糖尿病がある人は将来、心臓トラブルが生じるリスクが高い|日刊ゲンダイヘルスケア

糖尿病がある人は将来、心臓トラブルが生じるリスクが高い

「もっと早くに調べておけばよかった」

 医療の現場では、この言葉をよく聞きます。

「もっと早くに調べて病気を発見していれば治療の選択肢がもっとあったのに」「治る可能性があったのに」「こんなに苦しい思いをすることがなかったのに」――。患者さんにそんな後悔をしてほしくありませんから私が繰り返し言っているのは、つらい症状が出てくる前に検査を受けてください、ということです。

 今回も心不全に関する話です。狭心症や心筋梗塞などで心臓の機能が低下する心不全は、ある段階を過ぎると元には戻れません。特効薬もないので、ちょっとした動作でも息苦しさを感じながら日常生活の行動を大幅に制限された状態で、ゆるゆる死に向かっていくことになります。

 それを避けるためにも、糖尿病の患者さんには「心不全を起こすリスクが高い」としっかり認識してもらいたい。心不全には、心臓の収縮がうまくいかなくなる収縮機能不全タイプと、拡張がうまくいかなくなる拡張機能不全タイプとがあり、糖尿病の患者さんにリスクが高いのは拡張機能不全タイプになります。

 男女問わず、糖尿病、または高血圧や脂質異常症があり、50代を過ぎたら、一度は心臓の超音波検査を受けるべきです。「かかりつけ医が何も言っていないから大丈夫だろう」というのは、間違いです。

 たとえば糖尿病を専門とする医師は、心不全に至る道の「入り口」は注意を払って診ていますが、心不全という「出口」はあまり意識していません。一方、循環器を専門とする医師は、「出口」は専門分野であるものの、「入り口」はノーチェックになっていることが珍しくありません。

 ひとりの医師が「入り口」も「出口」もトータルで診るのは、残念ながら、今の医療体制では難しい。対策としては、患者さんが心不全リスクを念頭に置き、自ら動いて検査を受けるしかないのです。

 今回、コロナの外出自粛期間で活動量が減り、体重が増えた人が多くいました。緊急事態宣言は解除され、県をまたいでの移動も可能になったとはいえ、今でも在宅勤務が推奨されている人は少なくないでしょう。「外出自粛期間中ほどではないけど、以前ほどあまり外に出なくなった」という話もよく聞きます。

 今後、リモートワークが珍しくなくなることを考えると、糖尿病、高血圧、脂質異常症の患者さんは、ますます増えていくのではないかと予想しています。

 よっぽど意識して体を動かし、食事内容に気をつけていないと、容易に糖尿病などを発症してしまう時代に突入しているのです。

 今まで通りの生活を続けていればどうなるか。活動量が減れば筋肉が落ちます。筋肉が落ちれば将来的にリスクが高くなるのがフレイルです。筋力や心身の活力が低下した状態(虚弱)で、風邪や転倒でも寝たきりになる可能性が高まります。

 このフレイルは、心不全と密接に関係しています。心不全になると息苦しく動きづらくなるので、よりフレイルが進行します。フレイルでは腎臓の働きも悪くなることがあり、そうすると心臓にも負担がかかって、むくみが生じます。

 また、動かなければ筋肉量が減少して筋力や身体機能が低下する「サルコペニア」の状態に陥りやすくなります。サルコペニアやフレイル、そして心不全が重なれば、要介護・要支援の状態になりやすく、健康寿命が短くなることは明らかです。

 早めの心臓チェックとともに、少しでも活動量を増やせる工夫を積極的に取り入れること。それが、人生100年時代を生き生きと楽しく過ごせるための必須項目だと思います。

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看護師の書いた糖尿闘病記
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眠れない、急激な眠気が… 季節性うつや糖尿病の疑いもある(NEWS ポストセブン) – Yahoo!ニュース

眠れない、急激な眠気が… 

季節性うつや糖尿病の疑いもある

6/30(火) 16:05

 

 日本は世界一の不眠大国。「最近忙しくて常に眠い」「たっぷり眠ったはずなのに、なぜか疲れが残っている」…その眠気、いつまでも抱えていると、次は二度と目覚められなくなるかもしれない。睡魔がもたらすリスクを知れば、忙しいあなたもいますぐ寝床に入りたくなるはず。

 うつ病になると不眠症状を訴える人が多いが、雨晴クリニック副院長で睡眠専門医の坪田聡さんは「季節性うつ」では眠くなると指摘する。主に秋に発症し、春になると治る季節性の「冬季うつ病」は、過眠傾向になるのが特徴だ。

「発祥のメカニズムはまだ解明されていませんが、ヨーロッパでは北欧、日本では北日本での発症が多い。日照時間が短い地域のため、冬眠と同じように眠くなるのではないかと考えられています」(坪田さん・以下同)

 幻覚や妄想などの症状が出る「統合失調症」や、子供に多い「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」でも、眠気が出ることがある。

「これらの精神的な病気を抱えている場合、脳内物質の分泌がうまくいかなくなります。すると、日中、意識を覚醒させるのに必要なセロトニン、オキシトシン、ドーパミンなどの脳内物質が不足し、常に眠気を感じるようになる」

 良質な睡眠が取れないと、病気自体も悪くなりやすいため、悪循環に陥りやすい。高齢者の場合、外傷を放置することで眠気が起こることがある。

「転んで頭を打つなどした1~2か月後に、慢性的な眠気を感じるようになったら要注意です。『慢性硬膜下血腫』といって、転んでから時間をかけて頭の中でじわじわと出血が進み、脳を包んでいる『硬膜』という部分に血がたまっている状態になっている可能性がある。

“いつも寝てばかりいる”という高齢者にCT検査をしたら、脳に血がたまっていたことがありました。たんこぶができるくらい頭を打ったら、3か月くらいは注意して様子を見た方がいい。放っておくと意識障害に陥るケースもあります」

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年3000回「針を刺す」子どもたち 1型糖尿病を「治る病気」にするために | ハフポスト

年3000回「針を刺す」子どもたち 1型糖尿病を「治る病気」にするために

患者・家族らでつくる団体が、再生医療研究への支援を呼びかけている。

A-port

生涯、注射を打ち続けないと生きることができない……あなたはそんな人生を想像できるだろうか。現在のところ根治法がない1型糖尿病の子どもたちは、年間3000回にも及ぶ「針を刺す」日々を送っているのだという。

この出口のない苦しみから子どもたちを解放し、普通の生活を取り戻すことを目指して、患者・家族らでつくる日本IDDMネットワーク(本部・佐賀市)は、iPS細胞から膵臓をつくる最先端の再生医療研究への支援をクラウドファンディング「A-port」で呼びかけている

根本治療は移植のみ インスリンが手放せない日常

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1型糖尿病患者らとの意見交換、交流会に参加する東京大学医科学研究所の山口智之特任准教授(右)=日本IDDMネットワーク提供

1型糖尿病は、自己免疫の暴走によってインスリンをつくる膵島(膵臓内にある細胞群)β細胞が破壊され、血糖値を調節できなくなる難病だ。血糖値を下げる働きを持つインスリンが分泌されず、高血糖状態が続くと様々な合併症を引き起こす危険がある。

そのため、患者は1日に何度も針を刺して血糖値を測り、インスリンを4~5回も注射し血糖値をコントロールしなければならない。国内の糖尿病患者約1000万人のうち、1型の患者は10万~14万人と推定されている。

なぜ発症するのか、原因はわかっていない上、根本的な治療法としては膵臓、膵島移植しかないのが現状だ。周囲の理解と協力のもと、本人がインスリン注射などで血糖値を正しく管理できれば、健康な人と同じ生活をすることはできる。1型糖尿病と闘いながらプロで活躍するスポーツ選手もいるほどだ。

だが、小児期に発症するのはほぼ1型で、子どもたちは将来に続く長い人生を日々の痛みと不安を抱えながら生きていかなくてはならない。

4歳で発症した小学校2年生の女の子はこんなメッセージを寄せている。

「1日に何回もけっとうはかったりちゅうしゃをしなきゃいけないのがめんどくさいです。たまにいたいときがあるからいやです。いつもお母さんに聞いたインスリンのりょうをけいさんしてからじゃないと食べれないのでびょう気がなおったら、なんにも気にしないですぐに食べたいです」

患者と家族を支援し、病気根絶のための研究もサポート

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インスリンを注射する1型糖尿病の子ども=日本IDDMネットワーク提供

「泣き叫び逃げ回る子を抑えつけ針を刺すのは本当につらい。最初のうちは現実を受け入れられない親が少なくありません」

長男が1型糖尿病で、自身も患者である日本IDDMネットワーク職員、笹原加奈子さんはこう話す。

「発症原因もわからないので、どうしても親は自分を責めてしまいます。代われるものなら自分が代わってやりたい……といった思いに苦しみながら、状況を受け入れるのに1年から3年ぐらいかかるケースが多い。それだけに、この病気が治る方法があるかもしれないと想像するだけで涙がでてきます」

日本IDDMネットワークの「IDDM」とは、「インスリン依存状態」を示す英語の略語。同ネットワークはインスリンを常に補充しないと生活できない1型糖尿病患者を中心にその家族らとで1995年に設立された。

患者や家族への情報提供や交流、支援活動のほか、“1型糖尿病の根絶(=治療+根治+予防)”というゴールを目指し、2005年からは先進的な医学研究への資金助成にも取り組み、これまで4億円余を提供してきた。

動物の体内でヒトの膵臓をつくる研究

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iPS細胞を使った実験に取り組む東京大学医科学研究所の胚操作室

今回支援を呼びかけているのは東京大学医科学研究所の山口智之特任准教授らが進める、iPS細胞を使って他の動物の体内にヒトの膵臓を作り出す研究だ。研究が成功すれば、膵臓、膵島移植のドナー不足や移植後の拒絶問題なども含めて一挙に解決する可能性が高く、関係者の期待は大きい。

山口特任准教授は2017年に世界で初めてマウスのiPS細胞からラットの体内に膵臓をつくりだし、大きな注目を集めた。

「胚盤胞補完法(はいばんほうほかんほう)」と呼ぶ手法で、「受精卵由来の細胞」と「iPS細胞由来の細胞」から成り立つキメラ動物のラットを生みだし、その体内でマウスのiPS細胞由来の膵臓を生成することに成功。さらにその膵臓から膵島を取り出し糖尿病のマウスに移植すると、その後マウスは免疫抑制剤なしで血糖値を正常に保つことができた。

この仕組みを人間に応用した場合のイメージ図がこちらだ。

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日本IDDMネットワーク提供

日本では2019年、ヒトのiPS細胞を使って動物の体内で臓器をつくる実験がようやく認められた。ヒトへの応用へ向けて新たな段階に取り組み始めた矢先に今回の新型コロナウイルス禍が起きてしまった。緊急事態宣言で大学への立ち入りも制限された。実験はリモートではできないため、6月に再開されるまで研究は約2カ月ストップしてしまった。

山口特任准教授によれば、世界では欧米の研究者が中国と協力して同様の研究を進めているという。「研究中断は残念だったが、遅れを取り戻し5年後の2025年のゴールを目指したい」と語る。

マウスからヒトへの応用について、「壁は高いが、培ってきた技術で乗り越えられる手応えもある」と話す。これまで日本IDDMネットワークが主催する交流会やフォーラムに参加し、患者や家族の切実な思いを聞く機会も多かっただけに、研究の成功によって「日々不安を抱えて暮らしている患者さんに、普通の生活を取り戻してほしい」と願っている。

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山口智之特任准教授(右)=日本IDDMネットワーク提供

不治の病を治る病気に。子どもたちに未来を届けたい

笹原さんは「自分は無理かもしれないが、子どもの世代には1型糖尿病が『治る』病気になってほしい。ヒトの膵臓を動物内でつくれるようになれば、他の病気への治療や応用も可能になるでしょう。社会貢献の一つとして、多くの皆さんに協力を考えてもらえれば」と話している。

支援の受け付けは7月27日まで

今回のクラウドファンディングには、京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長や1型糖尿病患者である阪神タイガースの岩田稔投手が応援メッセージを寄せるなど注目を集め、当初目標の500万円を6月中に達成した。

現在はネクストゴールとして800万円を目指しさらなる支援を呼びかけている。詳細はこちら

(朝日新聞社デジタル・イノベーション本部 山内浩司)

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2型糖尿病・予備群にチーム制アプリ「みんチャレ」を提供し、目標歩数の達成率が2倍以上に(アスキー) – Yahoo!ニュース

2型糖尿病・予備群にチーム制アプリ「みんチャレ」を提供し、目標歩数の達成率が2倍以上に

6/26(金) 16:00

エーテンラボ、2型糖尿病・予備群に習慣化アプリ「みんチャレ」を提供し、生活習慣改善の効果を検証。目標歩数の達成率はみんチャレ使用群が57.5%、非使用群は26.5%と比較して高かった。 【もっと写真を見る】

 エーテンラボは6月26日、2019年10月から約3ヵ月間、神奈川県のプラットフォーム「神奈川ME-BYOリビングラボ」を活用し、2型糖尿病・予備群に習慣化アプリ「みんチャレ」を提供し、生活習慣改善の効果を検証した結果を発表。    みんチャレを活用したグループにウォーキング目標歩数の達成率の有意差が認められた。具体的には、目標歩数の達成率はみんチャレ使用群が57.5%、非使用群は26.5%と比較して高かった。  

 対象者は神奈川県在住・在勤の40~70歳の男女、5.6%≦HbA1c(ヘモグロビン糖化率)<7.0%、スマホ保持者。参加者はみんチャレを使用するグループ(使用群)と使用しないグループ(非使用群)に分かれ、みんチャレ使用群はアプリ上でチームを組み、仲間と励ましあいながら個人の目標達成を目指す。非使用群はチームではなく、自分1人で目標達成に取り組んだ。  

 AOI国際病院 内科統括部長で、糖尿病専門医の呉昌彦氏は「私が担当していた糖尿病患者さんの内、スマホが使える方にみんチャレをご紹介したところ、生活習慣の改善に前向きになったり、検査数値が改善したりととても良い兆候がみられました。糖尿病の治療・予防には、食事や運動の習慣を変える本人の努力が必要ですが、ハードルが高く苦労されている方もたくさんいます。その中で、行動変容を促すみんチャレのようなテクノロジーはこれからどんどん活用していくべきだと思います」とコメント。  

 東海大学健康学部健康マネジメント学科 講師の柴田 健雄氏(医学博士)は「みんチャレを利用して毎日チーム内でコミュニケーションをとることにより、健康意識が維持されて糖尿病予備群・軽度糖尿病患者の目標歩数の達成率、平均歩数が有意に向上したのだと思います。デジタルピアサポートを活用することで、生活習慣改善のための行動変容支援が可能になると期待しています」と語る。   文● ASCII

2型糖尿病・予備群にチーム制アプリ「みんチャレ」を提供し、目標歩数の達成率が2倍以上に(アスキー) – Yahoo!ニュース

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血糖値の改善に役立つ歯周病治療 糖尿病と双方向に影響するメカニズムとは?(AERA dot.) – goo ニュース

血糖値の改善に役立つ歯周病治療 糖尿病と双方向に影響するメカニズムとは?

2020/06/24 17:00

 歯周病は糖尿病、心筋梗塞、認知症など、全身の健康とも大きくかかわっていることが分かってきています。そのキーワードは歯周病による「慢性炎症」と考えられています。日本歯周病学会・日本臨床歯周病学会による公式本『続・日本人はこうして歯を失っていく』では、歯周病が全身の健康に悪影響に及ぼすメカニズムを解説しています。ここでは「糖尿病」「関節リウマチ」を抜粋して届けします。

*  *  *

 糖尿病は歯周病との関連について最も研究が進んでいる病気の一つです。糖尿病があると歯周病が進行し、歯周病があると糖尿病が悪化するというように双方向に影響します。このため、歯周病は網膜症や腎臓病、神経障害などの合併症とともに、糖尿病の6番目の合併症とされています。医師が参照する診療ガイドラインをはじめ、患者さんが使用する「糖尿病連携手帳」にもしっかりこのことが明記されています。

 糖尿病があると歯周病が悪化する原因の一つは、肥満など、メタボリックシンドロームの人の脂肪組織から多く分泌される「アディポカイン」という生理活性物質です。このアディポカインの産生が亢進すると、さらに他の炎症性サイトカインという炎症を亢進させる物質が放出され、これが全身を軽い炎症状態に至らせるとともに、歯周組織の炎症も悪化させます。

 こうして炎症が悪化し、重症化した歯周病がさらに炎症反応を引き起こし、血糖の代謝に悪影響を及ぼし、糖尿病を悪化させるのです。

 また、肥満度はそれほど高くなくても重度の歯周病を持っている人は、からだの炎症反応が高く、炎症性サイトカインが肝臓などの臓器や筋肉などがインスリンを使っておこなう糖の代謝を妨げ、インスリン抵抗性の状態を作り出していることも示唆されています。

 大事なことは、歯周病を治すことが血糖値の改善に役立つという点です。日本人の糖尿病患者を対象とした研究では重症の歯周病を持つ糖尿病患者に歯周病の治療をした結果、血糖値の指標であるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が統計的有意に約0・4%改善したという結果が得られています。

 また、過去に発表された糖尿病患者に歯周病の治療をした数多くの研究結果を解析したところ、「歯周病治療で改善するHbA1cは約0・4%」と報告されており、重度の歯周病の人がしっかり治療を受ければ血糖値が下がる可能性を示しています。

 糖尿病と合併症については、HbA1cを1%改善すると糖尿病関連死のリスクが21%、心不全が16%、心筋梗塞が14%、脳卒中が14%、微小血管障害が43%、末梢神経障害など細い血管の病気による手足の切断が37%予防できるとされています。

■関節リウマチ

 関節リウマチは自己免疫疾患の一つで、関節の滑膜という部分に炎症が起こり、「こわばり」「痛み」「腫れ」が生じる病気です。自己免疫疾患とは、本来ならからだに入ってきた異物を排除する免疫系が何らかの原因により、自分自身の細胞やタンパク質を異物ととらえて攻撃し、それによって起こる病気の総称です。関節リウマチの場合は攻撃が滑膜に起こり、進行すると骨や関節を破壊するのです。ただし、なぜこのようなことが起こるのか、明らかな原因はわかっていません。

 歯周病とリウマチに関する多数の研究報告を分析した調査で、関節リウマチの人たちはそうでない人たちに比べ、歯周ポケットの深さが1・17倍、歯の喪失は2・38倍、高いことが報告されています。一方、中等度、重度の歯周病患者は健常者と比べ、関節リウマチのリスクが高いことがわかっています。

 実は歯周病と関節リウマチの病因、病態には共通点が多いのです。

 いずれも患部に慢性的な炎症が起こっており、炎症性サイトカインや骨を壊す細胞が組織破壊を引き起こします。また、発症には遺伝的要因もあり、環境要因の喫煙が発症と悪化の要因という点も同じで、歯周病と関節リウマチに双方向の関係がある可能性があります。

 また、歯周病の患者さんは手指の機能障害のためにプラークコントロールが困難であることや、関節リウマチの治療薬で免疫力が低下し、それによる感染のしやすさから歯周病を併発しやすいこともあります。

 一方で、歯周病治療によって関節リウマチの病状が改善したという報告が、複数あります。歯周病治療により関節リウマチにかかわりが深いとされるシトルリンというアミノ酸の血清中の濃度や、P.g菌に対する血清抗体価が減ることなどが確認されています。

※『続・日本人はこうして歯を失っていく』より

≪著者紹介≫

日本歯周病学会

1958年設立の学術団体。会員総数は11,739名(2020年3月)。会員は大学の歯周病学関連の臨床・基礎講座および開業医、歯科衛生士が主である。厚労省の承認した専門医・認定医、認定歯科衛生士制度を設け、2004年度からはNPO法人として、より公益性の高い活動をめざしている。

日本臨床歯周病学会

1983年に「臨床歯周病談話会」としての発足。現在は、著名な歯周治療の臨床医をはじめ、大半の会員が臨床歯科医師、歯科衛生士からなるユニークな存在の学会。4,772名(2020年3月)の会員を擁し、学術研修会の開催や学会誌の発行、市民フォーラムの開催などの活動をおこない、アジアの臨床歯周病学をリードする。

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糖尿病、予備軍含め2000万人 放置で重症、透析必要に(NIKKEI STYLE) – Yahoo!ニュース

糖尿病、予備軍含め2000万人 放置で重症、透析必要に

6/24(水) 6:40

 新型コロナウイルス感染で、重症化につながる基礎疾患の一つとして注目された糖尿病。若い世代でも増え、放置すると心筋梗塞など深刻な疾病につながりかねない。発症の仕組みを知り、適切に予防したい。 糖尿病の種類や症状などの図解はこちら

糖尿病は、血液中の糖の濃度である血糖値が高い状態が続くことで、血管や細胞が傷つく疾患だ。その結果、全身に様々な合併症が現れる。初期段階は自覚症状がないのが特徴。杏林大学医学部(東京都三鷹市)の安田和基教授は、「合併症の症状が現れたときは既に進行している状態」と説明する。

 網膜症、腎症、神経障害が糖尿病の3大合併症とされる。糖尿病による網膜症は緑内障につぐ失明の原因疾患であり、腎症は人工透析を必要とする病気の1位を占める。神経障害が進行すると痛みや熱さを感じなくなり、けがややけどを負いやすくなる。

 また、血管を傷つける糖尿病は動脈硬化のリスクを高め、脳卒中や虚血性心疾患の原因にもなる。免疫機能を低下させるために、感染症にかかりやすくなる。うつ病、歯周病、がん、認知症との関連も明らかになっている。

 血糖値が高い状態が続くのは、すい臓から分泌されるインスリンが不足したり機能しなくなったりするためだ。

 通常、食事をとると血糖値が高まり、インスリンによって血液中に増えた糖が細胞に取り込まれエネルギーとなる。糖尿病には、このインスリンがほとんど分泌されなくなる1型と、インスリンの分泌量の低下や効きが悪くなる2型がある。

 このうち日本人の糖尿病の約9割を占めるのが2型。40歳以上に多く、遺伝的な体質、運動不足や食べ過ぎなどの生活習慣、ストレスや加齢などが関わっている。「同じような生活をしていても、2型の発症には個人差がある」(安田教授)。一方、1型は小児を含め幅広い年齢で発症する。免疫の異常などが関係するが、原因は不明なところも多いとされる。

 厚生労働省の2016年「国民健康・栄養調査」によると、糖尿病有病者と予備軍は、いずれも約1000万人。高齢者の増加のほか、小児を含む若い世代で2型の発症が目立つようになった。むさしの糖尿病・甲状腺クリニック(東京都武蔵野市)の田口学院長は「幼少期からの運動不足や、糖質過多の食習慣の影響も考えられる」と話す。

 日本人は欧米人に比べて体質的にインスリンを分泌する力が低く、糖尿病になりやすい。そこに食生活の欧米化が加わったことも、患者数増加の要因とされている。また、「最近増加傾向にある低出生体重児は、成人期の糖尿病発症リスクが高い」と安田教授は指摘する。  糖尿病は、血液検査で診断がつく。治療は初期の場合だと食事療法と運動療法を組み合わせるが、血糖値の変動が一定レベルを上回ると、飲み薬やインスリンの投与など薬物治療が行われる。

 また、合併症が起きたらその治療も必要になる。例えば、糖尿病腎症が重症化すると人工透析が必須となる。人工透析は「1回4~5時間を週3回。患者さんの苦痛と負担は大きい」(田口院長)。人工透析の医療費は1人あたり年間約480万円だが、保険で賄え、国の年間負担総額は1兆5700億円と推定されている。

 糖尿病対策で問題なのは、健康診断などで「今の生活のままでは糖尿病発症のリスク大」と指摘されても、自覚症状がないため放置する人が少なくないことだ。  高血糖を指摘されたら早めに専門医にかかる必要がある。何よりも若いうちから暴飲暴食を控えて肥満を予防し、適度な運動を心がけたい。

(ライター 仲尾匡代) [NIKKEIプラス1 2020年6月13日付]

 

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新型コロナ、健常者の糖尿病を誘発か–人民網日本語版–人民日報

新型コロナ、健常者の糖尿病を誘発か

糖尿病研究の専門家17人でつくる国際チームはこのほど、New England Journal of Medicine誌に掲載された書簡の中で、新型コロナウイルスによる肺炎は健常者の糖尿病を引き起こすとともに、糖尿病患者の深刻な併発症を引き起こす可能性があるとした。科技日報が伝えた。

北京大学人民病院内分泌科科長を務める北京大学糖尿病センター長の紀立農教授を含む世界トップクラスの糖尿病及び内分泌分野の専門家20人でつくる国際専門家チームは数日前、ランセット誌で「新型コロナウイルス感染による糖尿病合併患者の管理に関する実用的提案」を発表した。同提案によると、新型コロナウイルスによる肺炎に罹患した高齢の糖尿病患者は、この疾患により命を落とす危険性がより高い。同時に新型コロナウイルスは事実上、健常者を新たな糖尿病患者にする可能性がある。

紀氏は「専門家は、多くの国の新型コロナウイルス感染者のうち糖尿病患者が高い割合を占めており、そしてこれらの糖尿病患者が新型コロナウイルスによる肺炎を罹患した場合、集中治療室に入るか命を落とす危険性がいずれも極めて高いことを発見した」と述べた。

研究者は、世界で新型コロナウイルスによる肺炎と診断された患者のうち20-50%の患者が糖尿病を患っていたことを発見し、糖尿病が新型コロナウイルスによる肺炎の感染の深刻さと密接に関連する基礎疾患の一つであることを証明した。新型コロナウイルスの感染が深刻な地域の疫学観察や一部の国の保健センターと病院の報告によると、糖尿病患者が新型コロナウイルスによる肺炎で命を落とす可能性は、糖尿病を罹患していない患者を50%以上も上回る。

同提案は、新型コロナウイルスが糖尿病を誘発することはまだ証明されていないが、その感染が糖尿病を誘発しうる要素であることを証明する根拠があるとした。

専門家によると、新型コロナウイルスはACE2(アンジオテンシン変換酵素2。気道上皮細胞、腸、膵臓などで見られ、新型コロナウイルスの細胞侵入の受容体となる)との結合性が高い。ウイルス感染がより活発なACE2受容体を通じ糖尿病患者の血糖値を高め代謝の異常を引き起こし、そしてウイルスが引き起こす潜在的な膵β細胞損傷によりインスリンが不足する。そのため新型コロナウイルス感染により糖尿病患者の症状が悪化し、健常者の糖尿病を誘発する可能性がある。

一部の新型コロナウイルスによる肺炎の患者は臨床上、糖コルチコイドが使用された。糖コルチコイドによる治療は血糖値の変動を引き起こしやすい。糖コルチコイドを長期的に治療に用いれば、糖尿病の発生リスクが36-131%上昇する。専門家は「厳しく血糖値を制限し、栄養バランスをとり合理的な生活時間を守り、前向きな気持を維持することが、糖尿病患者の新型コロナウイルスに対する最良の防御手段だ」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年6月22日

新型コロナ、健常者の糖尿病を誘発か–人民網日本語版–人民日報

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はあちゅうさん妊娠糖尿病の再検査「数値問題ナシ」 – 芸能 : 日刊スポーツ

はあちゅうさん妊娠糖尿病の再検査「数値問題ナシ」

[2020年6月7日9時41分]

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はあちゅうさん(18年9月)

ブロガーで作家のはあちゅうさん(34)が、第1子妊娠中に診断されていた「妊娠糖尿病」の経過について「数値、問題ナシでした!」と報告した。

はあちゅうさんは昨年9月に第1子男児を出産した後に受けた検査では、食後の血糖値に問題はなかったとし「ひとまず治ったみたいです」と報告したが、同12月には再検査の結果、「治っていませんでした…。とはいえ、糖尿病になったわけでもなく、『境界型』という、『要注意』のエリアにいるらしいです。糖尿病予備軍って感じなのかな…?なので、今後、食事に気をつけ、運動量を増やすようにとアドバイスを受け、半年後に再検査を受ける事になりました」と報告していた。

7日には「妊娠糖尿病、治りました!」のタイトルでブログを更新し、「数値、問題ナシでした!」と再検査の結果を報告。「今回の検査でようやく!今後も1年に1回検査が必要だそうで、1年後の検査予約もしてきました。最近は息子と遊んだり、お散歩したりと運動量が増えてきたからそれがよかったのかな…?なにはともあれ、本当に良かったです」とつづった。

はあちゅうさん妊娠糖尿病の再検査「数値問題ナシ」 – 芸能 : 日刊スポーツ

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骨折は運動や食事で防げる 糖尿病は骨折リスクを高める 納豆が効果的という研究も | ニュース | 糖尿病ネットワーク

骨折は運動や食事で防げる 

糖尿病は骨折リスクを高める 

納豆が効果的という研究も

2020年06月22日

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 骨を丈夫にし、骨折を防ぐために、運動や食事の改善が必要だ。ウォーキングや家事で体をよく動かしている人は、骨折のリスクが低い。納豆を毎日食べている人は骨折のリスクが低いという研究も発表された。

 糖尿病や肥満・メタボなどのある人は、骨の強度が低下し、骨粗鬆症を発症する危険性が高いことも分かっている。「生活改善は何歳になって始めても効果があります」と、専門家は言っている。

骨粗鬆症は骨折の原因になる

 骨粗鬆症とは、骨強度の低下を特徴とする、骨折のリスクが増大しやすくなる骨格疾患。骨粗鬆症による主な骨折として、もっとも頻度が高いのは椎体の圧迫骨折だ。

 これは、背骨の椎体と言われる部分が、負荷に耐えかねて潰れて起こる骨折。本来はそう簡単に潰れてしまうことはないが、転んで尻餅をつくなど背骨に急に衝撃が加わったり、骨粗鬆症がある場合などに起こりやすい。

 椎体骨折はそれ自体が骨強度の低下につながり、さらなる骨折を引き起こすリスクを高める。高齢者などでは、椎体骨折の後に続いて股関節骨折などを起こすことも多い。

 ひとたび骨折を起こすと、日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)が低下し、生命予後が悪化するおそれがある。要介護となった主な原因の構成割合では、「骨折・転倒」が第4位に挙げられている。

 まず、骨折を起こさないこと(1次骨折)、さらに骨折が起きてしまった場合には次の骨折を予防すること(2次骨折)が重要となる。そのためには、骨粗鬆症を治療する必要がある。

体を動かして骨密度を高めよう

 日本での骨粗鬆症の推定患者数は1,280万人。糖尿病や肥満・メタボなどのある人は、骨の強度が低下し、骨粗鬆症を発症する危険性が高いことも分かっている。

 骨粗鬆症の治療の目的は、骨折を防ぐことだ。そのためには、骨密度を増やして骨を丈夫にすることと、骨折の原因となる転倒をしない体づくりが大切になる。

 治療の基本は、運動と食事の改善で、必要に応じて薬を使う。なかでも運動は骨を丈夫にするために欠かせない。運動によって骨密度が増加することが分かっている。運動には骨折を予防し、転倒を予防する効果がある。

 骨は運動で衝撃が与えられることで形成が促される。そのため、骨に負荷をかける運動を習慣として続ければ、骨を丈夫にできる。

ウォーキングや家事で体をよく動かしている女性は骨折が少ない

 閉経後の女性は骨粗鬆症になり骨折を起こしやすいことが知られているが、ウォーキングや家事などの軽いものであっても運動の習慣があり、座ったまま過ごす時間が少ないと、骨折のリスクが低いことが、ニューヨーク州立大学バッファロー校の研究で明らかになった。

 研究は、米国立衛生研究所(NIH)などが1990年代に開始した大規模研究「女性の健康イニシアチブ」の一環として行われた。研究グループは「女性の健康イニシアチブ」に参加した50~79歳の女性7万7,000人以上を14年間追跡して調査した。期間中に1回以上骨折した女性は33%に上った。

 身体活動と骨折リスクとの関係を調べたところ、ウォーキングなどの運動や家事などを毎日35分以上続けていた女性は、股関節骨折リスクが18%低下、骨折全体のリスクも6%低下していた。また、運動量が多いほど、また座位時間が少ないほど、股関節などの骨折のリスクは低下することも明らかになった。

 「ウォーキングや家事などの軽い運動や身体活動を多く行うことが、女性の骨折リスクの減少につながります。運動ガイドラインで推奨されている運動量よりも少ない場合でも、運動を継続して行なうことで、健康上のメリットを得られることが分かりました」と、ニューヨーク州立大学バッファロー校公衆衛生学部のジーン ワクタウスキ-ウェンデ氏は言う。

 「とくに高齢の女性は低強度の身体活動が多いので、今回の研究は意義深いと言えます。座ったまま過ごす時間をなるべく少なくして、立ち上がってたくさん動いてください。どんな動きでも大切です」と、ワクタウスキ-ウェンデ氏は述べている。

筋トレをしている男性は骨折リスクが低い 運動はどの年齢でも効果がある

 肥満のある人は、ウォーキングなどの有酸素運動にあわせて、筋力トレーニングを行うと、骨粗鬆症の原因になる骨量の減少を防げることが、米国のベイラー医科大学の研究で明らかになった。

 研究グループは、65歳以上の160人の肥満の男性と女性を対象に、ランダム化比較試験を実施した。その結果、筋トレを単独または有酸素運動と組み合わせて行うと、体重減少によって引き起こされる股関節の骨密度の減少を減らすのに効果的であることが明らかになった。

 「骨の健康を保つために、筋トレを含む運動をすることが勧められます。骨の状態を良くするために、どんな年齢になっても、生活スタイルの改善を開始するのが遅すぎるということはありません。年齢がいくつであっても、食事療法とともに、運動を習慣として行うことで、身体能力は改善します」と、ベイラー医科大学糖尿病代謝学部のデニス ビジャレアル教授は言う。

納豆を毎日食べている人は骨折のリスクが低い

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 骨粗鬆症を予防・治療するために、毎日の食事も大切だ。健康な骨を作るのに必要な栄養素はカルシウムが知られているが、それだけではない。カルシウムのほか、ビタミンD、ビタミンK、ビタミンB群、タンパク質なども必要になる。

 骨を丈夫にする食物として注目されているのが、大豆イソフラボンを含む豆腐、みそ、納豆、豆乳といった大豆食品。なかでも納豆は、大豆イソフラボンだけではなく、カルシウム、骨の形成を盛んにして骨の破壊も防ぐビタミンKが含まれ、植物性タンパク質も豊富に含まれる。ビタミンKは他の大豆製品には含まれていない。

 納豆をよく食べている閉経後の女性は、骨粗鬆症による骨折のリスクが低いことが、日本人を対象とした研究で明らかになっている。研究は、日本人女性の骨折や骨粗鬆症の予防について調べている前向きコフォート研究「JPOS研究」の成果。

納豆を毎日食べると、骨粗鬆症による骨折のリスクが半分に減少

 大阪医科大学などの研究グループは、ベースライン時に45歳以上であった閉経後日本人女性1,417人を対象に、納豆、豆腐などの大豆製品の摂取と骨折との関連を調べた。中央値15.2年の追跡期間中に172人の女性で骨粗鬆症性骨折が確かめられた。

 解析した結果、納豆を週に1パック(約40g)未満食べている女性に比べ、1~6パック食べている女性では、骨粗鬆症性骨折のリスクが28%減少することが明らかになった。さらに7パック以上食べている女性ではリスクが49%減少していた。

 さらに、BMI、骨粗鬆症性骨折の既往、心筋梗塞または脳卒中の既往、糖尿病、現在の喫煙、飲酒、豆腐および他の大豆製品の摂取頻度、食事性カルシウム摂取の影響調整して解析したところ、納豆を週に1パック(約40g)未満食べている女性に比べ、1~6パック食べている女性では、骨粗鬆症性骨折のリスクが21%減少することが明らかになった。さらに7パック以上食べている女性ではリスクが44%減少していた。

 研究は、大阪医科大学および京都栄養医療専門学校の兒島茜氏らによるもので、研究成果は、医学誌「The Journal of Nutrition」オンライン版に掲載された。

 骨折のリスクを高める骨粗鬆症を予防するためには、骨密度を上げる対策が必要だ。年を重ねるごとに骨は弱くなっていく。若いときから運動と食事を見直すことが、骨を丈夫にするために効果的だ。今日から生活スタイルの改善に取り組んでみてはいかがだろう。

Study finds association between physical activity, lower risk of fracture(ニューヨーク州立大学バッファロー大学 2019年11月6日)

Association of Physical Activity and Fracture Risk Among Postmenopausal Women(JAMA Network Open 2019年11月6日)

Which Exercise Regimen Protects Bone Health in Older Adults with Obesity?(Wiley 2019年12月4日)

Effect of Aerobic or Resistance Exercise, or Both, on Bone Mineral Density and Bone Metabolism in Obese Older Adults While Dieting: A Randomized Controlled Trial(Journal of Bone and Mineral Research 2019年12月4日)

Natto Intake is Inversely Associated with Osteoporotic Fracture Risk in Postmenopausal Japanese Women(The Journal of Nutrition 2020年3月1日)

JPOS研究:JPOS研究は女性の骨折、骨粗鬆症の予防をめざす疫学研究です

[ Terahata ]

日本医療・健康情報研究所

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糖尿病は脳卒中発症後の認知機能にも影響、対策は?

ヘルスデーニュース2020.6.21 5:15

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Photo:PIXTA

糖尿病は脳卒中後の認知機能に影響を及ぼす

 糖尿病患者は脳卒中の発症リスクが高い。しかし、新たに報告された研究によると、糖尿病の影響は脳卒中発症後にも及び、糖尿病のない人に比べて認知機能が大きく低下する可能性があるという。ニューサウスウェールズ大学(オーストラリア)のJessica Lo氏らの研究によるもので、詳細は「Stroke」5月14日オンライン版に掲載された。

 Lo氏らは、脳卒中後の認知機能について各国から報告された7件の観察研究データを統合して解析し、糖尿病の影響を調べた。対象患者数は合計1,601人、平均年齢は66.0歳で、63%が男性、アジア人が70%、白人が26%、アフリカ系アメリカ人が2.6%。

 糖尿病の有無は空腹時血糖値を基に、36%が糖尿病(主に2型糖尿病)、12%が空腹時血糖異常(糖尿病前症)であり、52%は正常耐糖能と判定された。脳卒中の発症後3~6カ月の間に認知機能検査を施行した。なお、脳卒中のタイプは、14人の出血性脳卒中を除き全てが虚血性脳卒中だった。

 認知機能に影響する可能性のある因子(年齢、性別、BMI、喫煙、民族、教育歴、病変部位、脳卒中の既往、高血圧、心房細動)で調整後に、正常耐糖能者を基準として比較すると、糖尿病患者は認知機能の指標が59%有意に低く、注意・情報処理速度、記憶、言語スキル、知覚運動スキル、実行機能などにも有意差が見られた。一方で、糖尿病前症該当者はいずれの認知機能についても、正常耐糖能者と有意な差がなかった。

 米国心臓協会(AHA)のスポークスマンで米ブリガム・アンド・ウイメンズ病院の心臓病予防部門長であるJorge Plutzky氏は、この研究には関与していないが、「糖尿病のある脳卒中患者を糖尿病のない患者と同様に扱うべきでない、という考え方を補強するエビデンスだ」としている。また、この研究では糖尿病前症でのリスク上昇が認められなかったが、血糖値が正常より高いことは要注意だとし、「心血管イベントに関しては、血糖値がやや高い状態もリスクになることが、多くの研究から示されている」と語っている。

 米レノックス・ヒル病院の内分泌専門医であるMinisha Sood氏も、糖尿病前症を軽視すべきでないとする一人だ。同氏は「この研究結果は、糖尿病前症から糖尿病への進行を避けることの重要性を示している。しかし、できれば糖尿病前症も回避すべきであることも強調されるべきだ」と述べている。

 なお、糖尿病患者の認知機能が脳卒中後に低下する理由については、3氏それぞれが以下のような機序を解説。まずLo氏は高血糖に伴う炎症の影響を挙げ、Plutzky氏は、糖尿病患者でよく見られる微小血管障害の影響を挙げている。脳卒中で失われた脳組織周囲への血液供給に必要な細かい血管が、糖尿病のために障害されている場合、必要な血液を供給できなくなる。Sood氏は、糖尿病患者では、脳内の老廃物を除去する力が低下している可能性を指摘している。

 では、どのような対策をとれば良いのだろうか。Lo氏によると、「糖尿病患者が脳卒中後に健康状態が悪化したとしても、その状態に応じた生活スタイルに変えることが可能であり、そのような考え方をすることが重要だ」と述べている。ただし、「理想的には脳卒中が起きる前に、生活習慣を改善(健康的な食事の摂取、減量、定期的な運動)すべきであり、その変更は糖尿病前症の段階から始めるべき」と付け加えている。(HealthDay News 2020年5月14日)

https://consumer.healthday.com/cardiovascular-health-information-20/heart-stroke-related-stroke-353/type-2-diabetes-linked-to-worse-mental-outcomes-after-stroke-757693.html

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糖尿病と筋肉量の関係について (2020年6月19日) – エキサイトニュース

糖尿病と筋肉量の関係について

2020年6月19日 17:00

[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]

 

サルコペニアにならないために

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 からだは筋肉がないと動きません。

身体活動・運動と健康に重要な有酸素運動,筋肉トレ―ニング,柔軟運動,複合トレーニングは、脚や腕、胴体など各部位に筋肉が付いていないと実践できませんよね。 

みなさんも一度は聞いたことがある代表的な筋肉を5つ上げてみましょう。

1.大胸筋;胸板にある筋肉
2.上腕二頭筋;腕の力こぶになる筋肉
3.僧帽筋;首から肩に掛かる筋肉
4.腹直筋;いわゆる腹筋5.大腿四頭筋;太ももの前方にある筋肉

筋肉の減少は代表的な生活習慣病である糖尿病と関係しています。もともと筋肉量は20歳から減少し始め70歳では半分になってしまいます。(※1)

糖尿病はインスリンというホルモンの働きが悪くなって、血糖値が高いままの状態が続く病気です。

このインスリンのおかげで高血糖が抑えられるのですが、その他にたんぱく質が分解されてできたアミノ酸を筋肉に供給する役目も担っているのです。なので糖尿病になると筋肉量に悪影響を及ぼすリスクが高まるのです。(※2)

筋肉が減れば筋力も低下して 「サルコペニア」という状態になり、からだが弱ってしまいます。

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弱くなれば運動できなくなる。運動できなくなれば筋肉も更に減ってくる。まさに負のスパイラルに陥ってしまいます。

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そこで糖尿病の予防のひとつとしてバランスの良い食事がおススメです。

運動に欠かせない筋肉に必要なアミノ酸を、肉類など良質なたんぱく質で補給しましょう。

もうひとつたいせつなのが、筋肉量を減らさないための運動、「レジスタンス運動」いわゆる『筋トレ』の実践です。

「筋トレ」 = 「筋肉を鍛える」=「太い筋肉をガッチリ身に付ける」と連想しがちですよね。もちろん程度はあれ、このこともたいせつです。それに加えて筋肉を動かす神経の働きを改善することも目的のひとつです。(*2)筋骨隆隆だけが能ではないのです。

日常生活の中で筋トレの代表格ともいえる「スクワット運動」に似た動作ってありますか?

話しは外れますが、和式トイレを利用する動作はたいへんゆっくりとしたスクワット1回分みたい。

生活習慣の欧米化,来日外国人の増加,関節障害のある中高年の増加などで、和式トイレが少なくなっています。国は公立小中高の和式トイレを洋式に換える動きを加速させるようです。災害で避難場所になるので、高齢者への配慮が大きな理由のひとつです。(※3)

やっぱり総合的にからだを動かすお掃除ですかね!?

北京オリンピックで金メダル獲得に貢献した女子ソフトボールの上野選手は、緊急事態宣言発令からトレーニング以外では家の掃除ばかりしていたそうですよ。(※4)

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朝食の欠食が糖尿病の血管硬化に悪影響を与える、順天堂大学大学院研究報告|@DIME アットダイム

朝食の欠食が糖尿病の血管硬化に悪影響を与える、

順天堂大学大学院研究報告

2020.06.17

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動脈硬化予防のための「朝食」の重要性

「糖尿病」は心筋梗塞や脳梗塞などの心血管イベントの発症を増加させる。従って、糖尿病の治療では、血管の硬化を予防し、硬化がさらに進まないように維持することは重要な課題だ。

これまでの報告では、2型糖尿病患者さんでは高齢であること、血糖のコントロールが悪いこと、糖尿病の罹病期間が長いこと、血圧が高いことなどが血管の硬化を進める危険因子であることが報告されている。しかしながら、2型糖尿病患者さんにおける生活習慣と血管の硬化の関連性は十分に明らかになっていなかった。

そこで順天堂大学大学院医学研究科代謝内分泌内科学の三田 智也准教授、綿田 裕孝教授らの研究グループは生活習慣が血管の硬化に与える影響を明らかにすることを目的に、心筋梗塞や脳梗塞などの心血管イベントの既往のない患者さんを対象に様々な生活習慣と血管硬化との関連性を調査した。

その結果、朝食の回数が少ないほど血管の硬化が続くことがわかった。

 

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朝食の欠食回数が多い人は毎日朝食を摂る人に比べ、baPWVの値(血管の硬さの指標)が5年に渡って高く出続けることを発見。さらに、年齢、性別、血糖コントロールや血圧などオーソドックスな動脈硬化の因子を調整しても、朝食の欠食回数は、baPWVの持続高値に関連していた。

さらに、1週間の朝食の回数によりグループに分けて、各群の特徴を比較をしたところ、朝食の回数が4回未満のグループの患者では、夜型の生活パターン、睡眠の質が不良、うつ傾向、アルコールの摂取量が多い、夕食時間が遅い、中食や外食の頻度が多いなど他の悪い生活習慣が集積していた。

そのような患者では、5年に渡り、BMIが高い、HDL(善玉コレステロール)が低いそして尿酸値が高く、さらに、baPWVが高値であることが明らかになった。

これらの結果は、2型糖尿病患者において朝食をしっかり摂ることが血管硬化の抑制に繋がることを示唆している。同研究成果は、英国の医学専門誌「BMJ open Diabetes Research& Care」に掲載された。

 

原著論文

本研究はBMJ open Diabetes Research& Care誌のオンライン版で(2020年2月24日付)公開された。

タイトル: Breakfast skipping is associated with persistently increased arterial stiffness in patients with type 2 diabetes

タイトル(日本語訳): 2型糖尿病患者において朝食の欠食は持続的な血管硬化に関連する

著者: Tomoya Mita 1), Yusuke Osonoi 1), Takeshi Osonoi 2), Miyoko Saito 2), Shiho Nakayama 1), Yuki Someya 1), Hidenori Ishida 2), Masahiko Gosho 3), and Hirotaka Watada 1)

著者:三田 智也1)、遅野井 雄介1)、遅野井 健2)、斎藤 三代子2) 中山 志保1)、染谷 由希1)、石田 英則2)、五所 正彦3)、綿田 裕孝1)

著者所属:1)順天堂大学 2)那珂記念クリニック 3)筑波大学

DOI: 10.1136/bmjdrc-2019-001162

構成/ino.

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糖尿病治療薬で「ダイエット注射」、医師会が注意喚起

朝日新聞デジタル2020年6月17日 20時34分

 

 糖尿病治療薬のGLP―1受容体作動薬が、一部の医療機関で「ダイエット注射」などと適応外のやせ薬として使われているとして日本医師会が17日、注意喚起した。今村聡副会長は「治療の目的から外れた使い方は医の倫理からも外れる」と批判し、厚生労働省など関係省庁に対応を求めることを検討するという。

 GLP―1受容体作動薬は、インスリンを多く出させて血糖値を下げる効果があり、日本では糖尿病の治療薬として承認されている。欧米では食欲を抑え、体重を減らすとして肥満症の治療薬としても使われている。日本では現在、注射薬のみが承認されているが、近くのみ薬が承認される見込みだ。

 インターネットなどでは「無理せず、健康的にやせる」「アメリカ、欧州で肥満治療薬として承認されている」などとダイエット目的を強調する医療機関も多い。

 医師の判断で適応外で医薬品を使うことはできるが、自由診療となる。ただ、会見した日医の今村副会長は「健康な人に医薬品を使うことにはリスクがある。適正使用の観点から禁止すべきだ」と訴えた。健康被害が出た事例は把握していないという。(姫野直行)

糖尿病治療薬で「ダイエット注射」、医師会が注意喚起:朝日新聞デジタル

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寝る前のドカ食いはなぜダメ? 糖尿病や肥満のリスクが上昇 夕食は就寝の4時間以上前に | ニュース | 糖尿病ネットワーク

寝る前のドカ食いはなぜダメ? 

糖尿病や肥満のリスクが上昇 夕食は就寝の4時間以上前に

2020年06月16日

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 就寝前に遅い夕食を食べると、体重増加と高血糖が引き起こされやすくなるという研究が発表された。

 糖尿病の人が、夕食での食べ過ぎを抑え、食事スタイルを朝型にすることで、死亡リスクを低下できるという研究も発表されている。

夜型の食事スタイルが肥満やメタボのリスクを上昇

 世界の21億人以上の成人が過体重あるいは肥満だと推定されている。肥満は2型糖尿病や高血圧などのリスクが上昇させる。肥満を解消する効果的な方法が求められている。

 これまでに、1日の後半の夕食などで食事でカロリーを多くとる夜型の食事スタイルは、肥満やメタボリックシンドロームのリスクを高めるという研究が発表されている。逆に、1日の前半の朝食でしっかりと食べる朝型の食事スタイルは、体重が減少しやすく、糖尿病のリスクが低下すること示した報告もある。

 今回の研究では、夕食を就寝する直前の遅い時刻にとると、耐糖能が悪化し、脂肪の燃焼量が減少し、体重が増えやすくなることが分かった。研究の詳細は米国内分泌学会誌に掲載された。

 「カロリーが同じの、同じような食事をしていても、24時間のうちのどのタイミングで食べるかで、代謝にもたらされる影響は異なることが分かりました。体質や就寝時間などの影響もありますが、夜遅い時刻にカロリーの多い食事をとると、多くの人は2型糖尿病や肥満になりやすくなります」と、米国のジョンズ ホプキンズ大学医学部のジョナサン ジュン氏は言う。

就寝1時間前に夕食をとると血糖値のピークが18%上昇

 研究グループは、20人の健康なボランティア(男性10人、女性10人)に、午後6時と午後10時に同じ内容の夕食をとってもらい、代謝への影響がどう変わるかを調べた。参加者全員に夜11時に就寝してもらい、朝7時に起床してもらった。

 参加者に活動量計を着用してもらい、1時間ごとに血液サンプルを採取し、睡眠調査と体脂肪スキャンを受けてもらい、脂肪の燃焼を追跡できるようにする化合物を含む食品を摂取してもらった。

 その結果、午後10時、つまり就寝の1時間前に夕食をとると、就寝の5時間前に夕食をとってもらった場合に比べ、夕食後の血糖値のピークは平均して18%高くなり、1晩で燃焼した脂肪の量は10%減少した。

 「今回の研究は健康な人を対象としたものですが、2型糖尿病や肥満の人は代謝が低下していることが多く、食事や睡眠といった生活リズムの影響をより受けやすい可能性があります」と、ジュン氏は述べている。

 「こうした影響は、食事の直後に眠るという行動が原因なのか、それとも概日リズムへの影響が関わっているか、時間の経過とともに持続するのかといったことは良く分かっていません。さらに研究を続ける必要があります」。

食事スタイルを朝型にすると死亡リスクを低下できる

 糖尿病の人が、夕食での食べ過ぎを抑え、食事スタイルを朝型にすることで、死亡リスクを低下できるという研究も発表されている。

 中国のハルビン医科大学などが4,699人の米国人の糖尿病患者を対象に行った研究で、夕食の総エネルギーの5%を朝食に置き換えると、糖尿病リスクが4%減少し、心血管疾患リスクが5%、それぞれ減少することが明らかになっている。

 「糖尿病の人は、朝食よりも夕食で、カロリー、脂肪、タンパク質を摂り過ぎていると、糖尿病やCVDにより死亡などのリスクが上昇するおそれがあります」と、研究者は述べている。

スナックを食べながら寝てしまうのはNG

 「食事をしてすぐに寝てしまうと、食後に体を動かすことができないので、ブドウ糖と脂肪の代謝に悪い影響が出てくるおれがあります。テレビを見ながら、高カロリーのスナックを食べ続けて、そのまま寝てしまうという生活スタイルはお勧めできません」と、セントラル ワシントン大学の栄養士のダネル スウェージェン氏は言う。

 「脂肪とタンパク質を多く含むカロリーの多い食事は、消化するのに3~4時間以上かかります。そうした食事は就寝前にはとらない方がよいのです。寝る前に食べるのであれば、カット野菜や低脂肪の乳製品などであれば、低糖質・低カロリーであり、胃にとどまる時間が長く空腹をまぎらわすことができます」。

 ストレスを感じていると、なかなか眠りにつけず、つい食べ好きてしまうことがある。ストレスを解消するために入浴したり、軽い散歩、読書、音楽、瞑想をするなど、リラックスできる自分なりの生活スタイルを見つけておくことも重要だ。

People who eat a late dinner may gain weight(米国内分泌学会 2020年6月11日)

Metabolic Effects of Late Dinner in Healthy Volunteers – A Randomized Crossover Clinical Trial(Endocrine Society’s Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism 2020年6月11日)

Eating Before Competition(セントラル ワシントン大学)

The Association of Energy and Macronutrient Intake at Dinner Versus Breakfast With Disease-Specific and All-Cause Mortality Among People With Diabetes: The U.S. National Health and Nutrition Examination Survey, 2003-2014(Diabetes Care 2020年4月)

[ Terahata ]

日本医療・健康情報研究所

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糖尿病歴20年の「獺祭」蔵元がエキスパートに聞く 「発酵」と「免疫力」の関係(ダイヤモンド・オンライン) – Yahoo!ニュース

糖尿病歴20年の「獺祭」蔵元がエキスパートに聞く 

「発酵」と「免疫力」の関係

6/16(火) 6:01

 血液1滴で13種のがんを診断できる血中マイクロRNA診断マーカーの開発などで知られるがん研究の権威の落谷孝広先生と、東京医科大学医学総合研究所でがんや免疫の向上に効果のある薬や食品の研究およびメッセージ物質エクソソームの研究を共にされているダ・ヴィンチ ユニバーサルの村中麻生社長。「獺祭(日本酒)の研究」が縁でお二人と知り合った「獺祭」を製造する旭酒造の桜井博志会長から、さまざまな病気を「未病」にとどめるための免疫力の重要性と、免疫を向上させるうえでの発酵食品の効能について聞きました。

【この記事の画像を見る】

● 免疫細胞が7割住みつく腸内環境を整えるには?

 桜井博志さん(以下、桜井) 私は今年69歳。約20年前から糖尿病を患っていますが、定期的にお医者さまに診ていただきつつ、節度をもって美味しいものを食べ、美味しい獺祭を飲み、病状としては良くもならず悪くもならず今も楽しくすごしています。実は、私の父も糖尿病だったんですよ。50代で胃がん、さらには食道がんになって、61歳で亡くなったので、それと比べると私は頑張っているかなと思うのですが(笑)。

 それでもなんとか、現状維持ができている僕の糖尿病への対処法というのは、どこか、お酒を造る感覚と似ているなと思うんです。酒を仕込んで発酵させている最中はさまざまなトラブルが起こるもので、何か難あり傷ありのところを、あっちをごまかし、こっちをごまかししながら、最後の絞りまでもっていくのですが、まさにそういう感じ。でも、糖尿病に限らず生活習慣病の持病があると、新型コロナウイルスに感染した場合に重症化しやすいと聞いて、これは絶対にかかったらまずい、と危機感を持っていました。

 落谷孝広さん(以下、落谷) おっしゃるとおり、糖尿病をお持ちの方は注意が必要です。新型コロナウイルスは当初、肺に疾患のある人が重症化しやすいと言われましたが、それどころか全身の細胞に感染する恐ろしい病気だとわかってきました。口や鼻、目の粘膜からも侵入して、血管を通じてあらゆる臓器に至り、もし脳の細胞に侵入すれば髄膜炎を起こします。これまで我々が経験してきた風邪に近い症状を起こすウィルスのなかでも非常に手ごわいことが、世界中の臨床データからわかってきています。

 桜井 あっという間に世界中に流行しましたよね。私もしばらくはこの(旭酒造の本社がある山口県)獺越(おそごえ)でおとなしく外出を自粛してきました。

 落谷 新型コロナウイルスを罹患された患者さんのうち一定の割合で、残念ながら重症化してICUに入らざるを得ない状況になった場合、何が最大の問題かというと、患者さんの命の危機はもちろん、医療崩壊を起こして、一般の病気をもっている患者さんが通常の医療を受けられなくなることです。私が以前勤務していた国立がん研究センター中央病院でも、一時的に新規患者さんを受け入れられなくなったのですが、そうなると、初期のがん患者さんも病状が進行してしまいます。だからこそ、感染していなくても、ありとあらゆる行動を慎むことが国民全体で大切です。

 村中麻生さん(以下、村中) 新型コロナウイルスの感染予防のため、また糖尿病を悪化させないためにも有効な方法の一つは、腸内細菌をよい状態に保つことです。というのも、免疫細胞の7割は腸内にあるので、腸の炎症を抑えることで、血糖のコントロールもできるためです。腸内に悪玉菌が多すぎると、毒素や腐敗によって粘膜細胞の状態が悪くなり、少量の糖でも吸収しやすくなります。腸内環境が改善されれば血糖値の上昇を抑え、さらに善玉菌が増える結果、インクレチン等によりインスリン分泌を促すことになり、血糖値を下げることにもつながる、というわけです。善玉菌が増え炎症が抑えられた腸内環境になることにより、血糖値の上昇が穏やかになり血糖コントロールが容易になり、さらにはからだの他の部位へも良い影響となりアンチエイジングにもなるでしょう。そして腸内環境が改善されることにより感染症に対しても効果が期待できるでしょう。

 落谷 がんにおいても、腸内環境は重要なカギです。がんが我々の体を侵すのは、ストレスなどによって免疫が崩れた瞬間を狙って、がん細胞がその間隙をついてくる状況です。そうならないためにも、免疫細胞が多くいる腸管内をいかに元気に保つかが大事ですし、すべての健康の源です。今や、生涯を通じて日本人の二人に一人ががんに罹患しますが、これだけ罹患者が増えたことと、食事の欧米化による高脂肪、高カロリーは密接につながっています。 だからこそ、まずは「食」を見直すことが非常に重要です。先人に学んで、いかに腸にいいものを食べるか。野菜や根菜類、キノコ類のほか、発酵食品がいいというのは皆さんも耳にしたことがあると思います。

糖尿病歴20年の「獺祭」蔵元がエキスパートに聞く 「発酵」と「免疫力」の関係(ダイヤモンド・オンライン) – Yahoo!ニュース

看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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