増える糖尿病内科や精神科、減る外科や小児科…

日本の医師数の変化をさぐる(2019年公開版)

 

高齢化の進行や医療技術の発達による各種疾病の早期発見化に伴い、これまで以上に注目が集まるようになりつつある医療環境。その現場を支える医師や看護師、各種スタッフのうち、医師数の動向を厚生労働省の「医師・歯科医師・薬剤師調査」から探る。

同調査の公開データから入手可能なもっとも古い値である1994年の値を基準とし(糖尿病内科(代謝内科)のみ公開値で最古の値は2008年分なので、その値が基準値)、主要診療科別医師の推移をグラフ化する。各診療科別の医師の増減動向が把握しやすい図となっている。また併せて直近2018年時点における主要診療科の医師数(重複カウント)も掲載しておく。なお医療施設従事医師総数は重複計算ではない。

 

 

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↑ 医療施設従事医師数(一部診療科、診療科は複数回答、各科の1994年を1.0とした時の推移、糖尿病内科のみ2008年が1.0)

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↑ 医療施設従事医師数(一部診療科、複数回答)(2018年)

 

総数、そして多くの科の医師数が増加している一方で、内科や産婦人科、小児科、外科が減少を続けているのが実態。ただし産婦人科については社会問題化したこともあり、やや持ち直しの動きがある。また内科も少しずつ数を回復しつつある。

グラフ中にも記しているが、2008年に診療科名の定義が細分化されたこともあり、調査項目も変更されている。それによる差異が2006年までと2008年以降には生じている。内科は2004年から減少しているとはいえ、2008年の急落はこの調査項目の変更によるところが大きい。

糖尿病内科は基準値が唯一2008年分のものであるにもかかわらず、その上昇度合いは今回取り上げた診療科の中では精神科を超えてもっとも高い値を示している。元々数が少なかったのも要因だが、同時に需要が急増した結果でもある。

とりわけ下落が著しい外科・小児科の減少が再確認できるのが次のグラフ。1994年から2018年における変移を計算したものだが、小児科は2割近く、外科は1/4以上も減少している。

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↑ 医療施設従事医師数の変化(1994年→2018年)

こちらも上記にある通り、診療科名の定義変更による誤差が(特に外科で)生じている可能性に留意しておく必要がある。糖尿病内科や精神科が需要に応える形で増加しているのをはじめ、多くの科で増加している。それゆえに内科と産婦人科、小児科、外科の減り具合が目立つ。特に内科が減少しているのは意外なところか。医療の発達で治療内容が専門化しているのが一因かもしれない。

ちなみに「複数回答」ではなく「主たる診療科」で答えてもらった場合の医師「数」は、次の通りとなる。

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↑ 医療施設従事医師数(主たる診療科名)(2018年)

圧倒的な内科の多さ、整形外科の意外な多さが見て取れる。直上で「内科医師が減少傾向」としたが、需給上のバランスも考えられよう。

 

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(注)本文中のグラフや図表は特記事項の無い限り、記述されている資料からの引用、または資料を基に筆者が作成したものです。

(注)本文中の写真は特記事項の無い限り、本文で記述されている資料を基に筆者が作成の上で撮影したもの、あるいは筆者が取材で撮影したものです。

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(注)グラフ中の「ppt」とは%ポイントを意味します。

(注)「(大)震災」は特記や詳細表記の無い限り、東日本大震災を意味します。

(注)今記事は【ガベージニュース】に掲載した記事に一部加筆・変更をしたものです。

増える糖尿病内科や精神科、減る外科や小児科…日本の医師数の変化をさぐる(2019年公開版)(不破雷蔵) – 個人 – Yahoo!ニュース

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国内最高齢ピューマ、17歳で死ぬ 

治療中の糖尿病悪化

朝日新聞デジタル2019年12月28日 20時36分

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 大阪市天王寺区天王寺動物園は28日、国内最高齢だったピューマの「ピコ」(雌、17歳)が死んだと発表した。治療中だった糖尿病が悪化したとみられる。これで同園でみられるピューマはいなくなった。

 同園によると、開園前の午前9時15分ごろに寝室で横たわっているのを飼育員が見つけた。2018年夏ごろから腎不全の兆しがあり、投薬治療を続けていた。今月6日には突然ふらつき、血液検査糖尿病と診断された。11日からは展示を中止しており、寝たり起きたりを繰り返していたという。

国内最高齢ピューマ、17歳で死ぬ 治療中の糖尿病悪化:朝日新聞デジタル

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糖尿病の人のための医療保険「ブルー」を発売 

SOMPOひまわり生命

2019-12-27

 

糖尿病患者の治療継続を支援

SOMPOひまわり生命は12月19日、糖尿病患者のための健康応援型商品・医療保険「ブルー」を12月24日から発売すると発表した。

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医療保険ブルーは、糖尿病患者の治療継続の支援を目的に「保険と重症化予防」を提供するという商品だ。治療継続の支援をするのは、糖尿病は自覚症状がない疾病であるため、治療離脱が起こりやすいという理由による。
重症化予防については、同社が業務提携するH2株式会社の慢性疾患管理アプリ「シンクヘルス」を活用して継続管理を推奨していく。

医療保険ブルーの特徴

医療保険ブルーは、各測定対象期間の満了時に条件を満たしていれば、HbA1c管理支援還付金が支払われ、入院・手術の際には一時金が支払われる。糖尿病の治療中でも申し込むことができ、保険期間満了後には、条件を満たせば通常の医療保険に移行することも可能だ。

「糖尿病に関わる医療費と保険」アンケートを実施

同社は今回の商品発売にあたり、糖尿病患者とその家族を対象に「糖尿病に関わる医療費と保険」に関する意識調査を行った。

その結果によると、糖尿病患者が保険に加入していない理由は、「加入を断られた」または「加入できないと思っていた」が全体の83%に上った。

今後の病気の進行については、80%の人が「合併症の発症や悪化、数値の悪化が心配」と回答している。また、医療保険に加入している人のうち87%の人が「糖尿病以外の病気にも備えたい」と回答した。
(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
SOMPOひまわり生命 ニュースリリース

https://www.himawari-life.co.jp/2019/a-01-2019-12-19.pdf

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(記事提供:スーパー・アカデミー)

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脳卒中について。その19

2019年12月27日

 脳卒中のリスクの2番目は糖尿病です。今回と次回は糖尿病について詳しくお話をします。

 1.糖尿病とは

 糖になる病気です。1型糖尿病と2型糖尿病に分けられます。1型糖尿病はインスリンが作られる膵臓のβ細胞が破壊されてインスリンが分泌されなくなるものです。糖尿病の患者さんのうち、1型糖尿病は10人に1人もいません。若い方の糖尿病では1型糖尿病が多いですが、年齢に関係なく発症が見られます。環境因子にウイルス感染などが加わり、何かしらの原因で過剰な免疫反応が起こり、自分の膵臓β細胞を攻撃してしまい、インスリン分泌ができなくなるものです。

 2型糖尿病はインスリン分泌低下やインスリン抵抗性などの遺伝的因子に加えて、食べ過ぎや運動不足、それに伴う肥満、加齢などが原因で、自分のインスリンを出す力を酷使して血糖を調節する力が弱くなり、血糖が上がって発症してしまうものです。生活習慣に大きく関係するのが2型糖尿病です。2型糖尿病は40歳以上、太りすぎの方、家族に糖尿病の方がいる方、極度に運動不足の方に起こりやすいと言われています。高血糖が持続すると全身の血管の老化、つまり動脈硬化のスピードがとても速くなります。

 特にメタボリックシンドロームの方や喫煙している方は動脈硬化がより早く、強くなります。その結果、脳卒中、心筋梗塞、慢性動脈閉塞、腎不全から血液透析、失明といった健康寿命を著しく損なう合併症を引き起こしますので糖尿病は怖い病気です。しかも、音もなくゆっくりと病状は進行して、ある日突然、急激に種々の症状を呈します。

 2.脳卒中と糖尿病

 以前から、糖尿病と脳卒中の関連性についての指摘がありました。近年、日本人を対象とした調査・研究が進展した結果、脳卒中のなかでも特に脳梗塞のリスクが高いことが判明しました。血糖値が正常な人の脳梗塞の発症リスクを1とした場合、糖尿病の人のリスクは男性で2・22、女性では3・63にもなります。脳内出血やくも膜下出血については、男女とも糖尿病との関連は認められませんでした。近年では認知症との関連も明らかになってきました。実際、世界では糖尿病が原因で10秒に1人の人が亡くなっています。糖尿病自体はほとんど症状がないのに、治療の重要性が強調されるのはこのためです。厚生労働省研究班の調査によると「糖尿病があると、アテローム血栓性脳梗塞、ラクナ梗塞、心原性脳梗塞、いずれのタイプの脳梗塞も発症リスクが高くなる」という結果が出ました。

3.糖尿病の症状

  高血糖自体には症状は出ませんが、長く持続すると口渇(喉が渇く)、多飲、多尿、倦怠感、体重減少などの症状が出てきます。

4.糖尿病の診断

  血液検査で血糖値とグリコヘモグロビン(HbA1c)値を測定します。HbA1cは過去1-2か月前の血糖値を反映するもので、当日の食事や運動などの短期間の血糖値の影響は受けません。診断は症状の有無、血糖値、HbA1c値を総合的にみて診断します。空腹時血糖の正常値は70~109㎎/㎗ですが、早朝空腹時血糖が126以上、または随時血糖値や75Gブドウ糖負荷試験2時間後血糖が200以上の方、あるいはHbA1c値が6・5%以上の場合は糖尿病型となります。逆に、早朝空腹時血糖が110未満、あるいは75Gブドウ糖負荷試験2時間後血糖が140未満の方は正常型です。その間の方は境界型となります(図1)。血糖値とHbA1c値がともに糖尿病型であれば初回の検査で糖尿病の診断がつきます。初回の血糖値のみが糖尿病型であり、典型的な上記症状が存在する場合や、眼に典型的な糖尿病性網膜症が存在すれば糖尿病の診断がつきます。もし、初回のHbA1cのみが糖尿病型であれば、別の日、なるべく1か月以内に血糖値とHbA1c値の再検査を行い、その値により図2にあるように分類されます。

 5.高血糖の悪循環

 患者さんの多い2型糖尿病は、特に高カロリー食、高脂肪食などの過食や運動不足といった生活習慣の乱れによって筋肉や肝臓に脂肪が蓄積します。するとインスリンの働きが低下し、ブドウ糖の利用が高まらず、血液中にブドウ糖が余ってきて血糖値が上昇し発症します。発症早期には血糖値が高いことに反応し、膵臓はインスリンを多く分泌しようと努力しますが、この状況が持続すると、やがて疲労困ぱいしインスリンを分泌できなくなり、さらなる高血糖を引き起こします。

 このように高血糖がさらなる高血糖を呼ぶという悪循環は「高血糖による毒性」と言われており、高血糖をそのままにしていると、ますます糖尿病が悪化していきます。そして、気がつかない間に糖尿病が進行し、最終的にさまざまな合併症を引き起こします。糖尿病の合併症を防ぐためにも、血糖値を低下させ糖毒性を取り除く必要があります。

脳卒中について。その19:Me&You・健康ジャーナル:福島民友新聞社 みんゆうNet

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年末年始は糖尿病のコントロールを乱しやすい 

簡単に実行できる8つの対策

2019年12月26日

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 年末年始は、ふだんの生活スタイルを維持するのが難しく、体重コントロールを乱しやすい時期だ。米国糖尿病学会(ADA)やハーバード大学は、この時期を上手に乗り切るために、簡単に実行できる8項目の対策をアドバイスしている。

食事の偏り、運動不足、ストレス・・・

年末年始には注意が必要

 年末年始は、忘年会や新年会、パーティーなどが続き、ふだんの生活スタイルを維持するのが難しくなる。家族や親戚、仲間が集まり、リラックスして過ごせる機会が増えるが、そのため食事に偏りが出たり、運動不足になり、余分なストレスをためこむおそれがある。

 「冬に休日が続くと、多くの人がそれまで続けていた健康的な習慣を守れなくなります。休日が続いた後の1月に、体重やウエスト周囲径を増やし、糖尿病のコントロール指標であるHbA1cを悪くする人が多いのです」と、ハーバード大学医学部の物理療法・リハビリテーション学部のベス フレイツ氏は言う。

 「休日にはふだん通りの食事を続けるのが難しくなります。家族や知人との交流は心を満たしてくれますが、おいしい食べ物で胃を満たすときには注意が必要です。食事のときは食べるスピードを意識的に遅くし、一口一口をよく味わって食べることが大切です。重要なことは、食物をよく噛んで、味わって食べることです」と、フレイツ氏はアドバイスしている。

 「食事や運動の記録や、簡単な予定を書き込めるスマートフォンのアプリを活用するのも1つの方法です。ご自分の毎日の行動を追跡することで、健康的な生活をより意識できるようになります。失敗しているときには知らせてくれる機能が付いたアプリもあります」。

 「計画通りにいかない日もあり、ときには羽目を外すこともあるでしょう。肝心なのは、あきらめないで、毎日の生活で学び、成長し、新しい目標を設定し、進歩するためにやる気を維持することです」と、フレイツ氏は指摘している。

 

年末年始を乗り切るための8ヵ条

 米国糖尿病学会(ADA)やハーバード大学医学部などは、ホリデーシーズンを健康的に過ごすために、次の対策をするようアドバイスしている。

1 年末年始をどう過ごすか計画を練る

 年末年始は生活が不規則になりがちで、ふだん通りの食生活を続けるのが難しくなる。仕事の片付け、忘年会や新年会などのパーティー、子供の相手をして過ごす時間が増えるなど、ストレスがたまりやすい時期でもある。

 事前に「いつ・どこで・何をするか」という予定を、カレンダーや手帳に書き留めておくと、健康的な食事や運動のための時間を確保できるようになる。

2 食事はシンプルに計画的に

 休日にいろいろな予定が入ると、食事が単調になりがちになり、外食や調理済み食品を利用する頻度も増える。

 食事の時間はなるべく通常の生活に合わせるようにするのが理想的だ。食事の時間が遅れるときは、通常の食事の時間に軽食を摂り、その後に食事を摂るときはなるべく軽く食べるなどして調整しよう。

 健康的な食事のためには、自宅で食事の支度をするのがベストだが、それが難しい場合は、台所に健康的な食品を買い置きしていこう。カット野菜や低脂肪の乳製品、玄米や全粒粉のパンなどであれば、手軽に準備できる。

3 運動を続ける

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 運動や身体活動は自然なストレス解消法になる。血糖や血圧のコントロールにもつながり、多くの健康上のメリットがある。

 30分の適度な運動を週に5日行うのが理想だが、それが難しい場合は、1日に10~15分のウォーキングなどの運動を1日に2~3回とりいれても効果がある。

 ウォーキング以外でも、掃除などの家事、家族との散歩、フリスビーやサッカーなどの遊び、子供や孫と遊ぶなど、生活活動はすべて運動になる。

 運動を続けるために、一緒に運動する仲間をつくり励ましあったり、家族と一緒にウォーキングしたり、冬でも利用できる場所を確保するなどして対策しよう。

4 食べ過ぎたカロリーを燃焼するのは大変

 会食やパーティーが続くと、自分がどれだけ食べたかを把握するのが難しくなる。パーティーでは多くの料理が出るので、つい食べ過ぎてしまうという人は多い。

 1日の食事で脂肪の多い食品を500kcal分余計にとる生活が続くと、摂り過ぎたカロリーは1週間で3,500kcalになり、2週間で体重が1kg増える計算になる。

 増え過ぎたカロリーを運動で燃焼するのは大変だ。食べ過ぎを防ぐことが、肥満を避けるためのもっとも有効な手段となる。

 パーティーなどの予定があるときは、食欲をコントロールしやすくするために、野菜サラダや低糖質の全粒粉パンなどを軽く食べてから出かけるようにし、空腹の状態では行かないようにしよう。

5 自分が何を食べたいのか考えよう

 ビュッフェ形式の立食パーティーでは、食品をお皿に取る前に、一瞬だけ間をおいて、自分が本当に何を食べたいのか考えよう。

 揚げ物やバターたっぷりの高カロリーの食品を避けて、肉や魚でも、できるだけシンプルに調理されたものを選ぼう。サラダはヘルシーと思いがちだが、油分たっぷりのドレッシングをかけると高カロリーになるので注意が必要だ。

 脳が満腹であると感知するために、食べはじめてから20分以上の時間が必要だ。パーティーなどでは、なるべくゆっくり食べよう。

 料理を皿に盛るときはなるべく小さいお皿を選ぼう。皿が小さいと食事の量を抑えられ、満足感も得やすいという研究結果がある。

 パーティーの目的は、食べることだけではなく、人との会話や交流だ。片手にお皿、もう片方に飲み物となると、人と話すのも大変になる。そう意識しておけば、食べ過ぎや飲み過ぎを防げる。

6 炭水化物を摂り過ぎない・食物繊維を十分に摂る

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 食物繊維が豊富に含まれるカット野菜などを、台所のすぐ手が届く場所に置いておくと、野菜の不足を補うことができる。

 食物繊維は、食物が胃から小腸へ移動する時間を遅らせ、栄養素の吸収を遅くする。炭水化物を含む食品がゆっくり吸収されるようになるので、インスリンの分泌が食べた分に追いつかない体質の人でも、食後の血糖値上昇をある程度抑えることができる。

 食物繊維が豊富に含まれる野菜を食べれば、満腹感を得やすくなり、食べ過ぎを抑えられる。100gの生の野菜に2~3gの食物繊維が含まれている。茹でてかさを減らせば、野菜をたくさん食べられる。

 また、マッシュポテト、サツマイモ、詰め物、ディナーロール、クランベリーソース、カボチャパイ、デザートなどには多くの炭水化物が含まれるので、注意が必要だ。

 3大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂肪)の中で、血糖を上昇させるのは炭水化物だ。食後の血糖値の上昇を抑えるために、玄米や全粒粉など食物繊維が豊富に含まれる精製されていない穀類を摂ったり、炭水化物をタンパク質や脂肪と同時に摂り、炭水化物の消化・吸収を遅くするなどの方法が効果的だ。

7 ストレスをためない

 ストレスによって、肥満やメタボに悪影響が出てくるおそれがある。ふだん通りの食事を続けられなくなったり、アルコールを飲み過ぎたり、運動不足が続くことも、ストレスの原因になる。

 年末年始の休暇には、想定外の用事が入り忙しくなり、さらに生活が乱れやすくなる。この時期に外せない予定を作り過ぎないようにし、余裕をもって計画をたてよう。

 たとえ計画通りに1日を過ごせないときでも、くよくよと悩まないようにし、家族や仲間とともに過ごす時間を楽しもう。次の日から、食事や運動、血糖自己測定などの日課を取り戻せば、休日を有意義に過ごせる。

 睡眠を十分にとることも大切だ。睡眠不足になると、高脂肪・高糖質の食品を食べたくなり、血糖コントロールを良好に保つのが難しくなる。7~8時間の睡眠時間を目安に、余裕をもって1日を過ごそう。

8 体重を毎日はかる

 年末年始は、体重コントロールが難しい時期だ。「食べ過ぎ」がもっとも起きやすいのがこの時期であることが、ハーバード公衆衛生大学院の調査で明らかになっている。

 多くの人がこの時期に体重を平均1.5kg以上増やすという。体重を増やさない人でも、平日は食べ過ぎないようにしても、週末には食べ過ぎてしまい、食事のコントロールを相殺するというサイクルを繰り返すことが多い。

 「少なくとも、今よりも体重を増やさないようにしよう」という気持ちを強くもつことが大切だ。体重を決まった時間に毎日はかることを習慣にすれば、体重をコントロールしやすい。体重計を台所や冷蔵庫のそばに置いて体重を毎日はかり、減量に成功した人もいる。

おせち料理はカロリー・塩分が多い

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 糖尿病の食事療法では、「食べてはいけないものはない」とされている。しかし、一般的なおせち料理の多くは味が濃く仕上げてあり、1食でカロリー1,000kcal、塩分10gを超えることもあるので注意が必要だ。  おせち料理は保存性を高めるために味付けが濃く、糖分・塩分・酢などを多く使ってあるのが特徴。「栗きんとん」「伊達巻き」「黒豆」は特にカロリーが多い。「田作り」「数の子」「かまぼこ」「エビの煮物」も塩分が多いので、1回に全種類を無理に食べないことが大切だ。  「紅白なます」「煮しめ」などの野菜料理を自分で作るときは、だしや柑橘類の香りを効かせて減塩しよう。  おせち料理は、3日続けて食べなければいけないわけではない。お祝い膳を気持ち程度にとどめて、ふだんの食事に早く戻した方が無難だ。

 

餅は高カロリー

 餅は、もち米をふかして突き固めた保存食で、ご飯に比べると水分量が少なく密度が高いのが特徴。  ご飯1杯(150g)のカロリーは252kcalなのに対して、切り餅1個(50g)のカロリーは117kcal。つまり餅2個とご飯1杯のカロリーは同じくらいになる。餅は2個までにとどめた方が無難だ。  もちを使ったメニューのお勧めは、野菜をたっぷり使ったお雑煮だ。きなこもちやぜんざいなどは砂糖を多く使っているが、野菜を一緒に摂れるお雑煮は食物繊維も摂れるので、血糖値の上昇を抑えられる。

冬の鍋料理は栄養面でも優れている

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 鍋料理は豆腐、魚、肉など、いろいろな食材を使ったものがあり、味付けも多彩にある。これに野菜類を加えれば、蛋白質、ビタミン、ミネラルなどをバランスよくとることができる。  野菜をたっぷり入れ、きのこ、こんにゃく、昆布などを使った鍋料理を食べるのは、寒い冬には堪えられない。  鍋料理は短い時間で調理でき、大勢で食べても、1人や2人で食べても楽しめる。水と昆布で野菜などを煮る「常夜鍋」は、いたって簡単に作れる。小ぶりの土鍋に昆布を引き、醤油で薄味にして日本酒を加え、ほうれん草や小松菜、白菜と、豚肉の薄切りをゆでながら、ゆったりとした時間を楽しめる。

 

Holiday Meal Planning(米国糖尿病学会)

Keep your health habits on track during the holidays(ハーバード大学 2019年11月)

5 Healthy Eating Tips for the Holidays(米国疾病予防管理センター 2019年11月20日)

[ Terahata ]

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年末年始は脱「夜ふかし・朝寝坊」

体内時計を調整し糖尿病リスクを減らす

2019年12月25日

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 休日が続いたときや、土曜日や日曜日に、ゆっくり休んだはずなのに、勤務日に体がだるいと感じることはないだろうか? それは「体内時計」が乱れているからかもしれない。

 生活が「夜型」になると、体調不良だけでなく、肥満や2型糖尿病、うつ病などの発症リスクも上昇する。解消するために日常生活で工夫することが大切だ。

休日の夜ふかしや朝寝坊が「概日リズム」の乱れに

 仕事のある平日は定刻に起きていても、休日に遅くまで寝ていると、疲れが思ったようにとれないという経験はないだろうか? 睡眠習慣が乱れると、概日リズムを刻む「体内時計」が狂ってしまうおそれがある。

 ヒトの体の生命機能(睡眠、活動、ホルモン分泌、体温、免疫機能、消化機能など)は約24時間のリズムをもっている。こうした全身のさまざまなリズムは、「概日リズム(サーカディアン リズム)」と呼ばれている。

 概日リズムの異常は、時差ボケや睡眠障害などのリズム障害を引き起こすだけでなく、肥満やメタボ、2型糖尿病、がん、うつ病などのメンタルヘルスとも関連していると考えられている。

 概日リズムは、脳の視床下部にあるにある「視交叉上核(SCN)」によってコントロールされている。

 「SCNは、いわばオーケストラの指揮者のように、約24時間の周期の体内時計を調整しています。SCNが不調になると、こうしたリズムが乱れ、規則正しい睡眠や食事などのリズムも失われてしまいます」と、トロント大学のジェサ ギャンブル氏は言う。

 ギャンブル氏は概日リズムに関する研究しており、概日リズムは日の光の影響を受けやすく、日照時間の変化に対応して体内時計が調整されていることを解明してきた。

 気分の変調をきたし、うつ病のような症症が起こる「季節性感情障害(季節性うつ病)」は、日照時間が短い冬に起こりやすい。概日リズムにともない増減するメラトニンというホルモンが関わっていると考えられている。

概日リズムの乱れは糖尿病のリスクを高める

 休日はいつもより遅くまで寝ているなど、平日と休日で生活パターンに時差があると、平日に時差症状が出る場合がある。不規則な生活などが原因で、体内時計と生活時間との間にずれが生じるのが「社会的時差ぼけ(ソーシャル ジェットラグ)」だ。

 休日に夜ふかしや朝寝坊をして就床時刻や起床時刻がずれると、それをきっかけに体内時計が乱れやすくなる。週末や休日だけの生活リズムの乱れと軽く考えがちだが、体への影響は決して少なくない。

 概日リズムの乱れは2型糖尿病のリスクを高めることが、米国のメイヨークリニックの研究でも明らかになっている。

 インスリンを分泌する膵臓のβ細胞、糖を取り込む骨格筋、糖を産生する肝臓の細胞などは概日リズムの影響を受け、協調し合うことで血糖値を一定に保つよう機能している。概日リズムが乱れると、これらの器官でインスリン分泌とインスリン作用がうまくいかなくなる。

 「概日リズムの乱れが、2型糖尿病や肥満、メタボ、睡眠障害などの新たな環境リスク要因である可能性が強いのです。概日リズムが破壊されると、血糖値を一定に保つ体の恒常性が乱れる原因になります」と、メイヨークリニック生理・生物医学部のアレクセイ マトヴェイエンコ氏は言う。

体内時計を調整するための6ヵ条

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 過去の研究では、社会的時差ぼけによって昼間の眠気が起こり、頭の働きの低下や抑うつを増やし、仕事のパフォーマンスも低下することも報告されている。

 「現代人の働き方が睡眠や健康にどういった影響を及ぼすのかを、社会全体で考える必要があります」と、米国睡眠医学会では述べている。

 社会的時差ぼけを防ぐために、概日リズム(体内時計)に狂いが生じないように生活スタイルを工夫することが必要だ。

 同学会によると、次のことを実行すると体内時計のずれを解消しやすいという――。

1 朝は同じ時刻に起きる

 規則正しい生活によって、体内時計がホルモンの分泌や生理的な活動を調節し、睡眠に備えて準備してくれる。この準備は自分の意志だけではコントロールできない。

 多くの人は、日照時間が短く暗い秋冬の朝は、起きるのがつらい。太陽光が乏しいこの季節は、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌時間が延長しやすいと考えられている。メラトニンは概日リズムに影響する。

 メラトニンは明るい光によって分泌が止まる。また、起床時間が毎日ばらばらだとメラトニンの分泌する時間がずれてしまう。

 体内時計を整え、体を睡眠に導くために、朝は毎日同じ時刻に起床し、日光を浴びることが大切だ。

2 朝食をきちんと食べ、夜遅くに食事をしない

 朝食は体内時計を正常化するために、もっとも重要な食事だ。生活が「夜型」になり、朝食を抜くと、体内時計が乱れて、肥満や2型糖尿病などのリスクが上昇するという研究が発表されている。

 体内時計を整えるために規則正しい食事が望ましい。そのために、夜遅い時間に食事しないことも大切。

 食事で摂取した食べ物が消化・吸収されるまでに2~3時間が必要となる。夜遅い時間に夕食をとると、胃の消化活動が活発になり、大脳皮質や肝臓の働きが活性化し、結果として睡眠が妨げられる。

3 適度な運動が良い睡眠をもたらす

 日中に体をアクティブに動かし運動する習慣のある人は、質の良い睡眠を得られるという調査結果がある。1日30分のウォーキングなどの運動を習慣化すれば、睡眠の質を高められるだけでなく、2型糖尿病や肥満の対策・予防にもつながる。

4 就寝1~2時間前に入浴して深部体温を上げる

 寝る少し前に体の奥の体温である「深部体温」をいったん上げると、その後に下がって、眠りに入りやすくなる。入浴には加温効果があり、運動と同じように体温を一時的に上げる。就寝1~2時間前に入浴すると深部体温が上がり、その後に睡眠に入りやすくなる。

5 光で体内時計を整える

 朝に太陽光を浴びると体内時計が24時間周期にリセットされる。起きたらまずカーテンを開けて、自然の光を部屋の中に取り込むと効果的だ。

 反対に夜に強い光を浴びると睡眠が妨げられる。夜の光には体内時計を遅らせる作用があり、時刻が遅くなるほどその力は強まる。照度が低い家庭照明であっても、長時間浴びると体内時計が乱れる原因になる。

6 寝る前にスマートフォンを使わない

 スマートフォンやタブレット端末、パソコンの画面にも注意が必要だ。スマートフォンなどの画面に含まれるバックライトには波長の短いブルーライトが含まれており、体内時計に影響を与えやすい。

 スマートフォンは目のすぐ近くで操作するので特に影響が強い。寝る前にはスマートフォンを操作しないようにしよう。

An emerging connection between circadian rhythm disruption and type 2 diabetes mellitus(メイヨークリニック 2018年5月22日)

Timing is Everything: Modern life is 24-7, but there may be negative consequences to defying our body’s internal clock(トロント大学)

Delayed first active-phase meal, a breakfast-skipping model, led to increased body weight and shifted the circadian oscillation of the hepatic clock and lipid metabolism-related genes in rats fed a high-fat diet(PLOS ONE 2018年10月31日)

New clinical guideline to help clinicians treat circadian rhythm sleep-wake disorders(米国睡眠医学会)

[ Terahata ]

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糖尿病は「脂肪が肝臓からすい臓にあふれ出して」

発症するということが判明

2019年12月25日 07時00分

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by congerdesign

生活習慣病である2型糖尿病の症状が安定した人と、一度安定した糖尿病の症状が再発した人を比較する研究により、糖尿病は「余剰となる脂肪が内臓にあふれ出して発生する」というメカニズムが原因であることが突き止められました。

Hepatic Lipoprotein Export and Remission of Human Type 2 Diabetes after Weight Loss: Cell Metabolism

https://www.cell.com/cell-metabolism/fulltext/S1550-4131(19)30662-X

Type 2 diabetes study – Press Office – Newcastle University

https://www.ncl.ac.uk/press/articles/latest/2019/12/type2diabetesstudy/

Type 2 Diabetes Triggered by Overspill of Fat from Liver into Pancreas

https://www.genengnews.com/news/type-2-diabetes-triggered-by-overspill-of-fat-from-liver-into-pancreas/

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イギリスのニューカッスル大学に勤めるロイ・テイラー教授が率いる研究チームは、イギリスの国民保健サービス(NHS)が実施した大規模な糖尿病寛解臨床試験(DiRECT)の結果を元に、「糖尿病が寛解(症状が落ち着いて安定した状態)した人」と「糖尿病が寛解した後再発した人」を比較する研究を行いました。

今回の研究から2年前に行われたDiRECTでは、カロリー制限のある食事により参加者の4分の1が15kg以上の減量に成功し、参加した糖尿病患者10人のうち9人の症状が寛解するという成果が上がりました。そこでテイラー教授は、以前DiRECTに参加した人を集めて、改めて健康診断を実施しました。その結果、元DiRECT参加者の大半が糖尿病を再発しておらず、糖尿病の治療薬を一切服用していないことが分かりました。しかし、一部の参加者は糖尿病が再発しており、体重も元通りになってしまっていました。

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by Michal Jarmoluk

次に、テイラー教授が糖尿病が寛解した人の血液を検査して、肝臓で生成される中性脂肪の1種であるトリグリセリドの血中量を計測したところ、正常な値だということが確認されました。また、内臓をスキャンした結果から、すい臓にも脂肪が蓄積されておらず、すい臓のインスリン生成機能も十分に働いていることが分かりました。

一方、糖尿病が再発してしまった人の血中トリグリセリド量は、糖尿病が寛解した時に比べて激増しており、すい臓にも脂肪が大量に蓄積されていました。テイラー教授はこの結果について、「人が皮下に蓄えることができる脂肪の限界量には個人差がありますが、この限界量を超えると脂肪は肝臓に蓄積されます。そして、肝臓に脂肪が蓄積されすぎると、今度は脂肪がすい臓などの他の器官にあふれ出すようにして蓄積されます。これにより、すい臓でインスリンを生産しているすい臓β細胞が機能不全を起こし、2型糖尿病が引き起こされるのです」と述べました。肝臓とすい臓の両方に蓄積された脂肪が糖尿病を引き起こしているというメカニズムを、テイラー教授は「ツインサイクル仮説」と呼んでいるとのこと。

テイラー教授はさらに、「ツインサイクル仮説によれば、2型糖尿病が『体内に過剰な脂肪が蓄積されている』という、ごくシンプルな状態であるとみなせます。言い換えれば、継続的な食事療法により脂肪を減量させることができれば、2型糖尿病は解消可能だということです」と述べて、今後はより効果的な糖尿病の予防や治療が可能になるとの見方を示しました。

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「糖質ちょいオフ」、最強の糖尿病撃退食

BOOKウォッチ2019/12/24 14:01

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 出版界は健康ブーム。中高年向け週刊誌は今や健康雑誌と化している。特に糖尿病への関心は高い。主婦の友社は『医師がすすめる糖尿病に効く たんぱく質たっぷり・糖質ちょいオフ レシピ120』(監修:栗原毅)を出版した。

写真は『医師がすすめる糖尿病に効く たんぱく質たっぷり・糖質ちょいオフ レシピ120』(主婦の友社)

 肉をご飯の前に食べると血糖値の上昇が穏やかになり、肉や卵を食べるだけで血糖値、 ヘモグロビンA1cが下がる――太り過ぎ、 糖尿病の人が制限すべきはカロリーではなく「糖質ちょいオフ」 。やり方はとっても簡単。糖質を10%減らすには、ご飯、 パン、麺を1割減らすだけでOK。しかも「かさ増しレシピ」ならお腹も大満足!心おきなく食べられる。

写真は同書より「鮭と豆腐のレンジ蒸し」

 高野豆腐ハヤシライス」 「しそ巻き一口ステーキ」「スコッチエッグもどき」「鮭と豆腐のレンジ蒸し」など、医師がすすめる美味しいレシピを紹介している。

 ちなみに「しそ巻き一口ステーキ」のレシピはこんな感じだ。

<材料(2人分)>  牛もも薄切り肉(赤身)…200ℊ

 青じそ…6枚(6ℊ)

 長ねぎ…1/2本(60ℊ)

 ミニトマト…4個(60ℊ)

 塩…小さじ1/4

 こしょう…少々

 オリーブ油…小さじ1

 レモンのくし形切り…1/4個分

<作り方> 1. ラップを広げ、牛肉を少しずつ重ねながら広げ、塩、こしょうをふる。

 青じそを並べて端から巻く。ラップで棒状に包んで冷蔵庫で15分冷やしラップの上から6等分に切ってラップをはずす。肉の巻き終わりをつまようじでとめる。

2. フライパンに油を熱し、1.を入れて両面中火で焼く。

 2cm長さに切った長ねぎミニトマトもいっしょに焼き、器に盛ってレモンを添える。

写真は同書より「しそ巻き一口ステーキ

BOOKウォッチ編集部

「糖質ちょいオフ」、最強の糖尿病撃退食

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糖尿病に手を差し伸べる新型「医療保険」の正体

アプリで健康増進、保険料還元で動機づけ

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台湾のH2社が開発した糖尿病患者向けアプリの画面(撮影:梅谷秀司)

 

生命保険会社が、生活習慣病の中でも患者数が多い糖尿病の重症化予防の領域に踏み込み始めている。SOMPOホールディングスの子会社であるSOMPOひまわり生命は、12月24日から糖尿病患者向けの新商品である医療保険「ブルー」を発売する。

医療保険に加入するには高い保険料を払わなければならなかった糖尿病患者に対して、入院一時金などの保障を提供するとともに、血糖値や血圧、食事、運動などをアプリで記録・管理することで、重症化を予防する仕組みを提供するのが特徴だ。

糖尿病患者の数は過去最多、329万人に

健康な人が病気になることを予防するため、健康状態などに応じて保険料が変動する健康増進型保険はすでに提供されている。生保各社はさらに一歩踏み込み、すでに病気にかかり、治療を受けている人を対象にしようとしている。

厚生労働省の「患者調査の概況」(2017年、3年ごとに調査)によると、糖尿病の患者数は2014年の調査から約12万人増え、過去最多の約329万人になっている。糖尿病になるリスクが高い「予備軍」は1000万人以上もいるとされる。

「サイレントキラー」(静かなる殺人者)と呼ばれる糖尿病は、自覚症状がないまま症状が進行し、悪化すれば合併症などを引き起こすことも少なくない。その一方で、適切な治療と生活習慣の改善などで重症化を予防できることもわかっている。

ただ、いったん発症すると完治は困難であり、健康な人より入院などの確率が高くなる。そのため、入院や手術をカバーする医療保険や死亡保険に加入することはごく軽度の糖尿病を除いて困難だった。糖尿病の持病があったり、過去にかかったことのある人向け専用の保険商品はあるが、保険料が高いうえに保障範囲にも制限がつく場合が多かった。

【2019年12月24日8時2分追記】初出時に一部誤字がありました。表記のように修正いたします。

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【阪神】岩田が糖尿病患者にエール

「日々挑戦して、楽しい人生を」

2019年12月21日 19時10分
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表彰式の受賞者と記念撮影する阪神・岩田(後方中央)

 阪神・岩田稔投手(36)が21日、大阪市内のホテルで糖尿病患者支援のプロジェクト「IWATA PROJECT 21」の一環として「挑戦をあきらめない 阪神タイガース・岩田稔選手をみんなの挑戦動画で応援しよう!」キャンペーンの表彰式に出席した。

 医療検査機器メーカーのアークレイ株式会社が、一般ファンに「挑戦」をテーマにした1分以内の動画か写真を募集。最優秀作品には岩田と同じ1型糖尿病と闘いながら自転車競技を続ける順天堂大3年の野島理紗子さん(21)が選ばれた。

 岩田は「本当にみんないい作品ばかりだったので、悩みました。全部、最優秀賞をあげたいと思いました。あきらめないことを忘れずに、日々、挑戦していって、楽しい人生を送ってくれたらなと思います。皆さんに負けないように、僕も頑張るので、これからも応援よろしくお願いします」とあいさつした。

【阪神】岩田が糖尿病患者にエール「日々挑戦して、楽しい人生を」  : スポーツ報知

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糖尿病が心臓病や脳卒中の死亡リスクを2倍に上昇 

ある患者の告白

2019年12月19日

 

44歳で心筋梗塞になり糖尿病の危険性に気づいた女性

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 高校教師の米国人女性、Christina Herreraさんが、仕事中に動悸や息切れといった症状を感じたのは44歳のときだった。

 救急車で病院に運ばれ心臓カテーテル検査を受けたところ、血管が3ヵ所詰まり心筋梗塞になっていることが分かった。当初はすぐ職場に戻れると思っていたが、最終的に3ヵ所のバイパス手術を受けることになった。

 Herreraさんにとって心臓発作は晴天の霹靂だったわけではない。両親ともに糖尿病にともなう心疾患で死亡しており、妹が糖尿病による心臓の合併症で亡くなったのはわずか35歳のときのことだった。

 Herreraさんは心臓発作を経験する以前に糖尿病予備群とは言われていたが、2型糖尿病とは診断されていなかった。コレステロール値が高いことから、炭酸飲料を控えるなどして自己管理に努めていた。

 彼女は、「自分で病気をコントロールできると考えていた。しかも家族歴があったのに、糖尿病と心疾患を結び付けて考えておらず、完全に現実から目を反らしていた」と振り返る。

 実際のところ、2型糖尿病患者は心疾患や脳卒中で亡くなるリスクが糖尿病でない人に比べて2倍高いにもかかわらず、米国心臓協会(AHA)と米国糖尿病協会(ADA)の調査では、45歳以上の2型糖尿病患者のうち、その事実を理解している人は半数に過ぎないという。

 米ジョンズ・ホプキンス大学医学部教授でADAヘルスケア・教育部門前部門長のFelicia Hill-Briggs氏は、「糖尿病は非常に複雑な疾患で、その管理は単純ではない」と述べている。

 同氏は、「糖尿病患者は疾患管理について継続的に教育を受ける必要があるが、保険が適用される教育機会は限られていることが多い」と指摘。

 「糖尿病の理解が乏しいと、『何も症状を感じなければ大丈夫だろう』と思っていたり、糖尿病に苦しむ家族や友人がいる人では、『合併症は避けられないもの』と考えている患者もいる」と懸念を示している。

 同氏はまた、医療従事者には患者が希望を持てるような介入が重要であって、「人生には変えられることがあり、合併症は避けられないものではないとの理解を促すための支援が必要」と述べている。

 具体的な方法の1つとして、「血糖降下薬を服用していないときと服用しているときの血糖値を1日通して記録してもらうと良い」と提案している。「その違いを目にすると、患者の行動を大きく改善することも可能であり、希望を感じてもらうこともできる」という。

 Herreraさんにとっては、心臓の手術が変化のきっかけとなった。「自分自身を省みて、どのような食事をとるべきかを学び直し、欠かさず定期的に受診するようになった」と振り返る。

 彼女には12歳になる男の子がいる。彼女は今、自分が前向きに健康を意識して生活していることで、糖尿病や心疾患になりやすい家系の影響が息子になるべく及ばなくなることを期待している。

[HealthDay News 2019年12月2日] 関連情報

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[ Terahata ]

日本医療・健康情報研究所

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糖尿病の予防、「筋トレ」が最もコスパが高い方法だった

石川義弘:横浜市立大学大学院医学研究科 循環制御医学 主任教授

2019.12.19 4:30

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糖尿病予防に「筋トレ」がおすすめな理由とは? Photo:PIXTA

糖尿病は、失明や腎臓病、心筋梗塞を引き起こす怖い病気です。中年を過ぎると発症する確率が非常に高くなるため、注意しなければいけません。糖尿病といえば、太っている人がかかる病気というイメージがありますが、必ずしもそうではないことをご存じでしょうか? 厚生労働省の調査によると日本の糖尿病患者は1000万人を超え、糖尿病予備群とされる人の数は1000万人に上るといわれています。では、どうすれば糖尿病は防ぐことができるのでしょうか? 糖尿病になってしまったら、どのように対処すればいいのでしょうか? 横浜市立大学大学院医学研究科循環制御医学教授である石川義弘医師が解説します。

糖尿病で血管がボロボロ

失明、腎不全、心筋梗塞のリスクに

 糖尿病とは、血中の糖の割合が高くなる病気です。ただ、血中の糖の割合が多少高くなること自体は、怖いことではありません。糖尿病が引き起こす臓器障害こそが怖いのです。

 糖尿病が進むと血管が砂糖漬けになってボロボロになります。血管障害が目に起これば糖尿病性網膜症になって目が見えなくなりますし、腎臓に起これば糖尿病性腎症で腎不全になります。心臓に起これば心筋梗塞になります。糖尿病は日本人が失明する原因の上位を占めていますし、人工透析の原因の1位も糖尿病です。

 しかし、糖尿病の初期の段階では何も症状がありません。尿に糖が出たり、のどが渇いたりするくらいですから、おそらく仕事や日常生活に何の影響もないでしょう。だからこそ、怖い病気だといわれているのです。

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糖尿病の原因は欧米型の食事

 糖尿病の治療には、インスリンを使用します。インスリンとは、すい臓で分泌されるホルモンの一種で、血液中の糖分を筋肉へ送りこんでエネルギーとして利用します。子どもに多い1型の糖尿病は、免疫の異常によりインスリンを作る細胞が壊れてしまう病気で、最初からインスリン注射が不可欠です。肥満などが原因の2型の糖尿病は、生活改善や経口薬で血糖値を十分にコントロールできなくなった場合にインスリン注射を併用することになります。

 日本人は太っていなくても糖尿病になりやすいといわれていますが、それは日本人のインスリンの分泌量が欧米人に比べると多くないからです。それなのに欧米人のようにハンバーガーやポテトフライなどを急にたくさん食べる欧米型の食事が普及するようになって、肥満や栄養過多の人が増えてしまいました。

 インスリンは、すい臓の中にある特殊なインスリン分泌細胞(β細胞)で作られており、糖を筋肉に取り込ませて血糖値を下げる働きがあります。健康なときは十分な量のインスリンが分泌されますが、血糖値が高い状態が続くと、増えてしまった糖を筋肉に取り込むために、さらにたくさんのインスリンが分泌されるようになります。

 ところが、そのうちにβ細胞はインスリンを出すことに疲れてしまい、だんだん分泌が落ちてきてしまいます。インスリンの分泌が落ちているのに、糖をたくさん摂取し続けていると、糖は筋肉に取り込まれなくなり、多量の糖が血液中に流れることになって、血管が砂糖漬けになります。これが糖尿病です。

 糖尿病には遺伝も関係しています。特に両親が糖尿病の人は注意しなければいけません。40~50代のビジネスパーソンの親世代の人たちは、今よりも圧倒的に健康に良い暮らしをしていました。ハンバーガーを食べる機会も少なかったですし、階段を使うことも多かったことでしょう。つまり、今は遺伝に加えて、糖尿病になりやすい環境にあるのです。糖尿病を避けるには、生活習慣に気をつけつつ、適度に運動して、太り過ぎない、食べ過ぎないようにしなければなりません。

 

糖尿病は健康診断で見つけよう

HbA1cが6.0を超えたら即改善を

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石川義弘医師
横浜市立大学大学院医学研究科 循環制御医学 主任教授
エール大学医学部留学を経て横浜市立大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院科研究員、コロンビア大学、ハーバード大学医学部助教授、ラトガース大学医学部教授・同付属病院指導医(循環器内科)等を経て現職。日本および米国医籍登録(ペンシルベニアおよびニュージャージー)。病気についての正しい知識をやさしい言葉で紹介する「Open Doctors」の監修医師も務めている。

 糖尿病は初期症状があまりないので、なかなか気づくことができません。尿に糖が漏れて甘い匂いがするという徴候もありますが、わかる人はそう多くありません。かつては立ち小便をしたらアリが寄ってきたので糖尿病に気づく、ということもありましたが、今は立ち小便をする人なんていないでしょう。

 糖尿病かどうかを判断するには、健康診断を受けてチェックするのが一番です。糖尿病は健康診断でわかる血糖値と尿糖とHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の数値で判断します。健康診断で血糖値と尿糖とHbA1cの数値が一つでも基準値を超えたら、病院で再検査してもらうことをおすすめします。たまたまそのとき、砂糖などの取りすぎで血糖値が上がってしまうこともあるので、複数回検査したほうがよいでしょう。

 HbA1cの数値が6.0を超えたら異常値です。とはいえ、この段階なら薬を飲まなくても、ダイエットや運動、食事を控えたりすることで十分改善が期待できます。赤信号の数値は6.5。7.0を超えたらかなり真剣に対処しないといけません。

 健康診断で発覚する糖尿病なら、薬を飲んでコントロールできることが多いといえます。しかし、糖尿病が進んでいることに気づかずに心筋梗塞などを引き起こしてしまうと、入院も必要になるし、仕事から離れる期間も長くなる。なにより寿命が短くなってしまう。つまり、治療に大きなお金がかかります。

 

 私の先輩ドクターに、忙しくて健康診断を受けていなかった人がいました。徐々に痩せてきたので尋ねてみると、「今、ダイエットをしているから」と言っていましたが、ある日突然、心筋梗塞で亡くなってしまいました。そのあとで調べてみたら、HbA1cの数値は12~13という、とんでもない値になっていました。そのドクターも健康診断を受けていたら予防できていたはずです。これこそ医者の不養生ですね。

 会社で健康診断が義務付けられているビジネスパーソンはいいですが、中小企業のオーナーや個人事業主は健康診断を受けていない方がたくさんいます。糖尿病の女性も増えていますが、ビジネスパーソンの妻の女性は健康診断を受けていないことが少なくありません。今は自治体で無料の健康診断を行っているので、ぜひ活用してください。

筋肉を増やせば糖尿病の薬は減らせる

 糖尿病は初期の段階なら、生活習慣を正して、運動と食事に気をつけるだけで、おそらく2~3カ月後には正常値に戻ります。その場合、治療にお金はかかりません。タダです。ビジネスパーソンならタクシー代などの節約にもつながります。

 2~3カ月で元に戻らなければ、薬を飲むことになるでしょう。それでも初期の段階なら、飲み薬を1カ月ほど飲んでいれば、血糖値が落ちついてきます。薬はその後も飲み続けなければいけませんが、1年ぐらいかけて徐々に運動量を増やし、体を筋肉質にしていけば、薬の量は減らしていくことができます。

 筋肉が多くなれば、糖をたくさん取り込んでくれます。筋肉量を増やす筋トレも有効ですが、なかなかハードです。筋トレを続けるのが大変ならば、今ある筋肉に効率的に糖を使わせる有酸素運動がおすすめです。何がいいか、ではなく、何なら続けられるか、のほうが重要です。

 例えば、ビジネスパーソンなら、これまでエレベーターで5階のオフィスまで上がっていたところを階段で行くようにする。半年も続ければ、脚の筋肉もついてくるし、ウエストまわりも引っ込んでカッコよくなるでしょう。同時に、糖尿病の薬も減らすことができます。

 つまり、ビジネスパーソンは、カッコよくなると糖尿病の薬がいらなくなるんですよ。一石二鳥の効果を狙って、糖尿病予防を始めてみましょう。

(本記事はOpenDoctors[オープンドクターズ]からの提供記事です)

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糖尿病で右足切断プロレスラーの谷津嘉章、

聖火ランナーに選ばれ「必ず走り切りたい」

2019.12.18

 

1976年にレスリング日本代表としてモントリオール五輪に出場後、プロレスラーに転向し活躍した谷津嘉章(63)が、2020東京五輪の聖火ランナーに選ばれた。栃木県実行委員会推薦ランナーに選ばれた谷津はENCOUNT編集部に喜びと決意を語った。

 1976年にレスリング日本代表としてモントリオール五輪に出場後、プロレスラーに転向し活躍した谷津嘉章(63)が、2020東京五輪の聖火ランナーに選ばれた。栃木県実行委員会推薦ランナーに選ばれた谷津はENCOUNT編集部に喜びと決意を語った。

 谷津はこの6月、糖尿病による壊疽で右足の膝下7センチのところで切断する大手術を受けた。壮絶な痛みと苦しみを乗り越え、現在、義足をつけて歩けるまでに回復している。

「右足切断手術の直後から、聖火ランナーとして復活するのを励みにリハビリに取り組んできました。夢がかなって感慨深いですが、まだまだこれから。日常生活用の義足ではなく、走るための義足を新しく作り、トレーニングをしないと走れるようになりませんから。義足のメーカーや病院にサポートをお願いし、伴走者を募らなくてはいけません。みなさんの助けを借りて一歩一歩踏みしめ、必ず走り切って、今度は自分が障害者の励みになりたいですね」

 切断の原因となった糖尿病のコントロールはバッチリ。

「HbA1cは5.7%、空腹時血糖値は122mg/dLとかなり良い。数字が良いからといって気を抜かず、がんばりますよ」

 谷津は足利大学附属高校出身という縁で、栃木県実行委員会推薦ランナーとして選ばれ、3月29日、栃木県足利市内を走る予定だ。

糖尿病で右足切断プロレスラーの谷津嘉章、聖火ランナーに選ばれ「必ず走り切りたい」 | ENCOUNT

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食べて飲みながら血糖値をコントロール不良にしないワザ

【糖尿病専門医が解説】

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写真はイメージ(C)PIXTA

【進化する糖尿病治療法】

 最近は忘年会に参加しない人が増えているようです。シチズン時計が10月に実施した意識調査では、ビジネス関連の忘年会の回数を「0~1回が適当」と答えた人が9割近く。1次会の時間も「2時間」が約半数を占め、帰りを気にする時間は「20時前」が4人に1人でした。もしかしたら何年か先には、忘年会という風習がなくなっているかもしれませんね。

 とはいえ、これはビジネス関連に限っての話。友人同士、親しい同僚同士などでは、忘年会を楽しむ人はまだまだ多いのではないでしょうか? 忘年会でなくても、「年末だし」「1年頑張った自分へのご褒美」などといった口実で、外食の回数が増えたり、暴飲暴食をしてしまったり、ということもあるでしょう。

 年末年始の過ごし方として念頭に置いていただきたいのは、「連日はやめる」。飲み会が続いたとしても、「昨日は存分に食べて飲んだから、今日は控える」という気持ちを持ってほしい。結果的に「今日も飲み過ぎてしまった」となっても、意識するのとしないのとでは違います。無意識にブレーキがかかるかもしれない。

「体重計で体重や体脂肪率などを毎日チェック」も、ぜひやってほしいことです。どういうふうに食べて飲んだら体重が増えるのか、逆にどういう食べ方飲み方をすればダメージを最小限に抑えられるのか、体重や体脂肪率などの変動から読み取れると思います。

 ある職場では、「宴会では枝豆を最初に、鶏の唐揚げを最後に」と書かれたポスターが貼ってあるそうです。その職場は営業職が多く、彼らは夜の会食が普段から頻繁にある。かつ、外回りが中心のために食事時間も不規則になりがち。男性が中心で、女性と比較して料理に関する知識に乏しく、宴会時にどうしても揚げ物や肉料理に偏って注文してしまう。そのせいもあり、メタボの人が多い。「規則正しい食生活を」「カロリー抑えめに」と産業医などが言っても改善が見られない……というより、改善が難しい。夜の会食も仕事のうちですから。そこで実現可能な策として、前出のポスターを作製したとか。

 枝豆は大豆と野菜の栄養を兼ね備えており、ビタミンB1、B2を豊富に含みます。ビタミンB1には糖質を分解する作用があり、ビタミンB2には脂質を分解する作用があります。糖質と脂質を代謝し、エネルギー源にする作用が期待できるため、つまみとして最初に食べるのは非常にいい。

 もちろん、ほかの食品にも同様の作用が期待できるものがありますが、枝豆はたいていの飲食店にありますし、「ビタミンB1、B2を豊富に含むものを最初に食べましょう」と言われるよりも、記憶に残りやすく、実行に移しやすい。

■宴会シーズンに役立たせる

 こういったほんのちょっとの工夫も、続ければ大きな成果につながります。その職場では、血圧計をデスク周りにおいていつでも誰でも測れるようにするなどの“ほんのちょっとの工夫”をほかにもしており、社員のみなさんの健康意識が少しずつ上がってきているそうです。

 この試みの素晴らしいところは、“ほんのちょっとの工夫”に加え、社員みんなで取り組める内容にしていること。職場環境と健康は密接な関係にあります。一人で思い立っても行動に移しづらいことはたくさんある。営業職であれば、「会食をなくす」ことはできない。会食ありを前提に、みんなでできることを掲げているところに意味があるのです。

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最新研究で判明 

今こそ白米を含む「和食」に注目すべき理由

ライフ

2019.12.16 16:00  週刊ポスト

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糖質制限ブームに警鐘が鳴らされた

 

 近年は食事の際に米を抜く「糖質制限」や「減塩」こそが健康長寿に不可欠とされてきた。しかし、そんな定説を覆す研究結果がNHKスペシャルで紹介され、議論を呼んでいる。

「糖質こそが人間の活動で最も重要なエネルギー源です。それを制限することは、深刻な病気リスクの高まりを意味します」

 そう語ったのは、米シモンズ大学教授のテレサ・ファン博士。ハーバード公衆衛生大学院でも非常勤教授を務める彼女の研究は、11月24日に放送されたNHKスペシャル『食の起源 第1集「ご飯」』で紹介されて大きな反響を呼んだ。

 シモンズ大学が13万人の食生活と健康状態を20年以上追跡調査し、普段の食生活で糖質の摂取量が標準的な人(総カロリーの60%が糖質)と、とくに少ない人(総カロリーの35%が糖質)を比べると、後者の死亡率が1.3倍以上に高まった。

 そもそも、糖質制限には高血糖を招く原因となる糖質を減らすことで糖尿病を予防する効果が期待されてきた。しかし、このことにも疑問符が付き始めている。

 糖質制限ブームもあって2002~2014年の12年間で日本人の糖質摂取量は一日平均で15g減ったが、糖尿病患者はおよそ100万人増加した。この矛盾は、「糖尿病のパラドクス」と呼ばれる。

「実は白米抜きなどの糖質制限が、糖尿病の原因になる可能性があるんです」と指摘するのは、浜松医科大学名誉教授で内科医の高田明和氏だ。

「糖質制限で体内のブドウ糖が不足すると、『コルチゾール』というホルモンが分泌されて、筋肉を分解して糖を生み出す『糖新生』という反応が起こります。その際、コルチゾールはせっかく上がった血糖値を維持するために、血糖値を下げる働きをする『インスリン』の効きを悪くします。結果として血糖値を低くコントロールすることができず、糖尿病になる可能性があります」(高田医師)

 豪メルボルン大学の研究チームが2016年に科学雑誌『nature』オンライン版に発表した論文では、「低炭水化物食」(糖質制限食)を与えたマウスは、インスリンを生成する「β細胞」の機能が減少していた。

 長期の糖質制限が「脳」に与える影響も深刻だ。

「白米を食べないなどでブドウ糖が欠如すると、脳細胞に栄養を与えるグリア細胞が機能しなくなります。糖質制限を長く続けると脳機能が衰え、認知症を発症するリスクが増します。最近の高齢者の交通事故の増加とも関係があると危惧されています」(高田医師)

 都築准教授の研究でも、糖質制限食を与えたマウスは、一般的な食事のマウスより記憶力が半分程度に低下した。白米を食べ続けることは、健康寿命を延ばすこともつながるのである。都築准教授は、今こそ白米を含む「和食」に注目すべきと指摘する。

「たんぱく質、脂質、糖質という三大栄養素は人間が何千年も前から摂取してきたものであり、短期間でガラリと変えて糖質を摂らないようにすると、人体に影響が出て当然です。

 日本人が長寿である要因の一つは和食であり、中でも主食である白米は重要な栄養分。歴史的には、白米を美味しく食べるためのおかずを工夫することで和食や日本料理が発達し、糖質をうまく処理できるような腸内細菌が成長してきました。

 もちろん糖質の摂り過ぎは高血糖につながるので避ける必要がありますが、毎日の食事で白米と他の栄養素をバランスよく組み合わせることは、健康長寿に欠かせません」

 適度な糖質、すなわち「適糖」を心がけたい。

 

※週刊ポスト2019年12月20・27日号

最新研究で判明 今こそ白米を含む「和食」に注目すべき理由|NEWSポストセブン

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