青森県民はなぜ死亡率1位?
「糖尿病」「高血圧」にかからない県は…
2017/6/30 07:00

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 キンキンに冷えたビールがおいしい季節になってきた。だが、食べすぎや飲みすぎの先には“中年世代の敵”である生活習慣病が待ち受ける。発売中の週刊朝日ムック「おいしい暮らしの相談室」では、糖尿病と高血圧にまつわる県民性に注目。厚生労働省「患者調査」(2014年)を基に、病院に「かかる県」と「かからない県」を調べた。

 たとえば、鹿児島県。

 糖尿病で5位、高血圧で1位と、受療率でどちらもワースト上位に食い込んでしまっている。

「鹿児島県民にとって『甘い』は『うまい』。甘い物を好むのが食文化として根付いています」

 そう話すのは、鹿児島大学農学部附属焼酎・発酵学教育研究センターの高峯和則教授。鹿児島県は「甘い醤油」に代表される“甘党県”だ。高峯教授が言う。

「ですが、特産の芋焼酎を食中酒として飲んだ場合に、『血糖値上昇抑制効果』の可能性があることが、最近明らかになったのです」

 鹿児島では、真夏でも芋焼酎をお湯割りで飲む習慣があるという。お湯で温められた芋焼酎の独特の風味や香りは疲れを癒やし、ほっとさせてくれるのだとか。芋焼酎の香りは、アロマテラピーに使う精油と同じ成分が他の焼酎よりはるかに多く含まれているという。

 また、晩酌を鹿児島弁で“ダレヤメ”といい、「一日の締めくくりにダレ(疲れ)をヤメる(やめる、癒やす)」ことに由来している。

「ダレヤメでのお湯割り芋焼酎が、癒やしと血糖値上昇の抑制に一役かっているかもしれません」(高峯教授)

 県民にとって“朗報”かもしれないが、無論、飲みすぎには注意が必要だ。

 平均寿命が短いことで知られる青森県は、厚労省が6月14日に公表した「都道府県別年齢調整死亡率の概況」(15年)でも、男女ともに死亡率ワースト1位となった。糖尿病受療率では12位。だが、厚労省「人口動態統計月報年計」(16年)によると、糖尿病による死亡率(人口10万対)では、全国ワースト1位になってしまった。

 弘前大学大学院医学研究科社会医学講座の中路重之教授によると、背景には食塩摂取量が多い、喫煙率が高い、多量飲酒者が多いといった気質や文化があるという。さらに、雪国ゆえに運動不足からの肥満や、健診受診率の低さ、病気が進行した状態で受診する割合の高さなどが重なり、「糖尿病を放置して合併症を引き起こしているケースが多い」と中路教授は言う。

AERA dot.

看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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糖尿病だけじゃない!
「血糖値スパイク」は心の病を引き起こすことが判明

青春出版社はこのほど、溝口徹・著の新刊『「血糖値スパイク」が心の不調を引き起こす』(850円・税別)を発売した。

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『「血糖値スパイク」が心の不調を引き起こす』(850円・税別)

同書の著者である溝口医師は、栄養療法(オーソモレキュラー療法)を専門とする「新宿溝口クリニック」を東京都新宿区に開設している。栄養療法とは、血液検査でそれぞれの体内栄養状態を分析し、その人に合った食事指導やサプリメントの処方を行うことで、根本的な治療を行う治療方法であるという。

同書では、「血糖値スパイク」(食後高血糖)が心や体に及ぼす影響について解説。食後の血糖値の乱れは糖尿病だけでなく、心筋梗塞や脳梗塞、がん、認知症などを引き起こすことがわかってきたとのこと。3,000人を検査した上で判明した、うつやパニック障害、不眠といった心の病と血糖値の関係も紹介している。

さらに、血糖値が高い状態が続くことで、体内で糖とたんぱく質が結合する「糖化」が老化を促進することについても解説。血糖値スパイクや糖化を防ぐ食べ物や食べ方を掲載している。

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マイナビニュース

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カナグリフロジン、2型糖尿病患者の脳・心血管リスクを有意に低下-田辺三菱がセミナー開催

ヤンセン社とFDAとの協議により実施された統合解析プログラムの結果より

田辺三菱製薬株式会社は6月23日、同社のSGLT2阻害薬「カナグリフロジン」(製品名:カナグル)に関するメディアセミナーを開催。京都大学大学院医学研究科 糖尿病・内分泌・栄養内科学の稲垣暢也教授が講演した。
今回のセミナーは、同剤の導出先である米ヤンセン・ファーマシューティカルズ社が行った大規模臨床試験「CANVAS Program」の主要結果が、第77回米国糖尿病学会(ADA 2017)で発表されたことを受け、開催されたもの。
CANVAS Programは、ヤンセン社とFDAとの協議により実施されたCANVAS/CANVAS-R試験の統合解析プログラムであり、2型糖尿病患者に対するカナグリフロジンの脳・心血管イベントに対する安全性評価を目的としている。対象は、HbA1c7.0~10.5%、eGFR30ml/min/1.73m2以上の2型糖尿病であり、脳・心血管疾患の既往がある30歳以上もしくは脳・心血管リスクを2つ以上もつ50歳以上の患者1万0,142人(CANVAS 4,330人、CANVAS-R 5,812人)。追跡期間は平均188週(3.6年)だった。

脳・心血管イベントに対する有効性は「クラスエフェクトで
あろう」(稲垣氏)
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京都大学大学院医学研究科 糖尿病・内分泌・栄養内科学
稲垣暢也教授


解析の結果、カナグリフロジン投与群はプラセボ投与群に対し、脳・心血管への安全性および有効性を示し、主要評価項目の「脳・心血管死」「非致死性心筋梗塞」「非致死性脳卒中」を有意に減少させた(ハザード比:0.86(95%信頼区間:0.75-0.97)、p<0.0001(非劣性)、p=0.0158(優越性))。副次評価項目の総死亡は13%減少した(ハザード比:0.87(95%信頼区間:0.74-1.01))。

探索的評価項目のアルブミン尿の進展については、カナグリフロジン投与群がプラセボ群に比べて、27%抑制(ハザード比:0.73(95%信頼区間:0.67-0.79))。eGFR40%低下、腎代替療法の導入、腎死の腎複合エンドポイントでは、リスクを40%減少した(ハザード比:0.60(95%信頼区間:0.47-0.77))。
安全評価については、足趾を主とした下肢切断のリスクが約2倍に上昇した(ハザード比:1.97(95%信頼区間:1.41-2.75))が、リスク増加のメカニズムは不明だという。この結果について、稲垣氏は「下肢切断リスク増加との関連が認められたことから、カナグリフロジンを処方する際にはこのリスクを考慮すべき」と指摘。また、「日本では糖尿病足潰瘍・下肢切断は欧米に比べて低いが、下肢切断の既往がある人、末梢動脈疾患の人などは、注意が必要」とし、「予防のためのフットケアなどを行ってほしい」と述べた。

今回の結果により、SGLT2阻害薬としてはエンパグリフロジンに続き、脳・心血管イベントに対するベネフィットが確認された。これにより、「SGLT2阻害薬の脳・心血管イベントに対する有効性はクラスエフェクトであろう、という可能性が高まった」と稲垣氏。くわえて、透析患者が増え続けている日本の現状を踏まえ、「SGLT2阻害薬による効果が示唆されている腎保護の可能性については、さらなる検証を期待したい」と、稲垣氏は述べている。(QLifePro編集部

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中国で糖尿病がまん延、
世界最悪規模に 研究

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【6月28日 AFP】
中国は世界最大規模の糖尿病のまん延に直面しているとの研究論文が27日、発表された。全人口の約11%が糖尿病患者で、36%近くが発症一歩手前の予備軍の段階にあるという。
 米国医師会雑誌(記事&category[]=ワールドカップ&category[]=五輪”>Chinese Center for Disease Control and Prevention)の協力の下、17万287人を対象とする2013年の調査結果を分析した。
 研究では各調査参加者の空腹時血糖値を評価した。空腹時血糖値が1デシリットル当たり126ミリグラム(mg/dl)以上が糖尿病で、105~126mg/dlの範囲は「糖尿病前症」と位置づけられる。
 中国の糖尿病人口の36.5%が自身の診断結果を把握しており、32.2%が治療を受けていた。治療を受けている人の49.2%については、血糖値が適切にコントロールされていた。
 中国成人の糖尿病有病率は10.9%で、米疾病対策センター(記事&category[]=ワールドカップ&category[]=五輪”>WHO)が2016年に発表した報告書によると、世界の成人の糖尿病患者数は、1980年には1億800万人だったのに対し、2014年には約4億2200万人に達したという。(c)AFP

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週刊朝日MOOK「おいしい暮らしの相談室 
糖尿病&高血圧」6月27日発売!

糖尿病でもチーズケーキが食べられる! 「おいしい」「がまんしない」糖尿病食の価値観を変える

2017年6月27日

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糖尿病や高血圧などの生活習慣病を治すには、これまでの暮らし方を変える必要がある。特に食生活の見直しは不可欠だが、長年続けてきた習慣を変えるのは苦しい。発売中の週刊朝日MOOK「おいしい暮らしの相談室 糖尿病&高血圧」は、そんな苦痛や制限をともなう食事療法の考え方を変え、「おいしい・がまんしない・かんたん」な食事法を提案する。
目玉は、レシピの組み合わせ方がわかる「4日間のおいしい献立」だ。たとえば、塩分が多くなりがちな和食メニューでは、塩焼きや味噌汁の塩分を抑えてもおいしく食べられるコツがわかる。他にもビールと一緒に楽しむ「お休みの日のごちそう献立」や、「忙しい日のクイック献立」など、糖質と塩分をおさえながらも楽しく食事を続けられるテクニックを紹介する。

糖尿病向けの「かんたんレシピ集」では、野菜をたっぷり取れる小鉢料理や、缶詰めや冷凍野菜を使ったスピードメニュー、市販ルーを使った脂質が少ないカレーなど、家庭目線のお役立ちレシピを収録している。

巻頭エッセイは松浦弥太郎さんの「作りかたと食べかたの大切」。病気と食にまつわる家族の思い出をつづる。

さらに、糖尿病専門医が最新医学にもとづいた知識を語る「知っておきたい『糖尿病』『高血圧』11のこと」は、最新治療薬や隠れメタボを解消する運動法、医師とのつき合い方、不眠やEDいった意外な合併症などを解説する。また、全国757病院に調査をおこなった「糖尿病と向かい合う病院」では、専門医や管理栄養士の人数、専門外来の有無など、本書でしか読めない独自データを掲載している。

【そのほかの特集】
●糖尿病にも“やさしい”お取り寄せパン
  おいしい低糖質パンが買えるお店 厳選12店
●仮面高血圧に、ご注意
  記者が24時間測定してわかった「隠れた」リスク
●血糖値&血圧コンシャスな手づくりドレッシング
  おいしく野菜を食べられる手作りバリエーション
●体にやさしい調味料の知恵
  塩/砂糖/しょうゆ/油/みそ
●妊娠中の糖尿病
  妊娠中に気をつけたい血糖値のコントロール
  妊娠糖尿病/糖尿病合併妊娠
●糖尿病と高血圧で病院にかかる県、かからない県
  糖尿病と高血圧にまつわる“県民性”

【商品情報】
週刊朝日MOOK「おいしい暮らしの相談室 糖尿病&高血圧」
定価:980円(税込み)
発売日:2017年6月27日
A4判変型 132ページ・無線綴じ

PR TIMES

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WOMAN SMART
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 血糖値を、痛みなしに2週間持続的に測定できる最新機器が登場。この技術が実現する「血糖値の“見える化”」は、糖尿病の予防対策を大きく変えそうだ。
 糖尿病治療の目的は、血糖値のコントロールにある。血糖値は、受診時に毎回検査するが、インスリンの自己注射を行っている患者など、より厳密なコントロールが必要な場合は、患者自ら血糖測定を行う。

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グラフ提供:富田センター長

 従来は、専用の針で指先などから微量の血を出し、それをチップにしみこませ、測定器に差し込む自己血糖測定器が主流だった。ただ、「採血の痛みがつらい」「人前では測定しにくい」などの声もあった。

 しかし、こうした患者の不満も過去のものになりそうだ。2017年から、新しいタイプの持続血糖測定器が日本でも使えるようになったからだ。この「Free Style リブレ」では、採血の必要は一切ない。五百円玉程度のセンサーを二の腕などに貼り付けると、痛みなしに24時間、2週間分の血糖を測定し続けられる。血糖値が知りたいときに、本体をセンサーに近づければ、非接触で血糖値を表示してくれる。服の上からでもかまわない。また、入浴や運動にも支障はない。

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写真:アボット ジャパン

 仕組みは、センサーに取り付けられた微小の針が、血糖値とよく相関する皮下の組織間質液の糖を測定しており、そのデータから血糖値を導いて表示するというわけだ。
 これまでの血糖自己測定でつらい思いをしてきた人には朗報だが、ここまで技術が進むと、従来とは全く異なった使い方も期待される。下北沢病院(東京都世田谷区)糖尿病センターの富田益臣センター長は、「これまで血糖値は“点”の情報としてしか得られなかった。それが血糖値を24時間、2週間分を“線”で『見える化』してくれる。血糖の波を正確に把握することで、自分の体に合った食事・運動療法が可能になる」と話す。

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写真:編集部撮影

 例えば、血糖自己測定の対象でなかった患者でも、本器を利用し、血糖の変動の特徴をつかまえることで、個々の予防策が考えられる。富田センター長は「ある患者では、朝食を抜くと、昼食後の血糖値が高くなりやすいと判明。3食バランスよく食べるように指導した」と話す。
 そして、この最新式の血糖測定器は、一般の人の検診でも広がりを見せている。下北沢病院では、検診に使い始めており、一部の企業では新たな使い方を模索している。
富田益臣さん
 下北沢病院糖尿病センター長。東京慈恵会医科大学卒業後、東京都済生会中央病院を経て、現職。日本糖尿病学会専門医。足の病院としてリニューアルした下北沢病院では、糖尿病患者の足の潰瘍を防ぐ取り組みを積極的に行っている。
(ライター 荒川直樹)
[日経ヘルス2017年6月号の記事を再構成]

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糖尿病インスリン注射「トイレで打って」
朝日新聞デジタル

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 希少なタイプの糖尿病を患う愛知県の男子高校生は、体調管理のために必要な昼食前のインスリンの自己注射を教室で打つことが一時期かなわなかった。中学や高校側が禁じたためだ。トイレで打つよう指示されたこともあり、問題視した医師が先月学会の集会で報告。患者団体は、本人の希望を尊重すべきだと指摘している。
 愛知県の県立高校の男子生徒(16)は、名古屋市内の中学2年生だった2014年12月、病院で1型糖尿病と診断された。インスリンが膵臓(すいぞう)で作られない病気で、生活習慣と関係のある2型と異なり、自分の免疫が誤って膵臓(すいぞう)の細胞を攻撃することなどで起こる。15歳未満の年間発症率は10万人に2・25人とされる。
 高血糖が続くと将来腎不全や失明などの合併症が起こる恐れがあり、1日4、5回、注射などでインスリンを補い、血糖値を調節することが欠かせない。生徒は学校に事情を説明し、危なくないと考えて昼食前に教室で打つことにした。他の生徒も理解してくれた。
 だが、中学3年生になると新しい担任教諭から教室での注射を禁じられた。「トイレで打って」と言われたこともある。生徒はトイレはいやだと訴え、保健室で打つことになった。当時の教頭によると、学校側は安全で衛生的な場所として保健室がいいと判断したという。生徒は「隠れるように注射はしたくない」と思い、学校での注射を黙ってやめてしまった。
 事情を知った母親(46)が注射は危なくないと学校側に説明。主治医は学校に出した診断書に「注射は生命の維持に不可欠。場所を限定しないよう配慮を求める」と付記、市教委にも相談したが事態は改善しなかった。当時の教頭は取材に「今思えば、注射と聞いて構えてしまい(ほかの生徒らの)安全を考え過ぎた面もあるかもしれない。もっと本人の思いを聞いてあげたら良かった」と語った。

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犬が持つ特殊な能力6つ
「糖尿病患者へ低血糖を知らせる能力」

わんちゃんホンポ2017年6月24日

犬の優れた嗅覚や直感が、人間のピンチを救ってくれています。中には科学的に実証はされていないものもあり、以下のような能力のある犬がいることが報告されています。嗅覚や直感が関係していそうな6例の犬の能力を紹介します。
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訓練を受けた犬は、人間の体から発せられる匂いで、糖尿病患者の低血糖状態を感知できるようになるといいます。
犬の人間の100万倍以上といわれる優れた嗅覚を利用して、糖尿病患者が低血糖に陥ると、呼気中のイソプレンという物質の値が上昇するのを嗅ぎ分ける訓練を受けた犬が「糖尿病アラート犬」として、糖尿病患者の生活を手助けしています。
実際は犬だけでなく、血糖値測定器も使用しますが、急な発作などに備えて活躍しています。
インスリン治療を行う糖尿病患者にとって、低血糖は命に関わる重大な状態です。
いち早く感知して知らせてくれる糖尿病アラート犬の育成は、日本ではまだ例がありませんが、アメリカやイギリスで積極的に行われているようです。
2.てんかん患者のてんかん発作を察知する
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「てんかん感知犬」という犬がわずかですが存在します。
てんかん発作は突然起こるものですが、このてんかん感知犬は発作の起こる15分前に察知して教えてくれるんだとか。
どうして予知することができるのか、まだ理由はわかっていません。しかし、てんかんの発作は止められないものの、事前に分かれば発作を起こした拍子に危険な状況に陥らないよう、安全な場所へ移動したり、助けをお願いすることができますね。
3.飼い主の妊娠や出産を察知する
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犬は飼い主の妊娠や出産を察知するとよくいわれています。こちらも科学的な根拠はないのですが、女性の妊娠によるホルモンバランスの変化や、家族間の雰囲気の変化などを感じ取っているのではないかと思われています。
急に犬が赤ちゃん返りをしたり、これから誕生する赤ちゃんのために用意したものを噛まれたり、マーキングが多くなったりなどの行動もみられるそうです。
ほとんどのケースでは、そのうち犬も変化に慣れていつもの状態に戻るようです。
4.がんを感知する能力?
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癌をもつ人の呼気や尿から何らかの物質の匂いを嗅ぎ分け、100%に近い確率で癌患者のものを探し出す犬の能力に注目が集まっています。
2017年からは山形県でも試験的に癌検査に導入されることになりました。
特徴は、他の検査では発見しにくい早期の癌にも反応することです。犬が何の物質に反応しているのかはまだ究明中なのですが、この物質が何か解明されればよりいっそう癌検査の精度が上がることでしょう。
5.地震を予言する能力がある?
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動物たちは大地震を予知すると良くいわれますが、犬に関してもそういった記録が残っています。1975年に中国で大地震があった際には、直前に犬たちが突然吠えだしたり、走り回る、飼い主に噛み付くといった異常行動を取ったという記録があります。
優れた嗅覚だけでなく、聴覚も人間よりはるかに優れている犬には、人間には感じることのできない何かを感じたのかもしれません。
6.テレパシー?飼い主の心が離れていても分かる?
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遠く離れた場所にいる飼い主が事故や事件に巻き込まれた同時刻に、家で飼い犬がいつもとは違う異常な興奮状態になったり異常行動を起こしていた、といった例が数多く報告されています。
飼い主の帰宅を察知できるのがなぜかも、科学ではまだ確実な証明にはいたっていませんが、飼い主と愛犬は、物理的には解明できないレベル、テレパシーのようなものでつながっているのかもしれませんね。
飼い主が心の中に「ソーセージ」と言葉を思い浮かべるだけで、庭にいた犬たちたちがそそくさと姿を現すといったかわいらしいテレパシー話もありました。
まとめ
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犬が人間にとっていかに素晴らしいパートナーであるかは、犬を飼っている方はお分かりだと思います。犬の持つ素晴らしい能力とともに、犬と人間は、時によっては人間同士より分かり合えることがありそうですね。
余談ですが、海外では、ホームレスに犬を飼うことを勧めている国があります。日本では、家に住めない人がどうして犬なんて飼うんだ!と反発がありそうですが、実状は違いました。動物愛護の背景あってのことかと思いきや、ホームレスの人たちの健康や治安を守る役割があるそうです。家も仕事もない状態の人間が自暴自棄にならないよう、明日も生きて行くために、パートナーである犬の存在がその大きな理由になり得るということなのだそうです。ホームレスにとっては、犬は施しを受けるためのパフォーマンスにもなりますし、動物愛護の進んでいる国ですので、犬のために助成金が出るのも実情です。獣医などの医療費もかからないそうです。しかし、なにより心の通じる家族が出来ることが彼らが犬を飼う一番の理由とのことでした。本当に、犬って素晴らしいですね。

ライブドアニュース

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歯周病は「2型糖尿病・動脈硬化・早産」のどれと関係がある?

 6月4~10日は「歯の衛生週間」だった。少々遅いがお口の健康に関するクイズを。

 以下の項目から、歯周病と関係があるものをあげよ──(1)2型糖尿病、(2)動脈硬化、(3)早産。

 (1)については、昨年4月に東京大学公衆衛生学の調査結果が報告されている。
 同調査は、ある企業の協力を得て、健康な男性従業員2469人(35~55歳)を対象に行われた。

 参加者は2004年に定期健康診断と歯周病の検査を行い、その後5年間、追跡対象となった。
 追跡期間中に133人が新たに2型糖尿病を発症。歯周病との関連を調べたところ、登録時に歯周病で歯がぐらついていた人は、発症リスクが1.73倍に上昇していた。一方、歯茎から出血する程度の軽度の歯周病との関連性は認められなかった。
 この調査からわかるのは、歯周病は2型糖尿病の前触れかもしれない、ということ。血糖値が正常でも歯茎の出血や口臭があれば要注意なのだ。
 (2)に関しては、動脈硬化の進展には歯周病菌による炎症反応が一役かっている、という説がある。引いては心筋梗塞や脳梗塞の原因になるというのだ。
 当初、米国心臓協会など関連学会は懐疑的な見方を示していた。
 しかし13年に、「歯周の健康が回復し歯周病菌が減少すると、動脈硬化の進行が抑制される」ことが初めて証明されると、空気が少々変化した。現在は歯周病の有無による未病段階の脳・心血管疾患の早期発見と予防に関心が集まっている。
 さて、(3)の早産との関連を知る人は少ないだろう。
 国内外の研究報告で、歯周病の妊婦は早産リスクが一般より7~8倍も高いことが知られている。
 歯茎から放出される炎症物質が胎盤や子宮に影響するほか、歯周病菌が妊婦の血液を介して胎盤に直接、感染するためだ。
 残念ながら、妊娠中に歯周病の治療をすることで、早産リスクを減らせるかは明らかではない。
 将来の妊娠・出産を希望する女性は人一倍、お口の健康に注意をしてほしい。
(取材・構成/医学ライター・井手ゆきえ)

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3カ月に1度は薬局へ…
自分でできる“血液検査”のすすめ

女性自身

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「日本の糖尿病人口は、この50年間で約40倍に増加。その予備軍を合わせると2,200万人を超え、もはや“国民病”といえるほどです。糖尿病は自覚症状がないまま進行するため、予兆がありません。唯一の指標は、血糖値の数値だけです」

こう語るのは、筑波大学内分泌代謝・糖尿病内科の矢作直也准教授。長年、糖尿病の研究をしている矢作先生は、薬局などで簡単に血糖値を測定できる「ゆびさきセルフ測定室」を展開している。

「血液中のブドウ糖の濃度を示す血糖値を測ることが、糖尿病予防の第一歩。しかし、気がかりなのは女性の健康診断の受診率の低さです。大企業に勤めている女性の受診率は高いのですが、主婦やパート、中小企業に勤めている女性だと極端に低下。血糖値を測定する習慣がない……。そこで、薬局で微量の血液をとるだけで、気軽に血糖値が測れるシステムを作ったのです」

’14年に運営を開始した「ゆびさきセルフ測定室」は現在、全国1,500カ所にまで増加。今後も広がりつつあるという。矢作先生が、血糖値を測ることの重要性を解説する。

「糖尿病が進むと、合併症を起こし、失明したり、人工透析が必要になったり、足を切断したりすることも。また、糖尿病になると動脈硬化が進行し、脳梗塞、心筋梗塞、狭心症など命に関わる病気や、認知症になるリスクも上がります。つまり、重篤な病気の根本的な原因になるのが、血糖値の高さなのです」

では、どのように利用すればいいのだろうか。

「健康だと思っている人にこそ、ぜひ検査をしていただきたい。血糖値は、暴飲暴食など生活習慣が乱れた人だけ上がるわけではありません。とくに40歳を過ぎると、朝昼晩と普通に食事をしていても、上昇するケースがあります。自治体や会社の健康診断で血糖値を測ることが前提ですが、数値が高めだと指摘された人は、翌年の健康診断までの間、3カ月に1度は『ゆびさきセルフ測定室』で血糖値やヘモグロビンA1cを測って、推移を見守ることが重要です」

ヘモグロビンA1cは糖尿病の診断基準になる検査。これは約2カ月間の血糖値の平均を示す値。

「これら血糖値の数値が診断基準に満たない場合でも安心せず、3~6カ月に1度は測定しましょう。血糖値は、栄養バランスの取れた食事、適度な運動など、生活習慣を改善すれば、それとともに下がっていきます。つまり生活習慣が乱れているかどうかの指針でもあるのです。体重が減っていくことがダイエットの励みになるように、正常な血糖値でいることを、健康的な生活習慣を続ける励みにしてはいかがでしょう。自分の体重や身長がパッと答えられるように、これからは血糖値も、即答できなければいけない時代です」

3カ月に1度は薬局へ…自分でできる“血液検査”のすすめ – エキサイトニュース

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看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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糖尿病について知る

 秦野赤十字病院(秦野市立野台1丁目1番地)は7月13日(木)、同病院2階講習室で、第49回市民公開講座を開催する。現在参加者を募集中。参加費用無料。

 今回のテーマは「糖尿病と食事」。時間は午後2時から3時(受付けは午後1時半)。定員は事前申込み先着順で80人。講師は同病院内科副部長で糖尿病の専門医の團謙治医師。

 日本国内で6人に1人が糖尿病とその予備軍と言われる現代。糖尿病は、知らない間に進行し、生活に支障をきたす「合併症」を引き起こす。時には脳梗塞や心筋梗塞など、死に至る症状を引き起こす要因にもなるという。今回の講座では、糖尿病の治療や日常の過ごし方、食事について気を付ける点など、團副部長がわかり易く説明する。

 参加希望者は、電話かホームページからメールで応募する。

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タカトシのタカ、1カ月8キロ減 糖尿病寸前で決意
[2017年6月22日]

 タカアンドトシのタカ(41)が22日、糖尿病寸前で1カ月で8キロやせたと明らかにした。

 タカは相方のトシ(40)とこの日、都内で行われたミクシィの新作スマートフォンゲームアプリ「ファイトリーグ」開幕宣言イベントに登場。GACKT(43)とのゲーム対決を前に「5月24日から約1カ月間、8キロの減量に成功しました。仕上げてきています」と胸を張った。

 ただ、現実は深刻だったようだ。イベント後の囲み取材で、タカは「番組(の企画)とかじゃなくて、自分で…年に1回の人間ドックで、血液検査で糖尿病予備軍と言われて。子どもの顔を見ていたら、こいつが大人になるまでは生きたいと思って。ゲームのためとはリップサービスでいったんですが(減量で)朝も調子がいい」と語った。これにはトシも思わず「暗いよ!!」とツッコミを入れた。
 検査ではA~Eまでの段階があり「Eは即、入院してくださいというレベル。Cくらいだった。再検査を受けて、大丈夫だけれども、やせた方がいいとドクターから言われた」と、入院に近かったという。
 テレビ番組のダイエット企画に乗っかろうと画策したものの「結構、人気があるみたいで『待ちになります』って言われて…だったら、糖尿病になっちまうなと」と断念。炭水化物や脂ものを抜くダイエットを自らに課し「自力でやりました。健康的なポッチャリキャラでいきたい」と強調した。
 トシも「こいつは甘いものは食べないデブ。揚げ物とか脂っこいものが好きで…確かに食べてない。今日もマネジャーに『サラダ、買ってきてくれないか?』と言ったり、そばしか食べなかったり、やってますね」と相方の努力を明かした。【村上幸将】

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看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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本当に必要?
糖尿病の「教育入院」
―日米病院、ここが変だよ(3)

2017年6月21日医療現場から

 日本と米国の病院における「ここが変だよ」を考える連載。3回目からは日本の病院の「ここが変だよ」を考えます。米国の医師免許を取得した筆者が来日し、まず日本の病院を見て疑問に思ったのは、糖尿病患者に対して行われる「教育入院」です。
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健康管理は自己責任じゃないの?
 教育入院とは、患者やその家族に糖尿病を正しく理解してもらうことを目的としたもので、医師、糖尿病療育指導士、管理栄養士、薬剤師、看護師などが患者の教育に当たり、2泊3日コースから2週間のコースなどに分かれて入院できるシステムです。費用は健康保険が適用され、医療機関や入院期間・検査内容によって異なりますが、一般的には3割負担として1日当り1万円程度かかります。
 まず、筆者は「教育」と「入院」という言葉の組合せと、提供内容が一致していないという印象を受けました。
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(写真1)米国では糖尿病の「教育入院」は存在しない※写真はイメージです

 米国でも患者に正しい知識を提供する講座を外来などで提供することはありますが、入院させてまで行うことはありません。米国では、外来の講座に来なかったら、「ただそれだけのこと」というスタンスです。なぜなら、米国では「自分の健康は自分で守る」という意識が高いためです(ただ、全く気にせずピザを食べまくる肥満の方も多いです…)。前回の米国の病院の記事でも指摘しましたが、米国では病気になってしまったら、その先には高額請求が待っているかもしれません。
 提供内容が一致していないと感じるのは、教育入院は治療の一環のシステムである前提の一方、コース別にパッケージ化してある上に、その選択権は患者側にあるためです。さらに、これが糖尿病疾患のためだけのシステムであり、他疾患などにはない特殊なものであるところにも、筆者は疑問を感じます。
 実際に教育入院のプログラムを見てみると、午前中は尿検査だけだったり、半日の間で何のプログラムもない日があったり、土日は何の予定もないのに入院していたりなど、内容が薄いと感じる項目があったり、医療の提供側の都合でプログラムが組まれていると考えざるを得ない内容が散見されます。ベッドという固定費をどう活用するのか、そこからどう収入を生むのかを考えた結果のシステムである可能性もあります。
病院は危険な場所との意識変容を
 筆者は、教育入院というシステムの根底にある問題として、医師や看護師が患者をコントロールしたいという考えと、患者側の「病院は危険な場所」との意識が低いこと挙げられるのではないかと考えています。
 米国では一般的に予定手術で術前入院をすることはありませんが、日本では当然のように術前入院を促し、検査や患者の体調コントロールを入念に行います。患者の管理を徹底することはメリットがある一方でデメリットもあるので、優劣を決することは難しいですが、患者の管理徹底の背景には「医療従事者が患者を信用しておらず、患者をコントロールしたいと考えているのではないか」と考えてしまいます。もちろん、米国の医療従事者の方が患者を信用しているという印象はありませんが、先ほどの指摘の通り「約束を守らなかったらそれまで」というのが米国の病院の考え方で、コントロールしようとも考えていません。
 医療機関の構造上の問題も影響していそうです。例えば、医療機関内における専門職員の人員リソースには限界もあり、患者を入院させることで、限りある専門職員を病院側は効率的に配置することができます。また、そうすることで収入面でもメリットを享受できる可能性があります。収入面へさらに目を向けると、専門職員からの疾患教育点数については外来と入院での差異はありませんが、外来より入院の方が全体の点数が高く設定されています。もっと言うと、専門職員からの疾患教育による報酬要件は、入院より外来の方がより高いハードルになっているという問題もあります。
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(写真2)米国では「病院は危険なところ」の意識が根付いている※写真はイメージです

 そして何よりも重要なことは、こうした需要を生み出している患者自身が、入院することのデメリットをしっかりと自覚すべきです。3割負担と言えども入院にかかる費用は高額で、経済的負担は免れません。入院の間一日中、医療従事者から管理されていることの精神的負担もありますし、そもそも入院することでの感染リスクが発生します。米国では、「病院は患者が集まることで感染リスクの高い危険な場所」との認識が広まっています。受診コストも高いため、国民はなるべく病院には行かないよう心がけています。ですから、「教育」を受けるために「入院」するという考え方を、米国人は全く理解することができないのです。

連載◆日米病院、ここが変だよ

(1)若者の人生変える恐怖の請求額
(2)良くも悪くもあくまで「ビジネス」
(3)本当に必要?糖尿病の「教育入院」
(4)上司や医師へ注意しにくいのはなぜ?

この記事に関連したPR

日米がん格差 「医療の質」と「コスト」の経済学』(アキよしかわ著、講談社、2017年6月28日発行)

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糖尿病患者に保健指導 
栃木市 県内初、医療機関と連携

 【栃木】市は8月から、国民健康保険(国保)に加入する糖尿病性腎症または糖尿病の患者に対し、県内で初めて、医療機関と連携した保健指導を行う。病状に応じた適切な指導により、患者の生活習慣の改善や各医療機関での継続治療をサポート。糖尿病の重症化による人工透析治療への移行を防ぐとともに、医療費の増大を抑えことを狙いとしている。鈴木俊美(すずきとしみ)市長が19日の定例記者会見で明らかにした。
 今回は、糖尿病性腎症の透析予防指導を国内で初めて実施し、新規人工透析導入者を減少させた実績のある、広島県のベンチャー企業に業務を委託。かかりつけ医の保健指導指示書を基に、医療機関の受診状況の確認や食事や運動などの生活指導を行い、糖尿病の重症化を未然に防ぐ。
 市は6月、レセプト(診療報酬明細書)の治療状況や特定健康診査(メタボ検診)の結果から、糖尿病の持病歴や腎臓機能の低下などが見られる市民123人を抽出。7月までに参加意向の確認や指導内容の説明などを行い、最終的に対象者を15人程度に絞る。指導は17年8月~18年1月の6カ月間を目安に実施する。

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糖尿病の食事療法として注目の「フォーミュラ食」とは

NEWSポストセブン

 人間は食物を摂取し、エネルギーとして使い、余った糖質や脂肪を脂肪細胞に蓄え、必要な時に分解してエネルギーとして使っている。しかし、脂肪細胞が肥大化すると、それ以上蓄えられなくなり、インスリン作用を受けつけなくなる。これをインスリン抵抗性といい、本来脂肪細胞に蓄えられるべきブドウ糖が取り込まれず、血液中に残る。糖尿病はこうした糖の代謝異常で、血液中のブドウ糖の濃度が上がることで体中の大、中、小血管が障害されて様々な症状を起こす。

 東邦大学医学部の白井厚治名誉教授(現在、誠仁会みはま病院、理事)の話。

「生活習慣病である2型糖尿病は、過食による肥満が主な原因です。合併症の糖尿病腎症で人工透析になった患者の過去の体重を調べたところ、BMI25以上が約7割でした。国民平均の2割強と比べると高率で、肥満は腎臓障害を確実に促進します。肥満で血圧が上がりますが、過食による肥満で肥大化した脂肪細胞から、アンギオテンシノーゲンという血管を締め付ける作用を持つホルモンが出るためです。
 また、リポタンパクリパーゼという酵素が出なくなり、中性脂肪が脂肪細胞に入ることができないため、高中性脂肪血症になります。糖尿病治療の基本は、まずは標準体重への減量です。総カロリーを減らすだけでなく、代謝上インスリンを必要とする糖質を制限し、インスリンを必要としない脂肪分で補う食事療法がより効果的です」
 白井名誉教授は糖尿病患者を対象に、総カロリー1600キロカロリーで糖質47%・脂質35%の低糖質食と、糖質57%・脂質25%の高糖質食を摂った場合の24時間の持続血糖モニタリング調査を実施した。すると低糖質食の食後血糖値は、高糖質食より60%程度低くなるという結果となった。
 エネルギー制限と糖質制限食は血糖値だけでなく、血圧中性脂肪値、善玉コレステロール値にも影響を与える。総カロリーに占める糖質の割合が45%の低糖質食と、55%の高糖質食を2週間交互で摂取したところ、低糖質食の方が空腹時血糖値と、中性脂肪値が優位に低下、逆に善玉コレステロールは上昇した。

「食事療法は、入院すれば可能ですが、家庭では食事ごとにカロリー計算と、糖質の割合を45%にするのは無理があります。そこで1食をたんぱく質、ビタミン、ミネラルを十分量含んだフォーミュラ食(調整食)に変えるだけで、糖質制限と、減量効果を上げることが可能です」(白井名誉教授)

 フォーミュラ食は、動物性たんぱく質(ホエイ=乳清をベース20グラム)に総合ビタミンとミネラルが含まれている食品で、総カロリー約180キロカロリーの粉末を水に溶いて飲む。これに加えて毎日体重を記録し、グラフで見える化することで、運動量も含め、体重変動の原因が自ずとわかってくると楽しく食生活の改善も可能だ。さらに医師、栄養士のみならず、家族や周囲の人たちの注目と励ましも欠かせない。

●取材・構成/岩城レイ子
※週刊ポスト2017年6月23日号

ニフティニュース

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