佐賀藩の医学史と糖尿病予防を紹介 

佐賀市で市民講座

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佐賀藩の医学史や糖尿病対策などが紹介された市民公開講座=佐賀市の佐賀市文化会館イベントホール

 日本糖尿病学会九州地方会が主催する市民公開講座「佐賀の医学史と糖尿病」が10月26日、佐賀市文化会館イベントホールで開かれた。

 佐賀大学地域学歴史文化研究センター特命教授の青木歳幸さんは、佐賀藩の医学史を紹介した。幕末期の佐賀藩では既に体系化された漢方医学を禁止し、長崎警護をきっかけにオランダ人から習得した西洋医学を取り入れたことが、日本の近代医学の発展につながったと指摘。「志ある者を好生館に集め、藩費で医学を学ばせたことは画期的だった」と解説した。

 糖尿病対策をテーマに登壇した県立医療センター好生館の井上瑛さんは、県内の糖尿病または予備軍と思われる人が13万5千人と、全国平均を上回る実態を紹介。糖尿病にならないためには食事と運動の両方からのアプローチが必要で、一日の野菜摂取量や運動量を増やすことで予防できるとした。また、県内の特定健診受診率が46%で全国平均より低いことも紹介し「かかりつけ医をつくるなど医療機関を身近な存在にしてほしい」と呼び掛けた。

 このほか、家庭でも簡単にできる糖を消費するための運動法の紹介や血糖値測定、健康相談コーナーも開かれた。

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11月14日は「世界糖尿病デー」

明日を良くするために今すぐ行動しよう

2019年10月31日

 

 

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世界糖尿病デー

 「世界糖尿病デー」が、国際糖尿病連合(IDF)が中心となり、11月14日に開催される。160ヵ国以上の10億人以上の糖尿病有病者や糖尿病医療に携わる医療従事者が対象だ。

 世界糖尿病デーの2019年のテーマは「糖尿病と家族(Family and Diabetes)」だ。

11月14日は「世界糖尿病デー」

糖尿病は深刻だが、十分な知識をもって適切に対処すれば、克服できる病気

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 世界糖尿病デーは、糖尿病の脅威が世界的に拡大しているのを受け、世界規模で糖尿病に対する注意を喚起しようと、国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機関(WHO)によって1991年に開始され、2006年には国連の公式の日になった。

 11月14日は、1922年にチャールズ ベストとともにインスリンを発見したフレデリック バンティングの誕生日にあたる。インスリンの発見により、糖尿病治療は飛躍的な進歩をとげた。

 世界糖尿病デーの2019年のテーマは「糖尿病と家族(Family and Diabetes)」だ。

 世界糖尿病デーのシンボルである「ブルーサークル」は、世界的に増加を続ける糖尿病に対する認知を拡大し、一致団結して対策を進める必要性を呼び掛けるために掲げられる。

 日本でも、日本糖尿病学会、日本糖尿病協会が中心となり「世界糖尿病デー実行委員会」を設立、さまざまな活動を展開している。

すべての家族が糖尿病に関わっている

 IDFは「糖尿病と家族」というテーマで、2年間のキャンペーンを計画している。開発やプロモーション、参加の呼びかけを世界規模で実施する。

 IDFによると、世界の糖尿病をめぐる現状と課題は次の通り――。

● 糖尿病とともに生きる人の数は世界で4億2,500万人以上。成人の11人に1人が糖尿病。

● 糖尿病が疑われる人の半分は診断を受けでおらず、適切な治療を開始できていない。

● 適切な糖尿病の治療を行わないでいると、心臓疾患、脳卒中、腎不全、失明、足切断といった深刻な糖尿病合併症が引き起こされる。

● 糖尿病は早期死亡の主要な原因。世界では糖尿病のために、8秒に1人が亡くなっている。

● 糖尿病のある人は、そうでない人に比べ、心血管疾患の発症リスクが3倍高い。腎不全の発症リスクは10倍に上昇する。

● 糖尿病のある人の3人に1人は生涯になんらかの視力障害を経験する。

● 世界で30秒に1人が糖尿病のために下肢切断を強いられている。

 もっとも重要なことは、糖尿病の合併症は、適切な治療を続けていれば、予防が可能であること。

 そして、糖尿病予備群と指摘された人の多くは、栄養バランスのとれた健康的な食事、運動の習慣化、健康的な生活環境を促進することで2型糖尿病の発症を防げることだ。 世界糖尿病デーのポスター

「糖尿病:あなたの家族を守ろう シンプルな行動でリスクを減らせる」

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家族で取り組めば、糖尿病治療はもっと良くなる

 2019年の世界糖尿病デーのテーマである「糖尿病と家族」では次のことが重視されている。 ▼糖尿病が患者だけでなく、家族にも影響を与えることを理解し、支援のためのネットワークを整備すること。
▼糖尿病のマネージメント、治療、予防、教育などで、家族が果たす役割を促進すること。

 食事や運動、薬物療法など、糖尿病のコントロールを改善するうえで、家族は重要な役割を担っている。教育や医療資源、環境を整備し、健康的な生活スタイルを選ぶために、家族についてもう一度見直すことが必要だ。

 2型糖尿病の有病者の2人に1人は未診断だ。糖尿病合併症を予防するために、糖尿病を早期診断を治療を開始することが重要だ。とくに1型糖尿病では、早期に診断し治療をしないと、重篤な障害あるいは死亡に至ることがある。患者とその家族を救うために、糖尿病の兆候と症状について知っておく必要がある。

 1型糖尿病を含めたすべてのタイプの糖尿病について、兆候や症状、危険因子に最初に気付くのは患者の家族であることが多い。家族は糖尿病の影響を潜在的に受けやすいことに注意を向ける必要がある。

IDFが公開している「世界糖尿病デー」のビデオ

WorldDiabetesDay
チャンネル登録者数 1020人
Diabetes: protect your family

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糖尿病の医療費が家計を圧迫している

 2型糖尿病の多くは、健康的な生活スタイルにより予防が可能だ。家族の糖尿病リスクを低下させるための対策は家庭で始められる。

 家族が健康的な食事や運動の習慣を共有すれば、2型糖尿病を予防・改善するのはより容易になる。

 また、糖尿病の医療費は、患者だけでなく、家族にとっても大きな負担になる。途上国には、インスリンなどの医薬品や治療費が、家族の可処分所得の平均の半分に及んでしまい、治療を受けられないでいる患者が多くいる。

 定期的な治療と検査に安定してアクセスできるようするには、医療費を抑えることが欠かせない。医療機関へのアクセスを保障し、糖尿病の治療薬の価格を抑え、糖尿病患者とその家族の経済的な負担を減らすために、世界的な対策が必要とされている。

糖尿病の教育プログラムに家族で参加

 糖尿病の治療において、家族を支援することが、患者の健康を改善する大きな効果をもたらすことが、多くの研究で示されている。また、ストレスなどの精神的な負担は治療の妨げになり、生活の質を下げることが知られている。

 しかし現状では、糖尿病の教育プログラムに参加できる患者は2人に1人以下、家族は4人に1人以下だ。糖尿病とともに生きる人に加えて、その家族も支援し、糖尿病の自己管理を助けることが重要だ。

 医療従事者にも、糖尿病患者とその家族を支援し、糖尿病のコントロールを助けるための知識とスキルが求められている。

糖尿病のために世界で8秒に1人が亡くなっている

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世界糖尿病デー(World Diabetes Day)

国際糖尿病連合(IDF)

世界糖尿病デー(世界糖尿病デー実行委員会)

[ Terahata ]

日本医療・健康情報研究所

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テアニンを含む緑茶の摂取が

2型糖尿病発症リスクを低減する可能性

Qlife2019.10.30 07:15

選択バイアスが少ない久山町研究で、テアニン代謝物と2型糖尿病の関係性を調査

 

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画像はリリースより

 サントリー食品インターナショナル株式会社は、九州大学・久山町研究を行う研究グループ(研究代表:九州大学大学院医学研究院 衛生・公衆衛生学分野 二宮利治教授)と同社による共同研究により、緑茶に含まれる成分テアニン特有の代謝物であるエチルアミンの血清濃度が高い人は、将来の2型糖尿病発症リスクが低いことを明らかにしたと発表しました。

 久山町研究は、1961年から福岡市に隣接した糟屋郡久山町(人口約8,400人)の住民を対象に行われている、脳卒中、心血管疾患などの疫学調査です。久山町住民は全国平均とほぼ同じ年齢・職業分布を持っており、偏りのほとんどない平均的な日本人集団となっています。また、住民の受診率が高いため、研究対象者の偏り(選択バイアス)が少ないことも、同研究の大きな特徴として挙げられます。受診率が低いと、研究データが地域の健康状態の実態を必ずしも反映しませんが、同研究では、40歳以上の久山町住民の70~80%が健診を受診しているため、選択バイアスの少ないデータをもとに、時代ごとの生活習慣の影響や危険因子の変遷を知ることができるのです。さらに、追跡率も99%以上と非常に高く、対象者が死亡した場合は約75%が解剖され、正確な死因が同定されています。

血清エチルアミン濃度の上昇で2型糖尿病の発症リスクが有意に低下することが判明

 研究グループは、2007年の久山町生活習慣病健診を受診した40~79歳の男女2,957人(受診率77.1%)のうち、保存血清から血清エチルアミン濃度を測定できた非糖尿病の住民2,253人を7年間追跡。その結果、血清エチルアミン濃度の上昇に伴い、2型糖尿病の発症リスクが有意に低下していると判明しました。さらに、肥満およびインスリン抵抗性を有する住民では、血清エチルアミン濃度と2型糖尿病発症の間により強い負の関係が認められたということです。

 サントリー食品インターナショナルはこの研究結果を受け、健康な中高齢男女を対象に、市販緑茶飲料の摂取による血清エチルアミン濃度の推移に関する研究を実施。その結果、緑茶飲料を継続的に飲用することにより、久山町研究で示された2型糖尿病の発症リスクが低い集団の血清エチルアミン濃度を上回る濃度が維持されることが推定されたそうです。

 同社は、「嗜好品であるとともに健康飲料としての緑茶の価値を希求するとともに、緑茶の茶葉特有の成分であるテアニンを摂取しやすい飲料の提供を通じて、お客さまの健康の維持増進に貢献していきたいと考えています」と、述べています。(QLife編集部)

 

関連リンク

サントリー食品インターナショナル株式会社 ニュースリリース

テアニンを含む緑茶の摂取が2型糖尿病発症リスクを低減する可能性 | ガジェット通信 GetNews

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ワカメなどの海藻を食べると心疾患リスクが低下 

日本食の新たなメリットを解明

2019年10月29日

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 海藻をよく食べる人では、虚血性心疾患の発症リスクが低いことが、日本人8万6,000人を20年間追跡した調査で明らかになった。

海藻は低カロリーで、糖尿病や高血圧の改善効果がある

 海藻の摂取頻度が多い人では、虚血性心疾患の発症リスクが低いことが、国立がん研究センターなどが実施している多目的コホート「JPHC研究」で明らかになった。研究成果は「American Journal of Clinical Nutrition」に発表された。

 「JPHC研究」は日本人を対象に、さまざまな生活習慣と、がん・2型糖尿病・脳卒中・心筋梗塞などとの関係を明らかにする目的で実施されている多目的コホート研究。

 ワカメ、コンブ、ヒジキ、メカブなどの海藻は、食物繊維、カリウムなどのミネラル、タンパク質などが含まれ、日本を含む東アジアでよく食べられている。

 これまで動物を使った研究では、海藻の成分が血圧を低下させることや、血清脂質を改善させることなどが報告されている。海藻は低カロリーで、ダイエット効果や、糖尿病や高血圧、肥満などの予防や改善の効果があるとされるが、ヒトを対象にした研究では、海藻の摂取と脳卒中や虚血性心疾患との関連は明らかになっていない。

 そこで研究チームは、1990年と1993~94年に40~69歳だった男女8万6,113人(男性4万707人、女性4万5,406人)を約20年間追跡して調査した。対象となったのは、岩手、秋田、長野、沖縄、茨城、新潟、高知、長崎の9つの保健所。

 

海藻を毎日食べると、虚血性心疾患のリスクが大幅に低下

 食事アンケート調査により、海藻の摂取頻度から対象者を、「ほとんど食べない」「週に1~2日」「週に3~4日」「ほとんど毎日食べる」の4つのグループに分け、その後の脳卒中と虚血性心疾患の発症との関連を調べた。

 約20年間の追跡期間中に、4,777人が脳卒中を発症し、1,204人が虚血性心疾患を発症した。海藻を「ほとんど食べない」グループと比較して、海藻を「毎日食べる」グループの虚血性心疾患の発症リスクは、男性24%、女性44%低いことが明らかになった。

 一方、脳卒中(脳梗塞、脳出血およびクモ膜下出血)については、海藻の摂取との関連はみられなかった。

 海藻の摂取が虚血性心疾患発症リスクを低下させる理由として、海藻に含まれる食物繊維による血清脂質の改善や、タンパク質による血圧降下作用などが考えられるという。

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日本食の健康効果が世界に広がる可能性

 海藻を食べる人は、食生活全体が健康的である可能性が考えられるが、これまでにJPHC研究で報告されている健康な食事パターンの食品要素である、野菜、果物、大豆製品、魚類、緑茶の影響を調整しても、結果は変わらなかった。海藻は健康な食事パターンと関係なく、虚血性心疾患のリスクを低下させることが明らかになった。

 今回の研究は、海藻の摂取が男女の虚血性心疾患の発症リスクの低下と関連することを示した、世界ではじめてのものだ。海藻の摂取と循環器疾患の関連を、年齢や海藻以外の食品の摂取頻度、生活習慣を調整して検討した。

 海藻は日本では馴染み深い食品だが、欧米ではあまり食べられていない。今後は食文化の多様性の広がりに合わせて、国内外で疾患予防に役立つ可能性がある。「海藻の健康全体に対する影響についての研究成果を蓄積していく必要がある」と、研究チームは述べている。

多目的コホート研究(JPHC Study) 国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究グループ

Seaweed intake and risk of cardiovascular disease: the Japan Public Health Center-based Prospective (JPHC) Study(American Journal of Clinical Nutrition 2019年9月13日)

[ Terahata ]

日本医療・健康情報研究所

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日本糖尿病学会が「糖尿病診療ガイドライン2019」を刊行 

糖尿病の臨床現場での活用をより意識

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 日本糖尿病学会の「糖尿病診療ガイドライン2019」策定に関する委員会は、「糖尿病診療ガイドライン2019」を刊行した。

 「糖尿病診療ガイドライン」は、エビデンスにもとづく合理的かつ効率的で均質な糖尿病診療の推進を目的として2004年に初版が発行され、その後は3年ごとに発行されており、今回の改訂は第6版に相当する。

 2019年版の章立ては2016年版と同じで、CQ(Clinical Question)・Q(Question)方式が継続されているが、各CQ・Qごとに細かくその文言が吟味され、必要に応じて見直しや追加のCQ・Qが設定された。これは、糖尿病の臨床現場での活用をより意識したものだ。

3年間の糖尿病医療の進歩を反映

 日本の糖尿病を取り巻く環境は大きく変化しており、高齢者糖尿病の増加や、糖尿病とその併発症に関する診療に関しては、新規作用機序の糖尿病治療薬の承認や、こうした治療薬を用いた心血管疾患に関する安全性や抑制効果を実証する臨床試験が次々に報告されている。

 またCGM(Continuous Glucose Monitoring)やSAP(Sensor Augmented Pump)といった新たな診療機器の開発も進んでいる。小児および成人1型糖尿病ならびに成人2型糖尿病患者において、リアルタイムCGMは血糖コントロール改善において有効であるとする報告がある。また、1型糖尿病ならびに2型糖尿病患者で、FGM(Flash Glucose Monitoring)は低血糖時間の短縮において有効であるとする報告がある。

 さらに、日本における大規模臨床試験であるJ-DOIT 1~3、JDCP study、J-DREAMSを成果も紹介している。とくにJ-DOIT 3では、現在のガイドラインよりも厳格な介入で現状より脳血管障害、腎症、網膜症を減少させられる可能性が示唆された。

 また3年間に、脂質管理や血圧管理に関して日本動脈硬化学会や日本高血圧学会から新しいガイドラインが発表されている。同ガイドラインにはこれらの診療の進歩、新知見の集積、新規エビデンスが盛り込まれている。日本腎臓病学会、日本歯周病学会、日本透析医学会、日本糖尿病眼学会、日本糖尿病・妊娠学会、日本肥満学会との連携もはかられている。

食事療法では「個別化」と「柔軟な対応」を重視

 食事療法に関しては、従来の標準体重の代わりに「目標体重」という概念が取り入れられ、より個々の症例に対応可能な柔軟な食事療法が示された。目標とする体重や摂取すべきエネルギー量は、年齢や病態、身体活動量などによって異なり、「個別化」が必要とされた。

 栄養素摂取比率についても、「設定する明確なエビデンスはない」として、「患者が持つ多彩な条件に基づいて、個別化を図る必要がある」とした。「炭水化物を50~60%エネルギー、タンパク質20%エネルギー以下を目安とし、のこりを脂質とする」を一定の目安としながら、「食事療法を長く継続するためには、個々の食習慣を尊重しながら、柔軟な対応をしなければならない」と指摘している。

 糖尿病における炭水化物の至適摂取量についても、身体活動量やインスリン作用の良否によって異なり、一意に目標量を設定することは困難だとして、「柔軟な対応をしてもよい」とされた。ただし、総エネルギー摂取量を制限せずに、炭水化物のみを極端に制限することによって減量を図ることは、その効果のみならず、長期的な食事療法としての遵守性や安全性など重要な点についてこれを担保するエビデンスが不足しており、現時点では勧められないとした。 一般社団法人 日本糖尿病学会
  糖尿病診療ガイドライン2019

糖尿病診療ガイドライン2019
ステートメント・推奨グレード(一部抜粋) [3. 食事療法] CQ3-1糖尿病の管理に食事療法は有効か?
●糖尿病の管理には、食事療法を中心とする生活習慣の是正が有効である。[推奨グレードA] CQ3-2食事療法の実践にあたっての管理栄養士による指導は有効か?
●食事療法の実践にあたって、管理栄養士による指導が有効である。[推奨グレードA] [4. 運動療法] CQ4-1糖尿病の管理に運動療法は有効か?
●2型糖尿病患者に対する有酸素運動やレジスタンス運動、あるいはその組み合わせによる運動療法は、血糖コントロールや、心血管疾患のリスクファクターを改善させる。2型糖尿病患者に対する有酸素運動とレジスタンス運動は、ともに単独で血糖コントロールに有効であり、併用によりさらに効果が高まる。[推奨グレードA] [6. インスリンによる治療] CQ6-5 1型糖尿病に対する強化インスリン療法は細小血管症の抑止に有効か?
●インスリン頻回注射法またはCSIIと、血糖自己測定を併用したいわゆる強化インスリン療法は、1型糖尿病において、細小血管症(網膜症、腎症、神経障害)の予防、進行抑制に有効である。[推奨グレードA] CQ6-6 1型糖尿病に対する強化インスリン療法は大血管症の抑止に有効か?
●インスリン頻回注射法と血糖自己測定を併用したいわゆる強化インスリン療法は、1型糖尿病において、大血管症(冠動脈疾患、脳血管障害、末梢動脈疾患)の進行抑制にも有効である。[推奨グレードA] CQ6-8 2型糖尿病に対する強化インスリン療法は細小血管症の抑止に有効か?
●2型糖尿病の細小血管症(網膜症、腎症、神経障害)の予防・進行抑制には強化インスリン療法による厳格な血糖コントロールが有用である。[推奨グレードA] [7. 糖尿病自己管理教育と療養支援] CQ7-1組織化された糖尿病自己管理教育と療養支援は糖尿病治療に有効か?
●組織化された糖尿病自己管理教育と療養支援は糖尿病治療に有効である。[推奨グレードA] CQ7-3血糖自己測定(SMBG)は糖尿病治療に有効か?
●血糖自己測定(SMBG)は1型糖尿病およびインスリン治療中の2型糖尿病の血糖コントロールに有効である。[推奨グレードA] CQ7-6心理的・行動科学的アプローチは糖尿病治療に有効か?
●心理的・行動科学的アプローチは糖尿病治療に有効である。[推奨グレードA] [8. 糖尿病網膜症] CQ8-1定期的な眼科受診によって糖尿病網膜症の発症・進行を阻止できるか?
●定期的な眼科受診は糖尿病網膜症の発症・進行を阻止するうえで有効である。[推奨グレードA] CQ8-2糖尿病網膜症に血糖コントロールは有効か?
●血糖のコントロールは、1型糖尿病、2型糖尿病患者における糖尿病網膜症の発症・進行を抑止するうえで有効である。[推奨グレードA] CQ8-3糖尿病網膜症に血圧コントロールは有効か?
●2型糖尿病患者における血圧コントロールは糖尿病網膜症の発症・進行を抑止するうえで有効である。[推奨グレードA] CQ8-6眼科的治療によって網膜症の進行を阻止できるか?
●網膜光凝固術などの眼科的治療は網膜症の進行を阻止するうえで有効である。[推奨グレードA] [9. 糖尿病(性)腎症] CQ9-1尿中アルブミン測定は糖尿病(性)腎症の早期診断に有用か?
●尿中アルブミン測定は糖尿病(性)腎症の早期診断に有用である。[推奨グレードA] CQ9-3糖尿病(性)腎症に血糖コントロールは有効か?
●血糖コントロールは糖尿病(性)腎症の発症ならびに早期腎症の進行抑制に有効である。[推奨グレードA] CQ9-4糖尿病(性)腎症に血圧コントロールは有効か?
●血圧コントロールは糖尿病(性)腎症の発症・進行抑制に有効である。[推奨グレードA] CQ9-6糖尿病(性)腎症における血圧コントロールの第一選択薬としてアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬・アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)は推奨されるか?
●糖尿病(性)腎症における血圧コントロールの第一選択薬として、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬とアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)が推奨される。[推奨グレードA] [10. 糖尿病(性)神経障害] CQ10-4糖尿病(性)神経障害に血糖コントロールは有効か?
●厳格な血糖コントロールにより、糖尿病(性)神経障害の発症・進行を抑制することができる。[推奨グレードA] [11. 糖尿病(性)足病変] CQ11-2足の定期観察は足病変の予防に有効か?
●足病変の予防に足の定期観察のみが有効であることを示すエビデンスは乏しいが、それを含むフットケアシステムの臨床導入以後に下肢切断の減少が観察されており、また、病変の早期発見、フットケア実施のためには足の観察が必須であり、足病変予防に有効と考えられる。[推奨グレードA][コンセンサス] CQ11-4血糖コントロールは足病変の発症や切断予防に有効か?
●血糖コントロールは足病変の発症や切断予防に有効である。また、足病変のリスク因子である神経障害の予防のためにも有効である。[推奨グレードA] CQ11-5ハイリスク患者に対するフットケアは足潰瘍の予防や救肢に有効か?
●ハイリスク患者に対するフットケアは足潰瘍の予防や救肢に有効である。[推奨グレードA] [12. 糖尿病(性)大血管症] CQ12-3生活習慣の改善と肥満の是正は糖尿病(性)大血管症に有効か?
●耐糖能障害、高血圧症、脂質異常症、肥満症、慢性腎臓病などの疾病や運動不足、食塩摂取過剰、喫煙などの生活習慣が心血管イベントのリスクファクターである。糖尿病患者における生活習慣の改善と肥満の是正は心血管イベントのリスクファクターを改善するため推奨される。[推奨グレードA] CQ12-4糖尿病(性)大血管症に血糖コントロールは有効か?
●糖尿病発症早期からの厳格な血糖コントロールは、糖尿病(性)大血管症の発症抑制に有効である。[推奨グレードA] CQ12-5糖尿病(性)大血管症に血圧コントロールは有効か?
●血圧コントロールは、糖尿病(性)大血管症の発症抑制に有効である。[推奨グレードA] CQ12-6糖尿病(性)大血管症に脂質コントロールは有効か?
●脂質コントロールは、糖尿病(性)大血管症の一次予防・二次予防に有効である。[推奨グレードA] CQ12-7糖尿病(性)大血管症に抗血小板薬は有効か?
●抗血小板薬の投与は、糖尿病(性)大血管症の二次予防に有効である。[推奨グレードA] [13. 糖尿病と歯周病] CQ13-5歯周治療は血糖コントロールの改善に有効か?
●2型糖尿病では歯周治療により血糖が改善する可能性があり、推奨される。[推奨グレードA] [16. 糖尿病に合併した脂質異常症] CQ16-4糖尿病患者の脂質異常症に食事療法は有効か?
●糖尿病患者の脂質異常症に対する食事療法は有効である。[推奨グレードA] ●多価不飽和脂肪酸(polyunsaturated fatty acid:PUFA)の摂取が推奨される。[推奨グレードA] CQ16-5糖尿病患者の脂質異常症に運動療法は有効か?
●糖尿病患者の脂質異常症に対して運動療法は有効である。[推奨グレードA] CQ16-6糖尿病患者の脂質異常症に対するスタチン系薬剤による治療は、心血管疾患(CVD)発症率や生命予後の改善に有効か?
●スタチン系薬剤の投与は、脂質異常症を合併した糖尿病患者の心血管疾患(CVD)発症を抑制し、生命予後を改善する。[推奨グレードA]

●糖尿病患者の高LDL-C血症に対してスタチン系薬剤を第一選択とする。[推奨グレードA] [17. 妊婦の糖代謝異常] CQ17-1妊娠前、妊娠中の血糖コントロールは妊婦や児の予後を改善するか?
●妊娠前および妊娠初期の血糖コントロール不良により児の併発症、流産などの頻度が増加するが、妊娠前から厳格な血糖コントロールを行うことでこれらのリスクは減少する。[推奨グレードA]

●妊娠中の血糖コントロール不良により周産期母児併発症のリスクが増大するが、妊娠中に厳格な血糖コントロールを継続することで、これらのリスクは減少する。[推奨グレードA] [21. 2型糖尿病の発症予防] CQ21-9生活習慣介入によって2型糖尿病の発症は抑止できるか?
●食事や運動習慣の是正を中心とした生活習慣介入は、2型糖尿病の発症を遅延させ、その効果は介入終了後も持続する。[推奨グレードA]

[Terahata]

日本糖尿病学会が「糖尿病診療ガイドライン2019」を刊行 糖尿病の臨床現場での活用をより意識 | ニュース/最近の関連情報 | 糖尿病リソースガイド

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中高年の鼻血をナメると危険…

糖尿病・白血病・動脈硬化のサインの可能性も

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「gettyimages」より

 

 幼い頃は、何かに鼻をぶつけたり強めに鼻をほじったりして血が出た……と、ちょっとしたことで鼻から血が出ていた人もいるはず。そんな子ども時代の記憶から、成人してから鼻血が出ても「大したことじゃない」と考えてしまうかもしれない。しかし、“大人の鼻血”はあまり軽視しないほうがいいという。

中高年の鼻血の怖い特徴とは

 新潟県新潟市の空港前クリニック鼻いんこう科で耳鼻科医師として多くの患者に接している川崎克院長は、「鼻血の主な原因は鼻の中の血管が破れること」と話す。

「大人の鼻腔(鼻の内部)は8cmほどの奥行きがあり、複雑な構造をしています。鼻腔の奥、上方には太い動脈があり、穴の入り口付近1cmほどの部位には網の目状に細い静脈が集まる『静脈叢(そう)』があります。平均で80%の人は、穴の入り口付近の血管が破れて鼻血が出ます。残りの20%の人は、鼻の奥にある太い血管からの出血ですね」(川崎氏)

 鼻の粘膜には縦横無尽に血管が通っているため、誰しも鼻血が出る可能性はある、と川崎氏は話す。しかし、同クリニックで行った調査では、鼻血を理由に来院する人々には、ある特徴が見られたという。

「当院では、子どもと中高年層が多いというデータが得られました。子どもは男児の患者が多い傾向があります。また、子どもの鼻血の原因の多くは、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの炎症、鼻を強くかんだときに粘膜に傷がつくなどで、鼻腔の入り口付近で出血するケースが94%を占めています」(同)

 子どもの鼻血は止血しやすいのが特徴だという。一方、中高年の鼻血は“血管の衰え”が影響しているため、子どもの鼻血とは原因が異なることが多い、と川崎氏は話す。

「中高年は、糖尿病や動脈硬化を引き起こす脂質異常などの『基礎疾患』が原因で血管の弾力が弱くなってしまうので、鼻血が出やすくなります。さらに、季節の変わり目は気温・気圧の変化によって血圧が上がり、弱くなった血管に高血圧症が加わって鼻血が出てしまうのです。劣化したゴムホースに勢いよく水を流し込むとホースが破裂するのと同じ状況ですね」(同)

 糖尿病や高血圧など中高年の悩みとかかわりが深い“大人の鼻血”だが、まれに遺伝性の難病であるオスラー病(遺伝性出血性毛細血管拡張症)が原因になっているケースもあるという。

「オスラー病とは、粘膜に異常な形の血管や小さな血管腫がたくさんできてしまい、全身のあちこちから出血してしまう疾患です。年齢を重ねるほどに鼻血を繰り返すのが代表的な症状で、鼻血の出血量が多い場合は粘膜の移植が必要になることもあります」(同)

 注意すべきなのはオスラー病だけではない。鼻血が症状として表れる疾患はほかにもある、と川崎氏。

「鼻の奥にできた悪性腫瘍が鼻出血の原因になっていたり、白血病によって血小板機能に異常があると鼻血が止まらなくなることもあります。鼻血はあくまでひとつの症状で、その陰には命にもかかわる重篤な疾患が潜んでいることがあるんです」(同)

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危険な鼻血の見極め方

 もちろん、すべての鼻血が危険なわけではない。川崎氏は、危険な鼻血の特徴は「出血部位」と「時期」、そして「出血頻度」にあると説明する。

糖尿病や高血圧症などの『基礎疾患』がある50歳以上の男性は鼻の奥から出血するので、止血しにくいのが特徴です。その年代の人は、鼻血が出たら出血部位を確認するようにしましょう。また、季節の変わり目(気温や気圧の変化が大きい時期)に大量の鼻血を繰り返す場合も、高血圧症が影響している可能性が高いです」(同)

 止血処置をしたにもかかわらず短時間で繰り返し鼻血が出る人は、腫瘍や白血病など、ほかの病が潜んでいる可能性も。鼻血を理由に病院を訪れ、血液検査などの精密検査を受けて疾患が発覚することもあるという。

 また、実際に鼻血が出たときの対処法によっても「危険な鼻血」を見分けることができるそうだ。

「鼻血が出たときは、まず、ややあごを引いて顔をうつむき気味にします。同時に、指で小鼻の根元をつまんで2~3分ほど圧迫すれば、鼻腔の入り口付近の出血は止まります。しかし、鼻の奥から出血している危険な鼻血は2~3分では完全に止血することができないので、10分ほど安静にしていてください。血がのどに回ってきたら、飲み込まずに吐き出しましょう。10分以上たっても止まらない、もしくは一時的に止まってもすぐに出る場合は、耳鼻咽喉科を受診してください」(同)

 鼻血の量が多く意識がもうろうとしている場合は救急車を呼ぶ必要がある、と川崎氏。鼻血は体から発せられる危険信号。「以前よりも鼻血の頻度が増えた」という人は、一度医師に相談すると病の早期発見につながるかもしれない。

(文=真島加代/清談社)

●「空港前クリニック 耳鼻いんこう科

中高年の鼻血をナメると危険…糖尿病・白血病・動脈硬化のサインの可能性も

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糖尿病で右足切断の谷津嘉章「ノンストップ」で切断時の心境を告白「足が膿んできて腐ってきて真っ黒になってきて…」

2019年10月24日 10時22分
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病室の前でファイティングポーズを決めた谷津嘉章(酒井隆之撮影)

 糖尿病のため6月に右足を切断したプロレスラーの谷津嘉章(63)が24日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」(月~金曜・前9時50分)に出演。切断した時の心境を明かした。

 谷津は、1976年モントリオール五輪男子レスリングフリースタイルで8位入賞し、1980年モスクワ五輪は日本のボイコットで“幻の金メダリスト”となって、新日本プロレスに入団。ジャパンプロレス、全日本プロレス、SWS、社会人プロレスSPWF、WJ(ワールド・ジャパン)プロレス、総合格闘技PRIDEなどで活躍。

 54歳で一度はプロレスから引退していた谷津だが、入院前はレジェンドマッチで復活しており、現役プロレスラーだった。今年3月にDDTプロレスリング(高木三四郎社長)から定期参戦を求められ、五輪ならぬ八つの輪をデザインした「YATSU―RIN」のコスチュームで、来年の東京五輪まで盛り上げるつもりだった。

 一方で35歳で糖尿病予備軍と診断され、今年4月に右足に合併症が出た。番組の取材に谷津は「ランニングしていたら靴擦れみたいになって右足の人差し指に血豆ができたんです。それがなかなか治らなくて、そこから化膿してどんどん生爪がはげてきてそこから膿んできて腐ってきて真っ黒になってきて足が」と振り返った。

 6月24日に即入院し「いきなり足を切断って宣告された。宣告したドクターも2、3日待ってもいいよ。その代わりあなたの足がどんどん短くなっていくよ」と言われ、決断し翌25日に切断手術を行った。今の目標を「社会復帰できることが当面の目標」と語っていた。

糖尿病で右足切断の谷津嘉章「ノンストップ」で切断時の心境を告白「足が膿んできて腐ってきて真っ黒になってきて…」 : スポーツ報知

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食事の改善で「腎臓病」のリスクを減らせる 

糖尿病・高血圧・肥満がCKDの要因

2019年10月23日

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 健康的な食事スタイルが、腎臓病の予防に役立つことが、63万人以上を10年間調査した研究で明らかになった。健康的な食事により、慢性腎臓病(CKD)の発生リスクを30%減少できるという。

糖尿病・高血圧・肥満がCKDの要因

 腎臓は血液を濾過して、老廃物を尿として体外に排泄し、体の中をきれいに保つ。体液の量や浸透圧・血圧の調整を行ったり、ナトリウム・カリウム・カルシウムなどのミネラルのバランスを保つ働きもしている。

 「CKD(慢性腎臓病)」とは、腎臓の働きが低下したり、あるいはタンパク尿が出るといった異常が続く状態。治療をしないで放置していると、腎臓の機能が低下し、やがて腎不全になり人工透析が必要になる。

 CKDは、心筋梗塞や脳卒中など、命を脅かす深刻な病気の危険因子でもある。

 高血圧、糖尿病、コレステロールや中性脂肪が高い(脂質異常症)、肥満やメタボリックシンドロームなど、腎臓に負担をかける他の病気によって、CKDが引き起こされることが多い。

食事改善でCKDリスクを減少

 健康的な食事により、慢性腎臓病(CKD)の進行を抑えられることが、オーストラリアのボンド大学の研究で明らかになった。研究チームは、合計63万108人の成人が参加したコホート研究18件を解析した。追跡期間の平均は10.4年間だった。

 その結果、CKDを予防する効果のある食事スタイルは、▼塩分や脂肪の多い動物肉や加工肉を減らす、▼野菜、豆類、ナッツ、全粒穀物、魚、低脂肪の乳製品、果物の摂取量を増やす、▼糖質の多い菓子類、清涼飲料を減らす、▼アルコールは適量に抑える――ということだった。

 こうした健康的な食事スタイルにより、CKDの発生リスクを30%減少でき、初期の腎障害の指標であるアルブミン尿のリスクも23%低減少できることが明らかになった。

 腎臓病は通常の健康診断では、タンパク尿または血液中のクレアチニン値によって発見される。しかし糖尿病が原因の慢性腎臓病は、それだけでは早期発見できない。腎臓で血液を濾過している糸球体は、タンパク尿が検出される以前から壊れはじめるからだ。

 腎臓病の早期の段階では、タンパクの主成分であるアルブミンがわずかに尿に混じる。そのアルブミン尿の検査が早期発見には不可欠だ。

 腎臓病は初期の段階では自覚症状が乏しく、発見されたときにはかなり進行してしまっているというケースが少なくない。早期発見して治療を開始するために、医療機関や健診で定期的に検査を受けることが重要となる。

腎臓病を防ぐための食事スタイル

 米国のメイヨークリニックによると、CKDを防ぐための食事スタイルとは次のことだ。

● 食塩を摂り過ぎない

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 腎臓病を予防・改善するために、食塩の摂取量をコントロールすることはもっとも重要だ。食塩を過剰に摂取すると、腎臓に大きな負担がかかる。

 CKDのリスクを減らすために、1日の食塩摂取量を6g未満にすることが勧められている。

 塩の摂り過ぎにより、血液量が増加し血圧が上昇する。腎臓は血流量が多い臓器で、血管の壁も薄く、血液による圧力がかかりやすい。また、血管内皮細胞が傷つき、動脈硬化が進みやすくなる。

日本高血圧学会が「減塩」を呼びかけ

 慢性腎臓病(CKD)の予防のための血圧コントロールの目標は130/80mmHg。  通常は生活習慣の改善だけでは降圧目標を達成するのが難しい場合には、降圧薬による薬物療法が開始される。降圧薬であるアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬やアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)によって、腎機能の低下を抑制する効果も期待できる。  しかし、降圧目標を達成するためには、やはり減塩などの食事の改善が必須となる。  1日の食塩量は、調味料などにより加えられる食塩と、もともと食品に含まれている食塩を合計した量だ。ただし、調理されてしまった食塩は目で見えるものではなく、塩分の多い濃い味付けに慣れてしまうと、減塩するのは難しくなる。  毎日の食事で塩分の少ない薄味に慣れる必要がある。香辛料・薬味を使えば、塩分が少なくとも、味わいが深くなり満足しやすくなる。  日本では、コンビニ弁当などの加工食には栄養表示があるものが多いが、従来はナトリウムの量の表示のみが義務付けられていて、食塩相当量が分かりにくかった。  それが、日本高血圧学会などの働きがけにより、栄養表示の「ナトリウム」は「食塩相当量」で表示されることになった。2020年までに、新基準の栄養表示が見られることになる。  減塩調味料や減塩食品の利用するのもひとつの方法だ。日本高血圧学会のホームページでは、日本の代表的な減塩食品の一覧を見ることができる。

さあ、減塩!(日本高血圧学会減塩委員会)

日本高血圧学会:一般のみなさま向けの情報

● 肥満は腎臓病の原因になる

 肥満やメタボリックシンドロームはCKDの危険因子だ。体重を適切にコントロールすることは、CKDを進展させないためにも重要となる。

 脂肪組織がたまり過ぎると、炎症マーカーや代謝異常マーカーなどが上昇し、肥満にともなう腎障害が起こりやすくなる。

 肥満がある場合は、3ヵ月で現体重の3~5%を減らすことを目標とする。体重を減らせば検査値が一気に改善することは多い。日本人では、体格指数(BMI)25未満を維持することが目標となる。

 とくに高血圧を合併している糖尿病患者では、食事・運動や体重減量などの生活習慣の改善によって、インスリンの効きが良くなり耐糖能異常の改善を期待できる。そのため、体重減量、減塩、運動療法などの生活改善は重要だ。

● まとめ食いは肥満や糖尿病につながる

 肥満になりやすい食事は特徴は、▼1日1~2回の欠食がある(朝食や昼食は少なく済ませ、夕食でまとめ食いをする)、▼食物繊維・ビタミン・ミネラルの摂取が不足している、▼菓子類・清涼飲料水・アルコール類の摂取が過剰――といったことだ。これらを改善するだけでも、肥満を解消しやすくなる。

 肥満者では、夕食でたっぷりとまとめ食いをする食事パターンが多い。食事の間に空腹でいる時間が長いと、体が摂取したエネルギーを貯蔵にまわそうとして肥満になりやすい。また、まとめ食いは血糖値の急激な上昇につながり、インスリンの過剰分泌をまねきやすい。

 1日の摂取エネルギーが同じであれば、3回の食事に均等に分けることで、血糖の上昇が緩やかになり、インスリンを分泌する膵臓のβ細胞への負担も軽くなる。肥満にもなりにくくなる。

● 食物繊維の多い食品を食べる

 食物繊維は、中性脂肪など肥満の原因になる栄養素の吸収をゆるやかにする。また、糖質の吸収を遅らせて食後の血糖値の上昇を抑えると、インスリンの分泌を節約することにもなり、糖尿病の予防・改善に役立つ。

 さらに、食物繊維を多く含む食物は、一般的に良く噛まなくてはならないため、満腹感も得られやすく、食べ過ぎの防止につながる。食物繊維は、野菜、全粒穀物、大豆類、キノコ類、マメ類、ナッツ類、果物などに多く含まれる。

● 飽和脂肪酸を摂り過ぎない

 飽和脂肪酸(肉類や乳・乳製品の脂肪)やコレステロール(卵、レバー類、洋菓子)の摂り過ぎ、中性脂肪や悪玉のLDLコレステロールを上昇させ、腎臓病や心血管疾患のリスクを上昇させる。

 動物性脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸を減らし、一価不飽和脂肪酸や多価不飽和脂肪酸を増やすことで、動脈硬化が原因の心血管疾患のリスクを減らせる。

 とくに魚やキャノーラ油、大豆、ナッツ類などに含まれるn‒3系不飽和脂肪酸には、血液の脂質成分を改善し、動脈硬化を予防する効果がある。

● アルコールを飲み過ぎない

 アルコールは、そのエネルギーだけでなく、アセトアルデヒドなどの代謝産物が体の代謝に悪影響を及ぼす。また、アルコールの過剰摂取は中性脂肪を上昇させる。食欲増進の作用もあるので、食べ過ぎにつながりやすい。

 アルコールを適度に摂取すると死亡リスクが低下するという報告もあるが、あくまで適量に抑えている場合に限られる。日本人の1日の適正飲酒量は、アルコール量に換算して、男性では20~30mL(ビール500mL缶1本、日本酒1合)以下、女性は10~20mL以下だ。

糖尿病や高血圧の食事療法は腎臓病の予防にも良い

 「糖尿病や高血圧の予防・改善に有用とされる食事スタイルは、腎臓病の予防のためにも良いことが明らかになりました。これまで地中海ダイエットやDASHダイエット、米国の食事ガイドラインで推奨される食事スタイルなどは、CKDの予防にも役立つ可能性があります」と、ボンド大学公衆衛生学部のジャイモン ケリー氏は言う。

 米国立糖尿病・消化器病・腎臓病研究所(NIDDK)のよると、米国人の14%がCKDが疑われ、その半数以上が診断を受けておらず、自分がCKDであることに気付いていない。

 「健康的な食事スタイルの選択が腎臓病の発症の抑制に関係していることを明らかにするために、十分な追跡期間をともなう大規模なランダム化比較試験が必要ですが、これまでに報告された観察研究にも多くのエビデンスがあります。医師や保健指導に携わる医療者は、食事の改善を広く呼びかけるべきです」と、ケリー氏は指摘している。 Chronic kidney disease(メイヨークリニック)

A healthy diet may help prevent kidney disease(米国腎臓学会 2019年9月24日)

Healthy Dietary Patterns and Incidence of CKD: A Meta-Analysis of Cohort Studies(Clinical Journal of the American Society of Nephrology 2019年9月24日)

Can Dietary Patterns Modify Risk for CKD?(Clinical Journal of the American Society of Nephrology 2019年9月24日)

[ Terahata ]

日本医療・健康情報研究所

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動脈硬化 足にも注意 

糖尿病、喫煙は高リスク

2019年10月23日 18:07


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 動脈硬化によって発生する脳卒中や心臓病は、がんと並んで最も予防したい病気の代表です。しかし動脈硬化を来すのは脳や心臓ばかりではありません。足の血管が動脈硬化で閉塞(へいそく)し、さまざまな症状をもたらす「閉塞性動脈硬化症(PAD)」をご存じですか? これがなかなか手ごわいのです。

 代表的な症状は「間欠性跛行(はこう)」といい、数百メートル歩くうちに足どりが極端に重くなり、立ち止まってしまいます。しばらく休むと症状は消えますが、度重なる場合は足の血流障害を疑うべきです。

 足先の脈拍チェックや、腕と足首血圧の同時測定(ABI検査)で比較的容易に診断できます。中には症状の乏しい方もいます。運動負荷試験を行うことで、血流障害と、これに伴う症状を再確認することができます。

 治療には、重症度や閉塞部位に応じて薬剤、カテーテル治療または手術、運動療法を使い分けます。糖尿病や高血圧といった原疾患の治療、そして禁煙が必要なのは言うまでもありません。

 さらに大切なのは「その後」です。世界44カ国、6万8千例を追跡したREACH研究では、PAD患者の50%が冠動脈疾患を、25%が脳血管疾患を合併していると報告されました。またPAD患者は同年齢層と比較しても明らかに短命であり、5年以内に40%の方が亡くなるとも言われます。これは大腸がんに匹敵する死亡率です。

 死亡原因の多くが心臓病や脳卒中であることも、多くの研究で明らかになっています。つまりPADに罹患(りかん)した人は「動脈硬化があまりに重症なため、心臓や脳疾患で命を落とす可能性が高い」のです。

 下肢の血管に起きるPADは動脈硬化の最重症型とも言えますが、適切な治療を行うことで下肢切断を回避できた人、歩行能力が改善した人、健康な日々を謳歌(おうか)している人も多くおられます。いつまでも歩ける足を保ちつつ、心臓や脳も大切にする生活を心掛けたいですね。

 (前田武俊、大浜第一病院心臓血管センター 循環器内科)

〈21〉動脈硬化 足にも注意 糖尿病、喫煙は高リスク – 琉球新報 – 沖縄の新聞、地域のニュース

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手首の脈で隠れ糖尿病を推定

京セラがAI解析システム

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 糖質の代謝状態を手首の脈の波形から推定する京セラのシステム

 京セラは手首の脈の波形から、食事で摂取した糖質の代謝状態を推定するシステムを開発した。血管の振動をセンサーで検知し、人工知能(AI)で解析する。見落とされがちな「隠れ糖尿病」の簡易的なチェックや、糖質を制限するダイエットに役立つ健康機器として2020年の商品化を目指す。

 開発チームは食事の内容と脈の波形に相関があることに着目。これを利用すれば、糖代謝の良しあしや、糖質を取りすぎていないかを採血無しで確かめられると考えた。開発したシステムでは、センサーを手首に8秒間押し当てるとスマートフォンを通じてサーバーにデータが飛び、AIが糖質の代謝レベルを推定する。

手首の脈で隠れ糖尿病を推定 京セラがAI解析システム|全国・海外のニュース|徳島新聞

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「赤肉は健康に悪くない」 

見解覆す新ガイドライン

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【ワシントンAFP=時事】がんや心臓疾患を予防するには赤肉の摂取を減らす、というのが標準的な医学的助言だ。しかし過去の数十の論文を精査したところ、赤肉摂取による潜在的なリスクは低く、また証拠は不確かだとする結論が出された。(写真は資料写真)

 米国内科学会が編集する「内科年報」に9月30日掲載された新ガイドラインによると、7か国の研究者からなる委員会は、成人の赤肉の消費について加工肉、未加工肉ともに「現状を維持すべき」だと提言した。

 今回の再調査では、赤肉の摂取を1週間に3食分減らせば、がんによる死者数が1000人につき7人減るとの結論が導かれる数十の研究を分析した。

 再調査に加わった研究者らによると、いずれもそうした減少はわずかで、統計には低い確度しか見いだせなかったという。また加工肉と循環器疾患や糖尿病を関連付けた研究のエビデンスの質は「極めて低かった」と付け加えた。

 このガイドラインをまとめた栄養学者や医療専門家らによる独立団体「NutriRECS」の代表で、カナダ・ダルハウジー大学のブラッドリー・ジョンストン准教授(疫学)はAFPの取材に対し、赤肉の摂取制限による「がん、心疾患、糖尿病におけるリスク減少は非常に少なく、一方で証拠は不確か」だったとし、「つまり(リスクは)減少するかもしれないし、しないかもしれない」と述べた。

 過去数十年にわたって多くの国の主要な医療団体は、赤肉と加工肉の摂取量を減らすことを食事に関する勧告の要としてきた。

 世界保健機関(WHO)の「国際がん研究機関」は、加工肉には「発がん性がある」としており、また赤肉についても「おそらく発がん性がある」としている。

 また今回の発表を受けて、世界がん研究基金が今後も助言は変えないと発表するなど、他の専門家らが反発している。

 英オープン大学のケビン・マッコンウェイ名誉教授(応用統計学)は、科学的証拠が明確な答えを提供することはほとんどないと指摘する。同氏は「残念ながら、これらが示そうとしているのは、あれほどの年月を費やし何百万人もの被験者を調べても、われわれは依然、多くを知らないということだ」と語った。【翻訳編集AFPBBNews】

〔AFP=時事〕(2019/10/02-08:34)

「赤肉は健康に悪くない」 見解覆す新ガイドライン:時事ドットコム

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【神戸みなと温泉 蓮】

「世界糖尿病デー」に糖尿病啓発イベントを実施

 

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関連URL:https://ren-onsen.jp/event/bluecircle2019/

京阪神初の厚生労働省認定健康増進施設「神戸みなと温泉 蓮」(総支配人:坂口 淳一 所在地:神戸市中央区新港町1-1)は、2019年11月14日(木)が世界各地で糖尿病の予防や治療、療養を啓発する「世界糖尿病デー」であることに合わせて、「ジョギングイベント~広げようブルーサークル~」を開催します。

昨年に続き2回目の開催となる今回のゲストランナーは、箱根駅伝でアンカー10区を走り、5人をごぼう抜きにした区間最多記録を保持する岩田 豪氏。当日は、岩田氏による運動の観点からの糖尿病予防と健康の大切さに関するミニレクチャーを受けたあと、負荷が少なく気軽にできる「スロージョギング」を行います。「世界糖尿病デー」のシンボルであり、国連の旗の色でもあるブルーに光るブレスレットをつけてブルーライトアップされた神戸市内各地を一緒に走り、「ブルーサークル」を広げます。

イベントを通じて、糖尿病の予防や治療継続の重要性を周知し、理解を深めることのできる貴重な一日です。

【11月14日は世界糖尿病デー】ジョギングイベント~広げようブルーサークル~

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[日  時] 11月14日(木)18:30 ~19:30

[集合場所] 神戸みなと温泉 蓮 

[定  員] 30名 

[対  象] 小学生以上 

[料  金] 無料

[ゲストランナー] 岩田 豪氏 

[協  力] 大塚製薬株式会社 ニュートラシューティカルズ事業部 

[主  催] 神戸みなと温泉 蓮

※入館料は含まれておりません。 

※集合又は活動場所への交通手段、経路の確認、宿泊等の手配は各自で行ってください。

※傷害保険は主催者が一括加入しますが、保険の適用範囲は、契約内容に基づくものとします。

(主催者の指示を守らなかった場合等については適用外となりますのでご了承ください) 

※悪天候に備え、防寒・雨天対策は各自で行ってください。

◆世界糖尿病デーとは

アメリカの糖尿病の少女がこの病気に対する関心や理解を高めてほしいという手紙を、国際糖尿病連合の会長に書いたのが始まり。小児科医だった当時の会長は、子どもの糖尿病に理解があり、糖尿病患者が世界中に非常に増えているという現状を踏まえ、国連決議を求める運動を起こしました。その結果、2006年12月20日に「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が国連総会で採択され、インスリンを発見したカナダのバンティング博士の誕生日である11月14日が「世界糖尿病デー」に制定されました。

◆ブルーサークル

青い丸をモチーフにした「ブルーサークル」は、糖尿病に関する国連決議が採択された翌年2007年から使われるシンボルマークです。国連やどこまでも続く空を表す「ブルー」と、団結を表す「輪」をデザインし、“Unite for Diabetes ”(糖尿病との闘いのため団結せよ)というキャッチフレーズが込められています。

関連URL: https://ren-onsen.jp/event/diabetesday/

【お客様のお問い合せ先】神戸みなと温泉 蓮 TEL:078-381-7000(代表)

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企業プレスリリース詳細へ (2019/10/11-08:15)

【神戸みなと温泉 蓮】「世界糖尿病デー」に糖尿病啓発イベントを実施:時事ドットコム

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過度なダイエットは不要、

2型糖尿病は体重を10%減らすだけで改善!?

ヘルスデーニュース2019.10.20 5:30

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Photo:PIXTA

 

減量による2型糖尿病の寛解率は意外に高い?

 2型糖尿病患者にとって明るいニュースが英国から報告された。健康を取り戻すために大幅に減量する必要はなく、5年間で体重の10%を減らすだけで、2型糖尿病が寛解し得るという。英ケンブリッジ大学のHajira Dambha-Miller氏らによるこの研究結果は、「Diabetic Medicine」9月3日オンライン版に掲載された。

 Dambha-Miller氏らは、2型糖尿病のスクリーニングによる死亡リスク抑制効果を検証したADDITION-Cambridge研究の登録者のうち、新たに糖尿病と診断された867人(40~69歳)を対象に前向きコホート研究を実施。体重の変化と糖尿病の寛解の関係を調べた。糖尿病の寛解は、糖尿病用薬または減量手術によらずHbA1c6.5%未満を達成した者と定義した。対象者の平均年齢は61歳、男性が61%だった。

 追跡期間5年で257人(30%)に糖尿病の寛解がみられた。糖尿病の診断から1年後に体重が変化していなかった人の糖尿病寛解率を基準として、ベースラインの体重、年齢、性別、経済状態などで調整し、減量達成レベル別に寛解率を比較すると、10%以上の減量を達成していた人は寛解に至る頻度が77%有意に高いことがわかった(リスク比1.77、P<0.01)。また、診断から1~5年かけて10%以上減量した人(同2.43、P<0.01)や、5~10%減量した人(同1.43、P=0.02)の寛解率も有意に高かった。

過度なダイエットは不要、2型糖尿病は体重を10%減らすだけで改善!? | ヘルスデーニュース | ダイヤモンド・オンライン

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糖質中毒で糖尿病に?

「缶コーヒーで気合を入れる人」危ない理由

 

プレジデントオンライン 2019年10月19日 17時15分

2019年10月19日 17時15分

 

Q. コーヒーを飲むべきは「起きた後」か「寝る前」か?

■医学的に正しい食事術とは

コーヒーはカフェインのせいで健康に悪いイメージがあるかもしれません。しかし、糖尿病や動脈硬化を抑える効果があることがわかっており、1日に数杯程度を積極的に飲むのはいいでしょう。私も愛飲しています。

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※写真はイメージです(写真=iStock.com/RomoloTavani)

ただ覚醒作用のあるカフェインが含まれるため、時間帯の配慮は必要です。夕方以降の摂取は、言うまでもなく夜眠れなくなる場合があります。

そこで、夜に喉が渇いたときにオススメしている飲み物は、ハーブティー(ローズマリー、カモミール、ラベンダー、ペパーミントなど)。リラックス効果があるので、仕事終わりに最適です。もちろん、カフェインが入っていないものを選んでください。どうしてもコーヒーが飲みたい場合は、デカフェを飲まれるといいでしょう。

上質な眠りのためには、夕食もできれば睡眠の4時間前までに終えること。食べたものが消化吸収を終えるのには約4時間はかかるうえ、朝昼食とは異なり、夜は肉体も脳もほとんど使いません。食べたものがそのまま脂肪として蓄えられてしまうので、できれば主食抜きのおかず中心にしておきたいですね。朝昼晩の食事配分の理想は、「3:5:2」と覚えておいてください。

■お酒好きな方には朗報

ところで、お酒好きな方には朗報があります。食事とともにお酒を飲むと、血糖値の上昇を抑えるエビデンス(証拠)があるのです。糖質を多く含むビールや日本酒、紹興酒などは避け、抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富な赤ワインや、辛口の白ワイン、蒸留酒などがオススメです。もっとも飲みすぎは厳禁。アルコールの血中濃度を薄めるために、意識的に水は多めに飲んでください。

また、我々の体は固体より液体のほうがより早く糖質を吸収しやすいのです。一見体に良さそうなオレンジなどの果物も、実際は「果糖」の塊。もちろん、砂糖満載の清涼飲料水や缶コーヒーは「砂糖の塊が溶けた液体」と認識すべきでしょう。

これらは飲むと一時的にハイな気分になりますが、それは短時間で血糖値が上昇し、セロトニンやドーパミンなどの脳内物質が分泌された結果にすぎません。「缶コーヒーで仕事前に気合が入った」=いわゆる「血糖値スパイク」が起きている状態であり、これを繰り返せば、脳は「再びあのハイ状態を」と、過剰に糖分を求め始めます。これは「糖質中毒」と呼ばれ糖尿病の原因。一時的なハイ状態は「至福点」とも呼ばれ、飲料メーカーはこれを計算しつくした商品開発を行っています。

最後に、コーヒーを飲む場合は、あくまで本格コーヒーをブラックで飲むこと。砂糖たっぷりの缶コーヒーなどの“コーヒー飲料”と、「本格コーヒー」は全く別物であることを覚えておいてください。

▼缶コーヒーは本格コーヒーと別物注意

 

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牧田 善二(まきた・ぜんじ)

AGE牧田クリニック院長

1979年、北海道大学医学部卒業。2008年、生活習慣病や肥満治療のため、東京・銀座に「AGE牧田クリニック」を開業し、延べ20万人以上の患者を診ている。『医者が教える食事術2 実践バイブル』など著書多数。

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(AGE牧田クリニック院長 牧田 善二 構成=三浦愛美 写真=iStock.com)

糖質中毒で糖尿病に?「缶コーヒーで気合を入れる人」危ない理由 – ライブドアニュース

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糖尿病からどう身を守るか 

男性は朝食前にワークアウト!

英国のバース大学の研究者らによって行われた研究で、身体的運動を朝食前に行うとその効果が増大することが判明した。胃が空腹の場合、身体はより肯定的にインシュリンに反応し、2型糖尿病の拡大や心血管の疾病のリスクを低減させる。バース大学のサイトで公表された。

 

肥満男性30人が参加した6週間にわたる研究で研究者らは、朝食前に身体的運動を行った人は、食後にトレーニングを行った人よりも2倍脂肪が燃焼することを発見した。一晩空腹だった場合、その人は自分の脂肪繊維と筋肉脂肪からエネルギーとしてより多くの脂肪を燃焼する。

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© Depositphotos / Ginasanders
女性にとっての糖尿病の新たな危険性が明らかに

しかし、研究者らがもっとも重視するのは、運動によって積極的に減量できるだけでなく、血糖値を管理することが可能だということだ。

問題はインシュリンへの身体の反応にある。2型糖尿病心疾患のリスクの増大は、まず体細胞とインシュリンの相互バランスが崩れる、つまりインシュリン不足に関係する。

研究の過程で研究者らは、胃が空腹状態の人がトレーニングを行った場合、身体組織はインシュリンにより高い感度を示し、血液から筋肉へのブドウ糖の移動の活性化、つまり、2型糖尿病と心疾患のリスクを低減させることを明らかにした。

このように、身体的運動の強度や継続時間を変えることなく、運動を朝食前に実施するだけで健康のためのトレーニングの効果を上げることができると、研究者らは主張する。

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