のサッカリンを摂取してもらい、継続的に血糖のレベルをモニタリングしました。その結果、7人のうち4人の血糖が上昇し、腸内細菌の構成が変化したことが分かりました。そのうちの2人の糞便を、無菌マウスに移植をすると、サッカリンを消費したマウスから糞便を移植した際と類似した、腸内細菌の構成と耐糖能異常が示されました。
 ヒトでの調査は数が少ないなど、この論文に対して反論もありますが、“人工甘味料の謎解き”が前進したと思います。

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Photo:Suat Eman

 一番古い人工甘味料のサッカリンが誕生してから、約135年。アスパルテームが日本で、食品添加物として指定されたのが、今から約30年前です。砂糖は、紀元前8000~1500年、南太平洋の島々の人たちは、砂糖の原料となるサトウキビを生産していたようです。それに比べると、人工甘味料の歴史は浅く、私たち人間の体のシステムにとっては新しい化学物質です。今後の研究で、さらにその影響が明らかになることが期待されますね。
※注2:耐糖能異常とは、ブドウ糖を代謝する能力に異常が生じている状態のこと。

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著者
大西睦子(おおにし・むつこ)
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医学博士。東京女子医科大学卒業後、同血液内科入局。国立がんセンター、東京大学医学部附属病院血液・腫瘍内科にて、造血幹細胞移植の臨床研究に従事。2007年4月より、ボストンのダナ・ファーバー癌研究所に留学し、ライフスタイルや食生活と病気の発生を疫学的に研究。2008年4月より、ハーバード大学にて、食事や遺伝子と病気に関する基礎研究に従事。著書に『カロリーゼロにだまされるな――本当は怖い人工甘味料の裏側』(ダイヤモンド社)。

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やっぱりヤバかった!「カロリーゼロ」が肥満の原因と改めて判明

巷にあふれるカロリーゼロ商品。ドリンクやガム、お菓子など、様々な商品で目にする機会がありますよね。

しかし今さらながら、そんなカロリーゼロアイテムのマイナスポイントが見つかったことで、話題となっています。

そのマイナスポイントとは一体……?

 

■人工甘味料により肥満・糖尿病リスク増

カロリーゼロと謳われた商品には大概の場合、人工甘味料が使われています。ゼロだけでなく、ノンカロリーと呼ばれるものも同様で、”100ml(g)あたり5kcal未満””糖分100g(ml)あたり0.5g未満”という条件を満たしていれば、晴れてカロリーゼロやノンカロリーといった表記が可能となるのです。

2014年9月17日にイスラエルの研究チームが、英科学誌『ネイチャー』の電子版に発表した内容によれば、人工甘味料サッカリン等には腸内細菌のバランスを乱し、血糖値が下がり難い状態をつくる原因になり得るとのこと。それにより糖尿病だけでなく、肥満の原因にもなると伝えています。

また、実際に人工甘味料を日常的に使っている人の方が使用していない人に比べ、体重も重く血糖値も高いことが判明したのだとか。

それ以前にも、2011年9月『HealthDay』に掲載されたアメリカでの研究結果によれば、“人工甘味料を使用した飲料を摂取することで、腎機能低下のリスクが増大することが判明した”と報じられています。

このように、現代病を引き起こす原因をつくることも、人工甘味料が危惧され始めているひとつの理由となっているようです。

 

■人工甘味料のメリット・デメリット

しかし、人工甘味料を用いることで、通常砂糖を使用するよりも摂取カロリーが抑えられていることは事実です。体重を減らすことを考えると、消費カロリーを増やすか摂取カロリーを減らすか、いずれかの方法しかありませんので、運動をしない人にとっては摂取カロリーを減らすことがダイエット成功への近道となるのです。

また、何であっても極端に摂りすぎると、逆に身体に悪影響を及ぼすこともありますので、一概に人工甘味料が悪とも言い切れません。

 

毎日摂るものは、積み重なって将来のカラダをつくるもの。自分自身が食べたものが後々影響してきますので、自分の判断でチョイスしながら選びましょう。

例えば、人工甘味料や砂糖の代わりに、天然の甘味を有する生ハチミツやアガペシロップ、メイプルシロップを用いるなど、いろいろと工夫してみて下さいね。

 

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※ おばさん眉は最悪!見た目年齢-5歳の「眉アンチエイジング」とは

 

【参考】

※ Health: The weighty costs of non-caloric sweeteners – nature.com

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「便移植」で肥満を抑えることも可能に


 食事中の方は後でお読みください。便の話です。先日、iPS細胞を使った網膜移植手術が行われたが、こちらは健康な人の便を難治性腸疾患の患者に移植する治療法だ。えっ、便を移植?! と驚くが、すでに臨床試験が始まっている。『サンデー毎日』(9月28日号)が<健康人の便を移植するという試み>と伝えていて、試験を進めている慶應義塾大学医学部内科学(消化器)の金子隆典教授はこう解説する。
 「抗生物質で悪い菌をたたくより、正常な腸内細菌叢(そう)を植え付けたほうが明らかに治療効果が高かったのです」「もしかすると抗生物質より安全で理にかなった治療ではないか、と思えてきたのです」
 難治性の腸疾患では、細菌の種類や数が少なかったり細菌叢のバランスが崩れている。その腸に健常者の正常な細菌叢をそのまま導入して、細菌叢のバランスを正常に戻す。慶大での1例目は今年3月に、潰瘍(かいよう)性大腸炎の40代男性に行われたという。どのような手順なのか。
 「移植するのは、健康な人の便100グラムです。食べ物のカスなども含まれますが、便はほとんど細菌の固まり。乳酸菌飲料1本に入っている乳酸菌は100億個程度ですが、ヒトの糞便(ふんべん)100グラムには、その1000倍、約10兆個の菌が含まれます」(金子教授)
 100グラムの便を生理食塩水に溶かして撹拌(かくはん)し、フィルターで濾過(ろか)して注射器に入れて大腸内視鏡で注入する。さすがに、便をそのまま入れるわけではないのだ。
 「(移植に要する時間は)通常の大腸内視鏡検査と同じか、5~10分程度長いくらいです。ドナー便採取から終了まで、世界標準では6時間以内ですが、私たちは約3時間以内で行っています」(金子教授)
 やはり新鮮な方がいいのだそうだ。この便の移植治療は、腸疾患に限らず、糖尿病、慢性疲労症候群、不眠症などでも臨床試験が始まっている。さらに、痩せた人と太った人とでは腸内細菌叢が異なっていることが明らかになっており「便移植」で肥満を抑えることも可能になるかもしれないという。

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「残業代ゼロ」政策で、うつ病急増?

 2011年、厚生労働省は地域医療の基本方針となる医療計画に盛り込むべき疾病にこれまでの「4大疾病」(がん、脳卒中、心臓病、糖尿病)に、新たに精神疾患を加え「5大疾病」とした。当時厚労省が調査した患者調査(2008年)によると、精神疾患の患者数は約323万人で、4大疾病で最も患者数が多い糖尿病(約237万人)をすでに大きく上回り、がん(約152万人)の約2倍であった。  うつ病などの精神疾患は90年代の終盤から急増、ここ数年を見ても、増加の一途をたどっている。今や日本中の職場がうつ病など精神疾患によって混乱させられ、疲弊させられている。

<うつ病患者にどう臨むべきかを考えさせている>

 岩波明氏は、昭和大学医学部精神医学講座主任教授である。都立松沢病院、東大病院等で精神科の臨床にたずさわり、2012年から現職に就いている。本書は、序章(それはいつから広がったのか)~疲弊する職場~その病をよく知るために~日本の職場の問題点~職場に戻れる場合、去る場合~過労自殺という最悪のケース~終章(問題の本質はどこにあるのか)の全7章で構成されている。豊富な事例を提供、解を与えるのでなく、読者に、うつ病患者にどう臨むべきかを考えさせている。その一方で、現代の詐病とも言うべき「新型うつ」に対しては、その悪用と社会的損失に対し、歯に衣を着せることなく、厳しく糾弾している。

<日本の独特な社会的、心理的な風土を指摘する>

 日本の職場のどこに問題点があるのか。岩波氏は職場で精神疾患が増加している背景として、日本の独特な社会的、心理的な風土に着目する。第1の特徴は「多様性を認めない」ことであり、第2の特徴は「セカンドチャンスの乏しい」社会ということである。
 終身雇用制度は大企業においても過去のものとなった。そのため、勤労者は現在の仕事に固執し、会社側の要求する過重な業務やサービス残業も受けいれる。このような労働環境こそが、うつ病など精神疾患のリスクファクターになっている。
 うつ病や精神疾患の人物への職場対応は、腫物に触るようにするか、そうでなければ、完全に戦力外として無視することが多い。特に大企業の場合、精神疾患を持つ社員について会社が最も気にするのは、世間的な体裁である。本人の健康についても一定の配慮はするが、人事部にとっては「事故」が起きることが一番怖いのである。

<「新型うつ」は医学的には実態がない概念です>

 うつ病や精神疾患の問題解決を混乱させる詐病「新型うつ」が蔓延している。岩波氏は「“新型うつ”はうつ病ではありません。“新型うつ”と言われている若者たちは、単に生産性が低く充分な能力がない上に、真面目に働く意欲が不十分で、権利ばかり主張する、企業の中における不良資産に過ぎません」と歯に衣を着せず糾弾する。続いて岩波氏は「これはマスコミ用語なので、もしこの病名を用いる精神科医がいるとしたら、まともな医学教育を受けていない輩か、マスコミ受けを狙ったキワモノである」と厳しい。  その背景には、近年「病気」を悪用し、障害年金等を横領するケースが急増していることがある。なぜ、このような「うつ病もどき」の患者たちが堂々と自己主張しているのか。岩波氏は、それを許している社会やマスコミ、そして医者の責任を追及する。

<「残業代ゼロ政策」で、うつ病患者が急増する>

 社会的なセーフティネットが脆弱である日本においては、雇用の不安定さが増し、特に中高年の勤労者に辛い状態を強いており、今現在でも長時間労働が常態化している。  ところが、驚くべきことに、安倍政権は6月24日、一度「過労死促進法案」と言われ撤回された「ホワイトカラー・エグゼンプション」を新成長戦略の目玉として閣議決定した。岩波氏はこのような、言わば「残業代ゼロ政策」を推し進めれば、長時間労働がさらに常態化し、うつ病などの精神疾患を増加させることになると警鐘を鳴らす。
最後に岩波氏は、職場における精神疾患という問題は、一個人における「病気」の問題ではなく、経営方針や人事政策にも関連するレベルの課題であることを指摘する。それは、精神疾患に対する会社の考え方こそが、最終的には患者個人の扱いにも影響してくるからである。安易に「新型うつ」を認めている同じ企業で、その一方で、本当に苦しんでいる「うつ病」社員の解雇が進行するという誠に不可解な現象さえ起こってくる可能性がある。
【三好 老師】

【注】ホワイトカラー・エグゼンプション(ホワイトカラー労働時間規制適用免除制度)は、いわゆるホワイトカラー労働者(主に事務に従事する人々を指す職種・労働層)に対する労働法上の規制を緩和・適用免除する制度のこと。新成長戦略の目玉として6月に閣議決定された。この制度を導入する背景には、明らかに「残業代を抑える」という意図があり、「労働条件の改悪」という批判も多い。

<プロフィール>
三好 老師(みよしろうし)
 ジャーナリスト、コラムニスト。専門は、社会人教育、学校教育問題。日中文化にも造詣が深く、在日中国人のキャリア事情に精通。日中の新聞、雑誌に執筆、講演、座談会などマルチに活動中。

看護師の書いた糖尿闘病記
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太りやすい睡眠時間が判明

社会人を対象にした調査で、一日の睡眠時間が4時間未満の人は肥満を自覚する傾向にあるという結果が出たそうです。そこで今回は、4時間睡眠に絞って肥満と睡眠時間の関係についてご紹介します。

4時間睡眠に関する意外な調査結果?!

アイシン精機株式会社という寝具ブランドを扱っている会社が、全国1,206名の社会人に「睡眠」に関する実態調査をしました。
その結果、睡眠4時間未満の人は、4時間以上の人より2.8倍も肥満の傾向にあることがわかりました。平日は特に時間がとれず、寝ていたい時間まで寝ていられないという人が多いようで、睡眠時間が短い人ほど肥満について悩んでいる傾向があることがわかりました。
現代人の多くは、単純に「睡眠不足」の一言で片付けられないような悩みを抱えていることがわかります。

4時間睡眠だと肥満になる理由

睡眠時間が短い人が肥満を自覚する傾向にあるという結果については、しっかりとした理由があります。睡眠時間が短いと、食欲を抑える役割を果たすホルモンのレプチンが出にくくなってしまいます。
すると、肥満だけでなく、糖尿病や高血圧にもなりやすくなります。さらに、睡眠不足がきっかけで肥満になり、肥満になったことで糖尿病や睡眠時無呼吸症候群になり、さらに睡眠障害を引き起こすという悪循環に陥ってしまうケースもあるようです。
そのため、睡眠の質を向上させ、睡眠をしっかりと取ることが大切になります。
起きたい時間よりも早く目が覚めてしまう
起きようとする時間に起きられるかどうかという調査結果でわかったことは、約8割の人が起きたい時刻よりも前に目が覚めてしまうことがあるということです。
寝ていられる時間よりも前に、または途中で起きてしまうとのことです。さらに42.5%の人は、1時間以上も前に目が覚めてしまうといいます。
ストレスや日常の焦りなどもあり、十分な睡眠が取れない環境を自ら作り出してしまっているともいえます。
睡眠を取る前にしっかりと気分をほぐしリラックスさせ、平日から十分な睡眠が取れるように心がけましょう。

【参考】 朝日新聞 『全国1,206名の社会人に聞いた「睡眠」に関する実態調査』
Photo by Charlie Barker

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本当に痩せるのは低炭水化物?低脂肪?米調査でついに決着か!?
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体重を減らしたいと思ったら、カロリー摂取量を減らす必要がある。では、パンや菓子などの炭水化物と、肉の脂身やバターなどの脂肪の、どちらをより我慢した方がいいのか?――その答えが、米Tulane大学のLydia A. Bazzano博士らの研究グループによって明らかにされた。
同研究グループは、最近人気の低炭水化物ダイエットが心血管系にどのような影響を与えるのかについての研究があまりされていないことに注目。これを明らかにするために、従来の低脂肪食によるダイエットとの比較調査を実施した。
その結果、炭水化物を減らした方が、より体重が減ることが分かったのだという。

低炭水化物食と低脂肪食を1年間摂取

調査には、心血管疾患や糖尿病のない肥満の成人男女148人が参加。
被験者は、肉や牛乳、バターに含まれる飽和脂肪酸を減らす”低脂肪ダイエット”グループと、パンや糖度の高い穀物といった高炭水化物食品を減らす”低炭水化物ダイエット”グループとに分かれ、毎日、何を食べたかを研究者らに報告した。
ちなみに、摂取カロリーの制限はなかったが、どちらのグループも平均して1日500~700kcalほどカロリー摂取量をカットしていたとのこと。運動量も両グループで大きな差はなかった。

3倍の減量効果に、心疾患リスクの低下も

そして1年後に体重を計測したところ、低脂肪の食事を取っていたグループの体重は平均1.8kg減量した。一方、低炭水化物食のグループの体重は、平均5.4kgも減量していたのだという。実に3倍のダイエット効果だ。
しかも、低炭水化物食のグループにもたらされたメリットは体重だけではなかった。コレステロール値が改善し、体脂肪率も低下。心疾患のリスクも、より低下していたのだという。

低炭水化物食だけが原因ではない可能性も

ただこの結果は、純粋に炭水化物の摂取量が減ったためだけではないかもしれない。
というのも、低炭水化物食グループの人々が摂取する脂肪は、肉やバターなどに含まれる飽和脂肪酸ではなく、ナッツや魚などに含まれる不飽和脂肪酸であることが多かったのだという。飽和脂肪酸の過剰摂取は動脈硬化の原因となるとされているが、不飽和脂肪酸は逆に動脈硬化を防ぐ効果があるとされている。
というわけで、低炭水化物と低脂肪、どちらが効果的なダイエットかについては、まだ決着がつかないようだ。
とはいえ、炭水化物の摂取量を低く抑え、脂肪はなるべく不飽和脂肪酸で摂取する食事が、減量と心疾患リスクの低下につながったのは事実だ。ダイエットの際は参考にしてみてはいかがだろうか。

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万能すぎ…!スパイスがもたらす4つの健康効果


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 暑い夏に辛~い料理を食べて汗だくになるのも良いが、やはり肌寒くなってくるこれからの季節、冷え性の人ならずとも、体を芯から温めてくれるスパイスは強い味方となってくれるだろう。
ところでスパイスの効果は単に体を温めたり、料理のアクセントだけにとどまらないことをご存じだろうか?そこで今回は、専門家の間でも期待と注目を集めるスパイスの健康効果をご紹介しよう。

1.食欲を抑える

激辛料理に欠かせない唐辛子。唐辛子のダイエット効果を耳にすることが多いが、それは唐辛子に含まれる成分には食欲を抑える働きがあるから。
唐辛子を使った料理と刺激のないあっさりとした料理で比べてみると、辛い料理を食べた人の方が摂取カロリーが75カロリー少なかったことが、米パデュー大学の調査で明らかになっている。
また唐辛子の主成分であるカプサイシンを摂取すると、脂肪や塩分、糖分に対する欲求が抑えられる、とも。料理が辛い方が少量で満足でき、摂取カロリーが少なくて済むのでダイエットにはお勧めだ。

2.悪玉コレステロールを減らす

中国・香港中文大学Zhen-Yu Chen教授らの調査、研究により、カプサイシンには悪玉コレステロールを減らす働きがあることも明らかになっている。
悪玉コレステロールの蓄積を抑える一方、カプサイシンには動脈を狭めようとする遺伝子をブロックし、血管の筋肉を弛緩させて広げ、血流量を増やす効果もあるという。

3.糖尿病や心臓病を予防

スパイスはまた、心臓病や糖尿病に関係するといわれるトリグリセリドの値にも影響する。米ペンシルベニア州立大学のSheila West准教授らが行った調査では、カレースパイスを加えたチキン料理と、ハーブとシナモン入りのパンを食べた被験者のトリグリセリド反応、及びインスリン反応が共に低下した。
これはスパイスを加えていない、同じチキン料理とパンを食した被験者と比較した結果だが、同調査で効果を発揮したのは、ターメリックとクローブというスパイスである。

4.がんを予防

その抗酸化作用に加え、最近では抗がん作用があることもわかり注目されるのがカレー。カレーのスパイスとして使用される、ウコンの黄色色素クルクミンがカギを握る。
ウィーン農科大学米ルイビル大学など複数の調査、動物実験により、クルクミンの粒子を含んだカプセルでがん細胞を死滅、もしくは進行を遅らせられることが証明された。
今後は人体での実験が計画されるなど、専門家の間でもその抗がん作用に期待が高まっている。

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本当はどっちが効果的?低炭水化物ダイエットとローファットダイエット


ローカーブ(低炭水化物)ダイエットとローファットダイエット、どちらが効果的なのでしょうか?

米国内科学会の医学学術雑誌「アナルズ・オブ・インターナル・メディシン」の最新の研究により、体重を減らしたいなら「ローカーブ」が効果的だということが明らかに!

研究では、心臓病や糖尿病のない肥満男女148人を対象に行い、半数にローカーブを、残りの半数にローファットダイエットを実施。1年後、ローカーブを行ったグループは、ローファットよりも3.5kg多くの減量に成功。

さらに、ローカーブでは脂肪量や心血管リスク因子が大幅に減少していたことも判明。

それなら今すぐにローカーブを始めようかな?と思っている方、始める前に知っておきたい注意点があります。

この研究の指導的立案者でチューレーン大学の栄養学教授であるリディア氏によると、炭水化物がどの食材に含まれているかをチェックするべきとのこと。炭水化物が白米やジャガイモ、飲み物に入っていれば摂取を減らした方が良いですが、野菜やフルーツに含まれていれば心臓疾患の健康に役立ち体重を減らす効果もあるとのこと。

全ての炭水化物を減らすのではなく、野菜やフルーツから摂取する分には問題がないのですね。

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人工甘味料で糖尿病リスク増加、ネイチャー誌に論文 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

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【9月18日 AFP】
健康的とされる人工甘味料が、実際には糖尿病のリスクを高めている可能性があるとする研究論文が17日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。人工甘味料が幅広い食品に使用され推奨されている現状の見直しを訴えている。

ノンカロリー人工甘味料(NAS)とも呼ばれるこの添加物は、ソーダやシリアル、デザートなどに使用されており、体重増加や糖分摂取を気にする人々向けの巨大市場となっている。
一部の専門家らは、世界各国で増加している2型糖尿病患者や、血糖値の上昇を伴う「耐糖能障害」と呼ばれる糖尿病の前段階に当たる状態の患者に対して、NASを推奨している。
NAS分子は、舌の上に甘い味覚を残した後、体内に吸収されることなく腸管を通過する。これが、砂糖とは違い、カロリー量が無視できる程度(あるいはゼロ)になる理由だ。
しかし論文によると、複数のマウスと少人数の人間に対して実験を行った結果、NASが腸内細菌の増殖と機能を阻害し、実は耐糖能障害を促進していることが分かったという。
イスラエル・ワイツマン科学研究所(Weizmann Institute of Science)のエラン・エリナフ(Eran Elinav)氏とエラン・セガル(Eran Segal)氏が率いる研究チームは、広く使用されている3種類のNAS(アスパルテーム、スクラロース、サッカリン)を選び、人間の推奨最大摂取量をマウスの体の大きさに合わせて換算した量を飲み水に混ぜてマウスに与えた。
その結果、NASを与えられたマウスには耐糖能障害がみられたが、ただの水や砂糖水を摂取したマウスにはみられなかった。
また研究チームは、NASを摂取したマウスとブドウ糖を摂取したマウスの排せつ物を、腸内細菌を持たないマウスの体内に注入した。すると、NASの排せつ物を注入されたマウスの血糖値は急上昇し、腸内細菌が別のグループと比べより活発に栄養分からブドウ糖を搾取する働きを見せた。
チームは次の段階として、研究対象を人間に移した。まず、糖尿病ではない381人から得たアンケートや健康データを入念に調べたところ、耐糖能障害とNAS摂取量増加との間には「重要な」関連性があることが分かった。
さらに研究チームは、普段はNASを摂取しないボランティア7人に、米食品医薬品局(US Food and Drug AdministrationFDA)が推奨する最大摂取量の甘味料を含んだ食事を7日間とってもらった。結果、マウスと同様に、4人の血糖値は5~7日以内に上昇し、腸内細菌の構成にも変化が見られたという。(c)AFP/Richard INGHAM

AFPBB News

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