じつは若い人にも増えている。

2型糖尿病ってどんな病気?

MYLOHAS編集部

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糖尿病の中でももっとも一般的なのが「2型糖尿病」。長い期間にわたって血糖値(血中ブドウ糖)が高い状態が続いてしまう病気です。

この2型糖尿病の原因や症状、治療、合併症のことなど、知っておきたいことすべてを医師に聞きました

いわゆる「2型糖尿病」とは、どんな病気なの?

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インスリンは、血糖を細胞に取り込み、エネルギー源として利用するために必要になるホルモンとして知られています(※1)

長期にわたり血糖値が高い状態が続いてしまう2型糖尿病。これがなぜ起こるのかというと、血糖値を下げるホルモンであるインスリンを効果的に使えなかったり、血糖値を下げられるだけの十分なインスリンを作れなかったりすることが要因に。

インスリンへの需要とインスリンの供給が合っていないのです。多くの人はインスリンの効果が出づらいインスリン抵抗性の状態となっています。

ところが、2型糖尿病となった人では、血糖値を下げるために必要なインスリンを必要なだけ作ることができません」と、マサチューセッツ総合病院、糖尿病センターディレクターの医学博士、デイビット・ネイザンさん(※2)

 

若い人にも増えている

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毎年150万人が新たに糖尿病と診断されています。

2型糖尿病は、一般的に45歳以上で発症しますが、子どもの肥満率が上昇するにしたがって、若年層の発症も増加しています(※3)。また、長い時間をかけてゆっくりと血糖値が高くなった場合には、自覚症状がほとんどないこともあります。

症状がある場合は、のどの渇き、頻尿、目がかすむ、疲労感、体重減少などが見られますが、それらは糖尿病に限った症状ではありません。(※4)

アメリカ人の糖尿病患者は3,000万人以上。毎年150万人が新たに糖尿病と診断されています(※5)

2型糖尿病になると、体の中で何がおこる?

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まず、食べ物が胃に入ってくると、糖に変わります(上図1)。

糖は血液の流れに入り、膵臓でインスリンが作られるよう促します(2)。

インスリンは血液の流れに入るのですが、血糖を細胞へと取り込ませることができません。そのため血糖が過剰になってしまうのです(3)。

 

1型糖尿病と2型糖尿病の違い

 

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1型糖尿病と2型糖尿病の違いには、以下のものがあります。

 

1型糖尿病のみにみられること

  • 予防したり、治癒させたりすることができない
  • 体でインスリンを十分に作ることができない
  • 原因が不明だが、遺伝が関連している可能性がある
  • 生活のためにインスリンの注射が必要となる
2型糖尿病のみにみられること

  • 生活習慣の改善で予防できる
  • 体が十分なインスリンを作れなかったり、インスリンの効きにくいインスリン抵抗性になったりする
  • 原因には遺伝、加齢、運動不足、肥満などが関連する
  • 必要に応じて、インスリンの注射などが必要となる
共通すること

  • ほかの深刻な健康上の問題や合併症を引き起こす可能性がある
  • 健康的な生活や医学的な管理が必要になる
  • 症状として、のどの渇き、尿量の増加、目のかすみがある
2型糖尿病の合併症とは?

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2型糖尿病になると、合併症のリスクが高まることが知られています。「血糖値が高くなり、それが組織に入ることで、インスリンに反応しなくなるのです」と、クリーブランドクリニックの内分泌科医で医学博士のリーン・オランシーさん(※6)

主な合併症の例は、次の通り

  • 心臓の障害
  • 腎臓の障害
  • 目の障害(失明を引き起こす、糖尿病性網膜症、白内障、緑内障を含む)
  • 皮膚の感染症
  • 糖尿病神経障害
神経障害は、足の知覚低下や痛みを引き起こします。さらに、尿路、消化器、生殖器、循環系の問題を引き起こします(※7)

さらに、「血糖値を正常値までコントロールしていれば、合併症を防いだり、発症を遅らせたりすることができるのです」とネイザンさん。

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2型糖尿病の合併症例。上から、目の障害、心臓の病気・脳卒中、高血圧、腎臓病、皮膚の感染症、神経障害。

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看護師の書いた糖尿闘病記
夫の糖尿病と闘い、克服していった生々しい記録。勇気が出ます
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