阿波藍に血糖値下げる効果 

四国大・近藤教授ら確認

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 四国大生活科学部管理栄養士養成課程の近藤真紀教授(栄養学)らの研究グループは7日、2型糖尿病のラットに阿波藍の葉を与えた結果、血糖値の低下や体重増加の抑制に効果が出たと発表した。これまでの研究で、体脂肪や中性脂肪を減少させる効果を確認しており、近藤教授らは糖尿病などの生活習慣病を予防するサプリメントへの応用を目指す。

 研究グループは、2型糖尿病のラットに、藍の葉の粉末1%を加えた餌と通常の餌をそれぞれ10匹ずつ6週間与えて血糖値の変化を調査。藍の葉を与えたラットは、血中に含まれるグルコース(ブドウ糖)が35・2%減少し、インスリン濃度が上昇した。通常の餌を与えたラットに大きな変化はなかった。また藍を食べたラットはそうでないラットに比べ平均で約55グラム体重が軽かった。

 藍の種子を混ぜた餌を健康なラットに与える実験も行い、血糖値や中性脂肪、コレステロールの低下を確認した。藍の種子にはオレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸がバランスよく含まれ、近藤教授は生活習慣病の予防に効果があるオリーブオイルと同様の働きがあるとみている。

 研究グループは藍の葉を用いた実験を2015年に始めた。藍の葉の粉末を加えた餌を4週間ラットに与える実験で▽腹部や腎臓、腸周辺の脂肪が20%ほど減少▽血液中の中性脂肪が40~50%減少―などの効果を確認している。

 近藤教授は「今後の研究で食用としての藍の安全性を確認し、生活習慣病の改善に貢献したい」と話している。

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阿波藍に血糖値下げる効果 四国大・近藤教授ら確認|徳島の話題|徳島ニュース|徳島新聞

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糖尿病なら歯周病も治して  互いが影響する悪循環  内科と歯科の連携必要
2018.5.8 11:00

 糖尿病と歯周病が、相互に深く関わっていることが分かってきた。糖尿病だと歯周病になりやすく、歯周病だと糖尿病が悪化しやすい。そうした悪循環が、いずれの治療をも難しくする。専門家は、一緒に治療に取り組めばより効果が見込めるとして内科と歯科の連携の必要性を指摘し、患者にも早期から歯科に通うよう勧めている。
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 ▽治りにくい患者
 「歯科の現場では、歯周病治療を続けても、なかなか治らない糖尿病患者がいます」と、歯科医で日本歯科医師会常務理事の高野直久さん。歯茎の出血や腫れや歯のぐらつき、強い口臭などの症状が目立つという。
 日本大とライオン歯科衛生研究所が2009年に発表した約2500人が対象の研究結果によると、空腹時血糖値や過去1~2カ月の平均血糖値を反映する「HbA1c」という数値が基準を超えると歯周病が増加し、糖尿病と歯周病が関連していることが示されている。
 糖尿病は歯周病をどのように悪化させるのか。高野さんによると、糖尿病では微小な血管が傷んで歯茎の血流が滞るため、歯周組織が壊れると治りにくい。さらに糖尿病では免疫力が低下し、脱水のため唾液も減って歯周病の原因細菌の感染が広がりやすいという。
 ▽炎症物質が悪さ
 では、歯周病が糖尿病を悪化させるとはどういうことか。にしだわたる糖尿病内科(松山市)の西田亙院長は「歯周病の慢性的な炎症が悪さをしている」と指摘する。
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     西田亙院長
 近年の研究で、体に炎症があると放出される生理活性物質(炎症促進性サイトカイン)によって、血糖値を抑えるホルモン「インスリン」の働きが悪くなることが分かってきた。この物質は、メタボリック症候群になっても、脂肪をためこんだ細胞の炎症によって放出されるという。
 歯周病は、全身感染症などと比べて炎症としては軽微だが、慢性化すると長い間じわじわとサイトカインが放出され、糖尿病にも悪影響があると西田さんは考えている。
 歯周病は、間接的にも糖尿病治療の妨げだ。糖尿病の栄養指導では「野菜を多めに、よくかんでゆっくり食べて」と指導するが「歯が悪いと、軟らかく、味の濃いものをよくかまずに食べるようになる」と西田さん。
 ▽舌に注意して
 歯周病の治療により糖尿病は改善するのか。
 広島県歯科医師会と広島大が13年に発表した、歯周病のある糖尿病患者を対象にした研究では、歯周病の炎症が強いほど、治療した場合にHbA1cが改善しやすいことが明らかになった。きちんと歯を治すことは、糖尿病治療にも良い効果を生む可能性が高い。
 高野さんと西田さんは、歯科医と内科医が互いの病気の関係を理解する必要性を訴える。
 「糖尿病と診断した内科医は、目や足など糖尿病の合併症に目を向けるのと同様に、歯周病にも着目してほしい。紹介を受けた歯科医も『歯周病を治さないと糖尿病も治りにくいよ』と伝えないと」と高野さん。
 西田さんも、自身が診た患者で歯科治療後に糖尿病が改善した経験から「糖尿病の診断をしたらまず、歯の状態や食事の内容、食べ方について聞くようになった」という。「歯科医で糖尿病患者を見つけてもらうこともできる」として、講演などでは歯科医に向けて特に舌の状態を確かめるように促す。「血糖値を測るのは難しくても、口の中を一番よく診ているのは歯科医。血糖値が上がると脱水によって舌が乾き、粘つくのがサインです。気付いたら内科に紹介を」と話している。
(共同通信 由藤庸二郎)

糖尿病なら歯周病も治して  互いが影響する悪循環  内科と歯科の連携必要

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大豆から食べる「大豆ファースト」で食後の血糖値の急上昇を改善

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 食後に血糖値が急上昇する「かくれ高血糖」は動脈硬化を進行させる。フジッコは、食事の最初に蒸し大豆を食べる「大豆ファースト」が、「かくれ高血糖」の改善に効果的であることを確かめた。「大豆ファースト」は誰でも簡単に実行できる食事法だ。

「かくれ高血糖」があると動脈硬化が進行

 「血管が健康であるということは、しなやかさを保ち内壁がなめらかでプラークがなく、血液をスムーズに循環させる力をもつ状態にあるということです」と、「血管」の名医として知られる池谷医院(東京都)の池谷敏郎院長は言う。

 食後に血糖値が上昇すると、通常であればインスリンが分泌されて上昇を抑えてくれる。ところが、「かくれ高血糖」(食後高血糖)のある人はインスリンの追加分泌が追い付かず、食後に血糖値が上昇し、1日を通して血糖変動の幅が大きくなる。血糖値の乱高下を繰り返していると、深刻な血管疾患を発症するリスクが高くなる。

 「かくれ高血糖があると、糖尿病患者に匹敵するスピードで動脈硬化が進行します。そうなると冠動脈疾患、脳卒中、全心血管疾患のリスクがそれぞれ上昇します」と、池谷院長は言う。

健康診断では「かくれ高血糖」はみつけにくい

 人は血管とともに老いると言われるが、血糖値が急上昇する食べ方を続ければ、動脈硬化が進行し、血管の内壁にある血管内皮細胞が傷つきやすくなる。動脈硬化やコレステロールなどから血管内でプラークが発生し血栓の原因となる。

 健康診断で空腹時血糖値や、1~2ヵ月の血糖値の平均を示すHbA1cを検査し、「いずれも正常値だった」という人も安心はできない。実は食後の血糖値が急上昇しており、血管に大きなダメージを与えている可能性があるからだ。

 医療機関での検査では食後の血糖値の推移は、「経口ブドウ糖負荷試験」を行わないと分からないが、この検査を受けられるのは一部の人のみだ。

「大豆ファースト」は「かくれ高血糖」を改善する

 「かくれ高血糖」対策として効果的なのは、(1)炭水化物(糖質)の過剰摂取を抑える、(2)野菜などから食べ始めるベジファーストを行うことだという。水溶性食物繊維や大豆タンパクの豊富な食事を心がけると満腹感を得やすくなる。加えて、毎食後に軽い運動をする習慣を身につけると効果的だ。

 池谷院長は、食事の際にまず大豆から食べる「大豆ファースト」を自身で5年間続けている。この食事法で、筋肉量を維持したまま、無理なく減量できることを確かめた。肥満のある人、血糖値やコレステロール値、血圧が高めの患者などにも勧めているという。

 「食物繊維が豊富な食品を最初に食べると、血糖値の急上昇や脂質の吸収を抑えられます。ベジタブルファーストも良いですが、大豆には食物繊維に加え、有益な栄養素が豊富に含まれています」(池谷院長)。

「大豆ファースト」の食後血糖値上昇抑制効果を確認

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 フジッコは、食事の最初に蒸し大豆を食べる「大豆ファースト」が食後の血糖値上昇を抑制する効果を検証した実験を行い、2018年4月に都内で開催したセミナーで発表した。

 実験では、30~50代の健康な男女を対象に、(1)ノーマル(塩おにぎり2個)、(2)べジファースト(野菜サラダ100gを食べた後に塩おにぎり2個)、(3)大豆ファースト(蒸し大豆26gを食べた後に塩おにぎり2個)の3通りの食事をとってもらい、食後の血糖値の推移を比較した。蒸し大豆の量は、野菜サラダに含まれる食物繊維と同量になるように設定した。

 その結果、「大豆ファースト」の食事には食後血糖値の上昇を抑制する効果があることを確認でき、さらに「大豆ファースト」は少量でも満腹感を長時間維持することが明らかになった。

 「大豆ファースト」は、「べジファースト」より少量で同等以上の食後血糖値上昇抑制効果を得られることが分かった。大豆は「畑の肉」とも呼ばれ、日本人にとっては古くから食されてきた馴染み深い食品で、汎用性が高く幅広い料理で応用できる。

「大豆ファースト」は毎日の生活に取り入れやすい

 蒸し大豆100gに食物繊維が8.8g含まれており、これはゴボウ100gに含まれる量よりも多い。大豆に含まれる食物繊維は、水溶性と不溶性のバランスが良く、食後の血糖値の上昇を抑えるだけでなく、腸内環境を整える効果も期待できる。

 さらに、大豆には良質なタンパク質や大豆イソフラボンが多く含まれるのに加え、リノール酸やオレイン酸などの体に良い不飽和脂肪酸も豊富に含まれる。

 池谷氏は毎日簡単に続けられる「大豆ファースト」実践メニューとして、「ヨーグルトの蒸し黒豆添え」と、「蒸し大豆と野菜ジュースのスープ仕立て」を紹介した。「大豆ファースト」を単発ではなく、習慣にすることが大切だという。そのためには極力簡単に作れるメニューが良い。

 「大豆ファーストはふだん食べている料理に加えるだけなので簡単に実行できます。毎日の生活に取り入れやすい方法です」と推奨している。

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フジッコ

  蒸し大豆

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食べちゃダメ!?糖尿病と果物制限の関係

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◆糖尿病だと果物を食べてはいけないの?

糖尿病の食事療法としてブームにもなった「低糖質ダイエット」。支持された理由として、以下の2点が挙げられるようです。

1.糖質だけを考えればよく、他の栄養素については考慮する必要がないため、注意を払わなければならない食材の種類が限定される。そのため、やるべきことがわかりやすい。また糖質以外の食材(肉や魚など)は制限がなく、焼き肉食べ放題などに行っても問題ない

2.ウィスキーなどの蒸留酒であれば飲酒も可能しかし、低糖質ダイエットはお菓子類だけでなく、米飯やパン、麺といった日本人にとっての「主食」を制限します。主食を制限することは、エネルギー源である炭水化物・たんぱく質・脂質のバランスが大きく崩れてしまいます。そのため、主食制限はやりすぎであるとして、「せめて果物だけでも止めたらどうか?」という考え方が出てきているのだと思います。

実際、糖尿病の患者さまの食事内容を調べてみると、毎食後にデザートとして果物をしっかり食べないと気が済まないという人も多いものです。特に高齢の糖尿病患者のなかには「果物を食べることが唯一の楽しみだ」という人も少なくありません。

◆糖尿病治療効果を下げない果物の食べ方・量の目安

「果物を食べてはいけない」と言われてしまう患者さまの多くは、果物の摂りすぎであることが多いようです。『糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版』では、果物も食べるべきものとして、必要量として指示カロリーが1600kcalの人で1日1単位(80kcal)が指定されています。

それぞれに指示カロリーが違うと思いますので、それに見合った1日の必要量を守れるような量を食べればよいのです。

しかし、いちいち見比べるのは大変です。毎日、それぞれの果物のエネルギー量を調べて何グラムまで食べてよいか計算するのは大変だと思います。

そのため、高齢でどうしても果物を食べたいという患者さまには「果物はこぶし1個分を1日量として、毎食後のデザートとして食べたいのであれば、これを3等分した量くらいを目安にする」という方法をお話ししています。手であれば、どこにいても持ち歩いていますし、食べ物と大きさを見比べるのも難しくはありません。

ここで一度、練習をしてみましょう。一覧表を見ると、みかんは中くらいのもの2個くらい、りんごは半分くらいです。そして自分のこぶしの大きさと見比べてみてください。いかがでしょうか? 同じくらいの大きさではないでしょうか。

お子さんが糖尿病の場合、果物で80kcal分を食べてしまうと多すぎてしまう可能性も高いですが、本人のこぶしの大きさと同じくらいの量が適量と考えて食べるようにすれば、ほぼ問題はないと考えてよいと思います。

◆果物だけが悪ではない! 食べ方のタイミング・量・質の工夫を

果物は食事のごく一部です。それだけに気を付ければよいというわけではありません。

糖尿病の食事療法は食事のタイミング・食事の質・食事の量の3つの要素があると思います。低糖質ダイエットは食事の質に特化した方法ですので、食事のタイミングと食事の量については全くノーマークです。こういった方法は一時的には上手く行くかもしれませんが、どこかで無理が生じて、リバウンドしやすいものです。

糖尿病の治療は一時的に上手く行けばよいというものではありません。生涯を通じて、血糖値が上がりにくい生活習慣を身につけることが最も大切です。

そのためには、食事療法も精神的にも負担の少ない方法で行う必要があります。必ずしも低糖質ダイエットが悪だというつもりはありませんが、これだけが食事療法のやり方ではありません。時間がかかってもいいので自分自身に負担がかからず、治療効果が出やすい方法を探してみてください。

 

文=平井 千里

食べちゃダメ!?糖尿病と果物制限の関係 | マイナビニュース

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熟年結婚報道も… 「高血糖」で2型糖尿病の疑い 

イライラ性格も要因?

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7日放送の番組「名医のTHE太鼓判!」3時間スペシャルに出演している猪瀬直樹さん=TBS提供

 

 「熟年結婚」が報じられてる元東京都知事で作家の猪瀬直樹さん(71)が、7日放送のTBS系の医療バラエティー「名医のTHE太鼓判!」(月曜午後7時)の3時間スペシャルに出演。14歳年下のパートナーとなる女優で画家の蜷川有紀さんとのプライベートをテレビ初公開する。

 番組が猪瀬さんの私生活に密着したところ、血糖値が一日中ほぼ正常値を超えている「高血糖」の傾向があることが判明する。2型糖尿病、動脈硬化、腎臓病などさまざまな病気の引き金になる「高血糖」だが、正常な人の空腹時の血糖値は80~110未満、食後では140が目安となるが、猪瀬さんの血糖値は一日を通してほとんど正常値を超えていた。

 たばこの吸いすぎや深夜の飲酒などが要因とされるが、スタジオで猪瀬さんは「電子たばこに変えている」「ワインのポリフェノールは体に良い」「ランニングやテニスなど運動を心掛けている」と独自の健康論を展開。番組医師団から猛反発され、納得のいかない様子の猪瀬さんだったが、激論の末に“すぐにイライラする性格”も闘争ホルモンが分泌され、血糖値を上昇させる働きがあると指摘されてしまう。

 「名医のTHE太鼓判!」は、芸能人の私生活に密着し、日々の生活習慣や「体に良い」と信じてやっている健康法を、最強医師団が「太鼓判」か「ダメ」かジャッジし、対策などを紹介する医療バラエティー。5回の特番を経て、昨年10月からレギュラー化。MCはお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さんとタレントの山瀬まみさんが担当。渡部さんの相方の児嶋一哉さん、「FUJIWARA」の原西孝幸さん、藤本敏史さんもレギュラー出演している。

 7日の番組では、総勢9人の芸能人に測定器をつけ、72時間の血糖の変化を追跡。2型糖尿病、動脈硬化、腎臓病などさまざまな病気の引き金になる高血糖。高血糖が体にどんな影響を及ぼすのかを解明する。

 女性フードファイターでタレントのアンジェラ佐藤さんやアントニーさん、池波志乃さん、河合雪之丞さん、新垣隆さん、久本雅美さん、やしろ優さん、竜雷太さんもゲスト出演する。

猪瀬直樹:熟年結婚報道も… 「高血糖」で2型糖尿病の疑い イライラ性格も要因? – 毎日新聞

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ニンニクの予期せぬ効能が発表される

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ニンニクの摂取は、複数の種類のガン、心血管疾患、2型糖尿病の発症リスクを低下させる。英ノッティンガム大学の学者たちが明らかにした。

スプートニク日本

研究結果は、Trends in Pharmacological Sciences誌に掲載された。

学者らによると、ニンニクに含まれる硫黄化合物という特徴的な成分が、例えば細胞の若返りなど人体の変化の大部分を調整している細胞および組織中のいわゆるガス状シグナル分子の数を変えることができるという。

ニンニクの効能は調理方法によって異なる。だが学者らは、最適な調理方法に関する明確な結論にはまだ達していない。

ニンニクの予期せぬ効能が発表される – Sputnik 日本

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健食など55商品に健増法違反の恐れ…

消費者庁ネット監視

 

消費者庁は4月27日、健康食品などの表示のインターネット監視(1~3月)で、54事業者・55商品に健康増進法違反の疑いがある虚偽・誇大表示が見つかり、改善要請を実施したと発表した。

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54事業者に表示改善要請、モール運営者にも協力要請

 同調査は今年1~3月に実施したもので、無作為キーワード検索で抽出したサイトを、目視で確認した。検索キーワードは「がん」「動脈硬化」「糖尿病」「インフルエンザ」などの疾病の治療や予防の効果があるような表現と、「ストレス」など、身体の組織機能の増強、増進を目的とした効果があるかのような表現。

 健康保持増進効果の表示があった商品の内訳は、生鮮食品が8商品、加工食品が12商品、飲料が8商品、いわゆる健康食品(カプセル・錠剤・顆粒など)が27商品だった。消費者庁では販売事業者とともに、販売事業者が出店するECモールに対しても表示の適正化について協力を要請した。

 問題のあった表示内容としては、生鮮品について「動脈硬化の予防、貧血予防、便秘解消などの効果を有すること等を標ぼうする表示」があった。加工食品には「がんや動脈硬化の予防、免疫力向上、花粉症、エイジングケアに効果を有すること等を標ぼうする表示」が、飲料品には「血糖値上昇の抑制による糖尿病の予防、不眠症予防などの効果を有すること等を標ぼうする表示」「ストレス、エイジングケア、ダイエットに効果を有すること等を標ぼうする表示」が確認された。

「女性ホルモン活性化」「更年期障害」「美肌」の健食表示に違反のおそれ

 健康食品については、「脂肪燃焼、新陳代謝の向上、老廃物の除去の効果を有すること等を標ぼうする表示」、「女性ホルモンの活性化に働きかけ、美肌、更年期障害の軽減、高血圧や動脈硬化の予防等に効果を有することを標ぼうする表示」が確認された。

 健康増進法では、食品表示について「著しく事実に相違する表示をし、又は著しく人を誤認させるような表示をしてはならない」としている。違反となった場合、消費者庁や都道府県は違反表示について必要な措置をとるべき旨の勧告をすることができる。勧告の際は社名公表を伴う。16年3月にはライオンの特定保健用食品が健増法の勧告を受けている。

健食など55商品に健増法違反の恐れ…消費者庁ネット監視 | 通販通信

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糖質オフのアルコール飲料のほうが逆に太るって本当か?

医療の常識を疑え #2――お酒の新常識

鳥集 徹

 

 医学や健康の常識は、どんどん変わっている。昨日まで正しいと思われていたことが、いつの間にか誤りとなっていることも少なくない。古い知識のままで、間違った習慣を続けていると、かえって健康を損なわないとも限らない。

 そこで、最新の研究成果や知見に基づき、医学と健康の新常識を98項目集めてみた。2回目は「お酒の新常識」。日頃のストレスでついつい飲み過ぎてしまう人も多いはずなので、自分の飲み方を見直す機会にしてほしい。

 居酒屋に行けば「とりあえず生ビール」というのが定番だ。昔からビール好きのポッコリ出たお腹を“ビール腹”と呼んでいるが、その太鼓腹はビールのせいではないかもしれない。管理栄養士の安中千絵氏が解説する。

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「確かにビールには糖分が含まれています。でも、ロング缶(500ml)1本でも、小さなお茶碗半分のごはんにも満たない量に過ぎません。ビールを飲むこと自体よりも、ビールと一緒にポテトやピザなど、糖分の多いものを食べてしまうことのほうが問題です」

 ビールだけでなく、日本酒、ワイン、梅酒などにも糖分が含まれており、甘口になるほどその量は多くなる。しかし、これらのお酒の糖分も、おつまみで糖分を控えれば調節できる程度の量だと安中氏は話す。

 肥満が心配な人の中には、糖質オフのアルコール飲料(発泡酒、酎ハイ、カクテルなど)を選ぶ人も多いだろう。だが、糖質オフのアルコール飲料のほうが、かえって太る可能性もある。ハーバード大学で肥満や老化について研究した大西睦子医師が話す。

「オーストラリアでの研究によると、糖質オフビールを飲んでいる人ほど、『普通のビールより健康的だ』と信じ込んでいて、より多くの量を飲んでいました。糖質オフと言っても、アルコール自体にもカロリーがあります。アルコールは優先的に消費されるのですが、それでも大量に飲むと余ったカロリーが体内に蓄えられるので、結局は太ってしまうのです」

 

甘い飲み物には要注意

 糖質ゼロの酎ハイやカクテルには、カロリーのない人工甘味料が含まれているものも多い。しかしこれも、大西医師によると注意が必要だという。

「糖分のある飲み物は消化に時間がかかるので、胃での滞留時間が長くなります。しかし、糖分を分解する必要のない人工甘味料の飲料は、早く胃を通過して腸で吸収されるため、血中アルコール濃度が上がりやすく、悪酔いしやすいのです」

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©iStock.com

 さらに、人工甘味料は太りにくく、糖尿病にもなりにくいと考えられてきたが、その常識も覆されつつある。大西医師が続ける。

「人工甘味料でも、血糖値やインスリンに作用したり、食欲を刺激するホルモンの分泌を促したりする作用があることがわかってきました。実際、人工甘味料入りのダイエット飲料を飲んでいる人でも、肥満や糖尿病のリスクが上がったことを示す研究結果がいくつかあります」

 人工甘味料入りの炭酸飲料をたくさん飲んでいる人のほうが、うつ病のリスクが高くなることを示す研究結果もある。糖質オフ飲料や人工甘味料入り飲料にもデメリットがあることは知っておいたほうがいい。

糖質オフのアルコール飲料のほうが逆に太るって本当か? | 文春オンライン

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糖尿病の原因と症状|リスクを減らす食事法&運動法

フミナーズ2018/05/01 17:00

「糖尿病」は、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高いままとなる病気で、その原因によって、「1型糖尿病」「2型糖尿病」「その他の糖尿病」「妊娠糖尿病」の4つに分類されます。厚生労働省が生活習慣病として注意喚起している糖尿病は「2型糖尿病」で、発症の主な原因は「生活習慣」「加齢」「遺伝的特徴」とされています。

また、糖尿病になると、血管に負担をかけるため、さまざまな合併症になる恐れもあります。今回は、糖尿病の原因や予防法などについて、糖尿病内科・たけおクリニック院長の竹尾浩紀先生にお話を伺いました。

目次

  • 糖尿病とは
  • 糖尿病の症状と原因
  • 2型糖尿病の予防法と治療法(生活習慣)
  • 2型糖尿病の薬事療法
  • 2型糖尿病以外の糖尿病の原因
  • 糖尿病が原因で引き起こされる病気
糖尿病とは

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糖尿病は、血液中のブドウ糖である「血糖」の量(血糖値)が高いままになってしまう病気です。ここでは、糖尿病のメカニズムを解説します。

糖尿病になるメカニズム

食事によって摂取された糖質は、消化されてブドウ糖になり、血液を通じて全身の細胞に運ばれ、生命を維持するエネルギー源として利用されています。血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)は、糖質を摂取すると上がり日常生活や運動などによりエネルギーとして消費されると下がりますが、「インスリン」などのホルモンの働きにより一定の濃度に安定するため、食事や運動をしても血糖値が極端に変動することはありません。

 

このインスリンの分泌量が不足することを「インスリン分泌低下」といい、インスリンが正常に作用しなくなることを「インスリン抵抗性」といいます。糖尿病は、この2つの影響により血糖値が正常に下がらなくなった病気です。

インスリンとは

インスリンは、膵臓の中にある「ランゲルハウス島」という細胞の集まりのうち、「β細胞」と呼ばれる細胞で生成・分泌されます。インスリンには、食後に上昇した血糖値を下げ、元の状態に戻す働きがあります。インスリンが正常に分泌され作用していると、血糖値は食事をすると上がり、その1時間後に下がり始め、2~3時間後に元に戻るというリズムを保つことができます。

糖尿病の症状と原因

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糖尿病は、原因別に「1型糖尿病」「2型糖尿病」「その他の糖尿病」「妊娠糖尿病」の4つに分類されます。日本人における糖尿病患者の9割以上を占め、厚生労働省が生活習慣病として注意喚起している糖尿病は「2型糖尿病」に分類されています。ここでは、2型糖尿病について、症状や原因、対処法を解説します。

2型糖尿病の症状

初期の2型糖尿病は、血糖値が上がっていても目立つ自覚症状はほとんど出ません。徐々に以下のような不調が現れ、そのまま放置しておくと合併症につながる恐れがあります。

 

「高血糖が高い状態が続くと、『多尿』『口渇』『多飲』といった悪循環が生じます。まず、血糖を水分とともに体内に排出しようとして、尿の回数が増える多尿になります。すると、身体は水分が不足した状態になるので、喉の渇き(口渇)を強く感じ、水分をたくさん摂取するようになります(多飲)。その結果、また多尿になってしまうのです。このような悪循環に陥り症状が悪化していく前に糖尿病治療の専門医に診てもらった方がよいでしょう」(竹尾先生)

2型糖尿病が発症する原因

「糖尿病は生活習慣病に分類されることから、偏った食事や運動不足など、不規則な生活が原因で生じる病気だと思っている人も多くいます。しかし、2型糖尿病は食事や運動などの『生活習慣』だけでなく、『加齢』『遺伝子的特徴』も含めた3つが重要な発症要因となります」(竹尾先生)

 

以下に、2型糖尿病の発症に大きく関わる「生活習慣」「加齢」「遺伝子的特徴」について解説します。

生活習慣の乱れ

食生活をはじめとする生活習慣の乱れは、2型糖尿病を発症させる可能性があります。

 

「生活習慣についていうならば、運動する人より運動しない人、食事によるエネルギー摂取量が多すぎる人、痩せている人より太っている人(二十歳の時の体重と比べて5キロ以上増加)が発症しやすいと考えられます」(竹尾先生)

 

食べ過ぎや運動不足が続くと、内臓脂肪が貯まりやすくなります。このとき脂肪細胞に過剰な脂肪が蓄積され細胞が肥大化します。この脂肪細胞の肥大化による影響が、インスリン抵抗性にも及び、血糖値が上がったままとなるのです。

加齢による内臓の機能低下

加齢はインスリン分泌低下を生じさせる要因になります。

 

「歳を重ねるにつれて、すべての臓器の働きは衰えていきます。当然、膵臓の働きも衰えていくため、インスリン分泌低下が生じ、血糖値が上がりやすい状態になってしまうのです」(竹尾先生)

遺伝的特徴

発症する原因には、遺伝的な要因もあります。

 

「人の体質には特徴(個性)があり、遺伝が関係しています。膵臓の機能も、同様に、それぞれ遺伝的な特徴があり、インスリンをあまり分泌できない人やインスリンの分泌が遅い人がいます。そのため、近親者に2型糖尿病の人がいると、遺伝的特徴を鑑みて発症のリスクが高いと考えられます」(竹尾先生)

2型糖尿病の予防法と治療法(生活習慣)

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「2型糖尿病は、『生活習慣』『加齢』『遺伝的特徴』の3つが主な原因となる病気ですが、偏った食事をしている人や、運動不足で太っている人など、不健康な生活習慣の人の方が発症しやすい傾向にあるのは確かです」(竹尾先生)

 

そのため、予防と治療には、食事や運動を中心とした健康的な生活習慣を取り入れることが大切です。患者の中には、不規則だったりバランスが悪かったりする生活習慣を続けてしまい、いつの間にか発症していたという人も少なくないといいます。ここでは、2型糖尿病の予防と、治療の目的である健康寿命(※)を保つことに役立つ、正しい食事法や運動法を紹介します。 

(※)健康寿命とは、健康上の問題を抱えることなく生活できる期間のこと。

食事について

消費エネルギーに対し総エネルギー摂取量が多い人(食べ過ぎの人)は、2型糖尿病のリスクが高まる恐れがあります。そのため、1日の食事量を、自分に合った適正な摂取エネルギー量内にとどめることが大切です。

適正な摂取エネルギーを守る

1日に必要な、適正な摂取エネルギー量は、個人によって異なるので、次の方法で算出してみましょう。

 

(1)BMIで肥満度を算出する

 

BMI(ボディ・マス・インデックス)とは、肥満度を表す指標として用いられている国際基準の指数です。

 

BMI=体重kg÷(身長m×身長m)

 

【BMIによる肥満度の判定】

18.5未満…やせ型

18.5~25未満…普通体型

25~30未満…肥満型

30以上…重度の肥満型

 

(2)適正体重を算出する

 

適正体重(理想体重)はBMI=22を基準にして、下記の式で求められます。

 

適正体重kg=身長m×身長m×22

 

(3)自分に適正な「1日の摂取エネルギー量」を調べる

 

(2)で算出した標準体重と、下記で記した1日の身体活動量の目安から、自分に適正な1日の摂取エネルギー量を調べます。(1)で「肥満型」もしくは「重度の肥満型」と判定が出た人は、摂取エネルギー量を抑える必要があるので、最も低い数値である25 kcal/kgで計算してください。

 

1日の摂取エネルギー量kcal=標準体重kg×身体活動量kcal/kg

 

【1日の身体活動量の目安】

デスクワークなどが中心で、静的な活動が多い人→25~30kcal/kg

デスクワークが中心だが、軽い運動習慣のある人→30~35kcal/kg

立ち仕事がメインの人、あるいは運動習慣のある人→35以上kcal/kg

栄養バランスのよい食事メニューを続ける

栄養バランスのよい食事を摂る習慣を持つことが重要です。自分に適したエネルギー量を参考に、メニューを工夫しましょう。

 

「例えば、野菜に含まれる食物繊維は、糖の吸収を遅らせる作用があります。とはいえ、食物繊維だけで血糖値の上昇を抑える薬ほどの働きを期待することは難しいといえます。また、血糖値を上げにくいからといって特定の食材を取り続けることは、逆に、他の栄養素が不足して、身体に悪影響を与える可能性もあります。食物繊維を積極的に摂りたい場合には雑穀米を食べてみたり、糖を摂りすぎそうな場合には甘草(ステビア)や羅漢果などから作られる天然甘味料を使ったりするなど、数多くの食材をバランスよく摂りましょう」(竹尾先生)

規則正しい時間に食事を摂る

規則正しい時間に食事を摂ると、血糖値は上昇し、その後インスリンなどの作用によって下降し元に戻ります。しかし、夜遅くに食事をとる、朝食を抜く、など不規則な食事が続くと血糖値のリズムが乱れ、急激な上昇と下降が生じる恐れがあります。食事は、朝昼晩と、規則正しい時間にとることが大切です。

 

「朝食を抜いて、1日の初めての食事が昼食になると、通常よりも血糖値が上昇しやすい傾向があります。朝食を抜くと食事の間隔が大きく開くため、細胞内のエネルギーが不足した状態(細胞内飢餓)になります。そのため、身体がエネルギーを節約しようとして、血液中にブドウ糖をためる動きをしてしまうからです。朝は忙しい方が多いと思いますが、朝食はしっかりとりましょう」(竹尾先生)

運動について

2型糖尿病予防と治療のためには継続して運動することが重要です。そのため、興味があり、やってみたいと思える有酸素運動を行ってください。

 

「血糖値が正常な人の発症予防には、有酸素運動が1番効果的です。1週間の間に、150分の有酸素運動を2回以上に分けて行うと、発症する確率を50パーセントくらい抑制できるという研究があります。有酸素運動であればメニューは自由で、2回以上に分ければ何回でも構いません。既に2型糖尿病になってしまっている人もインスリン抵抗性の改善が見込めるのでおすすめしています」(竹尾先生)

2型糖尿病の薬物療法

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2型糖尿病予備軍の人(※)、糖尿病の人に対しては、大きく分けて「インスリンの分泌促進」や「インスリンの作用改善」の2種類の薬物療法が行われています。 

(※)糖尿病予備軍とは、血糖値が、糖尿病と診断されるほど高くないが正常値より高い状態の人のこと。

インスリン分泌促進のための薬

血糖が増えたときだけインスリンを分泌させる薬で注射薬の「GLP-1受容体作動薬」と服用薬の「DPP-4阻害薬」、服用中はインスリンの分泌を促す「スルフォニル尿素薬(SU薬)」という服用薬もあります。

注射薬「GLP-1受容体作動薬」、服用薬「DPP-4阻害薬」

「いずれの薬も、『インクレチン』と呼ばれる、すい臓のβ細胞を刺激してインスリンの分泌を促すホルモンに作用します。ただし、ほかの糖尿病薬と併用すると、低血糖を招く危険性がありますので、専門医の指導のもとで服用してください」(竹尾先生)

スルフォニル尿素薬(SU薬)

「スルフォニル尿素薬は、空腹時でも血糖値が高い状態の人に用いられることが多い薬です。食欲の増進や、体重の増加などの副作用を招く可能性もあるので、食事で、摂取エネルギー量をコントロールする必要があります」(竹尾先生)

インスリン作用改善のための薬

インスリンの作用を改善させる薬で代表的なものは「チアゾリジン薬(インスリン抵抗性改善薬)」という服用薬です。その他にも、肝臓内でブドウ糖が新たに生成されるのを抑制するというアプローチでインスリンの作用を改善する「ビグアナイド薬(BG薬)」という服用薬もあります。

チアゾリジン薬

「チアゾリジン薬は、血液内に『ディポネクチン』というホルモンを増やすことで、肝臓や筋肉での脂肪燃焼を活性化させて、インスリンの働きを促すことを目的とした薬です。単独での作用が弱い場合は、『スルフォニル尿素薬(SU薬)』とともに服用するケースがあります。肝臓に負荷がかかるため、副作用として肝障害を起こしてしまう可能性があります。専門医の指導のもと服用してください」(竹尾先生)

ビグアナイド薬

「ビグアナイド薬は、食欲を抑える効果があるため、食事量のコントロールがうまくできない人に処方されることが多い薬で、低血糖を起こしにくいメリットがあります。副作用として考えられるのは、吐き気、下痢など、消化器官系に影響するものです」(竹尾先生)

2型糖尿病以外の糖尿病の原因

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上記では、糖尿病の4分類「1型糖尿病」「2型糖尿病」「その他の糖尿病」「妊娠糖尿病」のうち、最も発症者数の多い「2型糖尿病」について解説してきました。ここでは、2型糖尿病以外の3分類についての原因を解説します。

1型糖尿病

インスリンは、膵臓の中にある「ランゲルハウス島」という細胞の集まりのうち、「β細胞」と呼ばれる細胞で生成・分泌されます。1型糖尿病は、このβ細胞が破壊されて、インスリン分泌が正常に機能せず、その分泌量が不足、または分泌されないことによって発症します。β細胞が破壊される原因は、自己免疫機能が正常に働かないことによるものともいわれていますが、はっきりとは解明されていません。β細胞の破壊は病気の進行とともに進んでいくため、徐々に、自分でインスリンの分泌ができなくなってしまいます

その他の糖尿病

遺伝子の異常、もしくは疾患が原因で発症します。糖尿病を発症させる代表的な疾患は、膵臓病や肝臓病などです。

妊娠糖尿病

妊娠糖尿病は妊娠によってインスリンの働きを抑えるホルモンが分泌されたり、胎児に栄養を与えるために血糖が増えたりすることで発症します。妊娠中以外であれば糖尿病と診断されない段階の糖代謝(※)異常が生じた状態と、妊娠中に初めて発見された糖尿病がこの糖尿病に分類されます。血糖値の上昇は妊娠中のみで、出産後は元に戻ることが多いといわれます。 

(※)糖代謝とは、糖質を摂取しエネルギーとして消費するサイクルのこと。

糖尿病が原因で引き起こされる病気

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高血糖の状態が続くと、糖尿病の3大合併症である「糖尿病腎症」「糖尿病網膜症」「糖尿病神経障害」を発症するリスクが高まります。3大合併症は、内臓内部などの細い血管がダメージを受けて発症することから、「最小血管合併症」ともいわれます。ここでは、3大合併症と、第4の合併症と呼ばれる「大血管症」について解説します。

最小血管合併症(3大合併症)

最小血管合併症(3大合併症)といわれる「糖尿病腎症」「糖尿病網膜症」「糖尿病神経障害」は、糖尿病を原因とした病気です。

糖尿病腎症

「糖尿病腎症」とは、腎臓の中にある、毛細血管が球状に密集した「糸球体」が劣化することで生じる病気です。

 

「糸球体には、血液に含まれる老廃物をろ過して、必要なタンパク質を残す役割がありす。高血糖になると、糸球体の組織が粗くなり、ろ過機能が正常に働かなくなります。そして、症状が進行すると、ろ過機能がほとんど働かなくなって、体内に老廃物がたまってしまいます。その結果、吐き気や頭痛などの症状が起こります」(竹尾先生)

糖尿病網膜症

「糖尿病網膜症」は、無数の細い血管が集まる目の「網膜」が、高血糖の状態が続くことにより、詰まったり、もろくなったり、出血したりすることで生じる病気です。

 

「高血糖になっても目立つ自覚症状が出ないので、本人が気付かず放置してしまうことがあり、過去には、網膜症によって糖尿病に気付くことが多々ありました。そのため、糖尿病の診断基準(日本糖尿病学会)には、網膜症の有無が記述されています」(竹尾先生)

糖尿病神経障害

「糖尿病神経障害」は、しびれや痛みを感じる感覚障害や自律神経障害が生じる病気です。

 

「糖尿病によって糖尿病神経障害になる原因は、高血糖によって血流が悪化して神経細胞に十分に栄養が届かなかったり、糖代謝の際にできる『ソルビトール』という物質が神経細胞内にたまり神経細胞の働きが鈍くなったりすることで発症します」(竹尾先生)

大血管症(第4の合併症)

高血糖により太い血管に異常が生じて発症する病気を「大血管症」といい、糖尿病の第4の合併症とされています。

 

「主な『第4の合併症』は、心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化、歯周病、認知症です。しかし、3大合併症のように、糖尿病のみが発症の原因になる疾患と違い、加齢や血圧、コレステロール(体内の脂質のひとつ)なども発症の要因となります。そのため、糖尿病を防ぐだけでは発症を食い止めることはできず、多角的なアプローチで予防や治療を行うことが必要です」(竹尾先生)

 

<参照>

「血糖値を下げるおいしいレシピつき 図解でわかる糖尿病」医学監修:片山隆司、食事療法監修:貴堂明世、料理・レシピ作成:伊藤玲子(主婦の友社)

厚生労働省HP

国立国際医療センターHP

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糖尿病の原因と症状|リスクを減らす食事法&運動法 | ニコニコニュース

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看護師の書いた糖尿闘病記
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脂肪を避けるのはもう古い 本当に太らない食事とは?

医療の常識を疑え #1――食の新常識

鳥集 徹

 日頃から健康に気をつけて、「体にいい」とされる生活習慣や食事に気をつけている人が多いのではないだろうか。

 だが、医学や健康の常識は、どんどん変わっている。昨日まで正しいと思われていたことが、いつの間にか誤りとなっていることも少なくない。古い知識のままで、間違った習慣を続けていると、かえって健康を損なわないとも限らない。

 そこで、最新の研究成果や知見に基づき、医学と健康の新常識を全98項目集めてみた。1回目は「食の新常識」。「目から鱗」の話が多いはずなので、ぜひ健康づくりに役立てていただきたい。

 肥満や生活習慣病の大敵と思われているのが「脂肪」だ。肉や揚げ物を意識して控えている人が多いのではないだろうか。だが、脂肪を目の敵にする考え方は時代遅れになりつつある。群星沖縄臨床研修センター長の徳田安春医師は、「脂肪よりも糖分(炭水化物)の多い食事を控えるべき」と話す。

「近年、脂肪よりも糖分の摂り過ぎが肥満や糖尿病のリスクを上げることを示す研究が次々報告されています。1グラムあたりのエネルギー量で見ると、炭水化物(4キロカロリー)より脂肪(9キロカロリー)のほうが高いのは確かです。しかし、米国では総カロリーを減らそうと低脂肪食を推奨してきた結果、炭水化物の摂取割合が増えて、かえって肥満や糖尿病が爆発的に増加してしまいました。脂肪摂取の割合と体の脂肪のつき具合も関係ないことがわかってきています」(徳田医師のブログ「総合診療医の健康アドバイス」はこちら https://blog.goo.ne.jp/yasuharutokuda-g

 脂肪も摂り過ぎるとよくないが、世界最高の健康食と言われる地中海食は、魚介類や野菜にオリーブオイルをたっぷりと使う高脂肪食で、心筋梗塞など心血管病が少ないことが知られている。サフラワー油、ひまわり油などに含まれる「リノール酸」や、マーガリン、ショートニングなどに含まれる「トランス脂肪酸」のように、摂り過ぎると体に悪いとされる種類の油脂もあるが、脂肪のすべてが悪いわけではないのだ。

 

おもちは糖分の爆弾、お代わりに要注意

 では、特に気を付けたほうがいいのは、どんな食材だろう。管理栄養士の安中千絵氏も一番に注意すべきと言うのが、「糖分」を多く含む食材だ。たとえば、つい暴飲暴食をしてしまうお正月料理では、「おもち」に注意してほしいという。

 

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©iStock.com

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「おもちは糖分の爆弾です。見た目は小さいですが、2つで男茶碗にしっかり1杯程度の糖質が含まれています。お雑煮をお代わりしたら、おもちを3つ4つと食べることになりますが、それだけでどんぶり飯を食べたのと同じになるのです」

 お雑煮には糖分の多い海老芋やくわいを縁起物として入れる地域もある。なので、お雑煮のお代わりや、一緒にごはんを食べるのはやめたほうがいい。それに、おせち料理にも、味付けに大量の砂糖が使われているものが多い。きんとん、伊達巻、田作り(ごまめ)、黒豆などだ。お正月によく食べる煮しめにも、糖分の多い里芋がよく入っている。

 それよりも、おせち料理なら、えび、かまぼこ、焼き豚、ローストビーフ、なますなど、煮しめでは鶏肉、こんにゃくなどを中心に食べたほうがいいと安中氏はアドバイスする。とくにお酒を飲む人は、肉類や魚介類など、良質のたんぱく質を摂ってほしいと言う。

「アルコールを分解するのに大量のビタミン、ミネラル類を必要とするので、お酒を飲む人は栄養が不足しがちです。こうした栄養素は肉類や魚介類に多く含まれています。日頃から意識して栄養価の高い食材を摂ってください」(安中氏)

コレステロールを避けるのはもう古い

 ただし、高脂肪・高たんぱくの食材には、鶏卵、魚卵、レバー類、豚肉、牛肉などコレステロールが豊富に含まれているものが多い。動脈硬化を促進するとされているので、マヨネーズや食用油なども、できるだけコレステロールの少ないものを選ぶ人が多いだろう。

 しかし、コレステロールはできるだけ避けるべきという考え方はもう古い。『座りっぱなしでも病気にならない1日3分の習慣』などの著書がある池谷医院院長の池谷敏郎医師が解説する。

「食事でコレステロールの摂取量を減らしても血中のコレステロール値が下がる証拠はないことがわかり、米国のガイドラインではコレステロールの摂取制限が撤廃されました。これを受けて日本でも日本動脈硬化学会が2015年に、健常者については摂取制限を設けないことに賛同する声明を出しています」

 高齢者ではコレステロールを気にするあまり、かえって脂肪やたんぱく質不足になり、過度にやせて筋肉量が落ちる人がいる。しかし、それではかえって健康を害するので、卵や肉類はしっかり摂ったほうがいい。

 ただし、どんな場合でも、卵をいくつでも食べていいということにはならないと池谷医師は釘を刺す。

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「多くの人のコレステロール値は食事では上がりませんが、3割ぐらいの人は卵などを食べるとコレステロールが上がります。血液検査で脂質異常症と指摘された人や、血中コレステロール値が食べ物の影響を受けやすいことがわかった人は、やはりコレステロールの多い食材は控えるべきです」

 また、動物性脂肪やたんぱく質ばかりを摂ると、野菜が不足して栄養が偏ることになり、それも動脈硬化や高血圧、糖尿病などを促進する一因になりうる。糖分は控えめにしつつ、脂肪、たんぱく質、野菜をバランスよく食べることが大切だと池谷医師は言う。

 とはいえ、野菜を大量に摂る必要はない。ビタミンや食物繊維が豊富な野菜や果物はがん予防になると考えられてきたが、大量に摂るほど予防効果が上がるわけではないことも分かってきたからだ。ビタミンやミネラルが足りないとがん以外の病気にもなりやすいので野菜や果物を食べることは大切だが、不足しない程度に食べていれば、がん予防には十分だ。

 

コーヒーを飲むのに一番いい時間は……?

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 こうした食べ物以外に、より健康に気を使いたい人には、コーヒーがおすすめだ。日本の大規模な住民研究(多目的コホート研究)で、コーヒーをよく飲む人ほど、糖尿病の発症率が低いという結果が出ている。さらに、肝がんや子宮体がんなども予防できる可能性があることが示されている。コーヒーが苦手な人は無理に飲む必要はないが、好きな人は病気予防も意識して飲むといいだろう。

 ただし、この研究によると、1日3~4杯の人がもっとも死亡リスクが低いという結果だった。また、朝一番に目覚めのコーヒーを飲む人が多いが、前出の安中氏によると、コーヒーを飲む時間も意識したほうがいいという。

「朝になると目を覚ますためにコルチゾールというホルモンが放出されるのですが、その量は朝の8時から9時ごろにピークになります。そのときにカフェインを摂取すると、実はコルチゾールの分泌が阻害されてしまい、カフェインが効きにくくなるのではないかと考えられています。なので、コーヒーを飲むなら、コルチゾールの分泌が落ちるお昼前をおすすめします」

 朝、一仕事片付けてから、優雅にコーヒーを飲むのがベストかもしれない。

(初出『週刊文春』2017年1月5・12日号)

 

 

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連休は糖尿病のコントロールを乱しやすい 

乗り切るための8つの対策

 

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 連休はふだんの生活スタイルを維持するのが難しく、食べ過ぎと運動不足が重なり、余分なストレスをためこみやすい。血糖コントロールを乱したり、体重を増やす人が多い。

 この時期を快適に乗り切るための8つの対策法をご紹介する。

わずか5日間、食べ過ぎただけで、血糖値に異変が

 高脂肪の食事がわずか5日間続いただけで、ブドウ糖をエネルギーに変える体のメカニズムに異変が起こる。

 わずか5日間、高脂肪の食事を摂っただけで、筋肉がブドウ糖や脂肪酸を代謝してエネルギーに変えるメカニズムに異変が起こることが、ヴァージニア工科大学の研究で判明した。

 「通常の食事では、脂肪のエネルギー比率は25~30%程度です。これを超える量の脂肪をとり続けると、5日間で筋肉でのエネルギー代謝は悪くなることが判明しました」と研究者は述べている。

 糖尿病は血液中のブドウ糖の濃度が慢性的に高くなる病気だ。ブドウ糖は細胞や筋肉でエネルギー源として使われるが、インスリンの仕組みがうまく働かないと、ブドウ糖は肝臓などに十分とりこまれず、血液中にあふれてしまう。

脂肪細胞が増え過ぎると、インスリンの働きが悪くなる

 肥満になると、血糖を下げるホルモンであるインスリンが細胞の効きが悪くなり、血糖値が高くなる「インスリン抵抗性」が起こりやすくなる。これは、糖尿病予備群でも起こる現象だ。

 肥満によって脂肪細胞が増加すると、インスリンの働きを悪くする生理活性物質である「アディポサイトカイン」が放出され、筋肉や脂肪などの組織、肝臓へブドウ糖が取り込まれにくくなる。

 「高脂肪の食事をわずか5日間とり続けただけで、体のエネルギーの代謝に悪影響があらわれます。高脂肪の食事をとり続けると、インスリンの働きが悪くなります」と、研究者は述べている。

連休中に体重を増やすと、別の時期に減らすのが難しくなる

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 米国立糖尿病・消化器・腎疾病研究所(NIDDK)などが19~82歳の米国人を対象に行った調査によると、多く人は休日が続くと体重を増やす。60%以上が1kg以下の体重増を、20%近くが1~2.27kg未満の体重増を経験するという。

 過体重や肥満の人ほど、連休中に体重を増やす割合が高いという。「少し体重を減らした方が良い」と指摘された人は、休日にはとりわけ注意が必要だ。

 さらに悪いニュースがある。連休中に体重を増やすと、1年の別の時期でダイエットに成功するのが難しくなることが示された。連休中は、体重を増やしても1kg以下に抑えるために、対策をすることが必要だ。

食べ過ぎが1週間続いても、ウォーキングで打ち消すことができる

 休日が続くと食べ過ぎになりがちだ。食事で摂取するカロリーが、体が消費するカロリーを上回ると、体重が増えやすくなり、体に有害な影響があらわれる。英国のバース大学の研究によると、食べ過ぎが2~3日続いただけで、体のエネルギー代謝は悪くなるという。

 しかし、ウォーキングなどの運動を続けていれば、食べ過ぎによる弊害をある程度打ち消すことができる。この研究は国際生理学会で発表された。


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 英国のバース大学の研究チームは、26人の健常者を対象に、ふだんよりカロリーの多い食事を1週間続けてもらう実験を行った。被験者を2つのグループに分け、片方にはなるべく体を動かさないようにしてもらい、もう片方には1日45分の活発なウォーキングをしてもらった。

 その結果、運動をしなかったグループの脂肪組織を調べたところ、過剰なエネルギーが中性脂肪となって増え、ブドウ糖や脂質が血中に過剰にたまっていた。一方で、運動をしたグループでは、エネルギー代謝と関連のある遺伝子があらわれ、ブドウ糖や脂肪酸の利用が促され、血糖値も改善していた。

 「食べ過ぎと運動不足が重なりやすい休日には、体重が増えやすくなります。しかし、ウォーキングなどの運動をしていれば、たとえ体重が増えたとしても、体には好ましい変化が起こります。休日が続く時期こそ、ふだん以上に運動をするべきです」と、研究者は述べている。

血糖コントロールを乱しやすい時期 8つの対策で乗り切る

 連休は家族や親戚、仲間が集まり、リラックスして過ごせる機会が増えるが、ふだんの生活スタイルを維持するのが難しくなる。そのため食事や運動などに偏りが出たり、余分なストレスをためこむおそれがある。

 休日が続くと、食べ過ぎと運動不足が重なり、血糖コントロールを乱したり、体重を増やす人が多い。下記の8つの対策でこの時期を快適に乗り切ろう。

1 休日をどう過ごすか、計画を練る

 休日は生活が不規則になりがちになり、ふだん通りの食生活を続けるのが難しくなり、運動不足になりやすい。仕事の片付けや予定外の用事が入ったり、子供の相手を過ごす時間が増えるなど、ストレスがたまりやすい時期だ。

 また、体重コントロールが難しい時期でもある。「少なくとも、今よりも体重を増やさないようにしよう」という気持ちを強くもつことが大切だ。

 事前に「いつ・どこで・何をするか」という予定を、カレンダーに書き留めておくと、健康的な食事や運動のための時間を確保できるようになる。

2 快眠はまずは規則正しい生活から

 規則正しい生活によって、体内時計がホルモンの分泌や生理的な活動を調節し、睡眠に備えて準備してくれる。この準備は自分の意志ではコントロールできない。体内時計を整え、体を睡眠に導くために、毎日同じ時刻にベッドに入ることが必要だ。

3 夜遅い時間に食事しない

 体内時計を整えるために規則正しい食事が望ましい。食事で摂取した食べ物が消化・吸収されるまでに2~3時間が必要となる。夜遅い時間に夕食をとると、胃の消化活動が活発になり、大脳皮質や肝臓の働きが活性化し、結果として食べ過ぎや睡眠不足につながる。

4 朝食を抜かない

 朝食をしっかりとることで、その日の3食の食欲をコントロールできるようになる。逆に朝食を抜いて空腹でいると、反動で食べ過ぎてしまうおそれがある。なるべく1日に摂取するカロリーの3分の1は朝食でとるようにしたい。

5 食事はシンプルに健康的に

 休日にいろいろな予定が入ると、食事が単調になりがちになり、外食や調理済み食品を利用する頻度も増える。

 健康的な食事のためには、自宅で食事の支度をするのがベストだが、それが難しい場合は、台所に健康的な食品を置いておこう。カット野菜や低脂肪の乳製品、精白されていない米や全粒粉のパンなどであれば、手軽に準備できる。

6 ストレスをためない

 ストレスは不安や睡眠障害、血圧の上昇など、好ましくない影響をもたらす。糖尿病や高血圧症のある人にとっては、血糖や血圧のコントロールに悪影響が出てくるおそれがある。

 ふだん通りの食事を続けられなくなったり、アルコールを飲みすぎたり、運動不足が続くことも、ストレスの原因になる。

 休暇には、想定外の用事が入り忙しくなり、さらに生活が乱れやすくなる。この時期に外せない予定を作りすぎないようにし、余裕をもって計画をたてよう。

7 運動を続ける

 日中に体をアクティブに動かし運動する習慣のある人は、質の良い睡眠を得られるという調査結果がある。30分のウォーキングなどの運動を毎日続けよう。

 運動や身体活動は自然なストレス解消法になる。血糖コントロールや血圧コントロールにもつながり、健康上の利便はたくさんある。

 30分の適度な運動を週に5日行うのが理想だが、それが難しい場合は、1日に10~15分のウォーキングなどの運動を1日に2回取り入れるようにしよう。

 不規則な生活が続く場合でも、運動のための時間を確保するために、カレンダーに運動する予定を書きとめとくと効果的だ。

8 アルコールに注意

 アルコール類にもカロリーがあり、アルコールには食欲を増進する作用があるため、飲み過ぎは肥満につながる。この時期は高カロリーの食事が多いため、相乗的に悪影響があらわれる。

 糖尿病の治療を受けている人は、アルコールにより低血糖の危険性が高まるおそれもある。アルコールを飲む場合は、上限を決めて飲み過ぎないようにしよう。

 「節度ある適度な飲酒」の上限は、純アルコール換算で「1日平均20g程度」。これは、ビールは中瓶1本(500mL)、清酒は1合(180mL)に相当する。

インスリンやGLP-1受容体作動薬の保管に注意

 もしもインスリンやGLP-1受容体作動薬といった注射製剤で治療を行っているのなら、これらは高熱により変性し効果が失われやすいので注意が必要だ。旅行中は推奨されている気温で保管する必要がある。製剤の保管に適した温度は外箱に記載されてある。

 これらの製剤を車で移動する場合は、直射日光があたる場所には置かないようにしよう。熱を遮断し高熱になりにくい容器や袋に入れておくと安心できる。飛行機で移動する場合は、航空機の貨物室は高温になることがあるので、手荷物として持ち込んだ方が良い。

Holiday Meal Planning: Planning Ahead(米国糖尿病学会 2014年7月11日)

Five days of eating fatty foods can alter how your body’s muscle processes food, researchers find(ヴァージニア工科大学 2015年4月13日)

Early skeletal muscle adaptations to short-term high-fat diet in humans before changes in insulin sensitivity(Obesity 2015年3月27日)

A Prospective Study of Holiday Weight Gain(New England Journal of Medicine 2000年3月23日)

Exercise counteracts the effects of short-term overfeeding and reduced physical activity independent of energy imbalance in healthy young men(Journal of Physiology 2013年12月15日)

Exercise counteracts the effects of short-term overfeeding and reduced physical activity independent of energy imbalance in healthy young men(Journal of Physiology 2013年11月26日)

連休は糖尿病のコントロールを乱しやすい 乗り切るための8つの対策 | ニュース・資料室 | 糖尿病ネットワーク

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糖尿病の子にインスリン打たせず殺害、二審も有罪判決

朝日新聞デジタル

 2015年に1型糖尿病を患う男児(当時7)にインスリンを投与させず、死亡させたとして、殺人罪に問われた栃木県下野市の建設業、近藤弘治被告(63)の控訴審判決が26日、東京高裁であった。合田悦三裁判長は、懲役14年6カ月とした一審・宇都宮地裁判決を支持し、被告の控訴を棄却した。

 被告は「インスリンを投与しなければ男児が死亡する危険性を認識していなかった」として無罪を主張した。しかし、高裁判決は、被告が男児の母親から「インスリンを打ち続けなければ生きられない」と伝えられていたことなどから、「死亡の危険性を認識していた」と認めた一審判決に誤りはないと判断した。

 また高裁判決は、一審で死因などが記載された死体検案書が検察官から弁護人に開示されないまま解剖医の証人尋問が行われた点などについて「法令違反が認められる」と指摘。ただ、「判決に影響が及ぼすことが明らかなものとは言えない」として、「判決に影響があった」とする弁護側の主張を退けた。

 判決によると、難病を治せる「龍神」と称した被告は、インスリンなしで男児の治療ができるとして、両親に投与を禁じた。15年4月6日を最後に投与させず、同27日に男児を糖尿病で衰弱死させた。

 

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/小松隆次郎

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ダイエット飲料で糖尿病リスクと脂肪は減るどころか増す?

マウスで確認

2018.04.27 23:00

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Image: CorrieMiracle/Pixabay

 

人工甘味料。この5文字が躍ると、荒れますよね…。

登場した当初から、「アスパルテームでがんになる」と言われては否定され、「スクラロースが危険」と言われては風評被害と断定され、一方では「2型糖尿病のリスクを高める」と言われたり、右に左に揺れている人工甘味料。また新たな論争の火種になるような新論文が今週アメリカの年次実験生物学学会で発表されました。

米ウィスコンシン大学医学部とマーケット大学が糖尿病にかかりやすいマウスを選び、「グルコース(ぶどう糖)と果糖」の天然甘味料と「アスペルテームとアセスルファムK」の人工甘味料のグループに分け、3週間に渡って大量の甘味料を与えながら、メタボリズムなどの微細な変化までキャッチできる大規模な血液解析テクノロジーで変化を調べてみたのです。

すると「たった3週間の投与で、脂肪とエネルギーの代謝異常の原因にもなる生化学的変化が血中に確認された」のだと、主著者のBrian Hoffman氏(両大学の生物医学エンジニア)は米Gizmodoに語っています。

糖といえば、気になるのは糖尿病ですよね。これは体内の血糖値を正常に保てなくなると起こる病気です。血糖値が上がると、通常ならインスリンと呼ばれるホルモンが分泌されて押し下がるんですが、それが分泌されなくなるのが1型糖尿病で、分泌されても効かなくなるのが2型糖尿病になります。糖分を取り過ぎると、いくら押し下げても押し下げても血糖値が上がりっぱなしなので、インスリン分泌システムの方がダウンしてしまうのです。

「でも人工甘味料ならノーカロリーだし、甘くても糖分ないから大丈夫」ということでダイエット飲料、ノンカロリー食品が登場し、健康にいいと長らくPRされてきました。でも、アメリカでは米政府のカロリーカット政策で1950年代に人工甘味料が広まってからも(米食品医薬品局が現在認可する人工甘味料は6種)、肥満は減るどころかますます増えるばかり。一体どういうこと?ということで、研究班は天然甘味料で糖尿病になるメカニズムを調べ、同じことが人工甘味料でも起こるかどうかについても調べてみました。

その結果、両者の間にはある違いがあることがわかりました。砂糖がインスリン分泌システムを使い倒すのに対し、人工甘味料は体を擦り減らせてしまうのです。「甘味を感じると体は反応します。ところが、あるはずのエネルギーがない。しょうがないので、ほかのエネルギー源で間に合わせるのかもしれません」とOffmanさんは説明していますけど、「ほかのエネルギー源」というのはほかでもない、たんぱく質です。現にラットの血中を調べてみたところ、たんぱく質の異常を裏付ける証拠が確認されました。糖でとれないエネルギーを、たんぱく質で間にあわせていたんです。また、体につく脂肪も多くなることがわかりました。

「人工甘味料は腸内の善玉菌を激減させる」という研究も最近何かと話題ですよね。肥満、心臓病などの疾病リスクが高まるという研究もありますし、やっぱりゼロカロリーと喜んでばかりもいられないのか…。

Hoffman氏は今回の研究は、これまでのものとはだいぶ違うと言っています。

「人工甘味料は、うちの研究室で現在使用しているような解析技術が登場する前に認可されたものがほとんどですから、体におよぼす影響をここまで深くは研究できなかったはず。大規模な解析で変化を知れば、偏見抜きのアプローチで対処を考えることができます」

研究班は査読付き学会誌に論文を提出する予定です。もっと長期の研究もすでに続行中で、今度は体内の細菌のことも調べたいとしています。血液さえ採取できれば微細なメタボリズムの変化も知れる解析方法なので、最終的には人間にも応用するのが目標です。

そちらの結果が出るまでは、でも、あんまりパニックしなくてもいいと言ってました。「変化といってもほとんどは無害なので、普通のソーダもダイエットソーダもたまに飲むぐらいなら大丈夫です。ただ日に2本、3本、4本も毎日飲むのが習慣になると、ちょっと心配かも。この論文で書いたような生化学的変化がはじまって、体が回復する暇もなくなってしまいますからね」(Hoffman氏)

以上のところまで公開したら、業界団体の米国清涼飲料工業会から米ギズモード編集部にさっそくこんなメッセージをいただきました。

低カロリー甘味料は全世界の政府の安全管理局、ならびに科学論文数百本により安全性が裏付けられています。この研究には裏付けを覆す新事実はひとつとして含まれていません

…とまた振り出しに戻ったところで、さようなら。

 

 

Image: Pixabay

Source: Experimental Biology 2018

Reference: Snopes (1, 2), Scientific American

Ed Cara – Gizmodo US [原文

(satomi)

ダイエット飲料で糖尿病リスクと脂肪は減るどころか増す!? マウスで確認 | ギズモード・ジャパン

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寝つき悪いと高血圧・糖尿病リスクが2倍に 睡眠環境の見直しで健康寿命UP (1/2ページ) 安達純子 健康寿命UP術

2018.4.25

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  2. 古賀良彦理事長
 睡眠は“心身の健康”に役立つといわれる。過去の疫学研究などでは、7時間前後の睡眠時間が死亡リスクを低くし、ぐっすり眠ることで、生活習慣病、心筋梗塞や脳卒中などのリスクも下がると報告されている。

 「睡眠は、疲れた脳や体を休ませ、心身のストレスを解消する、脳に入ってきた情報を整理して記憶にとどめる、免疫力を維持するなど、体と心の健康で大切な役割を果たしています。眠ることを疎(おろそ)かにすると、健康を害するのです」

 こう話すNPO法人日本ブレインヘルス協会の古賀良彦理事長(杏林大学名誉教授)は、睡眠と脳の関係について長年研究している。

 「寝つきが悪い、あるいは、夜中に何度も起きるようなことが続くと、高血圧や糖尿病の発症リスクは約2倍になります。すでに生活習慣病の人は、悪化させると考えていただきたい。睡眠は時間の長さと質が大切です」

 とはいえ、ぐっすり眠りたくても、仕事などでストレスを抱えていると、布団に入っても怒りや不満などが思い起こされ眠れないことがある。真っ暗な部屋の中で、イライラした気持ちがつのり、枕元のスマートフォンで気を紛らわそうとすると、さらに眠れなくなる。

 ストレスで眠れないときには、真っ暗な部屋とスマホは逆効果となる。「脳の仕組みとして、真っ暗な部屋では不安がつのるのです。足元を照らすようなほのかな明かりがあった方が、心は落ち着きます。また、寝る前にスマートフォンを操作すると、光の刺激で中途覚醒しやすくなるので止めましょう」

 そして、ほのかな明かりの中で「今、解決できないことは忘れよう」と意識すると良い。

 さらに、眠る前に椅子に座り、普通に息を吸い、ゆっくりと息を吐くといった呼吸法も役立つ。息を吸い過ぎないのがコツだ。吐くときには、吸うときの倍の時間をかけるようにする。これを繰り返すと、気持ちが落ち着きやすくなるという。眠るための環境を整えることも重要だ(別項参照)。

 「環境を整え、ご自身で布団に入る前の入眠儀式を決めて、習慣化すると眠りやすくなります。歯を磨く、パジャマを着る、部屋の明かりを消してほのかな灯にかえてベッドへ。これを毎日繰り返すことで、入眠儀式として定着すると思います」

 ただし、睡眠環境を整えても、よく眠れない状態が続くときには医療機関へ受診した方が無難。うつ病などの病気が潜んでいることがあるからだ。

 「過去1~2カ月を振り返り、寝つくまでに2時間以上、週2回以上続くことが受診の目安です。睡眠は、脳と体の健康のために重要なので、食事、運動と同時に、見直していただきたいと思います」

 睡眠環境を見直すことは、健康寿命UPに直結する。

 

 ■睡眠環境の整え方

 □室温26度、湿度50~60%、寝具内は33度が理想

 □強い光やテレビの音などは遠ざける(消す)

 □暖色系のほのかな明かりをつける

 □カーテンはクリーム系など淡い色にする

 □枕の高さや寝具の肌触りは心地よいものにする

 □布団に入る前に、歯を磨くなど「入眠儀式」を

【健康寿命UP術】寝つき悪いと高血圧・糖尿病リスクが2倍に 睡眠環境の見直しで健康寿命UP (1/2ページ) – zakzak

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クロちゃん、「教育入院」

⇒数値改善で改めて気になる「糖尿病の恐ろしさ」

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 お笑いトリオ「安田大サーカス」のクロちゃんが、4月23日に放送された医療バラエティー番組「名医のTHE太鼓判!」(TBS系)で、健康状態の数値が改善したことで話題になっている。

 そもそもクロちゃんは、1月29日放送の同番組の企画で2型糖尿病であることが判明。しかもヘモグロビンA1c基準値が4.6~6.2%のところ、クロちゃんは11.7%と、危険値に達していた。さらに慢性腎臓病、肝機能障害などの生活習慣病も合わせて発症していた。番組に出演していた医師から入院治療を勧められたが、仕事もあり断念。自身で不規則な生活習慣や暴飲暴食を律すると宣言し、ヘルシーな外食メニューをTwitterに投稿するなど、生活改善をアピールしていた。

ところが、別の番組でクロちゃんの密着取材をした際、相変わらず暴飲暴食を続けていたことが発覚。たちまち“ウソつき”のレッテルが貼られた。その後、専門医に食事や運動療法を指導される「教育入院」を実施。その甲斐あって、A1cは5.5%と正常値に改善されたことが、冒頭の番組放送回までにわかったのである。

 医療ジャーナリストは「糖尿病を甘く考えてはいけない」と警告する。

「A1cが10%を超えた状態が、5年以上続いたほとんどの人に、糖尿病性神経障害・網膜症・腎症を発症すると言われています。神経障害では、足にできた小さな傷から細菌が感染して壊疽(えそ)を起こし、切断を余儀なくされることもある。糖尿病が原因で失明する人は、国内で毎年3,500人以上。腎不全を起こし人工透析を受ける人は、年間1万4000人以上。脳梗塞や心筋梗塞などの突然死を引き起こす可能性も高くなります。また、規則正しい生活を送っている人でも、ストレスや遺伝が原因で発症する人もいます」

 発症しても、ほとんど症状がないことから「サイレントキラー」ともいわれる糖尿病は、決して贅沢な食生活だけが原因ではないことも知ってほしい。

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