熊本大学 
ベルト型新規医療機器に肥満2型糖尿病の治療効果あり

2016年10月30日

 熊本大学大学院生命科学研究部代謝内科学分野の近藤龍也講師、荒木栄一教授らは、薬学部遺伝子機能応用学分野の甲斐広文教授らと共に開発してきた「2型糖尿病治療機器(温熱微弱電流併用療法)」の実用化に向けた臨床試験の結果を公表した。

 この2型糖尿病治療機器は、微弱電流(MES)と温熱(HS)を同時に伝達する特殊ゴムを介して腹部に直接刺激を与え、内臓脂肪の減少および血糖改善効果をもたらすというもの。ベルト型の機器を身体に装着するだけで、患者に負担なく、運動療法に類似した効果を期待できるため、過体重や高齢、四肢の障がいなどで運動療法が困難な状況においても適切な治療が可能となることが期待されている。
 2014年に臨床試験で肥満2型糖尿病男性のHbA1c値※を0.43%低下させることをeBioMedicine誌に報告したのに続き、今回は男女問わず肥満2型糖尿病患者男女60名を対象に週2回、4 回、7回の群に振り分けて12週間施行し、この治療をどれくらいの頻度で行うと最も効果があるのかを判定した。

 研究によると、全体で内臓脂肪面積11.7cm2の減少、HbA1c値0.36%の低下を確認。また、内臓脂肪面積は週2回の施行で5.37cm2、週4回で14.24cm2、週7回で16.45cm2の減少、HbA1c値は週2回で0.10%、週4回で0.36%、週7回で0.65%の低下が認められたほか、DPP-4阻害薬※との併用がより有効性が高いこともわかった。

 今回の研究成果により、2型糖尿病治療機器の治療最適化の情報が得られ、実際の治療適用にまた一歩近づいたことになった。研究成果は2016年10月19日に「Scientific Reports」オンライン版に掲載。

※HbA1c値とは、その時点から過去1、2ヶ月の間の血糖状態をあらわす値。
※DPP-4 阻害薬とは、インスリン分泌を促進するインクレチンを分解する酵素 DPP (dipeptidylpeptidase)-4 を阻害して血糖改善を示す薬剤

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看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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予備軍は要注意
「たかが風邪」の油断が糖尿病の引き金に

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写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 冷え込む日が多くなり、風邪をひいてしまったという人も多いだろう。たかが風邪だとタカをくくっていてはいけない。放置しておくと、糖尿病の“引き金”を引いてしまうケースがあるのだ。

 肥満などの生活習慣が原因になる2型糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンの働きが悪くなったり、不足したりすることで高血糖の状態が続く病気だ。放置しておくとさまざまな合併症を招き、網膜症で失明したり、腎症で人工透析になったり、神経障害で足を切断しなければならないケースもある。心筋梗塞、脳卒中、がんなどの命に関わる病気にもかかりやすくなる。

 厚労省の推計では、このままだと数年後に糖尿病を発症する可能性が高い「糖尿病予備群」が約1100万人いるといわれている。空腹時血糖値が「110㎎/dl」、HbA1cが「5.4~6.4%前後」の人が予備群に該当するが、本人が気づいていなかったり、まだ自分は大丈夫だと甘く考えている人も少なくない。

 そうした“予備群”にとって、風邪は軽く考えてはいけない病気だ。糖尿病専門医で「しんクリニック」院長の辛浩基氏が言う。

「風邪をひいたことがきっかけで、糖尿病を発症する患者さんがいるのです。風邪をひくと、それだけで血糖値は上昇します。風邪で起こる体内の炎症によって、筋肉や臓器が持っている血中のブドウ糖を取り込んで処理する能力が低くなります。つまり、インスリンの効きが悪くなって血糖値が上がるのです。高血糖の状態を気づかずに放置していたり、糖尿病予備群の人は、風邪がきっかけで一気に糖尿病を発症する可能性があります」

■炎症や脱水が血糖を上げる

 また、風邪による発熱も、血糖状態を悪化させる。人間は、発熱すると発汗して体温を下げようとする。37度程度の発熱で約1リットル、38度程度では約1.5リットルの水分が失われるといわれる。そのため、しっかり水分補給しないと脱水状態になってしまう。

 そうした“予備群”にとって、風邪は軽く考えてはいけない病気だ。糖尿病専門医で「しんクリニック」院長の辛浩基氏が言う。

「風邪をひいたことがきっかけで、糖尿病を発症する患者さんがいるのです。風邪をひくと、それだけで血糖値は上昇します。風邪で起こる体内の炎症によって、筋肉や臓器が持っている血中のブドウ糖を取り込んで処理する能力が低くなります。つまり、インスリンの効きが悪くなって血糖値が上がるのです。高血糖の状態を気づかずに放置していたり、糖尿病予備群の人は、風邪がきっかけで一気に糖尿病を発症する可能性があります」

■炎症や脱水が血糖を上げる

 また、風邪による発熱も、血糖状態を悪化させる。人間は、発熱すると発汗して体温を下げようとする。37度程度の発熱で約1リットル、38度程度では約1.5リットルの水分が失われるといわれる。そのため、しっかり水分補給しないと脱水状態になってしまう。

「脱水状態になると、血液中の水分が失われ、血液の成分が濃くなります。その分、血糖値が上昇するのです。また、通常であれば高血糖になると血液中の余分なブドウ糖は尿の中に排泄され、尿と一緒に体外に排出されます。しかし、脱水状態で尿の量が減ってしまうとブドウ糖も排出されないので、血糖が上がってしまうのです」(辛院長)

 たかが風邪だと甘く見て症状を長引かせてしまうと、糖尿病につながる危険があるのだ。

 風邪の症状を緩和させるために服用される薬にも注意が必要だ。

 たとえば、せき止め薬の成分である「メチルエフェドリン」には、血糖値を上昇させる作用があり、糖代謝に異常をもたらす。メチルエフェドリンは、漢方薬でせき止めの成分として使われている「麻黄」という生薬にも含まれている。麻黄は「葛根湯」などの漢方薬に使われている。糖尿病患者はもちろん、糖尿病予備群や高血糖を放置している人は、うかつに飲まないほうがいい。

「アレルギーによる鼻水などの症状を改善させる際に使われるステロイド薬も、血糖を悪化させるケースがあります。ステロイド薬の主成分は『グルココルチコイド』というインスリン拮抗ホルモンで、インスリンの分泌を抑えたり、インスリンに対する感受性を低下させます。つまり、インスリンの働きを阻害して、血糖値を上昇させてしまうのです」(辛院長)

 まずは、自分の血糖値をしっかり把握すること。そのうえで血糖が高めの人は、風邪はしっかり対策したい。

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糖尿病創薬に光 – インスリン産生細胞の分化マーカーを2色の蛍光で標識したヒトiPS細胞を開発

糖尿病創薬に光 – インスリン産生細胞の分化マーカーを 2色の蛍光で標識したヒトiPS細胞を開発

– β細胞分化過程におけるFibroblast Growth receptor 1(FGFR1)の 新たな役割を発見 –


2016.10.27 18:00

埼玉医科大学 ゲノム医学研究センターの岡崎 康司(所長)、三谷 幸之介(部門長)及び国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下 産総研)の中西 真人グループを中心とする共同研究で、糖尿病治療の再生医療を目指しインスリン産生細胞膵β細胞の作製を目的に、2色蛍光ヒトiPS細胞(hIveNry)を開発しました。
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Fig B
【概要】
■膵β細胞(インスリン産生細胞)の分化を追跡できるマーカーを2色の蛍光で標識したヒトiPS細胞(hIveNry)を作製しました。
■薬剤スクリーニングによりFGFR1阻害剤は膵β細胞の分化誘導を促進することを発見しました。
■この発見は、従来のFGFR1シグナルがβ細胞分化に必須である常識を覆す成果です。
■FGFR1シグナルのスイッチのONとOFFを分化段階で精密に切り替えることが重要であることを証明しました。
■β細胞分化過程のメカニズムの新たな一端を明らかにし、創薬または糖尿病の再生医療の実用化に繋がる可能性が期待されます。

以上のように、今回の研究では、hIveNry細胞を用いてβ細胞分化促進因子のスクリーニングを行ったことにより、β細胞分化のメカニズムの新たな一端を明らかにすることが出来ました。

【発表者】
岡崎 康司 :埼玉医科大学 ゲノム医学研究センター 所長
三谷 幸之介:埼玉医科大学 ゲノム医学研究センター 遺伝子治療部門 部門長
中西 真人 :国立研究開発法人産業技術総合研究所
       創薬基盤研究部門 ヒト細胞医工学研究ラボ ラボ長

【研究の背景】
1型糖尿病は、自己免疫疾患によりインスリン産生細胞が破壊され、インスリンが欠乏すると高血糖状態が続き、腎症や失明などの合併症を引き起こす重篤な病気です。今日の1型糖尿病治療では、生涯にわたりインスリンを注射し続けるか、膵島の移植が主に行われています。
しかしながら、膵島の移植はドナーの不足や免疫応答の問題が解決されていないため、あまり普及していません。近年、その他の再生医療アプローチ法として期待されているのが、ヒトiPS細胞や幹細胞からのβ細胞への分化、体細胞からのダイレクトリプログラミングによるβ細胞などがあります。

ヒトiPS細胞からの分化誘導法は2006年に発生学を模倣した分化誘導法が報告されて以来、多くの報告がされています。しかし、臨床応用に達した分化誘導法は未だ確立されておらず、分化メカニズムにおいても不明点が多いです。そこで我々はヒトiPS細胞からβ細胞への分化誘導法の改善をめざし、簡便にβ細胞を追跡できるシステムを樹立しました。

【研究の内容】
埼玉医科大学 ゲノム医学研究センターでは、岡崎 康司(所長)、三谷 幸之介(部門長)及び産総研の中西グループらによって糖尿病治療の再生医療を目指しインスリン産生細胞膵β細胞の作製を目的に、2色蛍光ヒトiPS細胞(hIveNry)を開発しました。本細胞は、膵β細胞分化誘導時に分化過程を可視化できるようにしたものであり、β細胞をVenus(緑)、β細胞分化の前段階である内分泌前駆細胞をmCherry(赤)の蛍光が光るようヒトiPS細胞にあらかじめゲノム編集により挿入して作製したものです。

本細胞を用いてβ細胞の分化誘導促進因子を探索するため薬剤スクリーニングを行ったところ、繊維芽細胞増殖因子受容体1の阻害剤 – fibroblast growth factor receptor 1(FGFR1)inhibitor – がβ細胞分化に効果があることを証明しました。FGFR1は膵臓発生初期段階においては重要であることは知られていましたが、本研究によりβ細胞の分化過程の後半においてはFGFR1を阻害することで、効率良く分化誘導を進めることがわかりました。

本成果は、β細胞の分化にはFGFR1のシグナルが必須であるというこれまでの認識を覆すものであり、FGFR1シグナルを介する分化誘導は分化の段階に応じて適切にスイッチングのOnとOffの使い分けが大事であるということを初めて示しました。本研究で開発したhIveNry細胞システムは、一般の創薬スクリーニングや、β細胞の分化誘導法の改善に有効であると考えられ、糖尿病の再生医療への応用が期待されます。本研究は、私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(文部科学省)、科学研究費(文部科学省)、日本IDDMネットワーク、ならびに川野小児医学奨学財団の支援を得て行われました。

この研究成果は日本時間10月27日18:00に英国科学雑誌(Scientific Reports)に発表されました。
http://www.nature.com/articles/srep35908

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糖尿病 
生の果物は予防になるがジュースはリスク高める

 健康な生活を送り、寿命を延ばすために重要なのは何を食べるかだろう。フルーツを多く食べることに、健康的なイメージを抱く人は少なくない。ハーバード大学で食と健康に関する研究をしていた米国ボストン在住の内科医師・大西睦子氏は、こんな疫学統計の結果を紹介する。
「英オックスフォード大と中国医学科学院が共同で、中国の都市部と農村部に住む51万2891人(30~79歳)を対象とした大規模疫学調査を実施したところ、生の果物を毎日食べる人は食べない人にくらべて、心血管疾患による死亡が40%、主要冠動脈イベントは34%、虚血性脳卒中は25%、出血性脳卒中は36%少なかったという結果が出ています」

 生のフルーツを頻繁に摂取する人ほど、血圧や血糖値に関係なく、心血管疾患リスクが低かったという。
 しかし、ほとんどのフルーツは長期保存に向かないのが難点だ。市販のフルーツジュースで代用できないか。
 ハーバード公衆衛生大学院の研究者らが、18万7382人を対象に行なった大規模疫学研究の結果が2013年に発表されている。それによれば、市販のフルーツジュースを毎日1杯以上飲む人は、2型糖尿病のリスクが21%も増加し、逆に週3杯のジュースを果物に換えると、糖尿病のリスクが7%減少したという。

「つまり、新鮮な果物を食べることは糖尿病の予防になりますが、糖分の多いフルーツジュースを飲んでいると糖尿病のリスクが高まります」(前出・大西氏)
 ジュースの糖分は商品によって異なり、とりわけ米国のジュースは日本に比べて糖分が高いとされるので、そのまま日本に当てはめられるわけではないものの、気になるデータではある。

※週刊ポスト2016年11月4日号

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ガジェット通信

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「糖尿病と高血圧に効く」
薬草飲んで偽医者含め4人死亡 インド

【10月26日 AFP】
インド南部の村で、自称医師の男が糖尿病と高血圧に効くとして調合した有毒な薬草を服用し、この男と3人の患者、計4人が死亡した。当局が25日、明らかにした。

 事件が起きたのは23日、タミルナド(記事&category[]=ワールドカップ&category[]=五輪”>Alagappuram)村で男が運営していた簡易診療所。全員、男が用意した調合剤を服用していた。

 AFPの取材に応じた地元の警察官によれば、調合剤を飲んだ人々は意識を失って嘔吐(おうと)し、病院に運ばれたが、そのうち4人が死亡したという。他に1人の患者が搬送先の公立病院で重体となっている。同警察官によれば、自称医師の男が効き目を証明するために薬草を混ぜた調合剤を最初に飲み、村の患者5人に与えたという。

 男は近隣の町テンカシ(公的医療制度の整備が遅れているインドでは、特に農村部を中心に「偽医者」の犠牲者が多数出ており、施術者は薬草を多用するアーユルベーダなどインド古来の治療法を実践している医師と名乗っているケースが多い。(c)AFP

http://www.afpbb.com/

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【悲報】カロリーゼロの人工甘味料は「逆に太りやすい」事が判明!糖尿病も気をつけろ
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さて、そんな人工甘味料ですが、残念な研究結果がスウェーデンの「カロリンスカ研究所」から発表されている。カロリーゼロの甘味料のダイエットドリンクを1日2本以上飲む方は、逆に糖尿病のリスクを高めている可能性があるのだという。具体的に言うとノンカロリーの甘味料は「食欲」を増進させ、さらに空腹状態にさせやすい。

さらに腸内の最近の能力を妨害するのだという。このような処理により結果的に肥満になったり糖尿病になったりするのだという。

ーインスリンも分泌!?

砂糖を食べたければ大丈夫!という考えは辞めた方がいい。なんと人工甘味料も砂糖と同じようにインスリンが分泌され、脂肪として蓄積されるという研究もある(これに関しては意見がわかれる)

砂糖は無いが、太るという全く無意味の結果に!

さらに「ノンカロリーだから大丈夫」という安心感から大量に摂取し、結果的に砂糖を食べているのと同じもしくはそれ以上の逆効果も

とにかく甘い罠には何事にも注意が必要ですね。

掲載元
http://www.dailymail.co.uk/health/article-3857536/That-Diet-Coke-won-t-stop-getting-diabetes-Two-glasses-calorie-free-drinks-day-doubles-risk.html

(秒刊ライター:たまちゃん)

【悲報】カロリーゼロの人工甘味料は「逆に太りやすい」事が判明!糖尿病も気をつけろ|面白ニュース 秒刊SUNDAY
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特殊清掃人が断言
孤独死で多いのは「独居老人より独身40代」

2016年10月25日


「孤独死は独居老人より独身40代のほうが多い」特殊清掃人が断言

 2035年には50歳男性の3人に1人が未婚者になると言われる「生涯未婚」時代。10/25発売の週刊SPA!に掲載されている特集『[40歳独身]の危機』でのアンケートでも独身男性の実に50.4%の人が「生涯独身」を受け入れている。しかし、自由気ままな生活は突如思わぬ弊害を発生させるのも事実。ここでは、40代独身者の最期の瞬間について取り上げたい。

◆人知れずに死んでいく……。独居老人よりも多い中年孤独死

 真夏のある日、東京都大田区にあるマンションの一室のドアを開けると、視界を完全に塞ぐほどの黒い虫の大群が襲いかかってきた。よく見ると、コバエだ。そして、部屋の奥から漂う強烈な死臭が防臭マスク越しの鼻をつんざく。

 部屋で亡くなっていたのは、某上場企業の中間管理職だった42歳の独身男性(写真参照)。すでに死後1か月が経過し、腐乱した遺体から流れ出た体液は、畳裏の板張りにまで達していた。死因は糖尿病による合併症。糖尿病や精神疾患を患った男性は、長期療養のため会社を休んでいた。そのため、死後1か月が経っても、誰にも発見されることはなかったという。

 孤独死の現場は凄惨だ。特殊清掃人として長年、孤独死現場を見てきた石見良教氏は、散乱するゴミの中から糖尿病の患者に配布されるマニュアルを拾い上げ「またか」と思ったという。

「孤独死=独居老人のイメージは、間違い。実は40~50代の独身中年にこそ多い。糖尿病など病気による離職や休職、リストラをきっかけに、唯一の社会との接点だった会社での人間関係が断たれ、孤独死へと向かうのです」(石見氏)

 部屋の中は足の踏み場もないほど荒れ果て、おそらく亡くなっていたであろう黒ずんだシミの場所だけがぽっかり空いている。遺品整理の立ち会い人は、亡くなった男性の会社の同僚だ。高齢の両親は地方に住んでおり、付き合いのある親族や友人もいなかった。

 特殊清掃人として孤独死の最前線に立つ石見氏によれば、中年の孤独死には共通する特徴があるという。50代の独身男性が都内自宅で孤独死していたケースでは、遺体発見時には死後3か月が経過。メーカー系プログラマーとして活躍していたが、糖尿病で療養中だった。この男性の部屋も例に漏れず大量のゴミが床を埋め尽くしていたが、整理収納に関する書籍が複数発見されたという。自身の生活に危機意識を持ちながらも抜け出せなかったようだ。

「ほかにも『健康は精神の安定から』などといった自戒メモが大量に残されていることも、中壮年男性の孤独死現場にはよくあります。また、アニメのDVDやフィギュア、ワインなどの収集品が大量に残されていることが多いのも特徴。アウトドアな人よりは、インドアな人が孤独死に陥りやすい」

 厚生労働省が発表した平成27年版「厚生労働白書」によると、日本人男性の生涯未婚率(50歳までに一度も結婚したことがない人の割合)は22.8%。さらに、’35年には約3人に1人の29%に上ると推計され、現役世代の孤独死予備軍は今後も増加の一途を辿る。淑徳大学教授で孤独死に詳しい結城康博氏もこう指摘する。

「ここ数年は現役世代の孤独死が増加傾向にあり、20~25%を40代、50代が占めています。そんななか、女性よりも社交性に乏しい男性は、さらに孤独死の可能性が高い。例えばマンションの廊下などで隣人と会っても挨拶もしないような独身男性は、立派な孤独死予備軍と言っていい。地方出身で周りに親族もいなければなおさら。また、独身男性は食生活が乱れやすく、脳梗塞などで突然死するリスクも高いでしょうね」

 同特集では、孤独死だけでなく、健康不安や地方左遷など「生涯未婚予備軍」を取り巻くヤバすぎる日常に密着。「仕事面」「健康面」「恋愛面」において、どんな危機的状況が彼らを待ち構えているのか徹底取材している。彼らのクライシスな日々を目撃し、独身者なら今後の人生を考え直すきっかけになるかもしれず、また既婚者ならば「結婚してるだけマシだった」と溜飲を下げられるかも!? <取材・文/週刊SPA!編集部 写真提供/あんしんネット>

【特殊清掃人・石見良教氏】
アールキューブあんしんネット事業部長。孤立死問題や高齢者のゴミ問題など講演も各地で実施 http://www.r-anshin.net/

【社会福祉学者・結城康博氏】
地域包括支援センターでの社会福祉士勤務を経て、現在は淑徳大学教授。著書に『孤独死のリアル』(講談社現代新書)など

ライブドアニュース

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甘い飲料を1日400ミリ摂取、
糖尿病リスク倍増か


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(CNN) 甘い飲み物を1日にコップ2杯以上飲むと、糖尿病にかかるリスクが2倍になるという研究結果がこのほど発表された。甘みのもとが砂糖でも人工甘味料でも、リスクは同じように増大するという。
スウェーデンのカロリンスカ研究所の栄養学者、ジョセフィン・エドバール・レベーンボリ氏らが、スウェーデン人2800人余りを対象としたアンケート調査のデータを基に、大人になってから発症することが多い2型糖尿病、成人潜在性自己免疫性糖尿病(LADA)の患者グループと、糖尿病でないグループとの間で甘い飲み物の摂取量を比較した。
その結果、甘い飲み物を1日に400ミリリットル以上飲むと糖尿病のリスクが2倍に増えることが分かった。

さらに、1日1000ミリリットル以上飲むと2型糖尿病のリスクが10倍になるという結果も出た。レベーンボリ氏によると、これほどの量を飲む人はもともと数が少ないため、正確な統計とはいえない可能性がある。

だが2型糖尿病に関しては、甘い飲み物の摂取量が200ミリリットル増えるごとに発症リスクが20%増えるとの数字も出たという。
飲み物の甘みが砂糖由来か人工甘味料を使っているかによって分けても、発症リスクの増大傾向は変わらなかった。ただ同氏は、人工甘味料を使った飲み物については情報が不十分だとして、「今後さらにデータを集める必要がある」と慎重な見方を示した。

リスク増大の裏にある生物学的な原因は解明されていない。英レディング大学の栄養学専門家、クリスティン・ウィリアムズ氏は「人工甘味料でもリスクが上がるという結果は興味深い。カロリー摂取量の増加や、糖による悪影響とは直接かかわりがないことがうかがえる」と評価する。
同氏は一方で、研究が自己申請のデータに基づいていること、甘い飲み物を多く飲むと答えた人はほかの面でも不健康な生活習慣が目立つことを指摘。食生活全体や運動などの要因もかかわっている可能性があるとして、「甘い飲み物と糖尿病リスクの関連性を断定するにはさらなる研究が必要」との見解を示した。

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だが2型糖尿病に関しては、甘い飲み物の摂取量が200ミリリットル増えるごとに発症リスクが20%増えるとの数字も出たという。
飲み物の甘みが砂糖由来か人工甘味料を使っているかによって分けても、発症リスクの増大傾向は変わらなかった。ただ同氏は、人工甘味料を使った飲み物については情報が不十分だとして、「今後さらにデータを集める必要がある」と慎重な見方を示した。

リスク増大の裏にある生物学的な原因は解明されていない。英レディング大学の栄養学専門家、クリスティン・ウィリアムズ氏は「人工甘味料でもリスクが上がるという結果は興味深い。カロリー摂取量の増加や、糖による悪影響とは直接かかわりがないことがうかがえる」と評価する。
同氏は一方で、研究が自己申請のデータに基づいていること、甘い飲み物を多く飲むと答えた人はほかの面でも不健康な生活習慣が目立つことを指摘。食生活全体や運動などの要因もかかわっている可能性があるとして、「甘い飲み物と糖尿病リスクの関連性を断定するにはさらなる研究が必要」との見解を示した。

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1型糖尿病選手チームが出場 
自転車のジャパンカップ

 宇都宮市で22、23両日に開かれる自転車ロードレース「ジャパンカップ」に、1型糖尿病の選手からなる「チーム ノボ ノルディスク」が出場する。大会前には市内で同じ病気の人たちと交流し、病気に負けず競技に打ち込んできた体験談を披露した。

 ジャパンカップに出場するのはアイルランドスペインなどの22~33歳の男性選手5人。全員が1型糖尿病からなるプロサイクリングチームは世界初だという。インスリン注射薬を製造販売する「ノボ ノルディスク社」(デンマーク)がチームを支援する。

 1型糖尿病は、生活習慣に由来することが多い2型に対し、膵臓(すいぞう)のインスリン分泌機能が突然失われることで発症する。小児期や10~20代の発症例が多く、糖尿病患者全体の5%未満とされる。インスリンの自己注射が不可欠になり、怠ると意識を失うおそれもあり、社会生活への壁が少なくない。メンバーもレース中は、激しい運動の連続で血糖値が急降下しないよう菓子類を補食したり、血糖値を調整するため、ポケットやポーチに入れたペン型注射器でインスリンを打ったりすることもある。

 20日には5人と同じく病気と闘っているチームの他の選手やスタッフらが、市内で患者や家族らと交流。選手らは「1型糖尿病管理を学ぶことで、競技を続けることができた」という体験を披露し、患者や家族にエールを送った。

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えっ…がんや糖尿病も!?
「睡眠不足」で起こる危険な健康リスク7つ


秋は夏と違ってぐっすり眠りやすい季節にも関わらず、仕事や家事、育児などで忙しいと“自分の時間”が夜中だけになり「ついつい夜更かしをしてしまう」という女性も多いと思います。

睡眠不足は体に悪いと知っているけど、なかなか夜更かしがやめられないという方、睡眠不足の健康への影響を軽く見ていませんか!?

今回は、海外の医療系情報サイト『Healthline』の記事や『WooRis』の過去記事を参考に、睡眠不足によって実際にどんな健康害が起きるのかをお伝えします!

 
■慢性的な睡眠不足が引き起こす健康の危険性とは
30~40代は働き盛り、そして育児の真っ最中であることも多いもの。当然、なかなかしっかり睡眠をとる時間がないのが悩み、という人も多いはずです。

しかし、慢性的な睡眠不足が続くと以下のような危険性があるそうです!

(1)免疫機能が下がる

睡眠と免疫機能には深い関係があるそうで、睡眠時間が短いと免疫機能がダウンして、感染症などに罹りやすくなるそうです。

(2)がん罹患の可能性がアップ

統計によると、睡眠時間が足りないと、乳がん・直腸がん・前立腺がんなどのがんになる確率が上昇するそうです。

(3)心疾患に罹りやすくなる

ヨーロッパで行われた研究によると、睡眠時間が毎日5時間以下という場合、心疾患に罹る確率がアップ。特に心臓発作には注意が必要だとか。

(4)性欲が減退する

米国医学協会の研究によると、若い男性で1週間睡眠不足が続いた人は、性欲を司る男性ホルモン“テストステロン”のレベルが減少したそうです。

(5)思考能力が低下する

寝不足の翌朝は頭がボーッとして重い感じですよね。脳科学の実験によると、睡眠が足りないことで思考能力が低下し、もの忘れもひどくなるそうです。

(6)外見的に老ける

30~50歳の人々の肌の状態を調べた結果、睡眠時間の短い人はシワ、シミ、たるみが多いという結果が出たそうです。

(7)糖尿病の危険性が増加する

慢性的な睡眠不足が続くことで太りやすくなるほか、糖尿病に罹る危険性もアップするそうです。

 
■成人に必要な睡眠時間は1日何時間?
睡眠不足が引き起こす健康被害、いかがでしょうか?

姉妹サイト『BizLady』の記事「3位は5時間!“ビジネスパーソンの睡眠時間”4割の人が占めた1位は」によると、働く人の睡眠時間は1位が「6時間」(41%)、2位「7時間」(25%)、3位「5時間」(20%)という結果に。

なんと、6時間以下しか眠っていない人が全体の67%を占める結果となりました! これは働いている人の統計ですが、共働きで育児中の夫婦ならもっと睡眠時間が少ない結果となりそうです。

では、いったい成人は1日何時間眠れば十分といえるのでしょうか?

睡眠の質や体質によって多少の差があるとはいえますが、過去記事「意外な新事実!最も適切な“黄金の睡眠時間”は●時間と判明」によると、110万人に対し6年間にわたって行った大規模な調査の結果、成人の睡眠時間の中で一番死亡率が低かったのは“6.5時間から7.4時間”だったそうです。

これは平均すると約7時間ということになります。この結果から判断すると、1日約7時間、質の良い睡眠をとっていれば健康にいいということになるでしょう。

 

あなたは今、毎日平均何時間程度眠っていますか?

「全然7時間に足りてない!」という方、起床時間から逆算して、7時間~7時間半前には床に就くようスケジュールを調整してみましょう!

(ライター 相馬佳)

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看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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糖尿病のメカニズムと合併症の危険性…
血糖値に効く優秀食材とは?『サタデープラス』

2016年10月21日 17:00
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『サタデープラス』ずん飯尾が糖尿病になりやすい県へ原因を探りに!【1】 (c)TBS

土曜あさの情報番組「サタデープラス」(MBS制作、TBS系で放送)、10月22日(土)午前8:00~午前9:25の放送回は、47都道府県別健康ピンキリランキングの第3弾として「糖尿病編」を特集する。

地域によって「かかりやすい病」「かかりにくい病」はあるもの。「Dr.プラス」のコーナーでは、7月に「脳卒中になりにくい県」、9月には「肥満になりにくい県」のピンキリランキングを発表し、ベストとワーストの比較を行った。今回は、予備軍を含め推定患者数2000万人と言わる「糖尿病」にスポットを当てる。ずん飯尾とTKO木本が、47都道府県で糖尿病ワースト1とベスト1の場所を訪れ現地取材を行い、食べ物や生活習慣をレポートする。

「勝間和代のムダ金0円講座」のコーナーでは、経済評論家・勝間和代が一般家庭を訪問し、プロの視点から家計簿を診断。今回は子どもが多い家庭ならではの、すぐに役立つ勝間流断捨離と教育法を伝授する。

「サタデープラス」はTBS系列で、10月22日(土)午前8:00~午前9:25の放送。

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『サタデープラス』ずん飯尾が糖尿病になりやすい県へ原因を探りに!【1】 (c)TBS

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看護師の書いた糖尿闘病記
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4.2億人近い糖尿病患者が存在する現在!
町工場が患者を救う!? 超極細の痛くない注射針

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日本の美点を振り返ろう!!  そんなコンセプトで世界から絶賛されている、知っている様で知らない、日本の食・技術・カルチャー・経済を紹介する『世界が絶賛する日本 われわれが知らない進化する真価』(Japan’s best編集部:編)絶賛発売中。今回は本書の中でも世界を変える日本の技術を紹介します。!小さな大発明は東京の町工場から生まれた
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 糖尿病患者は世界で4億2200万人にものぼり、今後20年間で1・5倍にまで増加すると予測されています。
患者の多くは、治療のために毎日インスリン注射を欠かすことができず、日々、注射の辛い痛みに耐えなければなりません。
 この治療に劇的な変化をもたらしたのが、痛くない注射針「ナノパス33」でした。
   この画期的な注射針を開発したのは、東京の町工場「岡野工業」。
   金型製造とプレス加工を専門とする、従業員数人の小規模な町工場です。
   じつは、従来のインスリン注射用の注射針は、細いパイプ状の金属を引き延ばしてつくります。
   そのため、直径0・4ミリほどまでしか細くできませんでした。そして注射の痛みのひとつの原因は、この針の太さにありました。
 そこで社長の岡野氏は、1枚の金属を丸めて針状にするという超技術で、それまでの太さの半分、直径が0・2ミリという極細の注射針を開発したのです。

   さらにこの針には、もうひとつ革新的な仕掛けがありました。

    根本から先端にいくほど細くなる「テーパー形状」の実現です。
   この形状により、薬液が針の中を通る際の抵抗がぐっと減り、薬液を無理に流し込まないため痛くなりにくくなったのです。
 こうした痛みの軽減は、患者のクオリティオブライフ(患者の生活を向上させてストレスのない生活を取り戻そう、という考え方) が重視される昨今の医療界で、とてつもなく大きなトピックでした。
   そして、2005年に発売されたナノパス33は、即人気商品となり、生産累計は何と5億本以上を記録。

   多くの糖尿病患者を痛みから解放したのです。
   なお、2012年には、針先を直径0・18ミリにまで細くした「ナノパスニードルⅡ」が発売されています。
  より細くなったのですから、こちらももちろん大好評で、国内のほかドイツ、イタリア、中国など世界中に輸出されています。

世界が絶賛する日本 われわれが知らない進化する真価』より

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玉野・由良病院で糖尿病の講演会 専門医が市民に治療動向説明

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和田教授(左)から生活習慣改善の重要性を学ぶ参加者

 玉野市深井町の由良病院に通院する糖尿病患者でつくる「わかめ会」(西尾幸則会長)主催の講演会「糖尿病治療の最近の動向」が12日、由良病院で開かれ、会員、市民ら約80人が、生活習慣改善の重要性を学んだ。

 岡山大大学院医歯薬学総合研究科の和田淳教授(53)が講師を務め、糖尿病の初期症状としてのどの渇きや疲れやすいなどを挙げ「病気だと気付かない人も多い。怖いのは合併症で、神経障害、網膜症、腎症のほか、心筋梗塞、脳梗塞など命に関わるケースもある」と説明した。

 年間3千人が失明や下肢切断し、1万5千人が透析患者になっているデータも紹介。合併症予防につながる血糖管理について「ヘモグロビンA1cを7%未満に保つことが望ましい。食事と運動療法が基本で、効果が十分表れない場合に薬物療法を追加してほしい」と話した。

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WHO「糖分入り飲料に課税を」 糖尿病減り「医療費削減」
2016/10/20 07:30


   世界保健機関(WHO)が、肥満や生活習慣病を予防するため、糖分入りの清涼飲料水への課税を呼びかけた。
   WHOによると、世界で糖尿病の患者数は1980年に1億800万人だったが、2014年には4億2200万人に増えている。糖分入り飲料が、肥満や糖尿病に苦しむ人々を増やしている要因と指摘。「政府が課税すれば、その人々の命を救える」と主張している。

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砂糖の摂取量、WHOのガイドラインでは1日約25グラム…

   世界保健機関(WHO)は、糖分が多い清涼飲料水に「20%以上の課税をすれば、人々の摂取量を大きく減らせる」との報告書を、2016年10月11日に発表した。報告書は、WHOの研究グループが生活習慣病などの病気とその予防のための政策についてまとめた。

   報告書で、研究グループは砂糖などをたくさん入れて甘くした、糖分が多い清涼飲料水の過剰摂取が肥満や、糖尿病などの生活習慣病が増える原因の一つとしたうえで、20%以上の課税をすれば、摂取量を減らすことができ、ひいては肥満や糖尿病を減らせるとしている。税金を払うことになったら、とくに若者や低所得の人の摂取量を減らせると指摘。「医療費を削減することにもつながる」という。

   こうした糖分入りの飲料水への課税については、メキシコがすでに導入。英国やフィリピン、南アフリカなどが導入に向けて検討しているとされる。
   じつは、WHOは2015年3月に砂糖の摂取量に関する新しいガイドラインを発表。現代人の「糖分の摂りすぎ」に警鐘を鳴らしていた。
   それによると、それまで単糖(ブドウ糖、フルクトース)、二糖(ショ糖、砂糖)に該当する「遊離糖類」の摂取目標は、成人・小児が1日に摂取する総カロリーのうち10%未満としていたが、新ガイドラインでは「遊離糖類」の推奨摂取量をさらに少ない「1日5%未満」と、それまでの半分に控えるよう呼びかけていた(加工していない果物や牛乳に含まれる糖分は対象外)。

   1日5%未満という摂取目標を砂糖に換算すると約25グラムで、小さじ6杯分に当たるという。たとえば、「コカ・コーラ」の糖分量は、100ミリリットルあたり11.3グラム含まれている(「炭水化物=糖質+食物繊維」の数値。コカ・コーラの「よくあるご質問」より)。
   遊離糖類(糖分)は、ハチミツやシロップ、野菜ジュースなどにも含まれている。日ごろから何気なく食べたり飲んだりしていたら、瞬く間に摂取目標の分量を超えてしまうとうわけだ。
   WHOでは、ケチャップ大さじ1杯の中には砂糖が4グラム含まれているなど、甘い食べ物に気をつけるだけでなく、加工食品に隠された糖類にも気をつけるよう、注意喚起している。

「糖尿病が減って医療費が減り、税収も増えるなら一石二鳥」

   WHOによる糖分入りの清涼飲料水への課税の呼びかけに、インターネットでは、

「確かに課税しないと若者の砂糖の摂りすぎは是正されないやろな~」

「タバコみたいに『糖尿病や心筋梗塞の危険を高め、肥満の原因になります』ってボトルに書いたほうがいいかもな」

「これは、すごくナイスだと思う」

「糖尿病が減って医療費が減り、税収も増えるなら一石二鳥ですね」

と、賛成の声は少なくない。
   その半面、反対の声も、

「適正に糖分を摂取している人にも課税することになるので反対」

「これだけ『ゼロカロリー』飲料が氾濫しているのに原因は糖質飲料だけではないだろう。他の食べ物についてはどうするつもり?」

「まあ、無理じゃね。米国のあの飲料メーカーが黙っちゃいないだろwww」

といった具合で、賛否両論が飛び交う。

   最近は健康に気遣う消費者が増えており、清涼飲料水も「カロリーオフ」「ビタミンC入り」「カテキン入り」といった商品が増えている。インターネットにも指摘されているが、砂糖を使わず「ゼロカロリー」にしていても人工甘味料で甘さを感じることはできる。

   ある清涼飲料メーカーは、「(仮に課税されたとしても)商品ラインナップが大きく変わることは考えられません。現在の清涼飲料水も残ると思いますよ」と話している。
   一方、米大手飲料メーカーのペプシコが、消費者の健康志向の高まりや、米国内で糖分入り清涼飲料水に課税する動きが広がっていることに対応。世界各地で販売する商品に含まれる砂糖を大幅に減らすと、10月17日に発表した。

J-CASTニュース

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妊娠中の
うつと妊娠糖尿病は互いにリンク

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 「糖尿病の人はうつ病になりやすい」「うつ病の人は糖尿病になりやすい」―どちらもよくいわれることだ。今回、妊娠糖尿病を発症した人はうつ病になりやすく、逆にうつ症状のある人は妊娠糖尿病になりやすいというように、妊娠期のうつ症状と妊娠糖尿病は相互にリンクしていることが、米国立小児保健・人間発達研究所(NICHD)の研究グループの調査で明らかになった。調査の詳細は、医学誌「Diabetologia」(電子版)に掲載されている。

 妊娠糖尿病の発症リスクと、妊娠中および出産後のうつ病の発症リスクとの関連について検討するため、研究グループは、NICHDが行った疫学研究のデータから、妊娠前に精神障害、糖尿病、慢性疾患のなかった妊婦を抽出し、2,477人を妊娠期間中追跡調査した。さらに、妊娠糖尿病になった女性と、それらと年齢などの条件が一致する妊娠糖尿病にならなかった女性、合計162人については、出産後6週間まで調査を続けた。
 妊娠糖尿病は、診療記録を確認。うつ状態については、妊娠初期(8~13週)と妊娠中期(16~22週)、出産6週後に、自己記入式のうつ病評価票でチェックした。

 うつ症状によって4つのグループ分けて検討した結果、妊娠初期にうつ症状が最も強かったグループは、最も弱かったグループに比べて妊娠糖尿病を発症するリスクが1.72倍高かった。妊娠中期でも、同様の傾向が見られた。

 肥満体型の人は妊娠糖尿病になりやすいといわれている。しかし、今回の研究では、うつ症状のある妊婦のうち、肥満の女性では妊娠糖尿病の発症リスクの明らかな上昇は見られなかった。一方、肥満ではない女性の場合、そのリスクは顕著だった。
 また、妊娠初期、中期ともに、うつ病評価スコアが上位4分の1と高スコアだったグループは、初期、中期とも下位4分の1と低スコアを維持していたグループに比べて、妊娠糖尿病の発症リスクが3.21倍高かった。

 逆に、妊娠糖尿病の女性は、そうでない女性に比べて、出産6週後にうつ病を発症するリスクが4.62倍高かった。
 研究グループは「今回の研究で、うつ症状と妊娠糖尿病との因果関係を証明することはできなかったが、妊娠中や産後は、抑うつと糖代謝異常が互いにリンクし合っているようだ」とコメントした。

(あなたの健康百科編集部)

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