健康格差解消の取り組み 
足立区は野菜摂取促進で効果


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 9月19日、NHKが『NHKスペシャル 私たちのこれから「健康格差 あなたに忍び寄る危機」』(以下、『Nスペ』)を放送し、大きな話題を呼んでいる。
 低所得者は高所得者に比べ、精神疾患3.4倍、肥満1.53倍、脳卒中1.5倍、骨粗しょう症が1.43倍もリスクが高くなるという。さらに、非正規雇用者は正社員に比べ、糖尿病になる確率が1.5倍も高いのだ。
 その一方で、健康格差を解消するための取り組みも始まっている。それは所得の多い少ないといった要因によって“幸せな死に方ができるか”が決まってしまう現状を変えようとする動きでもある。
 
 地域格差でいえば、『Nスペ』で「杉並区とは2歳近い健康寿命の差がある」と指摘された東京・足立区で、炭水化物偏重を脱し、糖尿病患者を減らすために3年前から「ベジタベライフ」というプロジェクトが始められた。
 
「民間団体や商店と協力して、『野菜を食べること』、『野菜“から”食べること』を推進しています。保育園などを通じて、子供の頃からよい食生活習慣が身につくような取り組みを進めたり、糖尿病を重症化させないために、保健師が区民の家庭を訪問したりもしています」(足立区こころと体の健康づくり課)
 
 こうした取り組みの結果として、区民の野菜摂取量は着実に増えていると区は成果を強調する。
 高齢者のライフスタイルを活発化させることで、健康状態を改善しようとするのは、愛知県武豊町だ。
「町の介護予防事業として『憩いのサロン』というものを開催しています。町内に会場は13か所あり、地域のなかで高齢者の外出の機会や社会参加の場を提供する取り組みです。
 運営はボランティア主体でされており、体操や工作を行なったり、マジックや日本舞踊、三味線などの出し物、みんなでお茶タイムを開いたりもしています。月に1~2回の開催で、誕生月の人のお祝いもある。1回1時間半~2時間ほどの“お楽しみ会”のような感じですね。2015年には1万2711人の参加がありました」(武豊町福祉課)
 家に引きこもりがちだった高齢者が、こうした機会に外に出て、歩くようになる。運動機能の低下を防ぐことにつながるし、楽しい催しに参加することで、うつ病や認知症の予防にもなり得ると町では考えている。
※週刊ポスト2016年10月7日号

看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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糖尿病患者では結婚により過体重リスクが低下

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2型糖尿病患者では、既婚者は独身者よりも過体重である可能性が低いとの研究結果が、横浜市立大学医学研究科/茅ヶ崎市立病院の近藤義宣氏らにより報告された。また、配偶者と同居している糖尿病男性では、高血圧や高血糖などの関連因子を合併し、心疾患や脳卒中のリスクを高める病態であるメタボリック症候群を有する可能性も低いことが判明したという。

近藤氏らは、2010~2016年の2型糖尿病患者270人の診療記録を検討した。対象者のうち180人は既婚者(男性109人、女性71人)で配偶者と同居しており、90人は独身者であった(男性46人、女性44人)。

体脂肪の指標であるボディ・マス・インデックス(BMI)の平均値は、既婚者(24.5)では独身者(26.5)よりも低かった。また、独身者に比べて既婚者のほうが、血糖コントロールの指標であるHbA1c値が低く(7.3%対7%)、メタボリック症候群の比率も低かった(68%対54%)。

年齢、性別などの因子について統計的に調整しても、既婚者は過体重である可能性が50%低く、性差は有意とは考えられなかった。既婚男性のメタボリック症候群リスクは独身男性よりも58%低かった。ただし、女性では婚姻状態とメタボリック症候群との関係にエビデンスは認められなかった。

今回の研究は、ドイツ、ミュンヘンで開催された欧州糖尿病学会議(EASD)集会で9月15日に発表された。学会発表された研究は、査読を受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる。(HealthDay News 2016年9月16日)

https://consumer.healthday.com/diabetes-information-10/type-ii-diabetes-news-183/marriage-may-help-keep-weight-gain-at-bay-for-diabetics-714929.html
Copyright (c) 2016 HealthDay. All rights reserved.

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旨い上にがん・糖尿病予防も?
激安・鮭の白子で作る絶品つまみ

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ふぐやタラの白子は美味しいけれど、ちょっとお高くて…という方。実は、スーパーで手軽に手に入る安価な「白子」があるんです。無料メルマガ『独身男性が自分で作る簡単! 腹いっぱい! ガッツリレシピ』では、この時期にしか手に入らない激安白子を使った茹でるだけの簡単な一品が紹介されています。浮いたお金でビールをもう1本、も可能ですよ。

秋の希少珍味!シャケ白子ポン酢

gatugatu佐藤です。今回は、「魚珍味が好きな方のための手軽な秋の希少一品」を伝授します。地方によって店頭に並ぶ時期は少し変わるかもしれませんが、9月に入るとスーパーの鮮魚コーナーにひょろ長い白~い物体が並んでいるのを目撃したことはないでしょうか?
これ↓
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シャケの白子(白子とは精巣です)。秋の一時期だけに出回る希少食材です。他の白子と同様で臭みがありますが、下処理で抑えることができ、薬味などと合わせれば美味しく食べることができますし、様々な料理にすることが可能です。「わしは、魚の珍味には目がないんじゃ!」という珍味好きには超おすすめです。ふぐの白子やタラの白子など「白子」といえば高価なイメージですが、それらの白子と違い「シャケの白子」は、かなり安価で手にはいります。例えば、上記の写真のシャケ白子は、280円。2ふさでこの値段ですから、安くついたぶん、ビール1本増やせます。
で、シャケの白子は美味しいだけでなく特殊な栄養を持っています。一番は「核酸」。リボ核酸 (RNA)とデオキシリボ核酸(DNA)が……と難しい説明をしてもよくわからないと思いますので簡単にいうと体の細胞が新しく入れ代わる時に必須の物資です。

貧血予防肥満予防脳機能の改善疲労回復糖尿病やガンの予防効果もあり、美肌効果も発揮します。シャケの白子にはこの「核酸」をたくさん含んでいます。もう1つは「プロタミン」という成分。老化防止の効果があり、その成分によって肌艶が良くなることから化粧品に使用されているそうです。このような効果もあり、コレステロールも少ないですから「珍味類はちょっと……」という方にも食べていただきたいです。

で、おすすめの料理はシンプルにゆでてポン酢をぶっかけるだけの「シャケ白子ポン酢」。これが一番手軽に作れるシャケ白子の基本料理ですね。私が大阪に居た頃のお店では「シャケ白子ポン酢」を付き出しでお客さんに出していていつも好評でした。原価が安いのでお店もたすかり、お客さんにも好評なのでWIN-WINな食材です。湯でるだけのシンプルな料理ですが、臭みを抑える「湯で方」を説明したレシピは熟読しておいた方がいいと思います。

レシピ
【材料】
シャケの白子……1房
酒……大さじ1杯
塩……小さじ1/2杯
刻みネギ……少々
大根おろし……少々
一味唐辛子……少々
ポン酢……大さじ1杯くらい
写真がシャケの白子。鮮度の良いものを買ってください(傷むのが早い食材です)。
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1.鍋に湯を400ccくらい沸かします。
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2.シャケ白子は、裏返すと「筋(すじ)」が付いているので、包丁で切り取ります。
端の筋を少し切り取り、指で持ち上げながら筋と身の境目を切っていくイメージです(取りにくい部分ですが、湯でると硬くなり食感が悪くなるのでできるだけ綺麗に切り取ってください)筋が取れたら、2cm幅で切っておきます(一口サイズ)。
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3.鍋の湯に酒大さじ1杯、塩小さじ1/2杯を入れます。
臭みを抑えるために酒、塩を入れてゆでます。沸騰したところに切ったシャケ白子そろ~っと入れ(2、3コづつ)、全部入ったら弱火(グラグラ湯でない火加減)にします。
このまま5分ほどゆでます(中まで完全に熱が通るまで湯でる)。グラグラ沸騰させて茹でると、白子が潰れてくるので、弱い沸騰の状態で湯でてください。
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4.氷水を準備します。
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5.5分後、穴あきのお玉などで白子をすくい、氷水にそろ~っと入れ急冷します(このまま5分おく)。
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6.ザルにそろ~っとあけ、水気をきります。
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7.小鉢に、白子を重ねて盛り、白子の上に刻みネギ、大根おろしをのせ、一味唐辛子を少しふリ入れます。
横からポン酢を入れて完成です(大葉はあれば下に敷きます)!
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秋の一時期しか食べることができない希少食材です。シャケ白子ポン酢は「ゆでるだけ」なので簡単! 応用編としては「フライにする」「鍋に入れる」「バター醤油焼」「野菜と共にホイル焼」「焼いて砂糖醤油でからめる」「味噌汁」「生姜煮」「パスタにぶち込む」などもの方法でも美味しいです。スーパーで見つけたら是非作ってみてください。

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昼寝も長過ぎは問題
糖尿病リスクが上昇

 昼食を食べて満腹になり、午後に激しい睡魔に襲われてしまったという経験は、多くの人が持っているだろう。ちょっとした仮眠(昼寝)が私たちの健康にとって効果的だという報告は多い。そんな中、東京大学の研究グループが、昼寝のリスクに関する研究結果を、欧州糖尿病学会で報告した。1日に60分以上の昼寝をすると糖尿病の発症リスクが高まることが、複数の研究を解析した結果、明らかになったという。

60分以上の昼寝で糖尿病リスクが45%上昇

 今回、研究グループは、昼寝と糖尿病などの代謝に関わる疾患との関連を検討するため、電子データベースを検索。過去に発表された論文から、一定の基準を満たすアジアや欧米の研究21件(合計30万7,237人)を抽出し、そのデータを解析した。
 その結果、1日当たり60分以上の昼寝をすると、全く昼寝をしない場合に比べて、2型糖尿病の発症リスクが45%上昇した。それに対して、60分未満の昼寝では、こうした明らかなリスクの差は見られなかった。
 昼寝時間の長さについて詳しく調べたところ、1日当たりの昼寝時間が40分以内であれば、2型糖尿病やメタボリックシンドロームのリスクとはならないが、40分を超えるとリスクは上昇。60分以上になると、そのリスク上昇は統計学的にも意味があるほどに大きくなり、昼寝時間の長さと2型糖尿病やメタボリックシンドロームのリスクとの間には、「J」字型のカーブが描けることが分かったという。

 今回の解析結果について、同研究グループは「どのようなメカニズムで、昼寝時間の長さが代謝に関わる疾患の発症リスクに関連しているのかは不明」とした上で、「昼寝の時間が長い人は、寝ている間に呼吸が止まってしまう閉塞性睡眠時無呼吸などがあり、夜間の睡眠が十分取れていない可能性があります」と指摘。閉塞性睡眠時無呼吸は、代謝機能の異常や心血管疾患の発症といったリスクを高めることが知られている。
 加えて、「長時間昼寝をする人は、そうでない人に比べて、もともと体調が悪く、糖尿病を発症しやすい要素を抱えているといった、逆の因果関係も考えられます」と述べている。

 これまでに複数の研究で、30分以内の昼寝で注意力や運動能力が上がるといった、短時間の昼寝の利点が示されている。このことから、同研究グループは「深い睡眠に入る前に目覚めるような短時間の昼寝であれば、私たちの体に備わる体内時計のリズムの乱れを改善し、睡眠不足によって生じるさまざまな代謝機能の異常を修正することができるかもしれない」とコメントしている。

(あなたの健康百科編集部)

あなたの健康百科

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糖尿病川柳の入賞作品発表 – 「孫くれる 甘いお菓子に まごついて」

2016年09月28日 11時16分 マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

サンスターはこのほど、糖尿病患者とその家族をサポートする『糖尿病とうまくつきあう』サイトにて、「第4回 糖尿病川柳 ~糖尿病とつきあう生活あるある~」の入賞作品を発表した。

「糖尿病川柳」は、同社が運営するサイト「糖尿病とうまくつきあう」で実施している企画。糖尿病とつきあう日々の出来事や、糖尿病患者を支える人が気づく思い、感じることなどを詠んだ川柳を募集するもので、今回は約350件の作品が寄せられたという。

このほど、応募作品の中から、大賞1作品、オーラルケア賞3作品、間食賞3作品を選定した。

大賞は、「見直そう 飲み方食べ方 暮らし方」(nobuさん)。口腔ケアに関する川柳の中から選定するオーラル賞は、「ルーティンの 間食やめて 歯を磨く」(虹の星さん)、「カロリーを 減らして歯磨き 増やしてる」(ハヤさん)、「歯磨きは 血糖下げる 第一歩」(はや得さん)に決定した。

間食に関する川柳の中から選定する間食賞は、「菓子いいな 素材を変えて 作ろうか」(むこうさん)、「尿検査 ご飯やケーキも ドーピング?」(八十日目さん)、「孫くれる 甘いお菓子に まごついて」(coniさん)の3作品が選ばれた。
このほかの川柳や入賞者の声は、「第4回 糖尿病川柳 ~糖尿病とつきあう生活あるある~ 特集ページ」で公開している。
(フォルサ)

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筋肉がホルモンを出して糖尿病、がん、アルツハイマー病などのリスクを防ぐ。常識を覆す「運動」効果の解明に挑む

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これまで糖尿病の治療はインスリンを投与するのが常識とされてきました。しかし、首都大学東京大学院人間健康科学研究科の藤井宣晴教授は、運動をして筋肉が収縮すると、インスリンとはまったく別のメカニズムが働いて血液中の糖を消費し、糖尿病の治療や予防に大きな効果があることを明らかにしたのです。
研究はさらに進展し、これまで臓器だけが作るとされていたホルモンが、実は筋肉によって多種多様に作り出されていることを発見。これらのホルモンが血液の流れに乗って全身に届けられ、臓器などを健康にしている事実を証明しつつあります。内閣府もこの研究に注目し、「最先端・次世代研究開発支援プログラム」に選んで後押しをしています。
運動をして筋肉を動かせば、糖尿病だけでなく、アルツハイマー病やがん発生のリスクを下げ、免疫機能を高めるといった効果があるうえ、健康を増進することによって、医療費の削減に貢献することが期待されます。
筋肉の運動効果解明に挑戦する藤井教授に、これまでの研究の成果について伺いました。

ウェブメディア「Mugendai(無限大)」の記事より抜粋してご紹介します。

鍵を握るのは筋肉細胞の中にあるAMPキナーゼという酵素

── まず、糖尿病の話から伺います。運動して筋肉を収縮させると、インスリンとは異なる経路で血糖値が下がる、という藤井先生たちの研究が注目を集めています。それはどのようなメカニズムなのでしょうか。
藤井:筋肉を収縮させると、血液中の糖が消費されて血糖値が下がる現象は以前から知られていました。しかし、そのメカニズムについては「筋収縮がインスリンの分泌を盛んにしているのだろう」と、間違って解釈されていました。
私たちの身体は多くのホルモンを作っていますが、血糖値を下げるホルモンはすい臓が分泌するインスリン以外にはないということで、そう推測されていたのです。しかし実際には、運動すると逆にインスリンの分泌が低下することも以前から知られており、本当の理由は解明されていなかったのです。
私は1999年に米ハーバード大学のジョスリン糖尿病研究センターに留学しました。その直前の98年、私の上司になるロ-リー・グッドイヤー博士が、「筋肉の収縮によってインスリンとは全く違う経路で糖が筋肉に取り込まれている」という画期的な論文を発表していました。それは、世界でもまだ数人しか気付いていない事実でした。
その後、グッドイヤー博士は筋肉細胞の中で何が起きているのかを詳しく研究し、筋肉細胞中の「AMPキナーゼ」という酵素が糖を取り込んでいる事実を突き止めたのです。私はその研究プロジェクトの主任として2008年まで参加しました。

細胞のエネルギーが減ると、AMPキナーゼが活性化して糖を取り込む

── そのAMPキナーゼとはいったいどんな物質で、どんな働きをするのですか。またインスリンの働きとはどう違うのでしょうか。
藤井:人が運動して筋肉を動かすときは、ATP(アデノシン3リン酸)というエネルギーの「蓄電池」を利用します。ATPがエネルギーを出すとADP(アデノシン2リン酸)という物質に変化し、更にエネルギーを出すとAMP(アデノシン1リン酸)に変化します。
こうして細胞内のATPが減ると逆にAMPが増え、それに応じてAMPキナーゼに活性化のスイッチが入ります。するとAMPキナーゼは血液中の糖を筋肉細胞に取り込み、低下したATPのエネルギーを補充する働きをするのです。
AMPキナーゼはもともと筋肉細胞に存在する酵素であり、細胞のエネルギー量を監視するセンサーの役目を果たしています。その存在は以前から知られていましたが、構造が複雑なこともあり、何のために存在しているのか、よく分かっていませんでした。それがようやく解明されたのです。
これに対しインスリンは、すい臓のランゲルハンス島という組織で作られて血液中に分泌されるホルモンで、筋肉細胞の外側から筋肉に糖の取り入れを促すという違いがあります。
話がそれますが、昔から糖尿病治療に使われているメトフォルミンという薬があります。ユリ科の植物から抽出する物質ですが、なぜ糖尿病に効くのか分からないまま使われていました。実はこの物質も、AMPキナーゼを活性化していることが最近になって判明しました。つまり運動がもたらす効果を模倣する物質だったわけです。
このようにここ10数年の研究で、AMPキナーゼ・ワールドと言われるぐらい、研究が進んできました。

インスリン以外の治療を諦めていた糖尿病患者に福音

── 血糖値を下げるAMPキナーゼの研究が進んだことは、インスリンに頼るしかなかった糖尿病の患者さんにとって新たな希望になりますね。
藤井:そう思います。私たちの研究の第1のインパクトは、インスリン以外に筋肉に糖を取り込ませるメカニズムが存在することを示した点です。
第2にインスリンの働きが悪い糖尿病の患者さんであっても、運動すると健常な人と同じぐらい、筋肉への糖の取り込みが盛んになることを発見した点です。
糖尿病の患者さんは日本だけでも約700万人、その予備軍1300万人を合わせると総計2000万人いると言われます。すい臓の細胞が壊れるⅠ型と、インスリンの情報伝達がうまく機能しなくなるⅡ型がありますが、日本人の糖尿病のほとんどはⅡ型です。これまでインスリン以外の治療を諦めていたⅡ型の患者さんに新しい治療の道が開けたことは、とても意義のあることです。

日常の身体活動のレベルを、少しでも超えるものは「運動」と言える

── 運動が糖尿病の治療や予防に有効であることは分かりましたが、どのような運動をすれば効果的なのでしょうか。
藤井:その点については私は専門外なのですが、低い運動強度でもAMPキナーゼが活性化されることがすでに確認されており、無理に頑張って激しい運動をする必要はありません。
運動が健康にいいことは承知しているのに、実際には運動しない人が多いことが問題です。「運動しなさい」と言われると、シューズやウエアを買ったり、気合を入れたり。こんなイメージでは、長続きしないのが当然です。
日常生活で必要とされる身体活動のレベルを、少しでも超えるものは全て「運動」と言えます。ある運動と別の運動の違いをうんぬんするより、運動するかしないかの違いの方がものすごく大きいのです。
2人並んで話しながら歩いているとしましょう。話しながら呼吸をちょっと意識する、あるいは心臓がドキドキ動いていることを自覚するぐらいの速度で歩く──これはもう運動であり、ふだん使わないレベルの身体活動をしている証拠と言えます。階段を2階や3階まで歩いて上がるとか、掃除をするといったことも運動です。この程度でも効果があります。
話しながら歩くことに負担を感じなくなったら、それは運動レベルに身体が適応した証拠なので、もう少し歩く速度を上げてみればいいでしょう。
ただ、運動は万能ではありません。糖尿病が重度に進行してしまうと、運動にできることは限られてきます。病気の早い段階でやるほど効果的です。糖尿病の研究や意識改革が進んでいる米国に比べ、日本の病院では患者さんにどのように運動をすればよいかを伝える努力が不足しているように思います。

運動の効果は脳、免疫系、肝臓、すい臓などすべての臓器に現れる

── 米国では、運動することが糖尿病治療のための重要な柱、と位置付けられているのですか。
藤井:そうです。米国では「Exercise is medicine.(運動は薬なり)」というスローガンが普及しており、米医師会やスポーツ医学会が健康のために運動を推奨しています。米国は国民皆保険ではありませんが、それでも保険医療の金額がぼう大になり、国の財政を圧迫しているからです。
糖尿病に限らず、病気になった人を治すのではなく、病気にならないように予算を付けて仕向けて行くという意識が、米国ではとても高くなっています。

── 運動の効果は糖尿病以外の面でも現れるのでしょうか。
藤井:はい。効果の出方は臓器によってそれぞれ違いがありますが、脳、免疫系、肝臓、すい臓などすべての臓器に運動の効果が現れます。また数種類のがん発生のリスクを低下させることも分かっています。
一般的には「運動」と認識されていない「話ながら歩く」「掃除をする」といった活動でも糖尿病などの病気のリスクを防ぐというのは、興味深いですね。以下のリンク先では、「筋肉から分泌されるホルモン」の研究が進んでおり、身体全体を健康にする新しい薬品が作ろうとしていることが語られています。「健康」の最前線について、ぜひご一読ください。

常識を覆す「運動」効果の解明に挑む ――筋肉がホルモンを出して糖尿病、がん、アルツハイマー病などのリスクを防ぐ | Mugendai(無限大)

(ライフハッカー[日本版]編集部)

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非正規雇用者 
炭水化物の重ね食べで糖尿病になる危険

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 9月19日、NHKが『NHKスペシャル 私たちのこれから「健康格差 あなたに忍び寄る危機」』(以下、『Nスペ』)を放送し、大きな話題を呼んでいる。現役引退後の収入や貯蓄額だけでなく、それまでの生活の様々な要素が幸せに死ねるかどうかを決定づける──そんな内容だ。
「所得と学歴だけでなく、職業や、正規雇用か非正規雇用かといった就業状態などさまざまな指標で見て、社会経済的地位が低いほど不健康である確率や死亡率が高いことがわかってきた。実はいま、日本で命や健康に大きな格差が生まれているのです」

 そう語るのは、『健康格差社会』(医学書院刊)の著者で千葉大学予防医学センター教授、国立長寿医療研究センター部長の近藤克則氏である。
 WHO(世界保健機関)は健康格差を生み出す要因として、所得、地域、雇用形態、家族構成の4つを挙げている。
 健康格差を取り上げた『Nスペ』ではまず所得に注目し、低所得者と高所得者では病気にかかる確率がどのくらい変わってくるのかをデータをもとに紹介した。その数字は衝撃的なものだった。
 低所得者は高所得者に比べ、精神疾患3.4倍、肥満1.53倍、脳卒中1.5倍、骨粗しょう症が1.43倍もリスクが高くなるという。さらに、非正規雇用者は正社員に比べ、糖尿病になる確率が1.5倍も高いのだ。

 なぜ、これほどまでの格差が生まれてしまうのだろうか。本誌が理由を掘り下げると、さまざまな生活実態の差が影響していることが明らかになった。NPO法人「ほっとプラス」代表理事の藤田孝典氏が指摘する。
「非正規雇用者であっても、職場での立場が弱いことから、対価に見合わない長時間労働を強いられることがある。私の知るケースでは、仕事が定時で終わらず、朝9時から働き始めて夜10時までサービス残業をさせられていた人もいた。そうした環境下で賃金が低いと、食事は深夜でもやっている安価な外食かコンビニ弁当などで済ませてしまいがちになります」

 最近のコンビニ弁当では、野菜がたくさん入っているものも出てきているが、「栄養バランスよりも値段を先に考えてしまう。おかずの多い弁当は総じて高い。そんなお金はないし、夜遅くまで食事もせずに働いた後だから、つい野菜より肉やご飯の量が多いものばかり選んでしまう」(47歳男性・サービス業勤務)というのが実情だ。

 とりあえず安上がりに空腹を満たそうと、「おにぎりとカップ麺」または「パンとカップ麺」といった組み合わせを選ぶ人も少なくない。
 もともと米や麦(パン、麺の原料)などの炭水化物は安いコストでカロリーを摂取できるという利点があって、世界中で主食として普及してきたのだから、当然といえば当然の成り行きではある。
 ただし、こうした炭水化物と炭水化物の“重ね食べ”は、タンパク質やビタミンが不足する上に、糖分と塩分を摂りすぎてしまう。非正規雇用者に肥満や糖尿病が多いことの原因にこうした食生活があるとみられている。

 2013年には、お金に余裕のない人が低価格の牛丼チェーンに駆け込むことから、“日本の企業がお金をかけずに食事というサービスを提供している”として、「牛丼福祉」という言葉が話題になった。
 ただし、「牛丼福祉」には、負の側面もある。牛丼が安いのには理由があり、その1つが“ほとんどが炭水化物”という点にある。一般的な牛丼チェーンでは重量の7割以上を炭水化物が占めている。
「サラダや味噌汁などのサイドメニューは値段のわりに満足感がなく、もったいないので、ほとんど注文しません」(39歳男性・工場勤務)といったケースが必然的に増える。

 野菜を食べずに炭水化物ばかりを食べていては、低栄養によって骨粗鬆症リスクも上がる。
 お金がないなら、自炊すればいいじゃないか──そう考えるかもしれないが、「非正規で夜勤のシフトにも入っているから、自炊している時間があったら、そのぶん眠りたい」(50歳女性・運送会社勤務)というライフスタイルになっていく。

 糖尿病リスクが上がれば、「死に方」も大きく変わってくる。合併症で腎臓を患うことになれば、長期の通院を強いられ、老後を楽しむどころか生活に大きな制約が生まれる。

 また糖尿病によって認知症リスクが上がることも指摘されている。認知機能が衰えれば、在宅生活が難しくなり、施設入居を考えなくてはならなくなる。十分な蓄えがなければ、入居先が見つからず“難民化”しかねない。所得の違いから生まれる食生活の差によってどうしようもない死に方の格差が生まれていく構図がある。

※週刊ポスト2016年10月7日号

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糖尿病患者が後悔する生活習慣 1位「脂っこい料理を好んで食べる」

2016年9月25日

厚生労働省の資料によれば、糖尿病の患者数は年々増えているのだとか。糖尿病が強く疑われる成人男女は、なんと950万人に達すると2012年の同省の資料でも明らかにされています。
もはや人ごとではない病気です。そこで『WooRis』が全国に住む男女500人に「あなたは糖尿病ですか?」と質問し「はい」と答えた52人に対して、「今思えばもっと早く改めておけば良かった生活習慣は?」という調査を実施しました。
ランダムにチョイスした男女500人に尋ねても、10人に1人が「糖尿病だ」と答える時代。貴重なアドバイスも含まれていますので、中高年の方はぜひともチェックしてみてください。

■第5位:ちょっとした身体活動を面倒臭がった(15.4%)

糖尿病患者が「今思えば改めておくべきだった」と後悔する生活習慣、その第5位に選ばれた答えが「ちょっとした身体活動を面倒臭がった」でした。
『WooRis』の過去記事でも繰り返し、日々の身体活動の重要性が語られています。
<身体活動量が多い者や、運動をよく行っている者は、総死亡、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率や死亡率が低い>(厚生労働省のホームページより引用)
と公的な情報にも記されています。最近は電化製品の発達もあって、家事においても体を動かす機会が減ってきているそう。十分に注意したいですね。

■第4位:濃い味付けを好んでいた(17.3%)

次は味付けについて。味付けが濃い食べ物は、一般的に脂質や食塩が多く使われています。
脂質は炭水化物やたんぱく質と比べて、同じ量でもカロリーが高いといわれています。炭水化物1g=4kcal、たんぱく質1g=4kcalに対して、脂質1g=9kcalです。
脂質の多い食べ物は口にすれば、カロリーを余分にとりすぎる恐れがあります。その結果、肥満の引き金にもなりかねません。肥満は糖尿病の危険因子とされています。
一方で食塩を多く使った濃い味の主菜や副菜は、ごはんが進みます。結果として炭水化物を食べ過ぎてしまう恐れがあるのです。また、糖尿病患者の場合は、食塩をとりすぎると合併症を引き起こすリスクが一気に高まるともいいます。
バランスの取れた薄味の食べ物を、腹八分目にとどめておくといった食生活が大切なのですね。

■同率第2位:運動不足が続いた(19.2%)

運動をすれば、血液中の糖もエネルギー源として筋肉などでどんどん利用されていきます。糖尿病の治療に運動療法があるように、運動は糖尿病予防&治療に極めて大事な役割を果たします。
しかし厚生労働省によれば、日ごろから運動習慣のある人は男性で33.8%、女性で27.2%にとどまっているのだとか。
ひざや関節が悪い、心臓や肝臓に病気があるなど、何か運動ができない特別な事情がある人は無理するべきではありません。ですが運動不足に関して、糖尿病患者の多くが後悔していると分かりました。

■同率第2位:ストレスの高い生活を続けていた(19.2%)

同率の第2位はストレスについて。女性の医学事典『ウィメンズ・メディカ』でも、ストレスの高い状態が続くと、血糖値を上げるホルモンが出てしまうと警鐘が鳴らされています。
その他の研究でも、ストレスと糖尿病の関係は次々に明らかにされています。
例えばカナダの臨床評価科学研究所などの研究者が行った調査では、仕事の自由度が低い女性ほど(ストレスを感じやすい状況にある人ほど)、そうでない女性と比べて2倍も(2型)糖尿病になるリスクが高いと明らかになっています。


■第1位:脂っこい料理を好んで食べていた(28.8%)

そして注目の第1位は、食事についてでした。先ほどの濃い味付けと重なる部分がありますが、脂っこい食べ物も要注意なのですね。
厚生労働省によれば、日本人の糖尿病リスクを高める要因として、(1)加齢(2)家族歴(3)肥満が挙げられています。脂っこい食べ物はカロリーが高い傾向にありますので、好んで食べると肥満の引き金になります……。

先ほどの『ウィメンズ・メディカ』にも、日本人の糖尿病患者が増えた理由として、食生活の変化で頻繁に口にするようになった脂分の多い料理が挙げられています。


以上、実際の糖尿病患者が「今思えば改めておくべきだった」と後悔する生活習慣をまとめましたが、いかがでしたか?
ちなみに6位は「スナック菓子などを大量に食べた」(13.5%)、7位は「外食中心の食事だった」(11.5%)がランクインしています。食事と運動、この2つには十分に注意したいですね。
(ライター 坂本正敬)

Peachy

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飲みすぎても平気!?
秋の味覚とともに楽しむビールの健康効果

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 これから秋が深まるにつれ、食べものが美味しく感じるようになってきます。美味しい食べものと一緒に飲むビールは、また格別。この上ない幸せを感じる方もいることでしょう。

 とはいえ、ビールは肥満の原因になるなどのマイナス面も囁かれます。でも実際は、適量を心がければかなりの健康効果をもたらしてくれる飲みものでもあります。

 今回は、医師の小田切ヨシカズ先生に、ビールの健康効果について重点的にお聞きしました。

■プリン体の心配はほとんどなし
 「ビールを飲むことで心配される病気のひとつに、痛風があります。血液中の尿酸値が上がることで、それが結晶化して関節などに激しい痛みをもたらす病気です。この原因とされるのが、ビールに含まれるプリン体で、尿酸値を高める働きがあります。プリン体ゼロのビールは、こうした不安を払拭するためのもの。しかし、ビールに含まれるプリン体の量はそれほど多くはありません。レバーやエビ、干ししいたけなどのほうが全然多い。ですから、プリン体はビールで気を付けるよりも、つまみなどに注意すべきです」

■糖尿病のリスクを軽減
 「ビールは糖尿病の予防にも効果があるとされています。糖尿病には2種類あり、ビールの効果が期待できるのは2型糖尿病。中高年の太った体型の方に多いタイプです。研究によれば、ビールに含まれるアルコールには、糖尿病を予防するインスリン感受性を増加させる効果があるため、毎日1~2杯のビールを飲む男性の発症率が25%下がるという結果も出ています」

■骨粗しょう症やアルツハイマーにも
 「ビールには、大麦麦芽とホップ由来のケイ素が多く含まれています。ケイ素は骨の細胞に作用し、強くする働きがあるため、骨粗しょう症を予防する効果が見込めます。また、ビールのホップにはγセクレターゼという物質が含まれていて、アルツハイマーを予防する効果があるとされています。ですからビールは、こうした症状が気になり始める中高年の方に、相応しい飲みものだと言えます」

 このようにビールには多くの健康効果がありますが、飲むのが適量であるという前提のもとに成り立っています。1日の目安は、だいたい1~2杯程度。食べものが美味しいからといって、つられて飲みすぎないようにしましょう。

【取材協力】小田切ヨシカズ
湘南育ちのサーファー医師。ワークライフバランス重視。現在、横浜の内科クリニックに勤務中。

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食後の眠気は“かくれ糖尿病”だから…?
「高血糖」セルフチェック&改善法

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その眠気、「血糖値」の上昇が原因?

食事から2時間後の血糖値が140mg/DL以上になると、尿中に糖が排出されます。余分な糖を薄めようとして腎臓が水分を多量に排出するため、多尿症状が出るのですが、エネルギー源である糖が排尿と同時に失われると、空腹感や眠気を感じるのです。
強烈な眠気の他、目のかすみや持久力の低下、倦怠感などに襲われることもあります。こんな症状に心あたりがある方は、糖尿病を疑ってみたほうがよいでしょう。こちらで、食後の眠気と血糖値との関係を詳しくみてみましょう。
食後眠くなる…血糖値上昇の影響?

食後高血糖の改善方法

健康な人でも、食事をすれば自然と血糖値が上昇します。しかし、上昇は一時的なもので、だいたい2時間後には数値が落ち着いてくるのが通常です。ところが、食後2時間経っても血糖値が高いままの人は、食後高血糖かもしれません。
食後高血糖は「糖尿病型」と「境界型」に含まれ、動脈硬化が進む原因となったり、動脈硬化による心筋梗塞や脳卒中の危険性を高めます。
食後高血糖の原因は、インスリンの分泌量やタイミングなど。食後高血糖を改善するには、食事療法や運動療法、薬物療法などの治療法があります。詳しくは、こちらを参考にしてください。
詳しく!食後高血糖の改善・治し方

血糖値の急上昇を防ぐための食事の仕方

食後に血糖値が下がりにくい人は、健康な身体を保つために血糖値の上昇を防ぐ必要があります。方法の一つとしておすすめなのが、食事の仕方です。まずは、いつもの食生活がどのようなものか、こちらでセルフチェックしてみましょう。
不規則な食生活や、あまり噛まずにご飯を食べていませんか?もしかしたら、それは「高血糖」につながっているかもしれません。
高血糖の食生活セルフチェック!

食後の血糖値の上昇を防ぐには、食材の選び方が重要です。食材には、血糖値が上がりやすいものと上がりにくいものがあるため、毎日の食事内容を見直すことで、血糖値の上昇をある程度防ぐことが可能です。
血糖値を上昇させにくい低GI食材を選んだり、規則正しい食事を心がけること、間食を控えることなども重要。具体的なおすすめの食事法法については、こちらで紹介しています。
血糖値の上昇を防ぐ食事法とは?

万病のもと「糖尿病」になる前に

いかがでしたでしょうか?初期の頃には自覚症状に乏しいという糖尿病は、発症すると完治しない病気といわれています。病気の予防のためにも進行させないためにも、血糖値についての情報をヘルスケア大学でチェックしてみませんか?

ヘルスケア大学をチェック!

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熱唱、病に負けない 
「1型糖尿病」当事者らライブ

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 「1型糖尿病」について理解を深めるイベント「1-GATA Live in Yokohama」が22日、横浜市中区の県民共済みらいホールで開かれた。糖尿病治療を主とする「H・E・Cサイエンスクリニック」(同市磯子区)を中心とした実行委員会の主催。医師の講演や1型患者で結成されたバンドのライブなどが行われた。

 糖尿病には1型と2型があり、このうち、遺伝や運動不足、肥満など生活習慣に由来するといわれる2型がほとんど。1型の発症は10万に1~2人と少ない。自己免疫疾患で、すい臓のベータ細胞が破壊され、血糖を調整するインスリンが分泌されなくなり、患者は毎日インスリン注射が不可欠になる。幼児期の発症が多く、入園拒否や、適切な治療を受けられず死亡する事例もある。

 講演では、同クリニックの平尾紘一理事長が1型の特徴を説明。発症後も活躍するメイ英首相や阪神タイガースの岩田稔投手の名を挙げ、「1型は、やっていけないことは何もない病気」とした。

 ライブには、メンバー全員が1型患者のバンド「1-GATA」が登場。元「THE BOOM」のベーシスト山川浩正さん(51)、ボーカルの中新井美波さん(25)、キーボードの吉田敬さん(37)が熱のこもった演奏を繰り広げた。3人は自身の発症歴や、周囲の誤解と励ましなどの体験を語り、結成から3年がたった今を、「僕らの出会いに感謝するよ」と歌い上げた。

 実行委員長で自らも1型患者の平山大徹さん(42)は「1型糖尿病への理解を広げるため、今日のことを、ぜひ周囲に伝えてほしい」と呼び掛けていた。

カナロコ by 神奈川新聞

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糖尿病、闘病期間長いと脳が萎縮―九州大

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「海馬」で顕著

 脳には、人が生きていく上で重要な、とても多くの機能が備わっている。その脳の容積が減ってしまうのが脳萎縮。加齢によって誰にでも起こり得る症状だが、今回、糖尿病によって引き起こされる可能性が指摘された。九州大学大学院の研究グループが行っている「久山町研究」によると、糖尿病患者では脳全体が萎縮しており、特に「海馬」という記憶や空間学習能力に関わる部分で顕著で、糖尿病にかかっている期間が長いほどその傾向が強まっていたという。詳細は、米医学誌「Diabetes Care」(2016; 39: 1543-1549)に掲載されている。

海馬でより強い影響が

 久山町研究は、九州の福岡市に隣接した糟屋(かすや)郡久山町の住民を対象に行っている、生活習慣病に関する疫学研究。九州大学と久山町の共同事業として、1961年に始まった。久山町の人口は現在、約8,400人。住民の年齢や職業分布が全国平均とほぼ同じで、平均的な日本人の集団とされ、研究精度の面でも評価が高い。

 今回の研究では、65歳以上の地域住民1,238人を対象に、磁気共鳴画像(MRI)検査を使って脳の容積を測定。萎縮の度合いと糖尿病との関連を調べた。
 その結果、糖尿病患者は糖尿病でない人に比べ、脳全体の萎縮が進んでおり、その中でも特に海馬の萎縮が進んでいることが示された。この傾向は、血糖値(経口糖負荷試験2時間値)が高い人ほど顕著だったという(ただし、空腹時血糖値との関連はみられず)。

 さらに、中年で糖尿病と診断された人は、糖尿病でない人や高齢になって糖尿病と診断された人に比べて海馬の萎縮の程度がより強いことが示唆されるなど、糖尿病にかかっている期間が長い人ほど症状が進んでいることが分かった。

 研究グループは「今回の研究で、長い糖尿病歴や食後の高血糖が脳萎縮のリスクとなり、その影響はとりわけ海馬で強いことが示された」としている。

(あなたの健康百科編集部)

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手足壊死や失明もある糖尿病性腎症 透析で年500万円かかる


「がん」「脳卒中」「心疾患」などによる死の中には、苦しみや痛みを伴うものもあれば、比較的「ポックリ」と死ねるものも存在する。一方で、様々な「死に方」の中で、どれが一番辛いかを見極めるのは難しい。

 そこで今回、本誌は名医に取材を敢行。患者の傍らで数多くの死を見届けてきた彼らに「もし自分ならこの病気で死ぬことだけは避けたい」というものを挙げてもらった。
「精神的負担を伴う」死に方として、銀座泰江内科クリニック院長の泰江慎太郎医師(内科)が挙げるのが糖尿病性腎症だ。
「糖尿病は手足が壊死したり、失明するなど自由を奪われる。さらに糖尿病性腎症まで引き起こせば、1日4時間、週3回の人工透析を年間約500万円かけてやらなければならなくなる。

 透析は血圧変動が激しく、丸一日立てないほどの疲労感が出る人もいる。透析を受けて翌日ぐったりしてまた透析、そのうち症状が徐々に悪化して死を迎える。遺された家族の経済的負担が大きいのも避けたい要因の一つですね」

 患部が目に入るため失意に陥るのが口腔がんだ。横浜市立大医学部の岩井俊憲医師(口腔外科)の話。
「口の中のがんは手鏡で自分でもよく見える。歯茎にできた塊、舌にできた潰瘍(組織が欠けること)などです」
 顎にがんができると骨を切除せねばならず、その結果、顔が変形することもあり痛々しさが残るケースが少なくない。
「進行した口腔がんの術後は嚥下(食べ物を飲み込むこと)、構音(声を出す)、咀嚼などの障害が出るので生活の質は著しく低下します。

 飲食や会話ができない、人間としての楽しみをここまで奪われる病気はないと思います。がんが肺に転移し、呼吸の自由まで奪われて亡くなることが多い」(同前)

※週刊ポスト2016年9月30日号

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ガジェット通信

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糖尿病対策は予備軍から 
栃木県や県医師会がタッグ

 患者数が増加の一途をたどる糖尿病対策に本腰を入れるため、栃木県は今年中に「糖尿病重症化予防プログラム」を策定し、来年初めにも施行する。20日、ともに策定に携わる県医師会、県保険者協議会と連携協定を締結し、糖尿病の予備軍を含めた、より多くの県民を対象とした対策に取り組むことを確認し合った。

 プログラムは、糖尿病と診断された人だけでなく、健診受診者の中からその予兆や恐れがある人を見つけて早めに生活改善などを促すことで、罹患(りかん)や重症化を未然に防ぐのが狙い。

 県内の糖尿病患者は5万5千人超で、人口10万人あたりの患者数2776人は全国平均より約1割多い。また、悪化して人工透析が必要になると一般に年間約500万円の治療費がかかるとされるが、県内の透析患者は6千人近くおり、これも人口10万人あたりの数で全国平均を上回る。

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糖尿病予防に食事前の“チョコ・ファースト”推奨 
栗原毅院長に聞いた驚きの効果

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 今や20歳以上の日本人男性の4人に1人、女性の5人に1人が糖尿病もしくはその予備軍といわれている(平成24年国民健康・栄養調査より)。しかし、自覚症状が出にくいだけになかなか真剣に予防や治療に取り組む人の少ないのがこの病気だ。そうした中、誰でも手軽に習慣にできる対策法として高カカオチョコレートの摂取が注目されている。食事前に食べる“チョコ・ファースト”を推奨する栗原クリニック東京・日本橋の栗原毅院長に、その効果のほどを聞いた。

 「おいしいけれど、高カロリーで肥満の大敵」。チョコレートにそんなイメージを持つ人は多い。ましてや糖尿病患者にとっては禁断食とまで言われてきた。それなのにいきなり効果が期待できるといわれても、なかなか納得できるものではない。

 「私自身、実は驚いているんですよ」と栗原院長は話す。栗原クリニックはメタボリックシンドロームなどの生活習慣病の予防と治療を目的としており、糖尿病患者も多い。「その人たちにチョコ・ファーストを勧めたら、みるみる改善したんです」

 チョコレートの原料、カカオに含まれるポリフェノールの血糖値を下げる作用はよく知られている。それに加え、高カカオのチョコレートを習慣的に摂取すると、糖尿病の発症リスクに大きく関わるヘモグロビンA1cの数値も下がったのだという。

 「何よりチョコレートがいいのは、誰でも無理なく食べられること。これまでどれだけ生活習慣の改善を勧めても守ってくれなかった患者が、チョコレートだけは続けています」

 栗原院長が推奨する高カカオのチョコレートは、これまでヨーロッパ産などの比較的高価なものが多かったが、最近は国内メーカーの商品も登場するようになり、より身近になった。

 「糖尿病のほか、高カカオチョコレートには血圧低下や善玉コレステロールの増加、さらには認知症予防に働きかけることも最近の研究で報告されています。いわば高カカオチョコレートは万能のサプリメント。全ての人に習慣にしてもらいたいものです」

 そう栗原院長は締めくくってくれた。

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