糖尿病薬インスリンにジェネリック薬がない、「100年近く守られる」、安価にならない 「高価なために買えないと重大な合併症につながる」

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 糖尿病の薬、インスリンのジェネリック薬がないのは、製薬会社が少しずつ変更を加えて100年近く特許を守ってきたからのようだ。

 米国ジョンズ・ホプキンス大学医学大学院の研究グループが、有力医学誌ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン2015年3月号で報告した。

糖尿病にとっては重要な薬
 米国では600万人以上が使用しているインスリン。

 糖尿病は医薬品を使用せずに生活習慣の改善で管理できる場合も多い一方で、一部の人は毎日インスリンを注射しなければならない。

 処方薬が保険でカバーされていない場合、インスリン代は毎月120~400ドルに上る。日本円で言うと、1カ月1万~4万円ほどの範囲になる。

 もっとも日本では国民皆保険なので米国ほど高くなることはないにしても、負担が続くのは変わりないだろう。

 インスリン代が払えない人は注射を止めてしまい、失明や腎不全につながる怖れがある。

 今回、研究グループが問題視したのは、「なぜかこのインスリンにはジェネリック薬がない」という点だ。

 研究グループは、その理由を探った。
新しいタイプは複製困難
 インスリンは1921年にトロント大学の医療チームによって発見され、特許所有者の大学は1923年にその製造権とその後の全ての改良の特許取得権を製薬会社に売却した。

 30年代と40年代、製薬会社は1日1回の注射で済む長時間作用タイプを開発した。70年代と80年代、メーカーは牛/豚から抽出するインスリンの純度を改良した。その後、数社が合成の類似体を開発した。

 このように少しずつ改良されてきたために特許権が継続し、ジェネリック薬のメーカーは特許の切れた古いタイプを作っても使ってもらえないので、手を出さないという状況があると分かった。

 そして現在、米国ではバイオテクノロジーを駆使した合成インスリンが標準になっている。

 最初の合成インスリンの特許は2014年に切れたが、より新しい形態のものは複製が難しく、特許のないバージョンはFDAによる長い承認プロセスを経なければならず、製造コストも高い。そのため市場に出ても、20~40%しか安くならない。

 「インスリンの歴史は、公衆衛生保護の観点からジェネリック薬の限界を示していると思われる」と研究グループは指摘する。

 安価なインスリンがあれば、それは望ましいのだろう。


文献情報
Why People with Diabetes Can’t Buy Generic Insulin. Johns Hopkins Medicine News and Publications. 2015 Mar 18.
http://www.hopkinsmedicine.org/news/
Greene JA1, Riggs KR. Why is there no generic insulin? Historical origins of a modern problem. N Engl J Med. 2015 Mar;372:1171-5.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25785977
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMms1411398

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薬局が活発になると糖尿病を遠ざけられる?糖尿病予備軍を健康に ドイツの生活改善プログラム「グリセミア」

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 ドイツで糖尿病予備軍の人たちを対象に、薬局を主体とした生活スタイル改善プログラム「グリセミア」が実施され、その効果が検証された。その結果、1年間の実施で糖尿病リスクが下がり、効果が認められた。

 ドイツのフリードリヒ・アレクサンダー大学エアランゲン=ニュルンベルクを中心とした研究グループが、米国糖尿病学会誌ダイアベーツ・ケア誌で2015年3月17日に報告した。

薬局での生活改善指導

 2型糖尿病の主な原因は生活習慣と知られている。したがって、2型糖尿病の予防には、生活改善が効果的だ。

 今回研究グループは、ドイツ国内の42の地域の薬局で、2型糖尿病予備軍の人を対象に、生活スタイル改善プログラム「グリセミア(GLICEMIA)」を1年間実施し、糖尿病の発症リスクが下がるかどうかを検証した。

 検証に参加したのは糖尿病予備軍の1092人。参加者はランダムに2つのグループに分けられ、片方はグリセミアを実施した。もう片方は比較対照グループとし、実施しなかった。

 グリセミアでは、生活スタイル改善に関する個人カウンセリングが3回、教育グループセッションが5回実施された。一方、比較対照グループでは、参加者の健康に関する情報のみを3回評価した。

 各グループの糖尿病リスクは、フィンランド発の糖尿病リスクスコア「FINDRISC」の平均スコアとして算出した。FINDRISCは8項目のアンケートから成り、このスコアと10年後の糖尿病発症率が相関すると知られている。

糖尿病を遠ざける可能性

 グリセミア参加前と参加後のFINDRISCスコアの差を比較して、改善の度合いを評価した。その結果、グリセミアを実施したグループは、しなかったグループと比べてFINDRISCスコアが0.74点改善していた。

 今回の検証により、薬局で実施される生活スタイル改善プログラム「グリセミア」は、糖尿病予備軍の人の発症リスクを下げる可能性があると分かった。1年後に実際に糖尿病を発症した人までを減らすに至らなかったものの、薬局がもっと活発になれば糖尿病の悪化を食い止められるのかもしれない。日本人ではどうだろうか。

文献情報
Schmiedel K et al. Effects of the Lifestyle Intervention Program GLICEMIA in People at Risk for Type 2 Diabetes: A Cluster-Randomized Controlled Trial. Diabetes Care. 2015 Mar 17. [Epub ahead of print]
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25784662

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糖尿病ならば朝食は多めで!
夕食のカロリーを少なめに

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 糖尿病ならば朝食は多めが良いようだ。

 日中の血糖値を抑えることにつながるからだ。

 イスラエル、テルアビブ大学のダニエラ・ジャクボウィッツ氏らの研究グループが、ダイアベトロジア誌において2015年3月16日に報告している。

1日のカロリーは同じで、食事パターンを変えるだけ

 研究グループによると、肥満によって糖尿病を発症する人が増えている。世界中で3億8200万人以上が糖尿病で、そのほとんどが2型糖尿病である。糖尿病になると食事後に血糖値が上がることで心臓や血管の病気につながり、合併症に発展すれば命に関わってくる。

 研究グループは30歳から70歳の2型糖尿病の男性8人と女性10人を対象として検証した。ランダムに2つのグループに分けて、「食事B」と「食事D」を1週間取ってもらうというものだ。

 食事Bは朝食約700キロカロリー(2946キロジュール)、昼食約600キロカロリー(2523キロジュール)、夕食約200キロカロリー(858キロジュール)という朝食にカロリーが高いタイプ。

 食事Dは逆に朝食約200キロカロリー(858キロジュール)、昼食約600キロカロリー(2523キロジュール、夕食約700キロカロリー(2946キロジュール)という夕食にカロリーが高いタイプとした。

 カロリーが高い食事の内容はパン2切れ、牛乳、ツナ、グラノーラバー、スクランブルエッグ、ヨーグルト、シリアル。

 カロリーが低い食事の内容は七面鳥の胸肉の切り身、モッツァレラチーズ、サラダ、コーヒーとなっている。

 1週間後にクリニックで、血糖値、血糖値を下げるホルモンであるインスリン、炎症に関係するCRP、血糖値に反応してインスリンを出させるホルモンであるグルカゴン様ペプチド1(GLP1)を計測した。その後、グループの食事を入れ替えて、食事Bと食事Dの差をさらに調べた。

糖尿病にとって朝食が黄金時間

 その結果、食事Bを取ると、食事Dを取ったときと比べて、食後の血糖値の上昇が20%低くなると分かった。インスリン、CRP、グルカゴン様ペプチド1が20%高くなっていた。食事Bは昼食後の血糖値の上昇が23%低くなった。

 糖尿病になったときに何を食べるべき、何を食べざるべきというよりは、食べるタイミングが大切。血糖値をうまくコントロールする手軽な方法として関係ある人ならば参考にしたい研究結果と言えそうだ。

文献情報

Jakubowicz D et al. A Breakfast of Champions for Diabetics. Diabetologia. 2015 Mar 16.
https://www.aftau.org/

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1型糖尿病の発症原因、1つは「ウイルス感染」だった 米マサチューセッツ大学、ネズミの実験で証明

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 膵臓のβ細胞が破壊されて発症する1型糖尿病。その原因の1つに「エンテロウイルス」の感染が関与しているようだと分かった。

 米国マサチューセッツ大学の研究グループが、糖尿病の専門誌ダイアベーツ誌の2015年4月号で報告した。
1型糖尿病でβ細胞はなぜ死ぬのか?
 食事などで血糖値が上がると、膵臓のランゲルハンス島にあるβ細胞から、血糖値を下げるホルモン「インスリン」が分泌される。この制御がうまく働かなくなって血糖値が高い状態になるのが糖尿病だ。

 糖尿病のうち「1型糖尿病」は、β細胞が壊れてしまい、発症する。その主な原因は、普段外敵を攻撃して体を守ってくれている仕組み「免疫」が、何らかの原因でβ細胞を攻撃するようになり、破壊してしまうためと言われている。

 1型糖尿病の発症には、「遺伝」と「環境」の両方が関わっていると知られている。発症の引き金となる環境要因として疑われているものの1つに、主に腸で増える「エンテロウイルス」の感染がある。しかしまだ証明はされていない。

 今回研究グループは、人間の組織に拒絶反応を起こさないネズミにヒトのランゲルハンス島を移植したモデルを使い、エンテロウイルス感染が1型糖尿病の発症に関係するかを調べた。エンテロウイルスは、人間のランゲルハンス島の細胞にも感染する「コクサッキーウイルスB群(CVB)」という種類のものを用いた。
β細胞はウイルスに感染して死んだ
 まず、ネズミの膵臓のβ細胞を取り除いた。するとネズミは高血糖症になった。この状態で人間のβ細胞を含むランゲルハンス島を移植してやると、ネズミの血糖値は正常に戻った。そこにCVBを感染させて、血糖値の変化を観察した。

 結果、CVBに感染したマウスの47%が高血糖症になった。

 さらに、感染したマウスから、移植していたランゲルハンス島を再び取り出して解析を行った。すると、ウイルスの構成成分であるタンパク質やRNAが検出され、確かにここにCVBが感染していたと分かった。

 また、移植だけしてCVBを感染させなかったマウスから再び取り出したランゲルハンス島に比べ、感染させた方ではインスリンの分泌量が減っていた。さらに、遺伝子の働きを解析したところ、感染によりランゲルハンス島でいろいろな炎症関連物質(インターフェロン)が出ると分かった。

 今回の実験により、1型糖尿病でインスリンを出すβ細胞が破壊される原因の1つとして、β細胞にエンテロウイルスが感染し、免疫細胞がそれを排除しようとした結果、β細胞を破壊してしまった、という流れも見えてきた。

 発症原因の一部がまた少し明らかになったと言えるだろう。

文献情報
Gallagher GR et al. Viral infection of engrafted human islets leads to diabetes. Diabetes. 2015; 64: 1358-69.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25392246

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文化放送が「ラジオ糖尿病講座」を4月1日より開始 – 医師が日替わりで登場

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野村邦丸アナウンサー

文化放送は、4月に「文化放送 糖尿病予防キャンペーン」を実施するのにあわせ、新コーナー『ラジオ糖尿病講座』を開始する。
同キャンペーンは、自身や家族のため、糖尿病を正しく知って、正しく向き合っていくことを目的に実施する。 キャンペーンスピーカーには野村邦丸アナウンサーを起用。野村アナは、キャンペーンスポットCMを放送するほか、『くにまるジャパン』(毎週月~金曜、9時00分~13時00分生放送)内にて新コーナー『ラジオ糖尿病講座』も担当する。

同講座は、全16回にわたり、日替わりで糖尿病に詳しい医師をゲストに迎えて放送する。「どんな人が糖尿病になるのか」「自覚症状」「家族ができること」「糖尿病予防のメニューのポイント」「高齢者の注意点」など、さまざまなテーマで展開する。毎回、医師から糖尿病に関するクエスチョンが出され、それに野村アナが答える形で進行する。
放送日程は、4月1~3日、6~10日、13~17日、27・28・30日。放送時間は12時18分頃~28分頃(『くにまるジャパン』内)。

マイナビニュース

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糖尿病合併症のリスク、医師9割が「説明」も患者の半数には認識されず-塩野義製薬

2013年の「T-CARE Survey」に続き、大規模調査を実施

塩野義製薬株式会社は3月24日、「糖尿病患者と医師の治療と行動に関する意識調査(T-CARE Survey 2)」の結果を発表した。この調査は、糖尿病患者3,580名と医師298名を対象に、今年1月に実施されたもの。

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画像はプレスリリースより

同社は2013年10月にも、「糖尿病患者の意識と行動」調査「T-CARE Survey」を実施している。その結果として、前向きに治療に取り組むため、患者の「効果認識・病状理解」の向上が不可欠であり、そこには患者と医師との関わりが大きく影響しているということが分かっていた。そこで今回の調査では、糖尿病患者と医師の間にある“意識”や“認識”の差を調べたという。

医師に指示された運動・食事管理を実践している患者は3割

合併症などのリスクに関する説明では、「脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくなる」ことを「説明している」と回答した医師が93.3%であるのに対し、「説明を受けたことがある」と回答した患者は49.1%。合併症などのリスクに関する医師の説明は、医師が思っているほど患者に伝わっていないことが分かる。

また、糖尿病の治療について、「継続しなければならない」と回答した患者は89.4%であるのに対し、「治療を継続しなければならないと患者自身が思っている」と回答した医師は62.1%。患者は医師が思っているより“治療継続意識・合併症予防の必要性”を認識していることが示唆された。

このような意識差は、生活習慣改善や治療サポートにも認められている。医師に指示された「運動をしっかりやっている」、「食事の管理をしっかりやっている」と回答した患者は3割程度に留まり、医師が期待するほど、運動・食事管理などの生活習慣の改善が実践できていないという結果となった。
さらに、糖尿病治療に関して、「医師以外に関わりのある医療関係者はいない」と回答した患者は64.9%にものぼり、医師以外にメディカルスタッフや家族の治療サポートがある患者は、まだ少数であることも分かった。

なお、調査結果の詳細データは、http://www.shionogi.co.jp/static/tcare_survey1503.pdfで確認できる。(遠藤るりこ
▼外部リンク
塩野義製薬株式会社 プレスリリース

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ココアに「糖尿病」を遠ざける効果、秘密は肝臓に? 体重増加や血糖値を減らす仕組み

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 ココアを飲むと、糖尿病を遠ざける効果があるようだ。

 その仕組みまでが分かってきた。

 まだ冷え込むような日もあるところ、ココア好きにはちょっとお得な報告と言えるのかもしれない。

ココアの効果を検証

 スペイン、マドリッドのシウダ・ウニベルシタリアを中心とする研究グループが、栄養生化学の専門誌、ジャーナル・オブ・ニュートリショナル・バイオケミストリー誌オンライン版で2015年3月14日に報告したものだ。

 糖尿病には2つのタイプがある。体を守る免疫の過剰な働きで起こる1型糖尿病、もう一つは、生活習慣の悪影響で血糖のコントロールに異常の起こる2型糖尿病。

 ここでは生活習慣による2型糖尿病をココアが防ぐ仕組みについて調べている。

 2型糖尿病の主な特徴は、血糖値を下げる働きのあるホルモン「インスリン」の効き目が悪くなるところだ。「インスリン抵抗性」や「インスリン耐性」と呼ばれる。

 これまでもココアやチョコレートが血糖レベルを低下させて、糖尿病を防ぐ効果を持つという報告はあった(意外にもチョコが○○病を減らすと判明)。

 その仕組みに迫った今回の研究グループは、2型糖尿病になりやすいネズミである「ズッカー糖尿病肥満ラット」にココアを10%含むエサを与えて、糖尿病を防ぐ効果がどのように起こるのかを検証している。

肝臓で変化を確認

 その結果、10%のココアを与えた結果として、体重増加のほか、血糖値やインスリン濃度が著しく減るという現象を確認した。その上に、血糖値の下がりやすさにつながる「耐糖能」「インスリン耐性」という特性が改善した。

 さらに詳しく調べたところ肝臓に影響していると分かった。ココアを含むエサが、肝臓での細胞同士の信号伝達に影響を及ぼして、肝臓での「インスリン抵抗性」を改善して、肝臓から糖分を放出する量を減らすという変化を起こすと分かった。

 ココアを飲むと糖尿病を遠ざける。秘密は肝臓にありそうだ。

文献情報
Cordero-Herrera I et al.Cocoa-rich diet ameliorates hepatic insulin resistance by modulating insulin signaling and glucose homeostasis in Zucker Diabetic Fatty rats.J Nutr Biochem.2015 Mar 14 [Epub ahead of print]
http://www.jnutbio.com/article/S0955-2863(15)00054-6/abstract

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糖尿病の人、長生きの秘訣は日頃の検査データや生活習慣の正しい管理にあり 米国における大規模調査の結果

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 糖尿病だけを持つ人、あるいは糖尿病と心臓血管病の両方を持つ人は、いずれにとっても、従来重要と考えられてきた日頃の検査データや生活習慣を正しく管理していくのが大切だとあらためて注意を促されている。

 心臓や血管の病気になるリスクや死亡するリスクが高くなるからだ。
86万人の糖尿病の人で調査
 米国のヘルスパートナーズ教育研究所を中心とした研究グループが、米国糖尿病学会誌ダイアベーツ・ケア誌のオンライン版で2015年2月20日に報告しているものだ。

 糖尿病または糖尿病と心臓血管病の両方を持つ人が病気の危険因子を日頃正しくコントロールしていないと、心臓や血管の病気は悪くなるのだろうか?

 今回研究グループは、それを確かめるため、4つの検査要素について、適切に管理していないと心臓や血管の病気で入院、または死亡する人が増えるのかどうか、検証した。

 4つの検査要素とは、(1)HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値(2)LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の値(3)高血圧(4)喫煙状況。

 それぞれについて「危険」と分類される基準として、(1)HbA1cは7%以上(2)LDLコレステロールは100mg/dL以上(3)血圧は140/90mmHg以上(4)喫煙ありの場合とした。

 対象者は、2005年から2011年の間に、米国の11の統合健康管理機構のネットワークに半年以上登録していた糖尿病の成人約86万人。平均年齢は約60歳、男女比はほぼ半々だった。45%は白人で、31%は心臓血管病もある人だった。

 主な心臓血管病の発症は、心筋梗塞(MI)、急性冠症候群(ACS)、脳卒中、心不全(HF)のうち、最初の退院時に診断されたものとした。退院後の5年間の、心臓や血管の病気の発生率などを統計学的に解析し、評価した。
危険因子はまさに危険だった
 結果、「糖尿病+心臓血管病」と2つの病気を持っている人、「糖尿病のみ」と1つだけ病気を持つ人を比べると、心臓血管病が悪くなる割合は、心臓血管病をもともと持っている人が悪かった。

 心筋梗塞と急性冠症候群が悪くなる割合は「100人年」当たり6.0対1.7だった。人年とは、追跡調査する人数と期間を掛け合わせた数。例えば、「100人年当たり7人」の場合、10人を10年追跡調査すると7人が病気になるという意味になる。

 さらに、脳卒中は100人年当たり5.3人対1.5人、心不全は8.4人対1.2人、原因を問わない死亡率は18.1人対5人となっていた。

 4つの要素を正しく管理していなかった場合の悪影響は糖尿病だけの人の方が大きかった。心臓血管病の発症リスクは、「糖尿病+心臓血管病」では11%、「糖尿病のみ」では34%。死亡リスクは「糖尿病+心臓血管病」では3%、「糖尿病のみ」では7%。

 心臓血管病の危険因子に注意し、日頃正しく管理することで、糖尿病の人の心臓血管病や死亡率はかなり低下するだろうと研究グループは見ている。

文献情報
Vazquez-Benitez G et al. Preventable Major Cardiovascular Events Associated With Uncontrolled Glucose, Blood Pressure, and Lipids and Active Smoking in Adults With Diabetes With and Without Cardiovascular Disease: A Contemporary Analysis. Feb. 20, 2015, doi: 10.2337/dc14-1877
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25710922

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現役医師20人に聞いた「患者には出すけど、医者が飲まないクスリ」

糖尿病 高血圧 花粉症 インフルエンザ完全保存版一覧表
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心の中で「自分なら絶対に飲みたくない」と思っていても、患者には言えない。副作用がひどい、飲んでも意味がない-じつは、そんなクスリを処方している医者は多い。


■風邪薬で死にそうになった

しんクリニック(東京・蒲田)の院長、辛浩基医師は「あるクスリ」を飲んで命を落としそうになった経験がある。
「私が研修医の頃でした。毎日深夜まで働いて身体がひどく疲れているときに、風邪をひいてしまったんです。熱があって鼻水もすごく出ていたので、症状が治まればいいと風邪薬を飲みました。

仕事を終え、車を運転して自宅に帰っている途中、ものすごい眠気が襲ってきた。危うく事故を起こしそうになったんです。自分だけでなく、他人の命まで奪ってしまうところでした。あのクスリはもう飲みたくないですね」
そのクスリとは、非ピリン系感冒剤顆粒。商品名で言えば、「PL配合顆粒」などの風邪薬だ。風邪をひいて病院に行けば、かなりの確率でこのクスリが処方される。辛医師が続ける。

「当時、風邪薬でここまでひどい副作用が出るとは思っていませんでした。風邪の症状を抑えるのにはいいクスリですが、人によって副作用の出方がかなり異なる。今はそれをきちんと患者さんに説明してから処方するようにしています」

広く使われているクスリでも、じつは重篤な副作用をもたらすことがある。医者は、自らが服用したり患者に投与したりした経験から、「本当のクスリの怖さ」を知っている。都内の大学病院に勤務する循環器内科医はこう本音を明かす。

「患者さんには普通に処方していても、自分では絶対に飲みたくない、家族には飲ませたくないというクスリはけっこうあります」

重篤な副作用が生じる、飲んでも効果がない、依存性がある……など理由はさまざまだが、じつは、ほとんどの医者が「患者には出すけど自分は飲まないクスリ」があると言うのだ。

そこで今回本誌は、現役の医師20人にアンケートを行った。自分では飲まないクスリは何か、その理由はなぜかを訊いた。複数の医師から名前が挙がったクスリをまとめて、次ページからの表に記したので、併せて見てほしい。
意外にも、冒頭で紹介した風邪薬は、多くの医者が「自分は飲まない」と答えた。常喜医院(東京・四ツ谷)の院長、常喜眞理医師も「PL配合顆粒などの総合感冒薬は、痛みどめの成分も入っているので、飲み続けると胃が荒れる」と言う。

風邪だけでなく、インフルエンザのクスリについても、「飲みたくない」という意見が目立つ。中でも多かったのが、タミフルの名称で知られるオセルタミビルだ。
「飛び降りなどの異常行動が問題になりましたが、実際に患者に投与すると、とくに子供では非常に興奮したような状態になることがあった」(都内クリニック院長)

日本予防医療協会代表理事の金城実医師も、「オセルタミビルは飲みたくない」と話す。

「先日、1歳半になる私の孫がインフルエンザにかかったんです。子供から『病院でクスリを処方されたのだけど、飲ませるべきか』と相談を受けましたが、『水分をきちんとあげて、あったかくして寝ていればいい』とアドバイスしました」
金城医師がオセルタミビルを飲まないのには、副作用のほかにもう一つ理由がある。

「インフルエンザのときに出される抗ウイルス薬(オセルタミビルなど)は、ウイルスを殺すわけではないからです。このクスリの作用は、細胞内で増殖したインフルエンザウイルスが、その細胞から外に出ないようにすること。つまり、すでにウイルスが身体中に増殖してしまっているときに飲んでも意味がないんです。タミフルだけでなく、一般的なインフルエンザ薬は同じ作用のため、初期にしか効きません」

もっと言えば、症状が出てから飲んでも意味がない。それなのに副作用が強いのだから、その事実を知っていたら飲みたいとは思わないだろう。ちなみに金城医師の孫は、クスリを飲まずとも2日後には熱も下がり、元気になったそうだ。

現在ピークを迎えている花粉症は、これまでくしゃみや鼻水などの症状を抑えるだけのクスリがほとんどだったが、昨年、根治治療が望めるシダトレンというクスリが保険認可された。

「スギ花粉のエキスを投与することで免疫をつけるクスリで、3年以上毎日投与しなければならないので自分には無理」(都内クリニック院長)
と、否定的な声が多数挙がったが、花粉症については、その他のクスリも飲まないと話す医者が多い。頭がぼーっとするなどの副作用が強く、症状を抑える効果も低いからだ。北海道大学大学院医学研究科の西原広史医師が言う。

「フェキソフェナジンやエピナスチンなど比較的新しい花粉症薬でも、薬価が高いわりに患者さんが満足するレベルの効果は見られないことも多い。ですが、何もクスリを出さないのも申し訳ないので、患者さんと相談の上、処方しています」

生活習慣病の一つ、痛風のクスリで痛い目に遭った医師もいる。
「2年ほど前、尿酸値が上がっていたのでベンズブロマロンというクスリを飲み始めました。なんとなく尿の色が濃くなり、喉が渇きやすくなってきたので、『なんでだろう?』と服用から1ヵ月ほど経ったときに血液検査をしてみたら、衝撃的な結果が出ました。尿酸値はぐっと下がっていたのですが、肝機能の数値が劇的に悪くなっていたんです。すぐに精密検査をして、クスリを止めました。あのまま知らずに飲んでいたら、肝不全になって死んでいたはずです。今思い出しても怖い経験です……」(都内総合病院・内科医)

■飲んでも効かない

いまや950万人もの患者がいると言われる糖尿病。最新の医学をもってしても根治することはなく、発症すれば一生クスリを飲み続けなければいけない病気だ。次々と新薬が開発されているが、その作用や副作用にもさまざまなものがある。

長年、糖尿病を患っているという千葉県の総合病院院長はこう話す。
「これまで数々の糖尿病薬を飲んできましたが、止めたクスリも多いですね。たとえばグリベンクラミド。これはすい臓を刺激してインスリン分泌を促す作用があり、すぐに効果が出るのですが、飲み続けるとすい臓が疲れてきて効かなくなるんです。実際、血糖値が下がらなくなってきたので飲むのを止めました」

木更津東邦病院(千葉・木更津)内科医の藤井昭夫医師も、このクスリはとくに危険だという。

「低血糖を起こしやすいんです。最近は、高血糖よりも低血糖による症状のほうが怖いと言われています。意識を失って昏睡状態になったり、心血管系の病気を引き起こしたりして、寿命を縮めるリスクもある。自分では飲みたくないですね」

脂っこいものを食べると胃がもたれる-そんな経験がある人も多いだろう。病院へ行くと、胃炎や胃潰瘍と診断され、クスリを処方されることが多いが、胃薬には、こんな裏話もある。前出の金城医師が言う。

「胃もたれを訴えて病院へ行くと、『胃酸過多』と診断されて胃酸の分泌を抑えるクスリ(エソメプラゾールなど)を処方されることが多いですが、じつはこれは大きな間違いなんです。
胃の調子が悪いという日本人の約7割は、胃酸分泌不全と言われています。胃酸の分泌は20代をピークに減少していく。40代以上で感じる胃もたれの多くは、胃酸の出すぎではなくて胃酸が少なくて消化ができていないことが原因。そこに胃酸の分泌を抑えるクスリを飲んでしまっては悪化する一方です」

医師の中でも、この事実を知らない人が多く、真逆の作用を及ぼすクスリを処方していることがよくあるのだ。
「認知症の進行を止める」という触れ込みで’99年に発売され、注目を集めたドネぺジルについて、関東医療クリニック(埼玉・川口)院長の松本光正医師はこんな厳しい意見を言う。

「認知症がクスリで治るわけがありません。クスリの効能を見ても、『認知症に効く』とは一言も書かれていない。ただ儲かるから医者が使っているだけなのです」
このクスリを効果がないからとの理由で「飲まないクスリ」に挙げる医師は多かった。


■「欲しがるから出す」

実際にドネペジルなどの認知症薬を患者に処方しているという認知症専門医は、こう話す。
「これまで、多くの患者さんに認知症薬を出してきましたが、クスリを飲んでも症状が早く進行する患者さんをとてもたくさん見てきました。それでもクスリを処方するのは、ご家族から『ぜひクスリを出してほしい』と言われるからなんです。不安だから藁をもつかむ思いなのでしょう。そんなときに『クスリは意味がない』とは言えませんから」

多くの医者たちが、自分では飲まないクスリを患者に処方する理由はここにある。クスリを出せば儲かるということのほかに、家族や患者が「出してくれ」と言うからだ。埼玉県の総合病院に勤務する内科医はこう話す。

「本当はクスリを飲まないほうがいい場合でも、何も出さなかったら患者さんに文句を言われます。日本は医療費が安いですから、患者さんのほうも『せっかく病院に来たのにクスリをもらわなきゃ損』という意識があるようにも思います。悪い評判が立つのも嫌なので、仕方なく出していることが多いですね」

病院で出されるクスリが本当に必要なのか、考えたことはあるだろうか。何の疑問も持たずに服用するという人が多いかもしれないが、処方する医師には「患者に言えない事情」もあるということを肝に銘じておいたほうがいい。


「週刊現代」2015年3月21日号より

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ライブドアニュース

看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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薬局での自己採血セルフチェック、HbA1c検査を中心に拡大中

 健康寿命の延伸や医療費削減に向けて、セルフメディケーションの取り組みが広がっている。政府も一般用医薬品の所得税控除などの制度で、セルフメディケーションを積極的に推し進めている。
 そして最近では、薬局などの店頭で利用者が自ら検体の採取や検査前後の消毒、処置などを行う簡易検査も可能になった(関連記事)。こうした検査の内容や効果はいかなるものか――。「第15回JAPANドラッグストアショー」(2015年3月11~13日、幕張メッセ)で実施されたセミナーで議論が交わされた。

HbA1c検査が広がるワケ

 厚生労働省は2014年4月、薬局などで行う簡易検査の個室/ブース・設備などに関する要件を定めたガイドラインを発表。同ガイドラインに沿って整備した「検体測定室」の届け出の受付を始めた。検体測定室は2015年1月末時点で1000店を突破。検査項目別にみると、最も多いのがHbA1c。検体測定室の約7割で、糖尿病の疑いが調べられるHbA1c検査を実施している(厚労省の発表資料)。

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検査を受ける人が自分で指先穿刺(浮田氏の講演資料より)

 日本一般用医薬連合会の浮田謙二氏(セルフメディケーション実践プロジェクトのチームリーダー)によれば、HbA1cは簡易検査での測定に向く条件がそろっているという。その条件とは次の5つ。(1)飲食の影響を受けにくく、いつでも検査できる、(2)少量の検体で測定できる、(3)その場で測定できて結果も分かる、(4)病院で受診すべきかどうかの基準が明確である、(5)わざわざ検査する価値がある、である。

 HbA1cは、ヘモグロビンと血管内の余分なブドウ糖が結合したグリコヘモグロビンの1種で、HbA1c値によって、過去1~2カ月の平均的な血糖値を知ることができる。飲食の影響を受けにくく、1μLの血液で測定可能。30分以内に結果が分かり、医療費がかさみがちな糖尿病との関連が深い。HbA1c値だけで糖尿病と判断することはできないが、受診勧奨の材料としては十分という。

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講演する浮田氏。薬局での簡易検査は店舗の活性化につながることなどから、OTC医薬品業界にとっても歓迎すべきものという

糖尿病診断アクセス革命

 簡易検査では、消毒した後、専用の毛細管を使って指先から採血し、検査チップなどに収めて、検査装置にセット。結果がプリントアウトされ、HbA1c値が6.0以上なら受診勧奨を受ける。廃棄物を適切に処理して検査は完了だ。

 検査測定室の制度が成立する以前から、指先採血HbA1c測定装置を薬局店頭に設置して研究を進めてきたのが、筑波大学医学医療系内分泌代謝・糖尿病内科の准教授である矢作直也氏である。同氏は、未発見の糖尿病や予備群の早期診断を促す「糖尿病診断アクセス革命」に取り組んでいる。

 東京都足立区では矢作氏の研究に賛同・協力し、2010年10月から区内10薬局でHbA1c検査を実施。2014年1月~2015年1月には1220人が検査を受け、226人が受診勧奨を受けた。検査後のアンケートには、226人中56人が応じ、このうち42人が実際に受診したと回答した。受診勧奨対象者の少なくとも2割が受診したことになり、病気の早期発見・治療に一定の効果があることが分かったという。

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板チョコでまさかのアンチエイジング。医師も認める「カカオ95%」の効果

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バレンタイン、ホワイトデーと、チョコを食べる機会が多かったんですよね。でも、コレ身体に悪いんじゃないかなぁ…と思っていたら、チョコはアンチエイジングに効く!という記事を見つけました。現役医師&シニアソムリエの宮田恵さんの有料メルマガ『メグ先生の森の診療所』で、とくにアンチエイジングに効くものを紹介しています。

チョコレートはアンチエイジング食か?

バレンタインデーは、「告白」より「お世話になっています」「いつもありがとう」の意味合いが濃くなった高齢化社会です。 ホワイトデーの売り場はバレンタインデーの半分。 男性ってケチ。
さてチョコレートの原料のカカオの木は「神様の食べ物」という意味合いの学名がついているそうです。 紀元前1000年くらいでは支配者の飲み物であったと推察されています。

16世紀に欧州にもちこまれてから貴族の飲み物となり、砂糖やミルクが加えられ、嗜好品としての位置づけに変わりました。
カカオマスの成分は、100g中、脂質が50g、食物繊維17g(半分がリグニン)、タンニン4g、テオブロミン1.3g、そのほかビタミン、ミネラルも含みます。

カカオからチョコレート、ココアが出来るまでの模式図。
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チョコレートの成分は商品によってさまざまです。
実は、これらカロリーはあまり変わりません(カロリーだけ問題にするのはナンセンスですけど)。

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糖質たっぷりです。 大事なカカオマスよりも全粉乳の方が多い。 安いだけあります。


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人工甘味料主体です。 まあそれなりに美味しい
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これはすごい。 原材料にカカオマスの比重が高い。 甘くない。 苦味があるので嫌いな人も結構いるかも。 この苦味がカカオポリフェノール。 なんと1粒でポリフェノール142mgだそうですよ。 選ぶならこれでしょうね。 ちょっとお値段高めだけど。

疫学調査も多数されていて、チョコレート摂取量と肥満・糖尿病・脂質代謝・血圧などで検証されていますが、いずれもチョコレート摂取が多いからといってこれらの疾病リスクが上昇しているわけではありません。

特殊な短期間RCT方での検証ではダークチョコレートで(しかもココア・フラバノールにテオブロミンを強化したチョコ)を利用したところ、HDLコレステロールの上昇を認め、血圧下降を認めたとする報告を見つけました。 ココア・ポリフェノールには抗炎症作用、血小板凝集抑制、筋肉疲労予防効果などが言われています。

チョコを選ぶならココア・フラバノール(ポリフェノール)がポイントです。
カカオ95%チョコレートか、あるいはミルクチョコレートか、そこに注意してチョコでアンチエイジングして下さいね。 目安は週に板チョコ1枚程度ですよ。

『メグ先生の森の診療所』第89号より一部抜粋

【第89号の目次】
●野菜総合化ーとうだちー
●小児食育課ー少子化対策の子どもの医療費無料化反対ー
●アンチエイジング課ーチョコレートはアンチエイジング食か?ー
●Q&Aーオリーブオイルのコレステロール値/精力のつく食べ物/睡眠不足解消法
著者/宮田恵(医師・シニア野菜ソムリエ)
岩手県出身、岩手医科大学卒業、放射線科専門医、社会を幸せにする医師としての実績を日々模索し続けている。医師、野菜ソムリエ両者の視点から綴られるメルマガは読めばすぐに役立つ内容で人気を集めている。まぐまぐ大賞2014ライフ部門入賞。

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30分の睡眠短縮が糖尿病も招く、「代謝」に悪影響を及ぼしていた 体重増加、血糖の上昇につながっていく

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 忙しい平日に睡眠不足が重なっていく。週末に睡眠不足を補う。

 そんな生活を送っていないだろうか。

 しかし、このような生活を続けていると、長期的な代謝の乱れを引き起こし、糖尿病の発症や進行を促進する可能性があると分かった。

睡眠不足と肥満、インスリン耐性の関連を調査

 カタールのウェイル・コーネル医科大学を中心とする研究グループは、その結果を2015年3月5日にサンディエゴで開催された内分泌学会で報告した。

 研究グループは新たに2型糖尿病の診断を受けた522人の参加者に睡眠記録を付けるよう依頼し、平日の睡眠不足を計算した。また、身長と体重、胴囲から肥満状態を調べ、血液検査で血糖値の下がりやすさにつながるインスリン感受性を測定し、試験前後で比較した。

寝不足で肥満とインスリン耐性のリスク増

 その結果、試験開始時に平日の睡眠不足があった人は、睡眠不足がない人と比べて肥満である可能性が75%高かった。6カ月後の評価では、睡眠不足は肥満と血糖値の下がりにくさにつながるインスリン耐性と関連していた。

 さらに12カ月後には、試験開始時から平日の1日の睡眠時間が30分短縮するごとに、体重増加のリスクが17%、インスリン耐性となるリスクが39%高まると分かった。

 平日の睡眠不足を避けることで、ウエスト周りと代謝によい影響があるかもしれない。減量や糖尿病の生活改善指導に睡眠の要素も取り入れることで、生活改善の成功に役立つ可能性もある。

 難しいものだけれども、気にしておきたい話だ。

文献情報
Endocrine Society.Losing 30 minutes of sleep per day may promote weight gain and adversely affect blood sugar control.ScienceDaily. Retrieved 2015 Mar.
http://www.sciencedaily.com/releases/2015/03/150306082541.htm

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腸内フローラが血糖コントロールに影響、糖尿病リスクの予測も可能に 糖尿病の先に腸内細菌の変化


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 糖尿病の一歩手前の人では、腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)は時間をかけて不健康に変わることが分かった。

 米イリノイ大学のエレナ・バレンゴルツ氏らの研究グループが、この3月の内分泌学会の年会で発表したものだ。
4グループに分けて検証
 腸内の微生物は、腸内フローラあるいは腸内細菌叢などと言われる。フローラは花畑、叢はくさむらの意味となる。海外ではマイクロバイームと呼ばれることもある。

 腸内細菌叢の変化は、血糖値のコントロールに異常が起こる「耐糖能異常」や糖尿病の前段階の「前糖尿病」のような糖尿病発生の初期段階で既に起こっているというのが今回の報告だ。

 従来、腸内細菌の内容が悪くなって糖尿病になりやすくなるという報告もあった(人工甘味料は「糖尿病予備軍」の原因に、血糖値が下がりにくくなるを参照)。一方で、今回は、その逆で糖尿病に近づくと腸内細菌の内容もおかしくなるようだ。

 研究グループは、血糖値とインスリン値が異なる成人を対象として、1年以上かけて腸内細菌叢の内容の変化を分析した。116人の男性は、全員が軍経験者のアフリカ系米国人。年齢は45歳から75歳までで、平均年齢は60歳だった。

 経口的ブドウ糖負荷試験を行い、血糖コントロールの変化に基づいて、「変わらず正常」「変わらず異常」「悪化」「改善」と糖尿病に近づいたかどうかの違いで4つのグループに分けた。その上で、腸内細菌叢の変化を調べるため、試験後には便のサンプルを提出した。
血糖値次第で腸内細菌が変化
 1年間にわたって血糖コントロールが変わらず正常だった人は腸内細菌叢が多く、前糖尿病のままだった人は善玉菌が少なく、悪玉菌が多かった。

 さらに、血糖コントロールが改善したグループでは、正常な血糖値を維持していたグループと比べて、善玉細菌が多くなっていた。

 この研究グループの別の研究では、食品は腸内細菌叢を介して糖尿病リスクに影響を及ぼすことが分かっている。

 「卵が先か、鶏が先か」の言葉のように因果関係がどうなっているのか今後検証はさらに進むと見られる。腸内細菌叢を変えれば糖尿病を防ぐことができる。そんな治療が実現するのかもしれない。

文献情報
Barengolts E et al. Gut Microbial Mix Relates to Stages of Blood Sugar Control. Endocrine Society. 2015 Mar 5.
http://www.endocrine.org/news-room/

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現代人の健康にバナナが欠かせない理由とは?

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バナナ情報の総合サイト「バナナ大学」

“三寒四温”という言葉が、もはや当てはまらなくなっている感じがする昨今。それでも季節の変わり目で気温の変化が激しいこの時期は、体調管理が難しい季節だ。入学式、入社式など、ここ一番という大事なときに体調を崩してしまっては元も子もないだろう。そんな季節でも体調を維持し、うまく乗り切るための手軽な食べ物として注目されているのがバナナだ。

 そもそもバナナは、食物繊維が豊富で便秘にいいというのは知られた話。食物繊維には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があるが、どちらの食物繊維も腸内に生息する善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌の栄養源となり、これらを増やしてくれる。特に水溶性食物繊維は、水に溶けるとゲル状になり、腸内で余分な脂質(コレステロール)を吸着して包み込むことで、便として体外へ排泄してくれる働きもある。バナナは不透性食物繊維を多く含むが、この水溶性食物繊維も含んでいる。要するに2種類の食物繊維を含んでいるわけだ。

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バナナの色の変化
 特に青みがかったバナナには、食物繊維と同じ働きをする難消化性デンプンが多く含まれているので、便秘に悩んでいる人はバナナの中でも特に青めのバナナがオススメ。整腸効果が期待できる。

 これ以外にもバナナには、ポリフェノールも含まれている。ポリフェノールは、脂肪の吸収抑制、血圧低下作用、老化抑制、がんの予防、美白効果等の作用が研究されていて、熟したバナナに多く含まれている。積極的にポリフェノールを摂りたければ、熟したバナナがオススメだ。

 加えてバナナには、体内の過剰な活性酸素の害を抑えてくれる抗酸化成分も含まれている。活性酸素は本来、体内に侵入してきたウイルスや細菌から身を守るためにつくられる成分だが、必要以上につくられると、体内の正常な細胞までも攻撃してしまうというもの。この活性酸素は動脈硬化、高血圧、ガン、糖尿病などの生活習慣病や、老化促進の原因としても知られている。だから、活性酸素の害を抑えてくれるバナナを食べることは、生活習慣病や老化促進対策になるというわけだ。

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バナナの保存は山型に伏せて置くか、バナナハンガーなどにつり下げること

 このように日常的にバナナを食べると、いろんな病気から体を守ることができる。コンビニやスーパーなどで手軽に手に入れやすいバナナは、手軽に栄養補給できる食べ物であるとともに、現代人の健康に欠かせない食べ物だと言える。 ちなみにバナナは、冷蔵庫などの低温で長時間保存すると皮が黒くなってしまうことがある。保存する際は、直射日光が当たらない風通しのよい場所に保存しよう。

 忙しくてバランスがいい食事が難しい人や、体調管理に不安を感じている人は、バナナを積極的に食べることから始めてみてはどうだろうか? <文/日刊SPA!取材班>

●バナナ大学 http://www.banana.co.jp/

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