朝食はパンか、ご飯か?

 かつおの香り高い澄んだ色の一番だし。口に含むと、こんぶとかつおの濃いうま味がグッと迫ってくる。塩分を一切入れていないのに、この迫力は一体なんだろう。
 先月、筆者は京都・祇園の老舗料亭「菊乃井」で上手なだしの取り方を取材した。その詳細は日経ビジネス9月15日号のCULTURE欄で紹介する予定だが「こんなに美味しいだしが世の中にあるのか」と感動するくらいの衝撃だった。
 一番だしにはうま味成分、グルタミン酸とイノシン酸が含まれる。これらは脳内の快楽や幸福感に関係する「脳内報酬系」と呼ばれる部分を刺激することが明らかになっており、それが非常に高い満足感を導くメカニズムになっている。
 「美味しいだしで作ったおみそ汁とごはん、焼き魚、のりがあれはちゃんとした朝食が出来上がるでしょ」。菊乃井主人の村田吉弘さんは力説する。
 その時、ふと筆者の頭に「朝食はやっぱり和食?」という疑問が浮かんだ。そこで村田さんに「朝にパンを食べるのはやっぱりだめなのでしょうか」と聞いてみた。
 どうやら私の質問は、村田さんのアンテナを刺激してしまったらしい。村田さんは「パン食は急激に血糖値を上げるが下がるのも早い。この急激な変動が身体のあらゆる部分に負荷をかけることは、医学、アンチエイジング学の常識になっている」と話す。
 加えて日本人は、血糖値に働きかけるインスリンの分泌量が欧米人の約半分だ。それだけに、血糖値が高い状態が続いてしまうとすい臓に負荷がかかり、糖尿病にかかりやすくなる。「日本人の身体には和食が一番合っている」と村田さんは持論を展開する。
 「私の子供はパンが好きなんです。やはり良くないのでしょうか」。ここまで聞いてだんだん心配になってきた私は、村田さんの言葉を期待するように尋ねた。だがだめだった。
 「血糖値の急上昇、急低下は、集中力に欠けた、キレやすい子供を作る。加えてパンにぬるジャムやバターは砂糖、油のかたまり。肥満の原因になりやすいですよ」
 完敗である。京都から帰る新幹線の中、私の頭の中は「キレやすい子供」という村田さんのフレーズがぐるぐるぐるぐる回る。本当にパン食は良くないのだろうか。

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「利便性」ではパンに軍配
 昨年、ユネスコ無形文化遺産に和食が登録されてから、その良さが見直され始めている。食の欧化が進んだ子供たちに、和食の魅力を伝えたいと、新潟県三条市や京都府など、米飯給食に力を入れる自治体も増えてきている。和食の持つ繊細な味を、小さい頃から知ってもらいたいと、村田さん始め多くの日本料理人もこの動きに賛同している。
 ここにきて沸き起こる和食ブーム。だがその一方で「利便性」という点ではパン食が勝るのも事実だ。
 私には2歳3カ月の娘がいる。朝、起きてから保育園に連れて行くまでのあわただしい時間。パンを朝ごはんにすれば、トースターに放り込んでいる間に、牛乳をコップに注ぎ、卵焼きを焼き、冷蔵庫からバターとジャムを出せる。パンが焼けたら卵をその上に乗せて食卓に出せばそれでおしまいだ。野菜が食べたければミニトマトを洗って出せばいい。
 だがご飯はまずご飯を炊飯器によそい、前日に作ったおみそ汁を温め、魚を焼き、小鉢に煮豆などをよそい…と、明らかに手間がかかる。お皿もたくさん使うため、洗いものも増える。
 だが健康になるためには、やはり手間をかけた方が良いのだろうか。そう考えた私は、1週間だけ、頑張ってみることを決意した。以下はその記録である。ちなみに夫は現在海外に長期出張のため、娘のご飯が中心である。

娘の食べたもの 一言コメント
京都出張。朝食に和食を取り入れることを決意する
しらすのおにぎり、みそ汁(キャベツ、にんじん、たまねぎ)バナナ、牛乳 みそ汁は前日作る。おにぎりは大好きでよく食べる
じゃこふりかけ、ごはん、のり、枝豆、みそ汁(おくら)、桃 あまり食べてくれなかった。
フレンチトースト、牛乳、マスカット 朝を和食にしたため、数日放置しておいたパンが固くなり、急遽作る。トーストが上手くフォークに刺せず、かんしゃくを起こして泣く。
さけ西京焼き、のり、ごまごはん、お吸い物(卵)、バナナ、牛乳 さけをほぐし、ご飯にまぜて与えたところ喜んで食べる
にゅうめん(だし汁につけごまをふったもの)、みそ汁(なめこ)、バナナ、牛乳 ご飯を炊き忘れたのでそうめんをゆでる
ピザトースト、みそ汁(豆腐、わかめ)、ぶどう 今度はご飯の付け合せがないことに気づき、冷凍ピザトーストを焼く

最悪、食パンと汁物でも良い
 我ながら振り返ると、つくづく駄目な母親である。ご飯を炊き忘れたり、おかずを作り忘れたり…。和食は準備する物が多い分、1品欠けると献立が成立しない。
 だが、出来ないことはないと思った。京都でだしの取り方を教わってから、毎晩きちんとだしを取るようになった。野菜の入ったみそ汁や吸い物さえあれば、栄養面で偏りも出にくいし、温かい汁物は満足度を高めてくれる。朝食はパンかご飯かではなく、むしろ「汁物」が重要なのではないか。私は今回の経験から、そう感じたのだった。
 最悪の場合、食パンとみそ汁でも何とか成り立つのではないかと思う。汁物は1杯200cc。大人の胃の容量は1000ccなので、汁物を一杯飲めば、胃の20%が占領される。パンやご飯といった、主食の食べ過ぎも抑えられる。  
 ご飯もパンも炭水化物であることには変わらない。ご飯も血糖値を上げやすいことは確かだ。それなのにごはんがパンより良い、と言われるのは、おかず、汁物という風に、ご飯には組み合わせるものが、トータルで低カロリーになるからである。汁物が、そのことに大きく貢献していることは間違いないだろう。
 ちなみに我が娘、連日のごはんの朝食に飽きたのか、「パン食べる」と訴え始めた。菓子パンでなければ、パン食でもいいのではないかと思い始めている。大事なのは、きちんと朝ご飯を食べることなのだから。

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看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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肥満、がん、うつ、老化、認知症等に効く「魔法の薬」が明らかに
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肥満、糖尿病を予防し、がんのリスクが低下、うつ病や不安を和らげ、股関節骨折のリスクを40%も減らすことができる。さらに思考能力を改善させ、アルツハイマーの進行を抑え、老化や早死までも抑制する効果がある――そんな「魔法の薬」を、英アストン大学のDr James Brown博士(健康科学)が英国科学フェスティバルの講演で明らかにした。
この「魔法の薬」とは一体何なのか?
すでにお気づきの方もいるかもしれない。それは「1日30分のウォーキング」だ。
運動なら何でもいいわけではない
Brown博士によれば、これらの魔法のような効果は、マラソンを習慣にしている人や、ジムでウェイトを持ち上げたりジョギングマシンで4時間走ったりするような人にはみられないのだという。あくまで、1日30分ウォーキングをする人にのみ確認された健康効果なのだそうだ。
また博士は講演で、認知症の症例のおよそ30%は、適度な運動など生活習慣を改善することによって予防できる、という研究事例を紹介した。
そして「老化による知的な衰退は避けられないが、30分の適度な運動はさまざまな疾患や認知機能低下のリスクを減らすことができる」と説明している。
「魔法の薬」もあながち間違いではない!
ウォーキングが体にいいなんて当たり前のことじゃないか、とガッカリした方もいるかもしれない。
たしかにウォーキングが体にいい、ということは誰でも知っている。しかし、具体的に効果を並べてみると、それがいかに素晴らしいことかが分かるのではないだろうか。
これだけの健康効果をもった薬など、この世のどこにも存在しない。しかし、誰もが今日からそれを始めることができるのだ。Brown博士が「魔法の薬」と表現するのもうなずける。
毎日30分かけて、この「魔法の薬」を服用してみてはいかがだろうか。

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ブヨブヨお腹そのままでいいの?「でっぱら女子」が食べるべき5つの食材
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体はそれほど太っていないのに、おなかにぶよぶよのぜい肉がたっぷりの“でっぱら女子”いますよねぇ? いくら運動しても、ダイエットをしても「どうしてもおなかのぜい肉だけが落ちない!」と、あなたは悩んでいませんか? 
それはもしかしたら、おなかのぜい肉を落とすのに必要な食材を食べていないからなのかもしれません! そこで今回は、英語圏の情報サイト『StyleCaster』を参考にして、おなかのぜい肉を減らす食材をご紹介しますね。
■おなかの脂肪を減らす“一価不飽和脂肪酸”とは?
みなさん、“脂は太る”と連想しがちですよね? ところが、脂の中でも“一価不飽和脂肪酸”には、何とおなかのぜい肉を減らす効果があるんです! 血糖値が上がると、おなかにぜい肉がつきやすくなります。ところが、この一価不飽和脂肪酸はそれを防いでくれるんですよ。
アメリカの糖尿病雑誌が行った調査では、一価不飽和脂肪酸を摂取した人としなかった人とでは、摂取した人の方がおなかのぜい肉が落ちた、という結果が出ています。これは見逃せませんよね。
■“でっぱら女子”が食べるべき食材5つ
では、どういった食材に一価不飽和脂肪酸が含まれているのでしょうか? そして、他にもおなかのぜい肉を減らす食材は? いくつかご紹介しますね。
(1)エキストラバージンオリーブオイル
エキストラバージンオリーブオイルは、一価不飽和脂肪酸の宝庫です。しかも、心臓や、脳の健康にも最適。1日に大さじ2杯が目安です。熱は加えないようにして、サラダのドレッシングなどにして食べてくださいね。
(2)アボカド
アボカドも、一価不飽和脂肪酸をたくさん含む食材です。ですが、カロリーが高いので食べ過ぎにはご注意くださいね。
(3)アーモンド
アーモンドにも、一価不飽和脂肪酸はたくさん含まれています。しかもそれだけではなく、植物繊維、タンパク質、ビタミンE、マグネシウムなど、血糖値を安定させる成分がいっぱいです。
目安として、1日に約23粒ほど食べてみてください。その中には約9ミリグラムの一価不飽和脂肪酸が含まれており、しかもたったの165カロリーほどですから、おやつにピッタリですよね。
(4)ダークチョコレート
ダークチョコレートは、消化を助け、なんと、おなかもペッタンコにしてくれるので、甘いのもが大好きな女子にはもってこいです。ただし、カカオ成分が70~85%以上のものにしましょう。
(5)ほうれん草
ほうれん草は、一価不飽和脂肪酸を含むだけでなく、カロリーが低くビタミンやミネラルが豊富で、おなかが空きにくくなるすばらしい野菜なんですよ。
以上“でっぱら女子”が食べるべき5つの食材についてお伝えしましたが、いかがでしたか? この他にも、ヨーグルトやベリー類、サーモンなどもオススメです。
やはり、何を食べているのかってダイエットにはとても重要なんですね。みなさんもこれを参考に、“でっぱら女子”を卒業してくださいね!
Peachy

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0カロリーなのに甘さは砂糖の50倍!美容効果バツグンのハーブティー
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疲れたときに欲しくなるものといえば、スイーツ。スイーツを食べると、口いっぱいに甘さが広がって、幸せな気持ちになりますよね。でも、女性としては糖分や脂肪分、カロリーが気になります。そこで、甘いハーブティーでスイーツ気分を味わってみませんか? オススメのハーブは、「リコリス」です。
リコリスの甘さは、なんと砂糖の約50倍! ダイエット甘味料としても使われているほどです。もちろん、ただ甘いだけではありません! ハーブ(薬草)として、免疫力を上げ、抵抗力を強化する働きもあるといわれています。
夏から秋へと移り変わるこの時季は、疲れやだるさを感じやすく、体調を崩しがちです。自然の甘みがあるハーブティーで疲労感をやわらげ、心をほっこりとさせましょう。それでは、リコリスと相性がいい、ブレンド向きのハーブをご紹介します。
スイートマジョラム
神経を鎮めて、心の安定を取り戻す作用があるといわれています。心身の緊張をやさしく解きほぐすので、眠りを誘うナイトティーとしても◎。野性味があり、口の中がすっきりとする味わいです。
スペアミント
メントールが少なめですが、すぐれたリフレッシュ効果が期待できます。マイルドな清涼感が、ミントティー初心者にオススメ。ペパーミントに比べて甘みがあり、穏やかな香りが特徴です。
ブレンドの割合はお好みですが、甘みの強いリコリスは少量にすることがポイントです。
ハーブティーは、いつも私たちの身体にやさしく寄り添い、気分を上向きにしてくれる存在です。香りを楽しみ、色を愛で、ゆっくりと味わう。自然のチカラで自分を慈しむ時間は、心と身体を美しく整えます。ぜひ、日々の生活に取り入れてみてくださいね。
※リコリスは、多量・長期の服用には注意が必要です。また、高血圧や糖尿病などの持病がある方は使用をお控えください。
photo:thinkstock

※自分らしく、ていねいに美しく暮らすための〝きっかけ“がつまった美の応援サイト Beauty & Co. より

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