早起きで脳卒中や糖尿病リスク高まり寿命縮める説はホントか

「早起きは病気発症のリスクを高める。6時前に起床してはならない」

 英オックスフォード大学の睡眠・概日リズム神経科学研究所の名誉研究員であるポール・ケリー博士が、英国の科学イベントで発表したそんなレポートが大きな話題となっている。

 世界中の人間の睡眠パターンを分析したというケリー博士は、朝6時以前に起きる人は、朝7時以降に起きる人に比べて、心筋梗塞や脳卒中など循環器疾患の発症リスクが最大4割も高く、さらに糖尿病やうつ病など循環器以外の病気でも2~3割程度、発症リスクが高くなるという。

 他にも、早起きによりメタボリック・シンドロームや糖尿病、高血圧などのリスクが増し、集中力や記憶力の低下も招くというのだ。渦中のレポートの根拠についてまとめるとこうだ。

 人間の体には24時間周期でリズムを取る体内時計が備わっている。朝、目覚めてから朝日を浴びると、体内時計がリセットされて自律神経やホルモン分泌のリズムが整う。

 しかし、早起きによって体内時計の周期と実際の生活リズムにズレが生じる。このズレが年齢とともに大きくなり、臓器や脳に徐々に負担がかかって健康リスクが生じるというのがケリー博士の主張だ。

 彼によれば、世界中のあらゆる人の睡眠パターンを分析した結果、個人差はあるものの、起床時間をはじき出すことに成功。青年期(15~30才)であれば朝9時、壮年・中年期(31~64才)なら朝8時、高年期(65才以上)だと朝7時としている。また起床後の活動時間については青年期は11時、壮年期・中年期は10時、高年期は9時が最適だと述べている。そして『週刊現代』のインタビューではきっぱりこう言う。

「この数値を見れば明らかなように、すべての年齢層の人にいえることは6時よりも前に起床することは人間として本来あってはならないということです」

 健康にいいとされた早寝早起きが一転して寿命を縮めるとなれば一大事! 女性セブンはさっそく取材を始めたが、多くの医師は「早起きが寿命を縮める」とのケリー博士の見解に首をかしげる。

 医学博士の狭間研至氏もその1人だ。

「確かに体内時計は人間の体に備わっています。これは太陽とともに起きて、沈むとともに寝ること。地球は通常24時間で1回転していますが、体内時計は1時間ほどズレているといわれています。このズレをリセットするのが光を浴びること。だから、本当に早起きが体内時計を狂わせて、病気を誘発するのかはわかりません」

 最適な睡眠時間の長さは、人によって違う。早寝早起きがライフスタイルにすごく合っているという人が急にやめる必要はないだろう。

「体内時計のリズムでは、夜11時~朝3時くらいまでは体のメンテナンスにあてる時間なので、この時間帯にゆっくり体を横にすることが大事なんです」(狭間氏)

 一方、睡眠医療の専門家でスリープクリニック調布院長の遠藤拓郎氏は、「確かに早起きには病気のリスクがある」と指摘する。

「人間のパフォーマンスは体温に関連します。体温が高いと人間はうまく能力を発揮できる。人にもよりますが、人間の体温が最も高くなる時間帯は夕方4時から夕方6時。水泳大会でも朝より夕方のほうが体温が高いので、いい記録が出ることが確認されています。

 逆に朝4時から朝6時までは最も体温が低い時間帯。高齢者がこの時間に無理やり体を動かそうとすると負担がかかり、心筋梗塞や脳梗塞につながります」(遠藤氏)

※女性セブン2015年11月12日号

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看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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働き盛りの男性が注意すべき病気の兆候 やたらと喉が渇くなど

男性は「このくらい、大丈夫!」と健康に関して強がることも多いもの。でも惑わされてはいけません。毎日朝から晩まで働く夫の身体に、最近何か変わったことはありませんか?
病気のサインは、突然倒れたり吐血したり……という、はっきりしたものでない場合もあります。特に初期症状は気づかない場合が多いもの。
そこで今回は、海外の情報サイト『Safe Bee』や『WooRis』の過去記事を参考に、男性の健康に関する症状の注意点と、健康な身体を保つ秘訣をお伝えしましょう!

■こんなサインは要注意
一般的に、働き盛り(30~50代と仮定します)の男性は、外食や付き合いの飲み会なども多く、健康的な食生活を送っていない場合もあります。下記のような症状にご注意を。

(1)やたらと喉が渇く
運動したわけでもないのにやけに喉が渇いている……ということはないでしょうか? “糖尿病”の疑いがあるそうですので注意しましょう。トイレの回数がやけに多いときも要観察。

(2)過度の疲労
長時間労働ではストレスも溜まり疲れるのもあたりまえ。でも疲労が続きあまりに激しいようなら、“心臓疾患や糖尿病、うつ、がん”などを疑うべきかもしれません。

(3)動悸・息切れ
ちょっと歩いたり、階段を上ったりするだけで、すぐ息切れがして動悸が激しくなる……。こんなときは、“心臓疾患”の初期症状である場合も多いそうです。

(4)ひどい便秘・下痢
米国がん協会によると、男性は女性より“腸のがん”に罹る可能性が30~40%も高いそうです。便の異常がある場合は早めの診察を受けましょう。便秘や下痢のほか血便・血尿にも要注意。

(5)無関心・イライラ・やる気のなさ
やけにイライラしたり、以前楽しんでいた趣味に興味を持てなかったり……ということはないでしょうか? “うつ”のサインである可能性もあります。

■家庭でできる健康対策は?

夫に上記のような問題が見られる場合、症状が続く場合はなるべく早めに医師の診察を受けることをお勧めします。また、夫が入院したりすると経済的にも大変。最低限必要な保険などはきちんと用意しておきたいものです。
では、家庭内ではどのような健康対策ができるでしょうか? 『WooRis』の過去記事を参考にお伝えしましょう。
働き盛りの男性でまず気をつけたいのが、糖尿病や高血圧、そしてその結果として起こることも多い心臓疾患。

アレ下げるだけでいいの!? “長生きの秘訣”が意外な部分に隠されていた」でお伝えしたように、高血圧の予防にはエクササイズやストレス解消、カフェインの摂取量や塩分を控えることなどが有効です。
また、がんを防ぐライフスタイルに関しては、「発症リスクが大幅ダウン!がんをしっかり予防する生活習慣10項目」をご参考ください。健康的な食生活やストレス解消、エクササイズはがん予防の基本でもあります!

いかがでしたか? 米国政府ガイドラインによると、1週間150分のエクササイズで早期死亡率が30%ダウンするとか。また米国立がん研究所によると、研究結果で乳がん、子宮内膜がん、前立腺がん、肺がん、大腸がんなどのリスクが減少することが判明したそうです。
エクササイズは体を引き締め、ストレスを解消する効果も持ちます。「最近、夫の元気がない……」というあなたも一緒に、朝早く起きてウォーキングやジョギングをしてみてはいかがでしょうか?

Peachy

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寿命が10年縮む!?高血糖の放置はあなたの人生を変える

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■高血糖の放置で起こるさまざまなリスク
仕事も軌道に乗り、家庭も落ち着く40代になると、まだまだ自分の人生を楽しみたい!と改めて感じるものです。しかし、それには健康であることが大前提となります。
特に気をつけたいのが高血糖。これを放置すると、あなたの今後の人生を左右する以下のような3つのリスクがでてくる可能性があります。

(1)寿命が10年縮む!? 慢性的に高血糖が続くと、糖尿病を発症し、心臓や脳の血管が傷ついて心筋梗塞や脳梗塞などの合併症が起こりやすくなります。糖尿病患者は、こういった合併症により、通常に比べ寿命が10~12年短いことがわかっています。

(2)週3日の病院通いが必要になることも
高血糖が続くと、血中の糖がほかの成分と結びつき、内臓の機能を低下させる悪玉物質が生み出されます。これによって腎臓の機能が低下した場合、腎臓の機能を補う人工透析が必要になることがあります。
人工透析が必要になると週3回の通院を余儀なくされます。さらに全国腎臓病協議会によると、1か月にかかる透析治療の費用は、もっとも一般的な血液透析でおよそ40万円とされています。

(3)高血糖は失明も招く
高血糖によって網膜の血管に傷がつき失明を招くことがあります。
視覚、視野の障害の原因として糖尿病は2位に上がっています。糖尿病が原因で、毎年3,000人の人が失明しているともいわれています。
このような状態になっては、旅行や趣味を楽しめなくなるだけでなく、仕事にも支障をきたします。どれかひとつのリスクだけを考えても、その後の人生に大きく影響すると言えるでしょう。

■早めの血糖値コントロールが人生を豊かにするカギ

自覚症状に乏しい高血糖は、多くの場合、気がつきません。しかし、高血糖を放置すると、合併症は確実に進行します。 合併症を防ぐためにも、早期からの血糖コントロールが重要です。できるだけ早くに血糖コントロールを行うことで、合併症の予防効果が、その後10年、長ければ30年続くことが証明されています。
血糖値コントロールの基本となるのは食事と運動です。 糖質や脂質の摂り過ぎに注意するのはもちろん、血糖値を上げる早食いや不規則な時間での食事、食べ過ぎにも気をつけましょう。
また、血糖値の上昇を抑える食材を摂ることも有効です。GI値を下げるお酢や乳製品のほか、発酵食品などに含まれる「ALA」などを積極的に摂取するとよいでしょう。
ALAはアミノ酸の一種で、体内で糖を消費してエネルギー源を作り出すミトコンドリアの働きを活性化する作用を持ち、それによって糖の消費が促されます。
ALAは食品からの摂取に加え、ALAのサプリメントを活用することでより効率的に摂取することができます。

食事でのコントロールにプラスして適度な運動を行うことで、高血糖のリスクをぐっと下げることができます。 人生の残り半分を充実して送るためにも、日々、血糖コントロールを意識していくことをおすすめします。
本記事は「オトコクラス」から提供を受けております。
著作権は提供各社に帰属します。

マイナビニュース

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糖質制限ダイエットは危険!死亡率増?脳卒中や糖尿病、内臓障害の恐れ

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「Thinkstock」より

 ここ2~3年、「糖質制限食」『ローカーボ(低炭水化物)ダイエット』「糖はいらない」「断糖」「米(パン)は食べるな」『炭水化物が人類を滅ぼす』などという、「糖」を悪者にする書籍が多数出版され、「糖質制限」をすることこそが健康につながるなどという主張がなされている。
 これによると、米、芋、パン、ラーメンうどん、そうめんなどの炭水化物(多糖類)、アメ、チョコレート、ケーキ、砂糖、ハチミツ、まんじゅうなどの甘味、赤ワイン、日本酒などの醸造酒、くだもの、根菜など、糖分を含むものはすべてNGで、結局食べてよいのは「肉類と野菜」くらいなものになってしまう。
 この「糖質制限食」を実践して2~3カ月間という短期間で数キログラム~数十キログラムの減量に成功し、高脂血症、高血糖(糖尿病)、痛風、脂肪肝、高血圧などが改善した、という人は多い。つまり、カロリー制限による面倒くさいダイエットと違い、簡単にやせられ病気も改善できるとして、人気を博しているわけだ。
 しかし、問題が残る。
 地球上に、水(蒸気)やガスなどしか存在しなかった太古の時代に、二酸化炭素(CO2)と水(H2O)に太陽光が作用して、ショ糖(C6H12O6)と酸素(O2)がつくられ、生物が生きていける環境が整った。
 つまり、地球上に最初にできた栄養素(有機物質)が糖である。糖を構成する「炭素(C)」「水素(H)」「酸素(O)」を並べかえると、「脂肪」はすぐ合成できるし、糖に「チッ素(N)」や「硫黄(S)」をくっつけると、タンパク質の素のアミノ酸もつくられる。
 
 つまり、「生物」は糖を元に発展してきたということになる。よって、「低血糖発作」は存在するが、「低タンパク発作」や「低脂肪発作」は存在しない。
 生きていくのに一番大切な「食欲」も糖が調節している。血糖値が低下したら、脳の空腹中枢が「空腹」を感じ、モノを食べて血糖値が上昇したなら、満腹中枢が「満腹」を感じる。
 「糖」こそ生物にとって最重要の物質であるからこそ、「食べすぎる」傾向にあり、それが中性脂肪に変化し、肥満、高脂血症を惹起し、その結果、糖尿病、動脈硬化、高血圧、血栓症(脳梗塞、心筋梗塞など)を誘発することになる。
 よって、糖が悪いのではなく「食べすぎ」がこうした生活習慣病の要因なのである。その証拠に、100歳以上の長寿者に、好きな物は何かと尋ねると、必ず1位、2位には「甘いもの」と「果物」が入る。
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 このように、生命必須の物質である糖を制限ないし拒否し、肉を中心とする高タンパク・高脂肪食を摂ると、必ずや体に不調が生じてくる。草食動物の象やキリンに肉を食べさせるようなものだからだ。
 動物の食性は、歯のかたちで決まっている。人間は32本の歯のうち20本(62.5%)が臼歯(穀物を食べる歯)、8本(25%)が門歯(野菜を食べる歯)、4本(12.5%)が犬歯(肉、魚を食べる歯)であることからして、全体のうち87.5(62.5+25)%が炭水化物(糖)を食べる歯である。
 米国のハーバード大学は、糖質制限食を続けると心筋梗塞や糖尿病の発症率が高まるとの研究結果を報告している。日本の国立国際医療研究センター病院も、「糖質制限食を5年以上続けると、死亡率が高まる」と、約1万6000人の死亡者の調査から結論づけている。糖質制限食の問題点・危険性は、以下のとおりとなる。
(1)脳卒中、心筋梗塞などの危険性、死亡率が上がる。
(2)肝機能障害、腎機能障害を誘発する(肝、腎がタンパク質の最終産物の解毒排泄)。
(3)ケトアシドーシス(ケトン酸血症) 糖を制限すると、体内の中性脂肪が肝臓でケトン体という酸性のカロリー体に変化するので意識不明になる危険性がある。
 減量するために一時的なショック療法として糖質制限をすることを否定はしないが、数カ月以上続けると危険が伴うことを肝に銘じられたい。なお、糖質制限の危険性について詳しく知りたい方は、拙書『「糖質制限」は危険!』(海竜社)を読んでいただきたい。 (文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士)

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東京都・丸の内で糖尿病を抱える元”THE BOOM”のメンバーらが無料ライブ開催


ノボ ノルディスク ファーマは11月16日、全員が1型糖尿病患者で構成されたバンド「1-GATA」によるクリスマスライブイベントを東京都・丸の内の明治安田生命ビル1階で開催する。

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「1-GATA」によるクリスマスライブが開催

「1-GATA」は、ボーカルで作詞家の中新井美波さん、元「THE BOOM」のベーシスト・山川浩正さん、キーボーディストで作曲家の吉田敬さんの3人からなるバンド。全員が1型糖尿病を持ち、1型糖尿病を社会の多くの人に知ってもらうため音楽活動を展開しているという。また同イベントでは、1型糖尿病を持ちながら、エアロビック競技の2015年度の日本代表選手として活躍している大村詠一さんも司会者として登場する。
当日はライブ演奏のほかに、1型糖尿病とはどんな病気か、患者の日常生活はどんなものかなどについてのミニトークショーも行われる。開催時間は17時30分から1時間程度で、事前の申し込みは不要。観覧は無料となっている。

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2型糖尿病死亡リスクは1.15倍にとどまるものの,2倍近いグループも
スウェーデンのレジストリ研究で明らかに

臨床医学 | 2015.10.29

 スウェーデン・University of GothenburgのMauro Tancredi氏らは,同国の全国レジストリを用いて2型糖尿病患者の超過死亡リスクを検討。調整後の全体的な超過死亡リスクは,約1.15倍にとどまったが,血糖管理が比較的良好で正常アルブミン尿でも一般人口に比べて死亡リスクが約2倍のサブグループも存在することをN Engl J Med(2015; 373: 1720-1732)で報告した。

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過去50年間で脳卒中やがん、心臓病などでの死亡率が劇的に減っていることが明らかに:米調査

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日々更新されていく医療技術や健康情報。これにより実際どのくらい病気が予防され、健康が改善されているのかを見る分析がアメリカで行われた。

1969年から2013年まで期間を比較

この調査を行ったのはAmerican Medical Association。彼らは1969年から2013年までの間で年齢標準化の手法を用い、死亡率と平均余命の観点から分析を実施。
その結果、心臓病やがん、脳卒中、糖尿病、不慮の事故などで死亡する人の割合が減少傾向にあることが明らかとなった。

死亡率から分析した結果、大幅に減少

まず死亡率から分析した結果、全体では10万人につき1279人から730人と死亡者が40.0%減少。
さらに脳卒中も10万人で70.0%低下し、心臓病も40.0%、がん18.0%、糖尿病で17.0%、不慮の事故も40.0%減少していることが判明した。しかし慢性閉塞性肺疾患は101.0%という結果になる。

平均余命による分析でもほぼ同じ結果

次に平均余命で分析した場合でも、1000人につき糖尿病の割合は14.5%も減少。
さらにがんも41.0%、不慮の事故は48.0%、心臓病68.0%、脳卒中で75.0%も少なくなっていることが分かった。ただし、ここでも慢性閉塞性肺疾患はわずかな上昇となる。
この調査を行った研究者らは報告の中で「死亡率の変化にもかかわらずアメリカでは高齢者が増え、ヘルスケアの提供面でこの先の10年間は相当な困難が予想される。初期医療の医師や老人病専門医の不足、医療コストの増加などが懸念されます」と語っている。
確かに高齢者問題は深刻だが、多くの病気がここまで治るようになったのは、研究者や多くの関係者が積み重ねてきた努力の結果なのだろう。

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「メタボ猿」今度は激痩せ 人と同じ糖尿病? 堺の公園

 見物客が餌を与えすぎて「メタボ猿」とまで呼ばれた大浜公園(堺市堺区)のアカゲザルのうち数匹が、今度は激痩せしてしまった。担当獣医師らは症状から1匹は末期の糖尿病の可能性が強いとみる。見物客の身勝手な餌やりによる幼少期の過食が原因とみられるが、有効な治療法はないという。
 公園は堺市が管理し、5年前から大阪生物教材センター(堺市)が猿の飼育を委託されている。センターの東(あずま)四郎代表によると目に見えて痩せたり毛が抜けたりしているのは、全42匹のうち4匹いるという。
 このうち、序列1位の雌の長男で推定13歳の雄「(通称)ボウシ」の痩せ方が激しい。雄猿の平均は10~11キロだが、ボウシは大柄のわりに推定9キロほどしかなく、一見してガリガリ。食欲はあるが足取りは遅く、覇気もない。今年3月には、震えとけいれんを起こした。毛も抜けてみるみる元気がなくなった。子どもとみられる猿も同じ症状を起こした。

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糖尿病と闘う患者による笑顔のセルフィーで、治療薬開発のための募金活動を実施
Case: #BloodSugarSelfie
世界の成人人口の約5~6%が抱えているという、糖尿病。不規則な生活、肥満、運動不足などが原因となることが知られていますが、この病気には大きく分けて2種類あり、前述の『2型』のほか、免疫異常やウイルス感染などによって、インスリンの分泌が欠乏してしまう『1型』があります。
この1型は遺伝的要素が大きく、発病年齢が10代であることが多いのが特徴です。一度病気を発症すると、血糖値を保つために1日に何本ものインスリン注射を打ったり、幾度にもわたる採血検査を行うことになり、特に小さな子どもが抱える精神的、肉体的負担は計り知れません。
1型糖尿病の治療に関する研究を行い、また患者のケアをするイギリスの機関・JDRFは、この病気について広く人々に理解を促し、そして治療薬開発を行う資金を集めるための募金活動を行いました。
JDRFが目を付けたのは、乳がん募金を訴えるため、世界的スターやセレブが自らのすっぴんをSNSで披露して話題になった『#NoMakeupSelfie』。
ここからヒントを得て立ち上げたのが『#BloodSugarSelfie』です。1型糖尿病患者が、血糖値計とともにセルフィーを撮ってFacebookやTwitterに投稿し、JDRFに寄付をするよう呼びかけたのです。
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このキャンペーンは65万人にリーチし、3,774ユーロもの募金を獲得するとともに、病気と日々闘う患者たちの姿を多くの人に知ってもらうことに成功しました。
糖尿病は、血糖値のコントロールが上手くいかないと昏睡状態に陥ったり、また様々な合併症を引き起こすなど恐ろしい病気ですが、現代医学では完治が見込めない状況です。
にもかからわず、明るい表情で写っている患者たちの自撮り写真は、見る者に勇気を与えてくれるような気がします。近い将来、医療の発達により彼らがこの病気に苦しまずにすむ日が来ることを願いたいと思います。
(via JDRF)

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なんと糖尿病リスクが半分に!? 知られざる「コーヒーの驚きの効果」4つ

みなさんは普段コーヒーをよく飲みますか? 中にはコーヒーが手放せないという人もいるのではないでしょうか。
「コーヒーを飲むと眠れなくなる」「飲み過ぎは体に悪い」などと、コーヒーに含まれているカフェインの話を聞くことがあると思います。
しかし実はコーヒーを飲むと、寿命が延びるという説があるのです!
そこで今回は、海外の情報サイト『WMNlife』の記事を参考に、“コーヒーを飲むと寿命が延びる理由4つ”を紹介します。

■1:肝臓の働きを助ける
肝臓はアルコールや老廃物など、体に有害な物質を分解し、血液をきれいにするという働きがあります。なんと、コーヒーを飲むことによって、肝臓のこの機能を、助けることができるというのです。
普段からコーヒーをよく飲む習慣がある人は、1日4杯以上のコーヒーを飲むことで肝硬変のリスクを80%も軽減することができる、という専門家の指摘もあるそうです。

■2:血液の循環を良くすることができる
さらにコーヒーには、血液の循環を良くするという作用があるようです。コーヒーに含まれているカフェインに、この作用があるというのです。
カフェインの取りすぎはよくないと言われますが、実はこうした作用があるというのは驚きではないでしょうか?
ご存知のように血の巡りを良くすることは、健康にとって非常に重要です。

■3:ストレスを軽減できる
コーヒーに含まれているカフェインには、ストレスを軽減させる効果もあります。ストレスが健康に与える悪影響は馬鹿にできないものがあるのは、もうみなさんもご存知ですよね?
ストレスを軽く考えずに、コーヒーを飲んで積極的に軽減することを考えましょう。

■4:糖尿病のリスクを抑えることができる
もしあなたの家系に、糖尿病の方がいたらコーヒーを飲むことを考えてみてください。というのは、なんとコーヒーは糖尿病のリスクを最大で50%も抑えることができるというのです!
コーヒーが糖尿病を防ぐことができるというのも驚きではないでしょうか?

以上、“コーヒーを飲むと寿命が延びる理由4つ”でしたが、いかがだったでしょうか? コーヒーには、こんな驚きの効果があるのです。
こうしたことで、コーヒー好きの人の健康寿命も伸びるのではないでしょうか。
コーヒーの意外な効果。さっそく、コーヒーでも飲んで一息ついてみてはいかがですか?

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精製炭水化物が人類にもたらしたもの
人類の食生活3段階と血糖値 #3
 今回は、人類の食生活3段階と血糖値シリーズの最終回です。
精製炭水化物の登場で起きた大変化
 前回、原初の組織的農耕が始まったのは約1万年前とお伝えしました。それは人類の食生活において大きな変化だったわけですが、その後、もう一度大変化が起こります。18世紀にイギリスで産業革命が起こり、蒸気機関が発明されると、大規模な製粉工場が登場しました。19世紀には、現在使われているロール製粉機も生まれ、ますます穀物の精製技術は進化しました。日本の場合はというと、江戸時代中期ごろから、庶民にも白米の習慣が定着していきました。
 すなわち、世界で精製された炭水化物が取られるようになったのは、ここ200~300年のことです。現代では、世界中の多くの国で、主食は白いパンか白米などの精製された穀物です。精製された炭水化物は、未精製のものに比べて、さらに急激に血糖値を上昇させます。精製された炭水化物を食べると、空腹時血糖値が100mg/dLとして、食後血糖値は160~170mg/dLまで上昇します。血糖値上昇の幅は60~70mg/dLもあります。これほど急激に血糖値を上昇させる食品は、700万年の人類史上、類をみないものでした。
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ジャンクフードの普及が拍車をかけた
 精製された炭水化物を取った場合、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの追加分泌は、基礎分泌の10~30倍となり、前回説明した未精製の炭水化物を取った時の数倍~10倍と比べて、もう一段階増えることになりました。また、近年のジャンクフードの普及で、さらにインスリンの過剰分泌が生じているのが現状です。ジャンクフードとは、エネルギー(カロリー)は高いが、他の栄養素であるビタミンやミネラルや食物繊維があまり含まれない食品のことです。ハンバーガーやドーナツなどのファストフード、ポテトチップスなどのスナック菓子の多くがこれに該当します。砂糖が大量に添加された清涼飲料水も、典型的なジャンクフードです。
とうとう糖尿病やメタボを発症
 こうしてインスリンを大量に分泌し続けて40~50年たつと、膵臓(すいぞう)が疲弊して分泌が不足するようになります。これが糖尿病です。一方、インスリン分泌能力が高い人は、インスリンを出し続けたせいで、メタボリックシンドロームになる人もいます。インスリンが追加分泌されると、筋肉細胞が血糖を取り込みますが、余った血糖が中性脂肪に変わるので、インスリンは別名「肥満ホルモン」と呼ばれていることは連載の第6回でお伝えしました。
 人体にはホメオスタシス(恒常性)というものがあり、できるだけ変化が少なく体内を一定の状態に保とうとします。食後血糖値の変化をみたとき、「人類みな糖質制限食」だった農耕が始まる前であれば恒常性が保たれ、玄米や全粒粉のパンだとボチボチで、白米や白パンだとかなり乱れることがわかります。
 人類の食前食後の血糖値の恒常性は農耕が始まるまで、700万年間保たれていました。しかしその変動幅は、農耕開始後1万年間で2倍ほどに、精製炭水化物の摂取が始まったここ200~300年間で3倍ほどとなり、インスリンを大量、頻回に分泌せざるを得なくなったのです。
「ブドウ糖ミニスパイク」が生活習慣病のもと?
 糖尿病の人が糖質を取ると、未精製の炭水化物でさえも、食後血糖値は軽く200mg/dLを超えてきます。この急激な食後高血糖のことを「ブドウ糖スパイク」とよび、糖尿病の人に動脈硬化や合併症が生じる元凶となります。また、精製炭水化物を摂取した時に、血糖コントロールが正常な人でも生じる食後血糖値が160~170mg/dLという高い状態を、私は「ブドウ糖ミニスパイク」と名付けました。このブドウ糖ミニスパイクが、生体の恒常性をかく乱して、将来の生活習慣病のもとになると考えています。
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血糖コントロールが正常な人でも「ブドウ糖ミニスパイク」が起きる
 過去世界中にいろいろな食事療法がありましたが、経験的に有効とされているものは、玄米菜食など基本的にブドウ糖ミニスパイクが少ないという一点で一致しています。私は現在、世界中にあふれる生活習慣病の元凶は、精製炭水化物やジャンクフードによるブドウ糖ミニスパイクと、インスリン過剰分泌と考えています。
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江部康二

高雄病院理事長
えべ・こうじ 1950年生まれ。京都大学医学部卒業。京都大学胸部疾患研究所(現京都大学大学院医学研究科呼吸器内科学)などを経て、78年より医局長として一般財団法人高雄病院(京都市)に勤務。2000年理事長に就任。内科医、漢方医。糖尿病治療の研究に取り組み、「糖質制限食」の体系を確立したパイオニア。自身も02年に糖尿病であることが発覚し、実践して糖尿病と肥満を克服する。これまで高雄病院などで3000人を超える症例を通じて、糖尿病や肥満、生活習慣病、アレルギーなどに対する糖質制限食の画期的な治療効果を証明し、数々のベストセラーを上梓している。

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医療プレミア

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糖尿病予防し健康に/三豊、市民団体が講座企画

香川県三豊市三野町の市民団体「まちづくり推進隊三野」は22日、香川大医学部と連携した健康講座を同町の保健センターで開催した。香川が全国ワースト上位の受療率となっている糖尿病について、宮武伸行准教授が予防法などを解説し、集まった住民らは運動や食事の見直しなど日々の積み重ねの大切さを再認識した。

 講座は中高年世代の健康増進につなげようと、今年初めて企画。9月~来年3月に計6回実施する。

 この日は2回目の講座で住民約70人が参加。宮武准教授は糖尿病に関して「国民の6人に1人が関係しており、国民病と言える。予防、改善が最重要視されている」と説明した。

 さらに「心臓や脳の疾患、失明のほか、認知症を引き起こすリスクも高まる」と強調。定期的な健診や早期受診に加え、「自分なりの運動、食事改善をきょうから始め、家族にも広めてほしい」と呼び掛けた。

 講話の後には椅子に座ったままできる脚上げや肩回し運動などを紹介。参加者は家庭で実践しようと意欲を見せていた。

 次回の講座は11月26日、メタボリック症候群をテーマに行われる。

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看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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低炭水化物ダイエットで嘔吐とけいれんが発生?
授乳中の女性に起こったケトアシドーシス

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食事の炭水化物を少なく、脂肪を多くすることで減量などに役立てようとする食事療法がありますが、全体的な栄養のバランスには配慮が必要です。ケトアシドーシスという危険な状態が、低炭水化物食によって引き起こされたと見られる例が報告されました。

◆ケトアシドーシスとは
炭水化物が不足したとき、体に必要なエネルギーを作るため、脂肪を分解する働きが強くなります。
脂肪を分解する過程で「ケトン体」という種類の物質ができます。ケトン体は酸性であり、ケトン体の量が極端に多くなると、血液が酸性に偏って、腹痛や意識が遠くなるなどの症状を起こします
このケトアシドーシスという状態は、治療されなければ脳や心臓に影響して死に至ることもある、危険な状態です。重症の糖尿病で炭水化物を正常に利用できなくなったときに起こることがありますが(糖尿病ケトアシドーシス)、糖尿病がない人にはまれと言われています。

◆授乳中の32歳女性
この報告は、糖尿病のない授乳中の32歳の女性にケトアシドーシスが起こった例です。この女性は嘔吐、動悸、手足のけいれんなどの症状があり受診しました。その10日前から、極端な低炭水化物・高脂肪の食事をし、体重が急に減っていました
糖尿病を含め、明らかな病気はなく、似た症状を起こしうる甲状腺機能低下症などを疑わせる病歴もありませんでした。血液検査の結果、ケトン体が7.1mmol/lと極端に多いことなどから(正常範囲は0.5mmol/l以下)、ケトアシドーシスの状態と見られました。

ブドウ糖インスリンで回復
ブドウ糖とインスリンの注射などによる治療が行われ、翌日にはケトアシドーシスの状態は解消され、3日後に退院となりました。
詳しい検査の結果、薬物中毒やホルモンの異常を起こす病気も否定され、低炭水化物・高脂肪の食事が原因の飢餓によるケトアシドーシスと最終的に診断されました。
研究班は「低炭水化物・高脂肪食のようにケトン体を生成する食事は、ケトアシドーシスを誘発しうる。授乳は状態をさらに悪化させ、ケトアシドーシスの引き金にさえなりうるのかもしれない」と結論しています。

低炭水化物・高脂肪の食事は糖尿病などの治療としても研究されていますが、極端に偏ることにはリスクもある一例と言えるかもしれません。

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看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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糖尿病の検査はなぜ必要?妊娠中のリスクとは?|専門家の見解

妊娠をきっかけに血糖値があがってしまい、妊娠糖尿病と診断されてしまう人は約12%。約8人に1人。決して珍しい病気ではありません。

うまく血糖コントロールが出来ないとお腹の赤ちゃんが巨大になってしまったり、出産時に難産になってしまったり、胎児仮死の危険もあるのです。

その為にも、血糖を調べ「妊娠糖尿病」や「糖尿病合併妊娠」を早期発見する必要があるのです。では、「妊娠糖尿病」と「糖尿病合併妊娠」の違いについて説明します。

「妊娠糖尿病」は、妊娠中に初めて発見または発症した、糖尿病に至っていない糖代謝異常のことを言います。

妊娠糖尿病という名前から、一般的な糖尿病と混同されがちですが、一般に言う糖尿病よりもずっと診断基準が厳しく、妊娠していない場合には‘糖尿病’と診断されないようなごく軽い糖代謝異常も妊娠糖尿病には含まれています。

体重が妊娠前から重かったり、両親や兄弟姉妹に糖尿病があったり年齢が35歳以上だと血糖値が上昇しやすいといわれています。

「糖尿病合併妊娠」は、妊娠前から糖尿病があった場合を言います。

妊娠糖尿病と糖尿病合併妊娠は母児に発生する合併症の種類や頻度、血糖管理の困難さなど異なる点もありますが、厳格に血糖管理を行うことで合併症を押さえることが出来るという点では同じです。

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看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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科学の森:急増100歳以上、高い幸福感
慶応大調査、糖尿病や動脈硬化の患者少なく

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 100歳以上の高齢者が今年、6万人を超え、この10年で2.4倍になった。老化現象の解明や病気予防の手がかりを得ようと、慶応大などは長年、こうした人たちを包括的に調べる「百寿者調査」に取り組んでいる。そこから見える長寿の人たちの姿とは--。【下桐実雅子】

 百寿者調査は1992年に東京で始まり、広瀬信義・慶応大百寿総合研究センター特別招聘(しょうへい)教授らのグループが、これまで800人以上に面会した。家族らの協力を得て、約1時間半かけて採血、血圧や心電図の測定を行うほか、生活の様子なども聞き取る。2002年からは全国の105歳以上を調べている。
 100歳以上の人が急増したのは、医学の進歩や介護システムの整備、栄養面の知識の向上などが背景とみられる。約6万人のうち、女性が87%を占める。
 110歳以上の人も増えており、10年の国勢調査では78人。広瀬さんは「今年は150人を超えるのではないか。10年前は110歳の人はほとんど見たことがなかったが、調査への協力者も増えている」と語る。ちなみに世界で最も長く生きた人はフランスのカルマン夫人で122歳。男性では2年前に116歳で亡くなった京都府の木村次郎右衛門さんだという。

 長生きする人は病気知らずなのだろうか。

 百寿者調査の病歴のまとめでは、約6割は高血圧で、女性の半数は骨折経験者だった。脳卒中やがんは男性が女性の約2倍と多い。特徴的なのは、男女とも糖尿病が少ないことだ。糖尿病は神経障害や腎臓病などの合併症を引き起こすほか、食事制限が必要になる。糖尿病がなければ好きな物が食べられて栄養不足になりにくく、長生きするのではないかと考えられる。
 動脈硬化が少ないのも特徴で、認知症のない人は3~4割、日常生活で自立している人は約2割。広瀬さんは「今の生活はいかがですか」と質問するが、「とても幸せです」と答える人が多く、百寿者は幸福感が高いと実感するそうだ。

 グループが最近、百寿者684人とその子どもを含めた計約1500人の血液を分析した結果、炎症反応を示す数値の低い人は生活面の自立や認知機能がより長く保たれる傾向があることが分かった。百寿者の子は同年代の他の人に比べて炎症反応の数値が低かった。慢性的な炎症はさまざまな病気に関わると考えられており、新井康通・慶応大講師は「老化に伴いなぜ炎症が起こるのかを解明することが重要だ」と話す。
 百寿者調査は海外でも行われ、「長寿遺伝子」の探索も盛んだ。広瀬さんらは、110歳の90人の遺伝子解析も進めており「長寿に強く作用する遺伝子が見つかるかもしれない」と期待する。

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