生活習慣病は「孤独」から始まる……

友人が多いと糖尿病になりにくい?

ヘルスプレス

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 マーストリヒト大学のStephanie Brinkhues 氏らの研究チームは、中高年から高齢になると「社会的に孤立している人」よりも、「付き合いのある友人が多い人」ほど2型糖尿病になりにくい可能性があるとする研究成果を『BMC Public Health』(2017年12月19日オンライン版)に発表した。

ひとり暮らしをする男性は、糖尿病リスクが94%も高まる

 研究チームは、オランダに在住する40~75歳の男女を対象とした観察研究に参加した2861人のデータを解析し、交友関係の広さや社会的な交流への参加頻度と2型糖尿病リスクとの関係を調べた。

 参加者の平均年齢は60歳、半数は女性、56.7%は血糖値の正常者、15.0%は糖尿病前症、28.3%は2型糖尿病患者(既往例が24.4%、新規診断例が3.9%)だった。

 解析の結果、「付き合いのある知り合いが多い人」のほうが「少ない人」よりも、2型糖尿病の発症リスクが低かった。知り合いが1人減るごとに、男女で糖尿病リスクは5~12%高まった。

 また、女性は独居であるかどうかは糖尿病リスクに影響しなかったが、ひとり暮らしをする男性は、糖尿病リスクが94%高まった。

 研究を主導したBrinkhues 氏は「社会的ネットワークはその範囲が広いほど、個人のライフスタイルに重要な影響を与える。ネットワークが広ければ、必要な時に社会的支援を受けやすく、自宅の外に出る機会が多くなる。

 このような活動は健康的な食習慣や運動習慣を促し、ライフスタイルに改善をもたらすため、運動不足や肥満が原因になる2型糖尿病を予防するのに重要だ」と説明する。

 論文の責任著者を務める同大学准教授のMiranda Schram氏は「男性は一人になると、女性よりも自分自身の事に無頓着になり、新鮮な野菜や果物を食べなくなったり、運動をしなくなるなど不健康な生活習慣に陥りやすくなると考えられる」と指摘する。

 そのため、2型糖尿病のリスクが高い人は、新しい友人を作って交流したり、ボランティアや趣味の集まりに積極的に参加することが勧められるとしている。

「孤立の有無で糖尿病の発症や進行に影響があるとは考えにくい」という異論も

 この研究は「社会的ネットワークの広さ」と「2型糖尿病リスク」との関連を示したに過ぎない。しかし、これまで他の研究で、「独居」や「社会的サポートの不足」が、2型糖尿病リスクを高める可能性が報告されている。したがって、これらの2つの因子は、2型糖尿病の発症に大きく影響する可能性が高い。

 一方、米モンテフィオーレ医療センター臨床糖尿病センター長を務めるJoel Zonszein氏は、この研究結果に対して以下のような異論を挟み、今後のさらなる研究に期待を込めている。

 「この研究は大規模だが、人生のある時期だけを検討したに過ぎず、個々人の変化を考慮していない。また、糖尿病の発症には多くの因子が関連しているので、その影響の大きさを正確に測るのは難しい。友人の多さや社会的な孤立の有無で糖尿病の発症や進行に影響があるとは考えにくい」

肥満や2型糖尿病などの生活習慣病の元凶は「孤独」にある!

 独居や社会的サポートの不足が2型糖尿病リスクを高める!

 この知見は直感的に分かりやすい。なぜなら、人間が社会的動物ならば、社会から孤立して生きられないので、心身のバランスやホメオスタシス(生体恒常性)が阻害されやすいからだ。肥満や2型糖尿病などの生活習慣病の元凶は「孤独」にあるのではないか。

 WHOによる世界189の国と地域を対象とした成人の肥満率ランキング(2008年)によれば、日本は166位(4.5%)と、アメリカほど深刻でないように見える。

 だが、肥満による死亡よりも、「社会的孤立」や「孤独」による死亡のほうがリスクが高いとするアメリカ心理学会(American Psychological Association)年次総会の発表がある(「So Lonely I Could Die」August 5, 2017)。

 発表によると、30万人のデータを分析した結果、社会的孤立または孤独になっている人の早死にのリスクは、そうでない人よりおよそ5割も高い。また、北米、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアに及ぶ340万人から集めたデータを分析した結果でも、同じく孤独やひとり暮らしの人は、早死にするリスクが高い。

 

 チームを率いるブリガムヤング大学心理学教授、ジュリアン・ホルト-ランスタッド博士は「社会的孤立や孤独が早死にに繋がるリスクはすでに肥満など他の主要な疾病を超え、多くの国が孤独の流行病に直面している。コミュニティ・ガーデンや憩いの場など、人々が社会的なつながりを持てる場を創設するべきだ」と強く指摘している。

 運動不足や肥満が原因になる2型糖尿病を予防するのも、孤独を克服するのも難題だ。

 だが、希望はある。家族を愛する。友人と付き合いを深める。趣味やライフワークを広げる。高齢を迎える前に、退職する前に「自立した生き方」を考えておきたい。

(文=編集部)

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暴飲暴食のクロちゃんに「2型糖尿病」と診断 

「嘘ツイートは厳禁」と注意も

暴飲暴食を繰り返す安田大サーカス・クロちゃんに医師たちも怒り!

2018/01/30 15:00

 

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暴飲暴食など不摂生な生活を送る安田大サーカス・クロちゃん(41)。

以前からネット上でも心配の声は相次いでいたが、29日放送の『名医のTHE太鼓判!』(TBS系)で医師たちが警鐘を鳴らす場面が放送された。

■暴飲暴食に医師たちも激怒

番組ではクロちゃんの一日の血糖値を計測。朝食ではたらこスパゲティ、フライドチキン、サラダを食べ、外出するとフライドチキンを2つ食べるなど、朝昼晩と間食を合わせて次々に食べ物を口にする。食後血糖値は最大311を示し、スタジオからは悲鳴が上がる。

酒に酔い酩酊状態で帰宅すると、お風呂で眠ってしまうなど危険な行動も。さらには、睡眠時に20秒ほど無呼吸になるなどを繰り返した。

血液検査の結果、医師たちからは「2型糖尿病」「慢性じん臓病(CKD)」「肝機能障害」「高トリグリセリド血病」「高尿酸血症」「メタボリックシンドローム」と診断され「いつ突然死してもおかしくない値」と注意された。

■「死にたくない!」と叫ぶ場面も

丸田佳奈医師は前回の収録後に「本当にヤバイです。自己管理できる状況じゃないと医師団全員で駆けつけてお話した」と明かしたうえで、それにも関わらずクロちゃんの生活に改善がみられなかったことに「何にも響いていなかったんだなと本当に私すごいショックで」と涙ながらに訴えた。

さらに「知識が間違っていることにまず気づいてない。自分の知識が正しいって勘違いしてらっしゃるし人の意見を一切聞かない」と語った。

この言葉を受け、クロちゃんも「死にたくない! 助けて!」と叫び、番組では「重度の生活習慣病改善プロジェクト」が近日指導するという。

■「親を悲しませちゃいけないからね」とアピール

放送後、クロちゃんも自身のツイッターで「気を引き締めて頑張ります! 親を悲しませちゃいけないからね」と報告し、生活改善に取り組む姿勢をアピールした。

クロちゃんといえば、ツイッター上では健康を意識した食事の写真をアップしながらも、実際には高カロリーなものを食べているという「嘘ツイート」が話題になっていた。しかしこれについても森田豊医師から「嘘のツイートは厳禁です。正直になること」とコメントが寄せられた。

さらに別のツイートでは、スムージー、豆乳、納豆といったヘルシーな食事の写真がアップされている。

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安田大サーカス クロちゃん
@kurochan96wawa

おみくじ引いたらやっぱりね。
神様は見てるよね。
気を引き締めて頑張ります!
親を悲しませちゃいけないからね。
みなさん叱咤激励ありがとうございます。
ひくほど頑張るしん!!
8:05 PM – Jan 29, 2018


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■ファンからも激励

ようやく健康を意識し、生活習慣の改善へと踏み出したクロちゃんに「がんばってほしい!」「応援してる!」と激励の声が数多く寄せられた。

・クロちゃんがんばれ~ 応援してる人は沢山おるよ

・クロちゃんファイト! 俺らは応援してるぞ!

・クロちゃんファイトだしん!

・ヒロくんだって頑張ってあんなに健康体になれたんやから、クロちゃんも頑張って

しかし、これまで常習的に「嘘ツイート」を展開していただけに「とかいって大盛りパスタ食べてるでしょ」「これも嘘ツイート?」と批判的な声もあがっている。

ドッキリや意味不明のロケが続き、ストレスとなって暴飲暴食につながったとも話すクロちゃん。バラエティタレントとしての人気の陰には、さまざまな苦労があったのだろう。はたして、無事に健康的な生活を送れるようになるのだろうか。

・合わせて読みたい→安田大サーカス・クロちゃんの新あだ名が酷すぎる 「誰か助けて」と嘆きも

(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん

しらべぇ

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神戸新聞NEXT|医療ニュース|

メタボ予防に光 インスリン調節する遺伝子解明

 

 哺乳類が持つ遺伝子「Fam13a」に血液中の糖を抑えるインスリンの働きを調節する役割があることを、神戸薬科大学(神戸市東灘区)の江本憲昭教授と池田宏二准教授の研究チームがマウスを使った実験で解明したと発表した。糖尿病やメタボリック症候群を防ぐ効果が期待され、人への応用に向けた研究を進める。成果は30日以降の米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。(山路 進)

 チームによると、人は太ると脂肪細胞が肥大し、インスリンの作用が下がり、メタボリック症候群などを発症する可能性が高まる。ところが、太っていても健康な人もおり、肥満と同症候群や糖尿病の発症につながる細かなメカニズムは分かっていなかった。

 チームは、太らせたマウスの脂肪細胞にあるFam13aの量が、通常のマウスの10%未満に減っていることを確認。分析したところ、細胞内でインスリンが正常に働くよう、必要なタンパク質が分解されないように保護する役割を担っていることが分かった。

 Fam13aを持たないマウスは肥満でなくてもインスリンが正常に働かず、太らせるとさらに血糖値が上昇した。一方、多く持つマウスは、太らせてもインスリンの働きで血糖値が上がりにくかった。

 江本教授は「人でも同様の作用を確認できれば、太ってもFam13aを減らないようにする新薬の開発や、糖尿病の新たな予防・治療法につながる可能性がある」と話している。

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糖尿病やメタボ予防

-神戸薬科大、新規分子を発見

 

【神戸】神戸薬科大学の池田宏二准教授らの研究グループは、脂肪細胞のインスリンシグナル伝達を調節し、糖尿病やメタボリック症候群の発症を防ぐ新規分子を発見した。正常な脂肪細胞で「Fam13a」という分子が多く発現しており、全身の糖とエネルギー代謝の維持に欠かせないことを突き止めた。

Fam13aの発現を制御できれば、糖尿病やメタボリック症候群を予防する治療法確立につながると期待される。

脂肪細胞が機能不全に陥る分子機構の解明に向け原因分子を探索したところ、通常のマウスの脂肪組織でFam13aが多く発現する一方、肥満マウスでは発現量が10分の1未満に減っていた。Fam13aの働きを調べ、インスリンシグナル伝達を仲介する分子と、その仲介分子のたんぱく質分解を阻害する物質の両方に結合することで、インスリンシグナル伝達を維持する役割があると分かった。

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「におい物質」が血糖値を下げる 

新しい糖尿病治療薬の開発に期待

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 血糖値を下げるインスリンの分泌が、特定のにおい物質に反応して活発化することを、東北大などの研究チームが突き止めた。高血糖時のみにインスリン分泌を促進する、これまでにない新しいメカニズムの糖尿病の治療薬を開発できる可能性があるという。

 

においを感じるための「嗅覚受容体」がβ細胞にもある

 鼻の嗅覚神経で「におい」を感知することに役立っている「嗅覚受容体」が、ヒトやマウスなどで、インスリンを分泌する膵臓のβ細胞にも存在していることを、東北大学などの研究グループが発見した。

 さらに、「オクタン酸」というにおい物質が、この膵臓β細胞にある嗅覚受容体のひとつ「Olfr15」によって感知されると、血糖値が高いときにだけインスリン分泌が促され、血糖値が改善することを明らかにした。

 においを感じるためのタンパク質である「嗅覚受容体」は、鼻の神経にあり、空気中のにおい物質を感知する働きを担っている。研究グループは、血糖値を低下させるホルモンであるインスリンを分泌する膵臓のβ細胞に、この嗅覚受容体が複数発現していることを世界ではじめて明らかにした。

 このうち「嗅覚受容体15」(Olfr15)に着目し、マウスなどを用いて実験したところ、におい物質である「オクタン酸」と呼ばれる脂肪酸がこの受容体に作用すると、血糖値が高くなっている時のみに、インスリンの分泌が促進されることが明らかとなった。この嗅覚受容体はヒトの膵臓β細胞にも発現しているという。

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インスリン分泌が「におい物質」により増強

 実験では、膵臓のβ細胞はブドウ糖濃度が高い培養条件(高濃度ブドウ糖)でのみ、インスリン分泌はオクタン酸により増強した。また、Olfr15の発現を低下させるとその効果はみられなくなった。

 また、マウスにオクタン酸を経口投与した後にブドウ糖を投与すると、血糖値が上昇したときだけ血中インスリン濃度が高まり、血糖値が改善した。

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 今回の発見によって、インスリン分泌を促進する新しい仕組みが明らかになった。

 糖尿病は、さまざまな原因で血糖値が上昇する疾患だが、日本人を含むアジア民族では、原因としてインスリン分泌の低下が特に重要であることが知られる。「今回、発見された膵臓β細胞の嗅覚受容体の活性化によるインスリン分泌の促進は、日本における糖尿病治療のニーズに合致したものと考えられます」と、と、研究グループは述べている。

 今回の研究成果を応用すれば、低血糖を起こさずに血糖値を下げる新しいタイプの糖尿病治療薬を開発できる可能性があるという。

 研究は、東北大学大学院医学系研究科糖尿病代謝内科学分野の山田哲也准教授、宗像佑一郎医員、片桐秀樹教授らの研究グループが、同医工学研究科病態ナノシステム医工学分野の神崎展准教授、大阪大学大学院医学系研究科幹細胞制御学分野の宮崎純一教授らと共同で行ったもの。

 研究は、日本医療研究開発機構(AMED)や文部科学省科学研究費補助金の支援を受けて行われたもので、成果は国際科学誌「Scientific Reports」(電子版)に発表された。 東北大学大学院医学系研究科糖尿病代謝内科学分野

Olfactory receptors are expressed in pancreatic β-cells and promote glucose-stimulated insulin secretion(Scientific Reports 2018年1月24日)

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乾癬(かんせん)の重症化で糖尿病に?

メタボに忍び寄る発症リスク

ヘルスプレス

 米ペンシルベニア大学皮膚科教授のJoel Gelfand氏らの研究チームは、「乾癬(かんせん)の重症度と2型糖尿病リスクとの関係」を調べた初めての研究成果を『Journal of the American Academy of Dermatology』11月8日オンライン版に発表した(「HealthDay News」2017年11月20日)。

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 発表によれば、研究チームは、英国の成人の乾癬患者8124人と乾癬のない7万6599人を対象に、乾癬患者を体表面積に占める病変の割合(BSA:2%以下は軽症、3~10%以下は中等症、10%超は重症)で3群に分け、2型糖尿病の発症リスクを約4年間にわたって追跡調査した。

乾癬が重症化すると2型糖尿病リスクが上昇か?

 その結果、2型糖尿病の発症率は、乾癬のない人2.44%(1867人)、乾癬患者3.44%(280人)だった。年齢や性、BMIを調整した解析の結果、乾癬のない人と比べて軽症の乾癬患者群(BSAが2%以下)は2型糖尿病リスクは21%、重症の患者群(同10%超)は64%それぞれ高かった。

 また、重症の乾癬患者は、BSAが10%増えるごとに2型糖尿病リスクは20%上昇した。この割合が20%の乾癬患者では2型糖尿病リスクは乾癬のない人と比べて84%高く、30%の患者では104%高かった。

 Gelfand氏らは今回の結果を世界中の乾癬患者に当てはめると、乾癬のない人と比べて乾癬患者では年間で新たに12万5650人が2型糖尿病と診断されると推計している。炎症によって表皮細胞の過増殖や角化異常が起こる免疫疾患である乾癬。米国の患者数は約750万人に上る。

 Gelfand氏は「これまでの研究で、乾癬における炎症はインスリン抵抗性を引き起こすことや、乾癬と糖尿病には同じ遺伝子変異が認められることなどが報告されている。これらの疾患は生物学的基盤が共通している可能性がある」と指摘する。

 また、Gelfand氏は「今回の知見は、従来知られている糖尿病のリスク因子とは独立して乾癬の重症度が2型糖尿病の発症リスクと強く関連することを示しているため、因果関係を示唆する強いエビデンスになる。乾癬患者は病変の大きさなどを定期的に確認することが重要。特にBSAが10%を超える重症患者は、2型糖尿病の予防にも留意する必要がある」とアドバイスしている。

乾癬とは、どのような病気か?

 道端アンジェリカさんも告白し、知られようになった乾癬とは何だろう? 東邦大学医療センター大森病院皮膚科・乾癬専門外来を担当している橋本由起医師によれば、乾癬の症状は、①皮膚が赤くなる(紅斑)、②皮膚が盛り上がる(浸潤)、③銀白色の鱗屑(フケのようなもの)ができて剥がれ落ちる3つの特徴がある。

 最初は、頭部(主に髪に覆われている部分)に脂漏性皮膚炎と似たような皮膚症状や、下腿(膝から下)の皮膚症状から始まり、徐々に身体全体に皮膚症状のほか、関節の痛みや変形を伴う。

 皮膚症状だけの「尋常性乾癬」は、全患者のおよそ9割を占める。皮膚症状に加えて、リウマチのような関節の痛みや変形を伴う「関節症性乾癬」もある。

 その他、溶連菌などの感染症に罹患した後に、水滴ぐらいの大きさの皮疹が急に全身に現れる「滴状乾癬」がある。湿疹のような症状のため、放置すると尋常性乾癬に移行する場合もあるので危険だ。

 また、発熱(灼熱感)や寒気、全身の倦怠感、むくみ、関節痛などを伴い、急激に全身の皮膚が赤くなり、うみをもった膿疱(のうほう)が多数現れる「汎発性膿疱性乾癬」もあるので侮れない。

 発症者の男女比は8対2。20~40代の働き盛りの男性が発症しやすく、肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症(痛風)、動脈硬化症、心筋梗塞などの既往歴を持つ人が多い。

 発症原因は、サイトカインと呼ばれる免疫に関わるタンパク質が過剰に増えるため、皮膚症状や関節症状などの炎症症状を引き起こす。最近の研究では「IL-17A(インターキロン17A)」というサイトカインが乾癬の発症に深く関わっている事実が判明している。

メタボリック症候群の人が乾癬を発症しやすいのはなぜか?

 メタボリック症候群の人に乾癬の発症者が多いのはなぜか?

 最近の研究によると、脂肪細胞から分泌されている「アディポカイン」という生理活性タンパク質が乾癬の炎症に関わる機序が分かっている。肥満が進むと、悪玉ホルモンとなる炎症性アディポカインの分泌が過剰になるので、肥満の人は乾癬を発症しやすくなる。

 さらに、皮膚症状や関節症状以外にも代謝障害や血管障害など生命に関与する疾患を発症するリスクがあるので注意が必要だ。

 だが、過体重の状態からダイエットし、脂肪細胞を減らせば、乾癬の症状は改善に向かうとされている。喫煙、紫外線、化学物質、ストレスなどを避けるのも肝要だろう。

 

 なお、近年登場して治療の選択肢を飛躍的に広げたバイオ製剤(生物学的製剤)など、最新の治療方法については、当サイトで以前に掲載した記事(「乾癬(かんせん)」はメタボの男性が発症しやすい! その治療法は? バイオ製剤とは?(後編))を参照してほしい。

(文=編集部)

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糖尿病患者の低握力が死亡や心血管疾患に関係

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 握力が弱い糖尿病患者は死亡および心血管疾患(CVD)の発症リスクが高いと、英国のグループがDiabetes Care(2017; 40: 1710-1718)に発表した。

 低握力と糖尿病はともに死亡とCVDの予測因子であるが、このような危険因子が有害健康転帰の素因と相互作用があるかどうかは不明である。同グループは、握力および糖尿病と全死亡、CVD発症、CVD死との関係を検討した。

 対象は、英国のバイオバンク登録者で完全なデータが得られた34万7,130例(平均年齢55.9歳、平均BMI 27.2、女性54.2%)。1万3,373例(3.9%)が糖尿病患者だった。中央値4.9年の追跡でCVD死594例を含む6,209例が死亡し、4,301例がCVDを発症した。

 解析の結果、糖尿病患者は非糖尿病患者に比べ全死亡、CVD死、CVD発症リスクが高かった。糖尿病患者の握力とCVD死との間に有意な相互作用(P<0.05)が認められ、ハザード比は高握力群の1.46(95%CI 0.87~2.46)に対し、低握力群では4.05(同2.72~5.80)と有意に高かった。全死亡、CVD発症でも同様の結果が観察された。

(編集部)

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食事療法の1位は「DASH食」

ダイエットを成功させるコツ

米専門家が「最も効果的」とする食事療法は?

 

 U.S.ニューズ・アンド・ワールドリポート誌(U.S. News & World Report)は恒例の2018年食事ランキングを発表し、昨年第2位の「地中海食」と第1位の「DASH食(高血圧予防のための食事療法アプローチ)」がともに総合第1位にランク付けされた。なお、DASH食は8年連続で総合第1位を獲得した。

 同誌の編集局次長を務めるAngela Haupt氏は、地中海食について「おいしく、実用的かつ栄養に富んでおり、心疾患や糖尿病などの慢性疾患の予防や管理にも有用性が高いことが研究で示されている」とコメントしている。

 一方で、ランキングでは厳しい制限を必要とする食事療法は避けるべきとされ、最近話題のケトン体ダイエット(Keto Diet)は最下位に位置づけられた。身体は糖質の供給がないと脂肪を燃焼させてエネルギー源として使うようになる。その際には肝臓で脂肪が分解されてケトン体が生成され、血流により身体の隅々に運ばれてエネルギー源として使われる。ケトン体ダイエットは糖質制限ダイエットの極端な形であり、糖質(食物繊維以外の炭水化物)を極めて厳しく制限してエネルギー源としてのケトン体を生成し、体脂肪を燃やすように仕向ける方法だ。Haupt氏は「専門家によれば、炭水化物の摂取を極端に制限する必要はなく、厳しい制限は長続きしないと評価された」と述べている。

 このランキングは、米国でもトップクラスの栄養士や食生活コンサルタント、糖尿病・心臓病・減量の専門医などで構成される専門家パネルが、減量効果や心疾患、糖尿病に対する有効性などの9つのカテゴリー別に40種類を超える食事療法の定着度や有用性などをランク付けしたもの。米マウントサイナイ病院ダブリン・ブレストセンターの臨床栄養士、Kelly Hogan氏によると、総合第1位に位置づけられた地中海食とDASH食はいずれも幅広い健康的な食品から選択できる柔軟性があり、個人に適した最良の食事を取れる点が高く評価されたという。

 また、地中海食とDASH食はどちらも果物や野菜、全粒穀物のほか、不飽和脂肪酸などのヘルシーな脂質、脂肪分の少ないたんぱく質、低脂肪の乳製品を多く摂取し、加工食品や飽和脂肪が多い食品を避けるなど多くの共通点がある。そのため、Hogan氏は「特定の食品を制限する必要がないことは、幅広い栄養素をバランス良く摂取する上で大変重要な視点になる」と説明している。

 一方で、ケトン体ダイエットについては、Haupt氏とHogan氏はともに「急激な減量ができるものの、厳しい制限のある食生活はそうそう長く続けられるものではない」とコメントしている。Hogan氏によると、ケトン体ダイエットでは、日常的な身体活動を維持するのに十分なカロリーを摂取できないため痩せることはできるが、減らした体重を長く維持できず、減量してもすぐリバウンドしてしまい、結果的に減量が難しくなるという。

 今年のランキングでは、民間企業が提供する体重管理プログラム「Weight Watchers」が初めて高評価を得た。このプログラムでは日々のエネルギー摂取量の上限には目安はあるが、幅広い種類のカロリー控えめな食品が販売されており、好きなものを選んで食べることができる。また、インターネットやスマートフォンのアプリを活用して専門家に相談したり、励ましを受けることも可能だ。ただし、Hogan氏は、このプログラムは減量を目指した食生活の改善に初めて取り組むような人には適しているが、一通り学んだ後は自分自身に適した方法を自分で選んでいく必要があるとしている。

 最後に、Haupt氏らはダイエットを成功させるには、まずは自分自身をよく知ることが重要だと強調している。同氏は「外食が好きな人は自炊が必要なダイエット法は選ぶべきではないし、ワイン好きがそれを禁じるような方法を選んでも長くは続かない。今年は“何を食べないようにするか”ではなく、“自分の健康のためには何を食べるべきか”に注目してほしい」と述べている。 What’s Your Best Diet for 2018? Experts Rate Them
More information

https://health.usnews.com/best-diet

[2017年2018年1月3日/HealthDayNews] Copyright© 2018 HealthDay. All rights reserved.

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編集部注:翻訳に誤りがあったため、内容を一部変更いたしました。(2月9日更新)

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 急性腎障害(AKI)を伴う糖尿病の入院患者では、AKIを伴わない患者と比べて退院後に低血糖を生じるリスクが27%上昇する可能性のあることが「Diabetes Care」1月11日オンライン版に掲載の論文で報告された。

 

糖尿病リソースガイド

 「糖尿病リソースガイド」は、糖尿病の薬剤、医療機器、療養指導に役立つ製品やサービスの情報を、医師や糖尿病医療に携わる医療スタッフ向けに公開している情報サイトです。

 3部構成で、第1部の「医薬品・医療機器・検査機器・試薬」のコーナーでは糖尿病治療薬を、新薬からジェネリック医薬品まで分類・紹介しています。各製品を薬価まで含め比較できるようになっており、より詳しく知りたい場合は添付文書も閲覧できます。さらに、医療機器や検査機器、試薬など、糖尿病治療に関わる全般的な情報を公開しています。

 第2部は「食事療法・運動療法・生活サポート」のコーナー。第3部の「関連情報・資料」のコーナーでは、糖尿病に関するさまざまな資料・情報にリンクしています。

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糖尿病リスクを低下 

「抗酸化物質」が豊富な野菜や果物が効果的

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 野菜や果物など、「抗酸化物質」が豊富に含まれる食品を十分に摂ると、2型糖尿病のリスクが低下することが、「フランス国立保健医学研究機構」(INSERM)の研究で明らかになった。この研究は、欧州糖尿病学会(EASD)の医学誌「ダイアベトロジア」に発表された。

 

活性酸素は2型糖尿病の原因のひとつ

 「抗酸化物質」とは、活性酸素の発生やその働きを抑制したり、活性酸素そのものを取り除く物質のことだ。「抗酸化ビタミン」や「ポリフェノール」などの種類がある。

 呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部は、活性酸素やフリーラジカルになり、これらは正常な細胞や遺伝子を攻撃(酸化)してしまう。活性酸素が増えると血管内皮に障害が起き、動脈硬化が進行しやすくなり、心筋梗塞や脳卒中、がん、炎症の原因になる。

 体には本来、活性酸素を抑える働きが備わっているが、年齢を重ねるとともにこの働きは低下していく。ストレス、たばこ、アルコールの飲み過ぎ、激しい運動、紫外線なども活性酸素が増える原因になる。

 2型糖尿病の原因のひとつとして考えられているのは、細胞内の酸化反応が原因で炎症を引き起こされることだ。そのためインスリンを分泌する膵臓のβ細胞に傷害がもたらされると考えられている。これらの細胞が適切に機能できるように障害を取り除くことが、血糖値を正常に維持するために重要となる。

「ブロッコリースプラウト」が肥満を抑制 インスリン抵抗性も改善

緑色野菜を食べることが2型糖尿病の改善に有用 22万人を調査

温州ミカンが糖尿病を改善 果物のカロテノイドが老化を防ぐ

 

野菜や果物で抗酸化物質を補給

 野菜や果物には抗酸化物質が豊富に含まれているので、十分に摂取したい食品だ。1日に野菜を350g、果物を200g摂取することが推奨されている。日本の国民健康・栄養調査では、この量の野菜や果物を摂ると、カルシウム・カリウム・ビタミンC・食物繊維などの栄養素を十分に摂れることが分かった。

 「抗酸化ビタミン」は、活性酸素の働きを抑える作用を持つビタミンで、「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」などがある。このうち野菜や果物に含まれるビタミンAは「β-カロテン」で、活性酵素の発生を抑え、取り除く働きをする。

 「ポリフェノール」も抗酸化物質として注目されている。ポリフェノールには、ブルーベリーなどに含まれる「アントシアニン」、大豆に含まれる「イソフラボン」、赤ワインに含まれる「レスベラトロール」、緑茶に含まれる「カテキン」、紅茶などに含まれる「テアフラビン」、コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」、そばに含まれる「ルチン」などがある。

 

抗酸化物質を摂ると糖尿病リスクが27%低下

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 野菜や果物など、「抗酸化物質」が豊富に含まれる食品を十分に摂ると、2型糖尿病のリスクが低下することが、「フランス国立保健医学研究機構」(INSERM)研究で明らかになった。この研究は、欧州糖尿病学会(EASD)の医学誌「ダイアベトロジア」に発表された。

 野菜や果物を十分に摂っていると、心筋梗塞や脳卒中のがんなどの発症リスクが低下することが報告されており、これらの食物に含まれる抗酸化物質が作用していると考えられているが、2型糖尿病のリスクも低下できるかは分かっていない。

 そこで研究チームは、フランス女性を対象としたコホート研究である「E3N-EPIC」に参加した6万4,223人の女性(平均年齢 52歳)を対象に、1993年~2008年にかけて15年間追跡して調査した。調査開始時に参加者は2型糖尿病や心血管疾患を発症していなかったが、期間中に1,751人が2型糖尿病を発症した。

 参加者に食事に関するアンケート調査を行い、200種類の食品の摂取について調査した。さらに、それらの食品に含まれる抗酸化物質の量をスコア計算し、「抗酸化物質インデックス」を作成し、参加者がどれだけ抗酸化物質を摂取しているかを解析し、2型糖尿病の発症との関連を調べた。

 その結果、抗酸化物質を多く摂取しているグループでは、少なく摂取しているグループに比べ、2型糖尿病のリスクが最大で27%低下したことが明らかになった。解析したところ、抗酸化物質を1日に270mg摂取していると、2型糖尿病のリスクは低下することが分かった。これ以上の量を摂取しても、糖尿病リスクには影響しないという。

抗酸化物質がインスリン抵抗性を改善?

 調査では、抗酸化物質のスコアを上昇させている主な食品は、野菜や果物、紅茶、コーヒー、赤ワインだった。野菜や果物に加えて、コーヒーや紅茶、ブルーベリーやストローベリー、クルミやヘーゼルナッツなどのナッツ類、赤ワインなど、抗酸化物質が特に多く含まれる食品を意識して食べることが有用である可能性があるという。

 「それぞれの栄養素がどのように2型糖尿病のリスクに影響をもたらすかを解明するのは難しいのですが、抗酸化物質が豊富に含まれる食品を摂ると良い効果を得られることは明らかです」と、INSERMのガイ ファグラジィ氏は言う。

 呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部は、活性酸素や「フリーラジカル」になる。フリーラジカルは、さまざまな生体成分と反応し、タンパク質を変性させたり、細胞膜の脂質成分などと反応すると過酸化脂質を生じる。結果として、動脈硬化・老化・がんなどの多くの疾患をもたらす原因となる。

 「食物から摂取する抗酸化物質がフリーラジカルの影響を相殺していると考えられます。これに加えて、抗酸化物質は血糖を下げるインスリンの効きが悪くなるインスリン抵抗性の改善にも役立っている可能性があります。今後の研究で解明する必要があります」と述べている。

Consumption of antioxidant-rich foods is associated with a lower risk of type 2 diabetes, study shows(Diabetologia 2017年11月7日)

Dietary antioxidant capacity and risk of type 2 diabetes in the large prospective E3N-EPIC cohort(Diabetologia 2017年11月9日)

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看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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におい物質で血糖値低下=糖尿病治療薬に期待-東北大など

 

 血糖値を下げるインスリンの分泌が、特定のにおい物質に反応して活発化することを東北大などの研究チームが突き止め、英科学誌サイエンティフィック・リポーツ(電子版)に24日、発表した。糖尿病の新しい治療薬開発につながる可能性があるという。

 東北大の山田哲也准教授らは、膵臓(すいぞう)でインスリンを分泌する細胞に、鼻の神経にある「嗅覚受容体15」が存在することを発見。この受容体が、ココナツなどに含まれるにおい物質「オクタン酸」を感知すると、インスリンの分泌を促すことが分かった。

 マウスにオクタン酸を経口投与する実験では、この反応が血糖値が高い時のみ表れるという結果も得られた。低血糖症状を起こす心配の少ない安全な新薬の開発が期待されるという。(2018/01/24-19:10)

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「1型糖尿病」告白の幸せ料理研究家・こうちゃん 

退院を報告

アメーバニュース

 

1型糖尿病を発症し、6日から入院生活を送っていた幸せ料理研究家・こうちゃんこと相田幸二氏が、24日に更新したアメブロで、無事退院したことを報告した。

退院前に、栄養士からの食事指導を受けてきたというこうちゃん。基本的に食事制限などはないが、「1型糖尿病」は体からインスリンがほぼ出ていない病気であるため、「強化インスリン療法が用いられ、注射がかかせない病気」と説明。

こうちゃんは「?型の方だと糖質制限などが有効な場合もあるのですが、1型はなかなかそうもいきません。なんせインスリンを注射するので低血糖のリスクが上がるからです。うまく血糖値を管理するということがこれからの私の課題なのですが、人間の体なので同じ献立を食べていて同じ量のインスリンを打っていても大きく乱れることも多々あるとのこと。ただし、ほぼ一定のカーボ量(炭水化物)をベースに食事をとっていけばそれほど乱れることもないらしいですね。」と学んだことを紹介し、「病気を発症する前までは結構糖質制限をしてた」ことを振り返りながら、「これからは毎食、主食の炭水化物を取るようにしていかないといけませんね?。」とコメント。

インスリン注射は「食事を目の前にしてから」打たないといけないとのこと。その理由として、こうちゃんは「注射をしてから何も口にしないで糖質が入ってこないと薬が効いてきて低血糖を起こしてしまうからです。」と解説する。会食やコース料理など、食事の席で注射を打つことになる可能性もあるということで、こうちゃんは「この辺をもう少し日本でも理解していただければありがたいですね。風邪薬や胃薬と一緒です。食前薬だと理解してほしいですね。」とも。

最後に、ブログ読者へ向けて「たくさんの励ましの言葉、アドバイスありがとうございます。悩んだりわからないことがあったら皆さんに教えてもらおうっと」とつづったこうちゃんには、「注射は初めの頃は恥ずかしくてトイレで打ってましたが、今は全然気にならず、店員さんいる前でも普通に打ってます(笑)最初は変な顔されますが、『私1型なんで』って、堂々と打ってます(笑)」「食前のインスリンは場所によっては大変ですよね… コース料理やトイレが少し遠い場所での食事には いつも血糖測定器と一緒に一口ドーナツみたいなのを持参していて インスリンを打ってとりあえず一つ食べてますよ 低血糖予防には役立ちます。」などといった声が寄せられている。

ニフティニュース

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睡眠時間長いと糖尿病リスク高、日系人で強い関連

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 米国・ハワイ大学がんセンターのGertraud Maskarinec氏らが、日系アメリカ人を含む約15万人の多民族コホートにおいて2型糖尿病発症と睡眠時間の関連を調査したところ、睡眠時間が長い(9時間以上)と2型糖尿病リスクが12%高く、これは、炎症・脂質プロファイルの悪化・アディポネクチンの低下が介在する可能性が示唆された。Sleep health誌2018年2月号に掲載。

 本研究は、ハワイおよびカリフォルニアにおける多民族コホートでの前向き研究で、1993~96年に参加者を募集した。参加者は、白人、アフリカ系アメリカ人、日系アメリカ人、ハワイ先住民、ラテン系の15万1,691人で、9,695人はバイオマーカーが測定された。睡眠持続時間はコホート参加時に自己申告され、糖尿病の状況は3種類のアンケートで入手、3種類の管理データで確認した。バイオマーカーは、参加後9.6±2.1年間、標準測定法により測定した。時変アウトカムとしての糖尿病リスクをCox回帰により推定した。

 主な結果は以下のとおり。

・7.9±3.5年の追跡期間中、8,487例が糖尿病の新規発症と診断された。

・7~8時間の睡眠時間と比較して、9時間以上では高い発症率(ハザード比:1.12、95%CI:1.04~2.11)と有意に関連した。6時間以下では発症率が4%高かったが有意ではなかった(95%CI:0.99~1.09)。他の民族より日系アメリカ人において、また併存疾患のない参加者において関連が強かった。

・睡眠時間は、CRPおよびトリグリライドと正相関し、HDLコレステロールおよびアディポネクチンと逆相関したが、レプチンレベルおよびインスリン抵抗性指数とは関連しなかった。

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糖尿病などの改善 

企業の健保を支援 ウエアラブル機器活用

 

 エス・エム・エスとみずほ情報総研(東京都千代田区)と、国立研究開発法人国立国際医療研究センターは3月から、管理栄養士がウエアラブル機器を活用し、糖尿病などの健康改善を支援する研究事業を始める。企業の健康保険組合加入者に対して1年間実施し、血糖値のコントロールなどに対する効果を検証する予定。

 同事業は、HbA1cの値が6.0%以上8.0%以下の条件を満たし、参加同意が得られた約150人が対象。参加者は、ウエアラブル機器やIoT(モノのインターネット)対応の検査機器などから取得される健康情報を用いて、管理栄養士から助言を受けることができる。また、スマートフォンアプリを活用して日常の食事、活動量、体重などのデータを確認できる。

 エス・エム・エスとみずほ情報総研は、従業員の日常の生活情報を把握し、生活習慣病を予防する「個別化健康サービス」のビジネスモデルの実現を目指している。

https://www.sankeibiz.jp/

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「ようやくガンになった」

原因不明の大量吐血、肝炎、糖尿病、白内障、そして肝ガン…『病気自慢 からだの履歴書』

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『病気自慢 からだの履歴書』(玉村豊男/発行:世界文化クリエイティブ、発売:世界文化社)

 

 ガン闘病中の人気エッセイスト・玉村豊男が病気遍歴を軽妙に書き下ろす、『病気自慢 からだの履歴書』が2018年1月16日(火)に発売された。

 同書は、肝ガンが見つかり、現在も検査・治療中の玉村が、自らの病気遍歴を軽妙なタッチで綴った一冊。外反母趾、肥満、交通事故による頭部挫傷と左耳裂傷、原因不明の大量吐血、肝炎、アレルギー、糖尿病、胃潰瘍、痛風、白内障、そして肝ガン。37歳から72歳までの36年間に、8つの病院に14回入院した「病気の自慢話」は、エスプリとユーモアで溢れている。

・ようやくガンになった。これで自分にも、少しは病気を自慢する資格ができたかもしれない。告知を受けたとき、まず頭に浮かんだのはそのことでした。

・私の遺骨は、ブドウ畑に散骨してもらいたいのです。…散骨する場所は、一九九二年に植栽したヴィラデストのいちばん古いブドウ畑にしてください。…この畑の古い樹に生るブドウからは、ヴィラデストの旗艦ブランドである「ヴィニュロンズ・リザーブ」のワインがつくられていますが、私の骨のカルシウムが加われば、その年以降のヴィンテージはおいしさも一段と増すに違いありません。ですからこのワインは「玉村豊男粉骨砕身畑」の特別バージョンとして、ふつうのリザーブより少し高く売ってもいいかな…とも思うのですが、そこまで遺言で指示するのは行き過ぎでしょうか。

・肝炎が治ったら、肝ガンになった。右のパンチをよけたら左からパンチを食らったようなものですが、精密検査の結果として診断が確定されたときは、来るべきものが来た、という感慨とともに、なぜかさっぱりとした、心の重荷が下りたような気がしたことを覚えています。本文より

 軽妙な文体の奥には、死と向かい合い、日々の暮らしを生きる玉村の真摯な姿勢が感じられるはず。

 

 

玉村豊男(たまむら・とよお)

エッセイスト・画家・ワイナリーオーナー。1945年東京生まれ。東京大学フランス文学科卒。1968年パリ大学言語学研究所留学。1972年より文筆業。1983年長野県軽井沢町、1991年同県東部町(現・東御町)に移住して農園を開き、2004年よりヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー開業。2007年元箱根に玉村豊男ライフアートミュージアム開館。2014年日本ワイン農業研究所を設立し、アルカンヴィーニュ(ワイナリー)を拠点とする千曲川ワインアカデミーを開講。1986年輸血後肝炎(C型肝炎)にかかっていることが判明。2015年投薬治療により完治するが、翌2016年肝ガンが見つかる。現在も検査・治療中。著書多数。

※掲載内容は変更になる場合があります。

ダ・ヴィンチニュース

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2型糖尿病の治療脱落をスマホアプリで防ぐ

2000人を対象にした大規模研究が始まる

 2型糖尿病患者の自己管理や治療脱落防止にスマートフォンアプリを活用する――。2000人の患者を対象にした大規模研究の口火が間もなく切られる。国立国際医療研究センター研究所 糖尿病研究センター長で分子糖尿病医学研究部長の植木浩二郎氏らが進める「IoT活用による糖尿病重症化予防法の開発を目指した研究(PRISM-J)」だ。
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2018年1月16日に開催した説明会に登壇した国立国際医療研究センター研究所 糖尿病研究センター長で分子糖尿病医学研究部長の植木浩二郎氏
 糖尿病患者は適切な血糖コントロールを行うために、体重管理や身体活動量の維持が必要である。医師や保健指導者は、診療や保健指導を通して、自己管理のノウハウ提供や行動変容への動機づけを患者に行っているが、家庭での実践は患者任せになっていた。
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 こうした課題を受けて、PRISM-J研究チームは、2型糖尿病患者の健康管理のための「七福神アプリ」を開発した。その効果を検証する臨床研究を2018年1月22日に始めた。

 具体的には、スマートフォンアプリを日常的に使用している2型糖尿病患者2000人を研究対象にし、そのうち1000人の患者に七福神アプリを使用してもらう。研究は1年間行い、HbA1cの変化を比較する。

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「七福神アプリ」を活用した臨床研究の概要

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アプリ内で七福神キャラクターが呼びかけ

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 研究方法は次の通り。まず、患者は自分のスマートフォンに、七福神アプリに加えて、測定機器のデータを連動するアプリ「OMRON connect」をダウンロードする。患者にはオムロン ヘルスケアの血圧計と体重体組成計、活動量計を貸与する。OMRON connectにこれらの機器を登録すれば、測定データをBluetoothで転送することができる。
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 測定データは七福神アプリにも連動する。アプリ内では、患者が食事や運動を自己管理できるように七福神のキャラクターが呼びかける。4週間ごとに測定値の平均と目標値との差分などをまとめたサマリーも表示する。未測定が続いた場合には、プッシュ通知でアラートを送り、脱落を防止する。
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あいち健康の森健康科学総合センター センター長の津下一代氏
 七福神アプリのデータは、専用クラウドにも転送され、医師や保険医指導者が遠隔で患者の様子を確認することができる。自宅での状況が分かるため、「適切な診療や保健指導につなげることが期待できる」とあいち健康の森健康科学総合センター センター長の津下一代氏は言う。

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治療脱落を防ぎ、合併症抑制へ

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 糖尿病患者は依然増加しているが、「治療継続者の割合が減少傾向にある」と国立国際医療研究センター 糖尿病内分泌代謝科 研究所糖尿病情報センター臨床情報研究所 室長の坊内良太郎氏は指摘する。治療を中断すると、「糖尿病の合併症を発症しやすい」(植木氏)ことも懸念する。
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国立国際医療研究センター 糖尿病内分泌代謝科 研究所糖尿病情報センター臨床情報研究所 室長の坊内良太郎氏
 外来通院中の2型糖尿病患者を対象にした研究では、通常の診療だけでは1年間で8%以上の患者が治療を中断することが分かったという。予定日に受診しなかった患者に手紙や電話で受診を呼び掛けたり、支援センターが食事と運動のアドバイスを行ったりと診療支援を行ったところ、治療中断率は3%程度に下がることが確認できたという。

 しかし、こうした取り組みは人手や時間を必要とするため、多くの医療機関で常に行えるわけではない。そこでIoTの活用で、「日本全体の糖尿病患者重症化を防ぐために研究していきたい」と植木氏は意気込んだ。

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