原発事故の避難者、糖尿病の発症率1・6倍に

朝日新聞デジタル

 

 東京電力福島第一原発から50キロ圏内で、事故で避難した人の糖尿病の発症率が事故前に比べて1・6倍に増えているという研究内容を29日、福島県南相馬市総合病院などのチームが発表した。チームは「原発事故のリスクは被曝(ひばく)だけではない。避難などで生活環境が変わり運動しなくなることや食生活の変化も影響を及ぼしている」とみている。

 調査対象は、原発から10~50キロの同県の南相馬市と相馬市で特定健康診断を受けていた40~74歳の6406人。避難者と避難しなかった人にわけ、糖尿病高脂血症などの発症率について事故前3年の平均値と事故後の2012~14年を比べた。

 最も発症率が変化したのは避難者の糖尿病で、14年は事故前の1・6倍だった。避難しなかった人も同年は1・3倍だった。高脂血症は避難した人で14年に1・2倍に。避難しなかった人も1・1倍だった。

 29日に記者会見した南相馬市総合病院の坪倉正治医師は「放射線対策と生活習慣病への対策をバランスよくとる必要がある」と話した。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(奥村輝)

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「糖尿病」余命リスクは30倍 

原発事故後の放射線最大値で比較

2017年09月30日 08時55分


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 南相馬、相馬両市民の原発事故後の健康リスクについてどれだけ余命が縮まるかを比較した研究で、運動不足などによる糖尿病増加のリスクが、放射線被ばくによる発がんリスクの20~30倍大きいとの推定を、福島医大や南相馬市立総合病院の研究者チームが論文にまとめた。研究チームは「原発事故がもたらしたのは放射線被ばくだけでなく、より大きな問題がある。生活習慣病対策に取り組む必要がある」としている。

 29日に米オンライン科学誌プロスワンに発表した。南相馬市の比較的放射線量が高い地域の空間線量から推定した外部被ばく線量のほか、飲食物や呼吸に由来する内部被ばく線量の推定値から両市民の線量を導き、原爆被爆者の疫学データに基づくモデルで計算した。結果、被ばくによる発がんに伴う損失余命は0.0069年、40~70代では0.0024年だった。研究チームは「リスクを精緻に推定するというより、リスクを過小評価せずに算出する計算方法、実際より過大に評価した」としている。

 一方、震災後増加した糖尿病の健康リスクを2008(平成20)~14年の両市民約2万8000人分の特定健診のデータを基に計算。損失余命は40~70代で0.05~0.08年。放射線より21~33倍大きかった。

 両市民の糖尿病発症を巡っては、避難した人で震災前の約1.6倍、避難していない人でも約1.3倍に増えたとの先行研究がある。

 研究チームは就労状況や運動習慣、食生活、コミュニティーとの関わりなどが震災後に変わったことが影響しているとみており、両市だけの問題でないと指摘。適切な対策を取ればこの推定が将来再現されることはないとして、震災と原発事故の影響で乱れた食生活を元に戻すことや、定期的な運動を呼び掛けている。

 村上道夫福島医大健康リスクコミュニケーション学講座准教授と、南相馬市立総合病院などに勤務する坪倉正治医師が29日、記者会見した。坪倉医師は「福島で医者が今最も対応すべきなのは放射線被ばくではなく生活習慣病だということを、県外の人にも知ってほしい」と話した。

福島民友

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糖尿病の管理 禁煙すれば100点でなくても合格点でOK

選挙関連は少し休んで、今日は医学ネタです。

東大からプレスリリースされたこの内容。(血糖・血圧・脂質に対する厳格な統合的治療の効果 2 型糖尿病における新たなエビデンス)個人的には正直スッキリとはしていません。それでもランセット系列ですのですごいことなんですよね。

>大血管合併症のハイリスクである 2 型糖尿病に対して、従来のガイドラインよりも厳格な多因子介入を行なうことで、主要評価項目(心筋梗塞・冠動脈血行再建術・脳卒中・脳血管血行再建術・死亡)の発症が、統計学的に有意でなかったものの抑制され、危険因子で 補正すると有意に抑制されました。また事後解析により、脳血管イベント(脳卒中・脳血管血行再建術)に対する抑制効果が明らかになりました。

これって喫煙者か非喫煙者を分けて比較すれば差が出るけど、全体では差が出なかったということでしょうか。つまり病気の管理をどんなに頑張っても禁煙しないと意味があまりないといこと?

詳しくは

>平均 8.5 年の治療により、強化療法は介入期間中の主要評価項目(心筋梗塞・冠動脈血行再建術・脳卒中・脳血管血行再建術・死亡)の 発症を、統計学的に有意ではなかったものの、19%抑制しました。登録時の喫煙情報などの危険因子での補正を行なうと、発症は 24%抑制されており、これは有意な結果でした。加えて事後解析を行なったところ、総死亡、及び冠動脈イベント(心筋梗塞・冠動脈血行再建術)には有意な差はありません

傾向はあるけど統計学的に有意ではなく、喫煙しているかどうかを考慮すれば有意になり意味が出てくるということです。でもそこまでしても総死亡、心疾患は関連なし!そうガイドライン以上に頑張ってもそんなに変わりません。

脳血管イベント(脳卒中・脳血管血行再建術)に関しては、 強化療法が 58%有意に抑制していました。

脳卒中は厳密な管理が発症防止に意味がありそうです。元データを見ないとなんとも言えないのですがこの発症抑制って少し解釈微妙なんですよね。でも昔から言われているけどやはり日本人は心より脳か。

>また副次評価項目のうち、腎イベント(腎症の発症・ 進展)の発症については、強化療法によって 32%の有意な抑制が示されました。眼イベント(網膜症の発症・進展)についても、14%の有意な抑制が見られましたが、下肢血管イベント(下肢の切断・血行再建術)については有意な差は認めませんでした。

糖尿病の合併症予防も頑張ることでいくらか効果は上がるけどものによって違うということがわかったという内容です。これも網膜症は微妙だし、下肢血管は差がない?やはりこれも喫煙の影響が強い?

>現行のガイドラインに沿った治療でも、2 型糖尿病の合併症を抑制できることを示していますが、更に厳格かつ統合的な治療を行なうことで、合併症の発症を更に抑えることができるものと考えられます。安全性については、強化療法群で低血糖の件数自体は多かったものの、第三者の助けや入院を要するような重篤な低血糖は、強化療法群においても発症率が年 0.1%以下とごく低率でした。

そして効果はあがるが副作用はやや多いということ。ここにQALLYを入れて対費用効果はどれくらいなのか計算しているかな? 

この発表で私が糖尿病患者さんに言えることは、絶対禁煙しなさい!そしてTIA含む脳血管イベントのリスクが高い人はきっちり糖尿病のコントロールをしましょうということです。 

ちなみに一度も心血管イベント、脳血管イベント起こしていない人が対象ですからね。
一度でも起こしている人はそこそこでなくしっかりと糖尿病のコントロールをやったほうがいいですからね。

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炭水化物偏重は危険 しっかり食べて筋肉維持が糖尿病予防に

 

 健診結果で血糖値が気になるのは、高血糖が続くと糖尿病に至るといわれるからだ。悪化すれば生活の質に大きく影響し、脳梗塞や認知症のリスクも高めるという。

 中高年にはカロリー制限や運動などの予防策が提唱されるが、高齢者は少し視点を変えた血糖値・糖尿病対策が重要だという。国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター長の大杉満さんに聞いた。

「血糖値とは血液中のブドウ糖の量のこと。食事をすると一時的に血糖値が上がりますが、膵臓から出るインスリンの働きで、筋肉や臓器、脂肪細胞などにエネルギーとして取り込まれ、血糖値が下がる。インスリンがうまく働かず、処理しきれない血糖が増えると高血糖になり、これを長く放置すると糖尿病に至ります。

 中高年の場合は食べすぎや運動不足が主な原因なので、“高血糖・糖尿病=肥満”の印象がありますが、加齢でもインスリンの働きは悪くなるため、高血糖や糖尿病の高齢者は肥満とは限らず、体重にも反映されにくいのです」

 今、日本の糖尿病患者は増加の一途。中でも増加率が高いのが高齢者だという。

「高齢者の高血糖の一因は、炭水化物など糖質に偏った食事です。代表格のご飯、麺類、パンは軟らかくて食べやすいため、これらだけで手軽にすませてしまいがち。するとたんぱく質や脂質が不足して筋肉とその活動量が減り、血糖が消費されず血糖値を上げることになるのです」

◆高齢者が注意すべきは高血糖と低血糖

 では、血糖値はとにかく下げればよいのかというと、そう単純ではないらしい。

「高齢者の場合は、低血糖も危険なのです。低血糖になると、脳が働かなくなってボーっとしたり、動悸や震えなどが出たりすることも。しかし高齢者にはこれらの症状が出にくく、気づかないことも多いのです。低血糖を頻繁に起こすと転倒や骨折、心筋梗塞、脳梗塞、認知症のリスク、そして死亡率が高まることもわかっています」

 低血糖は、過剰な糖尿病治療で血糖値が下がりすぎて発症することもあるという。

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「高齢者の低血糖のリスクは深刻。また一般成人に比べて心身機能の個人差がかなり大きい。糖尿病対策の血糖値目標をその人の状況に合わせて設定できるよう幅を持たせた『高齢者糖尿病の血糖コントロール目標』が、昨年新たに発表されました」

 働き盛りの中高年は糖尿病をしっかり治療することを目標にすべきだが、高齢者は数値目標達成ばかりでなく、治療の目的が何かを考える必要があることが多い。

◆好奇心を持って食べる、じっとする時間を減らす

 食事量が減少する高齢者にとって何を食べるかは重要だ。

「だからこそ、少しずつでもいろいろな食品を食べ、多くの栄養素を摂りましょう。特定の食品を過剰に摂ったり減らしたり、健康によいという情報だけで選ぶのではなく、味や食感などに好奇心を持って。食欲もとても大切です。

 そしてできるだけ動くこと。動かなければ筋肉量は驚くほどの速さで衰え、筋力がなくなると、自然とじっと動かずにいる時間が長くなります。家族や介護者はよかれと思って手助けをしてしまいますが、これは“動かなくてよい”生活を強いることにもなります。

 特別な運動や筋肉トレーニングなどと気負わず、家事や趣味でこまめに立って歩く、動くことを心がけましょう」

 高齢者の家族は、「疲れさせちゃいけない」「転ばせちゃいけない」と、つい先回りして“やってあげて”しまう。何もすることがなければ高齢者はまったく動かずに過ごし、夜の不眠にもつながってしまうのだ。

 これが実は筋力低下の元凶。家の中での何気ない立ち座り、移動は高齢者にとって貴重な筋トレである。家事は足腰から手先まで使う全身運動になる。転倒などには気をつけながら、できるだけ生活活動を。

※女性セブン2017年10月12日号

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米FDA、針を使わない血糖値モニターを認可

2017年9月29日 by Sarah Buhr

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米国食品医薬品局(FDA)が現代科学技術に向けて準備運動している証拠がまた一つ見つかった ―― このたびFDAは、血液サンプル採取のために針を刺す必要ない初の連続血糖値モニターを承認した

今日(米国時間9/28)FDAは、Abbot社のFreeStyle Libre Flash Glucose Monitoring Systemを認可した。皮膚の下に挿入した小さなセンサーワイヤーを使って、成人糖尿病患者の血糖値を測定する装置だ。別の棒状の装置をセンサーにかざすことで血糖値の測定結果を読み取ることができる。

これはFDAにとって記念すべき一歩だ。現在米国には300万人近くの糖尿病患者がいて、一日数回、何かを食べるたびに自分に針を刺して血糖値を測定しなければならない。

ただし、針を使わない血糖値モニターのアイデアは新しいものではない。ここ数年多くのIT企業がこの巨大な糖尿病市場に関心を持っている。Appleもこの種のデバイスを開発しているという噂があり、CEO Tim Cookが、Apple Watchと接続するプロトタイプらしきものを装着しているところを目撃されたこともあった。

ほかにも現在まだ開発中のGlucowiseを始め、いくつもの会社が同様の製品開発に取り組んでいる。

しかし、針のない血糖値センサーの開発は容易ではなさそうだ。Googleは血糖値を検出するコンタクトレンズを作ろうとしたが、医薬品会社のNovartisが2014年にライセンスして以降、プロジェクトは行き詰っているようだ。やはりFDA認可済み非侵襲血糖値モニターのGlucoWatchは、2000年代初頭に認可されたが、消費者は使いにくいと感じ、中には悪性の皮膚疾患を起こした例もあった。

しかし、今日Freestyleのモニターがあらゆる苦難を乗り越えて認可されたことで、新たな希望がでてきた。この装置は18歳以上が対象で、12時間の始動期間の後最長10日間装着できる、とFDAウェブサイトの声明に書かれている。

「FDAは、糖尿病などの慢性疾患を抱えて暮らす人々の治療を、簡単かつ管理しやすくする新技術に常に関心を寄せている。」とFDA広報担当者のDonald St. Pierreは言う。「このシステムを使えば糖尿病患者は、時には痛みを伴う血液採取をすることなく治療に必要な情報を得ることができる ―― 読み取り装置をかざすだけだ」

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

TechCrunch

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白飯とチャーハン、体に悪いのはどっち?

カロリーは気にしなくていい

 

ダイエットを成功させたいのなら、「糖質」を控えた食生活に切り替えるべきだ。カロリーや油脂の摂取を控える必要はない。つまりコレステロールを気にせず、肉や卵、揚げ物をいくら食べてもいいのだ。『カロリー制限の大罪』(幻冬舎新書)を上梓した北里研究所病院 糖尿病センター長の山田悟医師が、最新の栄養学の知見を紹介する(後編。全3回)。

控えるべきは糖質で、カロリーではない

(1)糖質を控えた食生活をしてください。

(2)カロリーや油脂の摂取は控える必要がありません。

(3)コレステロールを気にせず、肉や卵、揚げ物などを食べてください。

(4)たとえこれらのカロリーが高いものを食べたとしても、太ったり、血中脂質値が悪くなったりすることはありません。

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マヨネーズの高カロリーやコレステロールの罪深きイメージは、潔く捨て去ろう。油脂がたっぷりのマヨネーズには、血糖値の上昇にブレーキをかける働きがある。油脂はどんどん摂ってもいい食品だ。

 

現在の世界の最先端の栄養学、医学は、このように断言しています。

「糖質」というフレーズは、この2、3年でよく目にするようになったと思います。低糖質、糖質OFF、ローカーボ…etc.

では、なぜ糖質を控えなければならないのでしょうか?

その理由は、糖質は「血糖値」を上昇させる唯一の栄養素だからです。

血糖値の急激な上昇や、大きな上下変動は、糖尿病だけでなく数多の大病をまねきます。万病を防ぐためには、血糖値の上下動を最小限にとどめるのが一番。これが現代の医学の考え方の根本にあるのです。

ゆるやかな糖質制限にシフト

私は糖尿病の臨床医として日々患者さんと接するなかで、糖尿病の治療食、もしくは糖尿病を防ぐための肥満予防のための食事として、糖質制限食に注目しました。勤務する北里研究所病院の治療食として正式に認められたのが、2009年のことです。

糖質を抑えた食生活に切り替えると患者さんの血糖値が改善します。

それまでのカロリー制限食では厳しくて続けることができなかった人たちも、糖質制限食ならば長期間続けられるようになりました。

糖質を抑えることによって、糖尿病や肥満の改善に加えて、血中脂質、血圧、腸内環境の改善、筋力や骨力が衰えないこと、ガンの予防、認知症の予防、アンチエイジングや美肌に効果がある、など多くのメリットがあることが続々と証明されたり、示唆されたりしています。

白飯とチャーハン、どちらを食べたほうがいいか?

現在も、糖質制限食の研究は日進月歩で進んでいますが、おそらく万病対策になるといえるほどの素晴らしい食事法、ダイエット法であるといえるでしょう。

ただし、糖質制限食にもいくつかのタイプがあります。

私がおすすめするのは、長期にわたって健康的に無理なく続けられる「ゆるやかな糖質制限食」=「ロカボ」です。

ロカボは糖質の摂取をゼロにしないのが大きな特徴です。

1食当たり20~40gの糖質を摂り、間食としても糖質10gを摂ることができます。これで1日の合計糖質量は最小70g、最大130gとなります。

最小の糖質量を決めているのは、ストレスを感じず長く続けられ、体にも害がないよう安全性を考慮してのものです。

この1日の糖質量は、現状の日本人の糖質摂取のおよそ半分にあたります。

たとえば、ご飯を半膳ほどにし、イモ類や甘い味つけの料理を減らせば、1食の糖質量はだいたい40g以内におさめることができます。

ご飯に限らず、主食の量を半分程度にすればよいとイメージしてください。食パンは6枚切り1枚、麺類は半玉程度です。

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糖質は控えますが、カロリーは気にしなくてかまいません。

むしろ、カロリーの高い油脂やタンパク質は積極的に摂ったほうが、血糖値の上昇にブレーキをかけてくれるのです。

同じく食物繊維やアルコールにも、血糖値が上がることを抑える効果がありますので、摂ることをおすすめします(※アルコールは肝臓を傷めない適量の範囲にて)。

白飯とチャーハンなら、どちらを食べたほうがよいでしょうか?

正解は、チャーハンです。

ご飯を炒めるのに油を使い、焼き豚や卵などタンパク質の具を入れるチャーハンは、白飯に比べて血糖値上昇にブレーキをかけます。さらに一緒に肉料理や野菜料理も食べれば、ますます血糖値が上がりにくくなります。

 

揚げ物、霜ふり、大トロで夢のダイエット

長年の悪習慣だったカロリー制限はもうやめましょう。そのかわり糖質を控え、油脂やタンパク質はカロリーを気にせずにどんどん食べ、食物繊維も積極的に摂りましょう。これがダイエットにも健康にもよい食べ方です。

最後に実際になかなかイメージがわかない方のために、具体的な食べ方をご指南します。いかにもカロリーが高い料理を例にしましょう。

■とんかつ、串揚げ、天ぷら、フライ

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揚げ物のカロリーは気にしなくてOK。ロース肉の脂身も問題なし。ただし、衣のパン粉や小麦粉は糖質が高いので、薄衣に。ソースやケチャップ、天つゆなども糖質が高くなりがちなので、つける量を減らすか、塩で食べるのがおすすめです。

■霜ふり肉、カルビの焼肉

肉の脂身は問題なし。満腹になるまで食べてOK。焼肉はつけダレの糖質が高いものが多いので、塩味を選ぶか、タレのつけ方を少なめにするのが安全策。

■大トロの寿司

大トロの脂はOK。むしろご飯や寿司酢の糖質が高いので、ご飯(しゃり)は小さめで。つまみで食べる分には、脂がノリにのった魚介類もまったく問題ありません。

■ドレッシング

カロリーは気にしなくてよいので、「オイル入りのドレッシング」を選んでください。ノンオイルのドレッシングはおいしさやとろみをだすために糖質や塩分などを加えている場合が多く、オイル入りドレッシングよりも血糖値や血圧が上がりやすくなります。

みなさんの健康のために、美しさを保つために、生き生きと長生きするために、ぜひカロリー制限から頭を切りかえて、糖質を控える食生活にチェンジしてください。

糖質量20~40gの食事例を知りたい方は『dancyuダイエット「揚げ物」大解放! 毎日のロカボ献立』(プレジデント社刊)をお読みいただくとよくわかると思います。ゆるやかな糖質制限=ロカボのエビデンスと最新の栄養学を詳しく知りたい方は拙著『カロリー制限の大罪』(幻冬舎新書)をお読みください。

 

山田悟(やまだ・さとる)

北里研究所病院 糖尿病センター長

1970年生まれ。94年慶応義塾大学医学部卒業。2013年(一社)食・楽・健康協会を設立。ロカボ=ゆるやかな糖質制限を提唱し、企業に対して啓発活動を行うなど、日本人の健康増進のために日夜活動中。著書に『糖質制限の真実』『カロリー制限の大罪』(いずれも幻冬舎新書)などがある。

PRESIDENT Online

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ぽっこりお腹の人が抱える健康リスクの正体

認知症、がん、糖尿病…慢性炎症が危ない

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最近、医学界でわかってきた「万病のもと」に迫ります(写真:Graphs / PIXTA)

 

一見まったく違う病気に「共通項」を発見!

認知症、がん、糖尿病、アトピー性皮膚炎……現代に増えるこれらの病気に「ひとつの共通の原因」があることをご存じでしょうか。

「心臓病や脳卒中は、動脈硬化が原因で起こる血管の病気」「がんは、遺伝子の傷が原因で生まれる病気」「アルツハイマー型認知症は、脳が萎縮する病気」「糖尿病は、インスリンが不足して高血糖が続く病気」「アトピー性皮膚炎は、皮膚の病気」――こんなふうに、それぞれの病気はまったく別の原因で生じるまったく別の病気だと思いますよね?

病院で診てもらうにしても、心臓病は循環器内科や心臓血管外科、認知症は精神科や神経内科、糖尿病は内科や内分泌内科……と、診療科も違います。私たち医者も、それぞれ違うアプローチで病気の治療を行ってきました。

ところが、最近になって、これらの一見まったく別々の病気の間に、「慢性炎症」という共通項があることがわかってきたのです。

拙著『体内の「炎症」を抑えると、病気にならない!』でも詳しく解説していますが、実は炎症が私たちの「健康」や「老化のスピード」に大きく関わっています。30代以降、「ぐっと老け込む人」「ずっと若々しい人」「病気がちな人」「100歳まで健康な人」を分けるのは、

この「体内の炎症」なのです。

そもそも「炎症」ってなんでしょう――?

身近な例で言えば、蚊に刺されるとすぐに赤く腫れ痒みを感じるのも、これも典型的な炎症です。蚊の唾液に入っている物質(体にとっての異物)に反応して、排除しようとした結果「炎症」という反応が起こるのです。

このように、本来「炎症」は有害なものではありません。私たちの身を守り癒す「治療プロセス」「免疫システム」です。

体は外部からの有害な“侵入者”を排除したり、組織が傷つくとその傷を修復しようとしたりします。その過程に起こるのが「炎症反応」なのです。これらは医学的には「急性炎症」と呼ばれています。

しかし、炎症が「慢性的」になるとき、深刻な問題を引き起こします。これが「慢性炎症」です。

東洋経済オンライン

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血糖値管理、採血いらずに 

糖尿病患者の「痛み解放」|ヘルスUP|NIKKEI STYLE

 

 糖尿病のためインスリンを自己注射している患者が、血糖レベルを常時確認できる装置が2017年に登場、9月からは保険適用になった。指から血を採って血糖値を測る従来の方法と比べ、身体の負担が少ない上、数値の上がり下がりを連続的に見られるため、危険な低血糖になるリスクを減らせる。糖尿病治療の姿を大きく変える可能性を秘めている。

 「血糖値が下がりすぎたりしていないか、気になったときにいつでもさっと確認できる。長年のストレスから解放された」。華道家の假屋崎省吾さんはこう語りながら、シャツの左袖をまくって見せた。左上腕には五百円玉大の白いセンサーが貼り付けてある。

 そこにスマホを一回り小さくしたような読み取り装置を近づけると、約1秒で皮下のグルコース(ブドウ糖)値が、無線で読み取られてディスプレーに表示される。服やコートの上からでも、データの読み取りができる。

 假屋崎さんが装着しているのは、アボットジャパン(東京・港)が今年から国内で医療機関を通じて供給している「フリースタイル リブレ」という装置だ。センサーは微小な針が、皮膚のすぐ下にある間質液中のグルコース濃度を常時測っている。センサーは2週間ごとに取り換える。装着中に入浴や水泳・ランニングなどの運動も可能だ。

 假屋崎さんは約15年前にストレスによる過食が原因で糖尿病を発症。食事療法などに加え、血糖値をコントロールするためのインスリン注射を行っている。血糖値や注射のタイミングなどを知るため、指先に針をさして少量の血を採って血糖値を測ることを続けてきた。

 インスリンを使っている患者が最も気にしているのが、インスリンの効きすぎや過剰な運動によって低血糖状態になってしまうことだ。低血糖は発見が遅れると意識障害や意識不明になるリスクがある。このため患者は食事の前後や就寝前後など多い人は1日7~8回も採血を伴う測定を行っている。

 假屋崎さんが「痛みを伴う採血が苦痛だった」というように、この方法は患者の負担が大きかった。今回の装置は、連続測定をしているため、変動のパターンをたどることができるほか、血糖値が上昇中なのか下降中なのかの判断もできるメリットも大きい。

 西村理明・東京慈恵会医科大学准教授は日本に先行して「フリースタイル リブレ」を使っている海外の検証例をもとに「1日当たりの血糖値のチェック回数が増えるほど、低血糖になるリスクが下がる傾向がある」という。血糖値の変動パターンを見て、インスリン注射の回数やタイミングを工夫できるためだ。

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糖尿病でも保険加入できます 

第一生命、基準を緩和

朝日新聞デジタル

 第一生命保険は、糖尿病患者でも健康な人と同じ保険に入れるよう昨年10月に基準を緩和したところ、今年8月までに新たに約4千件の契約につながったことを明らかにした。匿名のビッグデータを分析し、適切な治療を受けている患者の一部は重症化のリスクが低いことがわかったため、ニーズに応えて基準を引き下げた。

 稲垣精二社長が朝日新聞の取材に応じ「今後も病気のある人が保険に入りやすくなるよう基準の緩和を進めたい」などと語った。

 国内の糖尿病患者は増えており、厚生労働省が今月発表した推計では1千万人に上る。網膜症や腎症などを併発しやすく、これまでは健康な人と同じ保険への加入は断られるか、保険料が割高な保険にしか加入が認められなかった。糖尿病に加え、高血圧やぜんそくなどの病気でも基準を見直し、今年8月までに計約1万2千件の新規契約につながったという。

 また、稲垣氏は業務のデジタル化を進め、今後2~3年で、事務領域の約150人分の業務量にあたる約2千業務、最大30万時間分の業務量を削減する方針を示した。「最新の技術を活用し、より多くの人材を高付加価値の業務にシフトさせる」と述べた。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(河合達郎)

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名医に聞く 

糖尿病、脳梗塞など中高年の悩みに効果的な薬

NEWSポストセブン

 

 の飲み過ぎはいけない。では、体の調子が悪いとき、どんな薬なら飲んでもいいのか──。これまで多薬治療を批判してきた名医たちに、それぞれの“選び方の基準”に基づく「患者に勧めてもいい薬」を聞いた。

 減薬について講演活動などを行なっている日本在宅薬学会理事長で外科医の狭間研至氏は、中高年が罹りやすい疾患に対して、「効果的かつ安価で継続的に服用できる薬」を中心に勧める。

「通常、糖尿病治療薬には薬が効き過ぎることによる『低血糖』のリスクがありますが、『セイブル』は他の薬と根本的に効く仕組みが異なるため、その心配がない。安価でもあり、多くの高齢者にとって使いやすい薬だと思います。また、脳梗塞を防ぐ『バイアスピリン』は昔から使われていて安全性が高い。こちらも、新薬の10分の1と安価です」(狭間医師)

 狭間氏は、男性が高齢化とともに抱えやすい“下半身の悩み”をケアする2つの薬も支持する。

「『ハルナール』はシニアに多い前立腺肥大による頻尿や排尿障害を防ぎます。また、高齢になると膀胱が収縮して夜間の頻尿が起こって不眠になりがちですが、排尿改善薬の『バップフォー』には膀胱の収縮を緩める作用がある。類似薬が少なく、代用が利かないため使用機会の多い薬です」(同前)

 ACE阻害薬に分類される降圧剤「レニベース」には、血圧を下げるだけでなく誤嚥性肺炎を予防する効果もあるという。

「この薬の副作用に『空咳』があるのですが、高齢者にとっては『咳が出ることで誤嚥を減らす』というメリットに切りかわる。65歳以上の患者には第一の選択肢として処方しています」(同前)

※週刊ポスト2017年9月29日号

ニフティニュース

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調査データが証明!「座りすぎ」はガンや糖尿病に直結する

2017.9.22

 

「1時間座るごとに22分あなたの余命が縮む」といった衝撃的な研究結果など、「座りすぎ」による健康悪化が世界中で話題となっています。日本でもネットの記事や、NHKの「クローズアップ現代」「あさイチ」、日本テレビ系列の「世界一受けたい授業」などで特集され関心を集めました。ご覧になり驚きと危機感を持った方もいるでしょう。

座ることは想像以上に健康に悪いことがわかってきました。正確に言うと「座る」ことではなく、「座り続ける」ことが、糖尿病、高血圧、心血管の病、脳梗塞、そしてガンまで招いていることが世界中の研究で判明したのです。しかも、「座り続ける」とは30分程度の着席です。日常の「テレビをソファに座って観ていた」、「ちょっとデスクワークをしていた」といった程度で、あなたの健康リスクは高まっていたのです。

いま、世界中で「座りすぎ」の研究はブームとなり競って行われていますが、この座りすぎ研究の日本における第一人者で冒頭のテレビ番組でも解説者を務めた岡浩一朗・早稲田大学スポーツ科学学術院教授の処女作『長生きしたければ座りすぎをやめなさい』から、世界中の研究で判明した座りすぎが病や死を招くメカニズムなど紹介します。

座りすぎがあなたを殺す!

世界中のメディアが大騒ぎした理由

「Sitting is Killing You」

 

 直訳すれば「座ることがあなたを殺す!」です。「大げさな」「まさか」と思われたかたもいるでしょう。

 しかし、ニューヨークタイムズやワシントンポスト、ウォールストリートジャーナルといった世界中で読まれているメディアでも取り上げられ、現代人特有の命を縮める要因として、今、世界的な関心が高まっている健康問題が「座りすぎ」です。

 

 後で詳しく紹介しますが、「タバコやアルコールよりも座りすぎは健康に悪い」と指摘する専門家もいるくらいです。

 ごく最近も、CNNで米コロンビア大学医学部の研究チームによる最新の研究データが報じられ、「座って過ごす時間が長すぎると、年齢や性別や運動習慣のあるなしにかかわらず、死亡リスクが格段に高まる」という衝撃情報が駆け巡りました。

 日本のメディアもこの問題を摂り上げるようになりました。NHKの「クローズアップ現代」や「あさイチ」などで特集が組まれた他、8月5日に放映された日本テレビ系列「世界一受けたい授業」の「今、日本が危ない! 私たちに迫る15の危機SP」では、日本人の座りすぎが“危機レベル第1位”として紹介され、大きな波紋を投げかけたばかりです。

 番組を見て座りすぎの危険性に驚いた人、「このままでは危ない!」と危機感を覚えた人も少なくないでしょう。

 このように、国内外のメディアがこぞって座りすぎの問題に注目するのは、その健康リスクがかなり深刻だからにほかなりません。職場でも家庭でも、座っている時間が長い人ほど重篤な病にかかりやすく、「早死しやすい」ことが数々の調査データから証明され、世界中の識者が一斉に警鐘を鳴らしているのです。

 何か特別なことをしたから「座りすぎ」になるわけではありません。デスクワーク、会議、テレビ、スマホ、食事、電車や車での移動、運転、授業や講義の受講……そんなごくごく日常の座っている時間の中に、重たい病を呼び込む要因や、死因が潜んでいるから怖いのです。

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看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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AIで糖尿病の合併症予測 

藤田保健衛生大、第一生命

 

2017.9.22 22:22

 人工知能(AI)を使い、糖尿病の患者が半年後に重い合併症を発症するかどうかを予測するシステムを開発したと、藤田保健衛生大と第一生命が22日、発表した。同大学は重症化の予防に活用したいとしている。第一生命は保険加入基準の拡大や新たな商品の開発に役立てたいという。

 糖尿病は肥満や運動不足などがきっかけで、血糖値を下げるインスリンの働きが低下。重くなると腎臓の機能が低下し人工透析が必要になることもある「糖尿病腎症」などの合併症が出る。

 チームは糖尿病に関する約2500万本の論文のほか、糖尿病などの患者約13万2千人の電子カルテのデータや栄養指導記録などをAIに学習させた。

 ここに糖尿病腎症の症状がない初期の患者データを入力し、180日後に、腎症が進行して発症するかを予測する。過去の患者データで確かめると、71%の精度で正しく予測できたという。

 開発に携わった藤田保健衛生大の牧野真樹講師は「症状が出る前に、予測に基づいて栄養指導法を変えるなどの対応ができるようになるかもしれない」と話している。

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糖尿病疑い、初の1千万人 

厚労省推計 予備軍は100万人減

 

2017.9.21 21:36

 糖尿病が疑われる成人の推計が1千万人に上ることが、厚生労働省が21日に公表した「平成28年国民健康・栄養調査」で分かった。前回(24年)調査時より50万人増えて初めて大台に乗り、調査開始以来最多となった。ただ、病気に至らない糖尿病予備軍は前回調査時より100万人減り1千万人に。厚労省は「高齢化に伴い患者が増えていることに加え、特定健康診査(メタボ健診)で患者を掘り起こせた可能性がある」と分析している。

 調査は地震被害が大きかった熊本県を除く全国2万4187世帯を対象に昨年10~11月に行われ、1万745世帯から回答を得た。

 回答者の血液検査の値から、糖尿病が疑われる人は12・1%(男性16・3%、女性9・3%)、可能性が否定できない予備軍は12・1%(男性12・2%、女性12・1%)。この数値をもとに糖尿病が強く疑われる人と糖尿病の可能性を否定できない人を推計した。

 一方、調査では28年の日本人の1日の平均野菜摂取量が276・5グラム(男性284グラム、女性270グラム)と前年より17・1グラム減り、この10年で最低となったことも明らかになった。国の健康増進計画「健康日本21」では1日350グラムが目標とされるが、目標値を達成できたのは長野県の男性のみだった。

 食生活などの生活習慣が糖尿病の発症に影響してくるため、厚労省は「バランスの良い食事や適度な運動に取り組んでほしい」としている。

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ドカベン・香川伸行さん、携帯電話握りしめて亡くなっていた!

「仕事ありませんか?」が最後の通話

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  • 浪商時代から「ドカベン」として親しまれた香川伸行さん
 2014年に亡くなった元プロ野球選手・香川伸行さん(享年52)の妻・弘美さん(55)が15日放送のTBS系「爆報!THE フライデー」(金曜・後7時)にVTR出演。香川さんの最期が携帯電話を握りしめて絶命していたことを明かした。

 腎不全のため、人工透析を受けていた香川さんの突然の死。貯金はゼロ、生命保険もゼロだったため、残された弘美さんと5人の子供は困窮。長男は大学を中退し、二女、三女は不登校に。弘美さんも生活のため、中学教師を辞め、より収入の高い肉体労働生活になったという。

 さらに香川さんの寂しすぎる最期も明らかに。晩年の香川さんは現役時代110キロだった体重が138キロに。心配する家族に「なるようにしかならん」と言い放ち、07年には糖尿病の悪化から腎不全に。医師からは「余命1か月」を診断され、身体障害者1級となり一生、人工透析が必要な体になってしまった。

 それでも「ええんちゃうか」と食事制限もせず、子供の将来の心配もしない香川さんに弘美さんの怒りが爆発。「子供じゃないんだから、自分でやれることはやってよ」と言い放ってしまったという。

 そして、香川さんが亡くなった当日、仕事先の弘美さんに娘から「パパが動かない」という電話が。急いで自宅に戻った弘美さんが部屋に入ると、香川さんは長年の人工透析から来る急性心筋梗塞で、すでに息がなかったという。

 誰にも看取られない死を遂げた香川さんだが、握りしめていた携帯電話には「仕事はありませんか?」という営業先の電話番号が。香川さんが死の瞬間まで野球関係の仕事を求めて、電話をかけていたことが明らかにされた。弘美さんは「夫は『ええんちゃうか』と言いながら、必死で仕事を探していたんです」と涙ぐみながら一言。子供たちもそれぞれ前向きに再出発を図っていることを明かした。

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テレビゲームは「脳」に悪いのか?

メリットを訴える研究の一方で統合失調症などのリスクも!?

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テレビゲームは「脳」に安全か危険か?(depositphotos.com)

 

 モントリオール大学(カナダ)のGregory West氏らの研究グループは、アクション型のテレビゲームをプレイする人の脳の灰白質に萎縮が認められたとする研究論文を『Molecular Psychiatry』8月8日オンライン版に発表した(「HealthDay News」2017年8月7日)。

 発表によれば、研究グループは、ゲームの熟練プレーヤーと未経験者を含む18~30歳の男女約100人を対象に、以下のゲームを90時間プレイしてもらいながら、MRI検査を実施し、海馬や物事の記憶を司る領域への影響を評価した。

 プレイしたゲームは、一人称視点で3次元(3D)マップを移動して敵を攻撃するファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)、三人称視点でプレイするサードパーソン・シューティングゲーム(TPS)である「コールオブデューティ」「バトルフィールド」「キルゾーン」、3Dプラットフォームでプレイする「スーパーマリオ」シリーズだ。

テレビゲームで「海馬」の灰白質が萎縮すると、統合失調症、PTSD、うつ病、アルツハイマー病のリスクが高まる!

 プレイの結果、「空間的戦略(spatial strategies)」に基づいたゲームをプレイしていた人は、海馬の灰白質の容積が増加していた。一方、「反応学習(response learning)」に基づいたゲームをプレイしていた人は、灰白質の容積が縮小していた。

 West氏によると、空間的戦略では頭の中に地図を描いて地形を理解するが、反応学習では単に左右に曲がる場所を覚える感覚でゲームを進める。

 さらに、プレイ時の脳の働かせ方によって差がみられるだけでなく、「スーパーマリオ」シリーズのゲームをプレイした群では、海馬だけでなく嗅内皮質と呼ばれる脳領域の容積も増加していた。

 研究グループの一員でマギル大学(カナダ)准教授のVeronique Bohbot氏は「ゲームをプレイする人が誰でも精神疾患を発症するわけではないが、海馬の灰白質が萎縮した人は統合失調症や心的外傷後ストレス障害(PTSD)、うつ病、アルツハイマー病などのリスクが高いことが分かっている」と説明している。

 

テレビゲームは安全? ストレスが軽減する? 問題解決能力が向上する?

 

 しかし、米ステッソン大学のChris Ferguson氏は「テレビゲームによる脳への影響に関する研究には問題点がある。脳にはさまざまな領域があるが、その一部にたまたま認められた差を研究者が大袈裟に取り上げ、その原因はテレビゲームにあるとしている場合もある」と指摘する。

 さらに、Ferguson氏は「脳の研究を全体的に見ると、テレビゲームは安全であることが示されている。暴力的なゲームであっても脳に短期的あるいは長期的な悪影響を及ぼす報告はなく、脳の変化が実際の行動に関連することを示した研究もほとんどない」と強調する。

 なお、West氏は「成人がシューティングゲームをプレイする時間は、週2~3時間以内に止めるべきだと」と助言する。

 一方、Ferguson氏は「ゲームによってストレスが軽減され、問題解決能力が向上することす研究もある。オフラインでの人付き合い、運動、仕事、学習、睡眠の時間を確保し、ゲーム以外の時間とのバランスを維持できれば、テレビゲームによる脳への有害な影響はない」と結論づけている。

 しかし、人間は、なぜテレビゲームに没入(immersion)するのだろうか? その究極的なテーマを学術的に探求した研究がある(ニューズウィーク日本版/論壇誌「アステイオン」(2016年7月17日)84号より)。

 立命館大学大学院先端総合学術研究科の吉田寛教授は、論文「ゲーム研究の現在 『没入』をめぐる動向」の中で、ゲーム研究の論争について解説している。

 吉田教授によると、「没入」とはゲームの世界にのめり込み、臨場感に酔うことだ。だが、「没入」よってプレイヤーとゲーム世界との距離がなくなるのか、プレイヤーが現実と虚構の区別がつかなくなるのかについては議論がある。

 つまり、プレイヤーはゲームが遊びであることを忘れ、その経験が現実であると信じ込んでいる「没入の誤謬」なのか、ゲームが虚構であることを知りながら、それにのめり込む「二重意識(リメディエーション)」なのか、それとも「現実の規則」と「虚構の想像」を同時に合体させる「半-現実(Half-Real)」なのかという論争だ。

 いずれにしても、このような「没入」をめぐる研究は、ゲームプレイの経験を解明するだけでなく、読書や映画鑑賞などのインタラクティブではないメディア経験にも改めて光を当てている点に意義がある。さらには、ゲーム研究の成果が、必ずしもゲームや遊びを研究対象としない認知科学、社会科学、教育学などの異分野への応用も始まっている。

 今日、ネットやSNSなどのデジタルメディアの恩恵を受けない日はない。

「ポケモンGO」がうつ病を改善するなどの評価が高まったように、テレビゲームが、娯楽や産業のフレームに収まらない価値と意義を持つ明らかな状況がある。

 デジタル世界のインタラクティブ性を存分に体験させてくれるテレビゲーム。犯罪や暴力を煽る、子どもへの悪影響がある、脳へのダメージがある、発症リスクが強まるなど、テレビゲームのデメリットを問うのもいい。

 だが、判断力を鍛える、脳を活性化させる、ボケの防止になる、計画し実行する遂行能力が身につくなど、人間力を高めるツールとしてのアドバンテージにも注目したい。

(文=編集部)

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